JP2554504Y2 - マグネットホルダ - Google Patents

マグネットホルダ

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JP2554504Y2
JP2554504Y2 JP3830393U JP3830393U JP2554504Y2 JP 2554504 Y2 JP2554504 Y2 JP 2554504Y2 JP 3830393 U JP3830393 U JP 3830393U JP 3830393 U JP3830393 U JP 3830393U JP 2554504 Y2 JP2554504 Y2 JP 2554504Y2
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JP
Japan
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housing
magnet holder
adsorbent
locking
magnet
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JPH0710910U (ja
Inventor
龍彦 三村
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双葉金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、オーディオラック等の
箱体における扉の自由端を磁石で吸引して扉を閉めた状
態に維持することができるマグネットホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマグネットホルダとしては、例え
ば実公平5−7411号にて開示されているように、磁
石片2にヨーク板1、1を挟持した吸着体3と、この吸
着体3を収容し且つ内部に弧状バネ片17を有するハウジ
ング10とよりなり、特にハウジング10は、吸着体3を内
部に収納して組み立てが簡単なように、ヒンジ13を介し
て収納部11と蓋部20を有するように合成樹脂にて一体成
形したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のマグネ
ットホルダでは、吸着体3の後面が弧状バネ片17が当接
するように収納部11内に収納し、ヒンジ13を中心に蓋部
12を閉じ、蓋部12の端板19の爪22と収納部11の切欠き21
を留めることにより組み立てるので、組み立ての作業が
大変に面倒であるとともに時間がかかり、またヒンジ13
を介して収納部11と蓋部12を開いた状態でハウジング10
を一体成形する必要があるので、大きな金型を必要とす
るとともに成形されたハウジング10も大きなものとなる
ので、多数個取り扱う場合には大変に嵩張るという問題
点がある。
【0004】そこで、本考案は、ハウジングと吸着体の
組み立てがワンタッチで簡単に行え、しかも小さな金型
で済むとともに成形されたものも小型なもので嵩張るこ
とがないマグネットホルダを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、表面から外方に突出した係止突片を有する2枚のヨ
ーク板を磁石片の両側から挟持した吸着体と;前記吸着
体先端部を略突出させた状態で収納し得る大きさの収納
部を有するように上面を開放した箱形状であり、底部の
一部を開口し且つ前記吸着体を押圧附勢する押圧バネ片
を内部に設けるとともに側面に前記ヨーク板の係止突片
が係止しうる大きさの係止口を有するように合成樹脂で
一体成形したハウジングとなるものである。
【0006】
【作用】以上の如く本考案のマグネットホルダによれ
ば、ハウジングの底部の一部を開口し且つ前記吸着体を
押圧附勢する押圧バネ片内部を設けているので、底部の
方向に金型の抜きを行うことによりハウジングを合成樹
脂により一体成形でき、更に磁石片の両側にヨーク板を
挟持させた吸着体をハウジングの開口部から挿入する
と、ヨーク板の係止突片がハウジングの係止口から突出
するとともに、吸着体底面が押圧バネ片により押圧附勢
されることより、ヨーク板の係止突片がハウジングの係
止口に係止固定されてマグネットホルダは組み立てられ
るのである。
【0007】そして、オーディオラック等の箱体にマグ
ネットホルダを取り付け、オーディオラック等の扉を閉
めると、扉の自由端で吸着体の突出部が押し込まれ、両
ヨーク板はハウジングの押圧バネ片を変形させて、係止
突片と係止口が解かれてハウジング内に引き込んで扉を
閉める力を緩衝し、その後押圧バネ片が復帰して係止突
片と係止口が係止されることによりヨーク板は再度押し
出され、磁石片の磁力で扉を所定の閉めた状態に保つこ
とができるのである。
【0008】
【実施例】本考案の詳細を更に図示した実施例により説
明する。図1から図8に示したものは、本考案の代表的
実施例のマグネットホルダAであり、マグネットホルダ
Aは吸着体1とハウジング2とで構成されている。
【0009】吸着体1は、図1のように磁性を有する板
体の両端部を内方に屈曲させるとともに板体の略中央に
切り込みを入れて外方に押し込むことにより表面から外
方に突出した係止突片3を有するヨーク板4を、磁石片
5の両側から挟持して固定したものである。
【0010】ハウジング2は、合成樹脂で一体成形した
ものであり、具体的には図1のように前記吸着体1先端
部をやや突出させた状態で収納し得る大きさの収納部6
を内部に有するように上面を開放した箱形状であり、両
側方に突出するように側壁部7,7の上部と下部に嵌合
突部8,8と下部突部9,9を設けるとともに、該嵌合
突部8と下部突部9の間から前方斜めに突出するように
取付片10,10を設け、正面と背面側に位置する前壁部1
1,後壁部12に前記ヨーク板4の係止突片3が係止しう
る大きさの係止口13,13を穿設し、底壁部14の一部に内
部に貫通する開口部15を穿設し、この開口部15から収納
部6内にかけて位置するように内部にくの字に折曲させ
た押圧バネ片16を一方の側壁部7から延設し、更に前壁
部11,後壁部12内面に開口端に向かうにつれて拡がる案
内テーパー部17を設けたものである。また、図1中18
は、凹部であり、19は肉抜き穴であり、20は凹所であ
り、ハウジング2は、金型を底壁部14方向に抜くことよ
り、合成樹脂で一体成形が可能なものとなるのである。
【0011】そして、図1に示すように磁石片5の両側
にヨーク板4を挟持させた吸着体1を、ハウジング2の
上部開口部6aから矢印方向に挿入すると、外方に突出
したヨーク板4,4の係止突片3,3がハウジング2の
案内テーパー部17,17に案内されながら狭められてハウ
ジング2の収納部6内を移動し、そしてヨーク板4,4
の係止突片3,3がハウジング2の係止口13,13から突
出するとともに、吸着体1底面が押圧バネ片16により押
圧附勢されることより、ヨーク板4,4の係止突片3,
3がハウジング2の係止口13,13に係止固定されてマグ
ネットホルダAは組み立てられるのである。
【0012】而して、本考案に係る代表的実施例のマグ
ネットホルダAによれば、オーディオラック等の箱体21
に、ハウジング2の側壁部7,7を挟持しうる大きさの
段付き穴21を穿設し、この段付き穴21にマグネットホル
ダAを底壁部14から挿入して無理嵌めすることよりハウ
ジング2の嵌合突部8,8と取付片10,10で挟持固定さ
れるのである。そして、オーディオラック等の扉を閉め
ると、扉の自由端で吸着体1の突出部が押し込まれ、両
ヨーク板4はハウジング2の押圧バネ片16を変形させ
て、係止突片3と係止口13が解かれてハウジング2内に
引き込んで扉を閉める力を緩衝し、その後押圧バネ片16
が復帰して係止突片3と係止口13が係止されることによ
りヨーク板4は再度押し出され、磁石片5の磁力で扉を
所定の閉めた状態に保つことができるのである。
【0013】尚、上述してマグネットホルダAによれ
ば、オーディオラック等の箱体21に取り付けるのに、ハ
ウジング2に嵌合突部8、取付片10を設けているが、特
にこうしたものに限定されず、取り付けが可能であれば
さまざまな構造を採用することができる。
【0014】このように本考案に係る代表的実施例のマ
グネットホルダAによれば、磁石片5の両側にヨーク板
4を挟持させた吸着体1を、ハウジング2の上部開口部
6aから矢印方向に挿入すると、外方に突出したヨーク
板4,4の係止突片3,3がハウジング2の案内テーパ
ー部17,17に案内されながら狭められてハウジング2の
収納部6内を移動し、そしてヨーク板4,4の係止突片
3,3がハウジング2の係止口13,13から突出するとと
もに、吸着体1底面が押圧バネ片16により押圧附勢され
ることより、ヨーク板4,4の係止突片3,3がハウジ
ング2の係止口13,13に係止固定されてマグネットホル
ダAは組み立てることができるので、ワンタッチで簡単
に組み立てが行え、しかもハウジング2に対して吸着体
1を強固に固定でき、更にハウジング2における底壁部
14の一部に内部と貫通する開口部15を穿設しているの
で、底壁部14方向に金型の抜きを行うことにより、ハウ
ジング2を合成樹脂で一体成形が可能であるため、小さ
な金型で済むとともに、成形されたハウジング2も小型
なもので嵩張ることがなく大幅なコストダウンを図るこ
とができる。
【0015】
【考案の効果】本考案に係るマグネットホルダによれ
ば、磁石片の両側にヨーク板を挟持させた吸着体をハウ
ジングの開口部から挿入すると、ヨーク板の係止突片が
ハウジングの係止口から突出するとともに、吸着体底面
が押圧バネ片により押圧附勢されることより、ヨーク板
の係止突片がハウジングの係止口に係止固定されるの
で、ワンタッチで簡単に組み立てが行え、しかもハウジ
ングに対して吸着体を強固に固定でき、更にハウジング
の底部の一部を開口し且つ前記吸着体を押圧附勢する押
圧バネ片内部を設けているため、底部の方向に金型の抜
きを行うことによりハウジングを合成樹脂で一体成形す
ることができるので、小さな金型で済むとともに、成形
されたハウジングも小型なもので嵩張ることがなく大幅
なコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る代表的実施例のマグネットホルダ
の分解斜視図
【図2】同じくマグネットホルダの正面図
【図3】同じくマグネットホルダの側面図
【図4】同じくマグネットホルダの平面図
【図5】同じくマグネットホルダの底面図
【図6】図2におけるA−A矢視断面図
【図7】図3におけるB−B矢視断面図
【図8】同じくマグネットホルダの使用状態を示す説明
断面図
【符号の説明】
A マグネットホルダ 1 吸着体 2 ホルダー 3 係止突片 4 ヨーク板 5 磁石片 6 収納部 7 側壁部 8 嵌合突部 9 下部突部 10 取付片 11 前壁部 12 後壁部 13 係止口 14 底壁部 15 開口部 16 押圧バネ片 17 案内テーパー部 18 凹部 19 肉抜き穴 20 凹所 21 オーディオラック等の箱体 22 段付き穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面から外方に突出した係止突片を有す
    る2枚のヨーク板を磁石片の両側から挟持した吸着体
    と、 前記吸着体先端部を略突出させた状態で収納し得る大き
    さの収納部を有するように上面を開放した箱形状であ
    り、底部の一部を開口し且つ前記吸着体を押圧附勢する
    押圧バネ片を内部に設けるとともに側面に前記ヨーク板
    の係止突片が係止しうる大きさの係止口を有するように
    合成樹脂で一体成形したハウジングと、 よりなるマグネットホルダ。
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JPH0710910U JPH0710910U (ja) 1995-02-14
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