JP2554002Y2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP2554002Y2
JP2554002Y2 JP1989022055U JP2205589U JP2554002Y2 JP 2554002 Y2 JP2554002 Y2 JP 2554002Y2 JP 1989022055 U JP1989022055 U JP 1989022055U JP 2205589 U JP2205589 U JP 2205589U JP 2554002 Y2 JP2554002 Y2 JP 2554002Y2
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JP
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mounting frame
hot air
mounting
sending
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Inventor
英夫 岡田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は石油ファンヒータ等の温風暖房機に関するも
のである。
(ロ)従来の技術 温風暖房機の従来の技術としては、実公昭63-15731号
公報に記載されているように、本体ケース内に設けられ
たバーナと、本体ケースの背面に取付けられ、バーナか
らの燃焼ガスを吹出すための送風機と、本体ケースの前
面に取付けられ、温風の吹出口(20)に複数の横羽根
(21)を備えた取付枠とを有し、前記吹出口(20)から
温風が吹出されているものがある。そして、前記横羽根
(21)は水平よりわずかに下向きに傾けて取付枠(22)
に取付けられている〔第6図参照〕。
また。横羽根の奥側が少し上方へ折曲げられて、本体
ケース(23)内上部の燃焼ガスを下部へ導く部分(24)
が形成された横羽根(25)〔第7図及び第8図参照〕を
備えた温風暖房機もある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前述した横羽根(21)(25)が取付けられている温風
暖房機では、取付枠(22)の吹出口(20)の材料が打抜
かれた後捨てられロスとなり無駄が多いという欠点があ
った。また、横羽根(21)を取付枠(22)に取付ける組
立作業は複数の横羽根(21)を所定角度に保つため手間
がかかり、また横羽根(25)の奥の部分(24)を折曲げ
形成する場合にも所定角度に保つために非常に手間がか
かるので作業性も向上しないままであった。
本考案は材料のロスが少なく、かつ、組立作業の容易
な温風暖房機を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、本体ケースと、この本体ケース内に設けた
バーナと、このバーナからの燃焼ガスを送るための送風
機と、温風吹出口を備え、この温風吹出口には、前記本
体ケースに取付けられた取付枠と、この取付枠に取付け
られ、前記本体ケース内上部の燃焼ガスを下部に導くた
めの導入部分及びその燃焼ガスを前記温風吹出口の前方
へ送るための送出部分からなる複数の横羽根を備えてな
る温風暖房機において、前記取付枠には複数の横羽根の
各導入部分が折曲げ形成され、一方、複数の横羽根は、
取付枠に取り付けられる取付部分を有するとともに、こ
の取付部分とほぼ直角に折曲げ形成された送出部分を有
し、かつ、この送出部分を前記取付枠の各導入部分に合
致させて取付枠に取付けた構成である。
(ホ)作用 本考案による温風暖房機では、横羽根の導入部分が取
付枠における吹出口に相当する部分の材料から折曲げ形
成されるので、本来なら捨てられる材料が有効に利用さ
れて、材料のロスが少なくなる。また、横羽根の取付枠
に取付けられる部分と、横羽根の送出部分とがほぼ直角
に折曲げ形成されているので、この横羽根を折曲げ形成
する作業は、横羽根の送出部分と取付枠に取付けられる
部分とをほぼ垂直以外の角度に折曲げる作業に比べて作
業が大変容易である、更に、この横羽根の取付枠への取
付ける組立作業は前記取付けられる部分を取付枠に取付
角度を考慮せずに取付けるだけで良いのでこの組立作業
も容易である。
(ヘ)実施例 本考案による一実施例を図面と共に説明する。第1図
は本考案による温風暖房機の外観図で、この図におい
て、(1)は温風暖房機の本体ケース、(2)はこの本
体ケースの前面パネル、(3)は横羽根である。
第2図は本考案による温風暖房機のII-II断面図でこ
の図において、(4)はバーナ、(5)はこのバーナの
炎を囲むように設けられた燃焼筒、(6)はこの燃焼筒
の外表面に送風する送風機、(7)は前記燃焼筒の上部
に設けられた遮風体、(8)は温風の吹出口、(9)は
横羽根(3)の取付けられている取付枠である。
第3図は取付枠の正面図である。この取付枠(9)は
吹出口(8)に相当する部分の大部分が残されて打抜か
れており、この残された部分が約60度折曲げられて、本
体ケース(1)内上部の燃焼ガスを吹出口(8)へ導く
ための導入部分(10)が形成される。この導入部分(1
0)の長さは約16mmである。また(13)は前面パネル(1
2)への取付部分である。
第4図は取付枠と横羽根とを示す斜視図である。(1
1)は燃焼ガスを吹出口(8)前方へ送るための送出部
分、(12)は取付枠(9)に取付けられる取付部分で、
この取付部分の長さは横羽根(3)の送出部分(11)を
この横羽根より上部の横羽根(3)の送出部分(11)と
接するように取付枠(9)の上部から順に取付けると、
一本の横羽根を折曲げ形成したように導入部分(10)と
送出部分(11)とが連なるように設定されている。尚、
前記送出部分(11)の長さは約25mmである。また、第5
図は要部拡大縦断面図で、横羽根(3)同士の間隔は約
16mmである。
このように構成された温風暖房機の取付枠(9)及び
横羽根(3)の形成作業と取付枠(9)へ横羽根(3)
を取付ける組立作業について説明する。取付枠(9)は
第5図に示すように吹出口(8)に相当する部分に残さ
れた部分が約60度折曲げられ、更に前面パネル(2)に
取付けられる取付部分(13)が直角に折曲げられて形成
されている。また、横羽根(3)の取付枠(9)に取付
けられる部分(12)が送出部分(11)と直角になるよう
に折曲げられて横羽根(3)が形成されている。そし
て、最初に横羽根(3)の取付部分(12)を取付枠
(9)の上部の取付部分(13)に接するように取付け、
この横羽根(3)の取付部分(12)に次の横羽根(3)
の取付部分(12)が接するように横羽根(3)を順次取
付けると、一つの横羽根を折曲げ形成したように導入部
分(10)と送出部分(11)とが連なり、折曲げ形成され
た横羽根が複数取付けられたものとほぼ同様に働き、温
風が水平方向よりやや下向きに吹出される。
(ト)考案の効果 本考案は以上の説明から明らかなように、取付枠には
複数の横羽根の各導入部分が折曲げ形成され、一方、複
数の横羽根は、取付枠に取り付けられる取付部分を有す
るとともに、この取付部分とほぼ直角に折曲げ形成され
た送出部分を有し、かつ、この送出部分を前記取付枠の
各導入部分に合致させて取付枠に取付けた構成であるか
ら、取付枠の材料を有効に利用して材料ロスを小さくす
ることができるばかりでなく、横羽根を取付枠に取付け
る組立作業が容易となり、しかも、取付枠の各導入部分
に連続して横羽根の送出部分を設けることができるた
め、温風を滑らかに、かつ、遠方まで送出することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による温風暖房機の外観図、第2図は本
考案による温風暖房機のII-II断面図、第3図は取付枠
の正面図、第4図は取付枠と横羽根とを示す斜視図、第
5図は本考案による温風暖房機の要部拡大縦断面図、第
6図は従来の温風暖房機の要部拡大縦断面図、第7図は
従来の取付枠と横羽根とを示す斜視図、第8図は従来に
おける他の温風暖房機の要部拡大縦断面図である。 (1)……本体ケース、(3)……横羽根、(4)……
バーナ、(6)……送風機、(8)……吹出口、(9)
……取付枠、(10)……導入部分、(11)……送出部
分、(12)……取付部分、(13)……取付部分。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースと、この本体ケース内に設けた
    バーナと、このバーナからの燃焼ガスを送るための送風
    機と、温風吹出口を備え、この温風吹出口には、前記本
    体ケースに取付けられた取付枠と、この取付枠に取付け
    られ、前記本体ケース内上部の燃焼ガスを下部に導くた
    めの導入部分及びその燃焼ガスを前記温風吹出口の前方
    へ送るための送出部分からなる複数の横羽根を備えてな
    る温風暖房機において、前記取付枠には複数の横羽根の
    各導入部分が折曲げ形成され、一方、複数の横羽根は、
    取付枠に取り付けられる取付部分を有するとともに、こ
    の取付部分とほぼ直角に折曲げ形成された送出部分を有
    し、かつ、この送出部分を前記取付枠の各導入部分に合
    致させて取付枠に取付けたことを特徴とする温風暖房
    機。
JP1989022055U 1989-02-27 1989-02-27 温風暖房機 Expired - Lifetime JP2554002Y2 (ja)

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