JP2553908B2 - 発泡樹脂成形装置 - Google Patents

発泡樹脂成形装置

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JP2553908B2 JP63102755A JP10275588A JP2553908B2 JP 2553908 B2 JP2553908 B2 JP 2553908B2 JP 63102755 A JP63102755 A JP 63102755A JP 10275588 A JP10275588 A JP 10275588A JP 2553908 B2 JP2553908 B2 JP 2553908B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発泡スチロール成形品などの発泡樹脂製品
を製造する成形機において、成形金型の装着を簡便化で
きる発泡樹脂成形装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、発泡スチロール成形品の製造には開閉成形金
型を用い発泡性熱可塑性樹脂粒子(以下ビーズ)を予備
発泡し、または予備発泡させずにそのまま閉じた成形金
型内キャビティに充填してから蒸気を注入して加熱成形
したのち冷却し、金型を開けて離型後に乾燥することが
普通である。
この従来の発泡成形機では、成形金型が移動側蒸気室
と固定側蒸気室とのプレートに固着ボルトで固定して備
えられ、両成形金型の間隔を制御して所定の発泡圧が得
られるように操作運転されており、両成形金型のある移
動側蒸気室と固定側蒸気室の突き合せ面、即ちパーティ
ング面を開き、各々のパーティング面より成形金型の脱
着を行って取付け取外し或いは形成金型の設定時には金
型の形状厚みなどを考慮して成形作業前に人手によって
取付ボルトの脱着を多数行い成形金型取付け作業を行っ
てから製造工程に入るものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、従来の成形作業においては第4図に示すよう
に成形金型a,bを位置決めピンc,dで配備したのち固定ボ
ルトe,fに取付板g,hに固着することが人手によってボル
ト止めして設定位置を調整しなければならず煩雑で手間
がかかり、しかもスチーム漏れがないように固着する必
要から作業性が悪く問題があり、また稼動率も低下する
など満足できるものではなかった。
本発明では、これら従来の欠点を適確に排除しようと
するもので、成形金型の脱着作業をワンタッチで迅速に
行え成形金型の交換設定,調整時間も大幅に短縮化でき
取扱も容易で安全性の高い発泡スチロール成形の準備作
業が可能な発泡成形装置を構成簡単でコンパクトな形態
で提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、雄型,雌型又は雌型同志の成形金型をパー
テング面で開閉自在に対向配備して保圧状態下の金型内
にキャビティを形成し、該キャビティに原料を充填して
加熱発泡させて製品を成形する装置において、前記成形
金型の少なくともいずれか一方の金型にフランジ部を形
成し、該フランジ部を着脱自在に当接若しくは挟持しう
るクランパをホルダーに移動自在に設け、このホルダー
を前記成形金型の支持プレートに配備して金型をフレー
ムに固定化する構成としたことを特徴とする発泡樹脂成
形装置である。
〔作 用〕
この発泡スチロール成形装置では、成形金型1,2内の
キャビティ3へ原料(ビーズ)が充填され加熱されると
蒸気圧とビースの発泡ガス圧によって成形製品となる
が、前記成形金型を移動駆動する駆動部30を制御して成
形金型の開閉操作を調整すると共に、成形金型の開閉作
業を理想的条件下で最適に行い発泡スチロール成形品の
製造を安全で能率よく行うことができる。そして、成形
金型の取付け,取外しの脱着調整作業では両成形金型の
突き合せ面、即ちパーティング面を開けてクランパ4を
シリンダ27でホルダー5にあるスリーブ14からスライド
してダイプレート18から引き離し、機械フレームからダ
イプレート18を抜き出して成形金型1,2を蒸気室11,22よ
り分離して成形金型1,2を取り外して蒸気室11,22から成
形金型1,2の脱着が容易にできるもので成形金型1,2の交
換設定作業が能率よく安全に行うことが可能である。
〔実施例〕
本発明の実施例を固定側の蒸気室11に雌型の成形金型
1が設けられ、これに対向して可動側の蒸気室22に備え
た雄型の成形金型2が摺動自在に駆動部30、例えば駆動
シリンダ又はモータに配備されている第1図例で説明す
ると、雄型,雌型又は雌型同志の成形金型1,2を開閉自
在に対向配備して保圧状態下の金型内にキャビティ3を
形成し、該キャビティ3に原料を充填して加熱発泡させ
て製品を成形するものにおいて、成形金型1,2の少なく
ともいずれか一方の金型にフランジ部を成形し、該フラ
ンジ部11,21を着脱自在に当接若しくは挟持しうるクラ
ンパ4をホルダー5に移動自在に設け、このホルダー5
を前記成形金型1,2の支持プレート6,7に配備して金型を
フレームに固定化する構成とした発泡樹脂成形装置とし
てある。
前記クランパ4としては、スリーブ14に螺合されるス
クリュー15と、該スクリュー15に摺動可能に嵌合される
ロッド16とからなり、このロッド16に設けた当片17と前
記スリーブ14との間に金型フランジ部11又は21を圧接挟
持するものが用いられる。
この場合、前記クランパ4が、固定フレーム20及び移
動フレーム21にそれぞれ設けられ、前記成形金型1,2を
それぞれのクランパ4,4で別個に着脱自在に保持する構
成とするのがよいが、一方の金型のみに採用してもよ
い。さらに、ロッド16を介してネジ部8,9でターンバッ
クル機構として連結された着脱部材であってダイプレー
ト18,19に接続配備されている構成とするか、前記ダイ
プレート18,19に固定した中空筒状体にフランジ部141
あるスリーブ14を嵌合したホルダー5に支持されたもの
であって、弾性リング23,24を介してフレームにねじ251
で押着連結し、蒸気室11,22を封緘するようにするのが
よい。
なお前記クランパ4の連結ロッド16は、ジョイント26
を介して往復運動するシリンダ27にて連結して、前記当
片17を軸方向に移動し、成形金型の取付,取外を簡単に
できるようにしてあるが、この当片17で複数個所をそれ
ぞれクランパ4で押圧定着できるようにしてある。そし
て該当片17はレバー片を用いロックボルト28で回動自在
で着脱可能に挿着したものであって、ロッド16に配備さ
れている。また、前記支持プレート6,7は、矩形板で前
記蒸気室11,22の開口を密閉する蓋体となるものであっ
て前記クランパ4と蒸気室11の開口面とに挟持され、圧
接固定できるようになっている。
図中31は原料投入器、32は投入器取付板、33はノズル
スプレイ、34はシールリング、35は取付ネジである。
なお、前記成形金型1,2では型閉完了手前において移
動フレーム21を含む可動側の蒸気室22にある成形金型2
を高速型閉から低速型閉に切換えるスローダウン位置
と、型閉完了位置、これは原料充填工程に移行させる信
号と、雄型,雌型間に製品が挟まり、低速時に型閉めが
止まった時と一定時間内に所定位置に到達しない時に、
型閉きを行い挟まった製品を落下させるための作動信号
とを出す位置と雌型内の製品をエジェクトピン等で突き
落とすタイミングを制御する位置のエジェクト位置と、
型閉完了手前において、低速型開から高速型開へ切換え
るチェンジ位置と型開完了位置、特に離型の悪い製品の
場合、最初雄型に製品を付けるため、ある間隔だけ型開
きし、再び閉め、又開き製品を雌型に付けてエジェクト
による離型をしやすくするために、キャッチボール的な
離型を行う場合の時の型開き間隔を制御する位置などを
設定して運転される。
いずれにしても、雄型,雌型の成形金型1,2を開閉自
在に対向配備して型内成形する際に、両成形金型の間隔
を、型閉完了,クラッキング,エジェクト,型閉完了の
データをアナログセンサで検出してアナログ信号として
入力してA/D変換器でデジタル信号に変換し、データ処
理部で内部固定データと比較処理して前記成形金型を移
動駆動するシリンダ又はモータなどの駆動部を制御して
成形金型の開閉操作を調整するようにしてある。
なお、前記具体例では、成形金型1を蒸気室11に支持
プレート6,7に装着するのにスペーサ(図示せず)を介
在させて配備もしてもよく成形金型1,2で形成されるキ
ャビティ3を任意に設定できるし、横型に限らず堅型に
構成することも選定できる。
〔発明の効果〕
本発明は、成形金型の少なくともいずれか一方の金型
にフランジ部を形成し、該フランジ部を着脱自在に当接
若しくは挟持しうるクランパをホルダーに移動自在に設
け、このホルダーを前記成形金型の支持プレートに配備
して金型をフレームに固定化する構成としたことによ
り、成形金型の脱着並びに調整の際に成形金型がワンタ
ッチ取付け取外しができ、金型の交換設定調整時間も大
幅に短縮化でき、しかも広い空間を活用して作業ができ
るので取扱いも容易で安全性が高く、成形準備作業が簡
便化され成形金型の調整,信頼性も極めて高く型内成形
内部状況を適確に狂いなく把握して運転でき、かつ設定
条件の変更に伴う作業工数も楽で迅速に行うことができ
るほか、原料投入器が取付板取付がマルチタイプにでき
て容易に投入器の位置を自由に変更できるし、製品を押
し出すのにエジェクトピンが不要となって真空操作で固
定側に付け、エアなどで払い落すことも可能であるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は分離状態の縦断面図、第3図はクランパ機
構の縦断面図、第4図は従来例の縦断面図である。 1,2……成形金型、3キャビティ、4……クランパ、5
……ホルダー、6,7……支持プレート、8,9……ネジ部、
11,22……蒸気室、14……スリーブ、15……スクリュ
ー、16……ロッド、17……当片、18,19……ダイプレー
ト。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄型,雌型又は雌型同志の成形金型をパー
    ティング面で開閉自在に対向配備して保圧状態下の金型
    内にキャビティを形成し、該キャビティに原料を充填し
    て加熱発泡させて製品を成形する装置において、前記成
    形金型の少なくともいずれか一方の金型にフランジ部を
    形成し、該フランジ部を着脱自在に当接若しくは狭持し
    うるクランパをホルダーに移動自在に設け、このホルダ
    ーを前記成形金型の支持プレートに配備して金型をフレ
    ームに固定化する構成としたことを特徴とする発泡樹脂
    成形装置。
  2. 【請求項2】前記クランパが、スリーブに螺合されるス
    クリューと、該スクリューに摺動可能に嵌合されるロッ
    ドとからなり、このロッドに設けた当片と前記スリーブ
    との間に金型フランジ部を圧接挟持するものである請求
    項1記載の発泡樹脂成形装置。
  3. 【請求項3】前記クランパが、固定フレーム及び移動フ
    レームにそれぞれ設けられ、前記成形金型をそれぞれの
    クランパで別個に着脱自在に保持する構成とした請求項
    1又は2記載の発泡樹脂成形装置。
  4. 【請求項4】前記クランパが、ロッドを介してターンバ
    ックル機構で連結された脱着部材であってダイプレート
    に接続配備されたシリンダに連結されている請求項2又
    は3記載の発泡樹脂成形装置。
  5. 【請求項5】前記クランパが、プレートに固定した中空
    筒状体にフランジ部のあるスリーブを嵌合したホルダー
    材に支持されたものであって、弾性リングを介してフレ
    ームにねじで押着連結し、蒸気室を封緘するものである
    請求項2,3又は4記載の発泡樹脂成形装置。
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