JP2553796B2 - 空中線装置 - Google Patents
空中線装置Info
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- JP2553796B2 JP2553796B2 JP3331746A JP33174691A JP2553796B2 JP 2553796 B2 JP2553796 B2 JP 2553796B2 JP 3331746 A JP3331746 A JP 3331746A JP 33174691 A JP33174691 A JP 33174691A JP 2553796 B2 JP2553796 B2 JP 2553796B2
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- antenna
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯無線電話機等に利
用する空中線装置に関する。
用する空中線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の空中線装置の構成を示し
ている。図3において、30は携帯無線機の外装体を示
し、31は送受信処理を行う無線部を示している。32
は、1/4λホイップアンテナ、33は短縮アンテナの
ローデイングホイップアンテナを示し、34は1/4λ
ホイップアンテナ32を接続するための接栓、35はロ
ーデイングホイップアンテナ33を接続するための接
栓、36は1/4λホイップアンテナ32のインピーダ
ンスと整合をとるための専用の整合回路、37はローデ
イングホイップアンテナ33のインピーダンスと整合を
とるための専用の整合回路を示し、38は整合回路36
と整合回路37とを切り換えるための同軸切り換え器を
示している。
ている。図3において、30は携帯無線機の外装体を示
し、31は送受信処理を行う無線部を示している。32
は、1/4λホイップアンテナ、33は短縮アンテナの
ローデイングホイップアンテナを示し、34は1/4λ
ホイップアンテナ32を接続するための接栓、35はロ
ーデイングホイップアンテナ33を接続するための接
栓、36は1/4λホイップアンテナ32のインピーダ
ンスと整合をとるための専用の整合回路、37はローデ
イングホイップアンテナ33のインピーダンスと整合を
とるための専用の整合回路を示し、38は整合回路36
と整合回路37とを切り換えるための同軸切り換え器を
示している。
【0003】次に、この構成の機能について説明する。
同軸切り換え器38により整合回路36あるいは整合回
路37を切り換えて、1/4λホイップアンテナ32あ
るいはローデイングホイップアンテナ35とを選択して
無線部31と接続している。
同軸切り換え器38により整合回路36あるいは整合回
路37を切り換えて、1/4λホイップアンテナ32あ
るいはローデイングホイップアンテナ35とを選択して
無線部31と接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の空中線装置では、接栓34、接栓35の2つの接栓が
配置され、さらに同軸切り換え器38が設けられるた
め、携帯無線機の小型化の妨げとなり、さらにコストが
増大するという欠点がある。
の空中線装置では、接栓34、接栓35の2つの接栓が
配置され、さらに同軸切り換え器38が設けられるた
め、携帯無線機の小型化の妨げとなり、さらにコストが
増大するという欠点がある。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、大型部品を不要にして小型化され、且
つ、コストを低減できる優れた空中線装置を提供するこ
とを目的とする。
るものであり、大型部品を不要にして小型化され、且
つ、コストを低減できる優れた空中線装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の空中線装置は、複数の負荷の中から、選択
した負荷の端部を挿入して取り付ける取り付け部と、選
択した負荷の端部を取り付け部に挿入して取り付けると
同時に、その選択した負荷の端部のみが機械的に接触す
る個別負荷専用接点を複数個備える給電部と、個々の負
荷の終端インピーダンスに整合させるため複数の個別負
荷専用接点のそれぞれと信号処理部との間に接続される
複数の負荷専用整合回路とを備えるものである。
に、本発明の空中線装置は、複数の負荷の中から、選択
した負荷の端部を挿入して取り付ける取り付け部と、選
択した負荷の端部を取り付け部に挿入して取り付けると
同時に、その選択した負荷の端部のみが機械的に接触す
る個別負荷専用接点を複数個備える給電部と、個々の負
荷の終端インピーダンスに整合させるため複数の個別負
荷専用接点のそれぞれと信号処理部との間に接続される
複数の負荷専用整合回路とを備えるものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明の空中線装置によれば、選
択した負荷の端部を取り付け部に挿入して取り付けると
同時に、その選択した負荷の端部のみが機械的に接触す
る個別負荷専用接点と信号処理部との間に個々の負荷の
終端インピーダンスに整合させるための負荷専用整合回
路を備えるようにしているため、大型部品、例えば、接
栓、同軸切り換え器を不要にして小型化され、且つ、コ
ストを低減できる。
択した負荷の端部を取り付け部に挿入して取り付けると
同時に、その選択した負荷の端部のみが機械的に接触す
る個別負荷専用接点と信号処理部との間に個々の負荷の
終端インピーダンスに整合させるための負荷専用整合回
路を備えるようにしているため、大型部品、例えば、接
栓、同軸切り換え器を不要にして小型化され、且つ、コ
ストを低減できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の空中線装置の実施例について
図面をもとに説明する。
図面をもとに説明する。
【0009】図1(a)(b)は実施例におけるホイッ
プアンテナを装着した状態の概略構成を示している。図
1(a)(b)において、10は携帯無線機の外装体を
示し、11は送受信信号処理を行う無線部を示してい
る。12は、1/4λホイップアンテナ、13は短縮ア
ンテナのローデイングホイップアンテナ、15は、1/
4λホイップアンテナ12あるいはローデイングホイッ
プアンテナ13を取り付けるための接続部、16は、1
/4λホイップアンテナ12およびローデイングホイッ
プアンテナ13に給電を行う給電部を示している。この
給電部16には1/4λホイップアンテナ12と接触す
るための接続端子16aと、ローデイングホイップアン
テナ13と接触するための接続端子16bが設けられて
いる。17は1/4λホイップアンテナ12との終端イ
ンピーダンスと整合をとるための専用の整合回路、18
はローデイングホイップアンテナ13の終端インピーダ
ンスと整合をとるための専用の整合回路を示している。
プアンテナを装着した状態の概略構成を示している。図
1(a)(b)において、10は携帯無線機の外装体を
示し、11は送受信信号処理を行う無線部を示してい
る。12は、1/4λホイップアンテナ、13は短縮ア
ンテナのローデイングホイップアンテナ、15は、1/
4λホイップアンテナ12あるいはローデイングホイッ
プアンテナ13を取り付けるための接続部、16は、1
/4λホイップアンテナ12およびローデイングホイッ
プアンテナ13に給電を行う給電部を示している。この
給電部16には1/4λホイップアンテナ12と接触す
るための接続端子16aと、ローデイングホイップアン
テナ13と接触するための接続端子16bが設けられて
いる。17は1/4λホイップアンテナ12との終端イ
ンピーダンスと整合をとるための専用の整合回路、18
はローデイングホイップアンテナ13の終端インピーダ
ンスと整合をとるための専用の整合回路を示している。
【0010】さらに、この概略構成を詳細に説明する。
図2(a)(b)は、それぞれ図1(a)(b)に示す
概略構成に対応した詳細な構成を示している。図2
(a)において、絶縁の外装体10に接続部15が配置
されている。この接続部15は外装体10の外から内部
に管状部15aが挿入され、この管状部15aをナット
15bで螺子止めして固定している。管状部15aは貫
通孔に雌螺子が設けられている。
図2(a)(b)は、それぞれ図1(a)(b)に示す
概略構成に対応した詳細な構成を示している。図2
(a)において、絶縁の外装体10に接続部15が配置
されている。この接続部15は外装体10の外から内部
に管状部15aが挿入され、この管状部15aをナット
15bで螺子止めして固定している。管状部15aは貫
通孔に雌螺子が設けられている。
【0011】この管状部15aの貫通孔の雌螺子には、
1/4λホイップアンテナ12の下部の取り付け部12
aの雄螺子が螺子込まれて固定される。この際、同時に
取り付け部12aの端部が給電部16の弾性を備えた接
続端子16aに接触する。この状態で接続端子16a、
整合回路17を通じて、1/4λホイップアンテナ12
が無線部11に接続されることになる。この場合、接続
端子16bと1/4λホイップアンテナ12の取り付け
部12aの端部は接触しない。
1/4λホイップアンテナ12の下部の取り付け部12
aの雄螺子が螺子込まれて固定される。この際、同時に
取り付け部12aの端部が給電部16の弾性を備えた接
続端子16aに接触する。この状態で接続端子16a、
整合回路17を通じて、1/4λホイップアンテナ12
が無線部11に接続されることになる。この場合、接続
端子16bと1/4λホイップアンテナ12の取り付け
部12aの端部は接触しない。
【0012】このようにして取り付けられた1/4λホ
イップアンテナ12を取り外す場合は、取り付け部12
aを取り付け時と反対方向に回転させて管状部15aか
ら離脱させる。
イップアンテナ12を取り外す場合は、取り付け部12
aを取り付け時と反対方向に回転させて管状部15aか
ら離脱させる。
【0013】図2(b)において、ローデイングホイッ
プアンテナ13の取り付け部13aの雄螺子部が管状部
15aの貫通孔の雌螺子に螺子込まれて固定される。こ
の場合、取り付け部13aの下部が、取り付け部13a
より細くなっており、この細い取り付け部13bの端部
が給電部16の弾性を備えた接続端子16bに接触す
る。この状態で接続端子16b、整合回路18を通じ
て、ローデイングホイップアンテナ13が無線部11に
接続されることになる。この場合、接続端子16aとロ
ーデイングホイップアンテナ13の取り付け部13bの
端部とは接触しない。このようにして取り付けられたロ
ーデイングホイップアンテナ13を取り外す場合は、取
り付け部13aを取り付け時と反対方向に回転させて管
状部15aから離脱させる。
プアンテナ13の取り付け部13aの雄螺子部が管状部
15aの貫通孔の雌螺子に螺子込まれて固定される。こ
の場合、取り付け部13aの下部が、取り付け部13a
より細くなっており、この細い取り付け部13bの端部
が給電部16の弾性を備えた接続端子16bに接触す
る。この状態で接続端子16b、整合回路18を通じ
て、ローデイングホイップアンテナ13が無線部11に
接続されることになる。この場合、接続端子16aとロ
ーデイングホイップアンテナ13の取り付け部13bの
端部とは接触しない。このようにして取り付けられたロ
ーデイングホイップアンテナ13を取り外す場合は、取
り付け部13aを取り付け時と反対方向に回転させて管
状部15aから離脱させる。
【0014】次に、この構成の機能について説明する。
1/4λホイップアンテナ12を取り付けると取り付け
部12aの端部が、給電部16の接続端子16aに接触
して、終端インピーダンスを整合させる専用の整合回路
17を通じて無線部11に接続される。
1/4λホイップアンテナ12を取り付けると取り付け
部12aの端部が、給電部16の接続端子16aに接触
して、終端インピーダンスを整合させる専用の整合回路
17を通じて無線部11に接続される。
【0015】また、ローデイングホイップアンテナ13
を取り付けると取り付け部13bの端部が、給電部16
の接続端子16bに接触して、終端インピーダンスを整
合させる専用の整合回路18を通じて無線部11に接続
される。
を取り付けると取り付け部13bの端部が、給電部16
の接続端子16bに接触して、終端インピーダンスを整
合させる専用の整合回路18を通じて無線部11に接続
される。
【0016】このように、選択した1/4λホイップア
ンテナ12あるいはローデイングホイップアンテナ13
のいずれかを取り付けると、専用の接続端子16a、接
続端子16bと接触し、さらに専用の整合回路17、整
合回路18が選択される。このため大型部品、例え
ば、、従前に説明した二つの接栓、また二つの接栓を選
択するための同軸切り換え器が不要になり、小型化さ
れ、且つ、コストを低減できる。
ンテナ12あるいはローデイングホイップアンテナ13
のいずれかを取り付けると、専用の接続端子16a、接
続端子16bと接触し、さらに専用の整合回路17、整
合回路18が選択される。このため大型部品、例え
ば、、従前に説明した二つの接栓、また二つの接栓を選
択するための同軸切り換え器が不要になり、小型化さ
れ、且つ、コストを低減できる。
【0017】なお、ここでは、1/4λホイップアンテ
ナ12あるいはローデイングホイップアンテナ13を交
換する例を示したが、これに代えて他の負荷、例えば、
電力計等を接続するよにうにしても同様の作用効果が得
られる。
ナ12あるいはローデイングホイップアンテナ13を交
換する例を示したが、これに代えて他の負荷、例えば、
電力計等を接続するよにうにしても同様の作用効果が得
られる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の空中線装置では、選択した負荷の端部を取り付け部に
挿入して取り付けると同時に、その選択した負荷の端部
のみが機械的に接触する個別負荷専用接点と信号処理部
との間に個々の負荷の終端インピーダンスに整合させる
ための負荷専用整合回路を備えるようにしているため、
大型部品、例えば、接栓、同軸切り換え器を不要にして
小型化され、且つ、コストを低減できるという効果を有
する。
の空中線装置では、選択した負荷の端部を取り付け部に
挿入して取り付けると同時に、その選択した負荷の端部
のみが機械的に接触する個別負荷専用接点と信号処理部
との間に個々の負荷の終端インピーダンスに整合させる
ための負荷専用整合回路を備えるようにしているため、
大型部品、例えば、接栓、同軸切り換え器を不要にして
小型化され、且つ、コストを低減できるという効果を有
する。
【図1】(a)(b)は本発明の空中線装置の実施例に
おける概略構成を示す構成図
おける概略構成を示す構成図
【図2】(a)(b)は図1(a)(b)の概略構成に
対応した詳細な構成を示す側面図
対応した詳細な構成を示す側面図
【図3】従来例の空中線装置の概略構成を示す構成図
12 1/4λホイップアンテナ 12a 取り付け部 13 ローデイングホイップアンテナ 13a 取り付け部 15 接続部 15a 管状部 16 給電部 16a、16b 接続端子 17、18 整合回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の負荷の中から、選択した負荷の端
部を挿入して取り付ける取り付け部と、前記選択した負
荷の端部を取り付け部に挿入して取り付けると同時に、
その選択した負荷の端部のみが機械的に接触する個別負
荷専用接点を複数個備える給電部と、前記個々の負荷の
終端インピーダンスに整合させるため前記複数の個別負
荷専用接点のそれぞれと信号処理部との間に接続される
複数の負荷専用整合回路とを備える空中線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3331746A JP2553796B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 空中線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3331746A JP2553796B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 空中線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167323A JPH05167323A (ja) | 1993-07-02 |
JP2553796B2 true JP2553796B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=18247153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3331746A Expired - Fee Related JP2553796B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 空中線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553796B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2944444B2 (ja) * | 1995-01-12 | 1999-09-06 | 日本電気株式会社 | 携帯無線機 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP3331746A patent/JP2553796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05167323A (ja) | 1993-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |