JP2552585B2 - ショーケースの棚装置 - Google Patents

ショーケースの棚装置

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JP2552585B2
JP2552585B2 JP3135063A JP13506391A JP2552585B2 JP 2552585 B2 JP2552585 B2 JP 2552585B2 JP 3135063 A JP3135063 A JP 3135063A JP 13506391 A JP13506391 A JP 13506391A JP 2552585 B2 JP2552585 B2 JP 2552585B2
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JP
Japan
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shelf
bracket
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showcase
mounting surface
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JP3135063A
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JPH04361709A (ja
Inventor
裕 田村
教泰 塩地
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Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棚支柱にブラケットを
取り付け、このブラケット上に棚本体を支持させたショ
ーケースの棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ショーケースの棚装置は、
通常左右に配設した支柱にブラケットを着脱自在に係合
支持させ、このブラケットに棚本体を支持させて構成し
ている。この棚本体は左右長尺の平板であるため、その
上に商品を展示しても前方からは前面の商品だけしか見
えず、中央部或いは奥方の商品は確認し難く、且つ、取
出難い。
【0003】これを解決するためには、例えば実公昭5
2−10319公報(A47F3/06)の如き階段状
の棚に商品を所謂雛壇陳列する必要があるが、前述の如
くブラケットによって棚本体を支持するものにあって
は、従来では図6のような構造でこれを達成していた。
【0004】即ち、図6において棚支柱1は図示しない
ショーケースの庫内左右端部に少なくとも一対立設さ
れ、これに上下複数穿設された係合孔2にブラケット1
00後端の係合片101を着脱自在に係合することによ
り、ブラケット100は棚支柱1に支持される。平板状
の棚本体102は、このブラケット100に載置されて
両側下面を支持され、棚本体102の下面に突出形成し
た係合爪103をブラケット100上縁に形成した切欠
104に挿入係合することによって外れないようになっ
ている。
【0005】棚本体102の前端部には棚飾り3がネジ
止めされ、この棚本体102前面と棚飾り3間にガード
4が挟持されている。棚本体102の下面前部には左右
に渡り反射板5が取り付けられ、この反射板5に取り付
けたクリップ6によって庫内照明用の蛍光灯7が保持さ
れる。
【0006】棚本体102上には商品Gを前後及び左右
に複数並べて陳列するが、前述の如く雛壇陳列するため
に、棚本体102の中央部に左右に渡って高さの比較的
低い台105を載置し、更にその後方に高さの比較的高
い台106を載置することによって階段状の載置面を作
り、それによって前記雛壇陳列を達成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら係る構成
の場合、棚本体102の他に大小2個の台105、10
6を準備する必要がある。特に、これらの台は単に置い
てあるだけであるため、商品の陳列が不安定になる欠点
もある。
【0008】また、ブラケット102は商品Gの荷重に
耐えるため、上下の係合片101と101の間にある程
度の間隔を確保する必要があり、後部の上下寸法が大き
くなって、下方に大きく張り出している。一方で、台1
06によってその下方の棚本体102上の商品Gの位置
は高くなるので、両側部においては下方の棚本体102
の台106上の商品Gが上のブラケット100に当接し
て陳列できなくなる問題がある。
【0009】更に、棚本体102下面に蛍光灯7を設け
た場合には、この蛍光灯7が棚本体102下方に大きく
突出してしまうため、特に高くなっている奥方の商品G
の納出の邪魔になる問題があった。
【0010】本発明は、係る課題を解決するために成さ
れたものであり、商品の雛壇陳列に好適なショーケース
の棚装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、棚支柱1と、
この棚支柱1に後端を係合支持されたブラケット13
と、このブラケット13に両側下面を支持された棚本体
10とからショーケースの棚装置Sを構成し、更に、棚
本体10は前方が低く後方が高い階段状として複数の段
違い載置面10A、10B、10Cを形成し、ブラケッ
ト13の上縁も棚本体10の下面形状に合わせて階段状
としたものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、従来のように棚本体上に台を
載置することなく、商品を雛壇陳列することができる。
この時、ブラケットの上縁後部も棚本体の階段形状に合
わせて高くなっているので、ブラケットの下縁も高くす
ることが可能となり、従って、下方の棚装置奥部に高く
陳列された商品がブラケットに当接することもない。更
に、蛍光灯を下面に取り付けた場合にも、一段高くなっ
た棚本体部分の下面に取り付けることにより、その下の
棚装置の商品の陳列や納出に邪魔にならなくなる。
【0013】
【実施例】次に、図1乃至図4に基づき本発明の一実施
例を詳細に説明する。図1は本発明の棚装置Sの縦断面
図、図2は同分解斜視図、図3は同分解側面図、図4は
棚本体10の裏面斜視図をそれぞれ示している。尚、各
図において図6と同一符号のものは同一の部材をさすも
のとする。
【0014】本発明の棚本体10は横長の鋼板にて構成
され、その形状は低位載置面10A、中位載置面10B
及び高位載置面10Cの段違い載置面からなる3段の階
段状と成されている。各載置面を結ぶ縦壁には鋼板製の
ガード板11、11がスポット溶接にて固定され、中位
載置面10B及び高位載置面10Cから上方に突出して
いる。低位載置面10Aの前端には前述同様の棚飾り3
及びガード4が取り付けられる。棚本体10の中位載置
面10B及び高位載置面10Cの両側裏側には補強板1
5がスポット溶接されており、この補強板15には前方
に延在する鉤状の係合爪16がそれぞれ切り起こし成形
されている。更に、棚本体10の側面には棚端ガード2
0が図2の如くネジ止めされる。
【0015】一方、ブラケット13は肉厚の厚い鋼板に
て構成され、後端に後方に突出する係合片14、14を
上下所定間隔で2箇所形成されて、この係合片14、1
4を前述同様の棚支柱1の係合孔2に着脱自在に係合さ
れて支持されている。ブラケット13の上縁は、棚本体
10の階段形状に合わせて低位面13A、中位面13B
及び高位面13Cから成る階段状とされている。更に、
中位面13B及び高位面13Cには前記棚本体10の係
合爪16が係合するクランク状の切欠18が形成されて
いる。
【0016】このようなブラケット13に棚本体10を
載置して支持させる。この場合棚本体10の係合爪16
を図3矢印の如く一端切欠18内に挿入した後、前方に
移動させて係合し、棚本体10をブラケット13から外
れないようにする。この時、ブラケット13は、その上
縁各面13A、13B、13Cが棚本体10の各載置面
10A、10B、10C下面に当接して棚本体10を安
定的に支持する。この状態が図1に示され、商品Gを各
載置面10A、10B、10Cに陳列することにより雛
壇陳列することができる。この時、ガード板11、11
があることによって中位載置面10B或いは高位載置面
10Cの商品Gの転倒落下も防止される。
【0017】ところで、この様な棚装置Sは棚支柱1に
対して上下に複数段取り付けられるが、ブラケット13
は、その上縁が後方に高くなっている関係上、その下縁
後端部を従来(図6)のように低くしなくても係合片1
4、14間に商品Gの荷重に耐えるだけの所定の間隔を
保持できる。即ち、実施例ではブラケット13の下縁後
端は前端と略同じ高さにしており、その為、下方の棚装
置10後部の高く陳列されている商品Gが上方のブラケ
ット13に当接する危険性が少ない。更に、実施例では
ブラケット13の下縁中間部に上縁の上昇に合わせて後
ろに高くなるよう傾斜面22を形成している。これによ
って下方商品Gの当接は一層確実に回避できる。
【0018】次に、図5は蛍光灯7を取り付けた棚装置
Sの縦断面図を示している。尚、図中図1乃至図4と同
一符号のもについては同一であるため説明を省略する。
【0019】この種ショーケースにおいては庫内の陳列
商品Gを照らすために棚下面に蛍光灯7が取り付けられ
るが、本実施例では棚本体10の中位載置面10Bの下
面に左右に渡って反射板5を取り付け、この反射板5に
クリップ6を介して蛍光灯7を取り付けている。中位載
置面10Bは低位載置面10Aよりも一段高くなってい
るため、蛍光灯7は低位載置面10Aの後方に位置して
殆ど下方に突出しない。従って、下方の棚装置10の商
品の陳列及び出し入れの邪魔にならない。また、このよ
うに取り付けても蛍光灯7の光は下方に拡散するため、
下方の棚装置10の商品の照明には何ら不都合はない。
【0020】尚、実施例では棚本体10を3段の階段形
状と成したが、それに限らず、段数は棚本体10の奥行
き寸法や商品Gの種類等によって任意に決められる。
【0021】
【発明の効果】本発明の棚装置によれば、従来のように
棚本体上に高さの異なる複数の台を載置することなく、
商品を雛壇陳列することができる。従って、部品点数の
削減が図れると共に、商品の安定的な陳列が図れる。
【0022】また、この時ブラケットの上縁後部も棚本
体の階段形状に合わせて高くなっているので、ブラケッ
トの下縁を従来の如く低くする必要がなくなり、従っ
て、下方の棚装置奥部に高く陳列された両側部の商品が
ブラケットに当接することもなくなる。
【0023】更に、蛍光灯を下面に取り付けた場合に
も、一段高くなった棚本体部分の下面に取り付けること
により、その下の棚装置の商品の陳列や納出に邪魔にな
らなくなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棚装置の縦断面図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同分解側面図である。
【図4】棚本体の裏面斜視図である。
【図5】蛍光灯を取り付けた棚装置の縦断面図である。
【図6】従来の棚装置の縦断面図である。
【符号の説明】
S 棚装置 1 支柱 7 蛍光灯 10 棚本体 10A 低位載置面 10B 中位載置面 10C 高位載置面 13 ブラケット 13A 低位面 13B 中位面 13C 高位面 14 係合片 16 係合爪 18 切欠

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚支柱と、該棚支柱に後端を支持された
    ブラケットと、該ブラケットに両側下面を支持された棚
    本体とから成り、該棚本体は前方が低く後方が高い階段
    状とされて複数の段違い載置面を有すると共に、前記ブ
    ラケットの上縁は前記棚本体の下面形状に合わせて階段
    状とされていることを特徴とするショーケースの棚装
    置。
JP3135063A 1991-06-06 1991-06-06 ショーケースの棚装置 Expired - Lifetime JP2552585B2 (ja)

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JP3135063A JP2552585B2 (ja) 1991-06-06 1991-06-06 ショーケースの棚装置

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JP3135063A JP2552585B2 (ja) 1991-06-06 1991-06-06 ショーケースの棚装置

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Publication Number Publication Date
JPH04361709A JPH04361709A (ja) 1992-12-15
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JPH06197828A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Senbi:Kk 陳列棚
JP4334269B2 (ja) * 2002-04-18 2009-09-30 株式会社ワイケイワイ ゴルフ用クラブの展示用支持装置

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