JP2552320Y2 - ルームランプ装置 - Google Patents

ルームランプ装置

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JP2552320Y2
JP2552320Y2 JP2354291U JP2354291U JP2552320Y2 JP 2552320 Y2 JP2552320 Y2 JP 2552320Y2 JP 2354291 U JP2354291 U JP 2354291U JP 2354291 U JP2354291 U JP 2354291U JP 2552320 Y2 JP2552320 Y2 JP 2552320Y2
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JP
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lamp
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lens
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両坂潤一
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、小型でありながら照
射範囲を広く取ることが出来るルームランプ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のルームランプ装置としては、例え
ば図2及び図3に示すようなマップランプがある。すな
わち、被取付体であるルーフインナートリム1の取付開
口1aには、ランプ配設部2とスイッチ配設部3とを隣
接させて形成するハウジング4が挿入されてその周縁部
を該取付開口1aに係止して配設されている。このスイ
ッチ配設部3には押釦式スイッチ3bが配設され、さら
にこの押釦式スイッチ3bには車室内9側に向けてスイ
ッチノブ3aが配設されている。また、ランプ配設部2
内にはランプ部としてのバルブ5が配設され、このバル
ブ5からの光を反射するリフレクタ6がバルブ5の裏側
に配設されると共に、該バルブ5からの光やリフレクタ
6からの反射光を透過屈折させるランプレンズ7が車室
内9側の開口部に配設されている。そして、この押釦式
スイッチ3bは図示しない電源を介して上記ランプ配設
部2のバルブ5と接続し、スイッチノブ3aを図3中下
方から押し上げることによりバルブ5の点灯消灯を行う
ように構成されている。ここで、図3中符号8はシェー
ド、図2中符号10aはバックミラー、10bはフロン
トウインドウパネル、10cはサンバイザーである。そ
して、上記スイッチノブ3aと上記ランプレンズ7の下
面部7aとが、ルーフインナートリム1の室内側面1b
から突出していると、見栄えを損なうため、該スイッチ
ノブ3aとランプレンズ7とは該室内側面1bと略面一
に設定されている。
【0003】今、スイッチノブ3aを上方へ押すと、バ
ルブ5が点灯し、バルブ5の光線と共に、リフレクタ6
によって反射された光線がランプレンズ7の下面部7a
を介して車室内9側の一定範囲L1を照射する。なおこ
の種のルームランプ装置としては、実開昭60−51148号
公報等に記載されている様なものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ルームランプ装置では、上記ルーフインナートリム1の
室内側面1bに挿入係止されたハウジング4上に、ラン
プレンズ7と共にスイッチノブ3aが配設されている
が、このスイッチノブ3aに関しては操作便宜上、小型
化に限界があり、あまり小さくすることができない。こ
のため、広い照射面積L1を得ようとして、ランプレン
ズ7の下面部7aの面積を広く取れば、ランプレンズ7
の面積に併せて装置本体も大型化し、重量の増加やコス
ト高となる虞があった。
【0005】そこで、この考案は、ルームランプ装置本
体を大型化することなく、広い照射面積を得ることが出
来るルームランプ装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、かかる課題
に着目してなされたもので、被取付体の取付開口に挿入
されて周縁部が係止された状態で配設されるハウジング
に、ランプ配設部と、スイッチ配設部とが隣接して連続
して形成され、該スイッチ配設部に押釦式スイッチが配
設されると共に、ランプ配設部内にランプ部が配設さ
れ、該ランプ部のランプレンズと、操作時の押釦式ス
イッチのスイッチノブとが被取付体の室内側面と略面一
とされたルームランプ装置であって、前記ランプレンズ
の一部をランプ配設部とスイッチ配設部との間まで延長
して延長部とし、該延長部でランプ配設部とスイッチ配
設部との間を隔成し、前記押釦式スイッチはスイッチO
N時にスイッチ配設部内に押し込まれた状態で停止する
ように設定したルームランプ装置を特徴としている。
【0007】
【作 用】かかる手段によれば、ルームランプを点灯さ
せるため、スイッチノブを押し込むと、スイッチノブは
押し込まれた位置に停止し、ランプ部が点灯する。ラン
プ部の光は、ランプレンズを介して車室内を照射する。
このとき、ランプレンズの一部をランプ配設部とスイッ
チ配設部との間まで延長して、該延長部でランプ配設部
とスイッチ配設部との間を隔成すると共に、スイッチノ
ブが押し込まれた位置に停止しているので、車室内を照
射する光線の面積は、ランプレンズを延長した分従来に
比して広い。
【0008】そして、再び、スイッチノブを押すと、ス
イッチノブは被取付体の室内側面と略面一の位置まで戻
り、ランプ部は消灯する。
【0009】
【実施例】以下、この考案を実施例に基づいて説明す
る。
【0010】図1は、この考案の実施例のルームランプ
装置をマップランプを用いて説明する図である。
【0011】まず構成を説明すると、被取付体であるル
ーフインナートリム11の取付開口11aには、ランプ
配設部12とスイッチ配設部13とを隣接させて形成す
るハウジング14が挿入されてその周縁部14aが該取
付開口11aに係止された状態で配設されている。この
スイッチ配設部13には押釦式スイッチ13bがビス1
3cによって固定配設され、スイッチON時には図中、
実線の位置にこの押釦式スイッチ13bのスイッチノブ
13aが停止すると共に、非操作時であるスイッチOF
F時には図中点線で示すルーフインナートリム11の車
室側面11bと略面一位置に該スイッチノブ13aが停
止するように設定されている。
【0012】また、ランプ配設部12内には押釦スイッ
チ13bによりon,offされるランプ部としてのバ
ルブ15が配設されている。そしてこのバルブ15から
の光を反射する略球面形状のリフレクタ16がバルブ1
5の裏側に配設されると共に、該バルブ15からの光や
リフレクタ16からの反射光を透過屈折させるランプレ
ンズ17が配設されている。このランプレンズ17の下
面部17aは上記ルーフインナートリム11の室内側面
11bからあまり突出すると見栄えを損う。そこで、こ
のランプレンズ17は見栄えを損なわないように該室内
側面11aと略面一位置に設定されると共に、ランプレ
ンズ17の一部は上記ランプ配設部12とスイッチ配設
部13との間まで延長されて、延長部17bを形成して
いる。この延長部17bはこの実施例では、上記下面部
17aから略L字状に折曲げられ、ランプ配設部12と
スイッチ配設部13との間に該下面部17aに対して略
垂直に配設されることにより、ランプ配設部12とスイ
ッチ配設部13との間を隔成するようにしている。しか
し、該延長部17bはこの様な構成に限らず、下面部1
7aの部材と一体でなく別の部材で構成するもの等であ
っても良く、該延長部17bとランプ配設部12との間
を隔成するものならばどの様な構成を採用しても良い。
【0013】なお、図1中符号18はシェードである。
【0014】次にかかる構成よりなるマップランプの作
用について説明する。
【0015】今、バルブ15を点灯させるため、スイッ
チノブ13aを図中下方から押し上げると、スイッチノ
ブ13aは実線に示す位置で係止状態となって停止し、
バルブ15が点灯する。バルブ15の光線は、ランプレ
ンズ17を介して車室内19側を照射する。このとき、
ランプレンズ17の一部をランプ配設部12とスイッチ
配設部13との間まで延長して、該延長部17bでラン
プ配設部12とスイッチ配設部13との間を隔成すると
共に、スイッチノブ13aは押し込まれた位置に停止し
ているので、車室内に照射される光線の面積L2は、ラ
ンプレンズ17を延長した延長部17bの分、従来に比
して広くすることができる。この様にスイッチノブ13
aに光線が妨げられることなく、ランプ配設部12とス
イッチ配設部13との間を隔成する延長部17bの分ラ
ンプレンズ17が広くなり、車室内を照射する光線の面
積L2を広げることが出来るので、マップランプ装置本
体を大きくすることなく、光線の面積L2を広く取るこ
とが出来る。
【0016】そして、再び、スイッチノブ13aを押し
上げると係止状態が解除され、スイッチノブ13aは図
中二点鎖線で示すルーフインナートリム11の室内側面
11bと略面一の位置まで戻り、バルブ15は消灯す
る。消灯時には、スイッチノブ13aが、ルーフインナ
ートリム11の室内側面11bと略同一位置に停止する
ので、見栄えを損なうこともない。
【0017】なお、この実施例では、ルームランプとし
てマップランプを挙げて説明したが、マップランプに限
らず、読書灯等、どの様なルームランプに用いても良い
ことは当然である。
【0018】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案によ
れば、ランプレンズの一部をランプ配設部とスイッチ配
設部との間まで延長して、該延長部でランプ配設部とス
イッチ配設部との間を隔成すると共に、スイッチONの
状態ではスイッチノブが押し込まれた状態で停止してい
るので、該延長部の分、車室内を照射する光線の面積を
広げられる。このため、ルームランプ装置本体を大きく
することなく、該光線の面積を充分確保することが出
来、重量が増加したり、コスト高となる虞がなくなっ
た。
【0019】また、スイッチoffの状態では、スイッ
チノブは被取付体の室内側面と略面一の位置まで戻り停
止するので見栄えを損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例のルームランプ装置の図3に
対応する断面図である。
【図2】従来例のルームランプ装置の車室内の配設位置
を示す外観図である。
【図3】従来例のルームランプ装置を示す図2のA−A
断面図である。
【符号の説明】
11 ルーフインナートリム(被取付体) 11a 取付開口 11b 室内側面 12 ランプ配設部 13 スイッチ配設部 13a スイッチノブ 13b 押釦式スイッチ 14 ハウジング 14a 周縁部 15 バルブ(ランプ部) 17 ランプレンズ 17b 延長部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被取付体の取付開口に挿入されて周縁部が
    係止された状態で配設されるハウジングに、ランプ配設
    部と、スイッチ配設部とが隣接して連続して形成され、
    該スイッチ配設部に押釦式スイッチが配設されると共
    に、ランプ配設部内にランプ部が配設され、該ランプ部
    のランプレンズと、操作時の押釦式スイッチのスイッ
    チノブとが被取付体の室内側面と略面一とされたルーム
    ランプ装置であって、 前記ランプレンズの一部をランプ配設部とスイッチ配設
    部との間まで延長して延長部とし、該延長部でランプ配
    設部とスイッチ配設部との間を隔成し、前記押釦式スイ
    ッチはスイッチON時にスイッチ配設部内に押し込まれ
    た状態で停止するように設定したことを特徴とするルー
    ムランプ装置。
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