JP2551811B2 - スイッチ及びその製造方法 - Google Patents
スイッチ及びその製造方法Info
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- JP2551811B2 JP2551811B2 JP63113064A JP11306488A JP2551811B2 JP 2551811 B2 JP2551811 B2 JP 2551811B2 JP 63113064 A JP63113064 A JP 63113064A JP 11306488 A JP11306488 A JP 11306488A JP 2551811 B2 JP2551811 B2 JP 2551811B2
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- Japan
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- cover
- movable
- body half
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- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は操作子を押し込むことによりスイッチの切
替えが行われるスイッチ及びそのスイッチの製造方法に
関する。
替えが行われるスイッチ及びそのスイッチの製造方法に
関する。
「従来の技術」 従来のこの種のスイッチにおいてはボデイが箱状に一
体に形成されたものが使用され、インサート端子板をボ
デイ内に収容するものであった。このため部品点数が多
く、かつ多量生産に適さなかった。
体に形成されたものが使用され、インサート端子板をボ
デイ内に収容するものであった。このため部品点数が多
く、かつ多量生産に適さなかった。
「課題を解決するための手段」 この発明のスイッチによれば第1、第2ボデイ半体が
同一構造からなり、第1、第2ボデイ半体の対向面の凹
凸係合により位置合せされてボデイが組合され、第1、
第2ボデイ半体の各内面に複数の端子がインサート成形
され、ボデイには可動体と、その可動体を偏倚するコイ
ルばねとが収容され、ボデイの開口にカバーが被着さ
れ、そのカバーに形成されたU字片で第1、第2ボデイ
半体が結合され、カバーの貫通孔から可動体の操作子が
外部に突出し、可動体には端子と摺動接触する可動接片
が取付けられている。
同一構造からなり、第1、第2ボデイ半体の対向面の凹
凸係合により位置合せされてボデイが組合され、第1、
第2ボデイ半体の各内面に複数の端子がインサート成形
され、ボデイには可動体と、その可動体を偏倚するコイ
ルばねとが収容され、ボデイの開口にカバーが被着さ
れ、そのカバーに形成されたU字片で第1、第2ボデイ
半体が結合され、カバーの貫通孔から可動体の操作子が
外部に突出し、可動体には端子と摺動接触する可動接片
が取付けられている。
この発明製造方法によれば複数の端子を組とし、一端
が連結体で連結された端子連を作り、その端子連の各端
子組ごとにボデイ半体をインサート成形し、そのボデイ
半体が成形された端子連の2連を用い、ボデイ半体の対
向面を凹凸係合により位置合せしてボデイを組合せ、こ
れらボデイにコイルばね及び可動接片を有する可動体を
組込み、その後各ボデイの開口にカバーを被着させ、そ
のカバーの対向U字片で二つのボデイ半体を結合させ、
次に連結体から端子を切離す。
が連結体で連結された端子連を作り、その端子連の各端
子組ごとにボデイ半体をインサート成形し、そのボデイ
半体が成形された端子連の2連を用い、ボデイ半体の対
向面を凹凸係合により位置合せしてボデイを組合せ、こ
れらボデイにコイルばね及び可動接片を有する可動体を
組込み、その後各ボデイの開口にカバーを被着させ、そ
のカバーの対向U字片で二つのボデイ半体を結合させ、
次に連結体から端子を切離す。
「実施例」 第1図乃至第3図にこの発明のスイッチの実施例を示
す。合成樹脂材よりなる第1、第2ボデイ半体11,12は
それぞれ底板13、側板14,15,16よりなり、その中央の側
板16の内面に三つの端子17,18,19がインサート成形さ
れ、これら端子17,18,19の一端は底板13より外部へ導出
されている。
す。合成樹脂材よりなる第1、第2ボデイ半体11,12は
それぞれ底板13、側板14,15,16よりなり、その中央の側
板16の内面に三つの端子17,18,19がインサート成形さ
れ、これら端子17,18,19の一端は底板13より外部へ導出
されている。
第1、第2ボデイ半体11,12の対向面に突起21と小孔2
2とが形成され、互いに突起21が小孔22に嵌合され、つ
まり凹凸係合されて位置合せされて、ボデイ23が組合さ
れる。ボデイ23内には可動体24、可動体24を偏倚するコ
イルばね25が収容される。ボデイ23の底板13には円形凹
部26が形成され、円形凹部26内にコイルばね25の一端部
が位置決め位置される。可動体24には、第1、第2ボデ
イ半体11,12の各端子17,18,19と摺動接触する一対の可
動接片27が取付けられている。ボデイ23の側板内面に案
内溝28が対向して形成され、可動体24の凸部29が案内溝
28に嵌合され、可動体24がボデイ23内を上下に案内され
る。
2とが形成され、互いに突起21が小孔22に嵌合され、つ
まり凹凸係合されて位置合せされて、ボデイ23が組合さ
れる。ボデイ23内には可動体24、可動体24を偏倚するコ
イルばね25が収容される。ボデイ23の底板13には円形凹
部26が形成され、円形凹部26内にコイルばね25の一端部
が位置決め位置される。可動体24には、第1、第2ボデ
イ半体11,12の各端子17,18,19と摺動接触する一対の可
動接片27が取付けられている。ボデイ23の側板内面に案
内溝28が対向して形成され、可動体24の凸部29が案内溝
28に嵌合され、可動体24がボデイ23内を上下に案内され
る。
ボディ23の開口に合成樹脂材のカバー31が被着され、
カバー31に一対のU字片32が対向して一体に突出され、
U字片32がボデイ23の側板14,15の外面に形成された爪3
3と係合し、第1、第2ボデイ半体11,12が結合される。
ボデイ23の開口側の四隅に係合突起34が突出され、係合
突起34がカバー31の四隅と係合されている。またカバー
31のU字片32間の側縁に係合片35が形成され、係合片35
は側板16の外面に形成された凹部36内に嵌合される。カ
バー31に貫通孔37が形成され、可動体24の操作子38が貫
通孔37を通じて外部へ突出されている。
カバー31に一対のU字片32が対向して一体に突出され、
U字片32がボデイ23の側板14,15の外面に形成された爪3
3と係合し、第1、第2ボデイ半体11,12が結合される。
ボデイ23の開口側の四隅に係合突起34が突出され、係合
突起34がカバー31の四隅と係合されている。またカバー
31のU字片32間の側縁に係合片35が形成され、係合片35
は側板16の外面に形成された凹部36内に嵌合される。カ
バー31に貫通孔37が形成され、可動体24の操作子38が貫
通孔37を通じて外部へ突出されている。
操作子38が十分外部へ突出した状態では、可動接片27
は端子17,18と接触し、これらを短絡しているが、端子1
9とは接触していない。この状態から操作子38をボデイ2
3内に押し込むと可動接片27は端子18,19と接触し、これ
らを短絡し、端子17からは離れる。このようにして端子
18の接触が端子17と19とで切替えられる。操作子38に対
する押圧力を解除すると、コイルばね25により可動体24
は初期状態の位置に復帰する。
は端子17,18と接触し、これらを短絡しているが、端子1
9とは接触していない。この状態から操作子38をボデイ2
3内に押し込むと可動接片27は端子18,19と接触し、これ
らを短絡し、端子17からは離れる。このようにして端子
18の接触が端子17と19とで切替えられる。操作子38に対
する押圧力を解除すると、コイルばね25により可動体24
は初期状態の位置に復帰する。
次にこのスイッチの製造方法について説明する。第4
図に示すように端子17,18,19を組として複数の端子組が
連結体41に連結された端子連42を形成する。この例では
端子の他端が他の連結体43と連結されている。
図に示すように端子17,18,19を組として複数の端子組が
連結体41に連結された端子連42を形成する。この例では
端子の他端が他の連結体43と連結されている。
この端子連42に対し、その端子組ごとに第5図に示す
ようにボデイ半体44をインサート成形する。ボデイ半体
44は底板13、側板14,15,16よりなり、第3図に示したよ
うに突起21、小孔22、円形凹部26、案内溝28、爪33、係
合突起34、図に示してないが凹部36が形成されている。
ようにボデイ半体44をインサート成形する。ボデイ半体
44は底板13、側板14,15,16よりなり、第3図に示したよ
うに突起21、小孔22、円形凹部26、案内溝28、爪33、係
合突起34、図に示してないが凹部36が形成されている。
このボデイ半体が形成された端子連の2連を用い、ボ
デイ半体の対向面を凹凸係合により位置合せして、つま
り突起21を小孔22内に挿入してボデイ23を組合せる(第
6図)。この組合せの前に連結体43は切落しておく。
デイ半体の対向面を凹凸係合により位置合せして、つま
り突起21を小孔22内に挿入してボデイ23を組合せる(第
6図)。この組合せの前に連結体43は切落しておく。
次に図に示さないが、この組合せたボデイ23を治具に
入れた後、コイルばね25、可動体24をボデイ23内に収容
し、更にカバー31で蓋する。これによりボデイ半体が結
合される。この組立ての完了後に検査の前に連結体41を
切離し、治具に入れた状態で検査を行う。
入れた後、コイルばね25、可動体24をボデイ23内に収容
し、更にカバー31で蓋する。これによりボデイ半体が結
合される。この組立ての完了後に検査の前に連結体41を
切離し、治具に入れた状態で検査を行う。
「発明の効果」 以上述べたようにこの発明のスイッチによれば二つの
ボデイ半体を組合せてボデイとしているため、ボデイ半
体内に端子をインサート成形することができ、従来のイ
ンサート端子板を使用する必要がなく、それだけ部品点
数も少ないものとなる。
ボデイ半体を組合せてボデイとしているため、ボデイ半
体内に端子をインサート成形することができ、従来のイ
ンサート端子板を使用する必要がなく、それだけ部品点
数も少ないものとなる。
またこの発明の製造方法によれば端子連に複数個のボ
デイ半体を形成することができ、更に複数のボデイを同
時に一例に形成でき、複数個のスイッチを一度に組立て
検査することができる。
デイ半体を形成することができ、更に複数のボデイを同
時に一例に形成でき、複数個のスイッチを一度に組立て
検査することができる。
第1図はこの発明のスイッチの実施例を示す断面図、第
2図は第1図の正面図、第3図は第1図の分解斜視図、
第4図乃至第6図はこの発明のスイッチの製造方法の一
例の各工程を示す図である。
2図は第1図の正面図、第3図は第1図の分解斜視図、
第4図乃至第6図はこの発明のスイッチの製造方法の一
例の各工程を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】第1ボデイ半体及び第2ボデイ半体が同一
構造からなり、 これら第1ボデイ半体及び第2ボデイ半体の対向面の凹
凸係合により位置合せされてボデイが組合され、 上記第1ボデイ半体及び第ボデイ半体の各内面に複数の
端子がそれぞれインサート成形され、 上記ボデイ内に可動体、及びその可動体を偏倚するコイ
ルばねが収容され、 上記ボデイの開口にカバーが被着され、 そのカバーに形成された対向U字片で上記第1ボデイ半
体及び第2ボデイ半体が結合され、 上記カバーの貫通孔から上記可動体の操作子が外部に突
出し、 上記可動体には上記端子と摺動接触する可動接片が取付
けられてなるスイッチ。 - 【請求項2】複数の端子を組とし、一端が連結体で連結
された端子連を作る工程と、 その端子連の各端子組ごとにボデイ半体をインサート成
形する工程と、 そのボデイ半体が成形された端子連の2連を用い、ボデ
イ半体の対向面を凹凸係合により位置合せしてボデイを
組合せる工程と、 これらボデイにコイルばね、及び可動接片を有する可動
体を組込む工程と、 各ボデイの開口にカバーを被着させ、かつそのカバーの
対向U字片で二つのボデイ半体を結合する工程と、 上記連結体から端子を切離す工程とよりなるスイッチの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63113064A JP2551811B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | スイッチ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63113064A JP2551811B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | スイッチ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01283723A JPH01283723A (ja) | 1989-11-15 |
JP2551811B2 true JP2551811B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=14602585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63113064A Expired - Fee Related JP2551811B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | スイッチ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551811B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-09 JP JP63113064A patent/JP2551811B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01283723A (ja) | 1989-11-15 |
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