JP2551797B2 - 永久磁石材料の製造方法 - Google Patents
永久磁石材料の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 利用産業分野 この発明は、高磁気特性を有するFe−B−R系永久磁
石材料の製造方法に係り、特に、体積が20cm3以上の大
型の永久磁石材料の製造に際し、各種の加工ともない材
料にクラックが発生し易いため、耐クラッチ性を有する
酸化被膜を設け、歩留りと製造性の向上を計ったFe−B
−R系永久磁石材料の製造方法に関する。
石材料の製造方法に係り、特に、体積が20cm3以上の大
型の永久磁石材料の製造に際し、各種の加工ともない材
料にクラックが発生し易いため、耐クラッチ性を有する
酸化被膜を設け、歩留りと製造性の向上を計ったFe−B
−R系永久磁石材料の製造方法に関する。
背景技術 出願人は先に、高価なSmやCoを含有しない新しい高性
能永久磁石としてFe−B−R系(RはYを含む希土類元
素のうち少なくとも1種)永久磁石を提案した(特開昭
59−46008号、特開昭59−64733号、特開昭59−89401
号、特開昭59−132104号)。
能永久磁石としてFe−B−R系(RはYを含む希土類元
素のうち少なくとも1種)永久磁石を提案した(特開昭
59−46008号、特開昭59−64733号、特開昭59−89401
号、特開昭59−132104号)。
この永久磁石は、RとしてNdやPrを中心とする資源的
に豊富な軽希土類を用い、Feを主成分として20MGOe以上
の極めて高いエネルギー積を有するすぐれた永久磁石て
ある。
に豊富な軽希土類を用い、Feを主成分として20MGOe以上
の極めて高いエネルギー積を有するすぐれた永久磁石て
ある。
上記の新規なFe−B−R系(RはYを含む希土類元素
のうち少なくとも1種)永久磁石は、例えば、 出発原料を高周波溶解し、その後水冷銅鋳型に鋳造す
る、鋳塊を粗粉砕し、さらに微細粉となし、所要理
由度の粉末を磁界中配向して、成形し、焼結した後、
さらに時効処理を施す工程により製造される。
のうち少なくとも1種)永久磁石は、例えば、 出発原料を高周波溶解し、その後水冷銅鋳型に鋳造す
る、鋳塊を粗粉砕し、さらに微細粉となし、所要理
由度の粉末を磁界中配向して、成形し、焼結した後、
さらに時効処理を施す工程により製造される。
しかしながら、上記のすぐれた磁気特性を有するFe−
B−R系磁気異方性焼結体からなる永久磁石は主成分と
して、空気中で酸化し次第に安定な酸化物を生成し易い
希土類元素及び鉄を含有するため、例えば、磁気回路に
組込んだ場合に、磁石表面に生成する酸化物により、磁
気回路の出力低下及び磁気回路間のばらつきを惹起し、
また、表面酸化物の脱落による周辺機器への汚染の問題
があった。
B−R系磁気異方性焼結体からなる永久磁石は主成分と
して、空気中で酸化し次第に安定な酸化物を生成し易い
希土類元素及び鉄を含有するため、例えば、磁気回路に
組込んだ場合に、磁石表面に生成する酸化物により、磁
気回路の出力低下及び磁気回路間のばらつきを惹起し、
また、表面酸化物の脱落による周辺機器への汚染の問題
があった。
そこで、上記のFe−B−R系永久磁石の耐食性の改善
のため、磁石体表面に無電解めっき法あるいは電解めっ
き法により耐食性金属めっき層を被覆したり、耐食性樹
脂を侵漬法や塗布法にてコーティングしたり、気相成膜
法にてAl等の耐食性金属,合金被膜を形成したり、耐食
性金属薄片を含む樹脂層を被着成形したり、異種の耐食
性被膜を積層形成するなどの耐食性被膜を設ける技術が
提案された。
のため、磁石体表面に無電解めっき法あるいは電解めっ
き法により耐食性金属めっき層を被覆したり、耐食性樹
脂を侵漬法や塗布法にてコーティングしたり、気相成膜
法にてAl等の耐食性金属,合金被膜を形成したり、耐食
性金属薄片を含む樹脂層を被着成形したり、異種の耐食
性被膜を積層形成するなどの耐食性被膜を設ける技術が
提案された。
従来技術の問題点 一方、Fe−B−R系永久磁石材料の製造には、焼結体
を得て時効処理を施した後、目的とする最終製品形状,
寸法にするため、または表面の酸化物を除去するため、
あるいは前述した各種の耐食性被膜を被着形成するた
め、切除、グラインダー加工、サーフェサー、ショット
ブラストなどの各種の加工が施されている。
を得て時効処理を施した後、目的とする最終製品形状,
寸法にするため、または表面の酸化物を除去するため、
あるいは前述した各種の耐食性被膜を被着形成するた
め、切除、グラインダー加工、サーフェサー、ショット
ブラストなどの各種の加工が施されている。
この各種の加工が直接原因あるいは誘因となって、永
久磁石材料に大小様々のクラックが発生し易くなり、製
造性が歩留りが低下する問題があった。
久磁石材料に大小様々のクラックが発生し易くなり、製
造性が歩留りが低下する問題があった。
特に、体積が20cm3以上の大型の永久磁石材料の製造
に際し、各種の加工ともない材料にクラックが発生し易
く、クラックの発生防止が切望されていた。
に際し、各種の加工ともない材料にクラックが発生し易
く、クラックの発生防止が切望されていた。
発明の目的 この発明は、Fe−B−R系永久磁石材料の製造に際
し、材料にクラックが発生し歩留りが低下するという実
用上の問題点を解消することを目的とし、特に、クラッ
クの発生し易い大型永久磁石材料の歩留りと製造性を向
上させて高磁石特性を有するFe−B−R系永久磁石を安
価に提供することを目的とする。
し、材料にクラックが発生し歩留りが低下するという実
用上の問題点を解消することを目的とし、特に、クラッ
クの発生し易い大型永久磁石材料の歩留りと製造性を向
上させて高磁石特性を有するFe−B−R系永久磁石を安
価に提供することを目的とする。
発明の構成 この発明は、クラックの発生防止を目的に、永久磁石
体の加工、熱処理処理について種々研究した結果、時効
処理前に特定の熱処理により、焼結体表面に所要の酸化
被膜を形成すると、靱性に富む被膜によって割れが焼結
体内部に伝播するのを防止できることを知見し、また、
製造に不可欠な加工工程を時効処理前、特に酸化被膜成
形熱処理前に行うことにより、クラックの発生防止に有
効であることを知見し、この発明を完成したものであ
る。
体の加工、熱処理処理について種々研究した結果、時効
処理前に特定の熱処理により、焼結体表面に所要の酸化
被膜を形成すると、靱性に富む被膜によって割れが焼結
体内部に伝播するのを防止できることを知見し、また、
製造に不可欠な加工工程を時効処理前、特に酸化被膜成
形熱処理前に行うことにより、クラックの発生防止に有
効であることを知見し、この発明を完成したものであ
る。
すなわち、この発明は、R(RはNd、Pr、Dy、Ho、Tb
のうち少なくとも1種あるいはさらに、La、Ce、Sm、G
d、Er、Eu、Tm、Yb、Lu、Yのうち少なくとも1種から
なる)10%〜30原子%、 B2原子%〜28原子%、 Fe65原子%〜80原子%を主成分とする合金粉末を成
形、焼結して主相が正方晶相からなる焼結永久磁石体を
得た後、 酸化雰囲気中で、300℃〜900℃に3分〜40分間保持する
酸化被膜成形熱処理し、 その後、時効処理する、 あるいは、焼結永久磁石体を得た後、研摩や形状成形
等の加工工程を施し、さらに酸化雰囲気中で、300℃〜9
00℃に3分〜40分間保持する酸化被膜形成熱処理し、 その後、時効処理(但し、多段時効処理を除く)する またさらに、焼結永久磁石体を得た後、 多段時効処理における第1段目時効処理の処理前およ
び/または処理後に、 酸化雰囲気中で、300℃〜900℃に3分〜40分間保持す
る酸化被膜形成熱処理を施すに際して、 前記酸化被膜形成熱処理のうち、いずれかあるいは全
ての熱処理前に、研摩や形状成形等の加工工程を施すこ
とを特徴とする永久磁石材料の製造方法である。
のうち少なくとも1種あるいはさらに、La、Ce、Sm、G
d、Er、Eu、Tm、Yb、Lu、Yのうち少なくとも1種から
なる)10%〜30原子%、 B2原子%〜28原子%、 Fe65原子%〜80原子%を主成分とする合金粉末を成
形、焼結して主相が正方晶相からなる焼結永久磁石体を
得た後、 酸化雰囲気中で、300℃〜900℃に3分〜40分間保持する
酸化被膜成形熱処理し、 その後、時効処理する、 あるいは、焼結永久磁石体を得た後、研摩や形状成形
等の加工工程を施し、さらに酸化雰囲気中で、300℃〜9
00℃に3分〜40分間保持する酸化被膜形成熱処理し、 その後、時効処理(但し、多段時効処理を除く)する またさらに、焼結永久磁石体を得た後、 多段時効処理における第1段目時効処理の処理前およ
び/または処理後に、 酸化雰囲気中で、300℃〜900℃に3分〜40分間保持す
る酸化被膜形成熱処理を施すに際して、 前記酸化被膜形成熱処理のうち、いずれかあるいは全
ての熱処理前に、研摩や形状成形等の加工工程を施すこ
とを特徴とする永久磁石材料の製造方法である。
この発明の多段時効処理における製造工程を詳述する
と、以下の工程を含む。
と、以下の工程を含む。
焼成後に、酸化被膜形成熱処理し、 第1段目の時効処理を行い、 さらに、研摩や形状成形等の加工工程を施した後、 酸化被膜形成熱処理し、 第2段目以降の時効処理をする 焼成後に、研摩や形状成形等の加工工程を施し、 酸化被膜形成熱処理をし、 第1段目の時効処理を行い、 さらに第2段目以降の時効処理をする 焼成後に、第1段目の時効処理を行い、 さらに、研摩や形状成形等の加工工程を施した後、 酸化被膜形成熱処理し、 第2段目以降の時効処理をする 焼成後に、研摩や形状成形等の加工工程を施し、 酸化被膜形成熱処理し、 さらに、第1段目の時効処理を行い、 また、研摩や形状成形等の加工工程を施した後、 酸化被膜形成熱処理し、 第2段目以降の時効処理をする 発明の効果 この発明において、Fe−B−R系永久磁石材料を焼結
後、時効処理前に大気中で加熱することにより、酸化被
膜を生成させると、Rは酸化物の形で失われることにな
り、表面にFeを富む靱性の高い膜が形成され、これによ
り内部を熱衝撃等によるクラック、破壊より保護するこ
とができ、製造上の取扱いが容易になり、また歩留りの
向上効果が得られる。
後、時効処理前に大気中で加熱することにより、酸化被
膜を生成させると、Rは酸化物の形で失われることにな
り、表面にFeを富む靱性の高い膜が形成され、これによ
り内部を熱衝撃等によるクラック、破壊より保護するこ
とができ、製造上の取扱いが容易になり、また歩留りの
向上効果が得られる。
また、Fe−B−R系永久磁石材料の製造に不可欠な各
種加工工程を、時効処理前あるいは多段時効処理工程内
に施し、かつ前記の酸化被膜形成熱処理することによ
り、時効処理後に加工を行っていた従来に比較して、ク
ラックの発生が激減する利点がある。
種加工工程を、時効処理前あるいは多段時効処理工程内
に施し、かつ前記の酸化被膜形成熱処理することによ
り、時効処理後に加工を行っていた従来に比較して、ク
ラックの発生が激減する利点がある。
さらに、酸化被膜形成熱処理するかあるいは、当該熱
処理前に各種加工工程を施すことにより、熱衝撃等が強
くなるため、時効処理の冷却速度を従来よりも速くで
き、処理時間を短縮できる利点がある。
処理前に各種加工工程を施すことにより、熱衝撃等が強
くなるため、時効処理の冷却速度を従来よりも速くで
き、処理時間を短縮できる利点がある。
発明の好ましい実施態様 この発明において、大型の永久磁石材料とは、体積が
20cm3以上の材料を指し、例えば、核磁気共鳴断層撮像
装置の磁気回路等に用いる煉瓦状の永久磁石材料k如き
大型製品の製造による特に顕著な効果がある。
20cm3以上の材料を指し、例えば、核磁気共鳴断層撮像
装置の磁気回路等に用いる煉瓦状の永久磁石材料k如き
大型製品の製造による特に顕著な効果がある。
この発明の特徴である酸化被膜形成熱処理は、前述し
た如く、Feリッチな靱性に富む層(成分R2O3+Fe2O4)
を生成させるものであり、膜厚が0.5μm未満である
と、割れに対する保護効果がなく、また5μmを越える
と、磁石特性の劣化が懸念され外、酸化物層の除去に手
間を要するため好ましくない。
た如く、Feリッチな靱性に富む層(成分R2O3+Fe2O4)
を生成させるものであり、膜厚が0.5μm未満である
と、割れに対する保護効果がなく、また5μmを越える
と、磁石特性の劣化が懸念され外、酸化物層の除去に手
間を要するため好ましくない。
この発明の特徴たる熱処理は、大気中、あるいは少な
くとも酸素を1vol%含む酸化性雰囲気中で行うもので、
加熱温度としては300℃〜900℃、また加熱時間としては
3分〜40分が好ましい。
くとも酸素を1vol%含む酸化性雰囲気中で行うもので、
加熱温度としては300℃〜900℃、また加熱時間としては
3分〜40分が好ましい。
この発明において、熱処理条件の加熱温度は、300℃
未満では所要の酸化被膜が形成されないか、あるいは形
成に長時間を要するため好ましくなく、900℃を超える
と、酸化が急速に進行して膜厚の制御が困難となり、内
部への酸素の拡散が増大し磁石特性に悪影響を及ぼすた
め好ましくない。より好ましくは500℃〜700℃である。
未満では所要の酸化被膜が形成されないか、あるいは形
成に長時間を要するため好ましくなく、900℃を超える
と、酸化が急速に進行して膜厚の制御が困難となり、内
部への酸素の拡散が増大し磁石特性に悪影響を及ぼすた
め好ましくない。より好ましくは500℃〜700℃である。
また、熱処理時間は、3分未満では所定の膜厚が得ら
れず、また40分を越えると膜圧が過剰となり、また内部
への酸素の拡散が増大し磁石特性に悪影響を及ぼすため
好ましくない。より好ましくは15分〜30分である。
れず、また40分を越えると膜圧が過剰となり、また内部
への酸素の拡散が増大し磁石特性に悪影響を及ぼすため
好ましくない。より好ましくは15分〜30分である。
また、この発明において、前記微粉砕粉を、所要形
状、寸法に磁場中成形する際の磁場条件は、7kOe〜20kO
eが好ましく、プレス条件は、0.5t/cm2〜8t/cm2が好ま
しい。
状、寸法に磁場中成形する際の磁場条件は、7kOe〜20kO
eが好ましく、プレス条件は、0.5t/cm2〜8t/cm2が好ま
しい。
また、焼結における温度条件は 900℃〜1200℃が好ましく、さらに好ましくは、1000
℃〜1150℃で、時間は30分から8時間が好ましい。焼結
温度が900℃未満では、焼結磁石体として充分な強度が
得られず、1200℃を超えると、焼結体が変形し、配向が
崩れ、磁束密度の低下、角型性の低下を将来し、また結
晶体の粗大化が進行して保磁力を低下するため好ましく
ない。
℃〜1150℃で、時間は30分から8時間が好ましい。焼結
温度が900℃未満では、焼結磁石体として充分な強度が
得られず、1200℃を超えると、焼結体が変形し、配向が
崩れ、磁束密度の低下、角型性の低下を将来し、また結
晶体の粗大化が進行して保磁力を低下するため好ましく
ない。
また、この発明において、磁石材料の残留磁束密度、
保磁力、減磁曲線の角型性を改善向上させるため、350
℃〜焼結温度の時効処理することが好ましい。時効処理
温度が350℃未満では拡散速度低下のため効果がなく、
焼結温度を超えると再焼結が起り過焼結となる。
保磁力、減磁曲線の角型性を改善向上させるため、350
℃〜焼結温度の時効処理することが好ましい。時効処理
温度が350℃未満では拡散速度低下のため効果がなく、
焼結温度を超えると再焼結が起り過焼結となる。
さらには、時効処理温度は450℃〜800℃の範囲が好ま
しく、また、時効処理時間は5分〜40分が好ましい。処
理時間が5分未満では時効処理効果が少なく、得られる
磁石材料の磁石特性のばらつきが大きくなり、40時間を
超えると工業的に長時間を要しすぎ実用的でない。磁石
特性の好ましい発現と実用的な面から時効処理時間は30
分から8時間が好ましい。また、時効処理は2段以上の
多段時効処理を用いることもできる。
しく、また、時効処理時間は5分〜40分が好ましい。処
理時間が5分未満では時効処理効果が少なく、得られる
磁石材料の磁石特性のばらつきが大きくなり、40時間を
超えると工業的に長時間を要しすぎ実用的でない。磁石
特性の好ましい発現と実用的な面から時効処理時間は30
分から8時間が好ましい。また、時効処理は2段以上の
多段時効処理を用いることもできる。
また、多段時効処理に代えて、400℃〜焼結温度以下
の時効処理温度から室温までを空冷あるいは水冷などの
冷却方法で、0.2℃/min〜20℃/minの冷却速度で冷却す
る方法によっても、上記時効処理と同等の磁石特性を有
する永久磁石材料を得ることができる。
の時効処理温度から室温までを空冷あるいは水冷などの
冷却方法で、0.2℃/min〜20℃/minの冷却速度で冷却す
る方法によっても、上記時効処理と同等の磁石特性を有
する永久磁石材料を得ることができる。
また、この発明において、時効処理後の冷却速度は、
クラックの発生を増大させないため、200℃/min以下が
好ましい。
クラックの発生を増大させないため、200℃/min以下が
好ましい。
この発明の製造方法にて焼結後、加工され時効処理さ
れたFe−B−R系永久磁石材料は、その後耐食性の向上
のため、前述した各種の耐食性被膜を付与形成される。
なお、耐食性被膜は当該酸化被膜が6除去されたのちに
形成される。
れたFe−B−R系永久磁石材料は、その後耐食性の向上
のため、前述した各種の耐食性被膜を付与形成される。
なお、耐食性被膜は当該酸化被膜が6除去されたのちに
形成される。
永久磁石の成分限定理由 この発明の永久磁石に用いる希土類元素Rは、組成の
10原子%〜30原子%を占めるが、Nd、Pr、Dy、Ho、Tbの
うち少なくとも1種、あるいはさらに、La、Ce、Sm、G
d、Er、Eu、Tm、Yb、Lu、Yのうち少なくとも1種を含
むものが好ましい。
10原子%〜30原子%を占めるが、Nd、Pr、Dy、Ho、Tbの
うち少なくとも1種、あるいはさらに、La、Ce、Sm、G
d、Er、Eu、Tm、Yb、Lu、Yのうち少なくとも1種を含
むものが好ましい。
また、通常Rのうち1種をもって足りるが、実用上は
2種以上の混合物(ミッシュメタル、,ジジム等)を入
手上の適宜等の理由により用いることができる。
2種以上の混合物(ミッシュメタル、,ジジム等)を入
手上の適宜等の理由により用いることができる。
なお、このRは純希土類元素でなくてもよく、工業上
入手可能な範囲で製造上不可避な不純物を含有するもの
でも差支えない。
入手可能な範囲で製造上不可避な不純物を含有するもの
でも差支えない。
Rは、上記系永久磁石における、必須元素であって、
10原子%未満では、結晶構造がα−鉄と同一構造の立方
晶組織となるため、高磁気特性、特に高保磁力が得られ
ず、30原子%を越えると、Rリッチな非磁性相が多くな
り、残留磁束密度(Br)が低下して、すぐれた特性の永
久磁石が得られない。よって、希土類元素は、10原子%
〜30原子%の範囲とする。
10原子%未満では、結晶構造がα−鉄と同一構造の立方
晶組織となるため、高磁気特性、特に高保磁力が得られ
ず、30原子%を越えると、Rリッチな非磁性相が多くな
り、残留磁束密度(Br)が低下して、すぐれた特性の永
久磁石が得られない。よって、希土類元素は、10原子%
〜30原子%の範囲とする。
Bは、この発明による永久磁石における、必須元素で
あって、2原子%未満では、菱面体構造が主相となり、
高い保磁力(iHc)は得られず、28原子%を越えると、
Bリッチな非磁性相が多くなり、残留磁束密度(Br)が
低下するため、すぐれた永久磁石が得られない。よっ
て、Bは、2原子%〜28原子%の範囲とする。
あって、2原子%未満では、菱面体構造が主相となり、
高い保磁力(iHc)は得られず、28原子%を越えると、
Bリッチな非磁性相が多くなり、残留磁束密度(Br)が
低下するため、すぐれた永久磁石が得られない。よっ
て、Bは、2原子%〜28原子%の範囲とする。
Feは、上記系永久磁石において、必須元素であり、65
原子%未満では残留磁束密度(Br)が低下し、80原子%
を越えると、高い保磁力が得られないので、Feは65原子
%〜80原子%の含有とする。
原子%未満では残留磁束密度(Br)が低下し、80原子%
を越えると、高い保磁力が得られないので、Feは65原子
%〜80原子%の含有とする。
また、この発明の永久磁石において、Feの一部をCoで
置換することは、得られる磁石の磁気特性を損うことな
く、温度特性を改善することができるが、Co置換量がFe
の20%を越えると、逆に磁気特性が劣化するため、好ま
しくない。Coの置換量がFeとCoの合計量で5原子%〜15
原子%の場合は、(Br)は置換しない場合に比較して増
加するため、高磁束密度を得るために好ましい。
置換することは、得られる磁石の磁気特性を損うことな
く、温度特性を改善することができるが、Co置換量がFe
の20%を越えると、逆に磁気特性が劣化するため、好ま
しくない。Coの置換量がFeとCoの合計量で5原子%〜15
原子%の場合は、(Br)は置換しない場合に比較して増
加するため、高磁束密度を得るために好ましい。
また、この発明の永久磁石は、R,B,Feの他、工業的生
産上、不可避的不純物の存在を許容できる。
産上、不可避的不純物の存在を許容できる。
例えば、Bの一部を4.0原子%以下のC、3.5原子%以
下のP、2.5原子%以下のS、3.5原子%以下のCuのうち
少なくとも1種、合計量で4.0原子%以下で置換するこ
とにより、永久磁石の製造性改善、低価格化が可能であ
る。
下のP、2.5原子%以下のS、3.5原子%以下のCuのうち
少なくとも1種、合計量で4.0原子%以下で置換するこ
とにより、永久磁石の製造性改善、低価格化が可能であ
る。
また、下記添加元素のうち少なくとも1種は、R−B
−Fe系永久磁石に対してその保磁力、減磁曲線の角型性
を改善あるいは製造性の改善、低価格化に効果があるた
め添加することができる。
−Fe系永久磁石に対してその保磁力、減磁曲線の角型性
を改善あるいは製造性の改善、低価格化に効果があるた
め添加することができる。
9.5原子%以下のAl、4.5原子%以下のTi、 9.5原子%以下のV、8.5原子%以下のCr、 8.0原子%以下のMn、5.0原子%以下のBi、 9.5原子%以下のNb、9.5原子%以下のTa、 9.5原子%以下のMo、9.5原子%以下のW、 2.5原子%以下のSb、7原子%以下のGe、 3.5原子%以下のSn、5.5原子%以下のZr、 9.0原子%以下のNi、9.0原子%以下のSi、 1.1原子%以下のZn、5.5原子%以下のHf、 のうち少なくとも1種を添加含有、但し、2種以上含有
する場合は、その最大含有量は当該添加元素のうち最大
値を有するものの原子%以下を含有させることにより、
永久磁石の高保磁力化が可能になる。
する場合は、その最大含有量は当該添加元素のうち最大
値を有するものの原子%以下を含有させることにより、
永久磁石の高保磁力化が可能になる。
結晶相は主相が正方相であることが、微細で均一な合
金粉末より、すぐれた磁気特性を有する焼結永久磁石を
作製するのに不可欠である。
金粉末より、すぐれた磁気特性を有する焼結永久磁石を
作製するのに不可欠である。
また、この発明の永久磁石は平均結晶粒径が1〜80μ
mの範囲にある正方晶系の結晶構造を有する化合物を主
相として、体積比で1%〜50%の非磁性相(酸化物相を
除く)を含むことを特徴とする。
mの範囲にある正方晶系の結晶構造を有する化合物を主
相として、体積比で1%〜50%の非磁性相(酸化物相を
除く)を含むことを特徴とする。
この発明による永久磁石は、保磁力iHc≧1 kOe、残留
磁束密度Br>4kG、を示し、最大エネルギー積(BH)max
は、(BH)max≧10MGOeを示し、最大値は25MGOe以上に
達する。
磁束密度Br>4kG、を示し、最大エネルギー積(BH)max
は、(BH)max≧10MGOeを示し、最大値は25MGOe以上に
達する。
また、この発明による永久磁石のRの主成分が、その
50%以上をNd及びPrを主とする軽希土類金属が占める場
合で、R12原子%〜20原子%、B4原子%〜24原子%、Fe7
2原子%〜80原子%、を主成分とするとき、(BH)max35
MGOe以上のすぐれた磁気特性を示し、特に軽希土類金属
がNdの場合には、その最大値が45MGOe以上に達する。
50%以上をNd及びPrを主とする軽希土類金属が占める場
合で、R12原子%〜20原子%、B4原子%〜24原子%、Fe7
2原子%〜80原子%、を主成分とするとき、(BH)max35
MGOe以上のすぐれた磁気特性を示し、特に軽希土類金属
がNdの場合には、その最大値が45MGOe以上に達する。
また、この発明において、極めて高い特性を示す永久
磁石として、 Nd 11at%〜15at%、Dy 0.2at%〜3.0at%、かつNdとDy
の総量が12at%〜17at%であり、B 5at%〜8at%、Co
0.5at%〜13at%、Al 0.5at%〜4at%、C 1000ppm以下
を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる場合が好
ましい。
磁石として、 Nd 11at%〜15at%、Dy 0.2at%〜3.0at%、かつNdとDy
の総量が12at%〜17at%であり、B 5at%〜8at%、Co
0.5at%〜13at%、Al 0.5at%〜4at%、C 1000ppm以下
を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる場合が好
ましい。
実 施 例 実施例1 出発原料として、純度99.9%の電解鉄、B19.4%含有
のフェロボロン合金、純度99.7%以上のNd、Dy、を使用
し、これらを配合した後、高周波溶解して鋳造し、32.7
Nd−1.30Dy−1.15B−残Feなる組成(wt%)の鋳塊を得
た。
のフェロボロン合金、純度99.7%以上のNd、Dy、を使用
し、これらを配合した後、高周波溶解して鋳造し、32.7
Nd−1.30Dy−1.15B−残Feなる組成(wt%)の鋳塊を得
た。
その後、この鋳塊を微粉砕し、平均粒度3μmの微粉
砕粉を得た。
砕粉を得た。
この微粉砕粉をプレス装置の金型に装入し、12kOeの
磁界中で配向し、磁界に平行方向に1.5ton/cm2の圧力で
成形し、20cm×10cm×厚み6cm寸法の成形体を得た。
磁界中で配向し、磁界に平行方向に1.5ton/cm2の圧力で
成形し、20cm×10cm×厚み6cm寸法の成形体を得た。
得られた成形体を1100℃、2時間、Ar雰囲気中の条件
で焼結後、炉冷し、さらに、大気中で700℃×30分、大
気中で500℃×20分の2種のこの発明による酸化被膜形
成熱処理を施した。
で焼結後、炉冷し、さらに、大気中で700℃×30分、大
気中で500℃×20分の2種のこの発明による酸化被膜形
成熱処理を施した。
その後、真空雰囲気中で800℃、1時間の時効処理を
行い、60℃/min、120℃/minの2種類の冷却速度で、冷
却し永久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率
(%N=100)を第1表に、磁石特性を第2表に示す。
行い、60℃/min、120℃/minの2種類の冷却速度で、冷
却し永久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率
(%N=100)を第1表に、磁石特性を第2表に示す。
なお、クラックは蛍光探傷法による目視で評価した。
比較例1 この発明による酸化被膜形成熱処理を施さない以外
は、実施例1と全く同様方法にて製造し、同一組成の永
久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率(%N
=100)を第1表に、磁石特性を第2表に示す。
は、実施例1と全く同様方法にて製造し、同一組成の永
久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率(%N
=100)を第1表に、磁石特性を第2表に示す。
実施例2 出発原料として、純度99.9%の電解鉄、B19.4%含有
のフェロボロン合金、純度99.7%以上のNd、Dy、Coを使
用し、これらを配合した後、高周波溶解して鋳造し、3
2.7Nd−1.30Dy−1.15B−6Co−残Feなる組成(wt%)の
鋳塊を得た。
のフェロボロン合金、純度99.7%以上のNd、Dy、Coを使
用し、これらを配合した後、高周波溶解して鋳造し、3
2.7Nd−1.30Dy−1.15B−6Co−残Feなる組成(wt%)の
鋳塊を得た。
その後、この鋳塊を微粉砕し、平均粒度3μmの微粉
砕粉を得た。
砕粉を得た。
この微粉砕粉をプレス装置の金型に装入し、12kOeの
磁界中で配向し、磁界に平行方向に1.5ton/cm2の圧力で
成形し、20cm×10cm×厚み6cm寸法の成形体を得た。
磁界中で配向し、磁界に平行方向に1.5ton/cm2の圧力で
成形し、20cm×10cm×厚み6cm寸法の成形体を得た。
得られた成形体は1100℃、2時間、Ar雰囲気中の条件
で焼結後、炉冷した後、焼結体表面をグラインダーにて
研摩した。
で焼結後、炉冷した後、焼結体表面をグラインダーにて
研摩した。
さらに、大気中で700℃×30分、大気中で500℃×20分
の2種のこの発明による酸化被膜形成熱処理を施した。
の2種のこの発明による酸化被膜形成熱処理を施した。
その後、真空雰囲気中で800℃、1時間の時効処理を
行い、60℃/min、120℃/minの2種類の冷却速度で、冷
却し永久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率
(%N=100)を第1表に、磁石特性を第2表に示す。
行い、60℃/min、120℃/minの2種類の冷却速度で、冷
却し永久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率
(%N=100)を第1表に、磁石特性を第2表に示す。
比較例2 この発明による酸化被膜形成熱処理を施さない以外
は、実施例2と全く同様方法にて製造し、同一組成の永
久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率(%N
=100)を第1表に、磁石特性を第2表に示す。
は、実施例2と全く同様方法にて製造し、同一組成の永
久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率(%N
=100)を第1表に、磁石特性を第2表に示す。
実施例3 出発原料として、純度99.9%の電解鉄、B19.4%含有
のフェロボロン合金、純度99.7%以上のNd、Dyを使用
し、これらを配合した後、高周波溶解して鋳造し、32.7
Nd−1.30Dy−1.15B−残Feなる組成(wt%)の鋳塊を得
た。
のフェロボロン合金、純度99.7%以上のNd、Dyを使用
し、これらを配合した後、高周波溶解して鋳造し、32.7
Nd−1.30Dy−1.15B−残Feなる組成(wt%)の鋳塊を得
た。
その後、この鋳塊を微粉砕し、平均粒度3μmの微粉
砕粉を得た。
砕粉を得た。
この微粉砕粉をプレス装置の金型に装入し、12kOeの
磁界中で、磁界に平行方向に1.5ton/cm2の圧力で成形
し、20cm×10cm×厚み6cm寸法の成形体を得た。
磁界中で、磁界に平行方向に1.5ton/cm2の圧力で成形
し、20cm×10cm×厚み6cm寸法の成形体を得た。
得られた成形体1100℃、2時間、Ar雰囲気中の条件で
焼結後、炉冷し、さらに、大気中で700℃×30分のこの
発明による酸化被膜形成熱処理を施した。
焼結後、炉冷し、さらに、大気中で700℃×30分のこの
発明による酸化被膜形成熱処理を施した。
その後、真空雰囲気中で800℃、1時間の時効処理を
行い、60℃/minの冷却速度で冷却した後、焼結体表面を
グラインダーにて研摩した。
行い、60℃/minの冷却速度で冷却した後、焼結体表面を
グラインダーにて研摩した。
さらに、真空雰囲気中で630℃、1時間の時効処理を
行い、60℃/min、120℃/minの2種類の冷却速度で冷却
して永久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率
(%N=100)を第3表に、磁石特性を第4表に示す。
行い、60℃/min、120℃/minの2種類の冷却速度で冷却
して永久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率
(%N=100)を第3表に、磁石特性を第4表に示す。
比較例3 この発明による酸化被膜形成熱処理を施さない以外
は、実施例3と全く同様方法にて製造し、同一組成の永
久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率(%N
=100)を第3表に、磁石特性を第4表に示す。
は、実施例3と全く同様方法にて製造し、同一組成の永
久磁石材料を得た。このときのクラックの発生率(%N
=100)を第3表に、磁石特性を第4表に示す。
Claims (3)
- 【請求項1】R(RはNd、Pr、Dy、Ho、Tbのうち少なく
とも1種あるいはさらに、La、Ce、Sm、Gd、Er、Eu、T
m、Yb、Lu、Yのうち少なくとも1種からなる)10原子
%〜30原子%、 B2原子%〜28原子%、 Fe65原子%〜80原子%を主成分とする合金粉末を成形、
焼結して主相が正方晶相からなる焼結永久磁石体を得た
後、 酸化雰囲気中で、300℃〜900℃に3分〜40分間保持する
酸化被膜形成熱処理し、 その後、時効処理することを特徴とする永久磁石材料の
製造方法。 - 【請求項2】R(RはNd、Pr、Dy、Ho、Tbのうち少なく
とも1種あるいはさらに、La、Ce、Sm、Gd、Er、Eu、T
m、Yb、Lu、Yのうち少なくとも1種からなる)10原子
%〜30原子%、 B2原子%〜28原子%、 Fe65原子%〜80原子%を主成分とする合金粉末を成形、
焼結して主相が正方晶相からなる焼結永久磁石体を得た
後、 研摩や形状成形等の加工工程を施し、さらに酸化雰囲気
中で、300℃〜900℃に3分〜40分間保持する酸化被膜形
成熱処理し、 その後、時効処理(但し、多段時効処理を除く)するこ
とを特徴とする永久磁石材料の製造方法。 - 【請求項3】R(RはNd、Pr、Dy、Ho、Tbのうち少なく
とも1種あるいはさらに、La、Ce、Sm、Gd、Er、Eu、T
m、Yb、Lu、Yのうち少なくとも1種からなる)10原子
%〜30原子%、 B2原子%〜28原子%、 Fe65原子%〜80原子%を主成分とする合金粉末を成形、
焼結して主相が正方晶相からなる焼結永久磁石体を得た
後、 多段時効処理における第1段目時効処理の処理前および
/または処理後に、 酸化雰囲気中で、300℃〜900℃に3分〜40分間保持する
酸化被膜形成熱処理を施すに際して、 前記酸化被膜形成熱処理のうち、いずれかあるいは全て
の熱処理前に、研摩や形状成形等の加工工程を施すこと
を特徴とする永久磁石材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62314382A JP2551797B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 永久磁石材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62314382A JP2551797B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 永久磁石材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156417A JPH01156417A (ja) | 1989-06-20 |
JP2551797B2 true JP2551797B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=18052667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62314382A Expired - Lifetime JP2551797B2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 永久磁石材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551797B2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP62314382A patent/JP2551797B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01156417A (ja) | 1989-06-20 |
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