JP2551423B2 - 電線接続用スリ−ブの自動圧縮装置 - Google Patents

電線接続用スリ−ブの自動圧縮装置

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JP2551423B2 JP62019668A JP1966887A JP2551423B2 JP 2551423 B2 JP2551423 B2 JP 2551423B2 JP 62019668 A JP62019668 A JP 62019668A JP 1966887 A JP1966887 A JP 1966887A JP 2551423 B2 JP2551423 B2 JP 2551423B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電線接続用の金属製スリーブを圧縮するた
めの装置に関し、特に、多種類あるスリーブのうちから
そのスリーブに特有の圧縮ピッチ及び圧縮回数を対応ダ
イスの識別部から識別して自動的にスリーブを圧縮する
電線接続用スリーブ自動圧縮装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の電線接続用スリーブの圧縮装置は、スリーブを
装着した電線を支持する対向一対の電線支持部材を架台
上に設けると共に、これら一対の電線支持部材間を往復
移動自在に油圧圧縮器を設け、この油圧圧縮器をチェー
ン等により手動で移動可能にしたものである。しかし
て、この圧縮装置を用いてスリーブの圧縮を行う場合に
は、先ず、圧縮すべきスリーブの種類に応じたダイスを
選択し、スリーブに付されている目印に従って所定の方
向に、所定のピッチで、所定回数を圧縮を行う。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の電線接続用スリーブの圧縮装置において
は、スリーブに付された目印を見ながら1回ずつ手作業
で圧縮作業を行わなければならないし、多種類あるスリ
ーブの1つ1つの圧縮ピッチ、圧縮回数が異なるので、
圧縮の品質が安定せず、また油圧圧縮器の移動操作と油
圧の制御操作とを少なくとも二人の操作員で分担して行
わなければならないという問題がある。
本発明は上記従来の問題点を解決しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明においては、上記従来の問題点を解決するた
め、スリーブSを装着した電線Wを支持する対向一対の
電線支持部材2,2を架台1上に設け、これら一対の電線
支持部材2,2間を往復移動自在に架台1上に油圧圧縮器
3を設けると共に、この油圧圧縮器3を移動するための
モータ4駆動の移動手段5を設け、油圧圧縮器3の複数
の交換ダイス6には夫々識別部6aを設け、また油圧圧縮
器3には識別部6aによりダイス6の種別を検知するセン
サ14を設け、このセンサ14からの信号を受けて、予め記
憶された当該ダイス6に対応するスリーブSに特有の圧
縮ピッチ及び圧縮回数で、油圧圧縮器3に圧縮及び移動
の動作をさせるべく、油圧圧縮器3の制御弁16及び駆動
用モータ4を制御する制御装置15を設けて電線接続用ス
リーブの自動圧縮装置を構成した。
(作用) 本発明の圧縮装置においては、圧縮すべきスリーブS
の種類に応じてダイス6を選択してこれを油圧圧縮器3
に装着し、次いで接続すべき電線WにスリーブSを被挿
した状態でスリーブSの両側電線部を対向一対の電線支
持部材2に支持すると共に、スリーブSを一対のダイス
6,6間に配置する。ダイス6,6を油圧圧縮器3に装着する
と、そのダイス6の識別部6aによりセンサ14がダイス6
の種類を検知し、検知信号を制御装置15に送って、制御
装置15が当該ダイス6に対応するスリーブSに特有の圧
縮ピッチ及び圧縮回数の圧縮、移動の動作を油圧圧縮器
3に行わせるように制御弁16及び駆動用モータ4を制御
し、自動的に正確に圧縮作業を行う。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図乃至第9図に示す。第1図
は圧縮装置の概略的斜視図、第2図は圧縮装置の正面
図、第3図は圧縮装置の平面図、第4図は圧縮装置の側
面図、第5図は圧縮装置の制御系統図、第6図はダイス
とセンサの斜視図、第7図は油圧圧縮器の分解斜視図、
第8図は制御装置の概略的正面図、第9図は支持部材の
分解斜視図である。
図示の実施例のスリーブ自動圧縮装置は、キャスタを
備えた可搬型の架台1と、スリーブSを装着した電線W
を支持するために架台1上に相対向して一対設けられた
電線支持部材2,2と、これら一対の電線支持部材2,2間を
往復移動自在に架台1上に設けられた油圧圧縮器3と、
この油圧圧縮器3を移動するためのモータ4駆動の移動
手段5とを備え、油圧圧縮器3は、各種サイズのスリー
ブSに対応する複数の交換ダイス6を備えている。
油圧圧縮器3は、ねじ棒7とこれに螺合するナット8
との組合せから成る移動手段5を介して駆動用モータ4
に機械的に接続され、駆動用モータ4の正逆回転により
ねじ棒7が正逆回転されて往復移動することができる。
第7図に示すように、油圧圧縮器3は、架台1上を転動
するローラ9を備えた下枠10と、同形の上枠11との間
に、水平に相対向した一対の油圧ヘッド12,12を保持し
て成る。即ち、上下の枠10,11には、夫々両側に相対向
する一対の矩形の係合孔10a,11aが形成され、他方各ヘ
ッド12の上下には角柱状の係合突部12a,12aが突設され
ていて、この係合突部12aを夫々上下の枠の係合孔10a,1
1aに嵌合させて両ヘッド12,12間を開き止めするように
保持している。各ヘッド12には、ダイス6を相対向させ
て着脱することができ、夫々油圧ポンプPからの給油に
よりダイス6を圧縮動作させることができるようになっ
ている。
第6図に示すように、各ダイス6には、一対のうちの
一方に夫々下方に延出する識別部6aが設けられている。
識別部6aには、識別孔6bが設けられており、1列に4個
までの孔6bの配列組合せによりダイス6の種類を識別で
きるようになっている。
第6図に示すように、下枠10上のダイス6の下部に
は、ダイス6をヘッド12に装着したときにそれの識別部
6を受け入れ、かつそれの孔6bの配列によりダイス6の
種別を検知するフォトセンサ14が設けらている。
マイクロコンピュータを内蔵した制御装置15は、架台
1と別に設けられ、センサ14からの信号を受けて予め記
憶された当該ダイス6に対応するスリーブSに特有の圧
縮ピッチ及び圧縮回数に従って油圧圧縮器3の制御弁16
及び駆動用モータ4を制御する。
電線支持部材2は、架台1上に油圧圧縮器3の移動方
向に対して直交する方向に移動自在に、しかも常時架台
1の中央に復帰するように付勢して設けられている。ま
た、電線支持部材2は、油圧ヘッド12の圧縮、解放動作
のタイミングにあわせて電線Wを把持、解放する把持部
17を備えている。即ち、第9図に示すように、電線支持
部材2の取付枠19は、架台1上に油圧圧縮器3の移動方
向に対して直交する方向に固着されたレール18の両端部
付近に取付けられたばね内装の付勢部材20に復帰ピン20
aに押されて常時中央に復帰するようになっている。取
付枠19には、固定把持部材21と可動把持部材22とが、モ
ータ23の正逆回転により把持、解放動作可能に設けられ
ている。24は回転センサで、把持部材21,22間の把持、
解放の動作範囲を限定すべく、モータ23の回転数をカウ
ントしてその信号を制御装置15へ送り、これを受けた制
御装置15からの信号でモータ23の正逆回転、停止を制御
するようになっている。従って、油圧ヘッド12による圧
縮動作で、スリーブS及び電線Wのたわみが矯正される
等により水平方向の移動が生じた場合には、電線支持部
材2が移動して無理な応力がかからないようにし、また
圧縮動作時に把持部材17が電線Wを解放してその伸びを
許容するようになっている。
しかして、この実施例の圧縮装置を用いて電線接続作
業を行う場合には、第2,3図に示すように、油圧圧縮器
3の上枠11は外してヘッド12,12間を開放しておき、圧
縮すべきスリーブSの種類に応じてダイス6を選択し、
これをヘッド12に装着する。そして、スリーブSの両側
に接続すべき2つの電線Wの端部を挿入した状態で、ス
リーブSを架台1の略中央に配置し、把持部材21,22間
に電線Wを軽く把持させてセットする。次いで、上枠11
をヘッド12,12上に嵌合し、油圧ポンプPのスイッチを
オンすると共に、制御装置15の電源スイッチ25をオンす
る。次いで、油圧圧縮器3を移動させてスリーブSの中
央に配置する。油圧圧縮器3の移動は制御装置15の左右
移動スイッチ26を操作することで自在に行うことができ
る。センサ14はダイス6の種類を検知して信号を制御装
置15に送り、ダイス6の型番号をディスプレイ27に表示
する。次いで、スタートスイッチ28をオンすると、セン
サ14からの信号に基づき、制御装置15が、予め記憶して
いる当該ダイス6に対応しるスリーブSに特有の圧縮ピ
ッチ、圧縮回数に従って、駆動モータ4、制御弁16及び
モータ23を制御し、圧縮動作を開始する。圧縮動作が始
まってヘッド12内の油圧が所定値に達すると、圧力スイ
ッチ31から信号が発せられ、制御装置15を介してモータ
23に回転信号が発せられる。モータ23の回転により、ス
リーブSの圧縮に先立って把持部材17が電線Wを解放
し、圧縮に伴う電線Wの伸びを許容する。圧縮動作が完
了して油圧が所定値に達すると、圧力スイッチ29から信
号が発せられ、制御装置15を介して制御弁16に復帰動作
信号が発せられると共に、モータ23に回転信号が発せら
れ、モータ23が先とは逆方向に回転して、ダイス6がス
リーブSを解放するに先だって把持部材17が電線Wを締
め付け、スリーブ解放動作に伴う電線Wの移動及びその
後の油圧圧縮器3の移動に伴う電線Wの移動を阻止す
る。ダイス6が復帰動作を終えてヘッド12内の油圧が所
定値に達すると、圧力スイッチ30から信号が発せられ、
制御装置15を介して駆動モータ4に回転信号が発せら
れ、モータ4が所定数回転して、油圧圧縮器3を所定距
離移動させる。こうして所定回数同一動作を繰り返して
スリーブSの圧縮接続を終了する。この場合、スリーブ
Sが水平に両側から同時にダイス6,6で圧縮されるた
め、スリーブSの両側の圧縮変形が略等しくなり、従っ
て、圧縮後スリーブSに反りが生じない。なお、一連の
圧縮動作の回数と各圧縮動作の圧縮圧力を制御装置15の
デイスプレイ27にその都度表示して確認できるようにす
ると共に、プリンタ32からプリントアウトして爾後のた
めに記録を残しておく。
(発明の効果) 以上のように、本発明においては、スリーブSを装着
した電線Wを支持する対向一対の電線支持部材2,2を架
台1上に設け、これら一対の電線支持部材2,2を往復移
動自在に架台1上に油圧圧縮器3を設けると共に、この
油圧圧縮器3を移動するためのモータ4駆動の移動手段
5を設け、油圧圧縮器3の複数の交換ダイス6には夫々
識別部6aを設け、また油圧圧縮器3には識別部6aにより
ダイス6の種別を検知するセンサ14を設け、このセンサ
14からの信号を受けて、予め記憶された当該ダイス6に
対応するスリーブSに特有の圧縮ピッチ及び圧縮回数
で、油圧圧縮器3に圧縮及び移動の動作をさせるべく、
油圧圧縮器3の制御弁16及び駆動用モータ4を制御する
制御装置15を設けて電線接続用スリーブの自動圧縮装置
を構成したため、スリーブに付された目印を見ながら1
回ずつ手作業で圧縮作業を行う必要がなく、大幅に手数
が省けると共に、1つ1つの圧縮ピッチ、圧縮回数が異
なる多種類のスリーブSの圧縮を自動的にスリーブSの
種類を検知してこれに適合した正確な圧縮を行い、圧縮
の品質を安定させることができ、また油圧圧縮器3の移
動操作と油圧の制御操作とを1人の操作員で行うことが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は圧縮装
置の概略的斜視図、第2図は圧縮装置の正面図、第3図
は圧縮装置の平面図、第4図は圧縮装置の側面図、第5
図は圧縮装置の制御系統図、第6図はダイスとセンサの
斜視図、第7図は油圧圧縮器の分解斜視図、第8図は制
御装置の概略的正面図、第9図は支持部材の分解斜視図
である。 1……架台、2……電線支持部材、3……油圧圧縮器、
4……駆動モータ、5……移動手段、6……ダイス、6a
……識別部、14……センサ、15……制御装置、16……制
御弁、S……スリーブ、W……電線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台上にスリーブを装着した電線を支持す
    る対向一対の電線支持部材と、これら一対の電線支持部
    材間を往復移動自在の油圧圧縮器と、この油圧圧縮器を
    移動するためのモータ駆動の移動手段とを設け、前記油
    圧圧縮器の複数の交換ダイスには夫々識別部を設け、前
    記油圧圧縮器には前記交換ダイスを前記油圧圧縮器に装
    着したときに前記識別部に対応して前記識別部から前記
    交換ダイスの種別を検知するセンサを設け、このセンサ
    からの信号を受けて予め記憶された当該交換ダイスに対
    応する前記スリーブに特有の圧縮ピッチ及び圧縮回数
    で、圧縮及び移動の動作をさせるべく、前記油圧圧縮器
    の制御弁及び前記駆動用モータを制御する制御装置を設
    けたことを特徴とする電線接続用スリーブの自動圧縮装
    置。
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