JP2551199B2 - 粉粒体混合装置の洗浄装置 - Google Patents

粉粒体混合装置の洗浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉粒体混合体装置の洗浄装置に係り、特に粉
粒体混合装置の内壁等に付着した粉粒体を除去する粉粒
体混合装置の洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕
エンジニヤリングプラスチツクスの製造工場では、製
品である樹脂ペレツトを出荷前に均質化するため、貯槽
内にスクリユー等の撹拌手段を備えた粉粒体混合体装置
が採用されている。
従来、この粉粒体混合体装置の洗浄装置としては第6
図に示すように、混合装置の貯槽1の内壁面に洗浄水を
噴き出す噴射装置であるスプレーノズル2を複数配置
し、該スプレーノズル2からの噴射水で貯槽1の内壁及
び撹拌装置であるスクリユ3に付着した粉粒体を洗浄す
るようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の粉粒体混合体装置の洗浄装置に
あっては、前記スプレーノズル2を貯槽1の内壁に固定
している。このため、貯槽1の内壁面全域を洗浄するに
は多数のスプレーノズル2を配設しなければならず、ま
た貯槽1内に粉粒体を貯留した場合に、スプレーノズル
2の洗浄水噴出し口が粉粒体で詰まるという欠点があっ
た。
また、一般に取り扱う粉粒体は、水の付着を嫌うの
で、粉粒体の貯留時には洗浄水の供給ライン4を確実に
閉鎖する水漏れ防止機構を取り付けなければならないと
いう欠点もあった。
さらに、前記スプレーノズル2は貯槽1に固定されて
いるので、該スプレーノズル2に付着した粉粒体を除去
するのが困難であるという欠点もあった。
本発明の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、
粉粒体による噴射装置の目詰まりを防止すると共に、洗
浄水への粉粒体への付着を防止することのできる粉粒体
混合体装置の洗浄装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を達成するために、上部に粉粒体
の供給口を有し、下部に粉粒体の排出口を有する貯槽内
に、撹拌装置を貯槽内面に沿って旋回可能に配置して成
る粉粒体混合装置の洗浄装置に於いて、前記貯槽の上部
に設けられた収納口から貯槽内に垂下された給水ホース
の下端部に吊り下げたスプレーノズルに、前記貯槽の内
壁面に沿って摺動自在で且つ前記スプレーノズルから噴
射する水の噴射力の反力で前記内壁面に密着することに
より前記スプレーノズルの噴射方向を貯槽の内側に向け
る座板を配設して成り、前記収納口から貯槽外に回収で
きる大きさの噴射装置と、前記貯槽外に設けられ、前記
給水ホースを巻き取り、巻き戻して前記噴射装置を昇降
させて噴出高さを調整すると共に、前記噴射装置を貯槽
外に回収する際には給水ホースを巻き取る昇降装置と、
前記供給ホースを介して前記噴射装置に洗浄水を供給す
る供給装置と、から成ることを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、噴射装置を給水ホースに連通された
昇降装置で粉粒体混合体装置の貯槽の上部に形成された
収納口から貯槽の内壁面に沿って昇降させ、前記貯槽の
内壁及び撹拌装置に付着した粉粒体を洗浄する。
これによって、噴射装置の設置個数を削減することが
できる。また、洗浄が終了すると前記昇降装置で給水ホ
ースを巻取り、噴射装置を前記収納口に収納する。これ
によって、粉粒体による噴射装置の目詰まりを防止する
ことができる。
〔実施例〕
以下、添付図面に従って本発明に係る粉粒体混合体装
置の洗浄装置の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係る洗浄装置が適用された粉粒体混
合体装置の一実例を示す概略構成図である。
第1図において、粉粒体混合体装置はその内部にスク
リユ10を用いた撹拌装置が配置されている。該スクリユ
10は円形状の貯槽11の上部中央からアーム12を介して、
貯槽11内を旋回可能に配置されている。また、樹脂ペレ
ット13は、貯槽11の容積の概ね70%を受入れ、スクリユ
10で混合した後、貯槽11の下部に設けられた排出口14か
ら排出されるようになっている。この時、貯槽11の内壁
及びスクリユ10の表面には樹脂ペレツト13との摺動や飛
散ダストとの接触により粉状物が付着する。
本発明の洗浄装置は、第1図及び第2図に示すよう
に、粉粒体混合装置の貯槽11の上部に設けられた収納口
15から該貯槽11の内壁面に沿って給水ホース16を介して
吊り下げられかつ前記貯槽11の内壁から該貯槽11の中央
部分に向かって洗浄水を噴射させる噴射装置、本実例に
あってはスプレーノズル17と、該スプレーノズル17を給
水ホース16を介して昇降させる昇降装置(本実施例にあ
ってはホース巻取機)18と、該昇降装置18を介して給水
ホース16に洗浄水を供給する供給装置(図示せず)とか
ら構成されている。これらの装置は第2図に示すように
貯槽11の内壁面を平面的に3等分するように3組設置さ
れている。なお、第2図においてはスプレーノズル17
(17a〜17c)が円周方向に120゜間隔に配置された例が
示されている。
また、前記スプレーノズル17は第3図及び第4図に示
すように、給水ホース16の先端に継手19を介して取り付
けられており、該継手19と座板20とは止め金具21で締結
されている。該座板20は貯槽11の内壁面を摺動させるた
めの板で、スプレーノズル17が水を噴出した場合、該ス
プレーノズル17に加わる反力が壁面方向に作用すること
を利用して、該座板20を貯槽11の内壁に密着させ、これ
によって水22の噴出方向(第2図から第4図において広
がり角をαで表示)を貯槽11の中央に向けるように構成
している。
次に、以上のごとく構成された粉粒体混合体装置の洗
浄装置の作用について説明する。
まず粉粒体混合体装置の洗浄は、該粉粒体混合体装置
に貯留された粉粒体を排出した後、異なる品種の粉粒体
を受け入れる工程の間に行われる。
洗浄を行なう場合のスプレーノズル17の昇降及びスク
リユ10との位置関係の運転実施例を第5図(a)〜
(c)に示す。まず、スプレーノズル17aをIの位置か
ら貯槽11内に挿入させる。この操作は給水ホース16を巻
取り、巻戻す昇降装置18を作動して、給水ホース16を送
り出すことにより行われる。このとき、アーム12はAの
位置にある。
次いで、スプレーノズル17aに洗浄水を給水し、水を
噴射させながら給水ホース16を送り出し、スプレーノズ
ル17aを下降させる。該スプレーノズル17aが貯槽11の下
端に到達した後は、再び昇降装置18を介して給水ホース
16を巻取り、スプレーノズル17aを上昇させる。なお、
該スプレーノズル17aの下端位置の検知は昇降装置18の
回転量を検出することにより把握できる。
スプレーノズル17aが上昇を開始したら、スプレーノ
ズル17bをIIの位置から送り出して、水を噴出すると共
にアーム12を反時計回りでBの位置まで旋回(旋回は反
時計回りとする)させる。また同様に、スプレーノズル
17bが下端に到達したら、該スプレーノズル17bの上昇を
開始し、IIIの位置でスプレーノズル17cの下降とアーム
12のc位置への旋回を開始する。これによって、スプレ
ーノズル17(17a〜17c)は、下降,上昇中、スクリユ10
に衝突するおそれがなくなる。なお、第5図(b)にお
いて、Hはノズル高さを示す。
また、水噴射中はスクリユ10を回転させておくことで
該スクリユ10の羽根10aの前面に水を噴射させるように
する。
これによって粉粒体混合体装置の貯槽11の内壁面及び
スクリユ10の表面に付着した粉粒体を洗浄でき、粗い流
された粉粒体は貯槽11の下部に設けられた排出口14から
外部に排出させることができる。
これによって、本発明に係る粉粒体混合体装置の洗浄
装置は、粉粒体混合体装置内の全域にスプレーノズルを
固定する従来の洗浄装置と比較して、スプレーノズル17
の設置個数を大幅に削減することができる。また、洗浄
終了後、前記スプレーノズル17を粉粒体混合体装置の貯
槽11内から回収できるようにしたので、粉粒体によるス
プレーノズル17の目詰まりを確実に防止することがで
き、しかも該スプレーノズル17から漏れる水が粉粒体に
付着するのを防止できる。
なお、粉粒体混合体装置を乾燥させる際には、スプレ
ーノズル17から乾燥用のエアーを吹き出すようにしても
よい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る粉粒体混合体装置の
洗浄装置によれば、粉粒体混合体装置の貯槽内を洗浄す
る際に、噴射装置を該貯槽の上部から下部に昇降して行
なうようにし、かつ該貯槽の洗浄が終了すると、前記噴
射装置を貯槽外に収納できるように構成したので、従来
に比べて噴射装置の設置個数を大幅に削減することがで
きると共に、粉粒体による噴射装置の目詰まりを確実に
防止することができ、該噴射装置から漏れる水が粉粒体
に付着するのを防止することができるという種々の優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る洗浄装置が適用された粉粒体混合
体装置の一実施例を示す概略構成図、第2図は本発明の
スプレーノズルの配置及び水噴射方向を示す説明図、第
3図は本発明の実施例を示すスプレーノズルの詳細図、
第4図は第3図のIV−IV線断面図、第5図(a)〜
(c)は本発明の洗浄装置の運転実施例を示す説明図、
第6図は従来の洗浄装置が適用された粉粒体混合体装置
の一実施例を示す概略構成図である。 10……スクリユ、 11……貯槽、 14……排出口、 15……収納口、 16……給水ホース、 17(17a〜17c)……スプレーノズル、 18……昇降装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に粉粒体の供給口を有し、下部に粉粒
    体の排出口を有する貯槽内に、撹拌装置を貯槽内面に沿
    って旋回可能に配置して成る粉粒体混合装置の洗浄装置
    に於いて、 前記貯槽の上部に設けられた収納口から貯槽内に垂下さ
    れた給水ホースの下端部に吊り下げたスプレーノズル
    に、前記貯槽の内壁面に沿って摺動自在で且つ前記スプ
    レーノズルから噴射する水の噴射力の反力で前記内壁面
    に密着することにより前記スプレーノズルの噴射方向を
    貯槽の内側に向ける座板を配設して成り、前記収納口か
    ら貯槽外に回収できる大きさの噴射装置と、 前記貯槽外に設けられ、前記給水ホースを巻き取り、巻
    き戻して前記噴射装置を昇降させて噴出高さを調整する
    と共に、前記噴射装置を貯槽外に回収する際には給水ホ
    ースを巻き取る昇降装置と、 前記供給ホースを介して前記噴射装置に洗浄水を供給す
    る供給装置と、から成ることを特徴とする粉粒体混合装
    置の洗浄装置。
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