JPS5936269Y2 - スラリ−製造装置 - Google Patents

スラリ−製造装置

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JPS5936269Y2
JPS5936269Y2 JP13166078U JP13166078U JPS5936269Y2 JP S5936269 Y2 JPS5936269 Y2 JP S5936269Y2 JP 13166078 U JP13166078 U JP 13166078U JP 13166078 U JP13166078 U JP 13166078U JP S5936269 Y2 JPS5936269 Y2 JP S5936269Y2
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JP
Japan
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liquid
packed tower
powder
tank
supply pipe
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Expired
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JP13166078U
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JPS5549715U (ja
Inventor
章黄 鈴岡
正敏 古川
Original Assignee
帝人株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉粒体と液体とを槽内に投入しこれらを混合し
てスラリーを製造する装置に関する。
近年、繊維、樹脂或はフィルム等として広範囲な用途を
有するポリエチレンテレフタレートは、例えばテレフタ
ル酸とエチレングリコールを直接エステル化反応せしめ
て生成する所謂直接重合法がT業的に広く採用されつつ
あるが、かかる直接重合法にお・いてはテレフタル酸と
エチレングリコールとを混合してスラリー状態として反
応器に供給するのが一般的に行なわれている。
このようなスラリーの製造方法は種々提案されているが
、攪拌機を有する槽にその上部からテレフタル酸とエチ
レングリコールを投入して混合しスラリー状にするもの
においてはテレフタル酸のように飛散し易い粉末は落下
時槽内で四散し粉霧状に舞上がるため槽内気相部壁面に
粉末が付着するばかりでなくベント管に流入し、しばし
ばその開「1部或はベント管内を閉塞するトラブルが生
じていた。
本考案はこのような現状に鑑みなされたもので、混合槽
の上部から粉粒体と液体とを供給してスラノーを製造す
る装置であって、混合槽上部に設けられた充填塔、該充
填塔を介してその上部に取付けられたベント管、槽内上
方位置に配設された液散布ノズルを有する放射管、該放
射管および充填塔にそれぞれ液体を供給する分岐した液
供給管を有する主供給管からなり、充填塔への液供給管
が充填塔の上部に連結され、混合槽の液体供給が液散布
ノズルと充填塔上部から行なわれるようにされているこ
とを特徴とするものである。
以下、本考案をテレフタル酸の粉末とエチレングリコー
ル液とを混合する装置について説明するが、これに限定
されるものではないことは言うまでもない。
図は本考案の実施例を示す概略図である。
図にお・いて、1は混合槽の本体で該本体1には攪拌翼
2が設けられており、又上方位置には円形状の放射管3
が取付けられ本体1の上、側方壁面および中心方向に液
散布が可能なように散布ノズル4が設けられている。
この放射管3は円形状でなくてよいが、散布ノズルは少
くとも側方上部方向に向いているのが好ましい。
5はテレフタル酸の投入ノズルでロータリーフィーダ6
を介して計量ホッパー7と連結している。
8は本体1の上部に配設された充填塔であり、その上部
にはベント管9およびエチレングリコール液の供給管1
0が連結されている。
11はエチレングリコール液の主供給管で、上記供給管
10と連なるとともに更に放射管3と供給管12を介し
て連結されている。
13.14はそれぞれ供給管10.12に設けた流量調
整或は遮断用のバルブである。
しかして計量ホッパー7から一定量のテレフタル酸の粉
末が投入されるとその前後に供給管10゜12からエチ
レングリコール液も供給される。
供給管10から充填塔8に流入する液はここで分散流下
し上昇或は充填材に付着したテレフタル酸粉末を捕捉し
洗い落しながら本体内に供給される。
又、供給管12からの液は放射管3に入りその散布ノズ
ル4から本体1内壁に向って噴出され、このため内壁面
に付着する粉末を流し落すとともに投入により四散し舞
上る粉末を捕えその上昇を抑える。
この散布ノズル4からの液放射は本体1の内壁面のみに
してもよい。
このようにテレフタル酸の粉末供給時に最も閉塞し易い
ベント管9にその下端部に形成した充填塔8を介してエ
チレングリコール液を流下させるため、ベント管9の機
能を害することなく粉末の除去、閉塞の防止が行える。
次に供給された固、液は攪拌翼2によって混合されスラ
リーとなり本体下部の排出バルブ15又は図示しない排
出口より排出される。
ここで、スラリー製造方法としてはバッチ式としても或
は連続式としてもよく、更にバッチ式の場合は次の工程
である反応をこの装置と兼用可能にすることもできる。
以上に説明の如く、本考案によればベント管は充填塔を
介して槽本体と連結されかつ充填塔上部に液供給管が設
けられると共に、該液供給管は槽内上方位置に設けた液
散布ノズルと連通ずるようにされているから、粉粒体、
特に微細な粉末と液体とを供給してスラリーを形成する
際、液体は液散布ノズルと充填塔上部から供給され、こ
のため槽内で四散する粉粒体は効果的に捕えられてその
上昇を抑えられる共に槽内壁面への粉粒体付着が防止さ
れ、かつベント管に至る粉粒体は充填塔内を分散して流
下する液体によって洗い落されるため、ベント管が閉塞
することは完全に防止される。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示す概略図である。 1・・・・・・本体、3・・・・・・放射管、4・・・
・・・散布ノズル、8・・・・・・充填塔、9・・・・
・・ベント管、10.12・・・・・・供給管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 混合槽の上部から粉粒体と液体とを洪給してスラリーを
    製造する装置であって、混合槽上部に設けられた充填塔
    、該充填塔を介してその上部に取付けられたベント管、
    槽内上方位置に配設された液散布ノズルを有する放射管
    、該放射管および充填塔にそれぞれ液体を洪給する分岐
    した液供給管を有する主供給管からなり、充填塔への液
    供給管が充填塔の上部に連結され、混合槽の液体供給が
    液散布ノズルと充填塔上部から行なわれるようにされて
    いることを特徴とするスラリー製造装置。
JP13166078U 1978-09-27 1978-09-27 スラリ−製造装置 Expired JPS5936269Y2 (ja)

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JP13166078U JPS5936269Y2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 スラリ−製造装置

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JP13166078U JPS5936269Y2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 スラリ−製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS5549715U JPS5549715U (ja) 1980-04-01
JPS5936269Y2 true JPS5936269Y2 (ja) 1984-10-05

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JPS6033880Y2 (ja) * 1981-03-05 1985-10-08 タイガー魔法瓶株式会社 卓上型金属製真空二重ポツト

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JPS5549715U (ja) 1980-04-01

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