JP2551144Y2 - 折畳式携帯用ヘアブラシ - Google Patents

折畳式携帯用ヘアブラシ

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JP2551144Y2
JP2551144Y2 JP6340192U JP6340192U JP2551144Y2 JP 2551144 Y2 JP2551144 Y2 JP 2551144Y2 JP 6340192 U JP6340192 U JP 6340192U JP 6340192 U JP6340192 U JP 6340192U JP 2551144 Y2 JP2551144 Y2 JP 2551144Y2
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brush
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謙治 安田
秀司 出雲
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンパクトで使い勝
手のよい折畳式携帯用ヘアブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ヘアブラシは、一般に、ブラ
シ台部と柄部とが木材あるいはプラスチックで一体的に
成形され、上記ブラシ台部の表面に、所定間隔でブラシ
毛が植設されている。しかし、最近、若者を中心に、衛
生志向が高まっており、くしのみならず、ヘアブラシを
鞄やポケット内に携帯して出先等で手軽に頭髪のブラッ
シングを行うことが当たり前になりつつある。また、旅
行等においてもヘアブラシの携帯が行われる。そこで、
このような携帯専用のヘアブラシとして、ブラシ台部と
柄部が折り畳めるようになったものが出回っている。
【0003】上記折畳式携帯用ヘアブラシとしては、例
えば図10に示すようなものが知られている。このもの
は、表面にブラシ毛5が植設されたブラシ台部1の端部
の両側縁に支受部3を立設し、柄部2の端部に円板状の
回動部4を突出形成し、上記両支受部3に回動部4を回
動自在に連結し、使用時には上記柄部2を延ばして柄部
2とブラシ台部1とを略一直線状にし、携帯時には、柄
部2を矢印のように回動させてブラシ台部1側に折り畳
み、上記ブラシ毛5の上面に重ねることができるように
なっている。そして、図11に示すように、上記ブラシ
台部1の両支受部3間の部分に係合凹部3aを設け、柄
部2の端部に突出形成した回動部4に係合凸部4aを設
け、上記係合凹部3aに係合凸部4aを係合することに
より使用時の姿勢を固定・保持することができるように
なっている。なお、柄部2を折り畳む場合には、上記係
合を外して柄部2を回動させる(図11の2点鎖線参
照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
折畳式携帯用ヘアブラシは、ブラシ毛5と柄部2とが同
一平面上に位置しているため、ブラッシング時に、柄部
2を握る手指に頭髪に付着した毛染剤が付着して手が汚
れるという欠点がある。そのうえ、上記支受部3がブラ
シ毛5と略同じ高さに立設されているため、ブラッシン
グ時に上記支受部3および回動部4が頭髪に触れてブラ
ッシング効果が損なわれたり、頭髪に付着した毛染剤が
付着して汚れたりするという問題が生じる。
【0005】この考案は、このような事情に鑑みなされ
たもので、ブラッシング時に柄部を握る手に頭髪に付着
した毛染剤が付着して手が汚れたり、支受部や回動部が
頭髪に触れてブラッシング効果が損なわれたりすること
のない折畳式携帯用ヘアブラシの提供をその目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この考案の折畳式携帯用ヘアブラシは、ブラシ毛を
備えた略長方体状のブラシ台部の端部に柄部を回動自在
に連結した折畳式ヘアブラシにおいて、上記ブラシ台部
の端部から斜め下方に第1の延長片部を設けるととも
に、柄部の端部から斜め上方に第2の延長片部を設け、
両延長片部のいずれか一方の両側縁に所定間隔をあけて
支受部を立設し、他方に上記両支受部間に回動自在に配
設される回動部を突出形成し、上記支受部,回動部のい
ずれか一方に被係合部を設け、他方に柄部を引き起こし
て使用状態にしたときに上記被係合部に係合してその状
態を保持する係合部を設けたという構成をとる。
【0007】
【作用】すなわち、この折畳式携帯用ヘアブラシは、使
用時には、ブラシ台部の上に畳まれた柄部を引き起こ
す。これにより、係合部と被係合部とが係合し、引き起
こし状態が保持される。折り畳み時には、柄部をブラシ
台部に向かって押圧する。これにより、上記係合部と被
係合部との係合が外れ、柄部がブラシ台部上に折り畳ま
れる。特に、この折畳式携帯用ヘアブラシでは、ブラシ
台部および柄部からそれぞれ斜めに延びる延長片部によ
り、柄部を引き起こした状態では、柄部は、ブラシ毛の
平面よりも下の平面に位置することとなる。したがっ
て、ブラッシング時に柄部が頭髪から充分に離れるよう
になり、柄部を握る手に頭髪に付着した毛染剤が付着し
て手が汚れることがない。また、上記支受部および回動
部は、上記両延長片部のつぎ目に位置し、ブラシ毛の平
面よりも僅かに下の平面に位置することから、ブラッシ
ング時に上記支受部および回動部が頭髪に触れてブラッ
シング効果を損じたり、頭髪に付着した毛染剤が付着し
て汚れたりすることもなくなる。
【0008】つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳
細に説明する。
【0009】
【実施例】図1はこの考案の一実施例を示す折畳式携帯
用ヘアブラシの斜視図を示し、図2はその平面図、図3
はその底面図を示している。これらの図において、10
は前後に延びるプラスチック製のブラシ台部であり、略
長方体状に形成されている。このブラシ台部10には、
その上面にブラシ毛12が略垂直に植設されている。こ
のブラシ毛12は、図2に示すように、前後方向に5列
並んでおり、互いに隣り合うブラシ毛12同士がジグザ
グ状になるよう配列されている。また、上記ブラシ台部
10には、その前端に生え際の毛染め用に利用されるく
し部13が一体に形成されている。11は前後に延びる
プラスチック製の柄部であり、上記ブラシ台部10より
やや長い長方体状に形成されている。この柄部11の後
端の上面には、柄部11を把持する際に小指等のすべり
止めとなるすべり止め部11bが一体に突出形成されて
いる。図3において、10bは上記ブラシ台部10の下
面に形成される溝であり、図4に示すように、幅方向の
断面が円弧状に形成されている。
【0010】上記ブラシ台部10の後端と柄部11の前
端とには延長片部10a,11aが一体に形成されてお
り、図5に示すように、互いに回動自在に連結されてい
る。より詳しく述べると、上記ブラシ台部11の後端か
らは、台部側延長片部(第1の延長片部)10aが下方
に(上記ブラシ毛12植設部とは反対側に)延びてい
る。この台部側延長片部10aには、その上端面の左右
両側縁から左右一対の支受部14が平行に立設されてお
り、図6に示すように、この支受部14の相対峙する位
置に貫通穴14aが水平方向にあけられている。また、
上記ブラシ台部10の後端部の上面には、上記一対の支
受部14間に2条の突条(係合部)16が左右方向に横
切るように平行に突設されている。
【0011】一方、上記柄部11の前端からは柄部側延
長片部(第2の延長片部)11aが上方に延びている。
この柄部側延長片部11aには、図7に示すように、そ
の前端から回動軸部15が突出形成されている。この回
動軸部15には、その左右両側面に半球状突起15aが
突出形成されており、この両半球状突起15aが上記台
部側延長片部10aの支受部14にあけた各貫通穴14
aに回動自在に嵌入されている。また、上記回動軸部1
5の下端面には突条(被係合部)17が形成されてお
り、この突条17は上記台部側延長片部10aの後端部
に形成された2条の突条16間に係脱自在に係合され
る。図6において、18は上記支受部14の上端部に形
成された略1/4球状の切欠部であり、図8に示すよう
に、上記ブラシ台部10と柄部11とを連結させる場合
に、まず、上記切欠部18内に柄部11の半球状突起1
5aをはめ込み、その状態で、上から回動軸部15を押
し込むことによって簡単に上記半球状突起15aを支受
部14にあけた貫通穴14a内に嵌合できるようになっ
ている。
【0012】このような構成において、使用時には、図
9に示すように、ブラシ台部10のブラシ毛12の上に
折り畳まれた柄部11を引き起こす。これにより、上記
回動軸部15の突条17を台部側延長片部10aの2条
の突条16間に係合させて、図5に示すように、両延長
片部10a,11aが一直線状に延びるとともに両延長
片部10a,11aを介してブラシ台部10と柄部11
とが同一直線上に並ぶ使用状態に固定・保持する。ま
た、折り畳む場合には、上記柄部11をブラシ台部10
のブラシ毛12植設側に向けて押圧する。これにより、
図9に示すように、上記係合が外れて柄部11がブラシ
台部10側に回動し、このブラシ台部10と略平行な状
態でブラシ毛12上に折り畳まれる。この状態では、柄
部11でブラシ毛12の上部は覆われる。
【0013】このように、上記実施例では、両支受部1
4が台部側延長片部10aに立設され、回動部15が柄
部側延長片部11aに、上記両支受部14間に回動自在
に配設される状態で、設られているため、上記支受部1
4および回動部15が上記ブラシ台部10に植設される
ブラシ毛12より下方に位置し、ブラッシング時に頭髪
に触れることがない。このため、従来例のように、ブラ
ッシング時に上記支受部および回動部が頭髪に触れて、
ブラッシング効果を損じたり、頭髪に付着した毛染剤が
付着して汚れたりすることがなくなる。しかも、この折
畳式携帯用ヘアブラシを延ばして使用する場合には、ブ
ラシ台部10と柄部11とはブラシ毛12配設側とは反
対側に延びる両延長片部10a,11aで連結されてい
るため、ブラッシング時に柄部11が頭髪から充分に離
れ、柄部11を握る手に頭髪に付着した毛染剤が付着し
て手が汚れることもなくなる。一方、折畳式携帯用ヘア
ブラシを折り畳んだ状態では、柄部11とブラシ台部1
0との間に、直立するブラシ毛12が収まって外側には
み出るようなことがないため、ポケットや鞄等の中に入
れた場合に、他のものにブラシ毛12等が引っ掛かった
りせず、出し入れしやすい。また、ブラシ毛12の間に
埃や糸屑等が絡みつくこともなく、ブラシ毛14を衛生
的に保つことができる。さらに、上記のような使用姿勢
では、ブラシ台部10と両延長片部10a,11aと柄
部11とが一直線状に延び、しかもこれらの幅が同一で
あることから、使い勝手がよい。このとき、ブラシ台部
10の下面に設けられた長穴状の陥没溝10bに人差し
指を沿わせた状態にしてブラッシングを行うと、細長い
ヘアブラシを自在に取り扱うことができ、ブラッシング
しやすい。そして、ブラシ毛12自体も、隣り合うもの
同士がジグザグ状に配列されているため、全体の幅を細
くした場合にもブラッシング効果が高くなる。
【0014】なお、上記携帯用ヘアブラシは、細長くて
コンパクトであることが一つの特徴であり、幅寸法が2
0〜30mm、一直線状に延ばした状態での全長が18
0〜250mmとなるように設定することが好適であ
る。
【0015】また、上記携帯用ヘアブラシにおいて、ブ
ラシ毛12は、ブラシ台部10と一体成形しても、ブラ
シ毛12を植設した板状体を、凹部を備えたブラシ台部
10に嵌合するようにしてもよいが、コンパクトで軽量
なものを得ようとすれば、ブラシ台部10と一体成形す
る方が望ましい。
【0016】
【考案の効果】以上のように、この考案の折畳式携帯用
ヘアブラシによれば、ブラシ台部および柄部からそれぞ
れ斜めに延びる延長片部により、柄部を引き起こした状
態では、柄部は、ブラシ毛の平面よりも下の平面に位置
することとなる。したがって、ブラッシング時に柄部が
頭髪から充分に離れるようになり、柄部を握る手に頭髪
に付着した毛染剤が付着して手が汚れることがない。ま
た、上記支受部および回動部は、上記両延長片部のつぎ
目に位置し、ブラシ毛の平面よりも僅かに下の平面に位
置することから、ブラッシング時に上記支受部および回
動部が頭髪に触れてブラッシング効果を損じたり、頭髪
に付着した毛染剤が付着して汚れたりすることもなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の折畳式携帯用ヘアブラシ
を示す斜視図である。
【図2】上記折畳式携帯用ヘアブラシの正面図である。
【図3】上記折畳式携帯用ヘアブラシの底面図である。
【図4】ブラシ台部の要部の断面図である。
【図5】上記折畳式携帯用ヘアブラシの断面図である。
【図6】台部側延長片部に形成した支受部の説明図であ
る。
【図7】柄部側延長片部に形成した回動軸部の説明図で
ある。
【図8】上記支受部に回動軸部を組み付ける状態を示す
説明図である。
【図9】上記折畳式携帯用ヘアブラシの折り畳み姿勢を
示す断面図である。
【図10】従来の携帯用ヘアブラシを示す斜視図であ
る。
【図11】従来の携帯用ヘアブラシの要部を示す断面図
である。
【符号の説明】 10 ブラシ台部 10a 台部側延長片部 11 柄部 11a 柄部側延長片部 12 ブラシ毛 14 支受部 15 回動軸部 16,17 突条

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシ毛12を備えた略長方体状のブラ
    シ台部10の端部に柄部11を回動自在に連結した折畳
    式ヘアブラシにおいて、上記ブラシ台部10の端部から
    斜め下方に第1の延長片部10aを設けるとともに、柄
    部11の端部から斜め上方に第2の延長片部11aを設
    け、両延長片部10a,11aのいずれか一方の両側縁
    に所定間隔をあけて支受部14を立設し、他方に上記両
    支受部14間に回動自在に配設される回動部15を突出
    形成し、上記支受部14,回動部15のいずれか一方に
    被係合部17を設け、他方に柄部11を引き起こして使
    用状態にしたときに上記被係合部17に係合してその状
    態を保持する係合部16を設けたことを特徴とする折畳
    式携帯用ヘアブラシ。
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