JPS5939977Y2 - 除塵装置付携帯ブラシ - Google Patents

除塵装置付携帯ブラシ

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JPS5939977Y2
JPS5939977Y2 JP1979048715U JP4871579U JPS5939977Y2 JP S5939977 Y2 JPS5939977 Y2 JP S5939977Y2 JP 1979048715 U JP1979048715 U JP 1979048715U JP 4871579 U JP4871579 U JP 4871579U JP S5939977 Y2 JPS5939977 Y2 JP S5939977Y2
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JP
Japan
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brush body
brush
holder
dust removal
dust
Prior art date
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Application number
JP1979048715U
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English (en)
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JPS55148553U (ja
Inventor
宗之 植田
Original Assignee
日本シ−ル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 垂直な立毛からなる旧来のブラシは、被清掃体上の塵埃
を一点から他点へ掃き寄せるか、或は払い落すにすぎず
、塵埃を被清掃体から完全に除去し得なかった。
これに対し出願人が初めて開発した一方方向に伏倒した
無数の短い傾斜立毛な具えた清掃用ブラシ(実用新案登
録第587607号)によるときは、被清掃体上の塵埃
は、短い無数の傾斜立毛群によって、それらの間に掬い
上げるようにして、完全に掻き取られるから、文字通り
画期的な清掃ブラシであって、その清掃効果が極めて顕
著であるため、欧米各国にも輸出されて広く使用されて
いる。
しかし、この傾斜立毛群の間に掻き取られた塵埃は、傾
斜立毛の伏倒方向側へ手指等で外力を加えて掃き落さな
い限り脱落しないと云う唯一の欠点があった。
この欠点を克服し、傾斜立毛群の間に掻き取られた塵埃
を手を汚さないで自動的に除塵し得るようにしたものと
して、例えば、実公昭46−30686号のローリング
ブラシがあるが、このブラシは清掃ブラシ体が円筒体で
ブラシ面が狭小な上に、除塵器体と連結されている構造
のため、形状が立体的で携帯に適しないという欠点があ
る。
この考案は、清掃用ブラシ面が平面であり、かつ清掃用
ブラシ面に掻き取った塵埃を除去する除塵用ブラシを、
清掃用ブラシ本体と分離可能に組合わせて、除塵な容易
にし得ると共に、清掃用ブラシ体を使い易くしかつ携帯
に便ならしめ、構造の簡単な除塵装置付携帯ブラシを提
供することを目的とするものである。
実施例 1 実施例1について説明すれば、第1図ないし第5図にお
いて、1はブラシ体、2はブラシ体1を出し入れ自在に
できるホルダーである。
ブラシ体1ば、平面形状が長方形をなす扁平な台板3の
裏面に、その幅方向の一方側へ伏倒させた傾斜立毛4を
密設して清掃用ブラシ面5を形成すると共に、傾斜立毛
4の傾斜方向に並行する両側面に、前記傾斜方向へ開放
するようスライド溝8,8を刻設し、ブラシ体1の清掃
用ブラシ面5をホルダー2へ挿入する場合の、立毛4の
傾斜の向きを規制するため、前記両側面に設けたスライ
ド溝8,8の形成されていない他端閉鎖部を方向規制部
11とする。
ホルダー2は、ブラシ体1が出し入れできる大きさと形
状をなし、その上面が開放された基板6の3辺周縁に周
壁6a 、6b t6cが形成され、今一つの周壁を形
成しない一辺をブラシ体1の出し入れ目7とし、同出し
入れ目70両側で対向している側部周壁6a 、6bに
、内向きのブラシ体保持片6d 、6eが形成されると
共に、基板6の内面6fの出し入れロア近くに、この出
し入れロアに対し反対方向、すなわち奥部周壁6c側へ
伏倒させた傾斜立毛9を密設した除塵用ブラシ面10が
形成されている。
前記ブラシ体保持片6d。6e□は、ホルダー2の出し
入れロアから挿入されたブラシ体1の、各側面スライド
溝8,8に、その開放部よりそれぞれ係入するから、ブ
ラシ体1は、ホルダー2から脱落しないように保持され
る。
い1、ブラシ体1をホルダー2から引き出して、ブラシ
体1の上面15のバンド17によって矢符16の方向に
ブラッシングすれば、被清掃体上の塵埃類は、傾斜立毛
4群の間に掻き取られる。
次にブラシ体1をホルダー2の出し入れロアから挿入す
れば、ホルダー2の各ブラシ体保持片6d。
6eが、ブラシ体1の各側面スライド溝8,8に係入し
つつ、同各溝8,8の奥の前記方向規制部11に当って
止する。
この際、清掃用ブラシ面5の傾斜立毛4群、およびホル
ダー基板6に設けられた除塵用ブラシ面10の傾斜立毛
9群は、それぞれの伏倒方向aおよびbが、第4図およ
び第5図の如く、ブラシ体1の挿入方向に一致しており
、立毛4群は、立毛9群の上を抵抗なく滑るように摺動
する。
そして、立毛4群の間に掻き取られている塵埃は、脱落
せずそのもも立毛4群の間に残溜する。
しかし、ブラシ体1をホルダー2から抜き出す場合、立
毛4群の間に残溜している塵埃類は、除塵用ブラシ面1
0の立毛9群の無数の毛先に・よって、梳すら・れるよ
うにその立毛9群間に掻き取られるから、ブラシ体1の
清掃用ブラシ面5は、ブラッシング以前のクリーンな状
態となって、ホルダー2の外へ抜き出される。
次に、前回と同じブラッシングによって、立毛4群間に
塵埃を掻き取ったブラシ体1を、ホルダー2内へ前回同
様に挿入すれば、立毛4群の無数の毛先が、ホルダー2
の除塵用ブラシ面10の立毛9群間に残溜している塵埃
を梳するようにして奥部周壁6c側へ押し出すが、この
際、立毛4群間に前記2回目のブラッシングによって掻
き取られている塵埃は、前回同様にその1ま立毛4群間
へ残溜する。
そして、前回同様ブラシ体1をホルダー2から抜き出せ
ば、立毛4群間に残溜している前記新しい塵埃は、立毛
9群の無数の毛先によって梳ずられるように同立毛9群
間に掻き取られつつ、ブラシ体1がホルダー2から抜き
出される。
要するに、以上のように、ブラシ体1をホルダー2に出
し入れするたび毎に、ブラッシングによってブラシ体1
の立毛4群間に掻き取られた塵埃は、ホルダー2の除塵
用ブラシ面10の立毛9群間に掻き取られ、との立毛9
群間に掻き取られた塵埃は、次の段階で立毛4群の毛先
によってホルダ−2奥部へ押し出されるから、ブラッシ
ングのために、ブラシ体1をホルダー2から出し入れす
る作業を繰り返しているだけで、立毛4群卦よび立毛9
群の協働作用によって、少しも手を汚すことなく、文字
通り自動的に、被清掃体上から塵埃を掻き取っているブ
ラシ体1の清掃用ブラシ面5が除塵されて、常にきれい
なブラシ面によりブラッシングができ、また、前記清掃
用ブラシ面5を除塵して除塵用ブラシ面10に掻き取っ
ている塵埃は、ホルダー2の奥部へ集塵されて、除塵用
ブラシ面10も常にきれいなブラシ面で、除塵すること
ができる。
な訃、ブラシ体上面15の両側に形成した矢符16は、
ブラシ体1による有効なブラッシング方向を示すと共に
、前記各立毛4,9による協働作用が行われるための、
ホルダー2への挿入方向を示している。
また、ブラシ体1を間違ってホルダー2へ逆向きに挿入
しようとしても、方向規制部11がブラシ体保持片5d
、5eに当接して挿入を阻止し、逆向きに挿入される間
違いは起らない9さらに、奥部周壁6cと各側部周壁5
a、5bとの間に、切欠部18を開設して釦り、ホルダ
ー2の奥部へ集められた塵埃の特に隅角部に残るものを
も容易に掻き出せるようにしである。
清掃用ブラシ面5は例えばパイル′織物12とし、芯材
13と共に台板3へ取付けてブラシ体1としており、除
塵用ブラシ面10も例えばパイル織物14として、ホル
ダー基板6の内面6fへ直接添着しである。
実施例 2 実施例1におけるブラシ体のバンドに替えて、第6図の
如く、ブラシ体1の上面15ヘヒンジ部19により折り
畳み可能に取付けたハンドル20を設けたものであり、
不使用時は、ハンドル20を、ブラシ体上面15に形成
された凹部21内へ倒しておけるから、邪魔にならない
実施例 3 方向規制部11を、第7図、第8図の如く、ブラシ体1
の上面15両側に突設した突起としたものであって、ホ
ルダー2のブラシ体保持片6d。
6eが、ブラシ体1の上面15に引っ掛かりをなして、
基板6との間にブラシ体1を保持するようにされ、ブラ
シ体1の前記方向規制部11は、ブラシ体1がホルダー
2へ完全に挿入されたときに、保持片6d、6eの出し
入れロア側端部に対し当接す5るよう対向すべく設けら
れる。
方向規制部11の作用は、実施例1のものと同様である
実施例 4 実施例3の突起形方向規匍鄭11の変形例であって、第
9図に示されるように、ブラシ体上面15の保持片6d
、6eが引っ掛かる部分だけを凹陥部22とし、他の部
分の突出によって方向規制部を形成しである。
なお、ブラシ体1の把持部としての、前記バンド(第1
図ないし第5図、第7図)や・・ンドル(第6図)は任
意であり、例えばホルダー2から突出するハンドルをブ
ラシ体1と同一平面上で延設してもよく、この場合は特
に、ブラシ体1のホルダー2への出し入れに便利である
し、ホルダー2をブラシ体上面15を露出させないもの
としても、ブラシ体1の出し入れに支障がないうえ、ブ
ラッシングおよび挿入の方向を示す矢符表示部ともなる
そして、清掃用ブラシ面5をブラシ体1の両面に形成し
、それらと摺接する2つの除塵ブラシ面10をホルダー
2の内面へ設けることも可能にする。
また、方向規制部も、ホルダー2の形状やブラシ体保持
構造に応じて、任意に形成すればよく、第10図に示さ
れる如く、方向規制部11をホルダー2の側部周壁6a
に対向するようブラシ体1両側へ突設させてもよいし、
図示しないが基板6に対向してもよい。
第10図の方向規制部11は、ブラシ体1を出し入れす
る際のツマミに兼用できる。
この考案によれば、ブラシ体とそれを収容するケースと
の2部品からなり、ホルダーの、ブラシ体清掃用ブラシ
面と摺接する内面に、唐掃用ブラシ面と同様な傾斜立毛
による除塵用ブラシ面を設けたから、ブラシ体使用のた
めの通常抜き挿し中に、清掃用ブラシ面が自動的に除塵
され、かつ除塵された塵埃がホルダー内へ溜るブラシが
、簡単かつコンパクトな構造で得られ、安価に供し得る
と共に、携帯および取扱いに便利である。
しかも、除塵のためにブラシ体およびホルダー両側の清
掃用および除塵用釜ブラシ面の、ブラシ体挿入時に釦け
る傾斜立毛の伏倒向きの関係が特定し、ブラシ体挿入の
方向を間違えば、除塵がなされないうえ、ブラシ体抜き
出しが困難になるが、ブラシ体挿入可能な方向は、方向
規制部によって正しい方向に限定されるから、そのよう
な不都合は起り得す、方向規制部はブラシ体に一体成形
され得る小部分で足り、構造の簡略化およびコンパクト
化を行い得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の斜面図、第2図は同平面図、第3図
はブラシ体を抜き出した状態の平面図、第4図は同斜面
図、第5図は同断面図、第6図は第2実施例の斜面図、
第7図は第3実施例のブラシ体を抜き出した状態の斜面
図、第8図は同一部の断面図、第9図は第4実施例の一
部斜面図、第10図は他の変形例を示す一部斜面図であ
る。 1・・・ブラシ体、2・・・ホルダー、4,9・・・傾
斜立毛、5・・・清掃用ブラシ面、6・・・基板、6a
、6b。 6c・・・周壁、6at6e・・・ブラシ体保持片、6
f・・・内面、7・・・出し入れ口、8・・・スライド
溝、10・・・除塵用ブラシ面、11・・・方向規制部
、15・・・上面、16・・・矢符、17・・・バンド
、20・・・・・ンドル、22・・・凹陥部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■)扁平な合板の一面に一方向に伏倒された無数の傾斜
    立毛よりなる清掃用ブラシ面を形成したブラシ体を、ブ
    ラシ体とは別体の偏平なホルダーの一側方に設けた出し
    入れ口より抜き挿し自在とし、上記ホルダーにはブラシ
    体の清掃用ブラシ面との摺接面に、ホルダーの出し入れ
    口とは反対向きに伏倒させた傾斜立毛よりなる除塵用ブ
    ラシ面を形成し、ホルダーの出し入れ口の両側に沿って
    一対の側部周壁な設け、該側部周壁にブラシ体の側部に
    対して引っ掛かりをなす内向き・のブラシ状保持片をそ
    れぞれ形成し、上記ブラシ体保持片に当接してブラシ体
    の挿入の方向を規制する方向規制部をブラシ体の傾斜立
    毛の伏倒方向とは反対側の端部に設けた除塵装置付携帯
    ブラシ。 2)ブラシ体保持片は、ブラシ体を保持すべくブラシ体
    側部に、そのブラシ体の傾斜立毛の伏倒方向側一端に開
    放するよう刻設されたスライド溝へ係入し、前記スライ
    ド溝の他端側閉鎖部がブラシ体の前記方向規制部とされ
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の除塵装置付携帯
    ブラシ。 3)ブラシ体保持片は、ホルダー基板との間でブラシ体
    を保持すべくブラシ体側部上面への引っ掛かりをなし、
    前記方向規制部は、ブラシ体表面に形成された突出部で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の除塵装置付携
    帯ブラシ。
JP1979048715U 1979-04-11 1979-04-11 除塵装置付携帯ブラシ Expired JPS5939977Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979048715U JPS5939977Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 除塵装置付携帯ブラシ

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JP1979048715U JPS5939977Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 除塵装置付携帯ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55148553U JPS55148553U (ja) 1980-10-25
JPS5939977Y2 true JPS5939977Y2 (ja) 1984-11-10

Family

ID=28932962

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979048715U Expired JPS5939977Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 除塵装置付携帯ブラシ

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JP (1) JPS5939977Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945561A (ja) * 1972-09-09 1974-05-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945561A (ja) * 1972-09-09 1974-05-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55148553U (ja) 1980-10-25

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