JP2551070Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2551070Y2
JP2551070Y2 JP4801791U JP4801791U JP2551070Y2 JP 2551070 Y2 JP2551070 Y2 JP 2551070Y2 JP 4801791 U JP4801791 U JP 4801791U JP 4801791 U JP4801791 U JP 4801791U JP 2551070 Y2 JP2551070 Y2 JP 2551070Y2
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JP
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insulating plate
housing
electromagnetic relay
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secondary sealing
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雅史 中川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2次封止孔を備えた電
磁継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の電磁継電器を分解斜視図
を、図12は斜視図を夫々示している。ハウジング1は
ボデイ2と、このボデイ2を覆設する板厚が薄い下面が
開口した箱状のケース3とで構成されている。まず、ボ
デイ2に配設されている接点部について説明する。
【0003】すなわち、ボデイ2の両側には接点部が夫
々設けられており、共通端子板4、一対の対向した固定
端子板5,6及びコイル端子板7がボデイ2と一体成形
してある。共通端子板4の上部には先端に可動接点8を
固着した接点バネ9が設けてあり、固定端子板5,6の
内側には可動接点8と相対した固定接点10が夫々固着
してある。
【0004】ボデイ2の中央部には収納凹所11が形成
されており、この収納凹所11に電磁石ブロックが位置
決め固定されるようになっている。すなわち、外周にコ
イル12を巻装したコイルボビン13内にアマチュア1
4が揺動自在に配設され、コイルボビン13より突出し
たアマチュア14の先端には接点バネ9を駆動して接点
8,10を開閉する絶縁製のカード15が取着される。
【0005】また、アマチュア14の基部には支持バネ
16が取着される。コイルボビン13の鍔部にはコイル
端子17が一体に成形されていて、コイル端子板7の切
欠部7aに挿入されて、接続されるようになっている。
コイルボビン13の下方には永久磁石18が配設され、
この永久磁石18と磁気結合する一対のヨーク19,2
0がコイルボビン13の両側に配置され、ヨーク19,
20の内側の磁極面21,22の間にアマチュア14の
先端部が位置している。
【0006】ボデイ2の上面に覆設されるケース3の上
面には2次封止孔23が穿設されており、最後にこの2
次封止孔23を封止するようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】かかる従来例におい
て、上記ケース3に穿設した2次封止孔23を最後に封
止するが、その封止する前の状態を図13に示す。図1
4は2次封止孔23の周囲の成形品を熱着して封止した
場合であり、図15は紫外線硬化型接着剤(UV接着
剤)24を塗布して、硬化させて2次封止孔23を封止
した場合である。
【0008】しかし、図14の場合では、2次封止した
部分の成形品(絶縁壁としての)の肉厚が薄くなり、厚
みの確保が困難であるという問題がある。また、図15
の場合では、UV接着剤24で形成したUV層内に気泡
が発生した場合には、厚みの確保が困難である。このよ
うに従来では、絶縁壁としての肉厚が薄くなり、それに
より高絶縁性能が満足できず、BS規格等の外国規格に
よっては、絶縁壁と認めないところあるという問題があ
った。
【0009】本考案は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、外部との絶縁性能を高めることを目的とした電
磁継電器を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、電磁石ブロッ
クとハウジングの2次封止孔との間に絶縁板を介在させ
たものである。また、ハウジングと絶縁板とを凹凸嵌合
させている。さらに、接点部に隣接するヨークをテフロ
ンコーテイングしている。
【0011】
【作用】而して、絶縁板により内部と外部との沿面及び
空間の絶縁距離が長くなり、高絶縁が対応可能となる。
また、ハウジングと絶縁板とを凹凸嵌合させることで、
内部と外部との沿面及び空間の絶縁距離を、より長くと
れ、より高絶縁が対応可能となる。
【0012】さらに、接点部に隣接するヨークをテフロ
ンコーテイングすることにより、接点部とヨークとの間
に、空気とテフロンコーテイングの2層の絶縁材が介在
することになり、絶縁破壊電圧の実効値を向上させてい
る。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。尚、電磁継電器全体の構成は従来と同様なので、
要旨の部分について詳述する。また、従来と本実施例と
の各部品の形状が少し異なっているものもあるが、機能
は同一であり、同一の番号を付している。
【0014】図1及び図2に示すように、コイル12の
上面と2次封止孔23を有するケース3の天井面との間
に独立した絶縁板25を介在させたものである。従っ
て、この絶縁板25を設けることにより、コイル12と
接点8,10からの沿面及び空間距離が長くなり、高絶
縁が対応可能となる。また、絶縁板25が天面からの熱
をコイル12または各端子板に伝わるのを抑えるため、
半田リフロー時などにおける特性変化が少なくなる。
【0015】さらに、絶縁板25を熱伝導率のよい絶縁
物で構成した場合、コイル12及び各端子板の放熱効果
が高くなり、プリント基板の部品面のパターン面に配置
して半田付けする表面実装型のリレーとしても対応可能
となる。(実施例2)図3〜図5は実施例2を示し、絶
縁板25の上面に直線状に凹凸面25aを形成し、この
絶縁板25の凹凸面25aに対応してケース3の天井面
にも凹凸面3aを形成し、両凹凸面25a,3aを嵌合
させるようにしたものである。
【0016】従って、凹凸面25a,3aにて絶縁板2
5とケース3とを嵌合させることで、沿面及び空間距離
がより長くとれ、より高絶縁が対応可能となる。(実施
例3)図6〜図8は実施例3を示し、2次封止孔23を
中心とした同心円状の凹凸面25bを絶縁板25の上面
に形成し、この絶縁板25の凹凸面25bに対応してケ
ース3の天井面にも同心円状の凹凸面3aを形成し、両
凹凸面25b,3bを嵌合させるようにしたものであ
る。
【0017】このように、絶縁板25とケース3の天井
面に凹凸面25b,3bを形成することにより、凹凸面
がない場合と比べて、約2倍の絶縁距離が確保でき、リ
レーの小型化が可能となるものである。(実施例4)図
9及び図10は実施例4を示し、ヨーク19,20の表
面にテフロンコーテイング26を施したものである。こ
のテフロンコーテイング26は絶縁物なので、ヨーク1
9,20と固定端子板5との間は、空気とテフロンコー
テイング26の2層の絶縁物が介在することになり、絶
縁破壊電圧の実効値を上げることができるものである。
【0018】また、固定端子板6が傾いても、テフロン
コーテイング26のために空間ギャップは短くならな
い。更に、接点10とコイル12間の耐圧の実効値が向
上すると共に、異極接点値の耐圧の実効値が向上する。
また、ヨーク19,20の磁極面にも同時に吹きつけ加
工するため、レシジュアルプレート溶接の工程がなくな
るものである。
【0019】
【考案の効果】本考案は上述のように、電磁石ブロック
とハウジングの2次封止孔との間に絶縁板を介在させた
ものであるから、絶縁板により内部と外部との沿面及び
空間の絶縁距離が長くなり、外部との絶縁性能を高め、
高絶縁が対応可能となる効果を奏するものである。
【0020】また、ハウジングと絶縁板とを凹凸嵌合さ
せていることで、内部と外部との沿面及び空間の絶縁距
離を、より長くとれ、より高絶縁が対応可能となる。さ
らに、接点部に隣接するヨークをテフロンコーテイング
していることで、接点部とヨークとの間に、空気とテフ
ロンコーテイングの2層の絶縁材が介在することにな
り、絶縁破壊電圧の実効値を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】斜視図である。
【図3】実施例2の分解斜視図である。
【図4】斜視図である。
【図5】凹凸面の嵌合状態を示す断面図である。
【図6】実施例3の分解斜視図である。
【図7】斜視図である。
【図8】凹凸面の嵌合状態を示す断面図である。
【図9】実施例4の正面図である。
【図10】平面図である。
【図11】従来例の分解斜視図である。
【図12】従来例の斜視図である。
【図13】要部断面図である。
【図14】2次封止孔を熱着により封止した場合の要部
断面図である。
【図15】2次封止孔を接着剤により封止した場合の要
部断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 12 コイル 14 アマチュア 19 ヨーク 20 ヨーク 23 2次封止孔 25 絶縁板 25a 凹凸面

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル、ヨーク、アマチュア等からなる
    電磁石ブロックと、電磁石ブロックのアマチュアにより
    駆動される接点部と、これら電磁石ブロックと接点部と
    を納装する板厚が薄いハウジングとを備え、ハウジング
    に2次封止孔を穿設した電磁継電器において、電磁石ブ
    ロックとハウジングの2次封止孔との間に絶縁板を介在
    させたことを特徴とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】 ハウジングと絶縁板とを凹凸嵌合させた
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】 接点部に隣接するヨークをテフロンコー
    テイングしたことを特徴とする請求項1記載の電磁継電
    器。
JP4801791U 1991-06-25 1991-06-25 電磁継電器 Expired - Lifetime JP2551070Y2 (ja)

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JP4801791U JP2551070Y2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 電磁継電器

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JPH052350U JPH052350U (ja) 1993-01-14
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