JP2550504B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

Info

Publication number
JP2550504B2
JP2550504B2 JP2060327A JP6032790A JP2550504B2 JP 2550504 B2 JP2550504 B2 JP 2550504B2 JP 2060327 A JP2060327 A JP 2060327A JP 6032790 A JP6032790 A JP 6032790A JP 2550504 B2 JP2550504 B2 JP 2550504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave
frequency
voltage
mixer
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2060327A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03261883A (ja
Inventor
輝雄 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2060327A priority Critical patent/JP2550504B2/ja
Publication of JPH03261883A publication Critical patent/JPH03261883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550504B2 publication Critical patent/JP2550504B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,FMCW方式のレーダ装置の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
第3図は,従来からあるFMCW方式のレーダ装置の一例
である。
第3図において,(1)はアンテナ,(2)はサーキ
ユレータ,(3)はミキサ,(4)は中間周波数増幅
器,(5a)〜(5b)はフイルタ,(6)はA/D(アナロ
グ/デジタル)変換器,(7)及び(8)は第1及び第
2の方向性結合器、(9)は電圧制御形発振器,(10)
は周波数弁別器,(11)は低周波増幅器,(12)は加算
器,(13)は信号処理部,(14)は鋸波発生部である。
以下,従来のレーダ装置について説明する。
第4図は動作説明図であり,第4図(a)の(15)は
鋸波電圧,第4図(b)の(16)は送信波,(17)は受
信波,第4図(c)の(18)はミキサの周波数出力であ
る。
従来のレーダ装置では,送信系でみると,信号処理部
(13)からの基準信号を基に鋸波発生部(14)で鋸波電
圧(15)を発生し,加算器(12)の一方の入力端子に供
給され,加算器(12)の他方の入力端子には電圧制御形
発振器(9)の出力の一部が第2の方向性結合器
(8),周波数弁別器(10)及び低周波増幅器(11)を
介して変換入力され,加算器(12)の出力電圧が電圧制
御形発振器(9)の制御端子に印加され,結果としてAF
C(自動周波数制御)ループの働きにより電圧制御形発
振器(9)の出力は鋸波電圧(15)に同期した周波数変
化を示す送信波(16)となる。
受信系でみると,アンテナ(1)から空間に放射され
た送信波(16)は目標で反射し,アンテナ(1)及びサ
ーキユレータ(2)を介して受信波(17)としてミキサ
(3)に入り,ミキサ(3)では送信波(16)の一部を
第1の方向性結合器(7)を介して局部信号として用い
ているため受信波(17)との混合によりステツプ状に変
化する2つの周波数出力(18)を得ることができる。
この内のどちらか一方の周波数出力(通常,受信波
(17)の利用効率から幅の広い方)をフイルタ(5a)〜
(5b)を介して中間周波数出力として取り出している。
この中間周波数出力の周波数fIFは, fIF=(ΔF/Δt)×(C/2R) ΔF/Δt:鋸波状送信波の周波数変化率 C:光速 R:目標までの距離 となる。
一般には,目標までの距離が判つていない場合が多
く,この場合,信号処理部(13)から中間周波数出力が
フイルタ(5a)〜(5b)を通過する様に鋸波電圧(15)
の傾きを変化させるための基準信号を鋸波発生部(14)
に送出している。
なお,多数のフイルタ(5a)〜(5b)を備えている理
由は,フイルタの狭帯域化により受信系のS/N(信号/
雑音)比の改善あるいは距離分解能の向上を計り,併せ
て狭帯域フイルタの多チヤンネル化により距離覆域の拡
大あるいは多目標検出を可能とするためである。
ここで得られた中間周波数出力は,中間周波数増幅器
(4),多数のフイルタ(5a)〜(5b)及びA/D変換器
(6)を介して信号処理部(13)にとり込まれる。信号
処理部(13)では,A/D変換されたデジタル化受信々号を
各チヤンネル毎に処理することで目標までの距離を検出
している。
以上のレーダ装置では,目標までの距離に対応して鋸
波電圧の傾きを変化させ,多チヤンネルのフイルタ(5
a)〜(5b)からの中間周波数出力により目標までの測
距を実現している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のレーダ装置は,鋸波状に周波数変化を示す送信
波(16)を用い,ステツプ状の周波数出力(18)の内ど
ちらか一方の周波数出力を多チヤンネルのフイルタ(5
a)〜(5b)でとり出し測距に利用しているが,AFC系で
送信周波数を直接に電流電圧に変換している周波数弁別
器(10)の周波数〜電圧変換が直線でなく又その感度も
低く併せて低周波増幅器(11)の直流近傍の入力雑音も
加算器(12)で加え合さるため送信波(16)の周波リニ
アリテイが得られず,受信系での雑音レベルを下げる目
的でフイルタ(5a)〜(5b)の帯域を狭くすると周波数
リニアリテイの悪さにより受信々号が分散された状態と
なり結果として受信波(17)の利用効率が低下しS/Nが
十分に得られないため遠距離の目標の測距ができないと
云う問題点があつた。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るレーダ装置は,送信波の周波数リニア
リテイを改善するため,電圧制御形発振器(9)の出力
の一部をVHF/UHF帯の周波数に変換するために高安定な
基準発振器とハーモニクスミキサを用い,周波数弁別器
をVHF/UHF帯で構成し,ハーモニクスミキサと周波数弁
別器の間にVHF/UHF帯の低雑音増幅器を装着し,併せて
加算器(12)の前にリニアライザを設けている。
〔作用〕
この発明に係るレーダ装置は,AFC系の電圧制御形発振
器(9)の出力の一部をハーモニクスミキサと基準発振
器でVHF/UHF帯の信号に変換し,そのVHF/UHF帯の信号を
低雑音増幅器と周波数弁別器で電圧に変換し,その電圧
をリニアライザで補正し加算器へもどす構成にしてお
り,比較的簡単な構成でAFC系の低雑音化と高精度化が
実現でき,送信波の周波数リニアリテイが大幅に改善で
きるためS/Nが改善できる。
〔実施例〕
第1図は,この発明のレーダ装置を示す構成図であ
る。
第1図において,(1)〜(9),(11)〜(14)は
第3図で示した従来例と同様であり,(20)は基準発振
器,(21)はハーモニクスミキサ,(22)はVHF/UHF帯
の低雑音増幅器,(23)はVHF/UHF帯の周波数弁別器,
(24)はリニアライザである。
以下,この発明のレーダ装置について説明する。
本実施例では,送信系でみると,第4図も利用して述
べるが,信号処理部(13)からの信号を基に鋸波発生部
(14)で鋸波電圧(15)を発生し,加算器(12)の一方
の入力端子に供給され,加算器(12)の他方の入力端子
には電圧制御形発振器(9)の出力の一部が第2の方向
性結合器(8),ハーモニキスミキサ(21),VHF/UHF帯
の低雑音増幅器(22),VHF/UHF帯の周波数弁別器(23)
及びリニアライザ(24)を介して変換入力され,加算器
(12)の出力電圧が電圧制御形発振器(9)の制御端子
に印加され,結果としてAFCループの働きにより電圧制
御形発振器(9)の出力は鋸波電圧に同期した周波数変
化を示す送信波(16)となる。
受信系でみると,従来のレーダ装置と同様に,目標か
らの反射波がアンテナ(1)及びサーキユレータ(2)
を介して受信波(17)としてミキサ(3)に入り,ミキ
サ(3)で送信波の一部を局発信号として用いているた
めステツプ状に変化する2つの周波数出力(18)と成
る。この内の一方の周波数出力を中間周波数増幅器
(4)及びフイルタ(5a)〜(5b)を介して中間周波数
出力として取り出している。
ここで得られた中間周波数出力は,A/D変換器(6)を
介して信号処理部(13)にとり込まれる。信号処理部
(13)ではA/D変換された各チヤンネルのデジタル化受
信々号から目標までの距離を算出している。
この発明によるレーダ装置はAFC系を,電圧制御形発
振器(9)の出力の一部をハーモニクスミキサ(21)と
基準発振器(20)でVHF/UHF帯の信号に変換し,そのVHF
/UHF帯の信号を低雑音増幅器(22)と周波数弁別器(2
3)で電圧に変換し,その電圧をリニアライザ(24)で
補正し加算器(12)へもどす構成にしており,比較的簡
単な構成でAFC系の低雑音化,高精度化が実現できる。
このため,この発明によるレーダ装置は,送信波(1
6)の周波数リニアリテイが大幅に改善できるため受信
々号が分散されず,受信系の雑音レベルを下げる目的で
フィルタ(5a)〜(5b)の帯域を狭くすることが可能と
なり,結果として受信波(17)の利用効率が向上し,S/N
が改善され,目標の測距における遠距離化と高分解能化
が可能となる。
第2図は,この発明のレーダ装置の他の実施例を示す
構成図である。
第2図において,(1)〜(9),(11)〜(14)及
び(20)〜(24)は第3図で示した従来例と同様であ
り,(25)はてい倍器,(26)は第2のハーモニクスミ
キサである。
以下,この発明の他の実施例のレーダ装置について説
明する。
他の実施例では,第1の方向性結合器(7)とサーキ
ユレータ(2)の間にてい倍器(25)を,又受信用のミ
キサとして第2のハーモニクスミキサ(26)を装着して
いる。
このようにすると,電圧制御形発振器(9),AFC系及
び局発系の低周波化が実現出来,特にAFC系では基準発
振器(20)の低周波化による高安定化も可能となる。
このため,この発明の他の実施例のレーダ装置は,第
1図で示した実施例と同様の効果に加えて,主要部品の
低周波化により製造が容易となり,併せてAFC系の雑音
がより一層改善され目標測距の遠距離化が可能となる。
なお,この発明によるレーダ装置では,サーキユレー
タで送,受信波を分離する場合について説明したが,ア
ンテナあるいはアンテナの一次放射器を送,受信波用と
して各々装着し,空間的に送,受信波を分離する場合に
も上記実施例と同様の効果がある。
〔発明の効果〕
以上のように,この発明によれば,AFC系の周波数〜電
圧変換をVHF/UHF帯で構成し,併せてAFC系に周波数〜電
圧変換の誤差を補正するリニアライザを装着した構成と
しているため,比較的簡単な構成でAFC系の低雑音化,
高精度化が実現でき,送信波の周波数リニアリテイの改
善により目標の測距における遠距離化と高分解能化がで
きると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のレーダ装置を示す図,第
2図はこの発明の他実施例のレーダ装置を示す図,第3
図は従来のレーダ装置を示す図,第4図は従来のレーダ
装置の動作説明図である。 図において,(1)はアンテナ,(2)はサーキユレー
タ,(3)はミキサ,(4)は中間周波数増幅器,(5
a),(5b)はフイルタ,(6)はA/D変換器,(7),
(8)は第1,第2の方向性結合器,(9)は電圧制御形
発振器,(10)は周波数弁別器,(11)は低周波増幅
器,(12)は加算器,(13)は信号処理部,(14)は鋸
波発生部,(15)は鋸波電圧,(16)は送信波,(17)
は受信波,(18)は周波数出力,(20)は基準発振器,
(21)はハーモニクスミキサ,(22)はVHF/UHF帯の低
雑音増幅器,(23)はVHF/UHF帯の周波数弁別器,(2
4)はリニアライザ,(25)はてい倍器,(26)は第2
のハーモニクスミキサである。 なお,各図中同一符号は同一又は相当部分を示すものと
する。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標に対して送信波及び受信波の出入口を
    成すアンテナと,アンテナに接続され送信波と受信波を
    分離するためのサーキユレータと,サーキユレータの送
    信波入力端に第1及び第2の方向性結合器を介して接続
    された電圧制御形発振器と,第1の方向性結合器の結合
    端子とサーキユレータの受信波出力端に接続されたミキ
    サと,ミキサの出力端に接続された中間周波数増幅器
    と,中間周波数増幅器の出力端にフイルタ及びアナログ
    /デジタル変換器を介して接続された信号処理部と,第
    2の方向性結合器の結合端子と基準発振器に接続された
    ハーモニクスミキサと,ハーモニクスミキサの出力端に
    VHF/UHF帯の低雑音増幅器及び周波数弁別器を介して接
    続された低周波増幅器と,出力端が電圧制御形発振器の
    制御端子に又一方の入力端がリニアライザを介して低周
    波増幅器の出力端に接続された加算器と,加算器の他方
    の入力端に接続され,かつ信号処理部からの基準信号を
    基に目標までの距離に対応した傾の鋸波電圧を発生させ
    るための鋸波発生部を備えたことを特徴とするレーダ装
    置。
JP2060327A 1990-03-12 1990-03-12 レーダ装置 Expired - Lifetime JP2550504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2060327A JP2550504B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2060327A JP2550504B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 レーダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03261883A JPH03261883A (ja) 1991-11-21
JP2550504B2 true JP2550504B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=13138966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2060327A Expired - Lifetime JP2550504B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550504B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5475392A (en) * 1993-09-30 1995-12-12 Hughes Aircraft Company Frequency translation of true time delay signals

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03261883A (ja) 1991-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2330430C (en) Fm-cw radar
RU2105423C1 (ru) Способ корректировки местных гетеродинов приемника и устройство для его осуществления
US5387918A (en) Method and an arrangement for measuring distances using the reflected beam principle
CA2352398A1 (en) Low phase noise frequency converter
US6255984B1 (en) Sensor system
US8174434B2 (en) Method and device for determining a distance to a target object
JP2550504B2 (ja) レーダ装置
JP3366615B2 (ja) パルスレーダ装置
KR101358904B1 (ko) 진폭 변조 레이더, 진폭 변조 레이더의 거리측정오차 저감 장치 및 방법
JP2707672B2 (ja) レーダ装置
JP3485382B2 (ja) Fm−cwレーダ装置
JPH06160522A (ja) 計量用魚群探知機
JP2605513B2 (ja) Fm−cwレーダー装置
JP2002189074A (ja) Fm−cwレーダ装置
JPH08166444A (ja) 2周波cwレーダセンサ
JPH05297121A (ja) Fm−cwレーダ
RU2298808C2 (ru) Приемное устройство для моноимпульсного радиолокатора
JP3498435B2 (ja) レーダ装置
JPS61124881A (ja) 合成開口レ−ダ送受信装置
JPH0514427A (ja) 光ヘテロダインfskデユアルフイルタ検波装置
JPH04184184A (ja) Fm―cwレーダ装置用受信機およびfm―cwレーダ装置
JPH07198833A (ja) Fm−cwレーダ装置
JPH05297120A (ja) Fm−cw測距方式及びfm−cw測距装置
JPH04150125A (ja) 高周波受信回路
JP4238360B2 (ja) 測距装置