JP2550283Y2 - コンバータ - Google Patents
コンバータInfo
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- JP2550283Y2 JP2550283Y2 JP10149091U JP10149091U JP2550283Y2 JP 2550283 Y2 JP2550283 Y2 JP 2550283Y2 JP 10149091 U JP10149091 U JP 10149091U JP 10149091 U JP10149091 U JP 10149091U JP 2550283 Y2 JP2550283 Y2 JP 2550283Y2
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- side plate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンバータに関し、詳し
くは双方向データ通信用超小型衛星通信地球局(以下V
SATと称す。)においてBSレシーバの接続を可能に
したTVコンバータに関するものである。
くは双方向データ通信用超小型衛星通信地球局(以下V
SATと称す。)においてBSレシーバの接続を可能に
したTVコンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信衛星を用いたVSATと称す
双方向のデータ通信システムが知られており、その一例
を図3を参照して次に示す。図において(1)は通信衛
星、(2)は地上アンテナ、(3)はアウトドアユニッ
ト、(以下ODUと称す。)、(4)はインドアユニッ
ト(以下IDUと称す。)である。上記ODU(3)は
ダウンコンバータを有し、通信衛星(1)から受信した
12〜14GHzの信号を第1IF周波数に周波数変換
してIDU(4)に送出する。IDU(4)は、ODU
(3)に接続した分配器(5)と、分配器(5)に接続
したダウンコンバータ(6)と、ダウンコンバータ
(6)に接続した復調器(7)と、復調器(7)に接続
したCPU(8)とを具備すると共に、分配器(5)に
TVコンバータ(9)を接続してBSレシーバ(10)
の接続を可能にする。
双方向のデータ通信システムが知られており、その一例
を図3を参照して次に示す。図において(1)は通信衛
星、(2)は地上アンテナ、(3)はアウトドアユニッ
ト、(以下ODUと称す。)、(4)はインドアユニッ
ト(以下IDUと称す。)である。上記ODU(3)は
ダウンコンバータを有し、通信衛星(1)から受信した
12〜14GHzの信号を第1IF周波数に周波数変換
してIDU(4)に送出する。IDU(4)は、ODU
(3)に接続した分配器(5)と、分配器(5)に接続
したダウンコンバータ(6)と、ダウンコンバータ
(6)に接続した復調器(7)と、復調器(7)に接続
したCPU(8)とを具備すると共に、分配器(5)に
TVコンバータ(9)を接続してBSレシーバ(10)
の接続を可能にする。
【0003】即ち、通信衛星(1)から送る信号は通信
用データ信号だけでなく、BS信号(放送用)も含んで
おり、まず、データを受信する場合、地上アンテナ
(2)にて受信した高周波の受信データ信号をODU
(3)において第1IF周波数に変換してIDU(4)
に送出する。そこで、IDU(4)の分配器(5)を介
してダウンコンバータ(6)に入力した受信データ信号
を第2IF周波数に変換し、更に復調器(7)により復
調してCPU(8)にて処理する。
用データ信号だけでなく、BS信号(放送用)も含んで
おり、まず、データを受信する場合、地上アンテナ
(2)にて受信した高周波の受信データ信号をODU
(3)において第1IF周波数に変換してIDU(4)
に送出する。そこで、IDU(4)の分配器(5)を介
してダウンコンバータ(6)に入力した受信データ信号
を第2IF周波数に変換し、更に復調器(7)により復
調してCPU(8)にて処理する。
【0004】次に、BS信号を受信する場合、ODU
(3)からIDU(4)に送出された第1IF周波数の
BS信号を分配器(5)を経てTVコンバータ(9)に
送出する。そこで、TVコンバータ(9)においてBS
受信周波数に周波数変換してBSレシーバ(10)にて
受像する。
(3)からIDU(4)に送出された第1IF周波数の
BS信号を分配器(5)を経てTVコンバータ(9)に
送出する。そこで、TVコンバータ(9)においてBS
受信周波数に周波数変換してBSレシーバ(10)にて
受像する。
【0005】上記TVコンバータ(9)は、図4に示す
ように、入力端子(Vi)に接続した第1増幅器(1
1)と第1混合器(12)と帯域濾波器(13)と第2
混合器(14)とからなる周波数変換部(15)と、第
1、第2混合器(12)(14)にそれぞれ接続した第
1、第2局部発振器(16)(17)からなる発振部
(18)と、第2混合器(14)に接続した第2増幅器
(19)と帯域濾波器(20)とからなる出力部(2
1)とを具備し、出力部(21)より出力端子(Vo)
を導出する。
ように、入力端子(Vi)に接続した第1増幅器(1
1)と第1混合器(12)と帯域濾波器(13)と第2
混合器(14)とからなる周波数変換部(15)と、第
1、第2混合器(12)(14)にそれぞれ接続した第
1、第2局部発振器(16)(17)からなる発振部
(18)と、第2混合器(14)に接続した第2増幅器
(19)と帯域濾波器(20)とからなる出力部(2
1)とを具備し、出力部(21)より出力端子(Vo)
を導出する。
【0006】上記TVコンバータ(9)において入力端
子(Vi)に分配器(5)から第1IF周波数に変換さ
れたBS信号が入力すると、第1増幅器(11)を通過
した後、第1混合器(12)において第1発振器(1
6)の信号と混合し、中間周波数に周波数変換する。そ
こで、帯域濾波器(13)を経て中間周波数の信号を通
過させ、入力周波数の出力周波数と重なる帯域を遮断し
て入出力のアイソレーションを確保した後、第2混合器
(14)において第2発振器(17)の信号と混合し、
BS受信周波数に周波数変換する。そして、第2増幅器
(19)と帯域濾波器(20)を経て出力端子(Vo)
より出力する。
子(Vi)に分配器(5)から第1IF周波数に変換さ
れたBS信号が入力すると、第1増幅器(11)を通過
した後、第1混合器(12)において第1発振器(1
6)の信号と混合し、中間周波数に周波数変換する。そ
こで、帯域濾波器(13)を経て中間周波数の信号を通
過させ、入力周波数の出力周波数と重なる帯域を遮断し
て入出力のアイソレーションを確保した後、第2混合器
(14)において第2発振器(17)の信号と混合し、
BS受信周波数に周波数変換する。そして、第2増幅器
(19)と帯域濾波器(20)を経て出力端子(Vo)
より出力する。
【0007】又、図5に示すように、上記TVコンバー
タ(9)を矩形枠状シャーシベース(22)に組み込む
に際しては、シャーシベース内を升目状に8分割し、図
の上段側に左(入力側)から第1増幅器(11)と第1
混合器(12)と第2局部発振器(17)と第2混合器
(14)とを順次、配置すると共に、下段側に左から電
源安定化回路(23)と第1局部発振器(16)と帯域
濾波器(13)と出力部(21)を配し、更に、第1増
幅器(11)と電源安定化回路(23)と出力部(2
1)からそれぞれ入力端子(Vi)と電源端子(Vb)
と出力端子(Vo)とを導出する。上記構成によれば、
第1、第2局部発振器(16)(17)を離隔・配置し
てその隣接を妨げ、それらの間の相互干渉を防止して高
調波妨害(ビート妨害)を阻止しておく。
タ(9)を矩形枠状シャーシベース(22)に組み込む
に際しては、シャーシベース内を升目状に8分割し、図
の上段側に左(入力側)から第1増幅器(11)と第1
混合器(12)と第2局部発振器(17)と第2混合器
(14)とを順次、配置すると共に、下段側に左から電
源安定化回路(23)と第1局部発振器(16)と帯域
濾波器(13)と出力部(21)を配し、更に、第1増
幅器(11)と電源安定化回路(23)と出力部(2
1)からそれぞれ入力端子(Vi)と電源端子(Vb)
と出力端子(Vo)とを導出する。上記構成によれば、
第1、第2局部発振器(16)(17)を離隔・配置し
てその隣接を妨げ、それらの間の相互干渉を防止して高
調波妨害(ビート妨害)を阻止しておく。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、図5に示すTVコンバータ(9)の各回路の配置に
おいて、信号が入力端子(Vi)から第1増幅器(1
1)、第1混合器(12)、帯域濾波器(13)、第2
混合器(14)、及び出力部(21)を経て出力端子
(Vo)から出力されるため、信号の流れがジグザグに
なって、信号の損失が大きくなり、且つ、不要信号の妨
害を受け易い点である。又、帯域濾波器(13)の通過
帯域が基準帯域の奇数倍においても生じるため、その帯
域を第1、第2局部発振器(16)(17)のビート周
波数が通過してビート妨害を十分に阻止できない点もあ
る。
は、図5に示すTVコンバータ(9)の各回路の配置に
おいて、信号が入力端子(Vi)から第1増幅器(1
1)、第1混合器(12)、帯域濾波器(13)、第2
混合器(14)、及び出力部(21)を経て出力端子
(Vo)から出力されるため、信号の流れがジグザグに
なって、信号の損失が大きくなり、且つ、不要信号の妨
害を受け易い点である。又、帯域濾波器(13)の通過
帯域が基準帯域の奇数倍においても生じるため、その帯
域を第1、第2局部発振器(16)(17)のビート周
波数が通過してビート妨害を十分に阻止できない点もあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、第1、第2、
第3、第4側板を順次、連続的に一体成形して矩形枠を
形成してなり、第2、第4側板に平行な第1仕切り板と
第1、第3側板に平行な第2仕切り板とをT字状に組み
合わせて第1、第2側板に隣接した第1区画室、第1、
第4側板に隣接した第2区画室、及び第2、第3、第4
側板に隣接した第3区画室をそれぞれ形成したシャーシ
ベースと、上記第1区画室内に、第1側板側より第2側
板に沿って順次、第1増幅器、第1混合器、帯域濾波器
と低域濾波器からなる中間フィルタ部、及び第2混合器
をそれぞれ直線状に配した周波数変換部と、上記第2区
画室内に、第1側板側より電源安定化回路を介し第4側
板に沿って順次、第1局部発振器、エアーシールド部、
及び第2局部発振器をそれぞれ配した発振部と、上記第
3区画室内に、第2増幅器、帯域濾波器及び低域濾波器
をそれぞれ配した出力部とを具備したことを特徴とす
る。
第3、第4側板を順次、連続的に一体成形して矩形枠を
形成してなり、第2、第4側板に平行な第1仕切り板と
第1、第3側板に平行な第2仕切り板とをT字状に組み
合わせて第1、第2側板に隣接した第1区画室、第1、
第4側板に隣接した第2区画室、及び第2、第3、第4
側板に隣接した第3区画室をそれぞれ形成したシャーシ
ベースと、上記第1区画室内に、第1側板側より第2側
板に沿って順次、第1増幅器、第1混合器、帯域濾波器
と低域濾波器からなる中間フィルタ部、及び第2混合器
をそれぞれ直線状に配した周波数変換部と、上記第2区
画室内に、第1側板側より電源安定化回路を介し第4側
板に沿って順次、第1局部発振器、エアーシールド部、
及び第2局部発振器をそれぞれ配した発振部と、上記第
3区画室内に、第2増幅器、帯域濾波器及び低域濾波器
をそれぞれ配した出力部とを具備したことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記技術的手段によれば、シャーシベース内に
配したTVコンバータの各回路において信号が入力端子
から出力部まで直線的に流れ、出力端子(Vo)から出
力される。又、第1、第2局部発振器の間にエアーシー
ルド部を配すると共に、帯域濾波器に低域濾波器を付加
した中間フィルタ部を設けて帯域濾波器の奇数倍通過帯
域を遮断し、第1、第2局部発振器の間で生じる相互干
渉を防止する。
配したTVコンバータの各回路において信号が入力端子
から出力部まで直線的に流れ、出力端子(Vo)から出
力される。又、第1、第2局部発振器の間にエアーシー
ルド部を配すると共に、帯域濾波器に低域濾波器を付加
した中間フィルタ部を設けて帯域濾波器の奇数倍通過帯
域を遮断し、第1、第2局部発振器の間で生じる相互干
渉を防止する。
【0011】
【実施例】本考案に係るコンバータの実施例を図1及び
図2を参照して以下に説明する。まず図1において(2
4)はシャーシベースで、第1、第2、第3、第4側板
(25)(26)(27)(28)を順次、連続的に一
体成形して矩形枠を形成してなる。そして、第2、第4
側板(26)(28)に平行な第1仕切り板(29)
と、第1、第3側板(25)(27)に平行な第2仕切
り板(30)とを横T字状に組み合わせて、第1、第2
側板(25)(26)に隣接した第1区画室(A)と、
第1、第4側板(25)(28)に隣接した第2区画室
(B)と、第2、第3、第4側板(26)(27)(2
8)に隣接した第3区画室(C)とをそれぞれ形成し、
第1、第2、第3区画室(A)(B)(C)内に周波数
変換部(31)と発振部(32)と出力部(33)とを
それぞれ組み込む。
図2を参照して以下に説明する。まず図1において(2
4)はシャーシベースで、第1、第2、第3、第4側板
(25)(26)(27)(28)を順次、連続的に一
体成形して矩形枠を形成してなる。そして、第2、第4
側板(26)(28)に平行な第1仕切り板(29)
と、第1、第3側板(25)(27)に平行な第2仕切
り板(30)とを横T字状に組み合わせて、第1、第2
側板(25)(26)に隣接した第1区画室(A)と、
第1、第4側板(25)(28)に隣接した第2区画室
(B)と、第2、第3、第4側板(26)(27)(2
8)に隣接した第3区画室(C)とをそれぞれ形成し、
第1、第2、第3区画室(A)(B)(C)内に周波数
変換部(31)と発振部(32)と出力部(33)とを
それぞれ組み込む。
【0012】上記周波数変換部(31)は、図2に示す
ように、入力端子(Vi)に順次、接続した第1増幅器
(34)と、第1混合器(35)と、帯域濾波器(3
6)と低域濾波器(37)からなる中間フィルタ部(3
8)と、第2混合器(39)とを具備する。そして、第
1区画室(A)を第2側板(26)に沿って4分割し、
それぞれに第1側板(25)側より順次、第1増幅器
(34)と第1混合器(35)と中間フィルタ部(3
8)と第2混合器(39)とを組み込んで直線状にそれ
らを配すると共に、第1増幅器(34)より第1側板
(25)側へ入力端子(Vi)を導出する。
ように、入力端子(Vi)に順次、接続した第1増幅器
(34)と、第1混合器(35)と、帯域濾波器(3
6)と低域濾波器(37)からなる中間フィルタ部(3
8)と、第2混合器(39)とを具備する。そして、第
1区画室(A)を第2側板(26)に沿って4分割し、
それぞれに第1側板(25)側より順次、第1増幅器
(34)と第1混合器(35)と中間フィルタ部(3
8)と第2混合器(39)とを組み込んで直線状にそれ
らを配すると共に、第1増幅器(34)より第1側板
(25)側へ入力端子(Vi)を導出する。
【0013】発振部(32)は、第1、第2混合器(3
5)(39)にそれぞれ接続した第1、第2局部発振器
(40)(41)を具備する。そして、第1区画室
(B)を第4側板(28)に沿って4分割し、第1側板
(25)側より電源安定化回路(42)介し第4側板
(28)に沿って順次、第1局部発振器(40)と、エ
アーシールド部(43)と、第2局部発振器(41)と
を組み込んで直線状にそれらを配すると共に、各仕切り
は2重シールドとし、電源安定化回路(42)より第1
側板(25)側へ電源端子(Vb)を導出する。
5)(39)にそれぞれ接続した第1、第2局部発振器
(40)(41)を具備する。そして、第1区画室
(B)を第4側板(28)に沿って4分割し、第1側板
(25)側より電源安定化回路(42)介し第4側板
(28)に沿って順次、第1局部発振器(40)と、エ
アーシールド部(43)と、第2局部発振器(41)と
を組み込んで直線状にそれらを配すると共に、各仕切り
は2重シールドとし、電源安定化回路(42)より第1
側板(25)側へ電源端子(Vb)を導出する。
【0014】出力部(33)は、第2混合器(39)に
順次、接続した第2増幅器(44)と帯域濾波器(4
5)と低域濾波器(46)とを具備し、第3区画室
(C)内に組み込むと共に、第4側板(28)側へ出力
端子(Vo)を導出する。
順次、接続した第2増幅器(44)と帯域濾波器(4
5)と低域濾波器(46)とを具備し、第3区画室
(C)内に組み込むと共に、第4側板(28)側へ出力
端子(Vo)を導出する。
【0015】上記構成に基づき本考案の動作を次に説明
する。まず、入力端子(Vi)に分配器(5)(図3参
照)から第1IF周波数に変換されたBS信号が入力す
ると、第1増幅器(34)を通過した後、第1混合器
(35)において第1発振器(40)の信号と混合し、
中間周波数に周波数変換する。そこで、中間フィルタ部
(38)を経て中間周波数の信号を通過させ、入力周波
数の出力周波数と重なる帯域を遮断して入出力のアイソ
レーションを確保すると共に、低域濾波器(37)にて
帯域濾波器(38)の奇数倍通過帯域を遮断した後、第
2混合器(39)において第2発振器(41)の信号と
混合し、BS受信周波数に周波数変換する。そして、第
2増幅器(44)と帯域濾波器(45)と低域濾波器
(46)を経て出力端子(Vo)より出力する。
する。まず、入力端子(Vi)に分配器(5)(図3参
照)から第1IF周波数に変換されたBS信号が入力す
ると、第1増幅器(34)を通過した後、第1混合器
(35)において第1発振器(40)の信号と混合し、
中間周波数に周波数変換する。そこで、中間フィルタ部
(38)を経て中間周波数の信号を通過させ、入力周波
数の出力周波数と重なる帯域を遮断して入出力のアイソ
レーションを確保すると共に、低域濾波器(37)にて
帯域濾波器(38)の奇数倍通過帯域を遮断した後、第
2混合器(39)において第2発振器(41)の信号と
混合し、BS受信周波数に周波数変換する。そして、第
2増幅器(44)と帯域濾波器(45)と低域濾波器
(46)を経て出力端子(Vo)より出力する。
【0016】この時、シャーシベース(24)内におい
て入力端子(Vi)から入力したBS信号は、第1増幅
器(34)と第1混合器(35)と中間フィルタ部(3
8)と第2混合器(39)とを経て出力部(33)に到
り、出力端子(Vo)から出力される。そのため、出力
部(33)に到る信号の流れは、略直線状となって損失
が最小になると共に、不要信号の妨害を防止できる。
又、第1、第2局部発振器(40)(41)の間にエア
ーシールド部(32)を設けると共に、2重シールド
(47)にて仕切っているため、第1、第2局部発振器
(40)(41)の間の相互干渉を防止でき、ビート妨
害を阻止できる。更に、入出力端子(Vi)(Vo)間
の距離が大きくなり、アイソレーションを大きく取れ
る。
て入力端子(Vi)から入力したBS信号は、第1増幅
器(34)と第1混合器(35)と中間フィルタ部(3
8)と第2混合器(39)とを経て出力部(33)に到
り、出力端子(Vo)から出力される。そのため、出力
部(33)に到る信号の流れは、略直線状となって損失
が最小になると共に、不要信号の妨害を防止できる。
又、第1、第2局部発振器(40)(41)の間にエア
ーシールド部(32)を設けると共に、2重シールド
(47)にて仕切っているため、第1、第2局部発振器
(40)(41)の間の相互干渉を防止でき、ビート妨
害を阻止できる。更に、入出力端子(Vi)(Vo)間
の距離が大きくなり、アイソレーションを大きく取れ
る。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、VSATのIDUに組
み込んだTVコンバータにおいてシャーシベース内にお
ける信号の流れが略直線状になってその損失が最小にな
ると共に、不要信号の妨害を防止でき、且つ、2個の局
部発振器の間にエアーシールド部を設けたから、それら
の間の相互干渉を防止でき、性能が向上する。
み込んだTVコンバータにおいてシャーシベース内にお
ける信号の流れが略直線状になってその損失が最小にな
ると共に、不要信号の妨害を防止でき、且つ、2個の局
部発振器の間にエアーシールド部を設けたから、それら
の間の相互干渉を防止でき、性能が向上する。
【図1】本考案に係るコンバータの実施例を示すシャー
シベース内における各回路の配置図である。
シベース内における各回路の配置図である。
【図2】本考案に係るコンバータの実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】VSATの一例を示すブロック図である。
【図4】従来のコンバータの一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】図4に示すコンバータのシャーシベース内にお
ける各回路の配置図である。
ける各回路の配置図である。
25、26、27、28 第1、第2、第3、第4側板 29、30 第1、第2仕切り板 31 周波数変換部 32 発振部 33 出力部 34 第1増幅器 35、39 第1、第2混合器 38 中間フィルタ部 40、41 第1、第2局部発振器 43 エアーシールド部 Vi、Vo 入出力端子
Claims (2)
- 【請求項1】 第1、第2、第3、第4側板を順次、連
続的に一体成形して矩形枠を形成してなり、第2、第4
側板に平行な第1仕切り板と第1、第3側板に平行な第
2仕切り板とをT字状に組み合わせて第1、第2側板に
隣接した第1区画室、第1、第4側板に隣接した第2区
画室、及び第2、第3、第4側板に隣接した第3区画室
をそれぞれ形成したシャーシベースと、上記第1区画室
内に、第1側板側より第2側板に沿って順次、第1増幅
器、第1混合器、帯域濾波器と低域濾波器からなる中間
フィルタ部、及び第2混合器をそれぞれ直線状に配した
周波数変換部と、上記第2区画室内に、第1側板側より
電源安定化回路を介し第4側板に沿って順次、第1局部
発振器、エアーシールド部、及び第2局部発振器をそれ
ぞれ配した発振部と、上記第3区画室内に、第2増幅
器、帯域濾波器及び低域濾波器をそれぞれ配した出力部
とを具備したことを特徴とするコンバータ。 - 【請求項2】 前記エアーシールド部の両側に2重シー
ルドを設けたことを特徴とする請求項1記載のコンバー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10149091U JP2550283Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | コンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10149091U JP2550283Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | コンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=14302132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10149091U Expired - Lifetime JP2550283Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | コンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2550283Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3972663B2 (ja) * | 2002-01-22 | 2007-09-05 | 松下電器産業株式会社 | 高周波信号受信装置 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP10149091U patent/JP2550283Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0553331U (ja) | 1993-07-13 |
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