JP2550155Y2 - パチンコ機における風車装置 - Google Patents

パチンコ機における風車装置

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JP2550155Y2
JP2550155Y2 JP9372291U JP9372291U JP2550155Y2 JP 2550155 Y2 JP2550155 Y2 JP 2550155Y2 JP 9372291 U JP9372291 U JP 9372291U JP 9372291 U JP9372291 U JP 9372291U JP 2550155 Y2 JP2550155 Y2 JP 2550155Y2
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秀男 坂本
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株式会社ジェイ・ティ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パチンコ機の遊技盤に
設けられ且つ遊技盤面上を落下する打球の方向や速度を
変化せしめる風車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技盤に設けられて打球の方向や
速度を変化せしめる風車装置においては、その装飾効果
を高めるために、内部にランプ等の発光源を内蔵させた
ものが多数提案され、また、実際にパチンコ機の遊技盤
に使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記したランプ付き風
車にあっては、ランプによって照射される部分は、打球
によって回転する風車部分だけであって、風車以外の部
分には、光が放射されず、遊技盤全体から見ると、光に
よる装飾部分が点在しているような印象を与えていた。
本考案は、上記した事情に鑑みたもので、その目的とす
るところは、光による装飾効果を風車の周囲において高
めることができるパチンコ機における風車装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案においては、パチンコ機の遊技盤に設け
られ且つ遊技盤面上を落下する打球の方向や速度を変化
せしめる風車装置において、該風車装置には、光を発す
る発光源と、該発光源からの光を該風車装置が配置され
る周囲の遊技盤の表面に向かって放射する放射部材と、
設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】風車装置に発光源を設けると共に、その発光源
からの光を該風車装置が配置される周囲の遊技盤の表面
に向かって放射する放射部材をも設けたので、風車装置
を中心とする遊技盤の表面が光により照射装飾される。
このため、従来に比較して光による照射範囲が遊技盤の
広い範囲に及び、遊技盤の表面に貼付される化粧板(一
般にセル板という)の模様や図柄等を光によって装飾す
ることとなって遊技者の視覚を楽しませることができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例につい
て説明する。まず、図3を参照して実施例に係る風車装
置20が適用されるパチンコ機の遊技盤1の構成につい
て説明する。図3は、遊技盤1の正面図である。図にお
いて、遊技盤1の前面には、ほぼ円状に設けられる誘導
レール2によって区画された遊技領域3が形成されてい
る。遊技領域3のほぼ中央には、図柄表示装置4が配置
されている。
【0007】この図柄表示装置4は、複数(本実施例の
場合には、3つ)の図柄表示器5a〜5cを含んでい
る。本実施例における図柄表示器5a〜5cは、大きな
「8」の字とそれに囲まれる小さな「8」の字とを表示
することが可能な17セグメントLEDで構成されてい
るが、それによって表示される図柄は、通常の7セグメ
ントLEDと同様に数字の「1」〜「0」までの十種類
である。そして、この図柄表示器5a〜5cは、打球が
後述する始動入賞口9a〜9cに入賞したことに基づい
て上記した小さな数字を遊技者に識別できない程の速さ
で変動表示し、一定時間(例えば、5秒)経過したとき
に、まず左の図柄表示器5aの変動表示が停止され、次
いで所定時間経過後に右の図柄表示器5cの変動表示が
停止され、更に所定時間経過後に中央の図柄表示器5b
が停止するように制御される。停止時に3つの図柄表示
器5a〜5cに表示される図柄が全て同一の数字となっ
たときには、大当り状態となり、後述するように変動入
賞装置6を駆動制御して短時間に多数の入賞玉が発生す
るようになっている。
【0008】なお、大きな数字による変動表示は、左右
の図柄表示器5a,5cが停止した時点で同一の数字を
停止表示した状態(このような状態をリーチ状態とい
う)において、小さな数字から大きな数字に切り替わっ
て変動表示するようになっている。したがって、大当り
となったときの表示は、大きな数字によって表示されて
いることになる。
【0009】上記した図柄表示装置4の下方に変動入賞
装置6が配置されている。変動入賞装置6は、左右に開
閉する開閉部材7a,7bを有しており、その開閉部材
7a,7bが図示しないソレノイドによって開閉駆動さ
れるようになっている。また、変動入賞装置6には、開
閉部材7a,7bが開放した状態で受け入れた入賞玉を
検出する入賞玉数検出スイッチ(図示しない)と開閉部
材7a,7b内に形成されるV入賞口8に入賞した入賞
玉を検出するV入賞玉検出スイッチ(図示しない)とが
設けられている。上記のように構成される変動入賞装置
6は、前記大当り状態となったときに開閉部材7a,7
bが一定時間(例えば、30秒)経過するまで、あるい
は所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで
開放し、そのような開放状態(これを開放サイクルとい
う)をV入賞口8に入賞玉が入賞することを条件として
所定回数(例えば、16回;これを継続回数という)繰
り返すようになっている。しかして、入賞玉数検出スイ
ッチは、開閉部材7a,7bの1回の開放中に受け入れ
られる入賞玉数を計数するために使用され、V入賞玉検
出スイッチは、開閉部材7a,7bが繰り返して開放さ
れる条件を検出するために使用されるものである。
【0010】また、遊技領域3には、始動入賞口9a〜
9cが設けられている。この始動入賞口9a〜9cは、
図柄表示装置4の図柄表示器5a〜5cの変動表示を許
容するものであり、このため、始動入賞口9a〜9c
は、打球の入賞を検出する始動入賞玉検出スイッチ(図
示しない)を内蔵している。また、始動入賞口9aは、
図柄表示装置4と変動入賞装置6との間に、始動入賞口
9b,9cは、変動入賞装置6の開閉部材7a,7bの
左右にそれぞれ配置されている。
【0011】更に、遊技領域3には、図柄表示装置4の
上部及び両側に入賞口10、11a,11bが設けら
れ、図柄表示装置4の斜め上方左右に本実施例の要部を
構成する風車装置20a,20b(風車装置の符号は、
20であるが、図3に示す場合には、左右にあるので末
尾にa,bを付した)が配置されている。これらの入賞
口10、11a,11b、及び風車装置20a,20b
には、図示しないが各種の遊技状態に応じて点灯したり
点滅したりする動作ランプが内蔵されている。また、遊
技領域3の左右両側には、大当り遊技状態となったとき
に点滅してその旨を遊技者に報知する大当りランプ13
a,13bも配置されている。また、遊技領域3の最下
方には、上記した入賞口等に入賞しない打球が回収され
るアウト口14も設けられている。更に、遊技領域3に
は、落下する打球の方向や速度を変化せしめる多数の障
害釘(符号なし)や複数の風車12も設けられている。
【0012】上記のように構成される遊技盤1の表面に
は、図1に示すように化粧板15が貼付されている。こ
の化粧板15は、一般的にセル板といわれ、模様や図柄
が描かれている。また、本実施例の要部を構成する風車
装置20を取着する位置の遊技盤1には、取付開口16
が開設されている。
【0013】次に、本実施例の要部を構成する風車装置
20について図1及び図2を参照して説明する。図1
は、遊技盤1に取り付けた状態での断面図であり、図2
は、背面から見た風車装置20の分解斜視図である。図
において、風車装置20は、前記遊技盤1の表面に取り
付けられる取付板21を有し、その取付板21の後面中
央に風車33を回転自在に軸支する回転軸37が挿通さ
れる軸受筒22が突設され、該軸受筒22の側方に後述
するランプ基板25を止着する取付ボス23a,23b
が突設されている。また、軸受筒22の上下の取付板2
1には、ランプ基板25に実装されるランプ26a,2
6bの先端が挿入されるランプ挿通孔24a,24bが
形成されている。
【0014】前記取付ボス23a,23bに取り付けら
れるランプ基板25は、ドーナッツ状に形成され、その
前面に2つのランプ26a,26bが実装されると共
に、その後面に配線27がハンダ付けされている。配線
27の末端には、コネクタ28が連結されている。しか
して、2つのランプ26a,26bを軸受筒22を挟む
ように挿入してランプ基板25を取付ボス23a,23
bに当接し、その状態でランプ基板25に形成された取
付穴25a,25bからビス29a,29bを挿入して
取付ボス23a,23bに螺着することにより、ランプ
基板25を取付板21に取り付けることができる。
【0015】一方、取付板21の前方には、風車33が
回転自在に設けられるが、その風車33は、透明の部材
で後面が開放した円筒状に形成され、その外側に打球と
の接触を行い易くするために当接片33a〜33cが放
射状に突設されている。また、風車33の中央には、回
転軸37を貫通する回転軸受筒34が後方に向かって突
設されている。なお、回転軸受筒34の先端部には、凹
部35が形成され、該凹部35の中に回転軸37の後述
する止め段部38が収容されるようになっている。ま
た、風車33の前面には、装飾シール36が貼付されて
いる。
【0016】上記のように構成される風車33の内部に
は、円錐台形状の反射体30が装着されるようになって
いる。即ち、反射体30は、その中央が後方に向かって
突設される円筒状の装着筒穴31として形成され、該装
着筒穴31の後端から前方に向かってスカート状の反射
体30が連結された状態となっている。しかして、装着
筒穴31を回転軸受筒34に挿入することにより、図1
に示すように、反射体30が風車33の内部を前方外周
から後方内周にかけて傾斜状となるように配置される。
【0017】上記したように反射体30を風車33内に
装着することができるが、その反射体30が装着された
風車33の前方から回転軸37を風車33の回転軸受筒
34に止め段部38が凹部35に収納されて当接するま
で挿通し、更に、間にワッシャ32を挿通した後、回転
軸37を取付板21の軸受筒22に挿通すると、回転軸
37の後端部は、軸受筒22の端部から外に突出し、そ
の突出した部分に形成されている止め溝39にEリング
40を嵌着することにより、風車33を取付板21に回
転自在に止着することができる。
【0018】上記した構成からなる風車装置20におい
ては、図1に示すように、遊技盤1の取付開口16に対
して風車装置20を遊技盤1の前方から差し込み、取付
板21にビス(図示しない)を螺着して遊技盤1に取り
付けられるものである。しかして、ランプ26a,26
bから発せられた光は、反射体30によって反射され
て、透明な風車の外周部を透過して風車装置20が配置
された周囲の遊技盤1の表面の化粧板15に照射され
る。つまり、本実施例においては、風車装置20を中心
とする遊技盤1の表面が光により照射装飾されるため、
従来に比較して光による照射範囲が遊技盤1の広い範囲
に及び、遊技盤1の表面に貼付される化粧板15の模様
や図柄等を光によって装飾することとなって遊技者の視
覚を楽しませることができる。
【0019】なお、上記した実施例においては、風車3
3の外周が透明な部材で構成されるものを示したが、風
車の外周にスリット状の溝を形成して光が通り易くした
もの、あるいは外周のないものでも良い。また、放射部
材として光を反射する反射板30を風車33の内部に装
着したものを示したが、例えば、ランプの光を誘導する
グラスファイバーを風車33内に組み込み、そのグラス
ファイバーの先端を風車装置20の周囲の遊技盤1面に
向かって臨ませ、それによって光を放射するものでも良
い。また、光を発光する発光源としては、高輝度のラン
プやLEDを使用することが望ましい。更に、その発光
源は、所定の遊技状態時だけでなく、通常の遊技状態に
おいて駆動しておいて、風車33の回転により光の変化
を化粧板15上に投影しても良い。
【0024】
【考案の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本考案においては、風車装置に発光源を設けると共
に、その発光源からの光を該風車装置が配置される周囲
の遊技盤の表面に向かって放射する放射部材をも設けた
ので、風車装置を中心とする遊技盤の表面が光により照
射装飾されるため、従来に比較して光による照射範囲が
遊技盤の広い範囲に及び、遊技盤の表面に貼付される化
粧板の模様や図柄等を光によって装飾することとなって
遊技者の視覚を楽しませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る風車装置を遊技盤に取り付けた状
態での断面図である。
【図2】背面から見た風車装置の分解斜視図である。
【図3】風車装置を応用したパチンコ機の遊技盤の正面
図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 20 風車装置 26a,26b ランプ(発光源) 30 反射体(放射部材)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の遊技盤に設けられ且つ遊技
    盤面上を落下する打球の方向や速度を変化せしめる風車
    装置において、 該風車装置には、光を発する発光源と、該発光源からの
    光を該風車装置が配置される周囲の遊技盤の表面に向か
    って放射する放射部材と、設けたことを特徴とするパチ
    ンコ機における風車装置。
JP9372291U 1991-10-18 1991-10-18 パチンコ機における風車装置 Expired - Lifetime JP2550155Y2 (ja)

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