JP2549669Y2 - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JP2549669Y2
JP2549669Y2 JP1943891U JP1943891U JP2549669Y2 JP 2549669 Y2 JP2549669 Y2 JP 2549669Y2 JP 1943891 U JP1943891 U JP 1943891U JP 1943891 U JP1943891 U JP 1943891U JP 2549669 Y2 JP2549669 Y2 JP 2549669Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、タイトルなどの静止画
像を通常撮影された画像上にフェードさせることの出来
るテレビジョンカメラ装置に配置される映像信号処理回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】静止画像を予めテレビジョンカメラで撮
影し、該カメラ内のメモリに記憶させ、その後の通常撮
影中に前記メモリの内容を読み出し画面上にフェードさ
せ、静止画像などの挿入を行なわせることの出来るテレ
ビジョンカメラ装置が知られている。図2は、そのよう
なテレビジョンカメラ装置の映像信号処理回路を示す回
路図で、入力端子(1)からの通常撮影された画像信号
は、第1GCA(ゲインコントロールアンプ)(2)に
印加される。一方、静止画像が記憶されているメモリ
(3)の出力静止画像信号は、D/A(デジタル/アナ
ログ)変換器(4)でアナログ信号に変換された後、第
2GCA(5)に印加される。利得制御回路(6)は、
第1及び第2GCA(2)及び(5)の利得を制御し、
通常画像信号と静止画像信号との混合割合を定めるもの
で、2つの利得制御信号の関係は、α:1−αとなる。
今、第1GCA(2)の利得が1で第2GCA(5)の
利得が0であるとすると、通常画像信号がそのままのレ
ベルで通過し、加算器(7)を介して出力端子(8)に
得られる。この状態から第1GCA(2)の利得が低下
し、第2GCA(5)の利得が上昇したとすると、徐々
に通常画像のみの状態から通常画像と静止画像とが混合
された状態となり、この混合割合は徐々に静止画像が増
加する傾向を示し、最終的には静止画像のみとなる。こ
れによって、フェードインが完了する。この時、第1G
CA(2)の利得は0、第2GCA(5)の利得は1と
なっている。
【0003】この状態から、第1GCA(2)の利得が
増加、第2GCA(5)の利得が低下すると、静止画像
が薄くなり最終的には通常画像のみとなる。これによっ
てフェードアウトが完了する。従って、図2の回路に依
れば、フェード動作を行なわせることが出来る。尚、図
2の如き回路は、例えば特開昭64−89672号公報
に記載されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、図2の装置
の使い方としては、前述の如く第1及び第2GCA
(2)及び(5)の利得を徐々に変化させてフェード動
作を行なわせる他に、急速に切換えたい場合がある。静
止画像信号をただちに表示させたい場合や、既に表示さ
せていた静止画像信号をただちに消去したい場合であ
る。そのような場合には利得制御回路(6)の動作をた
だちに変化させれば良いが、前記利得制御回路(6)は
コンデンサを利用して動作している為、そのような変化
に追従出来ない、という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の点に鑑
み成されたもので、映像信号を増幅する第1GCAと、
前記映像信号に重畳させる静止画像信号を増幅する第2
GCAと、前記第1及び第2GCAの出力信号を加算す
る加算回路とを備える映像信号処理回路において、フェ
ード命令に応じて充放電コンデンサを徐々に充放電させ
る充放電制御回路と、前記充放電コンデンサの出力電圧
と基準電圧とを比較し、その比較結果に応じて前記第1
GCAに(1−α)の利得制御信号を前記第2GCAに
αの利得制御信号を印加する比較手段と、前記静止画像
信号の表示命令に応じて前記充放電コンデンサを急速充
電又は急速放電する急速充放電手段と、から成る利得制
御回路を設けることを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案によれば、静止画像信号の表示命令に応
じて充放電コンデンサの急速充電又は急速放電を行なっ
ているので、比較手段の比較出力をただちに反転させる
ことが出来る。
【0007】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を示す回路図で、
(9)はフェードイン命令として「H」レベルの信号
が、フェードアウト命令として「L」レベルの信号が印
加されるフェード端子、(10)はフェード端子(9)
からのフェード命令に応じてコンデンサ(11)の充放
電を行なう充放電制御回路、(12)はコンデンサ(1
1)の両端間電圧を2Vに制限する為のツェナーダイオ
ード、(13)はコンデンサ(11)の端子電圧と基準
電源(14)の基準電圧とを比較し、利得制御信号(1
−α)を第1GCA(2)へ、利得制御信号αを第2G
CA(5)へ印加する差動増幅器、(15)は端子(1
6)からの「L」レベルの表示命令に応じて動作する充
電用トランジスタ(17)と、端子(18)からの
「H」レベルの表示禁止命令に応じて動作する放電用ト
ランジスタ(19)とを備える急速充放電回路である。
【0008】尚、図1において図2と同一の回路素子に
ついては同一の符号を付し、説明を省略する。まず、利
得制御信号αが零で、第1GCA(2)のみが動作し、
タイトル用の静止画像を全く出さない場合について説明
する。この際にはフェード端子(9)に「L」レベルの
制御信号が加わる。尚、この際急速充放電回路(15
は、不動作であり、端子(16)に「H」レベルの制御
信号が、端子(18)に「L」レベルの制御信号が印加
されている。フェード端子(9)からの「L」レベルの
制御信号に応じて第1電流ミラー回路(20)が動作
し、第2電流ミラー回路(21)が不動作となる。第1
電流ミラー回路(20)の動作に応じて第3電流ミラー
回路(22)が動作し、トランジスタ(23)がオンす
る。尚、第4電流ミラー回路(24)は不動作である。
すると、点Aの電圧がほぼアースレベルまで低下する。
一方、基準電源(14)の基準電圧Vrefは、1Vに
設定されているのでトランジスタ(25)がオン、トラ
ンジスタ(26)がオフし、第5電流ミラー回路(2
7)が動作し、第6電流ミラー回路(28)が不動作と
なる。
【0009】従って、α=0となり第1GCA(2)の
みが動作する。次にこの状態から静止画像をフェードイ
ンさせるとすると、「H」レベルの信号をフェード端子
(9)に印加すれば良い。尚、急速充放電回路(15
は、不動作のままである。前記「H」レベルの信号に応
じて第2及び第4電流ミラー回路(21)及び(24)
が動作し、第1及び第3電流ミラー回路(20)及び
(22)が不動作となる。すると、トランジスタ(2
9)が一定電流でコンデンサ(11)の充電を行ない、
点Aの電圧は2Vまで徐々に上昇する。それ故、トラン
ジスタ(25)はオンからオフへ、トランジスタ(2
6)はオフからオンへ変化し、αの値は0から1に向か
って徐々に増加する。そして、αの値は最終的に1とな
り第1GCA(2)の利得は0、第2GCA(5)の利
得が1となる。
【0010】従って、図1の回路に依ればフェードイン
が可能である。次にこの状態から静止画像をフェードア
ウトさせるとすると、フェード端子(9)を「L」レベ
ルに戻せば良い。急速充放電回路(15)は、不動作の
ままである。前記「L」レベルの信号に応じて第1及び
第3電流ミラー回路(20)及び(22)が動作し、ト
ランジスタ(23)がオンするので一定電流によりコン
デンサ(11)の放電が行なわれ、点Aの電圧は、アー
スレベルに向かって徐々に低下する。それ故、トランジ
スタ(25)はオフからオンへ、トランジスタ(26)
はオンからオフへ変化し、αの値は1から0へ向かって
徐々に減少する。そして、αの値は0となり第1GCA
(2)の利得は1、第2GCA(5)の利得は0とな
る。
【0011】次にこの状態から静止画像信号を再びただ
ちに表示させる場合について説明する。この際にはフェ
ードインの時と同様に「H」レベルの信号をフェード端
子(9)に印加するとともに端子(16)に「L」レベ
ルの表示命令の為の信号を印加すれば良い。すると、充
電用トランジスタ(17)からコンデンサ(11)へ充
分な充電電荷がただちに流れ、点Aの電圧はすぐに2V
となる。それ故、トランジスタ(25)がオフ、トラン
ジスタ(26)がオンし、αの値は1となる。
【0012】従って、第2GCA(5)の利得をただち
に1にすることが出来、静止画像をただちに得られる。
更に、この状態から静止画像信号をただちに消去する場
合について説明する。この際にはフェード端子(9)に
「L」レベルの信号を、端子(16)を「H」レベルに
戻すとともに端子(18)に「H」レベルの表示禁止命
令の為の信号を印加すれば良い。すると、放電用トラン
ジスタ(19)によりコンデンサ(11)の充電電荷が
ただちに放電され点Aの電圧は、すぐにアースレベルと
なる。それ故、トランジスタ(25)がオン、トランジ
スタ(26)がオフし、αの値は0となる。
【0013】従って、第1GCA(2)の利得をただち
に1にすることが出来、静止画像を消去出来る。
【0014】
【考案の効果】以上述べた如く、本考案に依れば、通常
画像上にタイトルなどの静止画像をフェードさせながら
挿入することの出来るテレビジョンカメラ装置に用いて
好適な映像信号処理回路を提供することが出来る。特に
本考案に依れば、1つの利得制御回路でタイトルなどの
静止画像をただちに表示又は消去することが出来るとと
もに、通常のフェードイン、フェードアウトも行なうこ
とが出来るので回路の簡略化が計れるという利点も有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の映像信号処理回路である。
【図2】従来の映像信号処理回路である。
【符号の説明】
(2) 第1GCA (5) 第2GCA (7) 加算回路 (10) 充放電制御回路 (11) コンデンサ (13) 差動増幅器 (15) 急速充放電回路

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を増幅する第1GCAと、前記
    映像信号に重畳させる静止画像信号を増幅する第2GC
    Aと、前記第1及び第2GCAの出力信号を加算する加
    算回路とを備える映像信号処理回路において、フェード
    命令に応じて充放電コンデンサを徐々に充放電させる充
    放電制御回路と、前記充放電コンデンサの出力電圧と基
    準電圧とを比較し、その比較結果に応じて前記第1GC
    Aに(1−α)の利得制御信号を前記第2GCAにαの
    利得制御信号を印加する比較手段と、前記静止画像信号
    の表示命令に応じて前記充放電コンデンサを急速充電又
    は急速放電する急速充放電手段と、から成る利得制御回
    路を設け、該利得制御回路の出力利得制御信号に応じて
    前記加算回路の出力端より前記映像信号と前記静止画像
    信号との混合信号、前記映像信号のみ、及び前記静止画
    像信号のみを得るようにしたことを特徴とする映像信号
    処理回路。
  2. 【請求項2】 前記比較手段は、差動増幅器で構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の映像信号処理回路。
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