JP3130574B2 - Dspを用いた画像再生装置 - Google Patents

Dspを用いた画像再生装置

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JP3130574B2
JP3130574B2 JP03186090A JP18609091A JP3130574B2 JP 3130574 B2 JP3130574 B2 JP 3130574B2 JP 03186090 A JP03186090 A JP 03186090A JP 18609091 A JP18609091 A JP 18609091A JP 3130574 B2 JP3130574 B2 JP 3130574B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DSP(デジタル・
シグナル・プロセッサ)を用いた画像再生装置に係り、
特にそのDSPに与えるプログラムを外部から選択的に
供給できるようにしたものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時、例えばテレビジョ
ン受信機やビデオテープレコーダ等に代表される画像再
生装置にあっては、その内部で行なわれる各種の映像信
号処理を、DSPを用いて実行させるようにするための
開発が盛んに行なわれている。この場合、通常は、DS
Pに与えるプログラムを現行のNTSC方式に対応した
映像信号処理を行なわせるためのものとなるようにして
おき、別個に、例えばクリアビジョンに対応する映像信
号処理や、PAL方式及びSECAM方式に対応した映
像信号処理を行なわせるためのプログラムが記録された
各種のIC(集積回路)カードを用意し、これらのIC
カードを選択的に画像再生装置に装着してDSPに与え
るプログラムを変更することにより、各種の映像信号処
理に対応できるようにすることが考えられている。
【0003】図5は、このような従来考えられているD
SPを用いた画像再生装置を示している。すなわち、ア
ンテナ11で受信されたテレビジョン電波は、画像再生
装置本体12内の選局回路13に供給されて、所望のチ
ャンネル信号が選択され中間周波数に変換された後、周
波数変換回路14に出力される。この周波数変換回路1
4は、入力された中間周波信号を増幅及び検波して、映
像ベースバンド信号と音声中間周波信号とに分離する。
このうち、音声中間周波信号は、音声検波回路15に供
給されて増幅及び検波された後、音声処理回路16を介
してスピーカ17の奏鳴に供される。
【0004】一方、上記周波数変換回路14で分離され
た映像信号は、映像検波回路18に供給されて増幅及び
検波され、A/D(アナログ/デジタル)変換回路19
でデジタル信号に変換された後、DSP信号処理回路2
0に供給される。このDSP信号処理回路20は、図示
しない複数のDSPを組み合わせて構成されるもので、
各DSPにそれぞれ所定のプログラムを与えることによ
り、結果として、入力されたデジタル映像信号に対し
て、Y/C(輝度/色)信号分離処理や同期分離処理等
を施すものである。
【0005】そして、このDSP信号処理回路20で処
理されたデジタル映像信号成分は、D/A(デジタル/
アナログ)変換回路21でアナログ映像信号に戻された
後、ドライブ回路22を介してCRT(カソード・レィ
・チューブ)23での画像表示に供される。また、DS
P信号処理回路20では、同期分離処理により再生され
た水平及び垂直同期信号に基づいて、水平偏向信号,垂
直偏向信号及びラスタ歪補正信号等が生成されて、CR
T23の制御に供される。
【0006】ここで、上記DSP信号処理回路20は、
機能的に演算部20a,制御部20b及びプログラムメ
モリ部20cの3つに分割される。そして、制御部20
bがプログラムメモリ部20cに記憶されたプログラム
に基づいて演算部20aを制御することにより、上述し
たY/C信号分離処理や同期分離処理等が行なわれるこ
とになる。なお、プログラムメモリ部20cには、デー
タの書き替えを可能とするためにRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)が使用されている。
【0007】また、プログラムメモリ部20cは、画像
再生装置本体12の図示しないパネル面に設けられたコ
ネクタ24に接続されている。このコネクタ24には、
外部に用意されたICカード25が接続される。ICカ
ード25には、DSP信号処理回路20に例えばクリア
ビジョンに対応する映像信号処理を行なわせるためのプ
ログラムが記憶されたプログラムメモリ25aが内蔵さ
れている。そして、ICカード25をコネクタ24に接
続することにより、プログラムメモリ25aに記憶され
たプログラムがプログラムメモリ部20cに転送され、
そのプログラムに基づいてDSP信号処理回路20が映
像信号処理を実行するようになる。
【0008】このようなプログラム転送処理は、メモリ
制御回路26が制御部20b,プログラムメモリ部20
c及びコネクタ24をそれぞれ制御することによって実
行される。このメモリ制御回路26は、図6に示すよう
に、マイクロコンピュータ26aを主体として構成され
ており、このマイクロコンピュータ26aが、ROM
(リード・オンリー・メモリ)26bに記憶されたプロ
グラムに基づき、RAM26cを用いながら演算処理を
行なうことによって、制御部20b,プログラムメモリ
部20c及びコネクタ24に対する各制御用信号がそれ
ぞれ生成される。そして、これらの制御用信号は、出力
ポート26d,26e,26f及び出力端子26g,2
6h,26iを介して制御部20b,プログラムメモリ
部20c及びコネクタ24にそれぞれ供給される。
【0009】また、上記マイクロコンピュータ26aに
は、画像再生装置本体12内に設けられるスイッチ操作
部27からの操作信号が、入力端子26j及びスイッチ
検出回路26kを介して供給されるとともに、画像再生
装置本体12内に設けられるリセット制御回路28から
のリセットパルスが、入力端子26lを介して供給され
る。
【0010】ここで、上記ICカード25のプログラム
メモリ25aには、図7に示すように、アドレス“00
0”(16進)〜“1FF”(16進)までの記憶領域
が設けられており、そこにクリアビジョンに対応する映
像信号処理をDSP信号処理回路20に行なわせるため
のプログラムが記憶されている。また、上記メモリ制御
回路26のROM26bには、図8に示すように、アド
レス“0000”(16進)〜“11FF”(16進)
までの記憶領域が設けられており、このうちのアドレス
“0000”(16進)〜“0FFF”(16進)まで
の記憶領域に、ICカード25のプログラムまたは以下
に述べる初期プログラムを、DSP信号処理回路20の
プログラムメモリ部20cに転送するためのロード制御
プログラムが記憶され、アドレス“1000”(16
進)〜“11FF”(16進)までの記憶領域に、現行
のNTSC方式に対応する映像信号処理をDSP信号処
理回路20に行なわせるための上記初期プログラムが記
憶されている。
【0011】図9は、上記のような従来の画像再生装置
の動作を説明するためのフローチャートである。まず、
ステップS1で、画像再生装置本体12に設けられた図
示しない電源スイッチが投入されると、リセット制御回
路28からリセットパルスが発生され、メモリ制御回路
26の入力端子26lを介してマイクロコンピュータ2
6aに供給される。すると、マイクロコンピュータ26
aは、上述したロード制御プログラムに基づき、ステッ
プS2で、ROM26bからの読み出しアドレスA1を
“1000”(16進)に設定するとともに、プログラ
ムメモリ部20cへの書き込みアドレスA0を“00
0”(16進)に設定する。
【0012】そして、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS3で、ROM26bからアドレスA1の内容
D0、つまりROM26bに記憶された初期プログラム
の1バイト目を読み出し、ステップS4で、書き込みア
ドレスA0とROM26bから読み出した内容D0と書
き込みパルスとを、出力ポート26eを介してプログラ
ムメモリ部20cに出力し、ROM26bから読み出し
た内容D0をプログラムメモリ部20cのアドレスA0
に書き込ませる。その後、マイクロコンピュータ26a
は、ステップS5で、読み出しアドレスA1及び書き込
みアドレスA0に1を加算し、ステップS6で、読み出
しアドレスA1がROM26bの初期プログラムの記憶
された最後のアドレスAEを越えたか否かを判別する。
【0013】ここで、読み出しアドレスA1が初期プロ
グラムの記憶された最後のアドレスAEを越えていなけ
れば(NO)、ステップS3に戻されて以下ステップS
3〜S6までの処理が繰り返され、ROM26bに記憶
された初期プログラムが順次プログラムメモリ部20c
に転送される。また、読み出しアドレスA1が初期プロ
グラムの記憶された最後のアドレスAEを越えると(Y
ES)、つまり、初期プログラムが全てプログラムメモ
リ部20cに転送されると、マイクロコンピュータ26
aは、ステップS7で、指示待ち状態となる。
【0014】ここにおいて、前記スイッチ操作部27
は、ROM26bの初期プログラムをプログラムメモリ
部20cに転送する動作と、ICカード25のプログラ
ムをプログラムメモリ部20cに転送する動作とを切り
替える作用を行なっている。すなわち、マイクロコンピ
ュータ26aは、ステップS7で指示待ち状態になった
後、ステップS8で、スイッチ操作部27によってIC
カード25のプログラムをプログラムメモリ部20cに
転送する動作が要求されたか否かを判別する。
【0015】そして、要求されていなければ(NO)、
ROM26bの初期プログラムをプログラムメモリ部2
0cに転送する動作が要求されていることになるのでス
テップS2に戻されるが、この場合はすでにROM26
bの初期プログラムがプログラムメモリ部20cに転送
されているので転送動作は行なわれず、DSP信号処理
回路20は、プログラムメモリ部20cに転送された初
期プログラムに基づいて、現行のNTSC方式に対応す
る映像信号処理を行なうことになる。
【0016】また、ステップS8で、ICカード25の
プログラムをプログラムメモリ部20cに転送する動作
が要求されていれば(YES)、マイクロコンピュータ
26aは、ステップS9で、ICカード25のプログラ
ムメモリ25aからの読み出しアドレスA2を“00
0”(16進)に設定するとともに、プログラムメモリ
部20cへの書き込みアドレスA0を“000”(16
進)に設定する。
【0017】そして、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS10で、読み出しアドレスA2を出力ポート
26f及びコネクタ24を介してプログラムメモリ25
aに供給し、ステップS11で、その内容つまりプログ
ラムメモリ25aに記憶されたプログラムの1バイト目
を読み出し、プログラムメモリ部20cに供給する。そ
の後、マイクロコンピュータ26aは、ステップS12
で、書き込みアドレスA0と書き込みパルスとを、出力
ポート26eを介してプログラムメモリ部20cに出力
し、プログラムメモリ25aから読み出した内容をプロ
グラムメモリ部20cのアドレスA0に書き込ませる。
【0018】その後、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS13で、読み出しアドレスA2及び書き込み
アドレスA0に1を加算し、ステップS14で、読み出
しアドレスA2がプログラムメモリ25aのプログラム
の記憶された最後のアドレスAEを越えたか否かを判別
する。そして、読み出しアドレスA2がプログラムの記
憶された最後のアドレスAEを越えていなければ(N
O)、ステップS10に戻されて以下ステップS10〜
S14までの処理が繰り返され、プログラムメモリ25
aに記憶されたプログラムが、順次プログラムメモリ部
20cに転送される。
【0019】また、読み出しアドレスA2がプログラム
の記憶された最後のアドレスAEを越えると(YE
S)、つまり、プログラムが全てプログラムメモリ部2
0cに転送されると、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS7に戻され指示待ち状態となり、DSP信号
処理回路20は、プログラムメモリ部20cに転送され
たプログラムに基づいて、クリアビジョンに対応する映
像信号処理を行なうことになる。スイッチ操作部27の
操作に応じて、ROM26bの初期プログラムとICカ
ード25のプログラムとが選択的にDSP信号処理回路
20のプログラムメモリ部20cに転送され、それぞれ
のプログラムに対応した映像信号処理が行なわれるよう
になる。
【0020】しかしながら、上記のような従来のDSP
を用いた画像再生装置では、ROM26bの初期プログ
ラムまたはICカード25のプログラムをDSP信号処
理回路20のプログラムメモリ部20cに転送する動作
の実行中、つまり、ステップS2〜S6またはステップ
S9〜S14の処理実行中には、プログラムメモリ部2
0cの内容は全く意味のないものとなっているため、こ
のときのプログラムメモリ部20cの内容に基づいてD
SP信号処理回路20が信号処理を実行すると、画像が
表示されなくなったり表示画面が乱れる等の問題が生じ
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
DSPを用いた画像再生装置では、DSP信号処理回路
に外部からプログラムを転送する動作の実行中に、画像
が表示されなくなったり表示画面が乱れる等の問題を有
している。
【0022】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、DSP信号処理回路に外部からプログラ
ムを転送する動作の実行中に、画像が表示されなくなっ
たり表示画面が乱れる等の不都合を防止し得る極めて良
好なDSPを用いた画像再生装置を提供することを目的
とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明に係るDSPを
用いた画像再生装置は、DSP信号処理回路を有し、該
DSP信号処理回路のプログラム記憶部に外部から
像信号処理用のプログラムを転送して記憶させることに
より、DSP信号処理回路にプログラムに基づいた映像
信号処理を実行させ、該DSP信号処理回路の出力に基
づいた画面表示を行なわせるものを対象としている。そ
して、プログラム記憶部に対する書き込み動作の制御状
態に基づいて、プログラム記憶部に外部から映像信号処
理用のプログラムを転送する動作の実行中であることを
示す信号を発生する発生手段と、この発生手段の出力に
基づいて、プログラム記憶部に外部から映像信号処理用
のプログラムを転送する動作の実行期間中、DSP信号
処理回路の出力に基づいた画面表示を、予め用意された
画像信号に基づいた画面表示に自動的に切り替える切替
手段とを備えるようにしたものである。
【0024】
【作用】上記のような構成によれば、DSP信号処理回
路のプログラム記憶部に外部から映像信号処理用のプロ
グラムを転送する動作の実行期間中、DSP信号処理回
路の出力に基づいた画面表示を、予め用意された画像信
号に基づいた画面表示に自動的に切り替えるようにした
ので、DSP信号処理回路に外部から映像信号処理用
プログラムを転送する動作の実行中に、画像が表示され
なくなったり表示画面が乱れる等の不都合を防止するこ
とができる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、図5と同一部分
には同一符号を付して示している。すなわち、前記D/
A変換回路21から出力されたアナログ映像信号は、セ
レクタ29の一方の入力端に供給される。また、このセ
レクタ29の他方の入力端には、青色表示発生回路30
から出力される青色表示信号が供給されている。そし
て、セレクタ29は、メモリ制御回路26から出力され
る書き込み期間信号WTSに基づいて、D/A変換回路
21から出力されるアナログ映像信号と、青色表示発生
回路30から出力される青色表示信号とを、選択的にド
ライブ回路22に導出する作用を行なっている。
【0026】ここで、メモリ制御回路26は、図2に示
すように、出力ポート26m及び出力端子26nを有し
ており、マイクロコンピュータ26aは、前記ROM2
6bの初期プログラムまたはICカード25のプログラ
ムをDSP信号処理回路20のプログラムメモリ部20
cに転送する動作の実行中、つまり、ROM26bの初
期プログラムまたはICカード25のプログラムが、D
SP信号処理回路20のプログラムメモリ部20cに書
き込まれている期間にH(ハイ)レベルとなり、それ以
外の期間にL(ロー)レベルとなる書き込み期間信号W
TSを発生し、出力ポート26m及び出力端子26nを
介してセレクタ29に出力している。
【0027】そして、上記セレクタ29は、書き込み期
間信号WTSがLレベルのときD/A変換回路21から
出力されるアナログ映像信号をドライブ回路22に導出
し、書き込み期間信号WTSがHレベルのとき青色表示
発生回路30から出力される青色表示信号をドライブ回
路22に導出するように動作される。
【0028】上記のような構成において、以下、図3に
示すフローチャートを参照して、その動作を説明する。
なお、図3において、図9と同一処理を行なうステップ
には同一符号を付している。すなわち、ROM26bの
初期プログラムまたはICカード25のプログラムをD
SP信号処理回路20のプログラムメモリ部20cに転
送する動作が開始される前、つまり、ステップS2また
はS9の前に、マイクロコンピュータ26aが、書き込
み期間信号をHレベルにセットしてセレクタ29に出力
するためのステップSa及びSbが設けられ、ROM2
6bの初期プログラムまたはICカード25のプログラ
ムをDSP信号処理回路20のプログラムメモリ部20
cに転送する動作が終了された後、つまり、ステップS
6またはS14の後に、マイクロコンピュータ26a
が、書き込み期間信号をLレベルにセットしてセレクタ
29に出力するためのステップScが設けられる。
【0029】このため、ROM26bの初期プログラム
をDSP信号処理回路20のプログラムメモリ部20c
に転送する動作の実行中つまりステップS2〜S6の期
間と、ICカード25のプログラムをDSP信号処理回
路20のプログラムメモリ部20cに転送する動作の実
行中つまりステップS9〜S14の期間とは、セレクタ
29が青色表示発生回路30から出力される青色表示信
号をドライブ回路22に導出するように動作されるの
で、CRT23の表示画面は画面全体が青色一色のブル
ーバック表示となり、画像が表示されなくなったり表示
画面が乱れる等の不都合を防止することができる。
【0030】また、ROM26bの初期プログラムまた
はICカード25のプログラムをDSP信号処理回路2
0のプログラムメモリ部20cに転送する動作の実行中
以外では、セレクタ29がD/A変換回路21から出力
されるアナログ映像信号をドライブ回路22に導出する
ように動作されるので、CRT23には通常の画像表示
が行なわれる。
【0031】ここで、図1に示した実施例の構成では、
D/A変換回路21の出力と青色表示発生回路30の出
力とをセレクタ29で選択してドライブ回路22に導出
する構成としたが、演算部20aの出力と青色表示発生
回路30の出力とを選択してD/A変換回路21に導出
する構成をとってもよい。また、上記実施例では、DS
P信号処理回路20へのプログラム転送中はCRT23
の表示画面を青色一色とするようにしたが、これは特に
青色一色に限らず、例えばDSP信号処理回路20への
プログラム転送中であることを示す文字や記号等をCR
T23に画面表示させるようにしてもよい。
【0032】さらに、上記実施例では、DSP信号処理
回路20に外部から与えられるプログラムがICカード
25に記憶されている場合について説明したが、ICカ
ード25に限らず例えばフロッピーディスクに記憶され
ている場合や、通信回線や映像信号中に含まれている場
合にも有効に適用することができる。プログラムがフロ
ッピーディスクに記憶されていたり通信回線を介して与
えられる場合等には、転送に時間がかかるので、画面表
示を青色一色にするばかりでなく、プログラム転送中で
あることをスーパーインポーズして文字表示するととも
に、転送すべき全プログラムに対してプログラム転送が
何%完了したかの割合を順次示す数値や棒グラフ等を表
示して、使用者に知らせることも考えられる。
【0033】図4は、このような表示を行なうことを考
慮した、この発明の他の実施例を示している。図1と同
一部分には同一符号を付して説明すると、上記コネクタ
24には、プログラム長検出回路31が接続されてい
る。このプログラム長検出回路31は、コネクタ24に
接続されたICカード25の形状からプログラムメモリ
25aの容量を検出して出力する。このプログラム長検
出回路31の検出出力は、除算回路32によりメモリ制
御回路26からプログラムメモリ部20cに出力される
書き込みアドレスによって除算され、除算結果が文字表
示回路33によりCRT23の画面に表示可能な画像信
号に変換されて、重ね合せ回路34に供給される。そし
て、この重ね合せ回路34が、文字表示回路33から出
力される画像信号と青色表示発生回路30の出力とを重
ね合せて、セレクタ29に出力することにより、CRT
23の青色画面上にプログラム転送が何%終了したのか
を示す情報が重ねて表示されることになる。
【0034】また、プログラム転送中であることを使用
者に知らせる手段としては、CRT23に限らず、例え
ばLED(発光ダイオード)を点灯させる手段、液晶デ
ィスプレイに表示させる手段、スピーカにより音または
音声で知らせる手段等が考えられる。さらに、これらの
手段を用いて、プログラム転送中に音楽を流したり、予
め準備された所定の絵柄の画像を表示する等、プログラ
ム転送中に他のサービスを提供するようにしてもよい。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
DSP信号処理回路に外部からプログラムを転送する動
作の実行中に、画像が表示されなくなったり表示画面が
乱れる等の不都合を防止し得る極めて良好なDSPを用
いた画像再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例のメモリ制御回路の詳細を示すブロッ
ク構成図。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】この発明の他の実施例を示すブロック構成図。
【図5】従来のDSPを用いた画像再生装置を示すブロ
ック構成図。
【図6】同従来装置のメモリ制御回路の詳細を示すブロ
ック構成図。
【図7】同従来装置のICカードのメモリマップを示す
図。
【図8】同従来装置のROMのメモリマップを示す図。
【図9】同従来装置の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…画像再生装置本体、13…選局
回路、14…周波数変換回路、15…音声検波回路、1
6…音声処理回路、17…スピーカ、18…映像検波回
路、19…A/D変換回路、20…DSP信号処理回
路、21…D/A変換回路、22…ドライブ回路、23
…CRT、24…コネクタ、25…ICカード、26…
メモリ制御回路、27…スイッチ操作部、28…リセッ
ト制御回路、29…セレクタ、30…青色表示発生回
路、31…プログラム長検出回路、32…除算回路、3
3…文字表示回路、34…重ね合せ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−37425(JP,A) 特開 平1−218278(JP,A) 特開 昭55−53985(JP,A) 特開 昭61−121685(JP,A) 特開 昭63−291178(JP,A) 特開 平1−316881(JP,A) 特開 昭64−61874(JP,A) 特開 平3−6774(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/44 G06T 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DSP信号処理回路を有し、該DSP信
    号処理回路のプログラム記憶部に外部から映像信号処
    理用のプログラムを転送して記憶させることにより、前
    記DSP信号処理回路に前記プログラムに基づいた映像
    信号処理を実行させ、該DSP信号処理回路の出力に基
    づいた画面表示を行なわせるDSPを用いた画像再生装
    置において、前記プログラム記憶部に対する書き込み動
    作の制御状態に基づいて、前記プログラム記憶部に外部
    から前記映像信号処理用のプログラムを転送する動作の
    実行中であることを示す信号を発生する発生手段と、こ
    の発生手段の出力に基づいて、前記プログラム記憶部に
    外部から前記映像信号処理用のプログラムを転送する動
    作の実行期間中、前記DSP信号処理回路の出力に基づ
    いた画面表示を、予め用意された画像信号に基づいた画
    表示に自動的に切り替える切替手段とを具備してなる
    ことを特徴とするDSPを用いた画像再生装置。
  2. 【請求項2】 前記予め用意された画像信号は、前記プ
    ログラム記憶部に転送される全プログラムに対して、転
    送が完了したプログラムの割合を順次指示する情報を含
    むことを特徴とする請求項1記載のDSPを用いた画像
    再生装置。
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