JPH04274522A - Dspを用いた画像再生装置 - Google Patents

Dspを用いた画像再生装置

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JPH04274522A
JPH04274522A JP3059544A JP5954491A JPH04274522A JP H04274522 A JPH04274522 A JP H04274522A JP 3059544 A JP3059544 A JP 3059544A JP 5954491 A JP5954491 A JP 5954491A JP H04274522 A JPH04274522 A JP H04274522A
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JP
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program
signal processing
dsp
card
program memory
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JP3059544A
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Masahiro Yamada
雅弘 山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DSP(デジタル・
シグナル・プロセッサ)を用いた画像再生装置に係り、
特にそのDSPに与えるプログラムを外部から選択的に
供給できるようにしたものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時、例えばテレビジョ
ン受像機やビデオテープレコーダ等に代表される画像再
生装置にあっては、その内部で行なわれる各種の映像信
号処理を、DSPを用いて実行させるようにするための
開発が盛んに行なわれている。この場合、通常は、DS
Pに与えるプログラムを現行のNTSC方式に対応した
映像信号処理を行なわせるためのものとなるようにして
おき、別個に、例えばクリアビジョンに対応する映像信
号処理や、PAL方式及びSECAM方式に対応した映
像信号処理を行なわせるためのプログラムが記録された
各種のICカードを用意し、これらのICカードを選択
的に画像再生装置に装着することにより、各種の映像信
号処理に対応できるようにすることも考えられている。
【0003】図8は、このような従来考えられているD
SPを用いた画像再生装置を示している。すなわち、ア
ンテナ11で受信されたテレビジョン電波は、画像再生
装置本体12内の選局回路13に供給されて、所望のチ
ャンネル信号が選択され中間周波数に変換された後、周
波数変換回路14に出力される。この周波数変換回路1
4は、入力された中間周波信号を増幅及び検波して、映
像ベースバンド信号と音声中間周波信号とに分離する。 このうち、音声中間周波信号は、音声検波回路15に供
給されて増幅及び検波された後、音声処理回路16を介
してスピーカ17の奏鳴に供される。
【0004】一方、上記周波数変換回路14で分離され
た映像信号は、映像検波回路18に供給されて増幅及び
検波され、A/D(アナログ/デジタル)変換回路19
でデジタル信号に変換された後、DSP信号処理回路2
0に供給される。このDSP信号処理回路20は、図示
しない複数のDSPを組み合わせて構成されるもので、
各DSPにそれぞれ所定のプログラムを与えることによ
り、結果として、入力されたデジタル映像信号に対して
、Y/C(輝度/色)信号分離処理や同期分離処理等を
施すものである。
【0005】そして、このDSP信号処理回路20で処
理されたデジタル映像信号成分は、D/A(デジタル/
アナログ)変換回路21でアナログ映像信号に戻された
後、ドライブ回路22を介してCRT(カソード・レィ
・チューブ)23での画像表示に供される。また、DS
P信号処理回路20では、同期分離処理により再生され
た水平及び垂直同期信号に基づいて、水平偏向信号,垂
直偏向信号及びラスタ歪補正信号等が生成されて、CR
T23の制御に供される。
【0006】ここで、上記DSP信号処理回路20は、
機能的に演算部20a,制御部20b及びプログラムメ
モリ部20cの3つに分割される。そして、制御部20
bがプログラムメモリ部20cに記憶されたプログラム
に基づいて演算部20aを制御することにより、上述し
たY/C信号分離処理や同期分離処理等が行なわれるこ
とになる。なお、プログラムメモリ部20cには、デー
タの書き替えを可能とするためにRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)が使用されている。
【0007】また、プログラムメモリ部20cは、画像
再生装置本体12のパネル面に設けられたコネクタ24
に接続されている。このコネクタ24には、外部に用意
されたICカード25が接続される。ICカード25に
は、DSP信号処理回路20に例えばクリアビジョンに
対応する映像信号処理を行なわせるためのプログラムが
記憶されたプログラムメモリ25aが内蔵されている。 そして、ICカード25をコネクタ24に接続すること
により、プログラムメモリ25aに記憶されたプログラ
ムがプログラムメモリ部20cに転送され、そのプログ
ラムに基づいてDSP信号処理回路20が映像信号処理
を実行するようになる。
【0008】このようなプログラム転送処理は、メモリ
制御回路26が制御部20b,プログラムメモリ部20
c及びコネクタ24をそれぞれ制御することによって実
行される。このメモリ制御回路26は、図9に示すよう
に、マイクロコンピュータ26aを主体として構成され
ており、このマイクロコンピュータ26aが、ROM(
リード・オンリー・メモリ)26bに記憶されたプログ
ラムに基づき、RAM26cを用いながら演算処理を行
なうことによって、制御部20b,プログラムメモリ部
20c及びコネクタ24に対する各制御用信号がそれぞ
れ生成される。そして、これらの制御用信号は、出力ポ
ート26d,26e,26f及び出力端子26g,26
h,26iを介して、制御部20b,プログラムメモリ
部20c及びコネクタ24にそれぞれ供給される。
【0009】また、上記マイクロコンピュータ26aに
は、画像再生装置本体12内に設けられるスイッチ操作
部27からの操作信号が、入力端子26j及びスイッチ
検出回路26kを介して供給されるとともに、画像再生
装置本体12内に設けられるリセット制御回路28から
のリセットパルスが、入力端子26lを介して供給され
る。
【0010】ここで、上記ICカード25のプログラム
メモリ25aには、図10に示すように、アドレス“0
00”(16進)〜“1FF”(16進)までの記憶領
域が設けられており、そこにクリアビジョンに対応する
映像信号処理をDSP信号処理回路20に行なわせるた
めのプログラムが記憶されている。また、上記メモリ制
御回路26のROM26bには、図11に示すように、
アドレス“0000”(16進)〜“11FF”(16
進)までの記憶領域が設けられており、このうちのアド
レス“0000”(16進)〜“0FFF”(16進)
までの記憶領域に、ICカード25のプログラムまたは
以下に述べる初期プログラムを、DSP信号処理回路2
0のプログラムメモリ部20cに転送するためのロード
制御プログラムが記憶され、アドレス“1000”(1
6進)〜“11FF”(16進)までの記憶領域に、現
行のNTSC方式に対応する映像信号処理をDSP信号
処理回路20に行なわせるための上記初期プログラムが
記憶されている。
【0011】図12は、上記のような従来の画像再生装
置の動作を説明するためのフローチャートである。まず
、ステップS1で、画像再生装置本体12に設けられた
図示しない電源スイッチが投入されると、リセット制御
回路28からリセットパルスが発生され、メモリ制御回
路26の入力端子26lを介してマイクロコンピュータ
26aに供給される。すると、マイクロコンピュータ2
6aは、上述したロード制御プログラムに基づき、ステ
ップS2で、ROM26bからの読み出しアドレスA1
を“1000”(16進)に設定するとともに、プログ
ラムメモリ部20cへの書き込みアドレスA0を“00
0”(16進)に設定する。
【0012】そして、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS3で、ROM26bからアドレスA1の内容
D0、つまりROM26bに記憶された初期プログラム
の1バイト目を読み出し、ステップS4で、書き込みア
ドレスA0とROM26bから読み出した内容D0と書
き込みパルスとを、出力ポート26eを介してプログラ
ムメモリ部20cに出力し、ROM26bから読み出し
た内容D0をプログラムメモリ部20cのアドレスD0
に書きこませる。その後、マイクロコンピュータ26a
は、ステップS5で、読み出しアドレスA1及び書き込
みアドレスA0に1を加算し、ステップS6で、読み出
しアドレスA1がROM26bの初期プログラムの記憶
された最後のアドレスAEを越えたか否かを判別する。
【0013】ここで、読み出しアドレスA1が初期プロ
グラムの記憶された最後のアドレスAEを越えていなけ
れば(NO)、ステップS3に戻されて以下ステップS
3〜S6までの処理が繰り返され、ROM26bに記憶
された初期プログラムが順次プログラムメモリ部20c
に転送される。また、読み出しアドレスA1が初期プロ
グラムの記憶された最後のアドレスAEを越えると(Y
ES)、つまり、初期プログラムが全てプログラムメモ
リ部20cに転送されると、マイクロコンピュータ26
aは、ステップS7で、指示待ち状態となる。
【0014】ここにおいて、前記スイッチ操作部27は
、ROM26bの初期プログラムをプログラムメモリ部
20cに転送する動作と、ICカード25のプログラム
をプログラムメモリ部20cに転送する動作とを切り替
える作用を行なっている。すなわち、マイクロコンピュ
ータ26aは、ステップS7で指示待ち状態になった後
、ステップS8で、スイッチ操作部27によってICカ
ード25のプログラムをプログラムメモリ部20cに転
送する動作が要求されたか否かを判別する。
【0015】そして、要求されていなければ(NO)、
ROM26bの初期プログラムをプログラムメモリ部2
0cに転送する動作が要求されていることになるのでス
テップS2に戻されるが、この場合はすでにROM26
bの初期プログラムがプログラムメモリ部20cに転送
されているので転送動作は行なわれず、DSP信号処理
回路20は、プログラムメモリ部20cに転送された初
期プログラムに基づいて、現行のNTSC方式に対応す
る映像信号処理を行なうことになる。
【0016】また、ステップS8で、ICカード25の
プログラムをプログラムメモリ部20cに転送する動作
が要求されていれば(YES)、マイクロコンピュータ
26aは、ステップS9で、ICカード25のプログラ
ムメモリ25aからの読み出しアドレスA2を“000
”(16進)に設定するとともに、プログラムメモリ部
20cへの書き込みアドレスA0を“000”(16進
)に設定する。
【0017】そして、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS10で、読み出しアドレスA2を出力ポート
26f及びコネクタ24を介してプログラムメモリ25
aに供給し、ステップS11で、その内容つまりプログ
ラムメモリ25aに記憶されたプログラムの1バイト目
を読み出し、プログラムメモリ部20cに供給する。そ
の後、マイクロコンピュータ26aは、ステップS12
で、書き込みアドレスA0と書き込みパルスとを、出力
ポート26eを介してプログラムメモリ部20cに出力
し、プログラムメモリ25aから読み出した内容をプロ
グラムメモリ部20cのアドレスA0に書きこませる。
【0018】その後、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS13で、読み出しアドレスA2及び書き込み
アドレスA0に1を加算し、ステップS14で、読み出
しアドレスA2がプログラムメモリ25aのプログラム
の記憶された最後のアドレスAEを越えたか否かを判別
する。そして、読み出しアドレスA2がプログラムの記
憶された最後のアドレスAEを越えていなければ(NO
)、ステップS10に戻されて以下ステップS10〜S
14までの処理が繰り返され、プログラムメモリ25a
に記憶されたプログラムが、順次プログラムメモリ部2
0cに転送される。
【0019】また、読み出しアドレスA2がプログラム
の記憶された最後のアドレスAEを越えると(YES)
、つまり、プログラムが全てプログラムメモリ部20c
に転送されると、マイクロコンピュータ26aは、ステ
ップS7に戻され指示待ち状態となり、DSP信号処理
回路20は、プログラムメモリ部20cに転送されたプ
ログラムに基づいて、クリアビジョンに対応する映像信
号処理を行なうことになる。
【0020】以上のように、スイッチ操作部27の操作
に応じて、ROM26bの初期プログラムとICカード
25のプログラムとが選択的にDSP信号処理回路20
のプログラムメモリ部20cに転送され、それぞれのプ
ログラムに対応した映像信号処理が行なわれるようにな
る。
【0021】しかしながら、上記のような従来のDSP
を用いた画像再生装置では、現在のところ、DSP信号
処理回路20の構造や、その構造に基づいてDSPに与
えるプログラムデータ等を、各製造会社毎に自主的に開
発しているため、同じ機能を行なうためのプログラムで
あっても、各社毎にそのフォーマットが異なることにな
る。このため、使用者の持っている画像再生装置本体1
2に異なる製造会社のICカード25が接続され、その
ICカード25のプログラムがDSP信号処理回路20
のプログラムメモリ部20cに転送されると、当然のこ
とながら、画像再生装置本体12のDSP信号処理回路
20の構造と、ICカード25のプログラムフォーマッ
トとが対応せず、画像表示が行なわれなくなってしまう
という問題が生じる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
DSPを用いた画像再生装置では、画像再生装置本体に
そのDSP信号処理回路に対応しないプログラムが記録
されたICカードが接続されると、画像表示が行なわれ
なくなってしまうという問題を有している。
【0023】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、画像再生装置本体にそのDSP信号処理
回路に対応しないプログラムが記録されたICカードが
接続された場合、そのICカードのプログラムがDSP
信号処理回路に転送されるのを防止して、画像表示が行
なわれなくなることを防止し得る極めて良好なDSPを
用いた画像再生装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係るDSPを
用いた画像再生装置は、複数のDSPを組み合わせて構
成されるDSP信号処理回路を有し、該DSP信号処理
回路のプログラム記憶部にプログラムを転送して記憶さ
せることにより、DSP信号処理回路に所望の映像信号
処理を行なわせるものを対象としている。そして、プロ
グラム記憶部に外部の記憶手段に記憶されたプログラム
を転送して記憶させる転送手段と、外部の記憶手段の所
定の記憶領域のデータを読み込む読み込み手段と、この
読み込み手段で読み込まれたデータが予め定められた所
定の対応関係を有しているか否かを検出する検出手段と
、この検出手段の検出結果が対応関係なしの状態で、転
送手段による外部の記憶手段のプログラムのプログラム
記憶部への転送を阻止する阻止手段とを備えるようにし
たものである。
【0025】
【作用】上記のような構成によれば、外部の記憶手段の
所定の記憶領域に記憶されたデータが、予め定められた
所定の対応関係を有しているか否かを検出し、対応関係
なしの状態で、外部の記憶手段に記憶されたプログラム
のプログラム記憶部への転送を阻止するようにしたので
、DSP信号処理回路に対応しないプログラムが記録さ
れた記憶手段が接続された場合、その記憶手段のプログ
ラムがDSP信号処理回路に転送されるのを防止して、
画像表示が行なわれなくなることを防止することができ
る。
【0026】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、図8と同一部分
には同一符号を付して示している。すなわち、ICカー
ド25のプログラムメモリ25aに記憶されたプログラ
ムが読み出されて、コネクタ24を介してDSP信号処
理回路20のプログラムメモリ部20cに供給される際
に、メモリ制御回路26にも供給されるようになってい
る。そして、メモリ制御回路26は、図2に示すように
、プログラムメモリ25aから読み出されたプログラム
が、入力端子26m及び入力ポート26nを介してマイ
クロコンピュータ26aに供給されるようになされてい
る。
【0027】ここで、上記ICカード25のプログラム
メモリ25aには、図3に示すように、アドレス“00
0”(16進)〜“202”(16進)までの記憶領域
が設けられており、このうちアドレス“000”,“0
01”,“002”(各16進)に、それぞれ文字コー
ド「T」,「S」,「B」が記憶され、アドレス“00
3”(16進)〜“202”(16進)までの記憶領域
に、クリアビジョンに対応する映像信号処理をDSP信
号処理回路20に行なわせるためのプログラムが記憶さ
れている。また、上記メモリ制御回路26のROM26
bには、図4に示すように、アドレス“0000”,“
0001”,“0002”(各16進)に、それぞれ文
字コード「T」,「S」,「B」が記憶されたリファレ
ンステーブルが形成されている。
【0028】上記のような構成において、以下、図5〜
図7に示すフローチャート参照してその動作を説明する
。まず、ステップS15で、画像再生装置本体12に設
けられた図示しない電源スイッチが投入されると、リセ
ット制御回路28からリセットパルスが発生され、メモ
リ制御回路26の入力端子26lを介してマイクロコン
ピュータ26aに供給される。すると、マイクロコンピ
ュータ26aは、ステップS16で、ROM26bから
の読み出しアドレスA1を“1000”(16進)に設
定するとともに、プログラムメモリ部20cへの書き込
みアドレスA0を“000”(16進)に設定する。
【0029】そして、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS17で、ROM26bからアドレスA1の内
容D0、つまりROM26bに記憶された初期プログラ
ムの1バイト目を読み出し、ステップS18で、書き込
みアドレスA0とROM26bから読み出した内容D0
と書き込みパルスとを、出力ポート26eを介してプロ
グラムメモリ部20cに出力し、ROM26bから読み
出した内容D0をプログラムメモリ部20cのアドレス
D0に書きこませる。
【0030】その後、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS19で、読み出しアドレスA1及び書き込み
アドレスA0に1を加算し、ステップS20で、読み出
しアドレスA1がROM26bの初期プログラムの記憶
された最後のアドレスAEを越えたか否かを判別する。
【0031】ここで、読み出しアドレスA1が初期プロ
グラムの記憶された最後のアドレスAEを越えていなけ
れば(NO)、ステップS17に戻されて以下ステップ
S17〜S20までの処理が繰り返され、ROM26b
に記憶された初期プログラムが順次プログラムメモリ部
20cに転送される。また、読み出しアドレスA1が初
期プログラムの記憶された最後のアドレスAEを越える
と(YES)、つまり、初期プログラムが全てプログラ
ムメモリ部20cに転送されると、マイクロコンピュー
タ26aは、ステップS21で、指示待ち状態となる。
【0032】その後、ステップS22で、前記スイッチ
操作部27によってICカード25のプログラムをプロ
グラムメモリ部20cに転送する動作が要求されたか否
かが判別される。そして、要求されていなければ(NO
)、ROM26bの初期プログラムをプログラムメモリ
部20cに転送する動作が要求されていることになるの
でステップS16に戻されるが、この場合はすでにRO
M26bの初期プログラムがプログラムメモリ部20c
に転送されているので転送動作は行なわれず、DSP信
号処理回路20は、プログラムメモリ部20cに転送さ
れた初期プログラムに基づいて、現行のNTSC方式に
対応する映像信号処理を行なうことになる。
【0033】また、ステップS22で、ICカード25
のプログラムをプログラムメモリ部20cに転送する動
作が要求されていれば(YES)、マイクロコンピュー
タ26aは、ステップS23で、ICカード25のプロ
グラムメモリ25aからの読み出しアドレスATを“0
00”(16進)に設定する。そして、マイクロコンピ
ュータ26aは、ステップS24で、読み出しアドレス
ATを出力ポート26f及びコネクタ24を介してプロ
グラムメモリ25aに供給し、ステップS25で、その
内容DTつまり文字コード「T」を読み出し、コネクタ
24及び入力ポート26nを介して取り込む。
【0034】その後、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS26で、ROM26bからアドレスATの内
容DR、つまり文字コード「T」を読み出し、ステップ
S27で、プログラムメモリ25aの内容DTとROM
26bの内容DRとが一致しているか否かを判別する。 そして、マイクロコンピュータ26aは、両内容が一致
していなければ(NO)ステップS21の処理に戻され
、一致していれば(YES)、ステップS28で、読み
出しアドレスATに1を加算し、ステップS29で、読
み出しアドレスATが“003”(16進)より少ない
か否かを判別する。
【0035】ここで、読み出しアドレスATが“003
”(16進)より少ない場合(YES)、ステップS2
4に戻されステップS24〜S29までの処理が繰り返
され、ICカード25の文字コード「T」,「S」,「
B」とROM26bのリファレンステーブルに記憶され
た文字コード「T」,「S」,「B」との一致が、順次
判別される。
【0036】このようにして、ステップS29で読み出
しアドレスATが“003”(16進)より多くなった
場合(NO)、つまりICカード25の文字コード「T
」,「S」,「B」とROM26bのリファレンステー
ブルに記憶された文字コード「T」,「S」,「B」と
が全て一致した場合、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS30で、ICカード25のプログラムメモリ
25aからの読み出しアドレスA2を“003”(16
進)に設定するとともに、プログラムメモリ部20cへ
の書き込みアドレスA0を“000”(16進)に設定
する。
【0037】そして、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS31で、読み出しアドレスA2を出力ポート
26f及びコネクタ24を介してプログラムメモリ25
aに供給し、ステップS32で、その内容を読み出しプ
ログラムメモリ部20cに供給する。その後、マイクロ
コンピュータ26aは、ステップS33で、書き込みア
ドレスA0と書き込みパルスとを、出力ポート26eを
介してプログラムメモリ部20cに出力し、プログラム
メモリ25aから読み出した内容をプログラムメモリ部
20cのアドレスA0に書きこませる。
【0038】その後、マイクロコンピュータ26aは、
ステップS34で、読み出しアドレスA2及び書き込み
アドレスA0に1を加算し、ステップS35で、読み出
しアドレスA2がプログラムメモリ25aのプログラム
の記憶された最後のアドレスAEを越えたか否かを判別
する。そして、読み出しアドレスA2がプログラムの記
憶された最後のアドレスAEを越えていなければ(NO
)、ステップS31に戻されて以下ステップS31〜S
35までの処理が繰り返され、プログラムメモリ25a
に記憶されたプログラムが、順次プログラムメモリ部2
0cに転送される。
【0039】また、読み出しアドレスA2がプログラム
の記憶された最後のアドレスAEを越えると(YES)
、つまり、プログラムが全てプログラムメモリ部20c
に転送されると、マイクロコンピュータ26aは、ステ
ップS21に戻され指示待ち状態となり、DSP信号処
理回路20は、プログラムメモリ部20cに転送された
プログラムに基づいて、クリアビジョンに対応する映像
信号処理を行なうことになる。
【0040】したがって、上記実施例のような構成によ
れば、ICカード25に記憶した文字コード「T」,「
S」,「B」とROM26bのリファレンステーブルに
記憶された文字コード「T」,「S」,「B」とを比較
して全てが一致したときにのみ、そのICカード25が
画像再生装置本体12のDSP信号処理回路20に対応
したプログラムを有するものであると判断して、該IC
カード25のプログラムをプログラムメモリ部20cに
転送することを許可するようにしたので、画像再生装置
本体12にそのDSP信号処理回路20に対応しないプ
ログラムが記録されたICカード25が接続された場合
、そのICカード25のプログラムがDSP信号処理回
路20に転送されるのを防止することができる。このた
め、DSP信号処理回路20は、それ以前にプログラム
メモリ部20cに転送されていたROM26bの初期プ
ログラムに基づいて映像信号処理を継続することができ
るので、画像表示が行なわれなくなることを防止するこ
とができる。
【0041】また、上記実施例では、ICカード25が
画像再生装置本体12のDSP信号処理回路20に適合
しているか否かを判断するために、3つの文字コード「
T」,「S」,「B」をそれぞれ比較するようにしたが
、この判断を行なう手段としては、これに限らず、例え
ばICカード25の特定のアドレスに記憶されたデータ
を全て加算した結果が、ROM26bのリファレンステ
ーブルに記憶されたデータと一致するか否かを判別する
ようにしてもよいことはもちろんである。
【0042】さらに、外部からDSP信号処理回路20
にプログラムを与える手段は、ICカード25だけでな
く、フロッピーディスク等を用いてもよく、さらには通
信回線を介して与えたり、映像信号中にプログラムを含
ませるようにしておいてもよいものである。
【0043】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
画像再生装置本体にそのDSP信号処理回路に対応しな
いプログラムが記録されたICカードが接続された場合
、そのICカードのプログラムがDSP信号処理回路に
転送されるのを防止して、画像表示が行なわれなくなる
ことを防止し得る極めて良好なDSPを用いた画像再生
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】同実施例のメモリ制御回路の詳細を示すブロッ
ク構成図。
【図3】同実施例のICカードのメモリマップを示す図
【図4】同実施例のROMのリファレンステーブルを示
す図。
【図5】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図7】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図8】従来のDSPを用いた画像再生装置を示すブロ
ック構成図。
【図9】同従来装置のメモリ制御回路の詳細を示すブロ
ック構成図。
【図10】同従来装置のICカードのメモリマップを示
す図。
【図11】同従来装置のROMのメモリマップを示す図
【図12】同従来装置の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…画像再生装置本体、13…選局
回路、14…周波数変換回路、15…音声検波回路、1
6…音声処理回路、17…スピーカ、18…映像検波回
路、19…A/D変換回路、20…DSP信号処理回路
、21…D/A変換回路、22…ドライブ回路、23…
CRT、24…コネクタ、25…ICカード、26…メ
モリ制御回路、27…スイッチ操作部、28…リセット
制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のDSPを組み合わせて構成され
    るDSP信号処理回路を有し、該DSP信号処理回路の
    プログラム記憶部にプログラムを転送して記憶させるこ
    とにより、前記DSP信号処理回路に所望の映像信号処
    理を行なわせるDSPを用いた画像再生装置において、
    前記プログラム記憶部に外部の記憶手段に記憶されたプ
    ログラムを転送して記憶させる転送手段と、前記外部の
    記憶手段の所定の記憶領域のデータを読み込む読み込み
    手段と、この読み込み手段で読み込まれたデータが予め
    定められた所定の対応関係を有しているか否かを検出す
    る検出手段と、この検出手段の検出結果が対応関係なし
    の状態で、前記転送手段による前記外部の記憶手段のプ
    ログラムの前記プログラム記憶部への転送を阻止する阻
    止手段とを具備してなることを特徴とするDSPを用い
    た画像再生装置。
JP3059544A 1991-02-28 1991-02-28 Dspを用いた画像再生装置 Pending JPH04274522A (ja)

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