JP2549527Y2 - 電子黒板装置 - Google Patents
電子黒板装置Info
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- JP2549527Y2 JP2549527Y2 JP1991054223U JP5422391U JP2549527Y2 JP 2549527 Y2 JP2549527 Y2 JP 2549527Y2 JP 1991054223 U JP1991054223 U JP 1991054223U JP 5422391 U JP5422391 U JP 5422391U JP 2549527 Y2 JP2549527 Y2 JP 2549527Y2
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- JP
- Japan
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- stand
- sheet
- electronic blackboard
- folded
- main body
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シート上に描かれた文
字・図形等の情報を読み取り、記録紙に記録を行うこと
ができる電子黒板装置に関するものである。
字・図形等の情報を読み取り、記録紙に記録を行うこと
ができる電子黒板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、黒板への筆記内容を記録紙に複写
することができる電子黒板装置は、会議等におけるメモ
書きや議事録の作成など、その機能への評価が高まって
いる。
することができる電子黒板装置は、会議等におけるメモ
書きや議事録の作成など、その機能への評価が高まって
いる。
【0003】電子黒板装置は、通常会議室等に設置され
るが、装置が安価なものではないために、複数の会議室
を有する場合でも、どこかの会議室に一つの電子黒板装
置を設置しておき、必要に応じて他の部屋へ移動して使
用するという事が一般的に行われている。
るが、装置が安価なものではないために、複数の会議室
を有する場合でも、どこかの会議室に一つの電子黒板装
置を設置しておき、必要に応じて他の部屋へ移動して使
用するという事が一般的に行われている。
【0004】この場合、電子黒板装置は、筆記シート面
の情報を読み取るための光学系、読み取ったデータの処
理を行い記録紙に印刷するプリンタ、及び電源部等によ
り重量がかさみ、また、大きいため、持ち運びには数人
を要する等、搬送時のコンパクト化への要望が高まって
いた。
の情報を読み取るための光学系、読み取ったデータの処
理を行い記録紙に印刷するプリンタ、及び電源部等によ
り重量がかさみ、また、大きいため、持ち運びには数人
を要する等、搬送時のコンパクト化への要望が高まって
いた。
【0005】この問題を解決するために、近年、筆記面
を有する電子黒板本体部を折り畳んでコンパクト化を図
ったものが提案されている。
を有する電子黒板本体部を折り畳んでコンパクト化を図
ったものが提案されている。
【0006】以下、従来の電子黒板装置について説明す
る。
る。
【0007】図18は、従来の電子黒板装置の斜視図で
あって、101は筆記シート、102及び103は内部
に画像読取部等(特に図示せず)を有する外装ケース、
104は外装ケース蓋、105はプリンタ部である。図
19は、図18の電子黒板装置において、外装ケース蓋
104、及びプリンタ部105を取り外して、外装ケー
ス102と103を折り畳む途中の斜視図であって、1
06及び107は外装ケース102及び103内にあっ
て、筆記シート101を保持する中間パネル、109及
び110は筆記シート101を搬送するシート搬送ロー
ラ、111はシート搬送ローラ109を駆動するモー
タ、112及び113は外装ケース102及び103を
折り畳み可能に連結するひんじ部である。
あって、101は筆記シート、102及び103は内部
に画像読取部等(特に図示せず)を有する外装ケース、
104は外装ケース蓋、105はプリンタ部である。図
19は、図18の電子黒板装置において、外装ケース蓋
104、及びプリンタ部105を取り外して、外装ケー
ス102と103を折り畳む途中の斜視図であって、1
06及び107は外装ケース102及び103内にあっ
て、筆記シート101を保持する中間パネル、109及
び110は筆記シート101を搬送するシート搬送ロー
ラ、111はシート搬送ローラ109を駆動するモー
タ、112及び113は外装ケース102及び103を
折り畳み可能に連結するひんじ部である。
【0008】従来の電子黒板装置では、図面から明らか
なように、外装ケース蓋104とプリンタ部105を取
り外した後、ひんじ部112及び113によって折り畳
むことができる。この時、筆記シート101が脱落する
事を防止するために、テープ等でシートを固定する必要
がある。逆に、折り畳んであるものを組み立てる場合に
は、筆記部を開いた後、シートを止めているテープ等を
取り外し、外装ケース蓋104とプリンタ部105を取
付ける必要がある。
なように、外装ケース蓋104とプリンタ部105を取
り外した後、ひんじ部112及び113によって折り畳
むことができる。この時、筆記シート101が脱落する
事を防止するために、テープ等でシートを固定する必要
がある。逆に、折り畳んであるものを組み立てる場合に
は、筆記部を開いた後、シートを止めているテープ等を
取り外し、外装ケース蓋104とプリンタ部105を取
付ける必要がある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電子黒板装置では、折り畳み・組み立ての度に、テー
プ等でシートを固定しなければならず、作業が面倒であ
った。このため、より簡単に折り畳み・組み立てを行う
ことができる電子黒板装置の提供が強く望まれている。
の電子黒板装置では、折り畳み・組み立ての度に、テー
プ等でシートを固定しなければならず、作業が面倒であ
った。このため、より簡単に折り畳み・組み立てを行う
ことができる電子黒板装置の提供が強く望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願考案は、上記した問
題点を解決するため、外装ケースと、前記外装ケース内
にあって筆記可能な描画シートを支持する支持手段と、
前記描画シートを略半球状凸部で挟圧することにより前
記描画シートが前記支持手段から脱落することを防止す
るシート脱落防止手段を前記支持手段に設けたことを特
徴とする構成とした。
題点を解決するため、外装ケースと、前記外装ケース内
にあって筆記可能な描画シートを支持する支持手段と、
前記描画シートを略半球状凸部で挟圧することにより前
記描画シートが前記支持手段から脱落することを防止す
るシート脱落防止手段を前記支持手段に設けたことを特
徴とする構成とした。
【0011】
【作用】本願考案は、上記した構成としたことにより、
描画シートを支持する支持手段に設けられたシート脱落
防止手段が描画シートを挟圧するため、外装ケースを折
り畳む場合にも描画シートが外装ケース及び支持手段か
ら脱落することを防止することができるものである。
描画シートを支持する支持手段に設けられたシート脱落
防止手段が描画シートを挟圧するため、外装ケースを折
り畳む場合にも描画シートが外装ケース及び支持手段か
ら脱落することを防止することができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本考案に係わる実施例について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0013】図1及び図2は、本考案の一実施例におけ
る電子黒板装置の斜視図であって、1は電子黒板装置の
本体部、2は筆記シート、3はプリンタ部、4は操作パ
ネル、5は印字後の記録用紙が排出される用紙排出口、
6はプリンタ部の上部にあってマーカーやイレーサーを
置くためのトレイ部、7はスタンド支柱、8及び9はス
タンド足、10及び11はひんじ部カバー、15及び1
6はスタンド横支柱である。
る電子黒板装置の斜視図であって、1は電子黒板装置の
本体部、2は筆記シート、3はプリンタ部、4は操作パ
ネル、5は印字後の記録用紙が排出される用紙排出口、
6はプリンタ部の上部にあってマーカーやイレーサーを
置くためのトレイ部、7はスタンド支柱、8及び9はス
タンド足、10及び11はひんじ部カバー、15及び1
6はスタンド横支柱である。
【0014】スタンド支柱7は本体部1にねじ止めされ
(図示せず)、支柱固定部12によってスタンド足8及
び9と連結されている。また、スタンド支柱7と左右反
対側も同様の構造であるが、ここでは説明を省略する。
スタンド横支柱15及び16は、スタンド支柱7及びこ
れと左右反対側に設けられたスタンド支柱(図示せず)
に取付けられている。
(図示せず)、支柱固定部12によってスタンド足8及
び9と連結されている。また、スタンド支柱7と左右反
対側も同様の構造であるが、ここでは説明を省略する。
スタンド横支柱15及び16は、スタンド支柱7及びこ
れと左右反対側に設けられたスタンド支柱(図示せず)
に取付けられている。
【0015】本体部1は、ひんじ部カバー10及び1
1、そしてスタンド支柱7のねじ止めを取り外した後、
図2に示すように、ひんじ部13及び14によって矢印
B、C方向に折り畳むことができる。また、スタンド足
8及び9、スタンド横支柱15及び16は矢印D、E方
向に伸縮可能である。更に、折り畳んだ後の本体部1
は、図3に示すように、支柱固定部12を中心として矢
印F方向に回動可能となっており、また、スタンド足8
及び9は矢印G及びH方向に畳むことができ、結果とし
て、図4に示すように、コンパクトに折り畳んでの搬送
や収納が可能となる。
1、そしてスタンド支柱7のねじ止めを取り外した後、
図2に示すように、ひんじ部13及び14によって矢印
B、C方向に折り畳むことができる。また、スタンド足
8及び9、スタンド横支柱15及び16は矢印D、E方
向に伸縮可能である。更に、折り畳んだ後の本体部1
は、図3に示すように、支柱固定部12を中心として矢
印F方向に回動可能となっており、また、スタンド足8
及び9は矢印G及びH方向に畳むことができ、結果とし
て、図4に示すように、コンパクトに折り畳んでの搬送
や収納が可能となる。
【0016】以下、本体部1を折り畳むためのひんじ部
の構造について図5及び図6を用いて説明する。
の構造について図5及び図6を用いて説明する。
【0017】図5は、本体部1を折り畳む前のひんじ部
13の拡大図、図6は、本体部1を折り畳んだ場合のひ
んじ部13の拡大図であって、21及び22はひんじ固
定金具、31はひんじ金具、32及び33はひんじ軸で
ある。17及び18は筆記シート2を裏面から支持する
中間パネルである。
13の拡大図、図6は、本体部1を折り畳んだ場合のひ
んじ部13の拡大図であって、21及び22はひんじ固
定金具、31はひんじ金具、32及び33はひんじ軸で
ある。17及び18は筆記シート2を裏面から支持する
中間パネルである。
【0018】ひんじ固定金具21及び22はねじ23、
24及びねじ25、26によって、それぞれ本体部左1
a、本体部右1bに、また、ねじ27、28及びねじ2
9、30によって、それぞれ中間パネル17、18に固
定されている。ひんじ金具31は、ひんじ軸32及び3
3によって、ひんじ固定金具21及び22と回動可能に
連結されている。
24及びねじ25、26によって、それぞれ本体部左1
a、本体部右1bに、また、ねじ27、28及びねじ2
9、30によって、それぞれ中間パネル17、18に固
定されている。ひんじ金具31は、ひんじ軸32及び3
3によって、ひんじ固定金具21及び22と回動可能に
連結されている。
【0019】以上のような構成のひんじ部13及び、こ
れと同様の構成のひんじ部14によって、本体部1はひ
んじ軸32と33という2つの軸を中心として、折り畳
み可能となる。この時、ひんじ軸32と33との距離が
ひんじ金具13によって一定に保持されるとともに、ひ
んじ固定金具21、22にそれぞれ設けられたストッパ
ー36及び37によって、本体部左1aと本体部右1b
の回動が制限されるために、折り畳んだ際の中間パネル
17と18の間の空間を確保し、筆記シート2の折り曲
げ部分でRが確保されるため、本体部1の折り畳みによ
る筆記シート2の傷付き・破損を防止できる。また、本
体部1を折り畳む際に、描画シート2が緩んで脱落しな
いように、図7及び図8に示す構成により対策を行って
いる。
れと同様の構成のひんじ部14によって、本体部1はひ
んじ軸32と33という2つの軸を中心として、折り畳
み可能となる。この時、ひんじ軸32と33との距離が
ひんじ金具13によって一定に保持されるとともに、ひ
んじ固定金具21、22にそれぞれ設けられたストッパ
ー36及び37によって、本体部左1aと本体部右1b
の回動が制限されるために、折り畳んだ際の中間パネル
17と18の間の空間を確保し、筆記シート2の折り曲
げ部分でRが確保されるため、本体部1の折り畳みによ
る筆記シート2の傷付き・破損を防止できる。また、本
体部1を折り畳む際に、描画シート2が緩んで脱落しな
いように、図7及び図8に示す構成により対策を行って
いる。
【0020】以下、描画シート2の脱落防止手段につい
て説明する。
て説明する。
【0021】図7は、本体部1、詳しくは本体部左1a
内の構造を示す斜視図、図8は、その正面図であって、
40はシート搬送ローラ、41はシート搬送ローラ40
の回転軸、42及び47はシート搬送ローラ支持金具、
44及び46はシート押え金具、43及び48はフラン
ジである。シート搬送ローラ支持金具42とシート押え
金具44は、ねじ45によって中間パネル17に固定さ
れている。シート搬送ローラ支持金具47とシート押え
金具46も同様にして中間パネル17に固定されてい
る。また、フランジ43及び48はシート搬送ローラ4
0の上下に取付けられている。シート押え金具44に
は、図7に示すように、筆記シート2との接触部が球状
の突起部44aと44bが設けられている。シート押え
金具46も同様である。
内の構造を示す斜視図、図8は、その正面図であって、
40はシート搬送ローラ、41はシート搬送ローラ40
の回転軸、42及び47はシート搬送ローラ支持金具、
44及び46はシート押え金具、43及び48はフラン
ジである。シート搬送ローラ支持金具42とシート押え
金具44は、ねじ45によって中間パネル17に固定さ
れている。シート搬送ローラ支持金具47とシート押え
金具46も同様にして中間パネル17に固定されてい
る。また、フランジ43及び48はシート搬送ローラ4
0の上下に取付けられている。シート押え金具44に
は、図7に示すように、筆記シート2との接触部が球状
の突起部44aと44bが設けられている。シート押え
金具46も同様である。
【0022】本体部1を折り畳む際には、緩みによる筆
記シート2の脱落を、上下方向においてはフランジ43
及び48によって、また、筆記シート2の表面の垂直方
向においてはシート押え金具44及び46でそれぞれ防
止している。また、押え金具の突起部44a及び44b
と筆記シート2の接触部が球状となっているために、通
常の描画シート2の搬送には影響がない。更に、これら
の機構は、外装ケース右1a及び1bによって、覆われ
ており、筆記面には現れないので、使用時にも邪魔にな
らない。
記シート2の脱落を、上下方向においてはフランジ43
及び48によって、また、筆記シート2の表面の垂直方
向においてはシート押え金具44及び46でそれぞれ防
止している。また、押え金具の突起部44a及び44b
と筆記シート2の接触部が球状となっているために、通
常の描画シート2の搬送には影響がない。更に、これら
の機構は、外装ケース右1a及び1bによって、覆われ
ており、筆記面には現れないので、使用時にも邪魔にな
らない。
【0023】ここでは、筆記シート2の脱落防止手段に
ついて、本体部左1a内の構造を用いて説明を行った
が、本体部右1b内も同様の構造である。但し、本体部
右1b内には、筆記シート2を搬送するための駆動モー
タと同シート上の画像を読み取るための読み取り装置が
備えられているが、その説明は省略する。
ついて、本体部左1a内の構造を用いて説明を行った
が、本体部右1b内も同様の構造である。但し、本体部
右1b内には、筆記シート2を搬送するための駆動モー
タと同シート上の画像を読み取るための読み取り装置が
備えられているが、その説明は省略する。
【0024】プリンタ部6は本体部右1bの下部に取付
けられており、その上部には、マーカーやイレーサを収
納するトレイ部6が設けられている。トレイ部6を本体
部1の片側正面でかつ、本体部1の最下部から数cm
(マーカーやイレーサが落ちない程度の隙間)の位置に
設けることによって、図17に示すように、本体部1を
折り畳んだ際に、トレイ部6が本体部左1aの下面によ
って蓋をされるため、トレイ部6にマーカー等を収納し
たまま、折り畳んで搬送等を行うことができる。
けられており、その上部には、マーカーやイレーサを収
納するトレイ部6が設けられている。トレイ部6を本体
部1の片側正面でかつ、本体部1の最下部から数cm
(マーカーやイレーサが落ちない程度の隙間)の位置に
設けることによって、図17に示すように、本体部1を
折り畳んだ際に、トレイ部6が本体部左1aの下面によ
って蓋をされるため、トレイ部6にマーカー等を収納し
たまま、折り畳んで搬送等を行うことができる。
【0025】以下、支柱固定部12の構造について、図
9、図10、及び図11を用いて説明する。
9、図10、及び図11を用いて説明する。
【0026】図9は支柱固定部12の斜視図、図10は
その側面図、図11はその背面図であって、51はスタ
ンド押え板、52はスタンド取付板、53はスタンド支
柱固定板である。59及び60はスタンド取付板52に
固定されたスタンド足ストッパーで、スタンド押え板5
1を貫通し、端部にはかしめ66及び67が取付けられ
ている。61及び62はスタンド取付板52に固定され
たスタンド足回転軸で、それぞれ、スタンド足8とスタ
ンド押え板51、及びスタンド足9とスタンド押え板5
1を貫通し、その端部にはかしめ68及び69が取付け
られている。55はスタンド回転軸で、スタンド押え板
51、スタンド取付板52等と、スタンド支柱固定板5
3、スタンド支柱7、本体部左1a等とを回動可能に連
結している。スタンド取付板52には、円弧状の溝56
が設けられており、スタンド支柱固定板53に設けられ
た突起部57が嵌合することによって、スタンド回転軸
55による回転を180゜以内に制限している。
その側面図、図11はその背面図であって、51はスタ
ンド押え板、52はスタンド取付板、53はスタンド支
柱固定板である。59及び60はスタンド取付板52に
固定されたスタンド足ストッパーで、スタンド押え板5
1を貫通し、端部にはかしめ66及び67が取付けられ
ている。61及び62はスタンド取付板52に固定され
たスタンド足回転軸で、それぞれ、スタンド足8とスタ
ンド押え板51、及びスタンド足9とスタンド押え板5
1を貫通し、その端部にはかしめ68及び69が取付け
られている。55はスタンド回転軸で、スタンド押え板
51、スタンド取付板52等と、スタンド支柱固定板5
3、スタンド支柱7、本体部左1a等とを回動可能に連
結している。スタンド取付板52には、円弧状の溝56
が設けられており、スタンド支柱固定板53に設けられ
た突起部57が嵌合することによって、スタンド回転軸
55による回転を180゜以内に制限している。
【0027】スタンド足8及び9はスタンド足回転軸6
1及び62がそれぞれ貫通し、回転可能に取付けられて
おり、その回転はスタンド足ストッパー59及び60に
よってそれぞれ制限されている。
1及び62がそれぞれ貫通し、回転可能に取付けられて
おり、その回転はスタンド足ストッパー59及び60に
よってそれぞれ制限されている。
【0028】63は、ストッパーピン64によって、回
転可能な状態で、スタンド足8に取付けられたスタンド
ストッパー金具で、凹部63aと63bを備えている。
凹部63aを、スタンド足9に設けられたストッパーピ
ン65に引っ掛けることによって、スタンド足8と9を
開いた状態で固定することができる。また、図12に示
すように、スタンド足8と9を閉じた場合には、凹部6
3bを、スットパーピン65に引っ掛けることによっ
て、閉じた状態を固定することができる。
転可能な状態で、スタンド足8に取付けられたスタンド
ストッパー金具で、凹部63aと63bを備えている。
凹部63aを、スタンド足9に設けられたストッパーピ
ン65に引っ掛けることによって、スタンド足8と9を
開いた状態で固定することができる。また、図12に示
すように、スタンド足8と9を閉じた場合には、凹部6
3bを、スットパーピン65に引っ掛けることによっ
て、閉じた状態を固定することができる。
【0029】54はノブボルトで、スタンド押え板51
とスタンド取付板52を貫通し、スタンド支柱固定板5
3に設けられたねじ穴66にねじ止される。このノブボ
ルト54のねじ止めによって、スタンド回転軸55によ
る回転を固定することができる。また、スタンドノブボ
ルト54を締めつけることによって、スタンド押え板5
1とスタンド取付板52で、スタンド足8と9を挾み込
み、スタンド足を固定することができる。
とスタンド取付板52を貫通し、スタンド支柱固定板5
3に設けられたねじ穴66にねじ止される。このノブボ
ルト54のねじ止めによって、スタンド回転軸55によ
る回転を固定することができる。また、スタンドノブボ
ルト54を締めつけることによって、スタンド押え板5
1とスタンド取付板52で、スタンド足8と9を挾み込
み、スタンド足を固定することができる。
【0030】58は、スタンド支柱固定板58におい
て、スタンド回転軸55に関してねじ穴66と対称位置
に設けられたねじ穴で、図4に示すように、本電子黒板
装置を折り畳んだ場合には、ノブボルト54をこのねじ
穴58に締め込むことによって、スタンド足8と9を図
12に示す状態に固定することができる。
て、スタンド回転軸55に関してねじ穴66と対称位置
に設けられたねじ穴で、図4に示すように、本電子黒板
装置を折り畳んだ場合には、ノブボルト54をこのねじ
穴58に締め込むことによって、スタンド足8と9を図
12に示す状態に固定することができる。
【0031】以下、スタンド横支柱15、16、及びス
タンド足8、9の横方向の伸縮構造について、図13、
図14、図15、及び図16を用いて説明する。これら
の構造は、各部共通であって、ここでは、スタンド足8
について説明し、その他の部分の説明は省略する。
タンド足8、9の横方向の伸縮構造について、図13、
図14、図15、及び図16を用いて説明する。これら
の構造は、各部共通であって、ここでは、スタンド足8
について説明し、その他の部分の説明は省略する。
【0032】図13はスタンド足8の伸縮部の分解斜視
図、図14はそのロック解除状態における断面図、図1
5及び図16はロック状態における断面図であって、8
aはパイプ状のスタンド足左、8bはパイプ状のスタン
ド足右、70はハウジング、71はロックレバー、72
はロック駒、73は平行ピン、80及び81はパイプス
ライダである。
図、図14はそのロック解除状態における断面図、図1
5及び図16はロック状態における断面図であって、8
aはパイプ状のスタンド足左、8bはパイプ状のスタン
ド足右、70はハウジング、71はロックレバー、72
はロック駒、73は平行ピン、80及び81はパイプス
ライダである。
【0033】パイプスライダ80及び81は、スタンド
足左8aに設けられた孔82及び83にそれぞれ取付け
られる。
足左8aに設けられた孔82及び83にそれぞれ取付け
られる。
【0034】ハウジング70にはスタンド足右8bが挿
入され、更に、スタンド足右8bにはスタンド足左8a
が挿入される。また、ロック駒72は、ハウジング70
に設けられた角孔78と、スタンド足右8bに設けられ
た角孔77がそろった状態で、スタンド足左8aを押え
る様に取付けられ、その上から、ロックレバー71が、
平行ピン73が丸孔75、74、76を貫通することに
よって、回動可能に取付けられる。この時、パイプスラ
イダ80の端面80aとロック駒72の端面72aによ
って、スタンド足右8aは抜けないようになる。この状
態で、レバーを上げると、図14に示すようにスタンド
足8は、ロック解除状態で伸縮自在となり、また、レバ
ーを下げると、図15に示すようにロック状態となる。
入され、更に、スタンド足右8bにはスタンド足左8a
が挿入される。また、ロック駒72は、ハウジング70
に設けられた角孔78と、スタンド足右8bに設けられ
た角孔77がそろった状態で、スタンド足左8aを押え
る様に取付けられ、その上から、ロックレバー71が、
平行ピン73が丸孔75、74、76を貫通することに
よって、回動可能に取付けられる。この時、パイプスラ
イダ80の端面80aとロック駒72の端面72aによ
って、スタンド足右8aは抜けないようになる。この状
態で、レバーを上げると、図14に示すようにスタンド
足8は、ロック解除状態で伸縮自在となり、また、レバ
ーを下げると、図15に示すようにロック状態となる。
【0035】以上のように本実施例では、折畳み可能な
本体部と、伸縮可能なスタンドを一体型とし、更に本体
部とスタンドを折り畳み可能としたため、複雑な分解作
業を必要とせず、一人の作業者で、コンパクト化しての
収納・搬送を可能とする。
本体部と、伸縮可能なスタンドを一体型とし、更に本体
部とスタンドを折り畳み可能としたため、複雑な分解作
業を必要とせず、一人の作業者で、コンパクト化しての
収納・搬送を可能とする。
【0036】また、本体部を折り畳むために、回転軸を
複数設けたため、折り畳んだ際に、筆記シートの折り曲
げ部分で確実にRを確保することができ、折畳み時に筆
記シートを破損することがない。
複数設けたため、折り畳んだ際に、筆記シートの折り曲
げ部分で確実にRを確保することができ、折畳み時に筆
記シートを破損することがない。
【0037】更に、本実施例では、外装ケース内の筆記
面外に、シートの脱落を防止する、フランジと脱落防止
用の部材を設け、同部材と筆記シートの接触面を球状と
したため、折畳み時にシートをテープ等で固定しなくて
も、シートが脱落することがなく、また筆記面を傷めた
り、筆記の邪魔になることもない。
面外に、シートの脱落を防止する、フランジと脱落防止
用の部材を設け、同部材と筆記シートの接触面を球状と
したため、折畳み時にシートをテープ等で固定しなくて
も、シートが脱落することがなく、また筆記面を傷めた
り、筆記の邪魔になることもない。
【0038】更にまた、マーカーやイレーサ等を収納す
るトレイ部を、本体部の片側の、かつ、本体部を折り畳
んだ際に、反対側によってトレイ部が蓋をされる位置に
設けたため、トレイ部にマーカー等を収納したままで、
折り畳んで収納・搬送を行うことができる。
るトレイ部を、本体部の片側の、かつ、本体部を折り畳
んだ際に、反対側によってトレイ部が蓋をされる位置に
設けたため、トレイ部にマーカー等を収納したままで、
折り畳んで収納・搬送を行うことができる。
【0039】
【考案の効果】本願考案は、外装ケースと、前記外装ケ
ース内にあって筆記可能な描画シートを支持する支持手
段と、前記描画シートを略半球状凸部で挟圧することに
より前記描画シートが前記支持手段から脱落することを
防止するシート脱落防止手段を前記支持手段に設けたこ
とを特徴とする構成としたことにより、描画シートを支
持する支持手段に設けられたシート脱落防止手段が描画
シートを挟圧するため、外装ケースを折り畳む場合にも
描画シートが外装ケース及び支持手段から脱落すること
を防止することができるという効果を奏するものであ
る。
ース内にあって筆記可能な描画シートを支持する支持手
段と、前記描画シートを略半球状凸部で挟圧することに
より前記描画シートが前記支持手段から脱落することを
防止するシート脱落防止手段を前記支持手段に設けたこ
とを特徴とする構成としたことにより、描画シートを支
持する支持手段に設けられたシート脱落防止手段が描画
シートを挟圧するため、外装ケースを折り畳む場合にも
描画シートが外装ケース及び支持手段から脱落すること
を防止することができるという効果を奏するものであ
る。
【図1】本考案に係わる実施例の斜視図
【図2】本考案に係わる実施例の斜視図
【図3】本考案に係わる実施例の斜視図
【図4】本考案に係わる実施例の斜視図
【図5】本考案の電子黒板装置を折り畳む前のひんじ部
の拡大図
の拡大図
【図6】本考案の電子黒板装置を折り畳んだ場合のひん
じ部の拡大図
じ部の拡大図
【図7】本考案の電子黒板装置のシート搬送ローラ部分
の斜視図
の斜視図
【図8】同側面図
【図9】本考案の電子黒板装置の支柱固定部の斜視図
【図10】同側面図
【図11】同背面図
【図12】スタンド足を折り畳んだ場合の同側面図
【図13】スタンドの伸縮構造を示す分解斜視図
【図14】スタンド足がロック解除状態にある場合の断
面図
面図
【図15】スタンド足がロック状態にある場合の断面図
【図16】スタンド足と平行な方向における断面図
【図17】本体部を折り畳んで、トレイ部が蓋をされた
状態を示す図
状態を示す図
【図18】従来の電子黒板装置の斜視図
【図19】従来の電子黒板装置の斜視図
1 本体部 2 筆記シート 3 プリンタ部 8 スタンド足 9 スタンド足 12 支柱固定部 43 フランジ 44 シート押え金具
Claims (1)
- 【請求項1】外装ケース(1)と、 前記外装ケース内にあって筆記可能な描画シート(2)
を支持する支持手段(17,18)と、 前記描画シートを略半球状凸部で挟圧することにより前
記描画シートが前記支持手段から脱落することを防止す
るシート脱落防止手段(44)を前記支持手段に設けた
ことを特徴とする電子黒板装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054223U JP2549527Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電子黒板装置 |
US07/907,563 US5305114A (en) | 1991-07-12 | 1992-07-02 | Electronic blackboard apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054223U JP2549527Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電子黒板装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057492U JPH057492U (ja) | 1993-02-02 |
JP2549527Y2 true JP2549527Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12964540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991054223U Expired - Lifetime JP2549527Y2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 電子黒板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549527Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62280095A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-04 | 松下電器産業株式会社 | 電子黒板装置 |
JPH0248385B2 (ja) * | 1981-11-05 | 1990-10-24 | Yamazaki Mazak Corp |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2519289Y2 (ja) * | 1988-09-30 | 1996-12-04 | 沖電気工業株式会社 | 折り畳み可能な電子黒板 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP1991054223U patent/JP2549527Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248385B2 (ja) * | 1981-11-05 | 1990-10-24 | Yamazaki Mazak Corp | |
JPS62280095A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-04 | 松下電器産業株式会社 | 電子黒板装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH057492U (ja) | 1993-02-02 |
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