JP2549430B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2549430B2
JP2549430B2 JP1020351A JP2035189A JP2549430B2 JP 2549430 B2 JP2549430 B2 JP 2549430B2 JP 1020351 A JP1020351 A JP 1020351A JP 2035189 A JP2035189 A JP 2035189A JP 2549430 B2 JP2549430 B2 JP 2549430B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真法に基づいて像担持体に画像を形
成する画像形成装置に関する。
従来の技術 従来、画像形成装置における像担持体はジヤム処理又
はメンテナンス或いは像担持体の交換等のために着脱自
在に支持されている。この支持方法としては、第一に、
用紙搬送路や転写部が装着された下部本体に上部本体を
装着し、この上部本体に像担持体をその軸方向に沿つて
手前側に外し得るように装着する方法がある。第二に、
用紙搬送路や転写部が内蔵された上部開口の下部本体に
像担持体を有する像担持体ユニツトを現像ユニツトとと
もに着脱自在に支える支え部を設け、上部本体に設けた
押圧部材により像担持体ユニツトや現像ユニツトを弾性
的に下方に押圧するようにした方法がある。
発明が解決しようとする課題 一般に下部本体は装着部品の数が多く、また、装着さ
れる部品の総重量も大きく、これに伴い下部本体の剛性
も要求され、さらに、下部本体は安定した台や机上に載
置されるので振動が少ないが、逆に、上部本体に装着さ
れる部品は少なく、また、部品の重量も小さく、さら
に、開閉するために上部本体は軽量化されている。この
ため、上部本体は下部本体に比較して振動し易い。上述
した第一の方法は、像担持体を軸方向に抜くので着脱す
るために大きな作業スペースを必要とし、また、像担持
体を片持状態で支持するため長期の使用により支持状態
に不安がある。さらに、像担持体の軸方向の動きを固定
するために手前側にロツクレバーを設けているが、ロツ
クレバーの取付位置や像担持体の長さのバラツキ等の原
因で像担持体の軸方向の微小な動きまで固定することは
できない。このために、ロツクレバーと対向して像担持
体の他端を押圧部材で押圧する手段もあるが、この押圧
部材の押圧力が小さいと効果が少なく、押圧力が強いと
ロツクレバーの回転操作に大きな労力を要し押圧部材自
身の疲労も速くなる。さらに、上部本体の振動が押圧部
材を介して像担持体に伝わり易い。さらに、像担持体は
上部本体に保持され、転写部等は下部本体に保持されて
いるため、上部本体と下部本体との相対位置のバラツキ
により相対位置精度を必要とする像担持体と転写部との
ギヤツプが変化するおそれがある。第二の方法は、上部
本体の振動が押圧部材を介して像担持体ユニツトや現像
ユニツトに伝達され、画像形成に大きな影響が生じる。
課題を解決するための手段 用紙搬送路とこの用紙搬送路中に配置された転写部と
が内蔵された下部本体の上部に上部本体を開閉自在に連
結し、像担持体を有する像担持体ユニツトと現像ユニツ
トとよりなる画像形成部の両側に複数の係止突部を設
け、前記下部本体の両側に前記係止突部を含む前記画像
形成部の一部に下方から当接する支え部を形成し、前記
係止突部に当接して前記画像形成部を下方へ移動させる
下向きの押圧面とこの押圧面の一端から上向に屈曲する
上向斜面とを有するロツクレバーを一方向に付勢して回
動自在に前記下部本体に設け、前記上部本体を閉じる時
に、前記ロツクレバーの上向斜面により一旦支えられた
前記画像形成部の係止突部が前記ロツクレバーの下向き
の押圧面に当接するまでは前記画像形成部を押し下げる
押圧突部を前記画像形成部が前記支え部に当接した取付
位置では前記画像形成部との間に所定の隙間を開けて対
向するように位置決めして前記上部本体に形成した。
作用 画像形成部を下部本体に装着する時は、係止突部をロ
ツクレバーの上向斜面により一旦支え、上部本体を閉止
して押圧突部で画像形成部を押し下げた時に係止突部と
上向斜面との当接に基づく分力でロツクレバーを退避さ
せて係止突部を押圧面側に下降させ、係止突部を押圧面
で押圧して画像形成部を振動が伝わり難い下部本体の支
え部に固定することができ、この状態では画像形成部と
上部本体側の押圧突部との間に所定の隙間を形成し、し
たがつて、上部本体から画像形成部に伝わる振動を軽減
することができ、また、画像形成部と転写部とを共通の
下部本体に装着することにより両者の相対位置を正確に
定めることができ、さらに、画像形成部を像担持体の軸
方向と直交する下部本体の上方から着脱することができ
るので、作業スペースを縮小することができる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第2図
は全体構造を示す縦断側面図で、図中、1は電子写真プ
リンタの本体の一部を構成する下部本体は、この下部本
体1は、ベースカバー2とアツパーカバー3とを結合し
てなり、この下部本体1の上部に上部本体としてのトツ
プカバー4の一端が上下回動自在に取り付けられてい
る。ベースカバー2には電源5と回路基板6とが装着さ
れている。アツパーカバー3には給紙カセツト7内の用
紙を搬送する用紙搬送路8が設けられ、この用紙搬送路
8の端部には、用紙を前記トツプカバー4の上面に形成
された排紙受け9に向けて排出する排紙路10が接続さ
れ、この接続部には用紙の排出経路を排紙路10又は用紙
搬送路8の延長面上となる下部本体1の側面方向に切り
替える切替部11が設けられている。また、前記用紙搬送
路8には、前記給紙カセツト7の最上層の用紙に接触す
る給紙ローラ12と、搬送される用紙を光学的に検出する
スタートセンサ13と、このスタートセンサ13の検出信号
により回転運動が制御されるレジストローラ14と、後述
する像担持体24上の現像画像を用紙に転写する転写部15
と、像担持体24から用紙を剥離する剥離部16と、高圧電
源17と、転写部15を通過した用紙を挾持してその用紙上
の転写画像を定着する定着部18とが上流から下流に向け
て順次配列されている。
また、前記アツパーカバー3には前記用紙搬送路8の
上方に位置する上下開口のバスケツト19が装着され、こ
のバスケツト19に着脱自在に収容された画像形成部20は
像担持体ユニツト21と現像ユニツト22とよりなる。像担
持体ユニツト21は、支持体23の両側面に像担持体24を回
転自在に装着し、この像担持体24に電荷を与える帯電部
25と、像担持体24を露光してその外周の電荷を均一にす
る除電部26と、廃トナー容器27とを支持体23に取り付
け、この廃トナー容器27に像担持体24に付着した廃トナ
ーを掻き落すブレード28と掻き落された廃トナーを廃ト
ナー容器27の奥に向けて搬送するローラ29とを取り付け
たものである。前記現像ユニツト22は、トナーが収容さ
れたトナー容器30に現像ローラ31とトナーを撹拌する撹
拌羽根32とを装着したものである(第5図参照)。ま
た、現像ローラ31の両端部には前記像担持体24の両端外
周面に接触するフランジ状の突部31aが形成されてい
る。さらに、前記トツプカバー4の内面には前記像担持
体24の感光面にビーム光線を走査する光学部33が取り付
けられている。
次いで、前記バスケツト19及び前記画像形成部20の取
付構造を第1図、第3図、第4図に示す。第1図はバス
ケツト19及び画像形成部20の支持構造を示す縦断側面
図、第3図は下部本体1とバスケツト19との関係を示す
分解斜視図、第4図は画像形成部20が収納されたバスケ
ツト19の平面図である。これらの図に示すように、バス
ケツト19の両端には前記像担持体24の両端の上部に位置
する一対の把手34が一体的に形成され、これらの把手34
には、前記支持体23の両外側から突出して前記像担持体
24を支承する軸受35を上下動自在に案内する案内溝36
と、前記トナー容器30の両側から突出する支軸37を上下
動自在に案内する案内溝38とが形成されている。また、
前記転写部15と前記剥離部16とは前記アツパーカバー3
に固定されたフレーム39に位置決めされて螺子により固
定され、このフレーム39には、前記軸受35を位置決めし
て支える支え部40と前記支軸37を位置決めして回動自在
に保持する支点部41とが形成されているとともに、前記
像担持体ユニツト21の廃トナー容器27の下端に当接する
支え部42が立設されている。これらの支え部40と支点部
41とは上部開口の凹部状のもので上部に向けて拡開する
形状を有する。
さらに、前記フレーム39には、像担持体ユニツト21に
弾発的に係合する係止手段43が設けられている。この係
止手段43は、支軸44を中心に回動するロツクレバー45と
支軸46を中心に回動するロツクレバー47とよりなる。こ
れらのロツクレバー45,47はスプリング48の付勢力で上
部が相反する方向に付勢されている。一方のロツクレバ
ー45の上部には、係止突部となる前記軸受35を前記フレ
ーム39の支え部40の底に押圧する押圧面である下向斜面
49と、この下向斜面49の上端から上方にくの字形に屈曲
する上向斜面50とが形成され、他方のロツクレバー47に
は、前記像担持体ユニツト21の支持体23の外側面に一体
的に形成されたピン状の係止突部51を押圧する押圧面で
ある下向斜面52と、この下向斜面52の上端から上方にく
の字形に屈曲する上向斜面53とが形成されている。
さらに、前記像担持体ユニツト21の一構成部材である
前記除電部26のハウジングには把手54が一体的に形成さ
れ、前記トナー容器30の両外側には把手56が一体的に形
成されている。これらの把手54,56は前記バスケツト19
の把手34を把持した時に同じ手の指が掛けられる程把手
34との距離が接近されている。また、これらと把手54,5
6には上向きの押圧部55,57と指を掛けるための下向きの
指掛け部55a,57aとが形成されている。
さらに、前記光学部33のハウジングの下面には、第1
図に示すように前記像担持体ユニツト21の支持体23の上
縁に所定の隙間を開けて対向する突起状の押圧突部61が
形成されている。
前記支点部41の位置は、前記現像ユニツト22の重心よ
り前記像担持体24側であつて前記現像ローラ31より上方
に位置されている。さらに、前記現像ユニツト22には、
前記現像ローラ31と前記撹拌羽根32とを駆動するモータ
58が固定されているとともに、このモータ58に接続され
た電源入力端子59が下方に突出して設けられ、これらの
電源入力端子59を弾発的に挾持するナイフ形のコネクタ
60が前記フレーム39の内面に固定されている。このコネ
クタ60は電源に接続されている。モータ58は支点部41に
対して像担持体24から離反する方向に位置されている。
さらに、第5図に示すように、前記トツプカバー4の内
面には、前記トナー容器30の一部に所定の隙間sをもつ
て対向する対向部62が形成されている。
第6図はフレーム39を断面にして現像ユニツト22の支
軸37をフレーム39の支点部41に嵌合した状態を示す一部
の正面図である。
このような構成において、ジヤム処理やメンテナンス
に際しては、トツプカバー4を上方に回動してアツパー
カバー3の上面を開放し、この状態で把手34を把持して
バスケツト19を像担持体ユニツト21及び現像ユニツト22
とともに引き上げると用紙搬送路8が開放される。或い
は、把手54,56の指掛け部55a,57aに指を掛けて引き上げ
ることにより、バスケツト19をアツパーカバー3の内部
に位置させた状態で像担持体ユニツト21と現像ユニツト
22とを単独で外すこともできる。
ジヤム処理或いはメンテナンス後の組立に際しては、
アツパーカバー3の外部に取り出されたバスケツト19の
案内溝36に像担持体ユニツト21の軸受35を挿入するとと
もに現像ユニツト22の支軸37を案内溝38に挿入し、バス
ケツト19の把手34を把持し、軸受35をフレーム39の支え
部40に嵌合させるとともに支軸37を支点部41に嵌合させ
ながらバスケツト19をアツパーカバー3に収納する。或
いは、アツパーカバー3に収納されたバスケツト19の案
内溝36,38と支え部40と支点部41とに軸受35又は支軸37
を嵌合させながら像担持体ユニツト21と現像ユニツト22
とをバスケツト19に収納する。この時、案内溝36により
垂直方向以外の動きが規制された軸受35はロツクレバー
44の上向きの上向斜面50により支えられ、係止突部51は
ロツクレバー47の上向きの上向斜面53に支えられるが、
トツプカバー4を閉じると押圧突部61により支持体23を
押圧することができる。この操作により、軸受35と上向
斜面50との当接によつて生ずる分力でロツクレバー45が
スプリング48の力に抗して反時計方向に回動し、軸受35
の下方への動きを許容する。同様に、係止突部51もロツ
クレバー47の上向斜面53に支えられ、把手54の押圧部55
を押し下げることにより、係止突部51と上向斜面53との
当接によつて生じる分力でロツクレバー47がスプリング
48の力に交して時計方向に回動し、係止突部51の下方へ
の動きを許容する。そして、スプリング48の復帰力で復
帰したロツクレバー45はその下向きの下向斜面49で軸受
35を支え部40の底には押し付け、同様に、ロツクレバー
47はその下向きの下向斜面52で係止突部51を下方に押し
付け、支持体23の両側の下縁を支え部42に圧接する。こ
の時、押圧突部61と画像形成部20との間には所定の隙間
が開くようにその押圧突部61の突出長さが定められてい
る。
現像ユニツト22は自重により支軸37が支点部41に位置
決めされて支えられるが、この支点部41が現像ローラ31
の上方であつて現像ユニツト22の重心より像担持体24側
に位置されていることにより、現像ユニツト22は支点部
41を中心に時計方向に回動し、現像ローラ31の両端に設
けた突部31aが像担持体24の端部外周に当接する。これ
により、像担持体24と現像ローラ31との中間部における
ギヤツプを一定にした安定状態で現像ユニツト22がフレ
ーム39に取付けられる。
以上のように、像担持体ユニツト21と現像ユニツト22
とは、転写部15や剥離部16を位置決めして固定するフレ
ーム39に安定状態で取付けられるので、転写部15や剥離
部16に対する像担持体24の相対位置を正確に定めること
ができる。
また、ジヤム処理やメンテナンスに際してバスケツト
19を引き上げるが、この過程では、軸受35がロツクレバ
ー45の下向きの下向斜面49を押圧し、両者の当接によつ
て生じる分力でロツクレバー45がスプリング48の力に抗
して反時計方向に回動し、軸受35の上方への動きを許容
し、同様に、係止突部51がロツクレバー47の下向きの下
向斜面52を押圧し、両者の当接によつて生じる分力でロ
ツクレバー47がスプリング48の力に抗して時計方向に回
動し、係止突部51の上方への動きを許容する。
さらに、運搬時等の過激な振動による現像ユニツト22
の浮きをトツプカバー4の対向部62により防止すること
ができる。この場合、対向部62を緩衝部材で形成するこ
とにより現像ユニツト22に干渉しても損傷を与えること
がない。また、対向部62は現像ユニツト22に対して所定
の隙間sを開けて対向することにより、トツプカバー4
に外力を加えたことにより生じる振動が現像ユニツト22
に伝達されることを防止することができる。支持体23が
定位置に固定された状態では近接部61と支持体23との間
には僅かな隙間が形成されるため、トツプカバー4から
支持体23に振動が伝わることもない。下部本体1はフレ
ーム39を介して装着される部品の点数が多く、重量の大
きい部品も保持するため剛性が高く、かつ、安定した台
や机上に載置されるため振動が少なく、これにより、有
害な振動が下部本体1から現像ユニツト22や像担持体ユ
ニツト21に伝達されるおそれはない。
さらに、画像形成部20を下部本体1に装着する時は、
軸受35と係止突部51とをロツクレバー45,47の上向斜面5
0,53により一旦支え、画像形成部20を押し下げた時に軸
受35又は係止突部51と上向斜面50,53との当接に基づく
分力でロツクレバー44,47を退避方向に回動させて軸受3
5と係止突部51と下向斜面49,52側に下降させ、上部本体
4を開放し画像形成部20をバスケツト19とともに引き上
げた時は、軸受35又は係止突部51と下向斜面49,52との
当接に基づく分力でロツクレバー45,47を退避方向に回
動させて軸受35と係止突部51とを上向斜面50,53の上方
に上昇させることができ、したがつて、ロツクレバー4
5,47を手動で操作する必要性をなくして操作性を向上さ
せることがでる。
さらに、像担持体24の回転軸心上の軸受35を係止突部
として支え部40で位置決めするとともにロツクレバー45
で固定することにより、像担持体の軸心位置を正確に設
定することがでる。しかも、ロツクレバー45,47は一つ
のスプリング48により付勢されているが、それぞれ支軸
44,46から先端までの距離を変える等の手段により、ロ
ツクレバー47による係止突部51への押し下げ力よりロツ
クレバー45により軸受35への押し下げ力を大きくするこ
とにより、像担持体24の中心の軸受35を支え部40に当接
させ、その当接部を支点に支持体23を回動させて支え部
42に当接させることができる。すなわち、像担持体24の
軸心位置は必ず定位置に安定する。したがつて、転写部
15に対する像担持体24の位置をより一層正確に定めるこ
とができる。この軸受35はロツクレバー45によりフレー
ム39に固定されるので、軸受35と支え部40との摩耗を防
止することができる。
なお、支軸37を金属製にすることにより、金属製のフ
レーム39とを接触による支軸37の摩耗を防止することが
できる。これにより、現像ユニツト22を高い精度で位置
決めすることができる。もちろん、支軸37をトナー容器
30と一体的に樹脂成形して生産性を高める方法を採用し
てもよい。この場合には、フレーム39の一部に支軸37に
接触する合成樹脂製のチツプを貼り付けたりフレーム39
そのものを合成樹脂で形成し、支軸37の摩耗を防止する
ようにしてもよい。また、第7図に示すように、支軸37
の端部に突部37aを形成してもよい。この支軸37aはフレ
ーム39の側面に接触して支軸37を支点部41に嵌合する時
の案内部材として作用するとともに、現像ユニツト22の
左右方向の振れを防止し、かつ、フレーム39が変形して
幅寸法が広がつていたとしても、支軸37を支点部41に嵌
合することによりフレーム39の幅寸法を修正することが
できる。
前記実施例において、ロツクレバー45,47の押圧面と
して下向斜面49,52を用いたが、押圧面は略水平に形成
してもよい。
発明の効果 本発明は上述のように構成したので、画像形成部を下
部本体に装着する時は、係止突部をロツクレバーの上向
斜面により一旦支え、上部本体を閉止して押圧突部で画
像形成部を押し下げた時に係止突部と上向斜面との当接
に基づく分力でロツクレバーを退避させて係止突部を押
圧面側に下降させ、係止突部を押圧面で押圧して画像形
成部を振動が伝わり難い下部本体の支え部に固定するこ
とができ、この状態では画像形成部と上部本体側の押圧
突部との間に所定の隙間を形成し、したがつて、上部本
体から画像形成部に伝わる振動を軽減することができ、
また、画像形成部と転写部とを共通の下部本体に装着す
ることにより両者の相対位置を正確に定めることがで
き、さらに、画像形成部を像担持体の軸方向と直交する
下部本体の上方から着脱することができるので、作業ス
ペースを縮小することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はバスケ
ツト及び画像形成部の支持構造を示す縦断側面図、第2
図は全体構造を示す縦断側面図、第3図は下部本体とバ
スケツトとの関係を示す分解斜視図、第4図は画像形成
部が収納されたバスケツトの平面図、第5図は現像ユニ
ツトの縦断側面図、第6図及び第7図はフレームを断面
にして現像ユニツトの取付状態を示す一部の正面図であ
る。 1……下部本体、4……上部本体、8……用紙搬送路、
15……転写部、20……画像形成部、21……像担持体ユニ
ツト、22……現像ユニツト、24……像担持体、35……係
止突部、40〜42……支え部、45,47……ロツクレバー、4
9……押圧面、50……上向斜面、51……係止突部、52…
…押圧面、53……上向斜面、61……押圧突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 昭 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京 電気株式会社大仁工場内 (56)参考文献 特開 昭62−172377(JP,A) 特開 昭62−238582(JP,A) 特開 昭61−279891(JP,A) 特開 昭62−170979(JP,A) 実開 昭63−45556(JP,U) 実開 昭63−11638(JP,U) 実開 昭63−20154(JP,U) 実開 昭64−2248(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙搬送路とこの用紙搬送路中に配置され
    た転写部とが内蔵された下部本体の上部に上部本体を開
    閉自在に連結し、像担持体を有する像担持体ユニツトと
    現像ユニツトとよりなる画像形成部の両側に複数の係止
    突部を設け、前記下部本体の両側に前記係止突部を含む
    前記画像形成部の一部に下方から当接する支え部を形成
    し、前記係止突部に当接して前記画像形成部を下方へ移
    動させる下向きの押圧面とこの押圧面の一端から上向に
    屈曲する上向斜面とを有するロツクレバーを一方向に付
    勢して回動自在に前記下部本体に設け、前記上部本体を
    閉じる時に、前記ロツクレバーの上向斜面により一旦支
    えられた前記画像形成部の係止突部が前記ロツクレバー
    の下向きの押圧面に当接するまでは前記画像形成部を押
    し下げる押圧突部を前記画像形成部が前記支え部に当接
    した取付位置では前記画像形成部との間に所定の隙間を
    開けて対向するように位置決めして前記上部本体に形成
    したことを特徴とする画像形成装置。
JP1020351A 1989-01-30 1989-01-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2549430B2 (ja)

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