JP2549418Y2 - 電動二方弁 - Google Patents
電動二方弁Info
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- JP2549418Y2 JP2549418Y2 JP2391093U JP2391093U JP2549418Y2 JP 2549418 Y2 JP2549418 Y2 JP 2549418Y2 JP 2391093 U JP2391093 U JP 2391093U JP 2391093 U JP2391093 U JP 2391093U JP 2549418 Y2 JP2549418 Y2 JP 2549418Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- circular cam
- water passage
- electric
- opening
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- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばフアンコイル
ユニット等冷暖房空調機に広く用いられている冷、温水
熱交換コイルへの給水作動をきわめて簡単な弁装置によ
って確実に制御行わしめんとする電動二方弁に関するも
のである。
ユニット等冷暖房空調機に広く用いられている冷、温水
熱交換コイルへの給水作動をきわめて簡単な弁装置によ
って確実に制御行わしめんとする電動二方弁に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、電動弁は流通する水の流
れを制御する手段として、弁体をスプリングによる弾撥
力を利用して弁口を圧密または開放し流水の制御が行わ
れている。また、上記スプリングの使用に代えて種々形
状のカム作用による弁制御手段が用いられている。
れを制御する手段として、弁体をスプリングによる弾撥
力を利用して弁口を圧密または開放し流水の制御が行わ
れている。また、上記スプリングの使用に代えて種々形
状のカム作用による弁制御手段が用いられている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】しかるに、スプリング
によるものは再度にわたる使用中において材質上、スプ
リングが伸延し当然、弁作用が鈍緩となり、弁口を確実
且つ強固に開閉圧締行わしめることは困難となり故に弁
筐内を通流する水の規制が不可能となるは勿論、またカ
ムあるいは螺子作用によって弁体を移動させ弁孔を開閉
する機構によるものは永年の使用によって水垢等の異物
が作動部分に付着累積し、これが原因にて閉弁時におい
ても水流が洩れる等して確実な作動を求めることは困難
となり、更にこれら公知の弁装置の殆どは多数の部品を
要し、組み立て等の諸作業も煩雑にて高価である等の欠
点を有していたのである。
によるものは再度にわたる使用中において材質上、スプ
リングが伸延し当然、弁作用が鈍緩となり、弁口を確実
且つ強固に開閉圧締行わしめることは困難となり故に弁
筐内を通流する水の規制が不可能となるは勿論、またカ
ムあるいは螺子作用によって弁体を移動させ弁孔を開閉
する機構によるものは永年の使用によって水垢等の異物
が作動部分に付着累積し、これが原因にて閉弁時におい
ても水流が洩れる等して確実な作動を求めることは困難
となり、更にこれら公知の弁装置の殆どは多数の部品を
要し、組み立て等の諸作業も煩雑にて高価である等の欠
点を有していたのである。
【0004】この考案は、従来の欠点であった上記の問
題点に鑑みてなされたものであってその目的とするとこ
ろは最も少ない部品にて構造簡単とし、且つ組み立て等
の諸作業も容易であり、永年の使用においても何ら故障
の憂いも毛頭なく非常に安価であると共に器内における
メンテナンス作業も容易に行われる等至便な電動二方弁
を提供しようとするものである。
題点に鑑みてなされたものであってその目的とするとこ
ろは最も少ない部品にて構造簡単とし、且つ組み立て等
の諸作業も容易であり、永年の使用においても何ら故障
の憂いも毛頭なく非常に安価であると共に器内における
メンテナンス作業も容易に行われる等至便な電動二方弁
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記、課題を解決する手
段としてこの考案に係る電動二方弁は、弁筐1の外部に
駆動モーター2を併設し、該駆動モーター2の駆動軸3
を上記、弁筐1内の通水路bに突設し、該駆動軸3に径
大な円形カム4を偏心状に支承固定すると共に内部に小
判形の作動孔6を開孔設け、且つ弁孔9側にゴム、合成
樹脂等の弾性パッキンにて半球状に形成せる弁体7を一
体的に付設してなる可動盤5の該作動孔6内に上記、駆
動軸3に固設せる円形カム4を回転自在に挿通し、該円
形カム4による偏心回転作動を利用して可動盤5を軸方
向に間欠的往復作動を付成し、かかる往復作動により弁
座8の弁孔9を開閉行わしめることを特徴としている。
また上記円形カム4はその径寸が少なくとも可動盤5の
小判形作動孔6の横径寸と略同径寸の円形盤にて形成さ
れているもので該円形カム4を上記作動孔6内に90°
回転を連続的に繰り返し行わしめるべく装入されてい
る。
段としてこの考案に係る電動二方弁は、弁筐1の外部に
駆動モーター2を併設し、該駆動モーター2の駆動軸3
を上記、弁筐1内の通水路bに突設し、該駆動軸3に径
大な円形カム4を偏心状に支承固定すると共に内部に小
判形の作動孔6を開孔設け、且つ弁孔9側にゴム、合成
樹脂等の弾性パッキンにて半球状に形成せる弁体7を一
体的に付設してなる可動盤5の該作動孔6内に上記、駆
動軸3に固設せる円形カム4を回転自在に挿通し、該円
形カム4による偏心回転作動を利用して可動盤5を軸方
向に間欠的往復作動を付成し、かかる往復作動により弁
座8の弁孔9を開閉行わしめることを特徴としている。
また上記円形カム4はその径寸が少なくとも可動盤5の
小判形作動孔6の横径寸と略同径寸の円形盤にて形成さ
れているもので該円形カム4を上記作動孔6内に90°
回転を連続的に繰り返し行わしめるべく装入されてい
る。
【0006】そして可動盤5の小判形作動孔6内におい
て円形カム4が90°回転を連続的に繰り返し行わしめ
るように構成することによってより確実な弁作動を求め
ることが出来得る。
て円形カム4が90°回転を連続的に繰り返し行わしめ
るように構成することによってより確実な弁作動を求め
ることが出来得る。
【0007】また弁孔9を開口せる弁座8の外周部に螺
子条10を刻設し、該螺子条10を弁筐1の通水口cに
刻設せる雌螺子条11に嵌挿螺合し、該螺合による前後
移動を利用して弁座8の前後間の微調整を行わしめるこ
とも可能である。
子条10を刻設し、該螺子条10を弁筐1の通水口cに
刻設せる雌螺子条11に嵌挿螺合し、該螺合による前後
移動を利用して弁座8の前後間の微調整を行わしめるこ
とも可能である。
【0008】また、この考案においては弁筐1の底部に
メンテナンス用開口部dを開口設け、該開口部dに弁蓋
12を取外し自在に取付け設けることによって器内にお
けるメンテナンス作業も容易に行われることは謂うまで
もない。
メンテナンス用開口部dを開口設け、該開口部dに弁蓋
12を取外し自在に取付け設けることによって器内にお
けるメンテナンス作業も容易に行われることは謂うまで
もない。
【0009】更に、この考案においては通水路bの入口
側またはコイルの水入口部分等箇所に流速、流量検知セ
ンサーeを取付け設け、該流速、流量検知センサーeと
駆動モーター2を接続連結行わしめることによって、何
らかの原因により弁筐1内を流れる水の速度、或いは水
量が一定以上、或いは一定以下の異変が生じた場合に該
状態を即時に検知センサーeが感知し駆動モーター2に
通電して該水流の速度、水量に応じて可動盤5の回転を
調整し、弁体7の作動を自動的に制御する。
側またはコイルの水入口部分等箇所に流速、流量検知セ
ンサーeを取付け設け、該流速、流量検知センサーeと
駆動モーター2を接続連結行わしめることによって、何
らかの原因により弁筐1内を流れる水の速度、或いは水
量が一定以上、或いは一定以下の異変が生じた場合に該
状態を即時に検知センサーeが感知し駆動モーター2に
通電して該水流の速度、水量に応じて可動盤5の回転を
調整し、弁体7の作動を自動的に制御する。
【0010】
【作用】以下、その作用を説明すると、この考案に係る
電動二方弁を冷暖房機器等の冷温水熱交換コイルの給水
部分にコック等の連結具を介して接続連結する。しかし
てコイルへの給水を必要とする場合に駆動モーター2に
通電するにおいて駆動軸3が回転し、併せて円形カム4
が可動盤5の小判形作動孔6内において偏心回転を行な
い該偏心作動によって可動盤5を点線Aに示す範囲で前
後一定の往復作動を付成する。。なお、上記、駆動モー
ター2としてアクチュエーターモーターを使用行わしめ
ることによって円形カム4が全回転することなく90°
回転、即ち4/1の往復回転となり可動盤5を間歇的の
一定往復作動を行わしめることとなる。上記の如く、円
形カム4回転による偏心回転と小判形作動孔6の組み合
わせ作動によって、可動盤5が軸方向に対する往復運動
に即時に転換可動し、該可動盤5前部に取付けられてい
る弁体7をして弁孔9を開閉し以て冷、温水熱交換コイ
ルへの給水を停止または通水作動を容易に行わしめるこ
とが出来得る。
電動二方弁を冷暖房機器等の冷温水熱交換コイルの給水
部分にコック等の連結具を介して接続連結する。しかし
てコイルへの給水を必要とする場合に駆動モーター2に
通電するにおいて駆動軸3が回転し、併せて円形カム4
が可動盤5の小判形作動孔6内において偏心回転を行な
い該偏心作動によって可動盤5を点線Aに示す範囲で前
後一定の往復作動を付成する。。なお、上記、駆動モー
ター2としてアクチュエーターモーターを使用行わしめ
ることによって円形カム4が全回転することなく90°
回転、即ち4/1の往復回転となり可動盤5を間歇的の
一定往復作動を行わしめることとなる。上記の如く、円
形カム4回転による偏心回転と小判形作動孔6の組み合
わせ作動によって、可動盤5が軸方向に対する往復運動
に即時に転換可動し、該可動盤5前部に取付けられてい
る弁体7をして弁孔9を開閉し以て冷、温水熱交換コイ
ルへの給水を停止または通水作動を容易に行わしめるこ
とが出来得る。
【0011】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面について説明
すると、1は両側にバルブ連接口a,aを有し、且つ内
部に通水路bを形成してなる弁筐にて、該外部に駆動モ
ーター2を取り外し自在に併設する。また上記駆動モー
ター2の駆動軸3は上記、弁筐1内の通水路bに突設し
てなるものであって、該駆動軸3に円形カム4が偏心状
に支承固定されている。可動盤5は内部に楕円または小
判形の作動孔6を開孔形成すると共に盤板の一方前部、
弁孔9側にゴム、合成樹脂等の弾性パッキンにて半球状
に形成せる弁体7を一体的に取付けし、更に該可動盤5
の作動孔6内に上記駆動軸3の円形カム4部分を嵌挿
し、該円形カム4の偏心回転と小判形の作動孔6による
作用によって通水路b内を前後に一定の往復作動を行な
い、該往復作動により上記弁体7の頭部が通水路bの口
部近辺に取付けられた弁座8の弁孔9を接離自在に開閉
し、弁筐1内を通流する水を遮断または通水する制御機
能を有している。また上記円形カム4はその径寸が少な
くとも可動盤5の小判形作動孔6の横径寸と略同径寸の
円形盤にて形成されているもので該円形カム4を上記作
動孔6内に90°回転を連続的に繰り返し行わしめるべ
く装入されている。
すると、1は両側にバルブ連接口a,aを有し、且つ内
部に通水路bを形成してなる弁筐にて、該外部に駆動モ
ーター2を取り外し自在に併設する。また上記駆動モー
ター2の駆動軸3は上記、弁筐1内の通水路bに突設し
てなるものであって、該駆動軸3に円形カム4が偏心状
に支承固定されている。可動盤5は内部に楕円または小
判形の作動孔6を開孔形成すると共に盤板の一方前部、
弁孔9側にゴム、合成樹脂等の弾性パッキンにて半球状
に形成せる弁体7を一体的に取付けし、更に該可動盤5
の作動孔6内に上記駆動軸3の円形カム4部分を嵌挿
し、該円形カム4の偏心回転と小判形の作動孔6による
作用によって通水路b内を前後に一定の往復作動を行な
い、該往復作動により上記弁体7の頭部が通水路bの口
部近辺に取付けられた弁座8の弁孔9を接離自在に開閉
し、弁筐1内を通流する水を遮断または通水する制御機
能を有している。また上記円形カム4はその径寸が少な
くとも可動盤5の小判形作動孔6の横径寸と略同径寸の
円形盤にて形成されているもので該円形カム4を上記作
動孔6内に90°回転を連続的に繰り返し行わしめるべ
く装入されている。
【0012】なお上記、駆動モーター2をアクチュエー
ターモーターを使用する場合には図2にて示す如く、円
形カム4の回転が全回転することなく略90°の回転を
交互に繰り返し行なうので可動盤5の作動範囲、即ち弁
体7の往復作動を常時一定の間隔ストローグにて間欠的
に行わしめることが出来得る。
ターモーターを使用する場合には図2にて示す如く、円
形カム4の回転が全回転することなく略90°の回転を
交互に繰り返し行なうので可動盤5の作動範囲、即ち弁
体7の往復作動を常時一定の間隔ストローグにて間欠的
に行わしめることが出来得る。
【0013】また上記、弁孔9を開口せる弁座8の外周
部に螺子条10を刻設し、該螺子条10を弁筐1の通水
口c部に刻設せる雌螺子条11に嵌挿螺合行わしめるこ
とによって、該螺合による出没移動を利用して弁座8を
容易に前後に可動行わしめることが可能であり弁体7と
の距離間隔を簡単容易に調整をすることも出来得る。
部に螺子条10を刻設し、該螺子条10を弁筐1の通水
口c部に刻設せる雌螺子条11に嵌挿螺合行わしめるこ
とによって、該螺合による出没移動を利用して弁座8を
容易に前後に可動行わしめることが可能であり弁体7と
の距離間隔を簡単容易に調整をすることも出来得る。
【0014】更にこの考案においては、弁筐1の底部に
メンテナンス用開口部dを開口設け該開口部dに弁蓋1
2を取外し自在に取付け設けることによって、必要とす
る場合に該弁蓋12を開蓋するのみにて器内のメンテナ
ンス作業を容易確実に行わしめることも出来得る。
メンテナンス用開口部dを開口設け該開口部dに弁蓋1
2を取外し自在に取付け設けることによって、必要とす
る場合に該弁蓋12を開蓋するのみにて器内のメンテナ
ンス作業を容易確実に行わしめることも出来得る。
【0015】また、通水路bの入口側または該近辺に流
速、流量検知センサーeを取付け設け、該流速、流量検
知センサーeと駆動モーター2を電気的に接続連結行わ
しめることによって、通水路b内を流通する流水速度、
水量に応じて可動盤5の可動を即時に停止,あるいは作
動速度を調整し、常時最適な状体にて給水を行わしめる
ことが出来得るのである。
速、流量検知センサーeを取付け設け、該流速、流量検
知センサーeと駆動モーター2を電気的に接続連結行わ
しめることによって、通水路b内を流通する流水速度、
水量に応じて可動盤5の可動を即時に停止,あるいは作
動速度を調整し、常時最適な状体にて給水を行わしめる
ことが出来得るのである。
【0016】
【考案の効果】上記の如く、この考案に係る電動二方弁
は、偏心状の円形カム4と小判形の作動孔6による連動
作動により弁体7を前後方向に一定の間隔にて往復作動
を行わしめ該往復作動を利用して弁孔9内を通流する水
の流れを遮断、または通水するように構成してなるもの
であるから、他の連動機構はもとより複雑な部品を用い
ることもなく数少ない部品で、縦軸回転を水平回転に確
実容易に転換を行わしめことが出来得るのである。特に
この考案においては、可動盤5の可動側先端にゴム、合
成樹脂等にて半球状に形成せる弾性パッキンの弁体7を
一体的に付設してなるものであるから、弁孔9の閉孔時
に生じる振動を緩和すると共に該弾性パッキンの材性に
より弁孔9と弁体7間に若干の歪み、隙間等が生じても
該弁孔9を完全確実に圧密し,より強固な密閉作用を有
している。
は、偏心状の円形カム4と小判形の作動孔6による連動
作動により弁体7を前後方向に一定の間隔にて往復作動
を行わしめ該往復作動を利用して弁孔9内を通流する水
の流れを遮断、または通水するように構成してなるもの
であるから、他の連動機構はもとより複雑な部品を用い
ることもなく数少ない部品で、縦軸回転を水平回転に確
実容易に転換を行わしめことが出来得るのである。特に
この考案においては、可動盤5の可動側先端にゴム、合
成樹脂等にて半球状に形成せる弾性パッキンの弁体7を
一体的に付設してなるものであるから、弁孔9の閉孔時
に生じる振動を緩和すると共に該弾性パッキンの材性に
より弁孔9と弁体7間に若干の歪み、隙間等が生じても
該弁孔9を完全確実に圧密し,より強固な密閉作用を有
している。
【0017】また請求項2項記載の如く、円形カム4は
その径寸が少なくとも可動盤5の小判形作動孔6の横径
寸と略同径寸の円形盤にて形成されているものであるか
ら、回転作動時において可動盤5の作動孔6内における
接触面も大となり、以て従来のカム機構に比して磨耗性
も強く永年にわたり使用出来得るは勿論、上記径大な円
形カム4が可動盤5の小判形作動孔6内において90°
回転が行われるので一作動時における軸方向へのストロ
ーグが長く作動し、流量係数を大きくとれる利点をも併
せ有している。
その径寸が少なくとも可動盤5の小判形作動孔6の横径
寸と略同径寸の円形盤にて形成されているものであるか
ら、回転作動時において可動盤5の作動孔6内における
接触面も大となり、以て従来のカム機構に比して磨耗性
も強く永年にわたり使用出来得るは勿論、上記径大な円
形カム4が可動盤5の小判形作動孔6内において90°
回転が行われるので一作動時における軸方向へのストロ
ーグが長く作動し、流量係数を大きくとれる利点をも併
せ有している。
【0018】また請求項3項記載の如く、弁孔9を開口
せる弁座8の外周部に螺子条10を刻設し、該螺子条1
0を弁筐1の通水口cに刻設せる雌螺子条11に嵌挿螺
合行わしめることによって、該弁座8及び弁体7の前後
作動間隔の後調整まで確実容易に行わしめることが出来
得る効果がある。
せる弁座8の外周部に螺子条10を刻設し、該螺子条1
0を弁筐1の通水口cに刻設せる雌螺子条11に嵌挿螺
合行わしめることによって、該弁座8及び弁体7の前後
作動間隔の後調整まで確実容易に行わしめることが出来
得る効果がある。
【0019】また請求項4項記載の如く、弁筐1の底部
に弁蓋12を取外し自在に取付け設けることによって部
品交換は勿論のこと、器内の掃除等メンテナンス作業を
きわめて安楽、且つ容易、確実に行わしめることが出来
得る効果がある。
に弁蓋12を取外し自在に取付け設けることによって部
品交換は勿論のこと、器内の掃除等メンテナンス作業を
きわめて安楽、且つ容易、確実に行わしめることが出来
得る効果がある。
【0020】更に、請求項5項記載の如く、通水路bの
入口側または該近辺に流速、流量検知センサーeを取付
け設け、該流速、流量検知センサーeと駆動モーター2
を連接行わしめることによって、弁筐1内を流通する流
水速度、水量に応じて弁作動範囲を自動的に制御調整
し、不当な水流による衝撃負荷等を未然に緩和し、以て
弁部分における故障を未然に阻止する等顕著な効果も併
せ有するものである。なおこの考案は二方弁のみに限定
されるものでなく他の多方弁にも利用出来得ることは謂
うまでもない。
入口側または該近辺に流速、流量検知センサーeを取付
け設け、該流速、流量検知センサーeと駆動モーター2
を連接行わしめることによって、弁筐1内を流通する流
水速度、水量に応じて弁作動範囲を自動的に制御調整
し、不当な水流による衝撃負荷等を未然に緩和し、以て
弁部分における故障を未然に阻止する等顕著な効果も併
せ有するものである。なおこの考案は二方弁のみに限定
されるものでなく他の多方弁にも利用出来得ることは謂
うまでもない。
【図1】 内部機構を明示せる弁装置の全体図、
【図2】 弁機構部分における作動状体を示す平面図で
ある。
ある。
4 円形カム 5 可動盤 6 作動孔 7 弁体
Claims (5)
- 【請求項1】 両側にバルブ連接口a,aを有し、且
つ内部に通水路bを形成してなる弁筐1の外部に駆動モ
ーター2を併設し、該駆動モーター2の駆動軸3を上
記、弁筐1内の通水路bに突設し、該駆動軸3に円形カ
ム4を偏心状に支承固定する、また弁孔9側にゴム、合
成樹脂等の弾性パッキンにて形成せる半球状の弁体7を
一体的に付設すると共に内部に小判形の作動孔6を開孔
し形成してなる可動盤5の該作動孔6内に上記円形カム
4を回転自在に係合すべく装入し、該円形カム4による
偏心回転作動を利用して可動盤5を軸方向に間欠的往復
作動を付成し、かかる往復作動によって上記可動盤5と
一体的に形成せる弾性弁体7の頭部を弁孔9口部に圧密
閉孔または開孔し通水路b内を流れる水流を遮断または
流通を行わしめるめるように構成せしめたことを特徴と
する電動二方弁。 - 【請求項2】上記円形カム4はその径寸が少なくとも可
動盤5の小判形作動孔6の横径寸と略同径寸の円形盤に
て形成されているもので該円形カム4を上記作動孔6内
に90°回転を連続的に繰り返し行わしめるべく装入せ
しめたことを特徴とする請求項1項記載の電動二方弁。 - 【請求項3】 弁孔9を開口せる弁座8の外周部に螺子
条10を刻設し、該螺子条10を弁筐1の通水口cに刻
設せる雌螺子条11に嵌挿螺合し、該螺合による前後移
動を利用して弁座8の前後調整が行われるように構成せ
しめたことを特徴とする請求項1項記載の電動二方弁。 - 【請求項4】 弁筐1の底部にメンテナンス用開口部d
を開口設け、該開口部dに弁蓋12を取外し自在に取付
け設けたことを特徴とする請求項1項記載の電動二方
弁。 - 【請求項5】 通水路bの入口側または該近辺に流速、
流量検知センサーeを取付け設け、該流速、流量検知セ
ンサーeと駆動モーター2を電気的に接続連通し、弁筐
1内に形成せる通水路bを流通する流水速度、水量に応
じて駆動モーター2及び円形カム4の回転を即時に停止
または緩急調整し、かかる回転速度の調整によって弁体
7の弁作動範囲を自動的に制御を行わしめるべく構成せ
しめたことを特徴とする請求項1項記載の電動二方弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2391093U JP2549418Y2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 電動二方弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2391093U JP2549418Y2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 電動二方弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682477U JPH0682477U (ja) | 1994-11-25 |
JP2549418Y2 true JP2549418Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12123642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2391093U Expired - Fee Related JP2549418Y2 (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 電動二方弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549418Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100835860B1 (ko) * | 2007-09-12 | 2008-06-09 | 황선수 | 유량조절 테이퍼밸브 |
JP5872207B2 (ja) * | 2011-08-25 | 2016-03-01 | 株式会社不二工機 | 流路切換弁 |
ITCO20120021A1 (it) * | 2012-05-02 | 2013-11-03 | Nuovo Pignone Srl | Valvola con azionamento positivo per compressore alternativo e metodo |
KR101655673B1 (ko) * | 2015-05-13 | 2016-09-08 | 대구가톨릭대학교산학협력단 | 골반저근운동 기능을 가진 차량용 의자 |
KR102177984B1 (ko) * | 2018-06-13 | 2020-11-12 | 김선택 | 내부 캠 팔로워 타입의 제트디스펜서 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP2391093U patent/JP2549418Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0682477U (ja) | 1994-11-25 |
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