JP2549406B2 - 車両用空調制御装置 - Google Patents
車両用空調制御装置Info
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- JP2549406B2 JP2549406B2 JP1003488A JP1003488A JP2549406B2 JP 2549406 B2 JP2549406 B2 JP 2549406B2 JP 1003488 A JP1003488 A JP 1003488A JP 1003488 A JP1003488 A JP 1003488A JP 2549406 B2 JP2549406 B2 JP 2549406B2
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- temperature
- wind force
- wind
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00835—Damper doors, e.g. position control
- B60H1/00842—Damper doors, e.g. position control the system comprising a plurality of damper doors; Air distribution between several outlets
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車における車室内の環境を快適に保つ
車両用空調制御装置に関するものである。
車両用空調制御装置に関するものである。
従来、自動車における車室内の環境を快適に保つため
に、送風手段の風力や送風される空気の温度を調節した
り、空気の吹出し口を切り換えることのできる車両用空
調制御装置が用いられている。また、車室内を清涼に保
つ冷房手段等を備えて、さらに車室内環境の向上を図っ
たものも多く用いられている。
に、送風手段の風力や送風される空気の温度を調節した
り、空気の吹出し口を切り換えることのできる車両用空
調制御装置が用いられている。また、車室内を清涼に保
つ冷房手段等を備えて、さらに車室内環境の向上を図っ
たものも多く用いられている。
このような車両用空調制御装置では、エンジンの冷却
水が循環するヒータコアや、冷媒の蒸発によって低温に
なるクーリングユニットを備え、送風手段によって送ら
れる空気を温めたり冷却したりするようになっていた。
水が循環するヒータコアや、冷媒の蒸発によって低温に
なるクーリングユニットを備え、送風手段によって送ら
れる空気を温めたり冷却したりするようになっていた。
上記従来の車両用空調制御装置では、送風される空気
を温めるヒータコアは、エンジンの冷却水が定常的に循
環するまでの間は充分な温度に達しない。そのために、
送風手段の作動開始当初は、冷たい風やなまぬるい風が
吹き出し、乗員に不快感を与えることになる。
を温めるヒータコアは、エンジンの冷却水が定常的に循
環するまでの間は充分な温度に達しない。そのために、
送風手段の作動開始当初は、冷たい風やなまぬるい風が
吹き出し、乗員に不快感を与えることになる。
また、冷房手段における空気を冷却するクーリングユ
ニットは、冷媒が定常的に蒸発するまでの間は充分に低
温にはならない。この場合には、送風手段の作動開始当
初は熱風やなま暖かい風か吹き出し、やはり乗員に不快
感を与えることになる。
ニットは、冷媒が定常的に蒸発するまでの間は充分に低
温にはならない。この場合には、送風手段の作動開始当
初は熱風やなま暖かい風か吹き出し、やはり乗員に不快
感を与えることになる。
そこで、例えば特開昭56−160210号公報に開示されて
いるように、送風手段の作動開始後、所定時間ごとに徐
々に風力を増加させる制御手段を備え、ヒータコアやク
ーリングユニットが充分に温まったり低温になったりす
るまでの間は強い風が吹き出さないようにして、乗員に
不快感を与えるのを防止するようにしたものも用いられ
ている。
いるように、送風手段の作動開始後、所定時間ごとに徐
々に風力を増加させる制御手段を備え、ヒータコアやク
ーリングユニットが充分に温まったり低温になったりす
るまでの間は強い風が吹き出さないようにして、乗員に
不快感を与えるのを防止するようにしたものも用いられ
ている。
ところで、送風手段の作動は、通常、乗員に向けて送
風する場合だけでなく、例えばフロントウィンドウやサ
イドウィンドウに曇りが発生したときに、デフロスタ吹
出し口やサイドデフロスタ吹出し口から風を吹き出させ
て曇りを除去するためなどにも用いられる。
風する場合だけでなく、例えばフロントウィンドウやサ
イドウィンドウに曇りが発生したときに、デフロスタ吹
出し口やサイドデフロスタ吹出し口から風を吹き出させ
て曇りを除去するためなどにも用いられる。
ところが、このような場合には、上記のような、送風
手段の作動開始後、風力を常に小さな風力から徐々に増
大させる制御手段を備えた車両用空調制御装置では、速
やかに曇りが除去されないという問題点を有していた。
手段の作動開始後、風力を常に小さな風力から徐々に増
大させる制御手段を備えた車両用空調制御装置では、速
やかに曇りが除去されないという問題点を有していた。
また、乗員の操作によって、吹き出す風が中程度の温
度になるように指示されている場合には、吹き出す風の
温度が指示操作に応じた温度から多少ずれていたとして
も乗員に感じられる不快感は小さい。しかも、吹き出す
風が中程度の温度になるように指示されている場合に
は、ヒータコアやクーリングユニットは、送風手段の作
動開始後、比較的短時間のうちに指示操作に応じた温度
に達するにも係わらず、送風手段がなかなか所定の風力
にならないので、かえって違和感を伴うことがあるとい
う問題点をも有していた。
度になるように指示されている場合には、吹き出す風の
温度が指示操作に応じた温度から多少ずれていたとして
も乗員に感じられる不快感は小さい。しかも、吹き出す
風が中程度の温度になるように指示されている場合に
は、ヒータコアやクーリングユニットは、送風手段の作
動開始後、比較的短時間のうちに指示操作に応じた温度
に達するにも係わらず、送風手段がなかなか所定の風力
にならないので、かえって違和感を伴うことがあるとい
う問題点をも有していた。
上記問題点を関しては、ヒータコアやクーリングユニ
ットの温度等を検出するセンサ、高度な判断、制御機能
を有する制御装置等を備えて、ヒータコアやクーリング
ユニットが所定の温度に達するとすぐに強い風力で送風
されるようにして解決を図ったものもあるが、これで
は、構成が複雑化したり製造コストの大幅な増大を招く
ことになる。
ットの温度等を検出するセンサ、高度な判断、制御機能
を有する制御装置等を備えて、ヒータコアやクーリング
ユニットが所定の温度に達するとすぐに強い風力で送風
されるようにして解決を図ったものもあるが、これで
は、構成が複雑化したり製造コストの大幅な増大を招く
ことになる。
本発明に係る車両用空調制御装置は、上記の問題点を
解決するために、送風手段と、送風手段の風力を調節す
る風力調節手段と、送風される空気の温度を調節する温
度調節手段と、複数の空気吹出し口を有し、風の方向を
直接乗員の方向に向け得る吹出し口に切り換え可能な吹
出し口切換え手段と、上記風力調節手段、温度調節手
段、および吹出し口切換え手段を操作する操作手段とを
備えた車両用空調制御装置において、上記操作手段によ
って、風力調節手段と、温度調節手段と、吹出し口切換
え手段とが操作され、送風手段から空気が送風される状
態にあるときに、温度調節手段では、送風される空気の
温度をあらかじめ設定された上限温度以上またはあらか
じめ設定された下限温度以下にする操作がなされてお
り、吹出し口切換え手段では、風の方向を直接乗員の方
向に向けることが可能な吹出し口から空気を吹き出させ
る操作がなされていると、少なくとも送風手段の作動開
始当初は、弱い風力で送風されるように制御する送風制
御手段を備えたことを特徴としている。
解決するために、送風手段と、送風手段の風力を調節す
る風力調節手段と、送風される空気の温度を調節する温
度調節手段と、複数の空気吹出し口を有し、風の方向を
直接乗員の方向に向け得る吹出し口に切り換え可能な吹
出し口切換え手段と、上記風力調節手段、温度調節手
段、および吹出し口切換え手段を操作する操作手段とを
備えた車両用空調制御装置において、上記操作手段によ
って、風力調節手段と、温度調節手段と、吹出し口切換
え手段とが操作され、送風手段から空気が送風される状
態にあるときに、温度調節手段では、送風される空気の
温度をあらかじめ設定された上限温度以上またはあらか
じめ設定された下限温度以下にする操作がなされてお
り、吹出し口切換え手段では、風の方向を直接乗員の方
向に向けることが可能な吹出し口から空気を吹き出させ
る操作がなされていると、少なくとも送風手段の作動開
始当初は、弱い風力で送風されるように制御する送風制
御手段を備えたことを特徴としている。
上記の構成により、乗員によって、送風される空気の
温度があらかじめ設定された上限温度以上か、または下
限温度以下になるような操作と、風の方向を直接乗員の
方向に向け得るように空気の吹出し口に切り換える操作
と、送風手段を作動させる操作とがなされているときに
は、少なくとも送風手段の作動開始当初は、弱い風力で
送風が行われるようになる 即ち、上記のような操作がなされたときには、乗員は
車室内で非常に寒く感じているか、または非常に暑く感
じていると考えられる。そこで、ヒータコアやクーリン
グユニットが充分に温まったり低温になるまで、強い風
が吹き出さないようにすることにより、乗員に不快感を
与えるのが防止される。
温度があらかじめ設定された上限温度以上か、または下
限温度以下になるような操作と、風の方向を直接乗員の
方向に向け得るように空気の吹出し口に切り換える操作
と、送風手段を作動させる操作とがなされているときに
は、少なくとも送風手段の作動開始当初は、弱い風力で
送風が行われるようになる 即ち、上記のような操作がなされたときには、乗員は
車室内で非常に寒く感じているか、または非常に暑く感
じていると考えられる。そこで、ヒータコアやクーリン
グユニットが充分に温まったり低温になるまで、強い風
が吹き出さないようにすることにより、乗員に不快感を
与えるのが防止される。
一方、乗員によって、送風される空気があらかじめ設
定された上限温度と下限温度との間の温度になるように
操作されているときや、空気の吹出し口が、風の方向を
直接乗員の方向に向け得る吹出し口に切り換える操作が
なされていない場合には、送風制御手段は、送風手段を
作動させる操作がなされた後、即座に所定の風力で送風
手段の作動を開始させる。
定された上限温度と下限温度との間の温度になるように
操作されているときや、空気の吹出し口が、風の方向を
直接乗員の方向に向け得る吹出し口に切り換える操作が
なされていない場合には、送風制御手段は、送風手段を
作動させる操作がなされた後、即座に所定の風力で送風
手段の作動を開始させる。
即ち、送風される空気があらかじめ設定された上限温
度と下限温度との間の温度になるように操作されている
ときには、乗員はそれほど寒くも暑くとも感じていない
と考えられる。それゆえ、送風手段を作動させる操作が
なされたときに、即座に所定の風力で送風手段の作動を
開始させても、乗員に感じられる不快感は小さい。しか
も、送風手段の作動開始後、ヒータコアやクーリングユ
ニットは速やかに指示操作に応じた温度の風を吹き出し
得る温度に達するので、一層乗員に不快感を与えること
はない。
度と下限温度との間の温度になるように操作されている
ときには、乗員はそれほど寒くも暑くとも感じていない
と考えられる。それゆえ、送風手段を作動させる操作が
なされたときに、即座に所定の風力で送風手段の作動を
開始させても、乗員に感じられる不快感は小さい。しか
も、送風手段の作動開始後、ヒータコアやクーリングユ
ニットは速やかに指示操作に応じた温度の風を吹き出し
得る温度に達するので、一層乗員に不快感を与えること
はない。
また、空気の吹出し口が、風の方向を直接乗員の方向
に向け得る吹出し口に切り換える操作がなされていない
ときには、例えば、デフロスタ吹出し口やサイドデフロ
スタ吹出し口から風を吹き出させてフロントウィンドウ
やサイドウィンドウに発生した曇りを除去しようとして
いるなどの場合だと考えられる。この場合には、送風さ
れる空気の温度が指示操作に応じた温度になっていなく
ても、即座に所定の風力で送風手段の作動を開始させる
ことにより、フロントウィンドウやサイドウィンドウの
曇りが速やかに除去される。
に向け得る吹出し口に切り換える操作がなされていない
ときには、例えば、デフロスタ吹出し口やサイドデフロ
スタ吹出し口から風を吹き出させてフロントウィンドウ
やサイドウィンドウに発生した曇りを除去しようとして
いるなどの場合だと考えられる。この場合には、送風さ
れる空気の温度が指示操作に応じた温度になっていなく
ても、即座に所定の風力で送風手段の作動を開始させる
ことにより、フロントウィンドウやサイドウィンドウの
曇りが速やかに除去される。
したがって、乗員に不快感や違和感を感じさせること
なく、車室内における環境を快適に保ち、また、フロン
トウィンドウやサイドウィンドウの曇りを速やかに除去
することができる。
なく、車室内における環境を快適に保ち、また、フロン
トウィンドウやサイドウィンドウの曇りを速やかに除去
することができる。
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
明すれば、以下の通りである。
車両におけるエンジンルーム11内には、第1図に示す
ように、水冷式のエンジン12が設けられている。このエ
ンジン12には配管13・14が接続され、エンジン12を冷却
して温められた冷却水を車室15内に設けられたヒータコ
ア16に循環させるようになっている。また、エンジン12
には冷却水が高温になったときにON状態になる水温スイ
ッチ17が設けられている。
ように、水冷式のエンジン12が設けられている。このエ
ンジン12には配管13・14が接続され、エンジン12を冷却
して温められた冷却水を車室15内に設けられたヒータコ
ア16に循環させるようになっている。また、エンジン12
には冷却水が高温になったときにON状態になる水温スイ
ッチ17が設けられている。
エンジンルーム11におけるエンジン12の前方には、ク
ーリングファン18を備えてエンジン12の冷却水を冷却す
るラジエータ19が設けられている。ラジエータ19のさら
に前方には、アディショナルファン21を備え、冷房手段
22の冷媒を冷却して液化するコンデンサ23、および液化
した冷媒を一時的に貯えるレシーバ26が設けられてい
る。このレシーバ26には、冷媒が高圧になったときにOF
F状態になるプレッシャスイッチ27が設けられている。
ーリングファン18を備えてエンジン12の冷却水を冷却す
るラジエータ19が設けられている。ラジエータ19のさら
に前方には、アディショナルファン21を備え、冷房手段
22の冷媒を冷却して液化するコンデンサ23、および液化
した冷媒を一時的に貯えるレシーバ26が設けられてい
る。このレシーバ26には、冷媒が高圧になったときにOF
F状態になるプレッシャスイッチ27が設けられている。
冷房手段22は、上記コンデンサ23と、レシーバ26と、
マグネットクラッチ24aを介してエンジン12に駆動さ
れ、冷媒を圧縮するコンプレッサ24と、車室15内に設け
られ、冷媒の気化に伴って車室15内の空気を冷却するク
ーリングユニット25とから成っている。上記クーリング
ユニット25には、冷媒の温度が例えば10℃を越えたとき
にON状態になり、0℃よりも低くなったときにOFF状態
になるガスサーモスイッチ28が設けられている。
マグネットクラッチ24aを介してエンジン12に駆動さ
れ、冷媒を圧縮するコンプレッサ24と、車室15内に設け
られ、冷媒の気化に伴って車室15内の空気を冷却するク
ーリングユニット25とから成っている。上記クーリング
ユニット25には、冷媒の温度が例えば10℃を越えたとき
にON状態になり、0℃よりも低くなったときにOFF状態
になるガスサーモスイッチ28が設けられている。
一方、車室15内には、送風手段であるブロワモータ3
1、クーリングユニット25、およびヒータコア16を備え
た空気通路32が設けられている。空気通路32における空
気の導入部33には、車室15内部に連通する開口部34と車
室15外部に連通する開口部35とが形成されている。これ
らの開口部34・35は、内外気切換えアクチュエータ36に
駆動される内外気切換えドア37により、切り換えて開閉
されるようになっている。
1、クーリングユニット25、およびヒータコア16を備え
た空気通路32が設けられている。空気通路32における空
気の導入部33には、車室15内部に連通する開口部34と車
室15外部に連通する開口部35とが形成されている。これ
らの開口部34・35は、内外気切換えアクチュエータ36に
駆動される内外気切換えドア37により、切り換えて開閉
されるようになっている。
空気通路32におけるブロワモータ31の下流側には、ク
ーリングユニット25を介してエアミックスドア41が設け
られている。また、ヒータコア16の下流側にはエアミッ
クスドア42が設けられている。これらエアミックスドア
41・42は、エアミックスドアアクチュエータ43に駆動さ
れてヒータコア16を通過する空気の量を加減し、合流部
44に到る空気の温度を調節する温度調節手段として作用
するようになっている。
ーリングユニット25を介してエアミックスドア41が設け
られている。また、ヒータコア16の下流側にはエアミッ
クスドア42が設けられている。これらエアミックスドア
41・42は、エアミックスドアアクチュエータ43に駆動さ
れてヒータコア16を通過する空気の量を加減し、合流部
44に到る空気の温度を調節する温度調節手段として作用
するようになっている。
合流部44は、さらに、3つの空気通路45〜47に分岐し
ている。これらの空気通路45〜47には、それぞれ、モー
ドドアアクチュエータ61に駆動されて開閉する吹出し口
切換え手段であるヒートドア51、デフロスタドア53、お
よびベントドア56が設けられている。
ている。これらの空気通路45〜47には、それぞれ、モー
ドドアアクチュエータ61に駆動されて開閉する吹出し口
切換え手段であるヒートドア51、デフロスタドア53、お
よびベントドア56が設けられている。
上記ヒートドア51が設けられる空気通路45は、ヒート
ドア51を介して、乗員の足下付近に開口するヒータ吹出
し口52に連通している。
ドア51を介して、乗員の足下付近に開口するヒータ吹出
し口52に連通している。
デフロスタドア53が設けられる空気通路46は、デフロ
スタドア53を介して、図示しないフロントウィンドウお
よびサイドウィンドウに向けてそれぞれ風を吹き出すデ
フロスタ吹出し口54・54およびサイドデフロスタ吹出し
口55・55に連通している。
スタドア53を介して、図示しないフロントウィンドウお
よびサイドウィンドウに向けてそれぞれ風を吹き出すデ
フロスタ吹出し口54・54およびサイドデフロスタ吹出し
口55・55に連通している。
また、ベントドア56が設けられる空気通路47は、ベン
トドア56を介して、風の方向を直接乗員の方向に向け得
る吹出し口であるサイドベント吹出し口57・57、ロアベ
ント吹出し口58・58、およびベンド吹出し口59に連通し
ている。ベント吹出し口59には、風の吹き出す向きを周
期的に変化させるスウィングルーバモータ60が設けられ
ている。
トドア56を介して、風の方向を直接乗員の方向に向け得
る吹出し口であるサイドベント吹出し口57・57、ロアベ
ント吹出し口58・58、およびベンド吹出し口59に連通し
ている。ベント吹出し口59には、風の吹き出す向きを周
期的に変化させるスウィングルーバモータ60が設けられ
ている。
上記水温スイッチ17、クーリングファン18、アディシ
ョナルファン21、コンプレッサ24のマグネットクラッチ
24a、内外気切換えアクチュエータ36、エアミックスド
アアクチュエータ43、スウィングルーバモータ60、およ
びモードドアアクチュエータ61は、第2図に示すよう
に、制御装置71に接続されている。この制御装置71は、
例えばCPU(Central processing Unit)を備え、ブロワ
モータ31により送風される空気の温度が、エアミックス
ドア41・42の作動によってあらかじめ設定された上限温
度以上か、または下限温度以下になるように操作される
とともに、空気の吹出し口を、風の方向を直接乗員の方
向に向け得る吹出し口に切り換える操作がなされ、か
つ、ブロワモータ31を作動させる操作がなされたとき
に、少なくともブロワモータ31の作動開始当初は、弱い
風力で送風されるように制御する送風制御手段を兼ねる
制御部72と、エアコンディショナリレー73と、クーリン
グファンリレー74とから構成されている。
ョナルファン21、コンプレッサ24のマグネットクラッチ
24a、内外気切換えアクチュエータ36、エアミックスド
アアクチュエータ43、スウィングルーバモータ60、およ
びモードドアアクチュエータ61は、第2図に示すよう
に、制御装置71に接続されている。この制御装置71は、
例えばCPU(Central processing Unit)を備え、ブロワ
モータ31により送風される空気の温度が、エアミックス
ドア41・42の作動によってあらかじめ設定された上限温
度以上か、または下限温度以下になるように操作される
とともに、空気の吹出し口を、風の方向を直接乗員の方
向に向け得る吹出し口に切り換える操作がなされ、か
つ、ブロワモータ31を作動させる操作がなされたとき
に、少なくともブロワモータ31の作動開始当初は、弱い
風力で送風されるように制御する送風制御手段を兼ねる
制御部72と、エアコンディショナリレー73と、クーリン
グファンリレー74とから構成されている。
制御部72には、さらに、ライトスイッチ75を介してバ
ッテリ76が接続されている。また、このバッテリ76にB
端子77aが接続されるイグニッションスイッチ77のIG端
子77bは、制御部72と、エアコンディショナリレー73の
励磁コイル73aおよび常開接点73bと、クーリングファン
リレー74の励磁コイル74aおよび常開接点74bとに接続さ
れている。
ッテリ76が接続されている。また、このバッテリ76にB
端子77aが接続されるイグニッションスイッチ77のIG端
子77bは、制御部72と、エアコンディショナリレー73の
励磁コイル73aおよび常開接点73bと、クーリングファン
リレー74の励磁コイル74aおよび常開接点74bとに接続さ
れている。
エアコンディショナリレー73における常開接点73bの
他端側には、コンプレッサ24のマグネットクラッチ24
a、およびアディショナルファン21が接続されている。
また、励磁コイル73aの他端側には、ダイオード73c、レ
シーバ26に取り付けられたプレッシャスイッチ27、およ
びクーリングユニット25に取りつけられたガスサーモス
イッチ28を介して制御部72に接続されるとともに、ダイ
オード73cおよびダイオード73dを介してクーリングファ
ンリレー74の励磁コイル74aと、エンジン12に取り付け
られた水温スイッチ17とに接続されている。水温スイッ
チ17の他端側は接地されている。一方、クーリングファ
ンリレー74における常開接点74bの他端側は、クーリン
グファン18に接続されている。
他端側には、コンプレッサ24のマグネットクラッチ24
a、およびアディショナルファン21が接続されている。
また、励磁コイル73aの他端側には、ダイオード73c、レ
シーバ26に取り付けられたプレッシャスイッチ27、およ
びクーリングユニット25に取りつけられたガスサーモス
イッチ28を介して制御部72に接続されるとともに、ダイ
オード73cおよびダイオード73dを介してクーリングファ
ンリレー74の励磁コイル74aと、エンジン12に取り付け
られた水温スイッチ17とに接続されている。水温スイッ
チ17の他端側は接地されている。一方、クーリングファ
ンリレー74における常開接点74bの他端側は、クーリン
グファン18に接続されている。
制御部72には、また、エアミックスドアアクチュエー
タ43におけるモータ43a、モータ43aのオーバランを防止
するリミットスイッチ43b、およびエアミックスドアア
クチュエータ43の作動位置を検出するポテンショメータ
43cと、モードドアアクチュエータ61におけるモータ61
a、およびモードドアアクチュエータ61の作動位置を検
出するスライドスイッチ61bと、内外気切換えアクチュ
エータ36におけるモータ36a、および内外気切換えアク
チュエータ36の作動位置を検出するロータリスイッチ36
bと、ブロワモータ31の風力を調節する風力調節手段81
に設けられるリレー82〜85の励磁コイル82a〜85a、およ
び風力調節抵抗86・87とともにブロワモータ31に直列に
接続される風力調節抵抗88とが接続されている。
タ43におけるモータ43a、モータ43aのオーバランを防止
するリミットスイッチ43b、およびエアミックスドアア
クチュエータ43の作動位置を検出するポテンショメータ
43cと、モードドアアクチュエータ61におけるモータ61
a、およびモードドアアクチュエータ61の作動位置を検
出するスライドスイッチ61bと、内外気切換えアクチュ
エータ36におけるモータ36a、および内外気切換えアク
チュエータ36の作動位置を検出するロータリスイッチ36
bと、ブロワモータ31の風力を調節する風力調節手段81
に設けられるリレー82〜85の励磁コイル82a〜85a、およ
び風力調節抵抗86・87とともにブロワモータ31に直列に
接続される風力調節抵抗88とが接続されている。
一方、車室15内に設けられ、風力調節手段81、内外気
切換えドア37、冷房手段22、エアミックスドア41、ヒー
トドア51、デフロスタドア53、ベントドア56、およびス
ウィングルーバモータ60を操作する操作手段である操作
パネル91には、第3図に示すように、指示風力入力手段
92、内外気切換え指示入力手段93、冷房手段作動指示入
力手段94、指示温度入力手段95、指示吹出し口入力手段
96a〜96eから成るモード切換え指示入力手段96、および
スウィングルーバ作動指示入力手段97が設けられてい
る。
切換えドア37、冷房手段22、エアミックスドア41、ヒー
トドア51、デフロスタドア53、ベントドア56、およびス
ウィングルーバモータ60を操作する操作手段である操作
パネル91には、第3図に示すように、指示風力入力手段
92、内外気切換え指示入力手段93、冷房手段作動指示入
力手段94、指示温度入力手段95、指示吹出し口入力手段
96a〜96eから成るモード切換え指示入力手段96、および
スウィングルーバ作動指示入力手段97が設けられてい
る。
また、操作パネル91には、さらに、ブロワモータ31の
風力を表示する風力表示手段102、内外気切換えドア37
の切換え状態を表示する内外気切換え表示手段103、冷
房手段22の作動の有無を表示する冷房手段作動表示手段
104、風の吹出し口を表示する吹出し口表示手段106、ス
ウィングルーバモータ60の作動の有無を表示するスウィ
ングルーバモータ作動表示手段107、およびライトスイ
ッチ75がON状態のときに点灯して操作パネル91を照明す
る照明手段108が設けられている。
風力を表示する風力表示手段102、内外気切換えドア37
の切換え状態を表示する内外気切換え表示手段103、冷
房手段22の作動の有無を表示する冷房手段作動表示手段
104、風の吹出し口を表示する吹出し口表示手段106、ス
ウィングルーバモータ60の作動の有無を表示するスウィ
ングルーバモータ作動表示手段107、およびライトスイ
ッチ75がON状態のときに点灯して操作パネル91を照明す
る照明手段108が設けられている。
上記の構成において、乗員によって操作パネル91にお
ける指示風力入力手段92が操作されると、風力調節手段
81におけるリレー82〜85のうちの何れかが作動し、風力
調節抵抗86〜88を選択的にバイパスする電流がブロワモ
ータ31に流れる。そこで、指示風力に応じてハイ、ミド
ルハイ、ミドルロー、およびローの4段階の風力で送風
が行われるとともに、その風力が風力表示手段102に表
示される。
ける指示風力入力手段92が操作されると、風力調節手段
81におけるリレー82〜85のうちの何れかが作動し、風力
調節抵抗86〜88を選択的にバイパスする電流がブロワモ
ータ31に流れる。そこで、指示風力に応じてハイ、ミド
ルハイ、ミドルロー、およびローの4段階の風力で送風
が行われるとともに、その風力が風力表示手段102に表
示される。
また、内外気切換え指示入力手段93が操作されると、
内外気切換えアクチュエータ36が作動し、内外気切換え
ドア37が、第1図に示すA位置またはB位置の何れかに
移動する。そこで、ブロワモータ31に吸入される空気は
車室15内部または車室15外部から導入されるように切り
換わるとともに、切換え状態が内外気切換え表示手段10
3に表示される。
内外気切換えアクチュエータ36が作動し、内外気切換え
ドア37が、第1図に示すA位置またはB位置の何れかに
移動する。そこで、ブロワモータ31に吸入される空気は
車室15内部または車室15外部から導入されるように切り
換わるとともに、切換え状態が内外気切換え表示手段10
3に表示される。
さらに、冷房手段作動指示入力手段94が操作される
と、冷房手段22が作動してクーリングユニット25を通過
する空気が冷却されるとともに、冷却手段22の作動状態
が冷房手段作動表示手段104に表示される。
と、冷房手段22が作動してクーリングユニット25を通過
する空気が冷却されるとともに、冷却手段22の作動状態
が冷房手段作動表示手段104に表示される。
一方、指示温度入力手段95が操作されるとエアミック
スドアアクチュエータ43が作動し、エアミックスドア41
・42が、それぞれ、C位置とD位置との間、およびE位
置とF位置との間で移動する。そこで、ブロワモータ31
によって送られ、そのまま合流部44に到る空気と、ヒー
タコア16を介して合流部44に到る空気との割合が加減さ
れ、送風される空気の温度が調節される。
スドアアクチュエータ43が作動し、エアミックスドア41
・42が、それぞれ、C位置とD位置との間、およびE位
置とF位置との間で移動する。そこで、ブロワモータ31
によって送られ、そのまま合流部44に到る空気と、ヒー
タコア16を介して合流部44に到る空気との割合が加減さ
れ、送風される空気の温度が調節される。
さらに、モード切換え指示入力手段96が操作されるこ
とにより、モードドアアクチュエータ61が作動してヒー
トドア51、デフロスタドア53、およびベントドア56が開
閉し、風の吹出し口が切り換わるとともに、切換え状態
が吹出し口表示手段106に表示される。
とにより、モードドアアクチュエータ61が作動してヒー
トドア51、デフロスタドア53、およびベントドア56が開
閉し、風の吹出し口が切り換わるとともに、切換え状態
が吹出し口表示手段106に表示される。
即ち、モード切換え指示入力手段96における指示吹出
し口入力手段96aが操作されると、ベントドア56だけが
開いてヒートドア51とデフロスタドア53とが閉じる。そ
こで、風の方向を直接乗員の方向に向け得る吹出し口で
あるサイドベント吹出し口57・57、ロアベント吹出し口
58・58、およびベント吹出し口59から風が吹き出すベン
トモードとなる。このときにスウィングルーバ作動指示
入力手段97が操作されるとスウィングルーバモータ60が
作動し、ベント吹出し口59から吹き出す風の向きが運転
席の方向と助手席の方向とに周期的に変化する。
し口入力手段96aが操作されると、ベントドア56だけが
開いてヒートドア51とデフロスタドア53とが閉じる。そ
こで、風の方向を直接乗員の方向に向け得る吹出し口で
あるサイドベント吹出し口57・57、ロアベント吹出し口
58・58、およびベント吹出し口59から風が吹き出すベン
トモードとなる。このときにスウィングルーバ作動指示
入力手段97が操作されるとスウィングルーバモータ60が
作動し、ベント吹出し口59から吹き出す風の向きが運転
席の方向と助手席の方向とに周期的に変化する。
また、モード切換え指示入力手段96における指示吹出
し口入力手段96bが操作されると、ヒートドア51とベン
トドア56とが開いてデフロスタドア53が閉じる。そこ
で、ヒータ吹出し口52からは、主としてヒータコア16を
通過した暖かい風が乗員の足下付近に吹き出す一方、サ
イドベント吹出し口57・57、ロアベント吹出し口58・5
8、およびベント吹出し口59からは、主としてブロワモ
ータ31から送られる風が、そのまま吹き出すバイレベル
モードとなる。これにより、乗員は頭寒足熱に近い暖房
状態を得ることができる。
し口入力手段96bが操作されると、ヒートドア51とベン
トドア56とが開いてデフロスタドア53が閉じる。そこ
で、ヒータ吹出し口52からは、主としてヒータコア16を
通過した暖かい風が乗員の足下付近に吹き出す一方、サ
イドベント吹出し口57・57、ロアベント吹出し口58・5
8、およびベント吹出し口59からは、主としてブロワモ
ータ31から送られる風が、そのまま吹き出すバイレベル
モードとなる。これにより、乗員は頭寒足熱に近い暖房
状態を得ることができる。
モード切換え指示入力手段96における指示吹出し口入
力手段96cが操作されると、今度はヒートドア51だけが
開いてデフロスタドア53とベントドア56とが閉じ、ヒー
タ吹出し口52から乗員の足下付近だけに風が吹き出すヒ
ートモードとなる。
力手段96cが操作されると、今度はヒートドア51だけが
開いてデフロスタドア53とベントドア56とが閉じ、ヒー
タ吹出し口52から乗員の足下付近だけに風が吹き出すヒ
ートモードとなる。
モード切換え指示入力手段96における指示吹出し口入
力手段96dが操作されると、ヒートドア51とデフロスタ
ドア53とが開いてベントドア56が閉じる。そこで、ヒー
タ吹出し口52から乗員の足下付近に風が吹き出すととも
に、デフロスタ吹出し口54・54、およびサイドデフロス
タ吹出し口55・55から、フロントウィンドウおよびサイ
ドウィンドウに向けて風が吹き出すデフヒートモードと
なる。これにより、車室15内を効果的に暖房するととも
に、フロントウィンドウおよびサイドウィンドウの曇り
を防止することができる。
力手段96dが操作されると、ヒートドア51とデフロスタ
ドア53とが開いてベントドア56が閉じる。そこで、ヒー
タ吹出し口52から乗員の足下付近に風が吹き出すととも
に、デフロスタ吹出し口54・54、およびサイドデフロス
タ吹出し口55・55から、フロントウィンドウおよびサイ
ドウィンドウに向けて風が吹き出すデフヒートモードと
なる。これにより、車室15内を効果的に暖房するととも
に、フロントウィンドウおよびサイドウィンドウの曇り
を防止することができる。
一方、モード切換え指示入力手段96における指示吹出
し口入力手段96eが操作されると、デフロスタドア53だ
けが開いてヒートドア51とベントドア56とが閉じ、デフ
ロスタ吹出し口54・54、およびサイドデフロスタ吹出し
口55・55から、フロントウィンドウおよびサイドウィン
ドウだけに向けて風が吹き出すデフロストモードとな
る。
し口入力手段96eが操作されると、デフロスタドア53だ
けが開いてヒートドア51とベントドア56とが閉じ、デフ
ロスタ吹出し口54・54、およびサイドデフロスタ吹出し
口55・55から、フロントウィンドウおよびサイドウィン
ドウだけに向けて風が吹き出すデフロストモードとな
る。
ところで、制御部72では、上記のように、操作パネル
91の操作に応じてブロワモータ31、内外気切換えアクチ
ュエータ36、冷房手段22、エアミックスドアアクチュエ
ータ43、モードドアアクチュエータ61、およびスウィン
グルーバモータ60の制御が行われる一方、さらに、第4
図に示すような制御が行われる。
91の操作に応じてブロワモータ31、内外気切換えアクチ
ュエータ36、冷房手段22、エアミックスドアアクチュエ
ータ43、モードドアアクチュエータ61、およびスウィン
グルーバモータ60の制御が行われる一方、さらに、第4
図に示すような制御が行われる。
まず、イグニッションスイッチ77がON状態になると
(S1)、車両用空調制御装置の作動が、イグニッション
スイッチ77がON状態になった後の1回目の作動かどうか
が判定される(S2)。
(S1)、車両用空調制御装置の作動が、イグニッション
スイッチ77がON状態になった後の1回目の作動かどうか
が判定される(S2)。
S2で、車両用空調制御装置の作動が1回目であると判
定されれば、S3に移行して、次にモード切換え指示入力
手段96における指示吹出し口入力手段96aが操作されて
いるか、つまり、風の方向を直接乗員の方向に向け得る
吹出し口であるサイドベント吹出し口57・57、ロアベン
ト吹出し口58・58、およびベント吹出し口59から風が吹
き出すベントモードになるように操作されているかどう
かが判定される。
定されれば、S3に移行して、次にモード切換え指示入力
手段96における指示吹出し口入力手段96aが操作されて
いるか、つまり、風の方向を直接乗員の方向に向け得る
吹出し口であるサイドベント吹出し口57・57、ロアベン
ト吹出し口58・58、およびベント吹出し口59から風が吹
き出すベントモードになるように操作されているかどう
かが判定される。
S3で、指示吹出し口入力手段96aが操作されていると
判定されれば、S4に移行して、エアミックスドア41・42
がそれぞれDの位置およびFの位置付近、またはCの位
置およびEの位置付近に移動するように指示温度入力手
段95が操作されているか、つまり、吹き出す風の温度が
あらかじめ設定された上限温度以上か、または下限温度
以下になるように操作されているかどうかが判定され
る。
判定されれば、S4に移行して、エアミックスドア41・42
がそれぞれDの位置およびFの位置付近、またはCの位
置およびEの位置付近に移動するように指示温度入力手
段95が操作されているか、つまり、吹き出す風の温度が
あらかじめ設定された上限温度以上か、または下限温度
以下になるように操作されているかどうかが判定され
る。
S4で、吹き出す風の温度が上限温度以上か、または下
限温度以下になるように操作されていると判定されれ
ば、S5に移行して、ブロワモータ31をON状態にするため
の指示風力入力手段92の操作が行われたかどうかが判定
される。
限温度以下になるように操作されていると判定されれ
ば、S5に移行して、ブロワモータ31をON状態にするため
の指示風力入力手段92の操作が行われたかどうかが判定
される。
S5で、ブロワモータ31をON状態にするための指示風力
入力手段92の操作が行われたと判定されれば、S6に移行
して、指示風力入力手段92に対して行われた操作が、ブ
ロワモータ31の風力がローになるようにする操作かどう
かが判定される。
入力手段92の操作が行われたと判定されれば、S6に移行
して、指示風力入力手段92に対して行われた操作が、ブ
ロワモータ31の風力がローになるようにする操作かどう
かが判定される。
S6で、指示風力入力手段92に対して行われた操作が、
ブロワモータ31の風力がローになるようにする操作であ
ると判定されれば、S7に移行する。S7では、リレー85を
励磁状態にすることにより、風力調節抵抗86〜88を介し
てブロワモータ31に電流が流れるようにし、弱い風力で
送風されるようにする。
ブロワモータ31の風力がローになるようにする操作であ
ると判定されれば、S7に移行する。S7では、リレー85を
励磁状態にすることにより、風力調節抵抗86〜88を介し
てブロワモータ31に電流が流れるようにし、弱い風力で
送風されるようにする。
次に、S20に移行して、ブロワモータ31をOFF状態にす
るための指示風力入力手段92の操作が行われたかどうか
の判定を繰り返し行い、ブロワモータ31をOFF状態にす
るための指示風力入力手段92の操作が行われたら、ブロ
ワモータ31を停止させてS2に戻る。また、このS20で
は、ブロワモータ31の風力を変更するように指示風力入
力手段92が操作されたときには、即時指示入力に応じた
風力に変化させるようにしてもよい。
るための指示風力入力手段92の操作が行われたかどうか
の判定を繰り返し行い、ブロワモータ31をOFF状態にす
るための指示風力入力手段92の操作が行われたら、ブロ
ワモータ31を停止させてS2に戻る。また、このS20で
は、ブロワモータ31の風力を変更するように指示風力入
力手段92が操作されたときには、即時指示入力に応じた
風力に変化させるようにしてもよい。
一方、上記S6で、指示風力入力手段92に対して行われ
た操作が、ブロワモータ31の風力がローになるようにす
る操作でないと判定されれば、S8に移行する。S8では、
さらに、指示風力入力手段92に対して行われた操作が、
ブロワモータ31の風力がミドルローになるようにする操
作かどうかが判定される。
た操作が、ブロワモータ31の風力がローになるようにす
る操作でないと判定されれば、S8に移行する。S8では、
さらに、指示風力入力手段92に対して行われた操作が、
ブロワモータ31の風力がミドルローになるようにする操
作かどうかが判定される。
S8で、指示風力入力手段92に対して行われた操作が、
ブロワモータ31の風力がミドルローになるようにする操
作であると判定されれば、S9に移行する。S9では、リレ
ー85を励磁状態にすることにより、風力調節抵抗86〜88
を介してブロワモータ31に電流が流れるようにし、弱い
風力で3秒間送風されるようにする。そしてその後、リ
レー84を励磁状態にして、風力調節抵抗86・87を介して
ブロワモータ31に電流が流れるようにし、指示操作どお
りのやや弱い風力で送風されるようにして(S10)、S20
に移行する。
ブロワモータ31の風力がミドルローになるようにする操
作であると判定されれば、S9に移行する。S9では、リレ
ー85を励磁状態にすることにより、風力調節抵抗86〜88
を介してブロワモータ31に電流が流れるようにし、弱い
風力で3秒間送風されるようにする。そしてその後、リ
レー84を励磁状態にして、風力調節抵抗86・87を介して
ブロワモータ31に電流が流れるようにし、指示操作どお
りのやや弱い風力で送風されるようにして(S10)、S20
に移行する。
また、上記S8で、指示風力入力手段92に対して行われ
た操作が、ブロワモータ31の風力がミドルローになるよ
うにする操作でないと判定されれば、S11に移行する。S
11では、さらに、指示風力入力手段92に対して行われた
操作が、ブロワモータ31の風力がミドルハイになるよう
にする操作かどうかが判定される。
た操作が、ブロワモータ31の風力がミドルローになるよ
うにする操作でないと判定されれば、S11に移行する。S
11では、さらに、指示風力入力手段92に対して行われた
操作が、ブロワモータ31の風力がミドルハイになるよう
にする操作かどうかが判定される。
S11で、指示風力入力手段92に対して行われた操作
が、ブロワモータ31の風力がミドルハイになるようにす
る操作であると判定されれば、S12に移行する。S12で
は、まず、上記S9と同様にリレー85を励磁状態にするこ
とにより、風力調節抵抗86〜88を介してブロワモータ31
に電流が流れるようにし、弱い風力で3秒間送風される
ようにする。次に、リレー84を励磁状態にして、風力調
節抵抗86・87を介してブロワモータ31に電流が流れるよ
うにし、やや弱い風力で3秒間送風されるようにする
(S13)。そしてその後、リレー83を励磁状態にして、
風力調節抵抗86だけを介してブロワモータ31に電流が流
れるようにし、指示操作どおりのやや強い風力で送風さ
れるようにして(S14)、S20に移行する。
が、ブロワモータ31の風力がミドルハイになるようにす
る操作であると判定されれば、S12に移行する。S12で
は、まず、上記S9と同様にリレー85を励磁状態にするこ
とにより、風力調節抵抗86〜88を介してブロワモータ31
に電流が流れるようにし、弱い風力で3秒間送風される
ようにする。次に、リレー84を励磁状態にして、風力調
節抵抗86・87を介してブロワモータ31に電流が流れるよ
うにし、やや弱い風力で3秒間送風されるようにする
(S13)。そしてその後、リレー83を励磁状態にして、
風力調節抵抗86だけを介してブロワモータ31に電流が流
れるようにし、指示操作どおりのやや強い風力で送風さ
れるようにして(S14)、S20に移行する。
さらに、S11で、指示風力入力手段92に対して行われ
た操作が、ブロワモータ31の風力がミドルハイになるよ
うにする操作でないと判定されれば、S15・S16に移行す
る。S15・S16では、まず、上記S12・S13と同様に、弱い
風力およびやや弱い風力でそれぞれ3秒間送風されるよ
うにした後、リレー83を励磁状態にして、風力調節抵抗
86だけを介してブロワモータ31に電流が流れるように
し、やや強い風力で3秒間送風されるようにする(S1
7)。そしてその後、リレー82を励磁状態にして、ブロ
ワモータ31に、電流が風力調節抵抗86〜88の何れをも介
さないで流れるようにし、指示操作どおりの強い風力で
送風されるようにして(S18)、S20に移行する。
た操作が、ブロワモータ31の風力がミドルハイになるよ
うにする操作でないと判定されれば、S15・S16に移行す
る。S15・S16では、まず、上記S12・S13と同様に、弱い
風力およびやや弱い風力でそれぞれ3秒間送風されるよ
うにした後、リレー83を励磁状態にして、風力調節抵抗
86だけを介してブロワモータ31に電流が流れるように
し、やや強い風力で3秒間送風されるようにする(S1
7)。そしてその後、リレー82を励磁状態にして、ブロ
ワモータ31に、電流が風力調節抵抗86〜88の何れをも介
さないで流れるようにし、指示操作どおりの強い風力で
送風されるようにして(S18)、S20に移行する。
上記のように、送風される空気の温度が、あらかじめ
設定された上限温度以上か、または下限温度以下になる
ように操作されるとともに、空気の吹出し口を、風の方
向を直接乗員の方向に向け得る吹出し口に切り換える操
作がなされ、かつ、ブロワモータ31を作動させる操作が
なされたときには、乗員は車室15内で非常に寒く感じて
いるか、または非常に暑く感じていると考えられる。
設定された上限温度以上か、または下限温度以下になる
ように操作されるとともに、空気の吹出し口を、風の方
向を直接乗員の方向に向け得る吹出し口に切り換える操
作がなされ、かつ、ブロワモータ31を作動させる操作が
なされたときには、乗員は車室15内で非常に寒く感じて
いるか、または非常に暑く感じていると考えられる。
そこで、上記のような操作がなされたときには、制御
部72は、ブロワモータ31の作動開始当初は、弱い風力で
送風されるように制御する。それゆえ、ヒータコア16や
クーリングユニット25が充分に温まったり低温になった
りするまでの間に、なま暖かい風やなまぬるい風が強く
吹き出して乗員に不快感を与えることはない。
部72は、ブロワモータ31の作動開始当初は、弱い風力で
送風されるように制御する。それゆえ、ヒータコア16や
クーリングユニット25が充分に温まったり低温になった
りするまでの間に、なま暖かい風やなまぬるい風が強く
吹き出して乗員に不快感を与えることはない。
特に、イグニッションスイッチ77がON状態になった
後、1回目に車両用空調制御装置が作動するときには、
ヒータコア16やクーリングユニット25が充分に温まった
り低温になったりするまでの時間が長いので、本実施例
のように、車両用空調制御装置の作動が、イグニッショ
ンスイッチ77がON状態になった後の1回目の作動のとき
にだけ、上記のような制御を行わせてもよい。また、2
回目以降は風力を弱くする時間を変化させてもよい。
後、1回目に車両用空調制御装置が作動するときには、
ヒータコア16やクーリングユニット25が充分に温まった
り低温になったりするまでの時間が長いので、本実施例
のように、車両用空調制御装置の作動が、イグニッショ
ンスイッチ77がON状態になった後の1回目の作動のとき
にだけ、上記のような制御を行わせてもよい。また、2
回目以降は風力を弱くする時間を変化させてもよい。
一方、上記S2で、車両用空調制御装置の作動が1回目
でないと判定された場合、S3で、指示吹出し口入力手段
96aが操作されていないと判定された場合、S4で、吹き
出す風の温度があらかじめ設定された上限温度と下限温
度との間の温度になるように操作されている場合、およ
びS5で、ブロワモータ31をON状態にするための指示風力
入力手段92の操作が行われていない場合には、何れの場
合にもS19に移行して操作パネル91の操作どおりの制御
が行われる。
でないと判定された場合、S3で、指示吹出し口入力手段
96aが操作されていないと判定された場合、S4で、吹き
出す風の温度があらかじめ設定された上限温度と下限温
度との間の温度になるように操作されている場合、およ
びS5で、ブロワモータ31をON状態にするための指示風力
入力手段92の操作が行われていない場合には、何れの場
合にもS19に移行して操作パネル91の操作どおりの制御
が行われる。
つまり、送風される空気があらかじめ設定された上限
温度と下限温度との間の温度になるように操作されてい
るときには、乗員はそれほど寒くも暑くも感じていない
と考えられる。それゆえ、ブロワモータ31を作動させる
操作がなされたときに、即座に所定の風力でブロワモー
タ31の作動を開始させても、乗員に感じられる不快感は
小さい。しかも、ブロワモータ31の作動開始後、ヒータ
コア16やクーリングユニット25は速やかに指示操作に応
じた温度になるので、一層乗員に不快感を与えることは
ない。さらに、ヒータコア16やクーリングユニット25の
温度等を検出するセンサや、高度な判断、制御機能を有
する制御装置等を備える必要はないので、構成が複雑化
したり製造コストの大幅な増大を招くこともない。
温度と下限温度との間の温度になるように操作されてい
るときには、乗員はそれほど寒くも暑くも感じていない
と考えられる。それゆえ、ブロワモータ31を作動させる
操作がなされたときに、即座に所定の風力でブロワモー
タ31の作動を開始させても、乗員に感じられる不快感は
小さい。しかも、ブロワモータ31の作動開始後、ヒータ
コア16やクーリングユニット25は速やかに指示操作に応
じた温度になるので、一層乗員に不快感を与えることは
ない。さらに、ヒータコア16やクーリングユニット25の
温度等を検出するセンサや、高度な判断、制御機能を有
する制御装置等を備える必要はないので、構成が複雑化
したり製造コストの大幅な増大を招くこともない。
また、空気の吹出し口が、風の方向を直接乗員の方向
に向け得る吹出し口に切り換える操作がなされていない
ときには、例えば、デフロスタ吹出し口54・54やサイド
デフロスタ吹出し口55・55から風を吹き出させてフロン
トウィンドウやサイドウィンドウに発生した曇りを除去
しようとしているなどの場合だと考えられる。この場合
には、送風される空気の温度が指示操作に応じた温度に
なっていなくても、即座に所定の風力で送風手段の作動
を開始させることにより、フロントウィンドウやサイド
ウィンドウの曇りが速やかに除去される。
に向け得る吹出し口に切り換える操作がなされていない
ときには、例えば、デフロスタ吹出し口54・54やサイド
デフロスタ吹出し口55・55から風を吹き出させてフロン
トウィンドウやサイドウィンドウに発生した曇りを除去
しようとしているなどの場合だと考えられる。この場合
には、送風される空気の温度が指示操作に応じた温度に
なっていなくても、即座に所定の風力で送風手段の作動
を開始させることにより、フロントウィンドウやサイド
ウィンドウの曇りが速やかに除去される。
本発明に係る車両用空調制御装置は、以上のように、
送風手段と、送風手段の風力を調節する風力調節手段
と、送風される空気の温度を調節する温度調節手段と、
複数の空気吹出し口を有し、風の方向を直接乗員の方向
に向け得る吹出し口に切り換え可能な吹出し口切換え手
段と、上記風力調節手段、温度調節手段、および吹出し
口切換え手段を操作する操作手段とを備えた車両用空調
制御装置において、上記操作手段によって、風力調節手
段と、温度調節手段と、吹出し口切換え手段とが操作さ
れ、送風手段から空気が送風される状態にあるときに、
温度調節手段では、送風される空気の温度をあらかじめ
設定された上限温度以上またはあらかじめ設定された下
限温度以下にする操作がなされており、吹出し口切換え
手段では、風の方向を直接乗員の方向に向けることが可
能な吹出し口から空気を吹き出させる操作がなされてい
ると、少なくとも送風手段の作動開始当初は、弱い風力
で送風されるように制御する送風制御手段を備えた構成
である。
送風手段と、送風手段の風力を調節する風力調節手段
と、送風される空気の温度を調節する温度調節手段と、
複数の空気吹出し口を有し、風の方向を直接乗員の方向
に向け得る吹出し口に切り換え可能な吹出し口切換え手
段と、上記風力調節手段、温度調節手段、および吹出し
口切換え手段を操作する操作手段とを備えた車両用空調
制御装置において、上記操作手段によって、風力調節手
段と、温度調節手段と、吹出し口切換え手段とが操作さ
れ、送風手段から空気が送風される状態にあるときに、
温度調節手段では、送風される空気の温度をあらかじめ
設定された上限温度以上またはあらかじめ設定された下
限温度以下にする操作がなされており、吹出し口切換え
手段では、風の方向を直接乗員の方向に向けることが可
能な吹出し口から空気を吹き出させる操作がなされてい
ると、少なくとも送風手段の作動開始当初は、弱い風力
で送風されるように制御する送風制御手段を備えた構成
である。
これにより、送風される空気の温度があらかじめ設定
された上限温度以上か、または下限温度以下にする操作
と、空気の吹出し口を、風の方向を直接乗員の方向に向
け得る吹出し口に切り換える操作と、送風手段の作動を
開始する操作とがなされている場合には、少なくとも送
風手段の作動開始当初、弱い風力で送風されるようにな
る。
された上限温度以上か、または下限温度以下にする操作
と、空気の吹出し口を、風の方向を直接乗員の方向に向
け得る吹出し口に切り換える操作と、送風手段の作動を
開始する操作とがなされている場合には、少なくとも送
風手段の作動開始当初、弱い風力で送風されるようにな
る。
それゆえ、乗員が車室内で非常に寒く感じでいたり、
非常に暑く感じているときには、ヒータコアやクーリン
グユニットが充分に温まったり低温になったりするまで
の間は強い風が吹き出さないので、なま暖かい風やなま
ぬるい風によって乗員に不快感を与えるのが防止され
る。
非常に暑く感じているときには、ヒータコアやクーリン
グユニットが充分に温まったり低温になったりするまで
の間は強い風が吹き出さないので、なま暖かい風やなま
ぬるい風によって乗員に不快感を与えるのが防止され
る。
しかも、乗員がそれほど寒くも暑くも感じていないと
きや、例えば、デフロスタ吹出し口やサイドデフロスタ
吹出し口から風を吹き出させてフロントウィンドウやサ
イドウィンドウに発生した曇りを除去しようとしている
場合には、送風手段を作動させる操作がなされた後、即
座に所定の風力で送風手段の作動が開始されるので、フ
ロントウィンドウやサイドウィンドウの曇りを速やかに
除去することができ、また、乗員に不快感や違和感を感
じさせることもない。
きや、例えば、デフロスタ吹出し口やサイドデフロスタ
吹出し口から風を吹き出させてフロントウィンドウやサ
イドウィンドウに発生した曇りを除去しようとしている
場合には、送風手段を作動させる操作がなされた後、即
座に所定の風力で送風手段の作動が開始されるので、フ
ロントウィンドウやサイドウィンドウの曇りを速やかに
除去することができ、また、乗員に不快感や違和感を感
じさせることもない。
したがって、乗員に不快感や違和感を感じさせること
なく、車室内における環境を快適に保ち、また、フロン
トウィンドウやサイドウィンドウの曇りを速やかに除去
することができるという効果を奏する。
なく、車室内における環境を快適に保ち、また、フロン
トウィンドウやサイドウィンドウの曇りを速やかに除去
することができるという効果を奏する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は車両用空調制御装置の構成を示す説明
図、第2図は車両用空調制御装置の回路構成を示す回路
図、第3図は操作パネルの構成を示す正面図、第4図は
制御部で行われる制御を示すフローチャートである。 31はブロワモータ(送風手段)、41・42はエアミックス
ドア(温度調節手段)、51はヒートドア(吹出し口切換
え手段)、53はデフロスタドア(吹出し口切換え手
段)、56はベントドア(吹出し口切換え手段)、57・57
はサイドベント吹出し口(空気の吹出し口)、58・58は
ロアベント吹出し口(空気の吹出し口)、59はベント吹
出し口(空気の吹出し口)、72は制御部(送風制御手
段)、81は風力調節手段、91は操作パネル(操作手段)
である。
って、第1図は車両用空調制御装置の構成を示す説明
図、第2図は車両用空調制御装置の回路構成を示す回路
図、第3図は操作パネルの構成を示す正面図、第4図は
制御部で行われる制御を示すフローチャートである。 31はブロワモータ(送風手段)、41・42はエアミックス
ドア(温度調節手段)、51はヒートドア(吹出し口切換
え手段)、53はデフロスタドア(吹出し口切換え手
段)、56はベントドア(吹出し口切換え手段)、57・57
はサイドベント吹出し口(空気の吹出し口)、58・58は
ロアベント吹出し口(空気の吹出し口)、59はベント吹
出し口(空気の吹出し口)、72は制御部(送風制御手
段)、81は風力調節手段、91は操作パネル(操作手段)
である。
Claims (1)
- 【請求項1】送風手段と、送風手段の風力を調節する風
力調節手段と、送風される空気の温度を調節する温度調
節手段と、複数の空気吹出し口を有し、風の方向を直接
乗員の方向に向け得る吹出し口に切り換え可能な吹出し
口切換え手段と、上記風力調節手段、温度調節手段、お
よび吹出し口切換え手段を操作する操作手段とを備えた
車両用空調制御装置において、 上記操作手段によって、風力調節手段と、温度調節手段
と、吹出し口切換え手段とが操作され、送風手段から空
気が送風される状態にあるときに、温度調節手段では、
送風される空気の温度をあらかじめ設定された上限温度
以上またはあらかじめ設定された下限温度以下にする操
作がなされており、吹出し口切換え手段では、風の方向
を直接乗員の方向に向けることが可能な吹出し口から空
気を吹き出させる操作がなされていると、少なくとも送
風手段の作動開始当初は、弱い風力で送風されるように
制御する送風制御手段を備えたことを特徴とする車両用
空調制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1003488A JP2549406B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 車両用空調制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1003488A JP2549406B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 車両用空調制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01186412A JPH01186412A (ja) | 1989-07-25 |
JP2549406B2 true JP2549406B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=11739103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1003488A Expired - Lifetime JP2549406B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 車両用空調制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549406B2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-20 JP JP1003488A patent/JP2549406B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01186412A (ja) | 1989-07-25 |
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