JP2549195Y2 - 棒材のせん断装置 - Google Patents
棒材のせん断装置Info
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- JP2549195Y2 JP2549195Y2 JP1991110709U JP11070991U JP2549195Y2 JP 2549195 Y2 JP2549195 Y2 JP 2549195Y2 JP 1991110709 U JP1991110709 U JP 1991110709U JP 11070991 U JP11070991 U JP 11070991U JP 2549195 Y2 JP2549195 Y2 JP 2549195Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は棒材のせん断装置とりわ
け軸方向圧縮力付加式による棒材のせん断装置に関する
ものである。
け軸方向圧縮力付加式による棒材のせん断装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその技術的課題】金属棒材をせん断す
る方法として、軸方向圧縮力を付加した高速せん断法が
知られている。この方法は、いわゆる薄切り(長さ/直径
の小さいせん断)においても、切口面が平坦でつぶれ量
を減少でき、精密な棒素材を能率的に得ることができる
利点がある。しかし、この軸方向圧縮力付加式高速せん
断法でせん断を行うと、図9(a)(b)のように、得られた
オフカット側切口面Eとリメインダ側切口面E’に焼け
f,fが発生する場合があった。このため、外観が悪く
なるだけでなく、焼け発生部は母材硬さに比べてかなり
硬化しているため、被せん断材をたとえば冷間鍛造用素
材として用いると、鍛造時に不均一な変形を起こした
り、鍛造後に焼け発生部に相当する個所に割れが発生し
たりするなどの問題があった。
る方法として、軸方向圧縮力を付加した高速せん断法が
知られている。この方法は、いわゆる薄切り(長さ/直径
の小さいせん断)においても、切口面が平坦でつぶれ量
を減少でき、精密な棒素材を能率的に得ることができる
利点がある。しかし、この軸方向圧縮力付加式高速せん
断法でせん断を行うと、図9(a)(b)のように、得られた
オフカット側切口面Eとリメインダ側切口面E’に焼け
f,fが発生する場合があった。このため、外観が悪く
なるだけでなく、焼け発生部は母材硬さに比べてかなり
硬化しているため、被せん断材をたとえば冷間鍛造用素
材として用いると、鍛造時に不均一な変形を起こした
り、鍛造後に焼け発生部に相当する個所に割れが発生し
たりするなどの問題があった。
【0003】
【考案が解決しようする課題】本考案は前記のような問
題点を解消しようとするもので、その目的とするところ
は、変形が少なくしかも焼けの発生のない精密な切口面
を確実かつ容易に得ることができる棒材のせん断装置を
提供することにある。
題点を解消しようとするもので、その目的とするところ
は、変形が少なくしかも焼けの発生のない精密な切口面
を確実かつ容易に得ることができる棒材のせん断装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】焼けは、従来一般に、高
速せん断を行うとせん断変形域に歪が集中し、しかも断
熱的に変形するため、切口面が青熱脆性温度域まで上昇
するためと考えられていた。しかし、本考案者らが実地
に検討したところによれば、焼けの発生の真の原因は、
上記のようなせん断変形部の発熱作用だけでなく、クラ
ック発生後分離したオフカット側とリメインダ側の両切
口面がお互いにこすられながらせん断工程が完了するこ
とによる摩擦熱との複合作用によることがわかった。そ
こでこの知見から、摩擦熱による発熱を生じさせずに軸
方向拘束を伴うせん断加工を実現できるような型構造を
開発したものである。すなわち、本考案の特徴とすると
ころは、棒材の挿通穴を有する固定刃と、棒材の先端部
の嵌まる穴を有し加圧手段によって移動される可動刃
と、棒材に軸方向圧縮力を付与する手段を備えた装置に
おいて、棒材Wに軸方向圧縮力を付与する手段が、棒材
を半径方向から拘束する可動材料押えを内蔵し前面側に
はバイアス手段を背面には斜面をそれぞれ有する軸線方
向移動可能な本体と、棒材の軸線と直角方向に移動可能
に配され、棒材の径よりも大きな縦穴を有すると共に前
面側に前記本体の斜面に対応する斜面有するくさびと、
該くさびを上昇させて前記本体を軸線方向に移動させる
くさび駆動手段とを備え、前記くさびの頂部には、固定
刃と可動刃により棒材にだれとせん断面が形成されたス
トローク位置で前記加圧手段に当接して押し下げ力を受
けるべき軸圧縮解除用の受圧部を有している構成とした
ことにある。本考案において、「棒材」には、中実な断
面のもののほか、中空断面のものを含む。
速せん断を行うとせん断変形域に歪が集中し、しかも断
熱的に変形するため、切口面が青熱脆性温度域まで上昇
するためと考えられていた。しかし、本考案者らが実地
に検討したところによれば、焼けの発生の真の原因は、
上記のようなせん断変形部の発熱作用だけでなく、クラ
ック発生後分離したオフカット側とリメインダ側の両切
口面がお互いにこすられながらせん断工程が完了するこ
とによる摩擦熱との複合作用によることがわかった。そ
こでこの知見から、摩擦熱による発熱を生じさせずに軸
方向拘束を伴うせん断加工を実現できるような型構造を
開発したものである。すなわち、本考案の特徴とすると
ころは、棒材の挿通穴を有する固定刃と、棒材の先端部
の嵌まる穴を有し加圧手段によって移動される可動刃
と、棒材に軸方向圧縮力を付与する手段を備えた装置に
おいて、棒材Wに軸方向圧縮力を付与する手段が、棒材
を半径方向から拘束する可動材料押えを内蔵し前面側に
はバイアス手段を背面には斜面をそれぞれ有する軸線方
向移動可能な本体と、棒材の軸線と直角方向に移動可能
に配され、棒材の径よりも大きな縦穴を有すると共に前
面側に前記本体の斜面に対応する斜面有するくさびと、
該くさびを上昇させて前記本体を軸線方向に移動させる
くさび駆動手段とを備え、前記くさびの頂部には、固定
刃と可動刃により棒材にだれとせん断面が形成されたス
トローク位置で前記加圧手段に当接して押し下げ力を受
けるべき軸圧縮解除用の受圧部を有している構成とした
ことにある。本考案において、「棒材」には、中実な断
面のもののほか、中空断面のものを含む。
【0005】
【実施例】以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1は本考案による棒材類のせん断装置の一実施
例を示している。1はプレスベッドないしボルスタに固
定されるベースプレート、2はベースプレート1に固定
された型フレームであり、長手方向中央部にブロック部
2aを有し、ブロック部2aの前後には空所2b,2c
が形成されている。前記ブロック部2aと後壁2dには
所要高さ位置に軸線方向に伸びる棒材挿入穴20が貫設
され、この棒材挿入穴20に棒材Wが挿入され、ローラ
など所望の送り手段10により前進させられるようにな
っている。そしてブロック部2aには棒材挿入穴20と
同心でかつ空所2cに開口した袋穴21が設けられてい
る。3は型フレーム2のブロック部2aに交換固定され
た固定刃であり、前記棒材挿入穴20と同心の貫通穴3
0を有し、貫通穴30よりも下方には排出用の凹部31
が設けられている。
する。図1は本考案による棒材類のせん断装置の一実施
例を示している。1はプレスベッドないしボルスタに固
定されるベースプレート、2はベースプレート1に固定
された型フレームであり、長手方向中央部にブロック部
2aを有し、ブロック部2aの前後には空所2b,2c
が形成されている。前記ブロック部2aと後壁2dには
所要高さ位置に軸線方向に伸びる棒材挿入穴20が貫設
され、この棒材挿入穴20に棒材Wが挿入され、ローラ
など所望の送り手段10により前進させられるようにな
っている。そしてブロック部2aには棒材挿入穴20と
同心でかつ空所2cに開口した袋穴21が設けられてい
る。3は型フレーム2のブロック部2aに交換固定され
た固定刃であり、前記棒材挿入穴20と同心の貫通穴3
0を有し、貫通穴30よりも下方には排出用の凹部31
が設けられている。
【0006】4は前記固定刃3に摺接する可動刃であ
り、空所2bに配されたカッタホルダ4aに保持されて
いる。カッタホルダ4はベースプレート1またはこれを
貫く穴に配されたクッション4bによって付勢され、被
加圧部41が空所2bから上方に所要高さ突出し、加圧
手段としてのラム(以下ラムと称す)Aによって下降移動
されるようになっている。ラムAはプレス自体かまたは
これに付加された加速装置により高速で動かされるよう
になっている。可動刃4には、カッタホルダ4aの上死
点位置において前記固定刃3の貫通穴30と同心となる
貫通穴40が貫設されている。そして、貫通穴40には
棒材Wの先端が当接するストッパ4cが位置している。
このストッパ4cは、カッタホルダ4aに固定されてい
てもよいが、この実施例では軸線方向移動可能な構造と
なっている。すなわち、ストッパ4cは、中間にフラン
ジ42を有すると共にこれより先にカッタホルダ4aを
貫くロッド43を有し、フランジ42とカッタホルダ内
面との間に介在したスプリングなどのバイアス手段44
により固定刃方向に付勢されている。そして、型フレー
ム2の前壁2eには、ロッド43と対峙する位置に位置
検出センサ4dが固定されている。この位置検出センサ
4dは、前記送り手段10により棒材Wが挿入され、バ
イアス手段44に抗してストッパ4cが後退したときに
ロッド43と当接し、くさびや上記ラムの駆動装置に作
動信号を送るものである。また、前壁2eには位置検出
センサ4dよりも下位にオフカット排出手段4eが設け
られている。このオフカット排出手段4eはたとえば流
体圧シリンダが用いられ、カッタホルダ4aが材料分離
位置まで下降したときに作動し、ピストンロッドがスト
ッパ4cのロッド43を押圧する。
り、空所2bに配されたカッタホルダ4aに保持されて
いる。カッタホルダ4はベースプレート1またはこれを
貫く穴に配されたクッション4bによって付勢され、被
加圧部41が空所2bから上方に所要高さ突出し、加圧
手段としてのラム(以下ラムと称す)Aによって下降移動
されるようになっている。ラムAはプレス自体かまたは
これに付加された加速装置により高速で動かされるよう
になっている。可動刃4には、カッタホルダ4aの上死
点位置において前記固定刃3の貫通穴30と同心となる
貫通穴40が貫設されている。そして、貫通穴40には
棒材Wの先端が当接するストッパ4cが位置している。
このストッパ4cは、カッタホルダ4aに固定されてい
てもよいが、この実施例では軸線方向移動可能な構造と
なっている。すなわち、ストッパ4cは、中間にフラン
ジ42を有すると共にこれより先にカッタホルダ4aを
貫くロッド43を有し、フランジ42とカッタホルダ内
面との間に介在したスプリングなどのバイアス手段44
により固定刃方向に付勢されている。そして、型フレー
ム2の前壁2eには、ロッド43と対峙する位置に位置
検出センサ4dが固定されている。この位置検出センサ
4dは、前記送り手段10により棒材Wが挿入され、バ
イアス手段44に抗してストッパ4cが後退したときに
ロッド43と当接し、くさびや上記ラムの駆動装置に作
動信号を送るものである。また、前壁2eには位置検出
センサ4dよりも下位にオフカット排出手段4eが設け
られている。このオフカット排出手段4eはたとえば流
体圧シリンダが用いられ、カッタホルダ4aが材料分離
位置まで下降したときに作動し、ピストンロッドがスト
ッパ4cのロッド43を押圧する。
【0007】5は本考案で特徴とする軸方向圧縮力付加
・解除機構であり、本体6とくさび7とくさび駆動手段
8とを備えている。本体6は矩形状断面をなし、型フレ
ーム2のブロック部2aに設けた袋穴21に摺動可能に
内嵌され、前端と袋穴底間に介在したバイアス手段6a
により後方に付勢されており、後端には斜面61を有し
ている。そして、本体6は棒材挿入穴20と同心の棒材
挿入穴60を前後に有すると共に、それら棒材挿入穴6
0,60の間にテーパ状空所62が設けられ、ここに棒
材Wを周囲から拘束する可動材料押え9が内蔵されてい
る。可動材料押え9は2つ以上の割型からなっており、
それぞれ内面に棒状類の輪郭に対応した凹部90を有
し、外面はテーパ状空所62に対応するテーパ状をなし
ている。そして、テーパ状空所62の軸方向端部に配し
たバイアス手段9aによって締付け開放側すなわちテー
パの径小側に向けて付勢されている。なお、テーパ状の
外面またはテーパ状空所内面には、テーパ状空所62で
のスムーズな移動を図るためベアリング要素91が設け
られている。可動材料押え9,9の間には、図2で代表
的に示すようにスプリング92,92が介在されること
が好ましい。
・解除機構であり、本体6とくさび7とくさび駆動手段
8とを備えている。本体6は矩形状断面をなし、型フレ
ーム2のブロック部2aに設けた袋穴21に摺動可能に
内嵌され、前端と袋穴底間に介在したバイアス手段6a
により後方に付勢されており、後端には斜面61を有し
ている。そして、本体6は棒材挿入穴20と同心の棒材
挿入穴60を前後に有すると共に、それら棒材挿入穴6
0,60の間にテーパ状空所62が設けられ、ここに棒
材Wを周囲から拘束する可動材料押え9が内蔵されてい
る。可動材料押え9は2つ以上の割型からなっており、
それぞれ内面に棒状類の輪郭に対応した凹部90を有
し、外面はテーパ状空所62に対応するテーパ状をなし
ている。そして、テーパ状空所62の軸方向端部に配し
たバイアス手段9aによって締付け開放側すなわちテー
パの径小側に向けて付勢されている。なお、テーパ状の
外面またはテーパ状空所内面には、テーパ状空所62で
のスムーズな移動を図るためベアリング要素91が設け
られている。可動材料押え9,9の間には、図2で代表
的に示すようにスプリング92,92が介在されること
が好ましい。
【0008】前記本体6は、この実施例では、一端の開
放された第1ブロック600と開放端に固定される第2
ブロック601からなっている。これに代えて、図2の
ように一側壁の開放した第1ブロック600とその開放
側壁に固定される第2ブロック601とから構成しても
よい。
放された第1ブロック600と開放端に固定される第2
ブロック601からなっている。これに代えて、図2の
ように一側壁の開放した第1ブロック600とその開放
側壁に固定される第2ブロック601とから構成しても
よい。
【0009】くさび7は前記型フレーム1の空所2c内
に軸線と直角方向に移動可能に配されている。このくさ
び7は、棒材Wの径よりも大きい窓穴状の縦穴70を有
し、前面側に前記本体6の斜面61に対応する斜面71
が設けられ、後面側は空所2cに固定したスライドガイ
ド23に摺接している。そしてくさび7の頂部には、前
記ラムAの下降時に押圧される受圧部7aを有してい
る。この受圧部7aは、好ましくは、棒材の材質や直径
に応じた軸圧縮応力解除位置を自由に設定し得るように
ボルト類を使用し、くさび7に対する突出高さを調整自
在とする。くさび駆動手段8はくさび7を上昇させて本
体6を軸線方向に移動し棒材Wに軸方向圧縮力を与える
ための手段であり、好適には流体圧シリンダが用いられ
る。この流体圧シリンダと圧力源との間には図示しない
制御弁が配され、前記位置検出センサ4dからの信号に
よって制御弁が作動し、圧力流体を流体圧シリンダに供
給するようになっている。ピストンロッド8aはくさび
7の下部に連結されていてもよいし、離間していてもよ
い。
に軸線と直角方向に移動可能に配されている。このくさ
び7は、棒材Wの径よりも大きい窓穴状の縦穴70を有
し、前面側に前記本体6の斜面61に対応する斜面71
が設けられ、後面側は空所2cに固定したスライドガイ
ド23に摺接している。そしてくさび7の頂部には、前
記ラムAの下降時に押圧される受圧部7aを有してい
る。この受圧部7aは、好ましくは、棒材の材質や直径
に応じた軸圧縮応力解除位置を自由に設定し得るように
ボルト類を使用し、くさび7に対する突出高さを調整自
在とする。くさび駆動手段8はくさび7を上昇させて本
体6を軸線方向に移動し棒材Wに軸方向圧縮力を与える
ための手段であり、好適には流体圧シリンダが用いられ
る。この流体圧シリンダと圧力源との間には図示しない
制御弁が配され、前記位置検出センサ4dからの信号に
よって制御弁が作動し、圧力流体を流体圧シリンダに供
給するようになっている。ピストンロッド8aはくさび
7の下部に連結されていてもよいし、離間していてもよ
い。
【0010】本考案は中実な棒材のせん断に限定される
ものではなく、中空棒材のせん断にも適用され得る。図
3はこの場合の型構造を示しており、ストッパ4cの先
端部に中空棒材に嵌まる突軸45が形成され、中空棒材
内には芯金Bが内挿されている。型設計の容易さなどの
面から軸方向圧縮力付加・解除機構5はリメインダ側に
設けることが有利であるが、場合によってはオフカット
側に設置してもよい。
ものではなく、中空棒材のせん断にも適用され得る。図
3はこの場合の型構造を示しており、ストッパ4cの先
端部に中空棒材に嵌まる突軸45が形成され、中空棒材
内には芯金Bが内挿されている。型設計の容易さなどの
面から軸方向圧縮力付加・解除機構5はリメインダ側に
設けることが有利であるが、場合によってはオフカット
側に設置してもよい。
【0011】
【実施例の作用】次に、本考案の実施例の使用法と作用
を説明する。たとえば中実な丸棒をせん断するにあたっ
ては、棒材Wを型フレーム2の後壁2dの棒材挿入穴2
0に配し、送り手段10を駆動して棒材Wを前進させ
る。このときにはストッパ4cはバイアス手段44によ
って固定刃4の貫通穴40内に進入している。棒材Wは
くさび7の縦穴70と本体6の棒材挿入穴60に入り、
可動材料押え9,9がテーパ状凹所62に沿って動くこ
とによって棒材Wを周囲から軽く拘束し始める。棒材W
はさらに固定刃3の貫通穴30を通って移動刃4の貫通
穴40に挿入され、棒材端面がストッパ4cの端面に当
接する。なおも棒材Wが前送されることによってストッ
パ4cは押圧を受けて後退し、ロッド43が位置検出セ
ンサ4dに当接する。これにより図4のようにせん断長
さが設定されたセット状態となる。したがって、ストッ
パ4cの長さを任意に選択することでオフカット長さを
調整することができる。このときには、くさび7は下死
点位置にあり、上部の受圧部7aは固定刃4の頂面レベ
ルよりも間隔S’だけ沈んでいる。
を説明する。たとえば中実な丸棒をせん断するにあたっ
ては、棒材Wを型フレーム2の後壁2dの棒材挿入穴2
0に配し、送り手段10を駆動して棒材Wを前進させ
る。このときにはストッパ4cはバイアス手段44によ
って固定刃4の貫通穴40内に進入している。棒材Wは
くさび7の縦穴70と本体6の棒材挿入穴60に入り、
可動材料押え9,9がテーパ状凹所62に沿って動くこ
とによって棒材Wを周囲から軽く拘束し始める。棒材W
はさらに固定刃3の貫通穴30を通って移動刃4の貫通
穴40に挿入され、棒材端面がストッパ4cの端面に当
接する。なおも棒材Wが前送されることによってストッ
パ4cは押圧を受けて後退し、ロッド43が位置検出セ
ンサ4dに当接する。これにより図4のようにせん断長
さが設定されたセット状態となる。したがって、ストッ
パ4cの長さを任意に選択することでオフカット長さを
調整することができる。このときには、くさび7は下死
点位置にあり、上部の受圧部7aは固定刃4の頂面レベ
ルよりも間隔S’だけ沈んでいる。
【0012】前記のようにストッパ4cのロッド43が
位置検出センサ4dに当接することにより圧力回路の制
御弁が作動し、図5に示すように、くさび駆動手段8と
しての流体圧シリンダに圧力流体が供給され、ピストン
ロッド8aが移動する。それによってくさび7は棒材軸
線と直角方向に押し移動される。このくさび7の移動に
より斜面71,61を介して本体6に推力が付与され、
本体6はバイアス手段6aに抗して袋穴21内を左方に
移動する。この本体6の移動により可動材料押え9はテ
ーパ状空所62に沿って右方に移動し、それにより棒材
Wは周囲をしっかりと拘束された状態となるとともに、
ストッパ4cの後退限すなわちフランジ42がカッタホ
ルダ4aの内壁に当接して停止する位置まで軸線方向移
動させられる。この操作により棒材軸方向に所定の軸圧
縮応力が付与される。この軸圧縮応力はくさび駆動手段
8の圧力を調整することにより容易に変更可能である。
前記くさび7の上昇位置で受圧部7aの頂面はカッタホ
ルダ頂面よりも下位にある。それら受圧部7aの頂面と
カッタホルダ頂面との間隔Sは、だれとせん断面の形成
に要するストロークに設定しておく。これは焼けが発生
しない最適の位置の設定も兼ねており、受圧部7aとし
てボルトを用いると容易に調整可能である。
位置検出センサ4dに当接することにより圧力回路の制
御弁が作動し、図5に示すように、くさび駆動手段8と
しての流体圧シリンダに圧力流体が供給され、ピストン
ロッド8aが移動する。それによってくさび7は棒材軸
線と直角方向に押し移動される。このくさび7の移動に
より斜面71,61を介して本体6に推力が付与され、
本体6はバイアス手段6aに抗して袋穴21内を左方に
移動する。この本体6の移動により可動材料押え9はテ
ーパ状空所62に沿って右方に移動し、それにより棒材
Wは周囲をしっかりと拘束された状態となるとともに、
ストッパ4cの後退限すなわちフランジ42がカッタホ
ルダ4aの内壁に当接して停止する位置まで軸線方向移
動させられる。この操作により棒材軸方向に所定の軸圧
縮応力が付与される。この軸圧縮応力はくさび駆動手段
8の圧力を調整することにより容易に変更可能である。
前記くさび7の上昇位置で受圧部7aの頂面はカッタホ
ルダ頂面よりも下位にある。それら受圧部7aの頂面と
カッタホルダ頂面との間隔Sは、だれとせん断面の形成
に要するストロークに設定しておく。これは焼けが発生
しない最適の位置の設定も兼ねており、受圧部7aとし
てボルトを用いると容易に調整可能である。
【0013】前記位置検出センサ4dからはプレスの駆
動部にも信号が送られ、図5の状態でラムAが下降させ
られる。それによって、ラムAの下面がカッタホルダ4
aの被加圧面41に接し、カッタホルダ4aは打撃的押
圧を受けて下降し、カッタホルダ4aと一体の可動刃4
によってせん断が開始される。ラムAの下面がカッタホ
ルダ4aの被加圧面41に接した段階では、くさび7の
受圧部7aはラムAに接していない。棒材Wのせん断メ
カニズムは、周知のように、だれとせん断面が形成さ
れ、次いでクラックが発生し材料が分離する経過をたど
り、慣用の軸圧縮力付加方式では分離するまで軸圧縮力
を付加していた。ところが本考案では、可動刃4が棒材
Wに食い込み、だれとせん断面が形成されたストローク
(破断面発生直前の状態)に達した図6のような時点で、
くさび7の受圧部7aがラムAの下面で押される。これ
によって、可動刃4とともにくさび7も下方に押し上げ
られる。このため、本体6はくさび7による強制的な押
圧が瞬時にかつ確実に解除され、バイアス手段6aの押
圧力で右方に移動し、それにより、本体6内の可動材料
押え9はバイアス手段9aに抗してテーパ面に沿って左
方すなわち拡開側に移動する。このため棒材Wに付加さ
れていた軸圧縮応力が取り除かれる。
動部にも信号が送られ、図5の状態でラムAが下降させ
られる。それによって、ラムAの下面がカッタホルダ4
aの被加圧面41に接し、カッタホルダ4aは打撃的押
圧を受けて下降し、カッタホルダ4aと一体の可動刃4
によってせん断が開始される。ラムAの下面がカッタホ
ルダ4aの被加圧面41に接した段階では、くさび7の
受圧部7aはラムAに接していない。棒材Wのせん断メ
カニズムは、周知のように、だれとせん断面が形成さ
れ、次いでクラックが発生し材料が分離する経過をたど
り、慣用の軸圧縮力付加方式では分離するまで軸圧縮力
を付加していた。ところが本考案では、可動刃4が棒材
Wに食い込み、だれとせん断面が形成されたストローク
(破断面発生直前の状態)に達した図6のような時点で、
くさび7の受圧部7aがラムAの下面で押される。これ
によって、可動刃4とともにくさび7も下方に押し上げ
られる。このため、本体6はくさび7による強制的な押
圧が瞬時にかつ確実に解除され、バイアス手段6aの押
圧力で右方に移動し、それにより、本体6内の可動材料
押え9はバイアス手段9aに抗してテーパ面に沿って左
方すなわち拡開側に移動する。このため棒材Wに付加さ
れていた軸圧縮応力が取り除かれる。
【0014】そして、図7に示す状態までラムAがさら
に下降し、可動刃4を押し下げることにより、材料分離
(せん断)が完了するが、前記のようにだれとせん断面形
成後のストローク中は軸圧縮応力が作用していないた
め、オフカット側とリメインダ側の切口面がお互いに強
く擦られることはない。材料分離がなされた後は、スト
ッパ4cのバイアス手段44の反力および前壁2eに設
けられているオフカット排出手段4eの作動によって切
落し部(オフカット部)W’が型外部へ排出される。せん
断後は、ラムAの上昇に伴い、可動刃4も下方のクッシ
ョン4bにより固定刃3とお互いの貫通穴40,30が
同心位置になる状態まで戻される。以上のような操作を
繰り返すことにより、焼け発生のない精密なせん断切口
面を連続的に得ることが可能となる。
に下降し、可動刃4を押し下げることにより、材料分離
(せん断)が完了するが、前記のようにだれとせん断面形
成後のストローク中は軸圧縮応力が作用していないた
め、オフカット側とリメインダ側の切口面がお互いに強
く擦られることはない。材料分離がなされた後は、スト
ッパ4cのバイアス手段44の反力および前壁2eに設
けられているオフカット排出手段4eの作動によって切
落し部(オフカット部)W’が型外部へ排出される。せん
断後は、ラムAの上昇に伴い、可動刃4も下方のクッシ
ョン4bにより固定刃3とお互いの貫通穴40,30が
同心位置になる状態まで戻される。以上のような操作を
繰り返すことにより、焼け発生のない精密なせん断切口
面を連続的に得ることが可能となる。
【0015】本考案を実地に適用し、S15C、直径2
2mmφ、可動刃と固定刃のクリアランス0mm、オフカッ
ト長さ15mm、せん断速度(V)6m/sec、軸圧縮応力
約5kgf/mm2の条件でせん断した。このとき、受圧部と
カッタホルダ間隔Sを、あらかじめ、だれ+せん断面の
形成に要するストロークに相当する約3mmに調整してお
いた。その結果、図8に模式的に示すように、全く焼け
の発生のないしかも平滑な切口面が得られた。これは、
移動刃食い込み後に軸圧縮応力が解放されたことによる
ものである。
2mmφ、可動刃と固定刃のクリアランス0mm、オフカッ
ト長さ15mm、せん断速度(V)6m/sec、軸圧縮応力
約5kgf/mm2の条件でせん断した。このとき、受圧部と
カッタホルダ間隔Sを、あらかじめ、だれ+せん断面の
形成に要するストロークに相当する約3mmに調整してお
いた。その結果、図8に模式的に示すように、全く焼け
の発生のないしかも平滑な切口面が得られた。これは、
移動刃食い込み後に軸圧縮応力が解放されたことによる
ものである。
【0016】なお、本考案者らは、焼けの発生防止策と
して、ストッパを型フレーム側に設ける一方、カッタホ
ルダと可動刃にストッパを避ける縦溝を設け、ストッパ
を棒材の端面上部域(だれとせん断面形成部分)にのみ当
接させてせん断を行い、可動刃が下降する途中でストッ
パとの当接を解放させる方法も試みた。しかし、この方
法は、長さL/直径Dの小さい棒材のせん断を行えないこ
と、せん断前に強制的に軸圧縮力を付加することができ
ず、長さL/直径Dの小さい棒材の場合につぶれが大きく
なること、オフカット側端面がせん断中にストッパに擦
られながら下方に押されるため、端面にすり傷が発生し
やすい点に問題があり、実用性に乏しかった。本考案に
よればこのような不具合を回避することができる。
して、ストッパを型フレーム側に設ける一方、カッタホ
ルダと可動刃にストッパを避ける縦溝を設け、ストッパ
を棒材の端面上部域(だれとせん断面形成部分)にのみ当
接させてせん断を行い、可動刃が下降する途中でストッ
パとの当接を解放させる方法も試みた。しかし、この方
法は、長さL/直径Dの小さい棒材のせん断を行えないこ
と、せん断前に強制的に軸圧縮力を付加することができ
ず、長さL/直径Dの小さい棒材の場合につぶれが大きく
なること、オフカット側端面がせん断中にストッパに擦
られながら下方に押されるため、端面にすり傷が発生し
やすい点に問題があり、実用性に乏しかった。本考案に
よればこのような不具合を回避することができる。
【0017】
【考案の効果】以上説明した本考案によれば、棒材に軸
方向圧縮力を付加しつつ高速せん断する装置において、
棒材Wに軸方向圧縮力を付与する手段として、棒材Wを
半径方向から拘束する可動材料押え9を内蔵し前面側に
はバイアス手段6aを背面には斜面61をそれぞれ有す
る軸線方向移動可能な本体6と、棒材Wの軸線と直角方
向に移動可能に配され、棒材Wの径よりも大きな縦穴7
0を有すると共に前面側に前記本体の斜面61に対応す
る斜面71を有するくさび7と、該くさび7を上昇させ
て前記本体6を軸線方向に移動させるくさび駆動手段8
とを備え、前記くさび7の頂部には、固定刃3と可動刃
4により棒材にだれとせん断面が形成されたストローク
位置で前記加圧手段Aに当接して押し下げ力を受けるべ
き軸圧縮解除用の受圧部7aを有しているため、だれと
せん断面を形成する工具食い込みストローク中にのみ軸
圧縮力を作用させ、その直後にきわめて短時間内にしか
も確実かつ大幅に、棒材軸方向に作用している圧縮力を
除去することができ、これにより切口面同士の摩擦熱に
よる焼けの発生を防止することができ、鍛造用素材など
として良好なせん断切口面の加工を行うことができると
いうすぐれた効果が得られる。また構造も簡単で、装置
長さも短くすることができるというすぐれた効果が得ら
れる。
方向圧縮力を付加しつつ高速せん断する装置において、
棒材Wに軸方向圧縮力を付与する手段として、棒材Wを
半径方向から拘束する可動材料押え9を内蔵し前面側に
はバイアス手段6aを背面には斜面61をそれぞれ有す
る軸線方向移動可能な本体6と、棒材Wの軸線と直角方
向に移動可能に配され、棒材Wの径よりも大きな縦穴7
0を有すると共に前面側に前記本体の斜面61に対応す
る斜面71を有するくさび7と、該くさび7を上昇させ
て前記本体6を軸線方向に移動させるくさび駆動手段8
とを備え、前記くさび7の頂部には、固定刃3と可動刃
4により棒材にだれとせん断面が形成されたストローク
位置で前記加圧手段Aに当接して押し下げ力を受けるべ
き軸圧縮解除用の受圧部7aを有しているため、だれと
せん断面を形成する工具食い込みストローク中にのみ軸
圧縮力を作用させ、その直後にきわめて短時間内にしか
も確実かつ大幅に、棒材軸方向に作用している圧縮力を
除去することができ、これにより切口面同士の摩擦熱に
よる焼けの発生を防止することができ、鍛造用素材など
として良好なせん断切口面の加工を行うことができると
いうすぐれた効果が得られる。また構造も簡単で、装置
長さも短くすることができるというすぐれた効果が得ら
れる。
【図1】本考案による棒材のせん断装置の一実施例を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図2】本考案における本体の他の実施例を示す縦断正
面図である。
面図である。
【図3】本考案を中空棒材のせん断に適用した実施例を
示す部分的断面図である。
示す部分的断面図である。
【図4】本考案装置に棒材を送りこんだ段階を示す断面
図である。
図である。
【図5】軸圧縮力を付加した状態を示す断面図である。
【図6】軸圧縮力を解除したときの状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】せん断の完了した状態を示す断面図である。
【図8】本考案により得られた切口面を模式的に示す断
面図である。
面図である。
【図9】従来のせん断法により得られた切口面を模式的
に示す断面図である。
に示す断面図である。
3 固定刃 4 可動刃 5 軸方向圧縮力付加・解除機構 6 本体 6a バイアス手段 7 くさび 7a 受圧部 8 くさび駆動手段 9 可動材料押え 30,40 貫通穴 61,71 斜面 70 縦穴 W 棒材 A 加圧手段
Claims (1)
- 【請求項1】棒材Wの挿通穴を有する固定刃3と、棒材
Wの先端部の嵌まる穴を有し加圧手段Aによって移動さ
れる可動刃4と、棒材Wに軸方向圧縮力を付与する手段
を備えた装置において、棒材Wに軸方向圧縮力を付与す
る手段が、棒材Wを半径方向から拘束する可動材料押え
9を内蔵し前面側にはバイアス手段6aを背面には斜面
61をそれぞれ有する軸線方向移動可能な本体6と、棒
材Wの軸線と直角方向に移動可能に配され、棒材Wの径
よりも大きな縦穴70を有すると共に前面側に前記本体
の斜面61に対応する斜面71を有するくさび7と、該
くさび7を上昇させて前記本体6を軸線方向に移動させ
るくさび駆動手段8とを備え、前記くさび7の頂部に
は、固定刃3と可動刃4により棒材にだれとせん断面が
形成されたストローク位置で前記加圧手段Aに当接して
押し下げ力を受けるべき軸圧縮解除用の受圧部7aを有
していることを特徴とする棒材のせん断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991110709U JP2549195Y2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 棒材のせん断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991110709U JP2549195Y2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 棒材のせん断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0551525U JPH0551525U (ja) | 1993-07-09 |
JP2549195Y2 true JP2549195Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14542475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991110709U Expired - Lifetime JP2549195Y2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 棒材のせん断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549195Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH712716A1 (de) * | 2016-07-19 | 2018-01-31 | Hatebur Umformmaschinen Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Abscheren von Stangenmaterial. |
CN114700554B (zh) * | 2022-04-28 | 2023-11-17 | 台州市良曜成套设备有限公司 | 一种直线方向止退机构及金属棒材截料机 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD116410A1 (ja) * | 1974-10-08 | 1975-11-20 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP1991110709U patent/JP2549195Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0551525U (ja) | 1993-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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