JP2548517Y2 - バックドア開閉装置 - Google Patents
バックドア開閉装置Info
- Publication number
- JP2548517Y2 JP2548517Y2 JP1991057943U JP5794391U JP2548517Y2 JP 2548517 Y2 JP2548517 Y2 JP 2548517Y2 JP 1991057943 U JP1991057943 U JP 1991057943U JP 5794391 U JP5794391 U JP 5794391U JP 2548517 Y2 JP2548517 Y2 JP 2548517Y2
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- Japan
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- door
- gas spring
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用バックドアに係
り、特にワンボックスタイプのバン、ワゴン車における
バックドア開閉装置に関する。
り、特にワンボックスタイプのバン、ワゴン車における
バックドア開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワンボックスタイプのバン、ワゴン車に
おけるバックドアは、多くの場合跳ね上げ式のドアであ
るが、このバックドアを開放した場合、ドアの高さが、
2m以上になるため、背丈の低い者或は地形的な問題
(例えば段差で低くなっている場合)から、跳ね上げた
バックドアに、手が届かず、バックドアを閉めることが
出来ないという問題がしばしば生じていた。
おけるバックドアは、多くの場合跳ね上げ式のドアであ
るが、このバックドアを開放した場合、ドアの高さが、
2m以上になるため、背丈の低い者或は地形的な問題
(例えば段差で低くなっている場合)から、跳ね上げた
バックドアに、手が届かず、バックドアを閉めることが
出来ないという問題がしばしば生じていた。
【0003】この問題を解決する手段として、実開昭6
3−125615号公報で示される技術が提案されてい
る。即ち、この提案技術は、ワンボックスカー等のバッ
クドアの車室内側に、バックドアの開時に下方に垂れ下
がるハンドルを取付けたものである。
3−125615号公報で示される技術が提案されてい
る。即ち、この提案技術は、ワンボックスカー等のバッ
クドアの車室内側に、バックドアの開時に下方に垂れ下
がるハンドルを取付けたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記提案技術に
よれば、ドア開放時、ハンドルが垂れ下がり大きな荷物
の出し入れに引っ掛かり易いばかりでなく、長身者にと
っては頭部或は顔面部と接触する可能性があり、不都合
であった。またドア閉めの時には、力のモーメントの関
係からバックドア端部を持つことが最も軽い操作力とな
るが、上記提案技術ではバックドアからさらに内側に配
設したハンドルによってドア閉めを行なうために、ドア
閉め時の操作力は非常に大きなものとなってしまう。
よれば、ドア開放時、ハンドルが垂れ下がり大きな荷物
の出し入れに引っ掛かり易いばかりでなく、長身者にと
っては頭部或は顔面部と接触する可能性があり、不都合
であった。またドア閉めの時には、力のモーメントの関
係からバックドア端部を持つことが最も軽い操作力とな
るが、上記提案技術ではバックドアからさらに内側に配
設したハンドルによってドア閉めを行なうために、ドア
閉め時の操作力は非常に大きなものとなってしまう。
【0005】本考案の目的は、背の低い者又は地形的な
問題からドア閉めが困難な場合等に拘らず、容易に閉じ
ることのできるバックドア開閉装置を提供することにあ
る。
問題からドア閉めが困難な場合等に拘らず、容易に閉じ
ることのできるバックドア開閉装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係るバックドア
開閉装置は、バックドアと車体側とを連結するガススプ
リングの車体側端部には基部が形成され、該基部は調節
装置と連結され、該調節装置はモータスイッチと、モー
タの出力を減速装置を介して出力する出力手段と、該出
力手段を制御する制御手段と、を備え、前記出力手段は
モータスイッチで作動して前記制御手段によって、前記
ガススプリングが伸張した状態で前記基部を下限まで移
動すると共に、前記バックドアを閉めたときに上限の所
定位置まで前記基部を移動することにより前記ガススプ
リングを縮小した状態にすることを特徴とする。
開閉装置は、バックドアと車体側とを連結するガススプ
リングの車体側端部には基部が形成され、該基部は調節
装置と連結され、該調節装置はモータスイッチと、モー
タの出力を減速装置を介して出力する出力手段と、該出
力手段を制御する制御手段と、を備え、前記出力手段は
モータスイッチで作動して前記制御手段によって、前記
ガススプリングが伸張した状態で前記基部を下限まで移
動すると共に、前記バックドアを閉めたときに上限の所
定位置まで前記基部を移動することにより前記ガススプ
リングを縮小した状態にすることを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案によれば、出力手段がモータスイッチで
作動して制御手段によって、ガススプリングの基部をガ
ススプリングが伸張した状態で下限まで移動するので、
ガススプリングの基部を下降させることで、ガススプリ
ングと連結されているバックドアを下降させて、途中ま
でのドア閉めを実施し、手の届くところまで下りたとこ
ろで、従来と同様にバックドアの端部をもって、人力に
よりガススプリングを押圧して、ドア閉めを完了する。
作動して制御手段によって、ガススプリングの基部をガ
ススプリングが伸張した状態で下限まで移動するので、
ガススプリングの基部を下降させることで、ガススプリ
ングと連結されているバックドアを下降させて、途中ま
でのドア閉めを実施し、手の届くところまで下りたとこ
ろで、従来と同様にバックドアの端部をもって、人力に
よりガススプリングを押圧して、ドア閉めを完了する。
【0008】またバックドアを閉めたときに、上限の所
定位置までガススプリングの基部を移動することにより
前記ガススプリングを縮小した状態にするように構成し
ているので、ドア閉めが完了すると、ガススプリングの
基部が出力手段によりガススプリングを押圧しながら上
昇する。そして、モータは停止し、次回のドア開放作動
に備える。以上のようにガススプリングの基部を下限ま
で移動することで、ガススプリングと連結されているバ
ックドアを手の届くところまで下降させ、人力によりド
ア閉めを完了することができる。また、ドア閉めが完了
するとガススプリングの基部は上限の所定位置まで移動
するため、通常の人力によるドア開放を行うことができ
る。
定位置までガススプリングの基部を移動することにより
前記ガススプリングを縮小した状態にするように構成し
ているので、ドア閉めが完了すると、ガススプリングの
基部が出力手段によりガススプリングを押圧しながら上
昇する。そして、モータは停止し、次回のドア開放作動
に備える。以上のようにガススプリングの基部を下限ま
で移動することで、ガススプリングと連結されているバ
ックドアを手の届くところまで下降させ、人力によりド
ア閉めを完了することができる。また、ドア閉めが完了
するとガススプリングの基部は上限の所定位置まで移動
するため、通常の人力によるドア開放を行うことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本考案を
限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。図1乃至図4は本考案の
一実施例を示すものであり、本例のバックドア1は、図
1で示すように、跳ね上げ式のバックドア1であり、バ
ックドア1の上部で、バックドアヒンジ3を介して車体
2側と開閉可能に形成されている。そして、バックドア
1と車体2側とは、ガススプリング4によって連結され
ている。ガススプリング4は公知のものを用いており、
その詳細は省略するが、バックドア1と連結される端部
は、ガススプリング4のロッド4bとバックドアステー
5と回動自在に枢着されている。またガススプリング4
の本体4aは基部7と連結されるが、基部7は、図3で
示すように、上下に貫通した雌ネジ孔7bを有する螺合
部7aと、この螺合部7aと一体に形成された連結端部
7cとから構成され、連結端部7cにはガススプリング
4の本体4aの端部と回動可能に軸着する孔7dが形成
されている。
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本考案を
限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。図1乃至図4は本考案の
一実施例を示すものであり、本例のバックドア1は、図
1で示すように、跳ね上げ式のバックドア1であり、バ
ックドア1の上部で、バックドアヒンジ3を介して車体
2側と開閉可能に形成されている。そして、バックドア
1と車体2側とは、ガススプリング4によって連結され
ている。ガススプリング4は公知のものを用いており、
その詳細は省略するが、バックドア1と連結される端部
は、ガススプリング4のロッド4bとバックドアステー
5と回動自在に枢着されている。またガススプリング4
の本体4aは基部7と連結されるが、基部7は、図3で
示すように、上下に貫通した雌ネジ孔7bを有する螺合
部7aと、この螺合部7aと一体に形成された連結端部
7cとから構成され、連結端部7cにはガススプリング
4の本体4aの端部と回動可能に軸着する孔7dが形成
されている。
【0010】また車体2の開口部8の周縁8aには、図
1で示すように、車体上下方向に長溝6が形成されてお
り、この長溝6から上記基部7の連結端部7cが外部に
延出しており、この連結端部7cとガススプリング4の
本体4aの端部とが連結されている。そして螺合部7a
の雌ネジ孔7bは次述する調節装置10と螺合されてい
る。
1で示すように、車体上下方向に長溝6が形成されてお
り、この長溝6から上記基部7の連結端部7cが外部に
延出しており、この連結端部7cとガススプリング4の
本体4aの端部とが連結されている。そして螺合部7a
の雌ネジ孔7bは次述する調節装置10と螺合されてい
る。
【0011】調節装置10は、モータスイッチ11と、
ドア閉めスイッチ27と、モータMの出力軸と連結され
た出力手段12と、この出力手段12を制御する制御手
段9とを備えている。モータスイッチ11は、車体2側
の開口部8の所定位置に形成されており、本例では、操
作が行ない易いように、図1で示すように、ガススプリ
ング4を配設しない側の開口部8の周縁8bに形成され
ている。またドア閉めスイッチ27は、跳ね上げ式のバ
ックドア1を閉じたときに作動するものであり、図1で
示すように、開口部8の下側の周縁8cに形成されてい
る。
ドア閉めスイッチ27と、モータMの出力軸と連結され
た出力手段12と、この出力手段12を制御する制御手
段9とを備えている。モータスイッチ11は、車体2側
の開口部8の所定位置に形成されており、本例では、操
作が行ない易いように、図1で示すように、ガススプリ
ング4を配設しない側の開口部8の周縁8bに形成され
ている。またドア閉めスイッチ27は、跳ね上げ式のバ
ックドア1を閉じたときに作動するものであり、図1で
示すように、開口部8の下側の周縁8cに形成されてい
る。
【0012】出力手段12は、減速装置14と、雄ネジ
棒20とから構成され、モータMからの出力を、減速装
置14を介して雄ネジ棒20を回転させ、前記した基部
7を上下に移動するものである。本例の減速装置14
は、図3で示すように、モータMの出力軸15に形成さ
れた第1ウオーム16と、この第1ウオーム16と噛合
する第1ウオームホイール17と、この第1ウオームホ
イール17と一体となった第2ウオーム18と、この第
2ウオーム18と噛合する第2ウオームホイール19と
から構成されている。そして第2ウオームホイール19
は、雄ネジ棒20と一体となっている。この雄ネジ棒2
0は、車体2上方に向けて配設されており、雄ネジ棒2
0の上方位置及び下方位置には、制御手段9の一部を構
成する上限リミットスイッチ13a及び下限リミットス
イッチ13bが近接して配設されている。上限リミット
スイッチ13aは、常時にはON状態となっており、基
部7が上限位置のときにOFFとなり、制御手段9を構
成する回路を開く。また下限リミットスイッチ13b
は、上限リミットスイッチ13aと同様に、常時にはO
N状態であり、基部7が下限位置のときにOFFとな
り、制御手段9を構成する回路を開くものである。
棒20とから構成され、モータMからの出力を、減速装
置14を介して雄ネジ棒20を回転させ、前記した基部
7を上下に移動するものである。本例の減速装置14
は、図3で示すように、モータMの出力軸15に形成さ
れた第1ウオーム16と、この第1ウオーム16と噛合
する第1ウオームホイール17と、この第1ウオームホ
イール17と一体となった第2ウオーム18と、この第
2ウオーム18と噛合する第2ウオームホイール19と
から構成されている。そして第2ウオームホイール19
は、雄ネジ棒20と一体となっている。この雄ネジ棒2
0は、車体2上方に向けて配設されており、雄ネジ棒2
0の上方位置及び下方位置には、制御手段9の一部を構
成する上限リミットスイッチ13a及び下限リミットス
イッチ13bが近接して配設されている。上限リミット
スイッチ13aは、常時にはON状態となっており、基
部7が上限位置のときにOFFとなり、制御手段9を構
成する回路を開く。また下限リミットスイッチ13b
は、上限リミットスイッチ13aと同様に、常時にはO
N状態であり、基部7が下限位置のときにOFFとな
り、制御手段9を構成する回路を開くものである。
【0013】制御手段9は、図4で示すように、モータ
Mの両側にリレースイッチ21,22が接続され、一方
のリレースイッチ21は、モータスイッチ11と下限リ
ミットスイッチ13bに連結され、他方のリレースイッ
チ22は、ドア閉めスイッチ27と上限リミットスイッ
チ13aに連結されている。なお図2の符号26はモー
タM等を収容するケースである。
Mの両側にリレースイッチ21,22が接続され、一方
のリレースイッチ21は、モータスイッチ11と下限リ
ミットスイッチ13bに連結され、他方のリレースイッ
チ22は、ドア閉めスイッチ27と上限リミットスイッ
チ13aに連結されている。なお図2の符号26はモー
タM等を収容するケースである。
【0014】次に、上記構成からなるバックドア1の動
作について説明する。バックドア1を開放するときに
は、従前と同様に、図示しない把手によって開放する。
この状態では、基部7は、図2に示すように、上限位置
にあり、上限リミットスイッチ13aはOFF状態、下
限リミットスイッチ13bはON状態となっている。次
にバックドア1を閉じるときには、モータスイッチ11
を押す(即ち、モータスイッチ11をON状態とす
る)。これによりリレー21のコイルが励磁し、スイッ
チ21aが接点21bと接続し、モータMが正転する。
このモータMの正転により、減速装置14を構成する第
1ウオーム16,第1ホイール17,第2ウオーム1
8,第2ホイール19が回転し、第2ホイール19と一
体となった雄ネジ棒20が回転する。そしてこの雄ネジ
棒20に螺合した基部7が、下方(図2)に移動(下
降)し、この基部7に連結されたガススプリング4も同
様に移動する。このとき上限リミットスイッチ13aが
ON状態となる。そして基部7が下限位置まで下降する
と、下限リミットスイッチ13bにより回路が開きモー
タMが停止する。このとき、ガススプリング4は下限リ
ミットスイッチ13bにより限界点以下には下降しない
構造となっている。
作について説明する。バックドア1を開放するときに
は、従前と同様に、図示しない把手によって開放する。
この状態では、基部7は、図2に示すように、上限位置
にあり、上限リミットスイッチ13aはOFF状態、下
限リミットスイッチ13bはON状態となっている。次
にバックドア1を閉じるときには、モータスイッチ11
を押す(即ち、モータスイッチ11をON状態とす
る)。これによりリレー21のコイルが励磁し、スイッ
チ21aが接点21bと接続し、モータMが正転する。
このモータMの正転により、減速装置14を構成する第
1ウオーム16,第1ホイール17,第2ウオーム1
8,第2ホイール19が回転し、第2ホイール19と一
体となった雄ネジ棒20が回転する。そしてこの雄ネジ
棒20に螺合した基部7が、下方(図2)に移動(下
降)し、この基部7に連結されたガススプリング4も同
様に移動する。このとき上限リミットスイッチ13aが
ON状態となる。そして基部7が下限位置まで下降する
と、下限リミットスイッチ13bにより回路が開きモー
タMが停止する。このとき、ガススプリング4は下限リ
ミットスイッチ13bにより限界点以下には下降しない
構造となっている。
【0015】このように、バックドア1の自重を利用
し、ガススプリング4と連結された基部7を下降するこ
とで、途中までのドア閉めを実施し、手の届くところま
で下りたところで、人力によりガススプリング4を押圧
し、ドア閉めを完了する。
し、ガススプリング4と連結された基部7を下降するこ
とで、途中までのドア閉めを実施し、手の届くところま
で下りたところで、人力によりガススプリング4を押圧
し、ドア閉めを完了する。
【0016】バックドア1の閉めが完了すると、基部7
が下限位置にあり、ドア閉めスイッチ27がONとな
る。なおこのとき、前述のように上限リミットスイッチ
13aがON状態となっている。そしてドア閉めスイッ
チ27がONになると、リレー22のコイルが励磁さ
れ、スイッチ22aが接点22bと接続し、モータMが
逆回転をする。このモータMの逆回転により、基部7は
ガススプリング4を押圧しながら上昇する。基部7が上
限位置に至ると、上限リミットスイッチ13aがOFF
され、モータMは停止し、次回のドア開放作動に備え
る。なお、このときバックドア1は閉じているので、ガ
ススプリング4のロッド4aが縮小する。
が下限位置にあり、ドア閉めスイッチ27がONとな
る。なおこのとき、前述のように上限リミットスイッチ
13aがON状態となっている。そしてドア閉めスイッ
チ27がONになると、リレー22のコイルが励磁さ
れ、スイッチ22aが接点22bと接続し、モータMが
逆回転をする。このモータMの逆回転により、基部7は
ガススプリング4を押圧しながら上昇する。基部7が上
限位置に至ると、上限リミットスイッチ13aがOFF
され、モータMは停止し、次回のドア開放作動に備え
る。なお、このときバックドア1は閉じているので、ガ
ススプリング4のロッド4aが縮小する。
【0017】上記実施例ではガススプリング4をバック
ドア1の片側に設けた例を示したが、バックドア1の両
側にガススプリング4を設置してもよく、この場合には
モータも2個使用する必要があるが、出力は小さくする
ことができる。また上記実施例においては、基部7に雌
ネジを形成し、雄ネジ棒20と螺合させて、雌ネジであ
る基部7を移動させているが、これを逆にして基部7に
雄ネジを形成し、この雄ネジと螺合する雌ネジ部を形成
し、雄ネジを移動させても同一の効果を得ることができ
る。
ドア1の片側に設けた例を示したが、バックドア1の両
側にガススプリング4を設置してもよく、この場合には
モータも2個使用する必要があるが、出力は小さくする
ことができる。また上記実施例においては、基部7に雌
ネジを形成し、雄ネジ棒20と螺合させて、雌ネジであ
る基部7を移動させているが、これを逆にして基部7に
雄ネジを形成し、この雄ネジと螺合する雌ネジ部を形成
し、雄ネジを移動させても同一の効果を得ることができ
る。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、背の低い者又は地形的
な問題からドア閉めが困難であった場合にも、簡単にド
アを途中まで下降でき、ドア閉めが容易になると同時に
従来例のごときハンドルの垂れ下がりもなく荷物の出し
入れの容易性、さらには長身者の頭部、顔面をハンドル
にぶつける等の不都合がなくなる。
な問題からドア閉めが困難であった場合にも、簡単にド
アを途中まで下降でき、ドア閉めが容易になると同時に
従来例のごときハンドルの垂れ下がりもなく荷物の出し
入れの容易性、さらには長身者の頭部、顔面をハンドル
にぶつける等の不都合がなくなる。
【図1】本考案の実施例に係るバックドアを開けた状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】調節装置の概略構成図である。
【図3】出力手段の分解斜視図である。
【図4】制御手段の一例を示す回路図である。
1 バックドア 2 車体 3 ヒンジ(バックドアヒンジ) 4 ガススプリング 7 基部 9 制御手段 10 調節装置 11 モータスイッチ 12 出力手段 13a 上限リミットスイッチ 13b 下限リミットスイッチ 14 減速装置 27 ドア閉めスイッチ M モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 バックドアと車体側とを連結するガスス
プリングの車体側端部には基部が形成され、該基部は調
節装置と連結され、該調節装置はモータスイッチと、モ
ータの出力を減速装置を介して出力する出力手段と、該
出力手段を制御する制御手段と、を備え、前記出力手段
はモータスイッチで作動して前記制御手段によって、前
記ガススプリングが伸張した状態で前記基部を下限まで
移動すると共に、前記バックドアを閉めたときに上限の
所定位置まで前記基部を移動することにより前記ガスス
プリングを縮小した状態にすることを特徴とするバック
ドア開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991057943U JP2548517Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | バックドア開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991057943U JP2548517Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | バックドア開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051533U JPH051533U (ja) | 1993-01-14 |
JP2548517Y2 true JP2548517Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=13070120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991057943U Expired - Lifetime JP2548517Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | バックドア開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548517Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2837808B2 (ja) * | 1994-07-25 | 1998-12-16 | ナショナル住宅産業株式会社 | 外壁パネルの設置構造 |
CN1309614C (zh) | 2003-09-02 | 2007-04-11 | 本田技研工业株式会社 | 车辆的后部构造 |
JP5239264B2 (ja) * | 2007-09-06 | 2013-07-17 | オイレスEco株式会社 | 自然換気装置 |
JP6342639B2 (ja) * | 2013-10-23 | 2018-06-13 | 中央発條株式会社 | 窓開閉装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0762422B2 (ja) * | 1990-03-29 | 1995-07-05 | 株式会社大井製作所 | 開閉体の自動開閉装置 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP1991057943U patent/JP2548517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH051533U (ja) | 1993-01-14 |
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