JPH051533U - バツクドア - Google Patents

バツクドア

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JPH051533U
JPH051533U JP5794391U JP5794391U JPH051533U JP H051533 U JPH051533 U JP H051533U JP 5794391 U JP5794391 U JP 5794391U JP 5794391 U JP5794391 U JP 5794391U JP H051533 U JPH051533 U JP H051533U
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back door
gas spring
door
base
motor
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JP5794391U
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知之 菊田
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、背の低い者又は地形的な問
題からドア閉めが困難な場合等に拘らず、容易に閉じる
ことのできるバックドアを提供することにある。 【構成】 本考案に係るバックドア1は、ヒンジ3によ
って車体2側に連結され、車体2側とバックドア1とを
ガススプリング4によって連結されたものであり、ガス
スプリング4は車体側に基部7が形成され、この基部7
は調節装置10と連結されている。調節装置10はモー
タスイッチ11と、モータMの出力を減速装置14を介
して出力する出力手段12と、この出力手段12を制御
する制御手段10と、を備え、出力手段12はモータス
イッチ11で作動して制御手段10によって、ガススプ
リング4の基部7を下限まで移動すると共に、前記バッ
クドア1を閉めたときに、上限の所定位置までガススプ
リング4の基部7を移動してなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用バックドアに係り、特にワンボックスタイプのバン、ワゴン車 におけるバックドアの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ワンボックスタイプのバン、ワゴン車におけるバックドアは、多くの場合跳 ね上げ式のドアであるが、このバックドアを開放した場合、ドアの高さが、2m 以上になるため、背丈の低い者或は地形的な問題(例えば段差で低くなっている 場合)から、跳ね上げたバックドアに、手が届かず、バックドアを閉めることが 出来ないという問題がしばしば生じていた。
【0003】 この問題を解決する手段として、実開昭63−125615号公報で示される 技術が提案されている。即ち、この提案技術は、ワンボックスカー等のバックド アの車室内側に、バックドアの開時に下方に垂れ下がるハンドルを取付けたもの である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記提案技術によれば、ドア開放時、ハンドルが垂れ下がり大きな荷物 の出し入れに引っ掛かり易いばかりでなく、長身者にとっては頭部或は顔面部と 接触する可能性があり、不都合であった。 またドア閉めの時には、力のモーメントの関係からバックドア端部を持つこと が最も軽い操作力となるが、上記提案技術ではバックドアからさらに内側に配設 したハンドルによってドア閉めを行なうために、ドア閉め時の操作力は非常に大 きなものとなってしまう。
【0005】 本考案の目的は、背の低い者又は地形的な問題からドア閉めが困難な場合等に 拘らず、容易に閉じることのできるバックドアを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るバックドアは、ヒンジによって車体側に連結されると共に、車体 側とバックドアとをガススプリングによって連結されたバックドアにおいて、前 記ガススプリングは車体側に基部が形成され、該基部は調節装置と連結され、該 調節装置はモータスイッチと、モータの出力を減速装置を介して出力する出力手 段と、該出力手段を制御する制御手段と、を備え、前記出力手段はモータスイッ チで作動して前記制御手段によって、前記ガススプリングの基部を下限まで移動 すると共に、前記バックドアを閉めたときに、上限の所定位置までガススプリン グの基部を移動してなるものである。
【0007】
【作用】
本考案によれば、出力手段がモータスイッチで作動して制御手段によって、ガ ススプリングの基部を下限まで移動するので、ガススプリングの基部を下降させ ることで、ガススプリングと連結されているバックドアを下降させて、途中まで のドア閉めを実施し、手の届くところまで下りたところで、従来と同様にバック ドアの端部をもって、人力によりガススプリングを押圧して、ドア閉めを完了す る。
【0008】 またバックドアを閉めたときに、上限の所定位置までガススプリングの基部を 移動するように構成しているので、ドア閉めが完了すると、ガススプリングの基 部が出力手段によりガススプリングを押圧しながら上昇する。そして、モータは 停止し、次回のドア開放作動に備える。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部 材,配置等は本考案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変す ることができるものである。 図1乃至図4は本考案の一実施例を示すものであり、本例のバックドア1は、 図1で示すように、跳ね上げ式のバックドア1であり、バックドア1の上部で、 バックドアヒンジ3を介して車体2側と開閉可能に形成されている。そして、バ ックドア1と車体2側とは、ガススプリング4によって連結されている。ガスス プリング4は公知のものを用いており、その詳細は省略するが、バックドア1と 連結される端部は、ガススプリング4のロッド4bとバックドアステー5と回動 自在に枢着されている。またガススプリング4の本体4aは基部7と連結される が、基部7は、図3で示すように、上下に貫通した雌ネジ孔7bを有する螺合部 7aと、この螺合部7aと一体に形成された連結端部7cとから構成され、連結 端部7cにはガススプリング4の本体4aの端部と回動可能に軸着する孔7dが 形成されている。
【0010】 また車体2の開口部8の周縁8aには、図1で示すように、車体上下方向に長 溝6が形成されており、この長溝6から上記基部7の連結端部7cが外部に延出 しており、この連結端部7cとガススプリング4の本体4aの端部とが連結され ている。そして螺合部7aの雌ネジ孔7bは次述する調節装置10と螺合されて いる。
【0011】 調節装置10は、モータスイッチ11と、ドア閉めスイッチ27と、モータM の出力軸と連結された出力手段12と、この出力手段12を制御する制御手段9 とを備えている。 モータスイッチ11は、車体2側の開口部8の所定位置に形成されており、本 例では、操作が行ない易いように、図1で示すように、ガススプリング4を配設 しない側の開口部8の周縁8bに形成されている。またドア閉めスイッチ27は 、跳ね上げ式のバックドア1を閉じたときに作動するものであり、図1で示すよ うに、開口部8の下側の周縁8cに形成されている。
【0012】 出力手段12は、減速装置14と、雄ネジ棒20とから構成され、モータMか らの出力を、減速装置14を介して雄ネジ棒20を回転させ、前記した基部7を 上下に移動するものである。 本例の減速装置14は、図3で示すように、モータMの出力軸15に形成され た第1ウオーム16と、この第1ウオーム16と噛合する第1ウオームホイール 17と、この第1ウオームホイール17と一体となった第2ウオーム18と、こ の第2ウオーム18と噛合する第2ウオームホイール19とから構成されている 。そして第2ウオームホイール19は、雄ネジ棒20と一体となっている。この 雄ネジ棒20は、車体2上方に向けて配設されており、雄ネジ棒20の上方位置 及び下方位置には、制御手段9の一部を構成する上限リミットスイッチ13a及 び下限リミットスイッチ13bが近接して配設されている。 上限リミットスイッチ13aは、常時にはON状態となっており、基部7が上 限位置のときにOFFとなり、制御手段9を構成する回路を開く。また下限リミ ットスイッチ13bは、上限リミットスイッチ13aと同様に、常時にはON状 態であり、基部7が下限位置のときにOFFとなり、制御手段9を構成する回路 を開くものである。
【0013】 制御手段9は、図4で示すように、モータMの両側にリレースイッチ21,2 2が接続され、一方のリレースイッチ21は、モータスイッチ11と下限リミッ トスイッチ13bに連結され、他方のリレースイッチ22は、ドア閉めスイッチ 27と上限リミットスイッチ13aに連結されている。なお図2の符号26はモ ータM等を収容するケースである。
【0014】 次に、上記構成からなるバックドア1の動作について説明する。 バックドア1を開放するときには、従前と同様に、図示しない把手によって開 放する。この状態では、基部7は、図2に示すように、上限位置にあり、上限リ ミットスイッチ13aはOFF状態、下限リミットスイッチ13bはON状態と なっている。 次にバックドア1を閉じるときには、モータスイッチ11を押す(即ち、モー タスイッチ11をON状態とする)。これによりリレー21のコイルが励磁し、 スイッチ21aが接点21bと接続し、モータMが正転する。このモータMの正 転により、減速装置14を構成する第1ウオーム16,第1ホイール17,第2 ウオーム18,第2ホイール19が回転し、第2ホイール19と一体となった雄 ネジ棒20が回転する。そしてこの雄ネジ棒20に螺合した基部7が、下方(図 2)に移動(下降)し、この基部7に連結されたガススプリング4も同様に移動 する。このとき上限リミットスイッチ13aがON状態となる。そして基部7が 下限位置まで下降すると、下限リミットスイッチ13bにより回路が開きモータ Mが停止する。このとき、ガススプリング4は下限リミットスイッチ13bによ り限界点以下には下降しない構造となっている。
【0015】 このように、バックドア1の自重を利用し、ガススプリング4と連結された基 部7を下降することで、途中までのドア閉めを実施し、手の届くところまで下り たところで、人力によりガススプリング4を押圧し、ドア閉めを完了する。
【0016】 バックドア1の閉めが完了すると、基部7が下限位置にあり、ドア閉めスイッ チ27がONとなる。なおこのとき、前述のように上限リミットスイッチ13a がON状態となっている。そしてドア閉めスイッチ27がONになると、リレー 22のコイルが励磁され、スイッチ22aが接点22bと接続し、モータMが逆 回転をする。このモータMの逆回転により、基部7はガススプリング4を押圧し ながら上昇する。基部7が上限位置に至ると、上限リミットスイッチ13aがO FFされ、モータMは停止し、次回のドア開放作動に備える。なお、このときバ ックドア1は閉じているので、ガススプリング4のロッド4aが縮小する。
【0017】 上記実施例ではガススプリング4をバックドア1の片側に設けた例を示したが 、バックドア1の両側にガススプリング4を設置してもよく、この場合にはモー タも2個使用する必要があるが、出力は小さくすることができる。 また上記実施例においては、基部7に雌ネジを形成し、雄ネジ棒20と螺合さ せて、雌ネジである基部7を移動させているが、これを逆にして基部7に雄ネジ を形成し、この雄ネジと螺合する雌ネジ部を形成し、雄ネジを移動させても同一 の効果を得ることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、背の低い者又は地形的な問題からドア閉めが困難であった場 合にも、簡単にドアを途中まで下降でき、ドア閉めが容易になると同時に従来例 のごときハンドルの垂れ下がりもなく荷物の出し入れの容易性、さらには長身者 の頭部、顔面をハンドルにぶつける等の不都合がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るバックドアを開けた状態
を示す斜視図である。
【図2】調節装置の概略構成図である。
【図3】出力手段の分解斜視図である。
【図4】制御手段の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 バックドア 2 車体 3 ヒンジ(バックドアヒンジ) 4 ガススプリング 7 基部 9 制御手段 10 調節装置 11 モータスイッチ 12 出力手段 13a 上限リミットスイッチ 13b 下限リミットスイッチ 14 減速装置 27 ドア閉めスイッチ M モータ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ヒンジによって車体側に連結されると共
    に、車体側とバックドアとをガススプリングによって連
    結されたバックドアにおいて、前記ガススプリングは車
    体側に基部が形成され、該基部は調節装置と連結され、
    該調節装置はモータスイッチと、モータの出力を減速装
    置を介して出力する出力手段と、該出力手段を制御する
    制御手段と、を備え、前記出力手段はモータスイッチで
    作動して前記制御手段によって、前記ガススプリングの
    基部を下限まで移動すると共に、前記バックドアを閉め
    たときに、上限の所定位置までガススプリングの基部を
    移動してなるバックドア。
JP1991057943U 1991-06-28 1991-06-28 バックドア開閉装置 Expired - Lifetime JP2548517Y2 (ja)

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JP2548517Y2 JP2548517Y2 (ja) 1997-09-24

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0835275A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Natl House Ind Co Ltd 外壁パネルの設置構造
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