JP2548498Y2 - ローマンシエード - Google Patents

ローマンシエード

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JP2548498Y2
JP2548498Y2 JP1613091U JP1613091U JP2548498Y2 JP 2548498 Y2 JP2548498 Y2 JP 2548498Y2 JP 1613091 U JP1613091 U JP 1613091U JP 1613091 U JP1613091 U JP 1613091U JP 2548498 Y2 JP2548498 Y2 JP 2548498Y2
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JP
Japan
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roman
curtain
front side
curtain material
fold
Prior art date
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Application number
JP1613091U
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JPH04107682U (ja
Inventor
満緒 曽根
浩 山川
Original Assignee
株式会社川島織物
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Publication date
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カーテン地の丈方向に
飛び飛びに付設したガイド孔を順次潜らせてカーテン地
の下端部に連結した吊紐を引いて下側から順次カーテン
地を折り畳みつつ吊り上げて開くローマンシエードに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ローマンシエード15の中央部20に取
り付けられた吊紐14だけを引き上げると、カーテン地
11の下端縁27・28は中央部44を境にして逆U字
状に二つ折りにされ、その中央部44を境とする左右の
下端縁27・28が折り合わされてたくし上げられるこ
とになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ローマンシエードをた
くし上げて開く場合、上下する数個のガイド孔は吊紐1
4によって寄せ集められ、その寄せ集められたガイド孔
12とガイド孔12の各間に折り畳まれたカーテン地1
1の横襞17が出来る。
【0004】これらのガイド孔とガイド孔の間に出来る
横襞17は、実公昭60─28302(実開昭58─1
90091)が示す如く、裏側には引っ張られて緊張し
ている吊紐14があるので、表側26に突き出されるこ
とになる。
【0005】このように、各ガイド孔とガイド孔との間
に出来て重なり合う多数の横襞17の裏側(16)は、
ガイド孔12を介し吊紐14によって寄せ集められる
が、カーテン地の表側には横襞17を寄せ集める吊紐1
4が取り付けられていないので表側26では裏側程には
強く寄せ合わされない。
【0006】このため、折り畳まれて横襞17の重なり
合う部分18の側面は、重なり合う多数の横襞17が、
吊紐14によって一つに寄せ集められた数個のガイド孔
を中心に放射状ないし鳩尾状に突き出た恰好になる。
【0007】一方、最後に上側に出来る横襞17aは、
未だ折り畳まれず垂直に吊り下げられて真っ直ぐになっ
ているカーテン地の上側の部分へと続くので、最初に折
り畳まれて出来た最下端の横襞17bは、カーテン地の
裏側16へと突き出される恰好になる。
【0008】このため、最下端の横襞17bの下側に付
設されたフレンジ等の装飾19は、その上側に重なる横
襞17bよりも更に裏側16に突き出されることにな
り、その表側が多数の横襞17に覆い隠されることにな
るので、カーテン地の表側26からは見えなくなる。
【0009】そこで本考案は、カーテン地の下端縁27
・28に施された装飾19が、ローマンシエードのたく
し上げられた状態においても表側26に現われて装飾機
能を発揮するようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち本考案に係るローマ
ンシエード15は、カーテン地の幅方向の中央部20を
表側26に突き出して向き合う裏側16の相互間を連結
して形成された袋状空洞21が丈方向に続いており、そ
の袋状空洞21の内側22となるカーテン地11の中央
部20の裏面23に複数個のガイド孔12が丈方向に飛
び飛びに付設されており、それらのガイド孔12を潜ら
せて丈方向に続く吊紐14がカーテン地の下端部分の中
央部44に連結されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】縦長の袋状(21)に構成されたローマン
シエードの中央部20では、吊紐14を引き上げるとき
各ガイド孔とガイド孔との間で折り畳まれた横襞17が
出来る。
【0012】この横襞17は、袋状空洞21の回りに沿
って出来、従って、ガイド孔12の取り付けられた袋状
空洞21の表側26だけではなく裏側45へと続いて出
来る。
【0013】しかし袋状空洞21の裏側45にはガイド
孔が取り付けられておらず、その裏側45に出来る横襞
25は吊紐でガイド孔を寄せ合わせて直接付けられるも
のではなく、表側26に付けられる横襞17の一部とし
て形成されるものであるから、その上下する各横襞25
の間は表側26の上下する横襞17程には寄せ合わされ
ずなだらかに曲折するものであるから、裏側45の上下
する各横襞25の間には表側26の上下する各横襞17
の間よりも若干広いスペースが出来、その結果、袋状空
洞21の表側26は裏側45によって表側26へと突き
出されることになり、カーテン地の下端縁27・28
は、その下端縁付近に出来る横襞17bの中に隠れず表
側26に現われることになる(図2・図3)。
【0014】そして表側26の横襞17は上下に続く各
ガイド孔12・13の間から吊紐14によって袋状空洞
21の表側26に突き出されるものであり、上側に出来
る横襞17aが下端縁付近に出来る横襞17bに直接重
なり合うことはないので、下端縁付近の横襞17bの表
側26に突き出されたカーテン地の下端縁27・28が
上側の横襞17aに覆い隠されることがない。
【0015】かくしてカーテン地11の下端縁27・2
8に施された装飾19は、ローマンシエード15をたく
し上げるとき、横襞17に覆い隠されず表側26に現れ
るようになるのであるが、上記の如くカーテン地の下端
縁27・28が上側の横襞17aに覆い隠されることが
ないので、下端縁27・28を表側に突き出す作用をな
す袋状空洞21は下端縁27・28から上端縁29に至
るカーテン地の全長に亘って形成する必要はなく、概し
て下端縁27・28から50〜100cm離れた位置ま
で形成すれば十分である。
【0016】その場合、袋状空洞21を目立たないよう
に形成するには、カーテン地の上端縁29に縦襞30を
付ける等してカーテン地の幅方向に弛みを付け、カーテ
ン地の中央部20の縦襞30に沿って重なり合う裏側部
分(45)を図4に示す如く稍々長めの接合材33で飛
び飛びに隙間34を付けて継ぎ合わせるとよい。
【0017】本考案では、図1に図示する如く、一般の
横開式カーテンのカーテンレール27を走行するスライ
ダー43にカーテン地11を取り付け、又、操作紐39
によりドラム40を介して回転される巻取軸41に付設
したレール42を走行するスライダー38に吊紐14を
連結し、そうすることによってローマンシエード15を
閉じた状態で一般の横開きカーテンと同様に幅方向に開
閉出来るようにすることも出来る。
【0018】図4に示す実施例では、リング25の付い
たリボンテープ36を袋状空洞21の内側22に取り付
け、それによってガイド孔12・13が形成されてい
る。
【0019】
【考案の効果】本考案によると、ローマンシエード15
を開閉する際に、カーテン地の下端縁27・28が左右
に二つ折りにされて垂れ下がった状態で表側26に突き
出され、その上側に出来る横襞17に覆い隠されること
がなく、従って、下端縁27・28に施された装飾19
が吹流しの如く現れてローマンシエード15の美観を高
めることになる。
【0020】このように本考案によると、デザイン的に
新規なローマンシエードが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るローマンシエードの一部切開正面
図である。
【図2】本考案に係るローマンシエードのたくし上げた
状態での正面図である。
【図3】図2に図示するローマンシエードの中央部分で
の断面側面図である。
【図4】本考案に係るローマンシエードの袋状空洞部分
での斜視図である。
【図5】従来のローマンシエードの中央部分での断面側
面図である。
【符号の説明】
11 カーテン地 12 ガイド孔 13 ガイド孔 14 吊紐 15 ローマンシエード 16 裏側 17 横襞 18 部分 19 装飾 20 中央部 21 袋状空洞 22 内側 23 裏面 24 表側 25 横襞 26 表側 27 下端縁 28 下端縁 29 上端縁 30 縦襞 33 接合材 34 隙間 35 リング 36 テープ 37 レール 38 スライダー 39 操作紐 40 ドラム 41 巻取軸 42 レール 43 スライダー 44 中央部 45 裏側

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテン地11の丈方向に飛び飛びに付
    設したガイド孔12を順次潜らせてカーテン地11の下
    端部分に連結した吊紐14を引いて下側から折り畳みつ
    つ開くローマンシエード15において、カーテン地の幅
    方向の中央部20を表側26に突き出して向き合う裏側
    16の相互間を連結して形成された袋状空洞21が丈方
    向に続いており、その袋状空洞21の内側22となるカ
    ーテン地11の中央部20の裏面23に複数個のガイド
    孔12が丈方向に飛び飛びに付設されており、それらの
    ガイド孔12を潜らせて丈方向に続く吊紐14がカーテ
    ン地の下端部分の中央部44に連結されていることを特
    徴とするローマンシエード。
JP1613091U 1991-02-25 1991-02-25 ローマンシエード Expired - Lifetime JP2548498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1613091U JP2548498Y2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 ローマンシエード

Applications Claiming Priority (1)

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JP1613091U JP2548498Y2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 ローマンシエード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04107682U JPH04107682U (ja) 1992-09-17
JP2548498Y2 true JP2548498Y2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=31903217

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