JP2548458B2 - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents

正特性サーミスタ装置

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JP2548458B2
JP2548458B2 JP3004684A JP468491A JP2548458B2 JP 2548458 B2 JP2548458 B2 JP 2548458B2 JP 3004684 A JP3004684 A JP 3004684A JP 468491 A JP468491 A JP 468491A JP 2548458 B2 JP2548458 B2 JP 2548458B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キュリー点がそれぞれ
異なる複数の正特性サーミスタを用いて、電圧変動に対
する電流変動を小さくする素子や、消磁装置のような電
流を減衰させる素子等に応用することができる正特性サ
ーミスタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】純度の高いチタン酸バリウムの原料に、
例えばランタンのようなランタノイド等を添加して焼成
すると、温度上昇とともに抵抗値も増大する特性、いわ
ゆるPTC(positive temperature coefficient) 特性
を有するチタン酸バリウム半導体磁器が得られること
は、従来から広く知られている。また、チタン酸バリウ
ム半導体磁器が強誘電体から常誘電体へ相転移を起こす
キュリー点近傍で、顕著なPTC特性が出現することも
よく知られている。
【0003】このようなチタン酸バリウム半導体磁器等
のPTC特性を利用して電流を減衰させる装置として、
例えばカラーTV用自動消磁装置に用いられる正特性サ
ーミスタ装置が提案されている(特開昭61−2330
1)。上記の正特性サーミスタ装置では、消磁効果を増
大させるために、2個の正特性サーミスタを使用してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
正特性サーミスタ装置では、内部に組み込まれる2つの
正特性サーミスタのそれぞれに陽極・陰極の電極加工を
施す必要がある。即ち、第1の正特性サーミスタの両面
と第2の正特性サーミスタの両面との合計4面に電極加
工を施す必要がある。つまり、電極加工の工程数を一般
式で表すと、「サーミスタ数×2極×電極層数」となる
ため、製造工程が煩雑になり、コスト高を招来するとい
う問題点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る正特性サー
ミスタ装置は、上記の課題を解決するために、キュリー
点がそれぞれ異なるとともに、例えば環状円盤または平
板状の平行六面体のように、それぞれ少なくとも1組の
平行に対峙し合う第1面および第2面を有する正特性サ
ーミスタの複数を一体的に組み合わせた複合体として形
成されている。
【0006】ここで、上記複数の正特性サーミスタは、
上記第1面および第2面以外の面同士、例えば環状円盤
の円筒側面同士あるいは平行六面体の側面同士が密着し
ている。ただし、各密着面は上記第1面および上記第2
面に対して斜めになり、また、複合された第1面および
複合された第2面はそれぞれ面一状となっている。さら
に、電極は、複合された第1面および複合された第2面
のそれぞれに形成されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、上記複合体は、複合され
た第1面および複合された第2面がそれぞれ面一状とな
っているので、例えばスクリーン印刷法によれば、複合
体の第1面に上記複数の正特性サーミスタに共通した電
極を形成し、複合体の第2面に各正特性サーミスタ毎に
独立した電極を形成することも容易に行うことができ
る。この場合、キュリー点が相対的に低い正特性サーミ
スタにコイルを直列に接続すれば、上記正特性サーミス
タ装置を、印加電圧に対して電流を減衰させる電流低減
素子に応用することができる。これは次の理由による。
すなわち、正特性サーミスタの温度に対する抵抗率は、
低温からキュリー点近傍までの温度範囲で減少したの
ち、キュリー点近傍から高温の温度範囲で急激に増大す
る。したがって、キュリー点が相対的に低い正特性サー
ミスタは、自らの発熱と、キュリー点が相対的に高い他
の正特性サーミスタからの熱の供給とによって、その抵
抗率が急激に増大するので、印加電圧に対して電流を急
速に減衰させることができる。
【0008】一方、上記スクリーン印刷法によって、上
記第1面および第2面のそれぞれに共通電極を形成し、
各正特性サーミスタを例えば並列に接続すれば、上記正
特性サーミスタ装置を、電圧変動に対する電流変動を小
さくする電流安定化素子に応用することができる。これ
は次の理由による。すなわち、温度に対する抵抗率が上
記のように変化する結果として、正特性サーミスタを流
れる電流は印加電圧に対して所定の値まで単調増加した
のち、所定の値以上では単調減少するように推移する
(なお、電流のピーク値に対応する電圧の所定値は、キ
ュリー点が高い正特性サーミスタほど大きくなる)。そ
こで、キュリー点がそれぞれ異なる複数の正特性サーミ
スタを並列に接続し、1つの素子を形成した場合、この
素子の電流−電圧特性は、あたかも各正特性サーミスタ
の電流−電圧特性のピーク部分を単純に連続させたよう
になるという事実を発明者らは究明した。この結果、異
なる特性の正特性サーミスタを複数組み合わせることに
よって、電圧変動に対する電流安定化領域の幅、および
電流の変動率を最適に設定した電流安定化素子を得るこ
とができる。このような電流安定化素子は、電圧が変動
し易い地域で使用される機器の保護、および電圧が不所
望に変動する事故に対する機器の保護等の用途がある。
【0009】このように、本発明に係る正特性サーミス
タ装置では、複数の正特性サーミスタを用いながら、1
素子同様の工程によって簡単に電極を形成することがで
きる。
【0010】なお、本発明に係る正特性サーミスタ装置
は、複数の正特性サーミスタの密着面が上記第1面およ
び第2面に対して斜めになるように加工されているの
で、複数の正特性サーミスタ同士の嵌め込みが容易にな
る。また、複数の正特性サーミスタ同士の接触面積が大
きくなるので、正特性サーミスタ相互の熱伝導効率が接
触面積に比例して高くなる。その結果、キュリー点が高
い正特性サーミスタのPTCヒータとしての役割が効率
的になり、正特性サーミスタ装置を上記電流低減素子に
応用する場合、その特性を向上させることができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図16
に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0012】まず、図4および図6に示すように、形状
および特性の異なる2種類の正特性サーミスタa・bを
作成した。正特性サーミスタaは、チタン酸バリウム半
導体磁器をテーパ状に焼成したものであり、正特性サー
ミスタbは、円盤状に焼成したチタン酸バリウム半導体
磁器を、さらに超音波加工によってテーパ状にくり抜い
て環状に成形した。正特性サーミスタa・bの形状およ
び特性に関する数値を以下の第1表に示す。
【0013】
【表1】
【0014】表1において、Tcとはチタン酸バリウム
半導体磁器が強誘電体から常誘電体へ相転移を起こす温
度のことであって、いわゆるキュリー点と称されてい
る。また、図2に示すように、正特性サーミスタaを正
特性サーミスタbの中空部に嵌合させ、電流低減素子と
して使用する複合体15を形成するために、正特性サー
ミスタaの大径R1 および小径R2 の精度は、12−0.
05<R1 <12+0および10−0.05<R2 <10
+0とし、正特性サーミスタbの中空部の大径R4 およ
び小径R5 の精度は、それぞれ12−0<R4 <12+
0.05、10−0<R5 <10+0.05に設定した。
【0015】図3に示すように、テーパ状の正特性サー
ミスタaにおいて、第1の円盤面および第1の円盤面に
平行に対峙する第2の円盤面のそれぞれに電極1および
リード線2を設け、抵抗−温度特性および電流−電圧特
性を測定した。正特性サーミスタbも同様に、図5に示
すように、互いに平行に対峙し合う両側の環状面のそれ
ぞれに電極3およびリード線4を設けて測定した。正特
性サーミスタaの抵抗−温度特性を図11に、正特性サ
ーミスタbの抵抗−温度特性を図12に示す。
【0016】いづれも、温度が図中に示したキュリー点
Tcを越えると、顕著なPTC特性が出現している。次
に、正特性サーミスタaの電流−電圧特性を図13に、
正特性サーミスタbの電流−電圧特性を図14に示す。
正特性サーミスタaが電流低減作用を示すPTC領域
は、約3V以上の電圧範囲に相当し、正特性サーミスタ
bのPTC領域は、約20V以上の電圧範囲に相当して
いる。図11ないし図14から明らかなように、キュリ
ー点Tcの高い正特性サーミスタbは、正特性サーミス
タaに対してPTCヒータとして作用する。これによっ
て、正特性サーミスタa自身の発熱に正特性サーミスタ
bの発熱が加わるので、正特性サーミスタaの電流低減
作用が増大することになる。
【0017】なお、本実施例の正特性サーミスタ装置で
は、嵌合された正特性サーミスタa・bの密着面がテー
パ状になっているので、密着面が電極1または電極3を
設けた面に対して直交するように嵌合した場合(すなわ
ち、正特性サーミスタbがテーパ状ではなく円盤状の場
合)に比べて、嵌め込みやすくなると共に、接触面積が
増大する。正特性サーミスタa・b間の熱伝導効率は接
触面積に比例する結果、正特性サーミスタbのPTCヒ
ータとしての作用が増大し、正特性サーミスタaの電流
低減作用が向上する。
【0018】次に、図1に示すように、正特性サーミス
タbに正特性サーミスタaを嵌合させ、一体化した複合
体15を作成した。複合体15に対する電極の形成は、
スクリーン印刷法を採用して以下のように行った。ただ
し、複合体15の第1の円盤面には、正特性サーミスタ
a・bに共通の電極を形成し、複合体15の第2の円盤
面には、正特性サーミスタa・bそれぞれに独立した電
極を形成するものとする。そのために、図7に示すよう
に、複合体15の第1の円盤面に電極印刷するためのス
クリーンマスク5に形成された電極パターン6は、複合
体15の円盤面全体の形状と等しくなっている。また、
図8に示すように、複合体15の第2の円盤面に電極印
刷するためのスクリーンマスク7に形成された電極パタ
ーン8は、上記電極パターン6が正特性サーミスタa・
bの境界に相当する部位で環状に分割されたようになっ
ている。すなわち、電極パターン8は正特性サーミスタ
aに対応する内側電極パターン8aと、正特性サーミス
タbに対応する外側電極パターン8bとで構成されてい
る。
【0019】これらのスクリーンマスク5・7を、図9
に示すように、複合体15に載置して電極印刷を行う。
この場合、好ましくはスクリーン印刷機モデル−240
0(三谷電子株式会社製)を用いることにより良好な電
極印刷を行なうことができる。電極形成物質は銀ペース
トであり、スクリーン印刷機によって、スクリーンマス
ク5・7を介し複合体15の第1の円盤面・第2の円盤
面に銀ペーストを塗布する。この後、銀ペーストに含有
されている溶剤を揮発させ、例えば電気炉中で約580
℃に加熱し、焼付けを行う。このようなスクリーン印刷
法によれば、電極形成のための工程を複雑にすることな
く、1つの素子と同様に簡易に処理することができる。
こうして、図1および図2に示すように、複合体15の
第1の円盤面には共通電極12が形成され、複合体15
の第2の円盤面には正特性サーミスタbに対応する第1
独立電極13、および正特性サーミスタaに対応する第
2独立電極14が形成される。また、共通電極12に共
通リード線9を取り付け、第1独立電極13に第1リー
ド線10を、第2独立電極14に第2リード線11を取
り付ける。
【0020】以上のようにして作成された複合体15の
電流減衰特性を図10に示す回路に基づいて測定した。
即ち、100Vの交流電源を用い、キュリー点が相対的
に低い正特性サーミスタa、電流計、およびコイルZL
を直列に接続し、これらに正特性サーミスタbを並列に
接続した。また、電流計を第2リード線11に接続し、
第1リード線10を交流電源の一方の端子に、共通リー
ド線9をスイッチを介して交流電源の他方の端子に接続
した。
【0021】複合体15の電流−時間特性を図16に示
す。図16の波形周期は16.7〔ms〕、減衰振動数
は60〔Hz〕である。通電30秒後および1分後の各
電流値を以下の表2に示す。比較のために、単独の正特
性サーミスタaに通電した場合の電流−時間特性を図1
5に示す。図15の波形周期は16.7〔ms〕、減衰
振動数は60〔Hz〕である。また、通電30秒後およ
び1分後の各電流値を表2に示す。ただし、表2の電流
値は全てp−p値であり、実効値の23/2 倍の値になっ
ている。
【0022】
【表2】
【0023】表2から、30秒後あるいは1分後におけ
る正特性サーミスタaの電流値と複合体15の電流値と
を比較すると、複合体15の電流値の方がはるかに小さ
くなっていることがわかる。これは、複合体15の場
合、正特性サーミスタaの発熱に正特性サーミスタbの
発熱が加わったため、正特性サーミスタaの電流低減効
果が増大したからである。さらに、本実施例のように、
キュリー点が相対的に高い正特性サーミスタbを正特性
サーミスタaの外側に配置する方が、その逆の配置より
も正特性サーミスタaの蓄熱が効率的に行われ、電流低
減効果が増大することは容易に推察できるところであ
る。
【0024】本発明の他の実施例について図17ないし
図25に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0025】本実施例では、抵抗値およびキュリー点が
相異する4種類のチタン酸バリウム半導体磁器を並列に
接続し、電流安定化素子として使用するための複合体を
形成する具体的な構成例を示す。
【0026】複合体の一例として、まず、多重円盤型を
説明する。
【0027】複合体16は、図17に示すように、それ
ぞれ直径および特性の異なるテーパ状ないし中空部がテ
ーパ状をなすドーナツ盤状に成形された4種類のチタン
酸バリウム半導体磁器を同心状に配置し、かつ、互いに
密着し合うように多重した構造となっている。ここで、
各密着面がテーパ状になっているので、嵌め込みが容易
になる。なお、4種類のチタン酸バリウム半導体磁器の
配列順序は、それぞれの特性によらず任意であってよ
い。
【0028】4種類のチタン酸バリウム半導体磁器を並
列に接続するために、図18に示すように、複合体16
において、互いに平行に対峙し合う第1の円盤面および
第2の円盤面のそれぞれに電極板17・18を設ける。
電極板17・18の形成は、前実施例で既に説明したス
クリーン印刷法によって簡易に行うことができる。この
ように、4種類のチタン酸バリウム半導体磁器を用いな
がら、電極加工のための工程数は1素子と同様に簡素化
することができる。さらに各電極板17・18に端子1
9・20を取り付け、複合体16および電極板17・1
8の全体を樹脂塗膜等によって被覆すると、図19に示
すように、ラジアルタイプの電流安定化素子として用い
られる正特性サーミスタ装置21が完成する。
【0029】次に、複合体の他の例として、平板並列型
を説明する。
【0030】複合体22は、図20に示すように、平板
状に成形された互いに特性の異なる4種類のチタン酸バ
リウム半導体磁器を1列に並べ、境界をセラミックスボ
ンド等によって接着した構造となっている。ただし、各
境界面は、図22に示すように、密着したチタン酸バリ
ウム半導体磁器相互の熱伝導をできる限り効率的にする
ため、互いに平行に対峙し合う上面および下面に対して
斜めになるように加工されている。この場合も、4種類
のチタン酸バリウム半導体磁器の配列順序は、それぞれ
の特性によらず任意であってよい。4種類のチタン酸バ
リウム半導体磁器を並列に接続するために、図21に示
すように、複合体22の上面および下面のそれぞれに電
極板23・24を取り付ける。さらに各電極板23・2
4に端子25・26を取り付け、複合体22および電極
板23・24の全体を正特性サーミスタ装置21と同様
に樹脂塗膜等によって被覆する。
【0031】また、図23に示すように、上記4種類の
チタン酸バリウム半導体磁器の境界を接着せずに1列に
並置しただけのものを複合体27とし、複合体27の上
面および下面のそれぞれに電極板28・29を取り付け
た上、図24に示すように、さらに絶縁板30・31で
挟持して、絶縁板30・31の四隅をビス32等で固定
することにより正特性サーミスタ装置33を構成しても
よい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る正特性サーミスタ装置は、
以上のように、キュリー点がそれぞれ異なるとともに、
それぞれ少なくとも1組の平行に対峙し合う第1面およ
び第2面を有する正特性サーミスタの複数を一体的に組
み合わせた複合体として形成された正特性サーミスタ装
置であって、上記第1面および上記第2面以外の面同士
が密着し、各密着面は上記第1面および上記第2面に対
して斜めになり、複合された第1面および複合された第
2面はそれぞれ面一状をなし、電極は複合された第1面
および複合された第2面のそれぞれに形成されている構
成である。
【0033】それゆえ、複数の正特性サーミスタを用い
ながら、1素子同様の工程によって簡単に電極を形成す
ることができる。
【0034】また、複合された複数の正特性サーミスタ
の各密着面が上記第1面および第2面に対して斜めにな
るように加工されているので、正特性サーミスタ同士の
接触面積が大きくなる。その結果、キュリー点が高い正
特性サーミスタのPTCヒータとしての役割が効率的に
なるので、その特性を向上させることができるという効
果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る正特性サーミスタ装置を示す正面
図である。
【図2】図1に図示の正特性サーミスタ装置を示す側面
図である。
【図3】諸特性の測定に用いた正特性サーミスタを示す
正面図である。
【図4】図1に図示の正特性サーミスタ装置を構成する
正特性サーミスタを示す側面図である。
【図5】諸特性の測定に用いた他の正特性サーミスタを
示す正面図である。
【図6】図1に図示の正特性サーミスタ装置を構成する
他の正特性サーミスタを示す縦断面図である。
【図7】複合体の第1の円盤面に共通電極を形成するた
めのスクリーンマスクを示す平面図である。
【図8】複合体の第2の円盤面に独立電極を形成するた
めのスクリーンマスクを示す平面図である。
【図9】複合体に電極を形成する工程を示す説明図であ
る。
【図10】正特性サーミスタ装置の特性を測定するため
の回路図である。
【図11】図4に図示の正特性サーミスタの抵抗−温度
特性を示すグラフである。
【図12】図6に図示の正特性サーミスタの抵抗−温度
特性を示すグラフである。
【図13】図4に図示の正特性サーミスタの電流−電圧
特性を示すグラフである。
【図14】図6に図示の正特性サーミスタの電流−電圧
特性を示すグラフである。
【図15】図4に図示の正特性サーミスタ単独の電流減
衰特性を示す波形図である。
【図16】正特性サーミスタ装置の電流減衰特性を示す
波形図である。
【図17】他の複合体を示す平面図である。
【図18】電極を形成した複合体を示す縦断面図であ
る。
【図19】本発明に係る他の正特性サーミスタ装置を示
す正面図である。
【図20】さらに他の複合体を示す平面図である。
【図21】電極を形成した複合体を示す側面図である。
【図22】図20に図示の複合体を示す正面図である。
【図23】さらに他の複合体を示す平面図である。
【図24】本発明に係るさらに他の正特性サーミスタ装
置を示す側面図である。
【符号の説明】
12 共通電極 13 第1独立電極 14 第2独立電極 15・16・22・27 複合体 17・18・23・24・28・29 電極 21・33 正特性サーミスタ装置 a・b 正特性サーミスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キュリー点がそれぞれ異なるとともに、そ
    れぞれ少なくとも1組の平行に対峙し合う第1面および
    第2面を有する正特性サーミスタの複数を一体的に組み
    合わせた複合体として形成された正特性サーミスタ装置
    であって、上記第1面および上記第2面以外の面同士が
    密着し、各密着面は上記第1面および上記第2面に対し
    て斜めになり、複合された第1面および複合された第2
    面はそれぞれ面一状をなし、電極は複合された第1面お
    よび複合された第2面のそれぞれに形成されていること
    を特徴とする正特性サーミスタ装置。
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