JP2613343B2 - Ptc素子 - Google Patents

Ptc素子

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JP2613343B2 JP4967192A JP4967192A JP2613343B2 JP 2613343 B2 JP2613343 B2 JP 2613343B2 JP 4967192 A JP4967192 A JP 4967192A JP 4967192 A JP4967192 A JP 4967192A JP 2613343 B2 JP2613343 B2 JP 2613343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電流安定化素
子や電流低減素子等に応用可能なPTC素子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】純度の高いチタン酸バリウムの原料に、
例えばランタンのようなランタノイド等を添加して焼成
すると、温度上昇と共に抵抗値も増大する特性、いわゆ
るPTC(positive temperature coefficient)特性を
有するチタン酸バリウム半導体磁器が得られることは、
従来から広く知られている。また、チタン酸バリウム半
導体磁器が強誘電体から常誘電体へ相転移を起こすキュ
リー点近傍で、顕著なPTC特性が出現することもよく
知られている。
【0003】このようなチタン酸バリウム半導体磁器等
のPTC特性を利用した装置として、例えばカラーTV
用自動消磁装置に用いられる正特性サーミスタ装置が提
案されている(特開昭61−23301号公報)。この
正特性サーミスタ装置では、消磁効果を増大させるため
に、2個のチタン酸バリウム半導体磁器等の正特性サー
ミスタを使用している。また、正特性サーミスタと通常
の抵抗とを並列接続することにより定電流回路を構成で
きることを紹介している文献(増補版チタバリ系半導
体:エレセラ出版委員会編……1980 7.10 増補初版) も
ある。
【0004】また、一般に正特性サーミスタでは、正特
性サーミスタの温度に対する抵抗率は、低温からキュリ
ー点近傍までの温度範囲で減少したのち、キュリー点近
傍から高温の温度範囲で急激に増大する。このため、正
特性サーミスタを流れる電流は、印加電圧に対して所定
の値まで単調増加したのち、所定の値以上では単調減少
するように推移する。尚、電流のピーク値に対応する電
圧の所定値は、キュリー点が高い正特性サーミスタほど
大きくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭61−23301号公報に開示された正特性サーミ
スタ装置は、内部に組み込まれる2個の正特性サーミス
タのそれぞれの両面(合計4面)に陽極・陰極の電極加
工を施す必要がある。即ち、一般に正特性サーミスタを
複数個使用した正特性サーミスタ装置等を作製する場合
には、電極加工の工程数は「サーミスタ数×2」工程だ
け必要となり、製造工程が非常に煩雑になり、部品点数
も多くなるためコスト高を招来するという問題点を有し
ている。
【0006】従って、複数個の正特性サーミスタを用い
ながら、1素子同様に簡素化された電極加工が可能な、
電流安定化素子や電流低減素子等に応用可能なPTC素
子が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のPTC素子は、
キュリー点がそれぞれ異なる複数個の正特性サーミスタ
を並列に接続し、電極板で挾持してなるPTC素子であ
って、上記複数個の正特性サーミスタが互いに接触しな
いように酸化ジルコニウムを介在させた後に焼成して、
この正特性サーミスタと酸化ジルコニウムとが融着した
複合体を上記PTC素子の基体に供することを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】キュリー点がそれぞれ異なる複数個の正特性サ
ーミスタを並列に接続し、1つの素子を形成すると、こ
の素子の電流−電圧特性は、各正特性サーミスタの電流
−電圧特性のピーク部分を単純に連続させたような特性
曲線となる。
【0009】そこで、上記構成により、異なる特性の正
特性サーミスタを複数個組み合わせることによって、電
圧変動に対する電流安定化領域の幅、および電流の変動
率を最適に設定した電流安定化素子や印加電圧に対して
電流を減衰させる電流低減効果が増大した電流低減素子
等に応用可能なPTC素子を得ることができる。
【0010】従って、例えばセラミックスボンド等の接
着剤、あるいはビス等の治具を用いずに、複数個の正特
性サーミスタを複合させて1素子同様の工程によって電
極を形成して一つの素子にすることができる。また、酸
化ジルコニウムを介在させて複数個の正特性サーミスタ
を複合した後に焼成するので、複数個の正特性サーミス
タを別々に焼成する手間が省ける。尚、例えばPTC素
子を電流安定化素子として用いた場合は、電圧が変動し
易い地域で使用される機器の保護、および電圧が不所望
に変動する事故に対する機器の保護等を行うことができ
る。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図7に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実施例
では、PTC素子を電流安定化素子として用いた場合に
ついて説明する。
【0012】本実施例では、正特性サーミスタとして、
後述する焼成プロファイルに従って焼成した場合に表1
に示す抵抗値Rおよびキュリー点Tcを示すような、4
種類の異なった組成のチタン酸バリウム半導体磁器(以
下、PTCと称する)1〜4を用いた。上記抵抗値Rは
25℃における値を示している。
【0013】
【表1】
【0014】組成中のチタン酸鉛はチタン酸バリウムの
キュリー点Tcを高温側にシフトさせるシフターであ
り、チタン酸ストロンチウムはチタン酸バリウムのキュ
リー点Tcを低温側にシフトさせるシフターである。
【0015】上記PTC1〜4のI−V特性、即ち、電
流−電圧特性を図3(ア)〜(エ)に示す(但し、電流
−電圧特性は両対数で表示している)。電流−電圧特性
は、各PTC1〜4に徐々に増大する電圧を印加しなが
ら、電流値を測定することによって得られる。図3か
ら、キュリー点Tcが高いものほど、ピーク電流に対応
する電圧値が大きくなり、また、電流−電圧特性曲線が
急峻になっていることがわかる。
【0016】次に、上記PTC1とPTC4とを、図4
に示すように並列に接続し、直流可変電源5を用いて同
様に電流−電圧特性を測定したところ、図5に示すよう
な電流−電圧特性曲線が得られた。図3(ア)、図3
(エ)および図5を比較すると、図5の特性曲線は、図
3(ア)の特性曲線と図3(エ)の特性曲線との算術的
な重ね合わせにはなっておらず、図3(ア)の特性曲線
のピーク部分と図3(エ)の特性曲線のピーク部分とを
単純に連続させたような形状となっていることがわか
る。つまり、数V程度の低電圧のときには、PTC1に
比べてPTC4の抵抗値が充分大きいので、PTC4は
ほとんど動作していないことになり、PTC1の電流−
電圧特性が支配的となると推論される。
【0017】一方、印加電圧が10V程度を越えると、
PTC1の温度上昇は、PTC4の温度上昇によって加
速されるため、PTC1を流れる電流は、図3(ア)に
示された場合よりも速く減衰する。このため、印加電圧
が10V程度を越えると、PTC4の電流−電圧特性に
対して、PTC1はほとんど影響を与えなくなると推論
される。このことから、PTC1・4における最適な特
性の組合せを選択することによって、例えば2〜40V
程度の電圧変動範囲に対する電流安定化領域の幅、およ
び電流変動率を最適に設計することが可能であると考え
られる。また、キュリー点Tcがそれぞれ異なる3個以
上の複数個のPTCを並列に接続することにより、電圧
の変動に対して電流をより一層安定化させることができ
ると考えられる。
【0018】そこで、キュリー点Tc等の特性がそれぞ
れ異なる表1に示した3種類のPTC1〜3を並列に接
続して、1個のPTC素子を作成する方法について鋭意
検討した結果、上記PTC1〜3を作成する原料粉を成
型後、この成型した原料粉同士が互いに接触しないよう
に酸化ジルコニウム(ZrO2 )を成型した成型品を介
在させた状態で組み合わせ、下記に示す焼成プロファイ
ルに従って焼成したPTC1〜3および酸化ジルコニウ
ムの複合体が、PTC1〜3をそれぞれ単独で焼成して
並列に接続した場合と同一の特性曲線を示し、かつ、1
素子同様に簡素化された電極加工が可能であるという事
実を究明した。尚、酸化ジルコニウムは、PTCと全く
反応しない絶縁体である。
【0019】この複合体を基体として用いた多重円盤型
のPTC素子を作成するための具体的な作成例について
以下に説明する。
【0020】図1に示すように、多重円盤型のPTC素
子の基体(複合体)10は、それぞれ直径および特性の
異なる円盤状ないしドーナツ盤状に原料粉を成型した3
種類のPTC1〜3を同心状に配置し、かつ、互いに側
面が接触しないように酸化ジルコニウムをドーナツ盤状
に成型した成型品6・7を介在させた多重構造となって
いる。3種類のPTC1〜3の配列順序は、それぞれの
特性によらず任意であってよい。PTC1〜3の原料粉
の成型は、例えば金型に原料粉を入れてプレス加工する
等して行う。酸化ジルコニウムの成型品6・7は、粒子
の大きさが100μm以下の酸化ジルコニウム粉末(例
えば第一稀元素化学株式会社製 AS−2100)に、
バインダーとしてポリビニルアルコール(PVA、例え
ば日本合成化学株式会社製)を加えて乾燥したものを、
例えば金型に入れてプレス加工する等して作成する。こ
の酸化ジルコニウムの成型品6・7は、例えば肉厚が1
mm程度あればよく、さらに薄くてもよい。この基体10
をAir気流下で次の〜に示す焼成プロファイルに
従って焼成する。
【0021】 室温から500℃に2時間45分掛け
て昇温する 500℃で2時間保持する 500℃から1350℃に4時間45分掛けて昇温
する 1350℃で2時間保持する 1350℃から1000℃に2時間45分掛けて降
温する 1000℃から室温に炉冷(炉内で自然冷却)する 上記の焼成プロファイルに従って焼成した基体10は、
それぞれのPTCが酸化ジルコニウムと融着することに
より一体化するが、個々のPTC内の原子の拡散は殆ど
起こらない。即ち、それぞれのPTCは酸化ジルコニウ
ムを介して熱的に接触しているが、融着したPTCと酸
化ジルコニウムとの境界面での原子の移動は殆ど無いの
で、基体10の電流−電圧特性は、図2に示すように、
PTC1〜3をそれぞれ単独で焼成して並列に接続した
場合に示すと考えられる電流−電圧特性と同一の特性曲
線を示している。つまり、得られた特性曲線は、図3
(ア)〜(ウ)の特性曲線の各ピーク部分を単純に連続
させたような形状となっている。しかも、2〜20V程
度の電圧変動範囲では、電流変動範囲がおよそ45〜6
5mAであって、図5よりも一層電流値が安定化してい
ることがわかる。尚、PTCは酸化ジルコニウムと融着
することにより一体化するので、PTC1〜3の原料粉
や酸化ジルコニウムの成型は、厳密に行う必要はなく、
互いに側面が接触して多重する程度の精度であればよ
い。但し、粒子の大きさが100μm以上の酸化ジルコ
ニウム粉末を用いると、それぞれのPTCは酸化ジルコ
ニウムと融着しないので好ましくない。
【0022】焼成した基体10に、図6に示すように、
3種類のPTC1〜3が並列の接続となるように基体1
0の上面および底面にそれぞれ電極板11・12を取り
付け、さらに各電極板11・12に端子13・14を取
り付けて多重円盤型のPTC素子18が完成する。この
ように、本PTC素子18は、3種類のPTC1〜3を
用いているにも関わらず、電極加工のための工程数は1
素子と同様に簡素化することができる。必要に応じて、
基体10および電極板11・12の全体を樹脂塗膜等に
よって被覆すると、図7に示すように、ラジアルタイプ
のPTC素子19となる。
【0023】上記構成により、本発明のPTC素子は、
電圧変動に対する電流安定化領域の幅、および電流の変
動率を最適に設定した電流安定化素子として用いること
ができる。また、例えばセラミックスボンド等の接着
剤、あるいはビス等の治具を用いずに、複数個の正特性
サーミスタを複合させて1素子同様の工程によって電極
を形成して一つの素子にすることができる。さらに、酸
化ジルコニウムを介在させて複数個の正特性サーミスタ
を複合した後に焼成するので、複数個の正特性サーミス
タを別々に焼成する手間が省ける。
【0024】尚、本実施例は、PTC素子を電流安定化
素子として用いた場合について説明したが、本PTC素
子は電流低減素子として用いることもできる。この場合
は、例えば、それぞれ直径および特性の異なる円盤状お
よびドーナツ盤状に原料粉を成型した2種類のPTCを
同心状に配置し、かつ、互いに側面が接触しないように
酸化ジルコニウムをドーナツ盤状に成型した成型品を介
在させた三重円盤型基体をAir気流下で上述の焼成プ
ロファイルに従って焼成する。そして、焼成した基体の
上面に、2種類のPTCに共通の電極板を取り付け、基
体底面に、各PTC毎に独立した電極板を取り付ければ
よい。2種類のPTCは同心状に配置されることにより
酸化ジルコニウムを介して熱的に接触しているので、キ
ュリー点等が低い方のPTCは、キュリー点等が高い方
のPTCによって効率よく加熱される。
【0025】上記構成により、本発明のPTC素子は、
印加電圧に対して電流を減衰させる電流低減効果が増大
した電流低減素子として用いることができる。また、例
えばセラミックスボンド等の接着剤、あるいはビス等の
治具を用いずに、2個の正特性サーミスタを複合させて
1素子同様の工程によって電極を形成して一つの素子に
することができる。さらに、酸化ジルコニウムを介在さ
せて2個の正特性サーミスタを複合した後に焼成するの
で、2個の正特性サーミスタを別々に焼成する手間が省
ける。
【0026】
【発明の効果】本発明のPTC素子は、以上のように、
キュリー点がそれぞれ異なる複数個の正特性サーミスタ
を並列に接続し、電極板で挾持してなるPTC素子であ
って、上記複数個の正特性サーミスタが互いに接触しな
いように酸化ジルコニウムを介在させた後に焼成して、
この正特性サーミスタと酸化ジルコニウムとが融着した
複合体を上記PTC素子の基体に供する構成である。
【0027】それゆえ、異なる特性の正特性サーミスタ
を複数個組み合わせることによって、電圧変動に対する
電流安定化領域の幅、および電流の変動率を最適に設定
した電流安定化素子や印加電圧に対して電流を減衰させ
る電流低減効果が増大した電流低減素子等に応用可能な
PTC素子を得ることができる。
【0028】従って、例えばセラミックスボンド等の接
着剤、あるいはビス等の治具を用いずに、複数個の正特
性サーミスタを複合させて1素子同様の工程によって電
極を形成して一つの素子にすることができる。また、酸
化ジルコニウムを介在させて複数個の正特性サーミスタ
を複合した後に焼成するので、複数個の正特性サーミス
タを別々に焼成する手間が省けるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるPTC素子の基体
(複合体)を示す断面図である。
【図2】上記PTC素子の電流−電圧特性を示すグラフ
である。
【図3】キュリー点がそれぞれ異なる正特性サーミスタ
の電流−電圧特性を示すグラフである。
【図4】並列に接続された正特性サーミスタの電流−電
圧特性を測定するための回路図である。
【図5】キュリー点が互いに異なる2つの正特性サーミ
スタを並列に接続した場合における電流−電圧特性を示
すグラフである。
【図6】PTC素子を示す断面図である。
【図7】被覆したPTC素子を示す正面図である。
【符号の説明】
1 チタン酸バリウム半導体磁器(PTC) 10 基体(複合体) 11 電極板 13 端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キュリー点がそれぞれ異なる複数個の正特
    性サーミスタを並列に接続し、電極板で挾持してなるP
    TC素子であって、 上記複数個の正特性サーミスタが互いに接触しないよう
    に酸化ジルコニウムを介在させた後に焼成して、この正
    特性サーミスタと酸化ジルコニウムとが融着した複合体
    を上記PTC素子の基体に供することを特徴とするPT
    C素子。
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