JP2547754B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2547754B2
JP2547754B2 JP62006954A JP695487A JP2547754B2 JP 2547754 B2 JP2547754 B2 JP 2547754B2 JP 62006954 A JP62006954 A JP 62006954A JP 695487 A JP695487 A JP 695487A JP 2547754 B2 JP2547754 B2 JP 2547754B2
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rice
cooking process
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hot water
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守男 旭
一也 三宅
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、米及び水と共に具とか醤油等を鍋に収容し
て炊込み御飯を得ることができる炊飯器に関する。
(従来の技術) 従来より、炊飯を行なう場合、まず鍋に米を水と共に
収容して、米に吸水させるひたしを行なうのが通常であ
り、斯様なひたしを行なえば、炊き上がりにおいて美味
しい御飯を得ることができるということは一般に知られ
ている。この場合、米を水に単にひたしておくだけで
は、吸水速度が遅くてひたしに長時間を要するから、従
来より炊飯器においては、例えばマイクロコンピュータ
から成る制御回路を具備していて、その制御回路によ
り、ヒータの駆動制御により鍋内の温度を適度に高め、
以て比較的短時間のうちにひたしを行なうひたし炊き行
程を実行し得るようにしており、この場合、そのひたし
炊き行程に引き続いて及び炊飯行程を連続して実行し得
るようにしている。このものでは、使用者において炊飯
すべき米についてひたし時間がとれないような場合、自
動的にしかも早い時間のうちにひたしができるので便利
であり、最近では、この種炊飯器が主流をなしている。
この種炊飯器では、白米コースをコース指定手段にて制
御回路に指定した後、スタートスイッチにより運転開始
すれば、鍋の温度を検出する温度センサからの検出温度
に基づきヒータを適宜オン,オフして、ひたし炊き行程
及び炊飯行程が連続的に実行される。この場合のヒータ
出力状況及び検出温度の変化を第4図に示す。即ち、ま
ずひたし炊き行程では、米及び水を収容した鍋をヒータ
の通断電駆動により加熱するひたし炊き行程がまず実行
され、このひたし炊き行程では、鍋内が適宜温度となる
ように加熱され、以て米の吸水作用を促進させてひたし
時間を短縮させる。そしてこのひたし炊き行程終了に引
続いて、ヒータを連続通電駆動する炊飯行程が自動的に
実行される。
ところで、いわゆる炊込み御飯をつくる場合には、鍋
内に米及び水の他に、具やだし汁さらには醤油等を入れ
た上で、白米炊きの場合と同様に、上記白米コースを指
定して、運転を開始するようにしているのが現状であ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の炊飯器において、炊込み御
飯をつくるべく、水に具や醤油及びだし汁等を添加する
と、それらの添加物(特には醤油やだし汁に含まれる塩
分)によって、米の吸水速度が低下し、このひたし炊き
行程を終了しても米の吸水が完了せず、その後の炊飯行
程の終了時(炊き上がり時)において、でんぷんのα化
がすすんでおらず、良好な炊き上がりとならないことが
あった。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、その
目的は、いわゆる炊込み御飯をつくる場合においても、
良好に炊き上げることができる炊飯器を提供するにあ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、ヒータの駆動制御によるひたし炊き行程及
び炊飯行程を実行する制御回路と、この制御回路に炊飯
運転コースについての指定情報を与えるコース指定手段
と、前記制御回路によって駆動制御される報知器とを具
備し、制御回路は、炊飯運転コースとして炊込みコース
が指定されたときには、ひたし炊き行程終了時に前記ヒ
ータの駆動を停止すると共に前記報知器を駆動し、所定
時間を置いて又は外部入力手段からの開始指令に基づい
て炊飯行程の実行を開始するように機能することを特徴
とするものである。
(作用) 炊込み御飯をつくる場合に、米のひたしを充分にする
には、ひたし炊き行程では具や醤油等を鍋内に入れてお
かないほうが好ましい。このとき白米炊きコースで炊飯
運転を開始させると、ひたし炊き行程及び炊飯行程が連
続して実行されるから、具や醤油等を鍋に入れる機会が
ない。しかるに、本発明手段によれば、炊込みコースを
指定して炊飯運転を開始すれば、ひたし炊き行程終了後
における炊飯行程の開始は、所定時間を置いて又は外部
入力手段からの開始指令に基づいてなされるから、ひた
し炊き行程との間において、具や醤油等を鍋に入れる機
会を得ることができ、よって充分に米のひたしを行なっ
た上で炊飯行程を実行できる。
又、炊込み御飯をつくる場合に、初めから具や醤油を
鍋内に入れておくこともある。この場合、ひたし炊き行
程における米の吸水速度は遅くなるが、本発明手段によ
れば、ひたし炊き終了後において、炊飯行程の実行開始
までに所定時間が置かれることにより、又は外部入力手
段による開始指令時期をやや遅らせることで適宜の時間
を確保できることにより、その時間でひたしを補償で
き、従ってこの場合も、充分なひたしを行なった後に炊
飯行程を開始できる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき第1図乃至第3図を参照
して説明する。
第1図には電気的構成をブロックで示し、第2図には
操作パネルを示している。この第1図及び第2図におい
て、1は例えばマイクロコンピュータから成る制御回路
であり、これは、炊飯運転についての制御プログラムと
して、複数の炊飯運転コースを保有しており、この場
合、白米コース,炊込みコース,玄米コース,おこわコ
ース,おかゆコースが予め保有されている。2は鍋の温
度を検出する温度センサであり、この温度センサ2によ
る検出温度はA/D変換器3を介して制御回路1に与えら
れる。4はヒータで、これは制御回路1からの駆動制御
信号に基づき駆動回路5を介して駆動制御されるように
なっている。6はコース指定手段たるメニュー選択スイ
ッチであり、これはその操作回数に応じて炊飯運転コー
スを、順次、白米コース,炊込みコース,玄米コース,
おこわコース,おかゆコース,再び白米コース,…とい
うように選択して制御回路1に指定する。7は炊飯運転
についての開始スイッチ、8は取消スイッチである。9
は例えば電子ブザーから成る報知器であり、これは制御
回路1からの駆動制御信号に基づいて所定時期に駆動さ
れる。10はメニュー表示ランプであり、これは前記メニ
ュー選択スイッチ6で指定されたコースについて発光表
示する。11は行程内容を表示する行程表示ランプであ
る。
さて、上記構成において炊込み御飯を作る場合を上記
制御回路1の機能と共に説明する。
まず、鍋内に米及び水を入れ、メニュー選択スイッチ
6の適宜の操作により炊込みコースを制御回路1に指定
し、そして開始スイッチ7を操作する。これにて制御回
路1は炊込みコースについての制御プログラムを実行す
る。即ち、第3図に示すように、この炊込みコースは、
ひたし炊き行程,炊飯行程を実行し、その後むらし行程
及び保温行程を実行するものである。まず、ひたし炊き
行程においては、ヒータ4を通電駆動し、そして温度セ
ンサ2による検出温度が設定温度T1(例えば40℃)に達
したところで、ヒータ4を断電し、この断電状態を設定
時間W1(例えば3分)で維持する。この設定時間W1経過
後、再びヒータ4を通電駆動し、検出温度が設定温度T2
(例えば45℃)に達したところでヒータ4を断電し、こ
の断電状態を設定時間W2(例えば2分)で維持し、さら
にこの設定時間W2を経過したところで、ヒータ4に対す
るオン設定温度をT3(例えば41℃)とすると共に、オフ
設定温度T4(例えば45℃)とし、この両設定温度T3,T4
に応じてヒータ4を通断電制御する。この制御設定時間
はW3(例えば6分)としている。この制御時間W3が経過
した時点で、このひたし炊き行程が終了する。このひた
し炊き行程では、鍋内に米及び水の他は収容されていな
いから、米について充分なひたしがなされる。この終了
時点t1では、ヒータ4を一義的に強制断電させ、以てヒ
ータ4の駆動を停止し、さらに報知器9を例えば短時間
で駆動してひたし炊き行程の終了を報知する。この報知
によって使用者はひたし炊き行程が終了し、以て具等の
投入機会がきたこと等を判断する。この後、制御回路1
に対して外部からの開始指令即ち開始スイッチ6からの
開始指令が与えられない場合には、このヒータ4駆動停
止状態が所定時間W4(例えば5分)で維持される。この
所定時間W4中に、炊込み御飯用の醤油あるいは出し汁等
を鍋内に入れる。従って、この所定時間W4は炊込み御飯
をつくる場合における具等の投入機会となる。この後所
定時間W4が経過すれば、炊飯行程の実行が開始される。
この炊飯行程では、ヒータ4を連続通電して連続駆動
し、そして、検出温度に基づきドライアップ点(鍋内が
略無水状態となることによって温度上昇が急となるこ
と)が検知されると、ヒータ4を断電して炊飯行程を終
了する。この炊飯行程では、該行程が開始される時点
で、米が既に先のひたし炊き行程において充分に吸水し
ているから、良好な炊き上がりとなる。この炊飯行程の
後むらし行程及び保温行程が実行される。尚、むらし行
程の終了時点でも報知器9が短時間駆動される。
ここで、ひたし炊き行程の終了後においては、上記所
定時間W4が通過する前に、開始スイッチ7が操作される
と、制御回路1に対して開始指令が与えられ、これに基
づき、所定時間W4の経過を待たずに炊飯行程の実行が開
始される。この場合、前記終了時点t1からこの開始指令
入力時刻tkまでの時間が投入機会となる。
一方、炊込み御飯をつくる場合、初めから鍋内に米及
び水の他に具等も一緒に入れておくこともある。この場
合には、ひたし炊き行程終了後に、鍋内の熱残留状態が
所定時間W4で継続されるから、又は、開始スイッチ7の
操作があれば終了時点t1から開始指令入力時刻tkまでの
時間でその熱残留状態が継続されるから、米の吸水速度
が遅いといえども、充分なひたしを行ない得る。従っ
て、この場合も良好な炊き上がり状態となる。
尚、上記実施例では、ひたし炊き行程終了後における
炊飯行程の実行開始を、所定時間W4を置いて行なう場合
と、開始スイッチからの開始指令を待って行なう場合と
の双方を併用する構成としたが、これは、いずれか一方
のみを実行するものであっても初期の目的を構成できる
ものである。又、上記実施例では、報知器を電子ブザー
から構成したが、これは、音声合成音を出力するもの
や、メロディーを出力するものであってもよく、さらに
は、報知器の駆動時間は短時間でなくて長時間としても
よい。
その他、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる
ものである。さらには上記各温度T1,T2,T3,T4や各時間W
1,W2,W3,W4についても適宜変更してもよい。
[発明の効果] 本発明は以上の記述にて明らかなように、ヒータの駆
動制御によるひたし炊き行程及び御飯行程を実行する制
御回路と、この制御回路に御飯運転コースについての指
定情報を与えるコース指定手段と、前記制御回路によっ
て駆動制御される報知器とを具備し、制御回路は、炊飯
運転コースとして炊込みコースが指定されたときには、
ひたし行程終了時に前記ヒータの駆動を停止すると共に
前記報知器を駆動し、所定時間を置いて又は外部入力手
段からの開始指令に基づいて炊飯行程の実行を開始する
ように機能することを特徴とするものであり、これに
て、炊込み御飯をつくる場合に、具等の投入時期に左右
されずに充分なひたしを行なうことができ、よって良好
に炊き上げることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
電気的構成のブロック図、第2図は操作パネルの正面
図、第3図は炊込みコースにおける行程とヒータ駆動状
態と検出温度変化との関連を示す図である。そして第4
図は白米コースにおける第3図相当図である。 図中、1は制御回路、2は温度センサ、4はヒータ、6
はメニュー選択スイッチ(コース指定手段)、7は開始
スイッチ、9は報知器である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータの駆動制御によるひたし炊き行程及
    び炊飯行程を実行する制御回路と、この制御回路に炊飯
    運転コースについての指定情報を与えるコース指定手段
    と、前記制御回路によって駆動制御される報知器とを具
    備し、制御回路は、炊飯運転コースとして炊込みコース
    が指定されたときには、ひたし炊き行程終了時に前記ヒ
    ータの駆動を停止すると共に前記報知器を駆動し、所定
    時間を置いて又は外部入力手段からの開始指令に基づい
    て炊飯行程の実行を開始するように機能することを特徴
    とする炊飯器。
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