JP2547551B2 - 湿式ミルスラリ原料の供給方法 - Google Patents
湿式ミルスラリ原料の供給方法Info
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- JP2547551B2 JP2547551B2 JP61295140A JP29514086A JP2547551B2 JP 2547551 B2 JP2547551 B2 JP 2547551B2 JP 61295140 A JP61295140 A JP 61295140A JP 29514086 A JP29514086 A JP 29514086A JP 2547551 B2 JP2547551 B2 JP 2547551B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C17/00—Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
- B02C17/18—Details
- B02C17/183—Feeding or discharging devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の湿式ミルスラリ原料の供給方法に係り、特に
粗粉砕された石炭粒子等の固体粒子と水、分散剤等の薬
剤とをミルに供給してスラリを得る際にミルに原料を供
給する供給系統における詰まりや付着を防止するのに好
適な湿式ミルスラリ原料の供給方法に関する。
粗粉砕された石炭粒子等の固体粒子と水、分散剤等の薬
剤とをミルに供給してスラリを得る際にミルに原料を供
給する供給系統における詰まりや付着を防止するのに好
適な湿式ミルスラリ原料の供給方法に関する。
第4図に湿式ミルスラリ原料の供給方法の一例として
石炭−水スラリのミルへの供給系統を示す。
石炭−水スラリのミルへの供給系統を示す。
第4図において、石炭1はクラッシャ2を通って粗砕
された後、クラッシャ下部のホッパ3、ダウンスパウト
4を通り、さらに水平方向に設けられたスクリューフィ
ーダを通ってミル14内に供給される。一方、スラリ化に
必要な流動化媒体である水7および添加剤12はバッファ
タンク10を通ってノズル13aより混合された状態でミル1
4内へ投入され、石炭が粉砕される過程で混合される。
された後、クラッシャ下部のホッパ3、ダウンスパウト
4を通り、さらに水平方向に設けられたスクリューフィ
ーダを通ってミル14内に供給される。一方、スラリ化に
必要な流動化媒体である水7および添加剤12はバッファ
タンク10を通ってノズル13aより混合された状態でミル1
4内へ投入され、石炭が粉砕される過程で混合される。
ミル14内での石炭の粉砕は、製品として出てくるスラ
リの粒度を一定にするためにミル14の入口の石炭粒度が
時間の経過によって変動しないことが望ましく、クラッ
シャ2によってほぼ一定粒度を保つことが重要となる。
リの粒度を一定にするためにミル14の入口の石炭粒度が
時間の経過によって変動しないことが望ましく、クラッ
シャ2によってほぼ一定粒度を保つことが重要となる。
なお、この種の装置として関連するものに、例えば、
第8図スプレーシンポジウム(Coal Slurry Fuels Prep
aration and Utilization-No.31 Coal Water Mixture D
emonstration Test at Nakoso)、実願昭61-094990号
(昭和61年6月20日出願)が挙げられる。
第8図スプレーシンポジウム(Coal Slurry Fuels Prep
aration and Utilization-No.31 Coal Water Mixture D
emonstration Test at Nakoso)、実願昭61-094990号
(昭和61年6月20日出願)が挙げられる。
しかしながら、クラッシャ2にて石炭を粗粉砕する
と、10mm以上程度の大きな粒子がなくなり、粒径の小さ
い石炭粒子となり、このため原炭に含まれている水分の
影響と相まって石炭粒子が付着し易くなる。特に図中、
スクリューフィーダ5の内壁面やスクリュー表面に微粉
粒子が付着したり、ダウンスパウト4からスクリューフ
ィーダ5に入る部分に石炭粒子が閉塞し、原炭の供給が
行えない不具合があった。また、低濃度の石炭粒子を含
有するスラリを脱水した水分を含む石炭粒子をミルに供
給する系統においても同様のトラブルを発生する不具合
があった。
と、10mm以上程度の大きな粒子がなくなり、粒径の小さ
い石炭粒子となり、このため原炭に含まれている水分の
影響と相まって石炭粒子が付着し易くなる。特に図中、
スクリューフィーダ5の内壁面やスクリュー表面に微粉
粒子が付着したり、ダウンスパウト4からスクリューフ
ィーダ5に入る部分に石炭粒子が閉塞し、原炭の供給が
行えない不具合があった。また、低濃度の石炭粒子を含
有するスラリを脱水した水分を含む石炭粒子をミルに供
給する系統においても同様のトラブルを発生する不具合
があった。
このような現象は、石炭粒子の場合に限らず、他の固
体粒子の場合にも同様に生じることがある。
体粒子の場合にも同様に生じることがある。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解消
し、固体粒子をミルに供給する系統内で生じる固体粒子
の詰まりや閉塞を防止し、安定した固体粒子の供給を行
うことができる湿式ミルスラリ原料の供給方法を提供す
ることにある。
し、固体粒子をミルに供給する系統内で生じる固体粒子
の詰まりや閉塞を防止し、安定した固体粒子の供給を行
うことができる湿式ミルスラリ原料の供給方法を提供す
ることにある。
上記した目的は、固体粒子をミルに供給する供給系統
において、ミルに導入されるべき流動化媒体の全部又は
一部を固体粒子と合流させ、その合流体を固体粒子原料
供給系統を介してミルに導入することによって達成され
る。
において、ミルに導入されるべき流動化媒体の全部又は
一部を固体粒子と合流させ、その合流体を固体粒子原料
供給系統を介してミルに導入することによって達成され
る。
固体粒子の移送時、供給系統の内壁面等に対する固体
粒子の付着摩擦抵抗が大きく、固体粒子が内壁面に停滞
する。石炭粒子等の固体粒子の供給系統において、水、
分散剤等の流動化媒体を合流させると、内壁面において
も常時流動化媒体が流動し、このため前記付着摩擦抵抗
に打ち勝つ抵抗の低下、すなわち、流動性の向上により
固体粒子は内壁面に付着することなく、流動化媒体とと
もに供給系統内を流動する。
粒子の付着摩擦抵抗が大きく、固体粒子が内壁面に停滞
する。石炭粒子等の固体粒子の供給系統において、水、
分散剤等の流動化媒体を合流させると、内壁面において
も常時流動化媒体が流動し、このため前記付着摩擦抵抗
に打ち勝つ抵抗の低下、すなわち、流動性の向上により
固体粒子は内壁面に付着することなく、流動化媒体とと
もに供給系統内を流動する。
第1図に本発明の一実施例としての湿式ミルスラリ原
料の供給方法を説明するための系統図を示す。石炭1は
クラッシャ2にて粗砕され、垂直方向に立設されたホッ
パダウンスパウト4の内部を落下する。次に水平方向に
設置されたスクリューフィーダ5に入った粗砕炭は、ス
クリューの回転によってミル14の中へ供給される。一
方、スラリ化に必要な媒体である水7は、流量計8b、弁
9およびバッファタンク10を経由して配管11を介してホ
ッパ3に供給される。さらに流動性を出すのに重要な分
散剤等の添加剤12は、2系統の配管により分岐され、一
方は流量計8aを介してバッファタンク10に入って水7と
混合され、他方の添加剤12は流量計8cを経てノズル13か
らミル14へ直接投入される。
料の供給方法を説明するための系統図を示す。石炭1は
クラッシャ2にて粗砕され、垂直方向に立設されたホッ
パダウンスパウト4の内部を落下する。次に水平方向に
設置されたスクリューフィーダ5に入った粗砕炭は、ス
クリューの回転によってミル14の中へ供給される。一
方、スラリ化に必要な媒体である水7は、流量計8b、弁
9およびバッファタンク10を経由して配管11を介してホ
ッパ3に供給される。さらに流動性を出すのに重要な分
散剤等の添加剤12は、2系統の配管により分岐され、一
方は流量計8aを介してバッファタンク10に入って水7と
混合され、他方の添加剤12は流量計8cを経てノズル13か
らミル14へ直接投入される。
第2図は、第1図のA部詳細図である。第2図におい
て、石炭通路のホッパ3の周囲には水配管11がリング状
に配置され、ホッパ中心方向に向かって多数の配管が形
成されている。この多数の配管はそれぞれホッパ3の内
壁面に所定の間隔が形成された水注入口15に連設されて
いる。したがって、水配管11から流動化媒体としての水
7は、水注入口15からホッパ3の内壁面に液膜状となっ
て流下する。
て、石炭通路のホッパ3の周囲には水配管11がリング状
に配置され、ホッパ中心方向に向かって多数の配管が形
成されている。この多数の配管はそれぞれホッパ3の内
壁面に所定の間隔が形成された水注入口15に連設されて
いる。したがって、水配管11から流動化媒体としての水
7は、水注入口15からホッパ3の内壁面に液膜状となっ
て流下する。
次に第1図および第2図を基に本実施例の作用につい
て説明する。
て説明する。
クラッシャ2により粗砕された石炭1は、粉砕前と比
較し微細粒子も多く含むことになり、石炭粒子全体の比
表面積(単位重量当たりの表面積)が増加する。このた
め、ホッパ3およびダウンスパウト4を重力にて落下す
る際、あるいはスクリューフィーダ5内部をスクリュー
の回転によって移動する際、内壁や機器表面と粒子が接
触するときの摩擦抵抗が増加し、原炭に湿り気があると
付着となり、重力やフィーダ移送能力では摩擦による抵
抗の方が大きく停滞し、終には閉塞を引き起こす恐れが
ある。
較し微細粒子も多く含むことになり、石炭粒子全体の比
表面積(単位重量当たりの表面積)が増加する。このた
め、ホッパ3およびダウンスパウト4を重力にて落下す
る際、あるいはスクリューフィーダ5内部をスクリュー
の回転によって移動する際、内壁や機器表面と粒子が接
触するときの摩擦抵抗が増加し、原炭に湿り気があると
付着となり、重力やフィーダ移送能力では摩擦による抵
抗の方が大きく停滞し、終には閉塞を引き起こす恐れが
ある。
第1図および第2図のホッパ3部への水および添加剤
の注入を常時又は間欠的に行うことによりダウンスパウ
ト4内表面や機器表面に常時又は間欠的に流動状態の水
膜を形成することができる。このため、石炭粒子の壁面
への付着を防止でき、 また付着した石炭粒子の
洗浄・除去をする効果がある。したがって、内部の閉塞
を来すことがない。
の注入を常時又は間欠的に行うことによりダウンスパウ
ト4内表面や機器表面に常時又は間欠的に流動状態の水
膜を形成することができる。このため、石炭粒子の壁面
への付着を防止でき、 また付着した石炭粒子の
洗浄・除去をする効果がある。したがって、内部の閉塞
を来すことがない。
ここでの重要な点は、石炭粒子が付着した内壁表面と
石炭粒子との接触摩擦抵抗であり、付着(脱落抵抗)力
と剥離力とのバランスが問題である。すなわち、クラッ
シャ2の上流側の大きな粒子が存在する領域では、内壁
面に微細粒子が付着しても大粒子の落下慣性力により剥
離(脱落)するため、流動化媒体による壁面の付着防止
は必要としない。しかし、粗大粒子のない領域では、粒
子のみの移動による剥離力が付着力よりも小さいため粒
子の付着成長が進行し、ついには閉塞に至る。このた
め、石炭粒子の付着性に応じて上記媒体を壁面へ供給す
ることが必要となる。
石炭粒子との接触摩擦抵抗であり、付着(脱落抵抗)力
と剥離力とのバランスが問題である。すなわち、クラッ
シャ2の上流側の大きな粒子が存在する領域では、内壁
面に微細粒子が付着しても大粒子の落下慣性力により剥
離(脱落)するため、流動化媒体による壁面の付着防止
は必要としない。しかし、粗大粒子のない領域では、粒
子のみの移動による剥離力が付着力よりも小さいため粒
子の付着成長が進行し、ついには閉塞に至る。このた
め、石炭粒子の付着性に応じて上記媒体を壁面へ供給す
ることが必要となる。
第1図の例では、クラッシャ2にて粗砕された石炭粒
子の後流側の付着が問題となるため、クラッシャ2の出
口以降に対し流動化媒体を供給している。したがって、
流動化媒体の固体粒子の供給系統における供給は、原炭
の供給系統に限らず、低濃度粉砕スラリの脱水後のスラ
リをミルに供給する供給系統や粗砕を伴わない石炭等の
固体粒子を系統においても固体粒子の付着防止に効果が
ある。
子の後流側の付着が問題となるため、クラッシャ2の出
口以降に対し流動化媒体を供給している。したがって、
流動化媒体の固体粒子の供給系統における供給は、原炭
の供給系統に限らず、低濃度粉砕スラリの脱水後のスラ
リをミルに供給する供給系統や粗砕を伴わない石炭等の
固体粒子を系統においても固体粒子の付着防止に効果が
ある。
第2の方法として、壁内面へ流動化媒体を液膜状にし
て供給することなく、石炭粒子と流動化媒体とを混合
し、全体に流動化を持たせる方式を採用することもでき
る。
て供給することなく、石炭粒子と流動化媒体とを混合
し、全体に流動化を持たせる方式を採用することもでき
る。
この場合も、内壁面での付着摩擦抵抗に打ち勝つ抵抗
の低下(流動性向上)とすることにより安定した運用が
可能となる。また、第1図に示す方式および前記第2図
の方式の場合、内部に機械的な攪拌移送・攪拌手段を補
助的に設けることにより固体粒子の付着防止をより効率
的に行うことができる。
の低下(流動性向上)とすることにより安定した運用が
可能となる。また、第1図に示す方式および前記第2図
の方式の場合、内部に機械的な攪拌移送・攪拌手段を補
助的に設けることにより固体粒子の付着防止をより効率
的に行うことができる。
流動化(付着防止)の手段としては、流動化媒体とな
る水や添加剤の一方又は両方を使用しることにより達成
される。この場合、流動化媒体の供給系統がミル内まで
原炭として独立して供給されるよりも上流側にて合流さ
せていることにより回転体(スクリュー)であるミル入
口部への供給部を1系統にでき、ミル入口部が簡素化さ
れ、ミルの設計や分解・点検面の軽減、さらには水や添
加剤のノズルのミル内開口部の詰まり等の問題がなくな
る利点がある。したがって、実施例では、添加剤をミル
内へ直接入れるノズルを設けているが、添加剤の全量を
原炭供給系統に合流させてもよい。
る水や添加剤の一方又は両方を使用しることにより達成
される。この場合、流動化媒体の供給系統がミル内まで
原炭として独立して供給されるよりも上流側にて合流さ
せていることにより回転体(スクリュー)であるミル入
口部への供給部を1系統にでき、ミル入口部が簡素化さ
れ、ミルの設計や分解・点検面の軽減、さらには水や添
加剤のノズルのミル内開口部の詰まり等の問題がなくな
る利点がある。したがって、実施例では、添加剤をミル
内へ直接入れるノズルを設けているが、添加剤の全量を
原炭供給系統に合流させてもよい。
また、原炭付着防止を目的として、流動化媒体の代わ
りにミル14から得られるスラリを使用してもよい。この
場合、水や添加剤を併用してもよいが、供給原料の濃度
低下を来すことなく所定の濃度のスラリを得る点から
は、石炭粒子に対してミル14からのスラリのみをその量
を調整して供給するか、このスラリに対してミル14から
得られるスラリの濃度を調整可能な範囲で石炭粒子に対
して流動化媒体を供給してもよい。
りにミル14から得られるスラリを使用してもよい。この
場合、水や添加剤を併用してもよいが、供給原料の濃度
低下を来すことなく所定の濃度のスラリを得る点から
は、石炭粒子に対してミル14からのスラリのみをその量
を調整して供給するか、このスラリに対してミル14から
得られるスラリの濃度を調整可能な範囲で石炭粒子に対
して流動化媒体を供給してもよい。
第3図は第1図のA部の他の例を示す詳細図である。
第3図において、ホッパ3の周囲にリング状の水配管
の代わりに水槽16を設け、この水槽16に水配管11を連通
させ、かつホッパ3を二重構造としてオーバーフロー状
に水7および添加剤12の流動化媒体を供給するようにな
っている。
の代わりに水槽16を設け、この水槽16に水配管11を連通
させ、かつホッパ3を二重構造としてオーバーフロー状
に水7および添加剤12の流動化媒体を供給するようにな
っている。
この方式では、ホッパ3およびダウンスパウト4の内
壁面に対して軸直角断面に対して均一液膜状に媒体が供
給できるので内壁面付着がより完全に防止できる効果が
ある。
壁面に対して軸直角断面に対して均一液膜状に媒体が供
給できるので内壁面付着がより完全に防止できる効果が
ある。
上記実施例の方式は、石炭−水スラリの場合について
示したが、固体および液体の供給系統においてはも同様
に適用可能である。
示したが、固体および液体の供給系統においてはも同様
に適用可能である。
以上のように本発明によれば、固体粒子をミルに供給
する系統内における固体粒子の付着および固体粒子の閉
塞を未然に防止でき、安定したミルスラリ原料のミルへ
の供給を行うことができる。
する系統内における固体粒子の付着および固体粒子の閉
塞を未然に防止でき、安定したミルスラリ原料のミルへ
の供給を行うことができる。
第1図は本発明の湿式ミルスラリ原料の供給方法を説明
するための系統図、第2図は第1図のA部詳細図、第3
図は第1図のA部の他の例を示す詳細図、第4図は従来
の湿式ミルスラリ原料の供給方法を説明するための系統
図である。 2……クラッシヤ、3……ホッパ、4……ダウンスパウ
ト、5……スクリューフィーダ、7……水、10……バッ
ファタンク、11……水配管、12……添加剤、14……ミ
ル、15……水注入口、16……水槽。
するための系統図、第2図は第1図のA部詳細図、第3
図は第1図のA部の他の例を示す詳細図、第4図は従来
の湿式ミルスラリ原料の供給方法を説明するための系統
図である。 2……クラッシヤ、3……ホッパ、4……ダウンスパウ
ト、5……スクリューフィーダ、7……水、10……バッ
ファタンク、11……水配管、12……添加剤、14……ミ
ル、15……水注入口、16……水槽。
Claims (6)
- 【請求項1】固体粒子を粉砕するミルにクラッシャで粗
粉砕され、スクリューフィーダで供給される原料固体粒
子と流動化媒体とを供給する原料供給系統を有するもの
において、原料固体粒子供給系統内で固体粒子に対して
ミルに導入されるべき流動化媒体の全部又は一部をクラ
ッシャ出口ホッパで合流させ、その合流体を前記原料固
体粒子供給系統を介してミルに供給することを特徴とす
る湿式ミルスラリ原料の供給方法。 - 【請求項2】前記原料固体粒子供給系統は、クラッシャ
出口のホッパ部と該ホッパ部に連接されると共にほぼ垂
直方向に立設された供給管とを有し、前記流動化媒体を
前記ホッパ部の内壁面又は供給管の内壁面に沿って液膜
状に流下させることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項記載の湿式ミルスラリ原料の供給方法。 - 【請求項3】前記流動化媒体は、水又は分散剤等の薬剤
の少なくとも1種以上であることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項記載の湿式ミルスラリ原料の供給方
法。 - 【請求項4】前記原料固体粒子供給系統内の前記流動化
媒体との合流部よりも下流側に前記合流体を攪拌・剥離
・移送の少なくともいずれかの機能を有する手段を備え
たことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の湿
式ミルスラリ原料の供給方法。 - 【請求項5】前記流動化媒体は、前記ミルから得られる
スラリの一部であることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項記載の湿式ミルスラリ原料の供給方法。 - 【請求項6】前記固体粒子は、石炭粒子であることを特
徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の湿式ミルスラ
リ原料の供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61295140A JP2547551B2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 湿式ミルスラリ原料の供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61295140A JP2547551B2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 湿式ミルスラリ原料の供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147528A JPS63147528A (ja) | 1988-06-20 |
JP2547551B2 true JP2547551B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=17816795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61295140A Expired - Fee Related JP2547551B2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 | 湿式ミルスラリ原料の供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547551B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2627426B2 (ja) * | 1988-05-11 | 1997-07-09 | 本田技研工業株式会社 | 可変容量ターボチャージャの制御方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0611388B2 (ja) * | 1981-10-29 | 1994-02-16 | バブコツク日立株式会社 | 固液混合流体輸送管路閉塞防止運転方法 |
JPS6024565Y2 (ja) * | 1981-12-22 | 1985-07-23 | スギウエエンジニアリング株式会社 | 連続ベントナイト液製造装置 |
JPS6028026U (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-25 | バブコツク日立株式会社 | スラリ−製造装置 |
JPS6148039U (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-31 | バブコツク日立株式会社 | スラリ−製造装置 |
-
1986
- 1986-12-11 JP JP61295140A patent/JP2547551B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63147528A (ja) | 1988-06-20 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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