JP2547334Y2 - コネクタの固定具 - Google Patents
コネクタの固定具Info
- Publication number
- JP2547334Y2 JP2547334Y2 JP1991030781U JP3078191U JP2547334Y2 JP 2547334 Y2 JP2547334 Y2 JP 2547334Y2 JP 1991030781 U JP1991030781 U JP 1991030781U JP 3078191 U JP3078191 U JP 3078191U JP 2547334 Y2 JP2547334 Y2 JP 2547334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- connector housing
- side wall
- connector
- flexible arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コネクタを車体パネ
ルあるいはハーネスプロテクタなどに固定するために用
いられるコネクタの固定具に関する。
ルあるいはハーネスプロテクタなどに固定するために用
いられるコネクタの固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタの固定具としては、例え
ば図7、図8に示すようなものがある。即ち、このコネ
クタの固定具はコネクタハウジング1を挿入収容するブ
ラケット3で構成され、このブラケット3の側壁外面5
を相手方取付面7に対面させて固定するようになってい
る。
ば図7、図8に示すようなものがある。即ち、このコネ
クタの固定具はコネクタハウジング1を挿入収容するブ
ラケット3で構成され、このブラケット3の側壁外面5
を相手方取付面7に対面させて固定するようになってい
る。
【0003】前記ブラケット3にはコネクタハウジング
1の収容室9,11,13が設けられており、例えば収
容室9には、ロック用の突起15とストッパ17とが設
けられ、前記コネクタハウジング1にはロック用の突起
15に係合する凹部19及びストッパ17に当接する当
接部21が設けられている。また、前記ブラケット3の
側壁外面5には係合部としてのクリップ23が突設され
ている。なお、相手方取付面7は、例えば車体パネル2
5のものとして構成され、この車体パネル25には前記
クリップ23を係止させる係止部としての取付穴27が
設けられている。
1の収容室9,11,13が設けられており、例えば収
容室9には、ロック用の突起15とストッパ17とが設
けられ、前記コネクタハウジング1にはロック用の突起
15に係合する凹部19及びストッパ17に当接する当
接部21が設けられている。また、前記ブラケット3の
側壁外面5には係合部としてのクリップ23が突設され
ている。なお、相手方取付面7は、例えば車体パネル2
5のものとして構成され、この車体パネル25には前記
クリップ23を係止させる係止部としての取付穴27が
設けられている。
【0004】コネクタハウジング1の固定に際しては、
まず、図8のようにブラケット3の収容室9の下側から
コネクタハウジング1を挿入する。挿入の途中におい
て、コネクタハウジング1の凹部19の上側外面1aが
ロック用の突起15に当たり、更に挿入力を強めると上
側外面1aがロック用の突起15を押圧し、ブラケット
3の側壁3aが若干撓む。更に挿入すると上側外面1a
がロック用の突起15を乗り越えて、凹部19が図7の
ように突起15に係合する。この時、コネクタハウジン
グ1の当接部21はブラケット3のストッパ17に当接
して、位置決めが行なわれる。こうして、ブラケット3
にコネクタハウジング1を固定することができる。
まず、図8のようにブラケット3の収容室9の下側から
コネクタハウジング1を挿入する。挿入の途中におい
て、コネクタハウジング1の凹部19の上側外面1aが
ロック用の突起15に当たり、更に挿入力を強めると上
側外面1aがロック用の突起15を押圧し、ブラケット
3の側壁3aが若干撓む。更に挿入すると上側外面1a
がロック用の突起15を乗り越えて、凹部19が図7の
ように突起15に係合する。この時、コネクタハウジン
グ1の当接部21はブラケット3のストッパ17に当接
して、位置決めが行なわれる。こうして、ブラケット3
にコネクタハウジング1を固定することができる。
【0005】次いで、クリップ23を車体パネル25の
取付穴27に嵌合させ、ブラケット3を車体パネル25
に固定する。この状態でブラケット3の側壁外面5が車
体パネル25の取付面7に対面して固定されることにな
る。こうして、コネクタハウジング1を車体パネル25
に固定することができる。
取付穴27に嵌合させ、ブラケット3を車体パネル25
に固定する。この状態でブラケット3の側壁外面5が車
体パネル25の取付面7に対面して固定されることにな
る。こうして、コネクタハウジング1を車体パネル25
に固定することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
コネクタの固定具であると、ブラケット3に対してコネ
クタハウジング1を挿入結合する際に、ブラケット3の
側壁3a全体が撓むことにより、突起15と凹部19と
の係合が行なわれるため、挿入結合の途中において挿入
力が著しく大きくなる恐れがある。
コネクタの固定具であると、ブラケット3に対してコネ
クタハウジング1を挿入結合する際に、ブラケット3の
側壁3a全体が撓むことにより、突起15と凹部19と
の係合が行なわれるため、挿入結合の途中において挿入
力が著しく大きくなる恐れがある。
【0007】また、挿入力が大きくなるということは、
ブラケット3に対するコネクタハウジング1の不完全結
合を招き易くなる。
ブラケット3に対するコネクタハウジング1の不完全結
合を招き易くなる。
【0008】コネクタハウジング1がブラケット3に対
して不完全な結合状態であっても、ブラケット3を車体
パネル25に取付けることができるため、コネクタハウ
ジング1が不完全結合状態のままブラケット3が車体パ
ネル25に取付けられるおそれがある。
して不完全な結合状態であっても、ブラケット3を車体
パネル25に取付けることができるため、コネクタハウ
ジング1が不完全結合状態のままブラケット3が車体パ
ネル25に取付けられるおそれがある。
【0009】これに対し特開昭61−133985号公
報に記載されているような構造のものもある。即ちこの
構造では、前記図7のロック用の突起15に代え、ブラ
ケット3内面側、即ち収容室9内に突出する可撓のロッ
クアーム29を設けたもので、コネクタハウジング1を
ロックアーム29の撓みにより低挿入力で収容室内に挿
入することができ、かつ、ロックアーム29の復元によ
ってこのロックアーム29をコネクタハウジング1に係
合させることができる。
報に記載されているような構造のものもある。即ちこの
構造では、前記図7のロック用の突起15に代え、ブラ
ケット3内面側、即ち収容室9内に突出する可撓のロッ
クアーム29を設けたもので、コネクタハウジング1を
ロックアーム29の撓みにより低挿入力で収容室内に挿
入することができ、かつ、ロックアーム29の復元によ
ってこのロックアーム29をコネクタハウジング1に係
合させることができる。
【0010】従って、コネクタハウジング1をブラケッ
ト3へ低挿入力で係合させることはできるが、コネクタ
ハウジング1のブラケット3に対する挿入途中において
もロックアーム29がブラッケット3の側壁外面に突出
することはなく、コネクタハウジング1の不完全結合の
状態を確認することはできない。
ト3へ低挿入力で係合させることはできるが、コネクタ
ハウジング1のブラケット3に対する挿入途中において
もロックアーム29がブラッケット3の側壁外面に突出
することはなく、コネクタハウジング1の不完全結合の
状態を確認することはできない。
【0011】そこでこの考案は、ブラケットに対しコネ
クタハウジングを低挿入力で挿入結合することができ、
しかも、不完全結合状態を確認することのできるコネク
タの固定具の提供を目的とする。
クタハウジングを低挿入力で挿入結合することができ、
しかも、不完全結合状態を確認することのできるコネク
タの固定具の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案は、コネクタハウジングを挿入収容する収
容室を有したブラケットに、前記収容室の側壁外面を相
手方取付面に近接対向させた状態で相手方取付面の係止
部に係止されて、該相手方取付面にブラケットを固定す
る係合部を設け、前記収容室の前記側壁であって前記係
合部以外の部分にスリットを貫通形成して前記側壁の一
部により可撓アームを形成し、該可撓アームの前記収容
室側の面と前記コネクタハウジングとの一方にロック用
の突起を設けると共に、他方に凹部を設け、前記収容室
に前記コネクタハウジングを収容するとき前記可撓アー
ムを前記側壁外面側に撓めながら前記突起を前記凹部に
係合ロックさせるように設け、コネクタハウジングに電
線を組込んでなるコネクタをブラケットに収容固定し、
当該ブラケットを相手方取付面に取付固定するようにし
てコネクタを固定することを特徴とする。
に、この考案は、コネクタハウジングを挿入収容する収
容室を有したブラケットに、前記収容室の側壁外面を相
手方取付面に近接対向させた状態で相手方取付面の係止
部に係止されて、該相手方取付面にブラケットを固定す
る係合部を設け、前記収容室の前記側壁であって前記係
合部以外の部分にスリットを貫通形成して前記側壁の一
部により可撓アームを形成し、該可撓アームの前記収容
室側の面と前記コネクタハウジングとの一方にロック用
の突起を設けると共に、他方に凹部を設け、前記収容室
に前記コネクタハウジングを収容するとき前記可撓アー
ムを前記側壁外面側に撓めながら前記突起を前記凹部に
係合ロックさせるように設け、コネクタハウジングに電
線を組込んでなるコネクタをブラケットに収容固定し、
当該ブラケットを相手方取付面に取付固定するようにし
てコネクタを固定することを特徴とする。
【0013】
【作用】コネクタハウジングのブラケットへの挿入結合
に際して、可撓アームが撓み、ロック用の突起を凹部に
係合ロックさせることができる。係合ロックすると可撓
アームの撓みは復元し、収容室の側壁外面は平坦とな
り、相手方取付面に近接して対向させることができ、係
止部に対する係合部の係止により相手方取付面にブラケ
ットを固定することができる。コネクタハウジングのブ
ラケットに対する不完全結合状態では、可撓アームが撓
んだまま復元せず、ブラケットの収容室の側壁外面から
突出する。
に際して、可撓アームが撓み、ロック用の突起を凹部に
係合ロックさせることができる。係合ロックすると可撓
アームの撓みは復元し、収容室の側壁外面は平坦とな
り、相手方取付面に近接して対向させることができ、係
止部に対する係合部の係止により相手方取付面にブラケ
ットを固定することができる。コネクタハウジングのブ
ラケットに対する不完全結合状態では、可撓アームが撓
んだまま復元せず、ブラケットの収容室の側壁外面から
突出する。
【0014】
【実施例】以下、この考案の実施例を説明する。
【0015】なお、この考案の一実施例に係るコネクタ
の固定具も、図7、図8に示したコネクタの固定具と基
本的な構成はほぼ同一であるため、同一構成部分には同
一符号を付して説明する。
の固定具も、図7、図8に示したコネクタの固定具と基
本的な構成はほぼ同一であるため、同一構成部分には同
一符号を付して説明する。
【0016】即ち、この考案の実施例においても、コネ
クタの固定具はコネクタハウジング1を挿入収容するブ
ラケット3で構成され、このブラケット3の側壁外面5
を相手方取付面7に近接して対向させ固定している。
クタの固定具はコネクタハウジング1を挿入収容するブ
ラケット3で構成され、このブラケット3の側壁外面5
を相手方取付面7に近接して対向させ固定している。
【0017】一方、この考案の実施例では図1、図2で
示すようにブラケット3の側壁3aにスリット31を貫
通形成することにより、側壁3aの一部で可撓アーム3
3を形成している。スリット31は、図3で示すように
上部及び左右の三方に連続して設けたもので、可撓アー
ム33は下端部が側壁3aと一体となっている。そして
可撓アーム33の外面33aは側壁外面5とほぼ面一と
なっている。この可撓アーム33のブラケット3内面
側、即ち収容室9側にロック用の突起15が設けられて
いるものである。
示すようにブラケット3の側壁3aにスリット31を貫
通形成することにより、側壁3aの一部で可撓アーム3
3を形成している。スリット31は、図3で示すように
上部及び左右の三方に連続して設けたもので、可撓アー
ム33は下端部が側壁3aと一体となっている。そして
可撓アーム33の外面33aは側壁外面5とほぼ面一と
なっている。この可撓アーム33のブラケット3内面
側、即ち収容室9側にロック用の突起15が設けられて
いるものである。
【0018】従って、ブラケット3の収容室9の下側か
らコネクタハウジング1を挿入すると、まず、コネクタ
ハウジング1の上側外面1aがロック用の突起15に当
接し、コネクタハウジング1を更に押し込めるとロック
用の突起15が上側外面1aによって押圧される。この
ように、ロック用の突起15に押圧力が作用すると、可
撓アーム33が撓み、押圧力を吸収する(図4参照)。
らコネクタハウジング1を挿入すると、まず、コネクタ
ハウジング1の上側外面1aがロック用の突起15に当
接し、コネクタハウジング1を更に押し込めるとロック
用の突起15が上側外面1aによって押圧される。この
ように、ロック用の突起15に押圧力が作用すると、可
撓アーム33が撓み、押圧力を吸収する(図4参照)。
【0019】従って、コネクタハウジング1のブラケッ
ト3に対する挿入力を減少させることができる。
ト3に対する挿入力を減少させることができる。
【0020】コネクタハウジング1を更に押し込める
と、ロック用の突起15が上側外面1aから外れ、凹部
19に係合する。この係合状態では突起15の押圧力が
除かれるため可撓アーム33の撓みがなくなり、可撓ア
ーム33の外面33aが側壁外面5とほぼ面一の状態と
なる(図2参照)。また、当接部21がストッパ17に
当接して、図2のようにコネクタハウジング1のブラケ
ット3に対する挿入結合が完了する。
と、ロック用の突起15が上側外面1aから外れ、凹部
19に係合する。この係合状態では突起15の押圧力が
除かれるため可撓アーム33の撓みがなくなり、可撓ア
ーム33の外面33aが側壁外面5とほぼ面一の状態と
なる(図2参照)。また、当接部21がストッパ17に
当接して、図2のようにコネクタハウジング1のブラケ
ット3に対する挿入結合が完了する。
【0021】そして、クリップ23を車体パネル25の
取付穴27に嵌合させればブラケット3を介してコネク
タハウジング1の固定を行なうことができる。
取付穴27に嵌合させればブラケット3を介してコネク
タハウジング1の固定を行なうことができる。
【0022】ブラケット3に対しコネクタハウジング1
が不完全結合状態であると、例えば図4のようにコネク
タハウジング1の上側外面1aがロック用の突起15を
押圧した状態となっており、可撓アーム33は撓んだま
まその外面33aがブラケット3の側壁外面5から突出
した状態となっている。従って、このような状態により
ブラケット3に対するコネクタハウジング1の不完全結
合を確認することができる。
が不完全結合状態であると、例えば図4のようにコネク
タハウジング1の上側外面1aがロック用の突起15を
押圧した状態となっており、可撓アーム33は撓んだま
まその外面33aがブラケット3の側壁外面5から突出
した状態となっている。従って、このような状態により
ブラケット3に対するコネクタハウジング1の不完全結
合を確認することができる。
【0023】また、この確認を怠ったとしても、図4の
ようにクリップ23を取付穴27に取付けることができ
ず、この時にコネクタハウジング1がブラケット3に対
して不完全結合状態であると気づかせることができる。
ようにクリップ23を取付穴27に取付けることができ
ず、この時にコネクタハウジング1がブラケット3に対
して不完全結合状態であると気づかせることができる。
【0024】図5および図6は、この考案の他の実施例
を示すものである。
を示すものである。
【0025】この実施例では、ブラケット3をハーネス
プロテクタ41に取付けるようにしたものである。ブラ
ケット3の基本的な構成は上記実施例と同様であり、ス
リット31を設けることにより可撓アーム33を形成
し、この可撓アーム33にロック用の突起15を設けて
いる。更にブラケット3は、ハーネスプロテクタ41へ
固定するために外側面34に複数のブラケット結合フッ
ク35を備え、更に可撓アーム33を備えた側壁外面5
に係合部としてスライド係合部37が面一に設けられて
いる。
プロテクタ41に取付けるようにしたものである。ブラ
ケット3の基本的な構成は上記実施例と同様であり、ス
リット31を設けることにより可撓アーム33を形成
し、この可撓アーム33にロック用の突起15を設けて
いる。更にブラケット3は、ハーネスプロテクタ41へ
固定するために外側面34に複数のブラケット結合フッ
ク35を備え、更に可撓アーム33を備えた側壁外面5
に係合部としてスライド係合部37が面一に設けられて
いる。
【0026】一方、前記プロテクタ41は、図5におい
てブラケット3を固定する部分のみを示すもので、プロ
テクタ本体43とプロテクタカバー45とからなり、プ
ロテクタ本体43にはプロテクタ結合フック47が設け
られ、プロテクタカバー45には突起49を備えたプロ
テクタ結合片51が設けられている。従ってプロテクタ
結合片51をプロテクタ結合フック47に係止させるこ
とにより、プロテクタ本体43にプロテクタカバー45
を結合させることができる。
てブラケット3を固定する部分のみを示すもので、プロ
テクタ本体43とプロテクタカバー45とからなり、プ
ロテクタ本体43にはプロテクタ結合フック47が設け
られ、プロテクタカバー45には突起49を備えたプロ
テクタ結合片51が設けられている。従ってプロテクタ
結合片51をプロテクタ結合フック47に係止させるこ
とにより、プロテクタ本体43にプロテクタカバー45
を結合させることができる。
【0027】また、前記プロテクタ本体43とプロテク
タカバー45とには、ブラケット係止棚53,55が設
けられ、プロテクタ本体43の端縁部およびプロテクタ
カバー45の端縁部には、突起57を備えたブラケット
結合片59が突設されている。更にブラケット3の側壁
外面5に対面する相手方取付面となるプロテクタ本体4
3の内面61には、係止部としてスライド嵌合部63が
設けられている。
タカバー45とには、ブラケット係止棚53,55が設
けられ、プロテクタ本体43の端縁部およびプロテクタ
カバー45の端縁部には、突起57を備えたブラケット
結合片59が突設されている。更にブラケット3の側壁
外面5に対面する相手方取付面となるプロテクタ本体4
3の内面61には、係止部としてスライド嵌合部63が
設けられている。
【0028】そして、コネクタハウジング1のブラケッ
ト3への取付けに際しては、上記実施例と同様にして、
収容室9に固定することができる。
ト3への取付けに際しては、上記実施例と同様にして、
収容室9に固定することができる。
【0029】ついで、コネクタハウジング1を取付けた
ブラケット3をプロテクタ本体43の端縁部側に引き出
しておいてプロテクタカバー45のプロテクタ結合片5
1をプロテクタ結合フック47に係止させることによ
り、プロテクタ本体43とプロテクタカバー45とを結
合する。その後ブラケット3のスライド係合部37をプ
ロテクタ本体43のスライド嵌合部63に嵌合係止させ
ると同時に、各ブラケット結合フック35をプロテクタ
41側の各ブラケット結合片59に係止させれば、ブラ
ケット3の端部がブラケット係止棚53,55に図6の
ように当接して、プロテクタ41に対しブラケット3が
固定される。
ブラケット3をプロテクタ本体43の端縁部側に引き出
しておいてプロテクタカバー45のプロテクタ結合片5
1をプロテクタ結合フック47に係止させることによ
り、プロテクタ本体43とプロテクタカバー45とを結
合する。その後ブラケット3のスライド係合部37をプ
ロテクタ本体43のスライド嵌合部63に嵌合係止させ
ると同時に、各ブラケット結合フック35をプロテクタ
41側の各ブラケット結合片59に係止させれば、ブラ
ケット3の端部がブラケット係止棚53,55に図6の
ように当接して、プロテクタ41に対しブラケット3が
固定される。
【0030】このような作用において、コネクタハウジ
ング1がブラケット3に対し不完全結合状態であると上
記実施例で説明したと同様に、可撓アーム33が側壁外
面5に突出し、ブラケット3のスライド係合部37をプ
ロテクタ本体43のスライド嵌合部63へスライド嵌合
させることができなくなり、不完全結合状態の確認をす
ることができる。
ング1がブラケット3に対し不完全結合状態であると上
記実施例で説明したと同様に、可撓アーム33が側壁外
面5に突出し、ブラケット3のスライド係合部37をプ
ロテクタ本体43のスライド嵌合部63へスライド嵌合
させることができなくなり、不完全結合状態の確認をす
ることができる。
【0031】なお、可撓アーム33側に凹部を設け、コ
ネクタハウジング1側にロック用の突起15を設けるこ
ともできる。可撓アーム33は不完全結合状態におい
て、ブラケット3の側壁外面5から突出するものであれ
ばよく、通常状態において可撓アーム33の外面が側壁
外面5に対して面一となる必要はない。
ネクタハウジング1側にロック用の突起15を設けるこ
ともできる。可撓アーム33は不完全結合状態におい
て、ブラケット3の側壁外面5から突出するものであれ
ばよく、通常状態において可撓アーム33の外面が側壁
外面5に対して面一となる必要はない。
【0032】
【考案の効果】以上より明らかなように、この考案の構
成によれば、コネクタハウジングをブラケットに対し低
挿入力で挿入結合させることができ、しかも可撓アーム
の側壁外面からの突出状態によってブラケットに対する
コネクタハウジングの不完全結合を確認することができ
る。
成によれば、コネクタハウジングをブラケットに対し低
挿入力で挿入結合させることができ、しかも可撓アーム
の側壁外面からの突出状態によってブラケットに対する
コネクタハウジングの不完全結合を確認することができ
る。
【図1】この考案の一実施例に係る分解斜視図である。
【図2】この考案の一実施例に係る断面図である。
【図3】図1A−A線矢視断面図である。
【図4】作用説明図である。
【図5】他の実施例に係る分解斜視図である。
【図6】組立て状態の断面図である。
【図7】従来例に係る断面図である。
【図8】従来例に係る分解斜視図である。
【図9】他の従来例に係る断面図である。
1 コネクタハウジング 3 ブラケット 3a 側壁 5 側壁外面 7 相手方取付面 15 ロック用の突起 19 凹部 31 スリット 33 可撓アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 コネクタハウジングを挿入収容する収容
室を有したブラケットに、前記収容室の側壁外面を相手
方取付面に近接対向させた状態で相手方取付面の係止部
に係止されて、該相手方取付面にブラケットを固定する
係合部を設け、 前記収容室の前記側壁であって前記係合部以外の部分に
スリットを貫通形成して前記側壁の一部により可撓アー
ムを形成し、 該可撓アームの前記収容室側の面と前記コネクタハウジ
ングとの一方にロック用の突起を設けると共に、他方に
凹部を設け、 前記収容室に前記コネクタハウジングを収容するとき前
記可撓アームを前記側壁外面側に撓めながら前記突起を
前記凹部に係合ロックさせるように設け、コネクタハウ
ジングに電線を組込んでなるコネクタをブラケットに収
容固定し、当該ブラケットを相手方取付面に取付固定す
るようにしてコネクタを固定することを特徴とするコネ
クタの固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991030781U JP2547334Y2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | コネクタの固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991030781U JP2547334Y2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | コネクタの固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126683U JPH04126683U (ja) | 1992-11-18 |
JP2547334Y2 true JP2547334Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=31914242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991030781U Expired - Lifetime JP2547334Y2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | コネクタの固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547334Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63172069U (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-09 |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP1991030781U patent/JP2547334Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04126683U (ja) | 1992-11-18 |
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