JP2546787Y2 - Zifコネクタ - Google Patents
ZifコネクタInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンタクトと相手コン
タクトとの挿抜に要する力を零とする構成のZIFコネ
クタに関し、特に、高速信号の伝送に用いるZIFコネ
クタに関するものである。
タクトとの挿抜に要する力を零とする構成のZIFコネ
クタに関し、特に、高速信号の伝送に用いるZIFコネ
クタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタは、導電性のコンタクト
と、コンタクトに接触する導電性の相手コンタクトとを
有している。コンタクト及び相手コンタクトは、これら
の組み合わせ本数が多くなればなるほど挿抜に要する力
が大きくなる。即ち、コンタクト及び相手コンタクトの
本数は挿抜に要する力が大きくなるために限界がある。
そこで、このコネクタに代わるコネクタとして、コンタ
クトと相手コンタクトとの挿抜に要する力を零とする構
成のZIF(Zero Insertion Force)コネクタが周知で
ある。
と、コンタクトに接触する導電性の相手コンタクトとを
有している。コンタクト及び相手コンタクトは、これら
の組み合わせ本数が多くなればなるほど挿抜に要する力
が大きくなる。即ち、コンタクト及び相手コンタクトの
本数は挿抜に要する力が大きくなるために限界がある。
そこで、このコネクタに代わるコネクタとして、コンタ
クトと相手コンタクトとの挿抜に要する力を零とする構
成のZIF(Zero Insertion Force)コネクタが周知で
ある。
【0003】ZIFコネクタは、相互に接続されるコン
タクト及び相手コンタクトの嵌合時の力を不要とするも
のである。このZIFコネクタは、コンタクト及び相手
コンタクトを嵌合した後に、相対的に移動させることに
よって相互に導通接続されるものである。コンタクト及
び相手コンタクトは、外力によって接触・開離されるも
のである。しかし、このZIFコネクタは、コンタクト
及び相手コンタクトの本数に比例して大きな外力が必要
となる。
タクト及び相手コンタクトの嵌合時の力を不要とするも
のである。このZIFコネクタは、コンタクト及び相手
コンタクトを嵌合した後に、相対的に移動させることに
よって相互に導通接続されるものである。コンタクト及
び相手コンタクトは、外力によって接触・開離されるも
のである。しかし、このZIFコネクタは、コンタクト
及び相手コンタクトの本数に比例して大きな外力が必要
となる。
【0004】そこで、図8に示すようなコネクタ構造の
ZIFコネクタが提案されている。このZIFコネクタ
は、外力(操作力)を小さくするコネクタ構造に作られ
ている。即ち、このZIFコネクタは、相互に接触する
ピン側コネクタ8及びソケット側コネクタ9とを有して
いる。ピン側コネクタ8は、ピン側インシュレータ80
と、このピン側インシュレータ80に保持されている複
数の導電性のソケットコンタクト85とを有している。
ピン側インシュレータ80にはソケット側コネクタ9を
受容するための大きな溝形状の受容部81が形成されて
いる。
ZIFコネクタが提案されている。このZIFコネクタ
は、外力(操作力)を小さくするコネクタ構造に作られ
ている。即ち、このZIFコネクタは、相互に接触する
ピン側コネクタ8及びソケット側コネクタ9とを有して
いる。ピン側コネクタ8は、ピン側インシュレータ80
と、このピン側インシュレータ80に保持されている複
数の導電性のソケットコンタクト85とを有している。
ピン側インシュレータ80にはソケット側コネクタ9を
受容するための大きな溝形状の受容部81が形成されて
いる。
【0005】ソケットコンタクト85には受容部81の
内底面に露出しているソケット部85aが形成されてい
る。ソケット部85aには、受容部81に設けられ、か
つソケット部85aに一端部が挿入される中継コンタク
ト83が設けられている。中継コンタクト83は直線状
であり、かつ延在方向中央部が固定部材84によって固
定保持されている。また、中継コンタクト83の他端部
は、後述するソケット側コネクタ9の相手ソケットコン
タクト91に形成されている相手ソケット部91aに挿
入される。図中の符号86,87は中継コンタクト83
を整列させるための整列板である。図中の符号88はソ
ケット側コネクタ9を挿嵌接続時に案内するためのガイ
ド部である。図中の符号89はソケット側コネクタ9を
受容部81内で移動するための駆動カムである。
内底面に露出しているソケット部85aが形成されてい
る。ソケット部85aには、受容部81に設けられ、か
つソケット部85aに一端部が挿入される中継コンタク
ト83が設けられている。中継コンタクト83は直線状
であり、かつ延在方向中央部が固定部材84によって固
定保持されている。また、中継コンタクト83の他端部
は、後述するソケット側コネクタ9の相手ソケットコン
タクト91に形成されている相手ソケット部91aに挿
入される。図中の符号86,87は中継コンタクト83
を整列させるための整列板である。図中の符号88はソ
ケット側コネクタ9を挿嵌接続時に案内するためのガイ
ド部である。図中の符号89はソケット側コネクタ9を
受容部81内で移動するための駆動カムである。
【0006】ソケット側コネクタ9はソケット側インシ
ュレータ90と、このソケット側インシュレータ90に
組み込まれた複数の相手ソケットコンタクト91とを有
している。ソケット側インシュレータ90には、中継コ
ンタクト83に対応するように相手ソケットコンタクト
91が保持されている。また、ソケット側インシュレー
タ90にはガイド部88を受け入れるガイド孔95が形
成されている。
ュレータ90と、このソケット側インシュレータ90に
組み込まれた複数の相手ソケットコンタクト91とを有
している。ソケット側インシュレータ90には、中継コ
ンタクト83に対応するように相手ソケットコンタクト
91が保持されている。また、ソケット側インシュレー
タ90にはガイド部88を受け入れるガイド孔95が形
成されている。
【0007】今、図9に示すように、ピン側コネクタ8
の受容部81には、ソケット側コネクタ9を挿入した状
態で、駆動カム89を回転させると、この駆動カム89
の大径部がソケット側コネクタ9を押圧移動させる。そ
して、中継コンタクト83は相手ソケット部91a,ソ
ケット部85aの内壁面にそれぞれ押圧接触するととも
に、中継コンタクト83と相手ソケットコンタクト9
1,ソケットコンタクト85とを導通接触させる。即
ち、中継コンタクト83が傾斜した状態で相手ソケット
コンタクト91,ソケットコンタクト85が中継コンタ
クトを介して導通接続する。
の受容部81には、ソケット側コネクタ9を挿入した状
態で、駆動カム89を回転させると、この駆動カム89
の大径部がソケット側コネクタ9を押圧移動させる。そ
して、中継コンタクト83は相手ソケット部91a,ソ
ケット部85aの内壁面にそれぞれ押圧接触するととも
に、中継コンタクト83と相手ソケットコンタクト9
1,ソケットコンタクト85とを導通接触させる。即
ち、中継コンタクト83が傾斜した状態で相手ソケット
コンタクト91,ソケットコンタクト85が中継コンタ
クトを介して導通接続する。
【0008】このようなZIFコネクタの基本原理は、
図10に示すように、中継コンタクト83の両端がそれ
ぞれ相手ソケットコンタクト91の相手ソケット部91
a,ソケットコンタクト85のソケット部85aに挿入
され、中継コンタクト83の両端部が軸に直交する方向
に相対的反対方向に移動するとき、両端に対の接触力
P,Fが発生する。中継コンタクト83の長手方向にお
ける中心から端部までの距離をLとし、PF間の距離を
Sとする。この場合、移動に要する力WはP−Fであ
り、P×2(L−S)=F×2Lとなり、F=((L−
S)/L)Pとなり、W=P−F=((L−(L−
S))/L)P=(S/L)Pとなる。小さな操作力で
大きな接触力を得たいということでP/Wを倍力効果と
すると、P/W=L/Sで表されることになる。即ち、
L/Sを大きくすれば、大きなテコ倍力効果が得られ
る。
図10に示すように、中継コンタクト83の両端がそれ
ぞれ相手ソケットコンタクト91の相手ソケット部91
a,ソケットコンタクト85のソケット部85aに挿入
され、中継コンタクト83の両端部が軸に直交する方向
に相対的反対方向に移動するとき、両端に対の接触力
P,Fが発生する。中継コンタクト83の長手方向にお
ける中心から端部までの距離をLとし、PF間の距離を
Sとする。この場合、移動に要する力WはP−Fであ
り、P×2(L−S)=F×2Lとなり、F=((L−
S)/L)Pとなり、W=P−F=((L−(L−
S))/L)P=(S/L)Pとなる。小さな操作力で
大きな接触力を得たいということでP/Wを倍力効果と
すると、P/W=L/Sで表されることになる。即ち、
L/Sを大きくすれば、大きなテコ倍力効果が得られ
る。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上記したような基本原
理を有する構造のZIFコネクタは、構造が比較的シン
プルで操作力の小さいもので、操作性に優れている。し
かし、接触力/操作力(P/W)のテコ倍率を上げるた
めには、P/W=L/Sであるため、Lを大きくしなけ
ればならず、中継コンタクト83の全長(2L)が大き
くなりすぎてしまう。これとともに、中継コンタクト8
3の伝送距離は長くならざるを得ず、高速信号の伝送に
は不向きとなっていた。また、このように中継コンタク
ト83はその全長が長くなると、それを収容するピン側
コネクタ8も大きくせねばならない。このため、ZIF
コネクタは大きくならざるを得ないという問題がある。
理を有する構造のZIFコネクタは、構造が比較的シン
プルで操作力の小さいもので、操作性に優れている。し
かし、接触力/操作力(P/W)のテコ倍率を上げるた
めには、P/W=L/Sであるため、Lを大きくしなけ
ればならず、中継コンタクト83の全長(2L)が大き
くなりすぎてしまう。これとともに、中継コンタクト8
3の伝送距離は長くならざるを得ず、高速信号の伝送に
は不向きとなっていた。また、このように中継コンタク
ト83はその全長が長くなると、それを収容するピン側
コネクタ8も大きくせねばならない。このため、ZIF
コネクタは大きくならざるを得ないという問題がある。
【0010】それ故に、本考案の課題は、中継コンタク
トの伝送距離を短くでき、高速信号の伝送に適し、かつ
コンパクト化を図ることのできるZIFコネクタを提供
することにある。
トの伝送距離を短くでき、高速信号の伝送に適し、かつ
コンパクト化を図ることのできるZIFコネクタを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、導電性
のコンタクトを有するコネクタ要素と、導電性の相手コ
ンタクトを有する相手側コネクタ要素と、前記コンタク
ト及び前記相手コンタクト間に配した導電性の中継コン
タクトとを含み、前記コネクタ要素は、前記コンタクト
を保持したインシュレータを有し、該インシュレータに
は前記相手側コネクタ要素を受容する受容部が形成され
ており、さらに該受容部には前記中継コンタクトを整列
させるために前記中継コンタクトの中間部を一対一に貫
通させた貫通穴が形成されているロケータが配されてお
り、該ロケータと前記相手側コネクタ要素とはこれらが
互いに係合する係合手段を有し、前記ロケータと前記相
手側コネクタ要素とを前記係合手段によって係合させた
状態で、前記相手側コネクタ要素と前記コネクタ要素と
を前記中継コンタクトの軸方向と交差する方向に相対的
に移動させることにより、前記中継コンタクトを傾斜さ
せて前記コンタクトと前記相手コンタクトとを前記中継
コンタクトを介して導通接続させるZIFコネクタにお
いて、前記コンタクトは、前記中継コンタクトを常時接
触させている状態で回動可能に保持している接触部を有
し、前記相手コンタクトは、前記相手側コネクタ要素と
前記コネクタ要素との前記相対的な移動により前記中継
コンタクトを接触力をもち接触させる相手接触部を有
し、前記中継コンタクトは、前記コネクタ要素と前記相
手側コネクタ要素とを相対的に移動させたときに、回動
しつつ前記接触部に圧接する一端部と、前記コネクタ要
素と前記相手側コネクタ要素とを相対的に移動させたと
きに移動方向の力と該力とは反対方向の力とが発生する
よう前記相手接触部に接触する他端部とを有し、少なく
とも前記一端部と前記接触部とのいずれか一方には弾性
復元力によって他方に弾性接触して圧接するよう前記軸
方向にスリットが形成されていることを特徴とするZI
Fコネクタが得られる。
のコンタクトを有するコネクタ要素と、導電性の相手コ
ンタクトを有する相手側コネクタ要素と、前記コンタク
ト及び前記相手コンタクト間に配した導電性の中継コン
タクトとを含み、前記コネクタ要素は、前記コンタクト
を保持したインシュレータを有し、該インシュレータに
は前記相手側コネクタ要素を受容する受容部が形成され
ており、さらに該受容部には前記中継コンタクトを整列
させるために前記中継コンタクトの中間部を一対一に貫
通させた貫通穴が形成されているロケータが配されてお
り、該ロケータと前記相手側コネクタ要素とはこれらが
互いに係合する係合手段を有し、前記ロケータと前記相
手側コネクタ要素とを前記係合手段によって係合させた
状態で、前記相手側コネクタ要素と前記コネクタ要素と
を前記中継コンタクトの軸方向と交差する方向に相対的
に移動させることにより、前記中継コンタクトを傾斜さ
せて前記コンタクトと前記相手コンタクトとを前記中継
コンタクトを介して導通接続させるZIFコネクタにお
いて、前記コンタクトは、前記中継コンタクトを常時接
触させている状態で回動可能に保持している接触部を有
し、前記相手コンタクトは、前記相手側コネクタ要素と
前記コネクタ要素との前記相対的な移動により前記中継
コンタクトを接触力をもち接触させる相手接触部を有
し、前記中継コンタクトは、前記コネクタ要素と前記相
手側コネクタ要素とを相対的に移動させたときに、回動
しつつ前記接触部に圧接する一端部と、前記コネクタ要
素と前記相手側コネクタ要素とを相対的に移動させたと
きに移動方向の力と該力とは反対方向の力とが発生する
よう前記相手接触部に接触する他端部とを有し、少なく
とも前記一端部と前記接触部とのいずれか一方には弾性
復元力によって他方に弾性接触して圧接するよう前記軸
方向にスリットが形成されていることを特徴とするZI
Fコネクタが得られる。
【0012】
【作用】本考案のZIFコネクタは、コネクタを相手側
コネクタに嵌合させた後、相手側コネクタを中継コンタ
クトの軸方向と交差する方向に強制移動させる。さらに
中継コンタクトの他端部は、相手コンタクトの相手接触
部の内壁面に押圧接触する。このとき、中継コンタクト
の反対側の一端部は、常時、コンタクトの接触部に回動
可能に保持されているため、中継コンタクトの全長寸法
を短くしても十分なテコ倍力効果を得ることができる。
コネクタに嵌合させた後、相手側コネクタを中継コンタ
クトの軸方向と交差する方向に強制移動させる。さらに
中継コンタクトの他端部は、相手コンタクトの相手接触
部の内壁面に押圧接触する。このとき、中継コンタクト
の反対側の一端部は、常時、コンタクトの接触部に回動
可能に保持されているため、中継コンタクトの全長寸法
を短くしても十分なテコ倍力効果を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下添付の図面を参照して本考案の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0014】図1は本考案のZIFコネクタの一実施例
を示す斜視図、図2は本考案の第1の実施例におけるピ
ン側コネクタ(コネクタ要素)とソケット側コネクタ
(相手側コネクタ要素)の分離状態における正面断面
図、図3は本考案の第1の実施例におけるピン側コネク
タとソケット側コネクタの接続状態における正面断面図
である。
を示す斜視図、図2は本考案の第1の実施例におけるピ
ン側コネクタ(コネクタ要素)とソケット側コネクタ
(相手側コネクタ要素)の分離状態における正面断面
図、図3は本考案の第1の実施例におけるピン側コネク
タとソケット側コネクタの接続状態における正面断面図
である。
【0015】図1及び図2を参照して、ZIFコネクタ
は、相互に嵌合するピン側コネクタ1とソケット側コネ
クタ3とを有している。ピン側コネクタ1は、箱形状に
形成されているインシュレータ10と、このインシュレ
ータ10に組み込まれている複数の導電性コンタクト1
5とを有している。コンタクト15は、インシュレータ
10の底部に保持されている。インシュレータ10には
ソケット側コネクタ3を受容する大きな溝形状の受容部
11が形成されている。受容部11には、ピン形状であ
る導電性の中継コンタクト13が配されている。複数の
中継コンタクト13は、その一端部(図示では下端部)
13aを有している。中継コンタクト13の一端部13
aは円形状に曲折処理されている。そして、中継コンタ
クト13の一端部13aは、コンタクト15のソケット
形状の接触部15aに回動可能に保持されている。
は、相互に嵌合するピン側コネクタ1とソケット側コネ
クタ3とを有している。ピン側コネクタ1は、箱形状に
形成されているインシュレータ10と、このインシュレ
ータ10に組み込まれている複数の導電性コンタクト1
5とを有している。コンタクト15は、インシュレータ
10の底部に保持されている。インシュレータ10には
ソケット側コネクタ3を受容する大きな溝形状の受容部
11が形成されている。受容部11には、ピン形状であ
る導電性の中継コンタクト13が配されている。複数の
中継コンタクト13は、その一端部(図示では下端部)
13aを有している。中継コンタクト13の一端部13
aは円形状に曲折処理されている。そして、中継コンタ
クト13の一端部13aは、コンタクト15のソケット
形状の接触部15aに回動可能に保持されている。
【0016】他方、中継コンタクト13の他端部13b
は、後述するソケット側コネクタ3に保持されている導
電性の相手コンタクト31に接触する。相手コンタクト
31の下部には、ソケット形状の相手接触部31aが形
成されている。受容部11には、中継コンタクト13を
整列させるためのロケータ16が設けられている。ロケ
ータ16には複数の貫通穴16aが形成されている。こ
れらの貫通穴16aには中継コンタクト13の中間部分
が一対一に貫通されている。なお、貫通穴16aの内寸
法は中継コンタクト13を遊びをもって貫通させるよう
に中継コンタクト13の径寸法よりも大きな径寸法に設
定されている。また、ロケータ16の上面には上方に突
出したガイド部18が設けられている。ガイド部18
は、ピン側コネクタ1とソケット側コネクタ3との嵌合
操作を案内するためのガイドである。また、ガイド部1
8は、ソケット側コネクタ3を中継コンタクト13の軸
方向を交差する方向への所定量の移動を規制するための
ガイドの役目を果たす。
は、後述するソケット側コネクタ3に保持されている導
電性の相手コンタクト31に接触する。相手コンタクト
31の下部には、ソケット形状の相手接触部31aが形
成されている。受容部11には、中継コンタクト13を
整列させるためのロケータ16が設けられている。ロケ
ータ16には複数の貫通穴16aが形成されている。こ
れらの貫通穴16aには中継コンタクト13の中間部分
が一対一に貫通されている。なお、貫通穴16aの内寸
法は中継コンタクト13を遊びをもって貫通させるよう
に中継コンタクト13の径寸法よりも大きな径寸法に設
定されている。また、ロケータ16の上面には上方に突
出したガイド部18が設けられている。ガイド部18
は、ピン側コネクタ1とソケット側コネクタ3との嵌合
操作を案内するためのガイドである。また、ガイド部1
8は、ソケット側コネクタ3を中継コンタクト13の軸
方向を交差する方向への所定量の移動を規制するための
ガイドの役目を果たす。
【0017】さらに、受容部11にはロケータ16を移
動させるための駆動カム19が設けられている。駆動カ
ム19は中継コンタクト13を相手コンタクト31の相
手接触部31aに押圧接触および開離させるための外力
付与機構である。駆動カム19とは反対側のロケータ1
9の端部には、リターンスプリング20が設けられてい
る。リターンスプリング20は、インシュレータ10の
底部に一端が固定されている。
動させるための駆動カム19が設けられている。駆動カ
ム19は中継コンタクト13を相手コンタクト31の相
手接触部31aに押圧接触および開離させるための外力
付与機構である。駆動カム19とは反対側のロケータ1
9の端部には、リターンスプリング20が設けられてい
る。リターンスプリング20は、インシュレータ10の
底部に一端が固定されている。
【0018】一方、ソケット側コネクタ3は、相手イン
シュレータ30と、この相手インシュレータ30に組み
込まれた導電性の相手コンタクト31とを有している。
相手インシュレータ30には、相手コンタクト31の相
手接触部31aが中継コンタクト13の他端部に一対一
に対応するように保持されている。また、相手インシュ
レータ30には、ガイド部18を受け入れるガイド孔3
5が形成されている。ガイド部18とガイド孔35と
は、これらによって係合手段を構成している。
シュレータ30と、この相手インシュレータ30に組み
込まれた導電性の相手コンタクト31とを有している。
相手インシュレータ30には、相手コンタクト31の相
手接触部31aが中継コンタクト13の他端部に一対一
に対応するように保持されている。また、相手インシュ
レータ30には、ガイド部18を受け入れるガイド孔3
5が形成されている。ガイド部18とガイド孔35と
は、これらによって係合手段を構成している。
【0019】今、ピン側コネクタ1の受容部11には、
図3に示すように、ソケット側コネクタ3が挿入され
る。さらに、ピン側コネクタ1の受容部11にソケット
側コネクタ3を挿入した後に、駆動カム19を回転させ
ると、駆動カム19の大径部がソケット側コネクタ3を
リターンスプリング20の付勢力に抗して図3の紙面の
左方向に押圧する。そうすると、ロケータ16によって
先端が整列されている中継コンタクト13が相手コンタ
クト31の相手接触部31aの内壁面に押圧接触し、中
継コンタクト13と相手コンタクト31とを導通接触さ
せる。このとき中継コンタクト13の一端部13aは、
コンタクト15の接触部15aに回転可能に保持されて
おり、一端部13aがコンタクト15の弾性復元力によ
り弾性接触しながら圧接している。この弾性復元力はコ
ンタクト15の接触部15aに軸方向に形成されたスリ
ット15cによってなされる。
図3に示すように、ソケット側コネクタ3が挿入され
る。さらに、ピン側コネクタ1の受容部11にソケット
側コネクタ3を挿入した後に、駆動カム19を回転させ
ると、駆動カム19の大径部がソケット側コネクタ3を
リターンスプリング20の付勢力に抗して図3の紙面の
左方向に押圧する。そうすると、ロケータ16によって
先端が整列されている中継コンタクト13が相手コンタ
クト31の相手接触部31aの内壁面に押圧接触し、中
継コンタクト13と相手コンタクト31とを導通接触さ
せる。このとき中継コンタクト13の一端部13aは、
コンタクト15の接触部15aに回転可能に保持されて
おり、一端部13aがコンタクト15の弾性復元力によ
り弾性接触しながら圧接している。この弾性復元力はコ
ンタクト15の接触部15aに軸方向に形成されたスリ
ット15cによってなされる。
【0020】このときのピン側コネクタ1及びソケット
側コネクタ3の力関係は、図4に示す通りである。図4
においては、中継コンタクト13に働く力を実線の矢印
で示し、中継コンタクト13の両端部を動かす力Wを破
線で示している。ここで、ピン側コネクタ1及びソケッ
ト側コネクタ3との接触前の中継コンタクト13とコン
タクト15間に発生している接触力をRとする。すなわ
ち、ピン側コネクタ1及びソケット側コネクタ3を接触
させたときの力の関係が図4に示すようになり、回動点
の接触力の一方がR+(W/2),反対向きがR−(W
/2)となり、その差がWとなり、これが移動のための
操作力と等しい。
側コネクタ3の力関係は、図4に示す通りである。図4
においては、中継コンタクト13に働く力を実線の矢印
で示し、中継コンタクト13の両端部を動かす力Wを破
線で示している。ここで、ピン側コネクタ1及びソケッ
ト側コネクタ3との接触前の中継コンタクト13とコン
タクト15間に発生している接触力をRとする。すなわ
ち、ピン側コネクタ1及びソケット側コネクタ3を接触
させたときの力の関係が図4に示すようになり、回動点
の接触力の一方がR+(W/2),反対向きがR−(W
/2)となり、その差がWとなり、これが移動のための
操作力と等しい。
【0021】さて、ここで回動点の中心Oにおけるモー
メントを考えると、P(L−S)−FL=μ×(D/
2)×(R+(W/2))+μ×(D/2)×(R−
(W/2)=μ×(D/2)×2R=μ×D×Rとな
る。ここでμは中継コンタクト13とコンタクト15と
の回転接触部の摩擦係数で、Dは回転部の直径である。
メントを考えると、P(L−S)−FL=μ×(D/
2)×(R+(W/2))+μ×(D/2)×(R−
(W/2)=μ×(D/2)×2R=μ×D×Rとな
る。ここでμは中継コンタクト13とコンタクト15と
の回転接触部の摩擦係数で、Dは回転部の直径である。
【0022】∴F=(P(L−S)−μDR)/L、W
=P−F=(PS+μDR)/Lとなる。ここで、Rは
安定接触が得られるための力とし、ほぼPと同じにし、
μは貴金属間では小さく0.2〜0.3位である。
=P−F=(PS+μDR)/Lとなる。ここで、Rは
安定接触が得られるための力とし、ほぼPと同じにし、
μは貴金属間では小さく0.2〜0.3位である。
【0023】D《Sとすれば、μDRは無視してもよく
W=(PS)/Lで、前記従来技術で示した倍力効果P
/W=L/Sが得られる。したがって、本考案の中継コ
ンタクト13の全長はLで足り、従来技術に示した全長
2Lの半分で済む。なお、上記PSに対してμDRが無
視できない大きさであるなら、中継コンタクト13の全
長Lを少し長くしさえすれば、同じ倍力効果を得られ
る。
W=(PS)/Lで、前記従来技術で示した倍力効果P
/W=L/Sが得られる。したがって、本考案の中継コ
ンタクト13の全長はLで足り、従来技術に示した全長
2Lの半分で済む。なお、上記PSに対してμDRが無
視できない大きさであるなら、中継コンタクト13の全
長Lを少し長くしさえすれば、同じ倍力効果を得られ
る。
【0024】図5は本考案のZIFコネクタの第2実施
例を示したものである。上記第1実施例においては接触
部15aの弾性復元力をスリット15cを形成すること
により行なったが、第2実施例においては、図5に示す
ように、中継コンタクト13の一端部13aにスリット
131を形成するものである。このスリット131によ
っても、第1実施例で説明したスリット15cと同等の
弾性復元力が得られる。
例を示したものである。上記第1実施例においては接触
部15aの弾性復元力をスリット15cを形成すること
により行なったが、第2実施例においては、図5に示す
ように、中継コンタクト13の一端部13aにスリット
131を形成するものである。このスリット131によ
っても、第1実施例で説明したスリット15cと同等の
弾性復元力が得られる。
【0025】図6は本考案の第3実施例を示したもの
で、テコ倍率におけるバネ変形を中継コンタクト13で
はなく、ソケット側コネクタ3の相手コンタクト310
に持たせたものである。相手コンタクト310は先端部
分に長さ寸法が互いに異なる一対の接触バネ部310
a,310bを有している。一対の接触バネ部310
a,310bのそれぞれには中継コンタクト13に接触
するように接触部310c,310dが形成されてい
る。中継コンタクト13は接触部310c,310d間
に挿入される。そしてピン側コネクタ1とソケット側コ
ネクタ3とが中継コンタクト13の軸方向と交差する方
向に相対的に移動すると、接点部310c,310dに
中継コンタクト13が圧接するのもである。
で、テコ倍率におけるバネ変形を中継コンタクト13で
はなく、ソケット側コネクタ3の相手コンタクト310
に持たせたものである。相手コンタクト310は先端部
分に長さ寸法が互いに異なる一対の接触バネ部310
a,310bを有している。一対の接触バネ部310
a,310bのそれぞれには中継コンタクト13に接触
するように接触部310c,310dが形成されてい
る。中継コンタクト13は接触部310c,310d間
に挿入される。そしてピン側コネクタ1とソケット側コ
ネクタ3とが中継コンタクト13の軸方向と交差する方
向に相対的に移動すると、接点部310c,310dに
中継コンタクト13が圧接するのもである。
【0026】図7(a)及び図7(b)は本考案の第4
実施例を示したもので、第3実施例のものにおけるテコ
倍率が接触力によって決定されていたが、第4実施例は
相手コンタクト311の一対の相手接触部311a間へ
の中継コンタクト13の挿入抜去力に対して成立させる
ものである。
実施例を示したもので、第3実施例のものにおけるテコ
倍率が接触力によって決定されていたが、第4実施例は
相手コンタクト311の一対の相手接触部311a間へ
の中継コンタクト13の挿入抜去力に対して成立させる
ものである。
【0027】なお、本考案は上記各実施例のものを適宜
組合わせて使用するものであってもよい。
組合わせて使用するものであってもよい。
【0028】
【考案の効果】
上記したように、本考案のZIFコネク
タによれば、ピン側コネクタにおいて、中継コンタクト
の一端部がコンタクトに回動可能になるように保持され
ているので、従来方式と同じテコ倍力効果を得るのに、
中継コンタクトの全長が従来の略半分で済み、これによ
り両コネクタ間の距離が短くなり、コンパクト化が図れ
ると共に、伝送距離も短くなり、高速信号の伝送により
適したものとなる。
タによれば、ピン側コネクタにおいて、中継コンタクト
の一端部がコンタクトに回動可能になるように保持され
ているので、従来方式と同じテコ倍力効果を得るのに、
中継コンタクトの全長が従来の略半分で済み、これによ
り両コネクタ間の距離が短くなり、コンパクト化が図れ
ると共に、伝送距離も短くなり、高速信号の伝送により
適したものとなる。
【図1】本考案のZIFコネクタの一実施例の概略構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例におけるピン側コネクタと
ソケット側コネクタの分離状態における正面断面図であ
る。
ソケット側コネクタの分離状態における正面断面図であ
る。
【図3】本考案の第1実施例におけるピン側コネクタと
ソケット側コネクタの接続状態における正面断面図であ
る。
ソケット側コネクタの接続状態における正面断面図であ
る。
【図4】本考案のZIFコネクタの原理説明図である。
【図5】本考案の第2実施例における要部周りを示した
正面図である。
正面図である。
【図6】本考案の第3実施例における要部周りを示した
正面図である。
正面図である。
【図7】(a)は本考案の第4実施例における要部周り
を示した一部断面正面図、 (b)は図7(a)におけるA―A線断面図である。
を示した一部断面正面図、 (b)は図7(a)におけるA―A線断面図である。
【図8】従来のピン側コネクタとソケット側コネクタと
の分離状態における正面断面図である。
の分離状態における正面断面図である。
【図9】従来のピン側コネクタとソケット側コネクタと
の接続状態における正面断面図である。
の接続状態における正面断面図である。
【図10】従来のZIFコネクタの原理説明図である。
1,8 ピン側コネクタ 3,9 ソケット側コネクタ 10 インシュレータ 11 受容部 13,83 中継コンタクト 15 コンタクト 15a 接触部 16 ロケータ 18,88 ガイド部 19,89 駆動カム 30 相手インシュレータ 31 相手コンタクト 31a 相手接触部 35 ガイド孔 80 ピン側インシュレータ 85 ソケットコンタクト 85a ソケット部 19,89 駆動カム 91a 相手ソケット部
Claims (1)
- 【請求項1】 導電性のコンタクトを有するコネクタ要
素と、導電性の相手コンタクトを有する相手側コネクタ
要素と、前記コンタクト及び前記相手コンタクト間に配
した導電性の中継コンタクトとを含み、前記コネクタ要
素は、前記コンタクトを保持したインシュレータを有
し、該インシュレータには前記相手側コネクタ要素を受
容する受容部が形成されており、さらに該受容部には前
記中継コンタクトを整列させるために前記中継コンタク
トの中間部を一対一に貫通させた貫通穴が形成されてい
るロケータが配されており、該ロケータと前記相手側コ
ネクタ要素とはこれらが互いに係合する係合手段を有
し、前記ロケータと前記相手側コネクタ要素とを前記係
合手段によって係合させた状態で、前記相手側コネクタ
要素と前記コネクタ要素とを前記中継コンタクトの軸方
向と交差する方向に相対的に移動させることにより、前
記中継コンタクトを傾斜させて前記コンタクトと前記相
手コンタクトとを前記中継コンタクトを介して導通接続
させるZIFコネクタにおいて、 前記コンタクトは、前記中継コンタクトを常時接触させ
ている状態で回動可能に保持している接触部を有し、前
記相手コンタクトは、前記相手側コネクタ要素と前記コ
ネクタ要素との前記相対的な移動により前記中継コンタ
クトを接触力をもち接触させる相手接触部を有し、前記
中継コンタクトは、前記コネクタ要素と前記相手側コネ
クタ要素とを相対的に移動させたときに、回動しつつ前
記接触部に圧接する一端部と、前記コネクタ要素と前記
相手側コネクタ要素とを相対的に移動させたときに移動
方向の力と該力とは反対方向の力とが発生するよう前記
相手接触部に接触する他端部とを有し、少なくとも前記
一端部と前記接触部とのいずれか一方には弾性復元力に
よって他方に弾性接触して圧接するよう前記軸方向にス
リットが形成されていることを特徴とするZIFコネク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993011830U JP2546787Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | Zifコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993011830U JP2546787Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | Zifコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670183U JPH0670183U (ja) | 1994-09-30 |
JP2546787Y2 true JP2546787Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=11788679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993011830U Expired - Fee Related JP2546787Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | Zifコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546787Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH033991Y2 (ja) * | 1987-11-20 | 1991-01-31 | ||
JPH0451432Y2 (ja) * | 1988-05-18 | 1992-12-03 |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP1993011830U patent/JP2546787Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0670183U (ja) | 1994-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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