JP2546722Y2 - アースオーガ - Google Patents
アースオーガInfo
- Publication number
- JP2546722Y2 JP2546722Y2 JP6354291U JP6354291U JP2546722Y2 JP 2546722 Y2 JP2546722 Y2 JP 2546722Y2 JP 6354291 U JP6354291 U JP 6354291U JP 6354291 U JP6354291 U JP 6354291U JP 2546722 Y2 JP2546722 Y2 JP 2546722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- auger
- connecting shaft
- hollow portion
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、地下連続壁の構築に際
し、掘削孔にセメントミルクを送ることのできる掘削装
置のアースオーガに関する。
し、掘削孔にセメントミルクを送ることのできる掘削装
置のアースオーガに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上端に油圧モータを設けたアース
オーガにおいて、実公平1−15746号に示す考案の
ようにモータユニットの駆動軸の側部からオーガ内にセ
メントミルクを送入する装置が提供されている。
オーガにおいて、実公平1−15746号に示す考案の
ようにモータユニットの駆動軸の側部からオーガ内にセ
メントミルクを送入する装置が提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来の技術では、
モータ側の駆動軸そのものにセンタージョイント型の回
転部液体供給装置が設けられているために、パッキンの
消耗等修理故障の場合、大型で重量物のモータとともに
扱わねばならず、したがって取り扱い不便で、また駆動
軸が磨耗した場合は部材交換が大がかりで、極めて不経
済であった。
モータ側の駆動軸そのものにセンタージョイント型の回
転部液体供給装置が設けられているために、パッキンの
消耗等修理故障の場合、大型で重量物のモータとともに
扱わねばならず、したがって取り扱い不便で、また駆動
軸が磨耗した場合は部材交換が大がかりで、極めて不経
済であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は前記課題を解決
するために、モータ軸2aに連結した駆動軸2とオーガ
軸3とを接続分離可能な中接ぎ軸1を介して連結し、こ
の中接ぎ軸1に外筒4を回転自在且つ液密的に接触さ
せ、同中接ぎ軸1にオーガ軸3の中空部14に続く上端
有底の有底中空部5を設け、ホース連結口8が開口する
外筒4中接ぎ軸1間の環状空間7と、中接ぎ軸1の側部
の横孔9と、有底中空部5とを常時連通させたセンター
ジョイント型の回転部液体供給装置Aを、前記中接ぎ軸
1に設けて成るアースオーガを提供する。
するために、モータ軸2aに連結した駆動軸2とオーガ
軸3とを接続分離可能な中接ぎ軸1を介して連結し、こ
の中接ぎ軸1に外筒4を回転自在且つ液密的に接触さ
せ、同中接ぎ軸1にオーガ軸3の中空部14に続く上端
有底の有底中空部5を設け、ホース連結口8が開口する
外筒4中接ぎ軸1間の環状空間7と、中接ぎ軸1の側部
の横孔9と、有底中空部5とを常時連通させたセンター
ジョイント型の回転部液体供給装置Aを、前記中接ぎ軸
1に設けて成るアースオーガを提供する。
【0005】
【作用】モータ16によってオーガ3を回転させて地盤
に孔を掘削しつつ、外筒4側部のホース連結口8からセ
メントミルクを注入すると、セメントミルクは外筒4と
中接ぎ軸1間の環状空間7に至る。中接ぎ軸1は外筒4
に対して回転自在且つ液密的に接触しているから、セメ
ントミルクは環状空間7から漏れることなく、回転する
中接ぎ軸1側部の横孔9、同中接ぎ軸1の有底中空部
5、オーガ軸3の中空部14を通って掘削孔に届く。そ
して、中接ぎ軸1の上下はそれぞれピン15によって、
駆動軸2とオーガ3に連結されているので、ピン15を
抜いて中接ぎ軸1のみを外して、回転部液体供給装置A
の修理保全作業をおこなえる。
に孔を掘削しつつ、外筒4側部のホース連結口8からセ
メントミルクを注入すると、セメントミルクは外筒4と
中接ぎ軸1間の環状空間7に至る。中接ぎ軸1は外筒4
に対して回転自在且つ液密的に接触しているから、セメ
ントミルクは環状空間7から漏れることなく、回転する
中接ぎ軸1側部の横孔9、同中接ぎ軸1の有底中空部
5、オーガ軸3の中空部14を通って掘削孔に届く。そ
して、中接ぎ軸1の上下はそれぞれピン15によって、
駆動軸2とオーガ3に連結されているので、ピン15を
抜いて中接ぎ軸1のみを外して、回転部液体供給装置A
の修理保全作業をおこなえる。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例を、図1乃至図4によって
示す。図1において、1はモータ軸2aに直結した駆動
軸2とオーガ軸3を接続分離可能に連結する中接ぎ軸
で、この中接ぎ軸1には外筒4が回転可能且つ液密的に
接触している。5は中接ぎ軸1に設けた上端有底中空部
でオーガ軸3の中空部6に続いている。7は外筒4と中
接ぎ軸1間の環状空間で、外筒4側部のホース連結口8
と、この環状空間7と、中接ぎ軸1側部の横孔9と、有
底中空部5とは常時連通して、これらはセンタージョイ
ント型の回転部液体供給装置Aを構成している。10は
中接ぎ軸1の周囲に套設固定したチューブで、11は外
筒4内面に内張りしたV型パッキンで、これらチューブ
10と、V型パッキン11は互いに回転自在且つ液密的
に接触する。12はV型パッキン11間に設けた環状ス
ペーサで、内側の環状空間7は連結軸1の横孔9の外端
に対向している。11aはV型パッキン11の抜け止め
リングである。中接ぎ軸1の上下はそれぞれ六角プラグ
13と六角ソケット14の嵌合でオーガ駆動軸2とオー
ガ軸3に連結され、抜け止めピン15が施される。16
はモータで、モータ軸2aを下に向けて支持本体17に
固設されている。前記モータ軸2aに連結した鍔2b付
き駆動軸2は、支持本体17の下面に固定した軸受け筒
18に下方へ脱出不能に枢着される。
示す。図1において、1はモータ軸2aに直結した駆動
軸2とオーガ軸3を接続分離可能に連結する中接ぎ軸
で、この中接ぎ軸1には外筒4が回転可能且つ液密的に
接触している。5は中接ぎ軸1に設けた上端有底中空部
でオーガ軸3の中空部6に続いている。7は外筒4と中
接ぎ軸1間の環状空間で、外筒4側部のホース連結口8
と、この環状空間7と、中接ぎ軸1側部の横孔9と、有
底中空部5とは常時連通して、これらはセンタージョイ
ント型の回転部液体供給装置Aを構成している。10は
中接ぎ軸1の周囲に套設固定したチューブで、11は外
筒4内面に内張りしたV型パッキンで、これらチューブ
10と、V型パッキン11は互いに回転自在且つ液密的
に接触する。12はV型パッキン11間に設けた環状ス
ペーサで、内側の環状空間7は連結軸1の横孔9の外端
に対向している。11aはV型パッキン11の抜け止め
リングである。中接ぎ軸1の上下はそれぞれ六角プラグ
13と六角ソケット14の嵌合でオーガ駆動軸2とオー
ガ軸3に連結され、抜け止めピン15が施される。16
はモータで、モータ軸2aを下に向けて支持本体17に
固設されている。前記モータ軸2aに連結した鍔2b付
き駆動軸2は、支持本体17の下面に固定した軸受け筒
18に下方へ脱出不能に枢着される。
【0007】図2は多連オーガに上記中接ぎ軸を設けた
場合の正面図である。支持本体17は、3個のモータ1
6,16,16を支持し、シーブ18に掛けた索条19
によって昇降する。図1と同符号のものは同様部材を示
す。以下各図において同じ。
場合の正面図である。支持本体17は、3個のモータ1
6,16,16を支持し、シーブ18に掛けた索条19
によって昇降する。図1と同符号のものは同様部材を示
す。以下各図において同じ。
【0008】図3には、中接ぎ軸が単体として示されて
いる。修理交換に際しては、このように中接ぎ軸のみを
取り外して作業をおこなう。
いる。修理交換に際しては、このように中接ぎ軸のみを
取り外して作業をおこなう。
【0009】図4は、前記中接ぎ軸を有するアースオー
ガBを搭載した掘削装置である。ブーム20によって直
立支持したリーダマスト21の案内棒22に沿って、ト
ップシーブ23から繰り出される索条19に吊り下げた
モータ16が昇降し、オーガBを回転させて、地盤孔を
掘削する。この場合、地盤孔に注入するセメントミルク
はホース24から中接ぎ軸1の回転部液体供給装置Aを
経て、アースオーガBの中空部6を通って掘削孔に注入
される。
ガBを搭載した掘削装置である。ブーム20によって直
立支持したリーダマスト21の案内棒22に沿って、ト
ップシーブ23から繰り出される索条19に吊り下げた
モータ16が昇降し、オーガBを回転させて、地盤孔を
掘削する。この場合、地盤孔に注入するセメントミルク
はホース24から中接ぎ軸1の回転部液体供給装置Aを
経て、アースオーガBの中空部6を通って掘削孔に注入
される。
【0010】
【考案の効果】本考案は、モータ軸2aに連結した駆動
軸2とオーガ軸3とを接続分離可能な中接ぎ軸1を介し
て連結し、この中接ぎ軸1に外筒4を回転自在且つ液密
的に接触させ、同中接ぎ軸1にオーガ軸3の中空部14
に続く上端有底中空部5を設け、外筒側部のホース連結
口8が開く外筒4と中接ぎ軸1間の環状空間7と、中接
ぎ軸1側部の横孔9と、有底中空部5とを常時連通させ
たセンタージョイント型の回転部液体供給装置Aを有す
るものであるから、回転部液体供給装置Aの修理故障の
場合、大型のモータ部とオーガ部から中接ぎ軸1のみを
取り外し単体として手軽に取り扱うことができ、また駆
動軸が磨耗した場合は中接ぎ軸を外して回転部液体供給
装置Aに影響を与えず修理交換ができる。
軸2とオーガ軸3とを接続分離可能な中接ぎ軸1を介し
て連結し、この中接ぎ軸1に外筒4を回転自在且つ液密
的に接触させ、同中接ぎ軸1にオーガ軸3の中空部14
に続く上端有底中空部5を設け、外筒側部のホース連結
口8が開く外筒4と中接ぎ軸1間の環状空間7と、中接
ぎ軸1側部の横孔9と、有底中空部5とを常時連通させ
たセンタージョイント型の回転部液体供給装置Aを有す
るものであるから、回転部液体供給装置Aの修理故障の
場合、大型のモータ部とオーガ部から中接ぎ軸1のみを
取り外し単体として手軽に取り扱うことができ、また駆
動軸が磨耗した場合は中接ぎ軸を外して回転部液体供給
装置Aに影響を与えず修理交換ができる。
【図1】正断面図である。
【図2】多連オーガに設けた場合の正面図である。
【図3】要部の正面図である。
【図4】掘削装置の側面図である。
A 回転部液体供給装置 1 中接ぎ軸 2 駆動軸 2a モータ軸 3 オーガ軸 4 外筒 5 有底中空部 6 中空部 7 環状空間 8 ホース連結口 9 横孔 11 V型パッキン 12 環状スペーサ 15 ピン 16 モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 モータ軸(2a)に連結した駆動軸
(2)とオーガ軸(3)とを接続分離可能な中接ぎ軸
(1)を介して連結し、この中接ぎ軸(1)に外筒
(4)を回転自在且つ液密的に接触させ、同中接ぎ軸
(1)にオーガ軸(3)の中空部(14)に続く上端有
底中空部(5)を設け、外筒側部のホース連結口(8)
が開く外筒(4)と中接ぎ軸(1)間の環状空間(7)
と、中接ぎ軸(1)側部の横孔(9)と、有底中空部
(5)とを常時連通させたセンタージョイント型の回転
部液体供給装置(A)を、前記中接ぎ軸(1)に設けて
成るアースオーガ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6354291U JP2546722Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | アースオーガ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6354291U JP2546722Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | アースオーガ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04126937U JPH04126937U (ja) | 1992-11-19 |
JP2546722Y2 true JP2546722Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31930190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6354291U Expired - Lifetime JP2546722Y2 (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | アースオーガ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546722Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP6354291U patent/JP2546722Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04126937U (ja) | 1992-11-19 |
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