JP2546563B2 - 同一着信先への大量発信呼に対する選択着信制御方法 - Google Patents

同一着信先への大量発信呼に対する選択着信制御方法

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JP2546563B2
JP2546563B2 JP3294854A JP29485491A JP2546563B2 JP 2546563 B2 JP2546563 B2 JP 2546563B2 JP 3294854 A JP3294854 A JP 3294854A JP 29485491 A JP29485491 A JP 29485491A JP 2546563 B2 JP2546563 B2 JP 2546563B2
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政秀 岡
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司 相浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆電気通信網におい
て、特定の同一接続先への大量の接続要求に対し、着信
呼を選択する選択着信制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン放送で紅白歌合戦の
様子を放映し、聴視者に、紅組が勝ちと思う人は、電話
番号○○○に電話し、白組が勝ちと思う人は、電話番号
△△△に電話するように放送したとする。聴視者の多い
人気番組であればあるほど、電話番号○○○と、電話番
号△△△に、大量の接続要求がなされるであろう。
【0003】このようなとき、着側交換機において、着
信呼が集中し、輻輳となる。また接続先電話番号が、ダ
イヤルQ2 のように、それをダイヤルしたとき、別の物
理的な電話番号に変換しないと、接続先につながらない
ような電話番号の場合には、変換を行うノードにおいて
輻輳が起きる。
【0004】このような場合、従来は、大量な同一接続
先への発呼に対しての接続規制制御方法として、一発信
交換機において、N呼(但し、Nは複数)に1呼を接続
させるというような規制制御方法であり、短時間にピー
ク性を持ったトラヒックが多数の発信交換機において発
生する場合、着側交換機において、着信呼が集中して輻
輳となるか、或いは規制率を高くして輻輳発生を回避さ
せるしか、方法がなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術においては、着側交換機における輻輳を招く可能性
があるため、規制率を高くしなければならず、結果的に
通話完了率を低下させるものであった。
【0006】本発明の目的は、先に紅白歌合戦の例を挙
げて述べたような事情で、特定の同一接続先へ大量な発
呼があるとき、着側交換機における輻輳を招くこともな
く、通話完了率を高めることのできる同一着信先への大
量発信呼に対する選択着信制御方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、複数の発信交換機に収容される不特定多数の
電話加入者が、網を介して特定の同一着信先(例えば、
前述の紅白歌合戦の例で、紅組が勝ちと思う人の、電話
番号○○○)へ向けて発呼したとき、その発呼したとい
う事実に対して、発信交換機に設けてあるトーキから、
電話加入者の発呼の趣旨にかなう応答情報(例えば、紅
組が勝ちとの電話投票を頂き有り難うございます。その
旨、カウントしましたので御承知下さい)を、当該電話
加入者に流すことにより、それ自体で当該発呼を完了呼
化する。
【0008】そして、それとともに、多数の発呼の中の
一部の発呼についてだけ、応答情報をトーキから流すだ
けでなく、実際に着信先へ接続して、発呼者の生の声
(どういう理由で紅組が勝ちと思ったかの感想など)を
聞いてから、完了呼化するようにする。その手段とし
て、網内に中央選択制御部を設けておき、該制御部で、
着信先へ接続可能な時間帯と、該時間帯において接続可
能な呼数と、を各発信交換機毎に予め定めて各発信交換
機に通知しておき、各発信交換機はそれに従って、多数
の発呼の中の一部の発呼を着信先まで接続することとし
た。
【0009】
【作用】各発信交換機で、多数の発呼の中の一部の発呼
についてだけ、実際に着信先へ接続するというやり方で
は、未だ輻輳の可能性が高いので、各発信交換機間で、
接続要求可能時間に時間差を設け、それぞれの時間当た
りの着信可能数も、着信回線数や網の処理容量見合い
に、制限する。こうすることにより、着信交換機におけ
る輻輳を防ぎ、またダイヤルした電話番号が変換を要す
るものであるときは、その変換時に用いる設備や共通線
信号網への呼の輻輳を回避する。
【0010】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す中継方式図であ
る。同図において、1,1A,2,3はそれぞれ電話
機、130,131は発信交換機、140は着信交換
機、4A,4Bはそれぞれ交換機内の選択制御部、5は
網内に設けてある中央選択制御部、である。選択制御部
はそれぞれ記憶部Mを有している。
【0011】図2は、各交換機における選択制御部の動
作状況が間欠的であることを示す動作状況説明図であ
る。即ち、発信交換機130内の選択制御部4Aも、発
信交換機131内の選択制御部4Bも、一定周期tの中
で、T時間しか動作しない(T時間しか、各交換機が接
続要求問い合わせ可能でない)ことを示している。一定
周期tの中で、T以外の破線で示した時間帯では動作し
ないわけである。
【0012】図3は、中央選択制御部5が、選択制御部
4A,4Bに対して、動作開始の指示を与える順序と時
間差xを示しており、そのような制御内容は、中央選択
制御部5の記憶部Mに記憶されている。各発信交換機の
接続要求問い合わせの動作は、中央選択制御部5からの
開始指示を、各発信交換機の選択制御部で受けることに
より開始され、接続要求可能時間帯Tでは、例えば第1
呼のみを接続要求可能とし、接続要求可能時間帯Tであ
っても、第2呼を含め、それ以降の呼は接続不可とし、
勿論、接続要求可能時間帯T以外の時間帯では呼は接続
不可とする。また中央選択制御部5の記憶部Mには、着
信回線の回線数が記憶されているものとする。
【0013】次に動作を説明する。図1において、中央
選択制御部5は、選択制御部4A,4Bの記憶部Mに対
して、図2に示す接続要求可能時間帯T(T:T秒間に
1呼を接続させるものとする)と、その繰り返し周期t
を転送しておき、その後、中央選択制御部5は、選択制
御部4A,4Bに対し、図3に示すタイミングで、動作
開始指示を与えることにより、図4に示す状態で選択制
御部4A,4Bを動作させておく。
【0014】図1において、電話機1から特定の着信先
(例えば電話機3)への発呼があると、この接続要求に
対し、選択制御部4Aに記憶されている選択制御情報
(接続要求可能時間帯T、第1呼か否かなど)をもとに
接続要求可否を判断し、接続要求不可の場合には、発信
交換機130でトーキーTK接続を行い、所定のトーキ
ー情報(また、お掛け直し下さいというような、不完了
呼に至らせるトーキー情報ではなく、発呼者の発呼の趣
旨にかない、そのこと自体で完了呼たらしめる応答情
報)を流し完了呼化する。
【0015】接続要求可の場合には、選択制御部4Aか
ら中央選択制御部5に接続要求を行い、接続要求を受信
した中央選択制御部5は、着信交換機140に収容され
ている着信回線の空塞状況をチエックし、空き回線有り
の場合には、接続可とし、要求元交換機130に対し
て、接続可能の旨を返事し、記憶している着信回線の回
線数を1マイナスとし、着信接続後の応答信号を発信交
換機130に返送することで通話を確立し、終話を契機
に、空き回線数を1プラスし、接続を司った各交換機で
は通話回線を切断する。
【0016】この電話機1からの発呼の後に、電話機1
Aから同一接続先への呼が発生した場合、その発生が、
電話機1からの発呼の属する接続要求可能時間帯T内で
ある場合には、電話機1Aからの呼は第2呼となるた
め、発信交換機130でトーキーTK接続を行うことに
より終端させる。別の接続要求可能時間帯Tに発生した
のであれば、第1呼となるため、電話機1からの発呼の
場合と同様の接続を行う。
【0017】発信交換機131に収容されている電話機
2からの接続要求は、該交換機131にある選択制御部
4Bにより制御され、交換機130における選択制御と
は独立に判断されることになり、電話機2からの接続要
求が、発信交換機131の接続要求可能時間帯T内にお
ける第1呼である場合には、中央選択制御部5への接続
要求許容となる。
【0018】中央選択制御部5では、着信回線の空塞管
理を行っているため、回線全塞がりの場合には、中央選
択制御部5は、発信交換機131に接続不可を返送し、
回線が1回線でも空きの場合には、中央選択制御部5
は、発信交換機131に接続可を返送し、以降、電話機
1の接続の場合と同様に、着信端末3まで接続する。
【0019】つまり選択制御部4A,4Bでは、多数の
接続要求呼の中から選択された接続要求が、中央選択制
御部5に問い合わせることになるが、その問い合わせが
時間的にずれていることになり、その結果、中央選択制
御部5や図示せざる共通線信号網における輻輳を回避す
ることが可能になる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
公衆電気通信網において、同時に大量な同一接続先への
発呼要求が発生しても、その発呼要求を一応満足させる
ことのできるトーキー情報を流せる場合には、着信側の
通話回線見合いに発側で接続規制制御を、完了呼を減ら
すことなしに、行うことが可能となり、中央選択制御
部、共通線信号網、着信交換機における輻輳を回避でき
ることになり、紅白歌合戦の例に見たように、マスメデ
ィアを通じて、特定の接続先番号をPRすることが可能
になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す中継方式図である。
【図2】各交換機の動作状況説明図である。
【図3】中央選択制御部が各交換機の選択制御部へ動作
開始を指示するタイミングを示すタイミング図である。
【図4】各交換機の選択制御部の動作状況を示す説明図
である。
【符号の説明】
1,1A,2,3…電話機、4A,4B…選択制御部、
5…中央選択制御部、130,131…発信交換機、1
40…着信交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神津 富治男 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−84060(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発信交換機に収容される不特定多
    数の電話加入者が、網を介して特定の同一着信先へ向け
    て発呼したとき、その発呼したという事実に対して、電
    話加入者の発呼の趣旨にかなう応答情報を、発信交換機
    に設けてあるトーキから当該電話加入者に流すことによ
    り、それ自体で当該発呼を完了呼化するとともに、多数
    の発呼の中の一部の発呼についてだけ、応答情報をトー
    キから流すだけでなく、実際に着信先へ接続することに
    より、完了呼化するようにした同一着信先への大量発信
    呼に対する選択着信制御方法において、 網内に中央選択制御部を設けておき、該制御部で、着信
    先へ接続可能な時間帯と、該時間帯において接続可能な
    呼数と、を各発信交換機毎に予め定めて各発信交換機に
    通知しておき、各発信交換機はそれに従って、多数の発
    呼の中の一部の発呼を着信先まで接続することを特徴と
    する同一着信先への大量発信呼に対する選択着信制御方
    法。
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