JP2546502B2 - 構内交換機 - Google Patents
構内交換機Info
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- JP2546502B2 JP2546502B2 JP5172126A JP17212693A JP2546502B2 JP 2546502 B2 JP2546502 B2 JP 2546502B2 JP 5172126 A JP5172126 A JP 5172126A JP 17212693 A JP17212693 A JP 17212693A JP 2546502 B2 JP2546502 B2 JP 2546502B2
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- Japan
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- line
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- branch exchange
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- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機に関し、特
に専用中継線に障害が発生した場合に、ＩＳＤＮ公衆網
を利用したバックアップ回線への回線切替を行う構内交
換機に関するものである。
に専用中継線に障害が発生した場合に、ＩＳＤＮ公衆網
を利用したバックアップ回線への回線切替を行う構内交
換機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、専用中継線の障害発生時における
回線切替機能を有する多重化装置として、図４に示すよ
うな構成を持つものが提案されている（例えば、特開平
３−１０６２３４号公報）。同図において、５１，５２
は多重化装置、６１，６２は構内交換機、６５は専用中
継線（以下、専用線という）、６６はＩＳＤＮ公衆網で
ある。
回線切替機能を有する多重化装置として、図４に示すよ
うな構成を持つものが提案されている（例えば、特開平
３−１０６２３４号公報）。同図において、５１，５２
は多重化装置、６１，６２は構内交換機、６５は専用中
継線（以下、専用線という）、６６はＩＳＤＮ公衆網で
ある。
【０００３】また、多重化装置５１，５２において、５
５は、構内交換機６１，６２を接続するためのＰＢＸイ
ンターフェース部、５７は、専用線６５を収容するため
の専用線インターフェース部、５７は、ＩＳＤＮ公衆網
６６を収容するためのＩＳＤＮインターフェース部、５
６は、ＰＢＸインターフェース部５５を専用線インター
フェース部５７またはＩＳＤＮインターフェース部５８
に切替接続する切替部、５９は専用線インターフェース
部５７の監視結果に応じて切替部５６を制御する監視制
御手段である。
５は、構内交換機６１，６２を接続するためのＰＢＸイ
ンターフェース部、５７は、専用線６５を収容するため
の専用線インターフェース部、５７は、ＩＳＤＮ公衆網
６６を収容するためのＩＳＤＮインターフェース部、５
６は、ＰＢＸインターフェース部５５を専用線インター
フェース部５７またはＩＳＤＮインターフェース部５８
に切替接続する切替部、５９は専用線インターフェース
部５７の監視結果に応じて切替部５６を制御する監視制
御手段である。
【０００４】次に、図４を参照して動作を説明する。監
視制御部５９は、常時、専用線インターフェース部５７
により専用線６５の使用状況を監視しており、何らかの
原因により専用線６５に障害が発生し、専用線６５を使
用した通信が不可能となった場合には、ＩＳＤＮインタ
ーフェース部５８に対してＩＳＤＮ公衆網６６によるバ
ックアップ回線の設定を指示する。
視制御部５９は、常時、専用線インターフェース部５７
により専用線６５の使用状況を監視しており、何らかの
原因により専用線６５に障害が発生し、専用線６５を使
用した通信が不可能となった場合には、ＩＳＤＮインタ
ーフェース部５８に対してＩＳＤＮ公衆網６６によるバ
ックアップ回線の設定を指示する。
【０００５】これに応じて、ＩＳＤＮインターフェース
部５６は、空回線を捕捉して、相手構内交換機５２との
バックアップ回線を確立するとともに、この回線の確立
を確認した後、切替部５６を制御してＰＢＸインターフ
ェース部５５を専用線インターフェース部５７からＩＳ
ＤＮインターフェース部５８に切替接続し、以降バック
アップ回線を使用した通信を実施する。
部５６は、空回線を捕捉して、相手構内交換機５２との
バックアップ回線を確立するとともに、この回線の確立
を確認した後、切替部５６を制御してＰＢＸインターフ
ェース部５５を専用線インターフェース部５７からＩＳ
ＤＮインターフェース部５８に切替接続し、以降バック
アップ回線を使用した通信を実施する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような従
来の多重化装置では、正常動作時には全く使用されない
バックアップ回線専用のＩＳＤＮインターフェース部、
切替部等を設ける必要があり、これらの構成は非常に不
経済なものであった。本発明はこのような課題を解決す
るためのものであり、専用線に発生する障害に対するバ
ックアップをより経済的に実現できる構内交換機を提供
することを目的としている。
来の多重化装置では、正常動作時には全く使用されない
バックアップ回線専用のＩＳＤＮインターフェース部、
切替部等を設ける必要があり、これらの構成は非常に不
経済なものであった。本発明はこのような課題を解決す
るためのものであり、専用線に発生する障害に対するバ
ックアップをより経済的に実現できる構内交換機を提供
することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による構内交換機は、切替手段のうち
の複数の通信用チャネルを切替手段の任意のチャネルに
多重化出力する多重化手段と、専用線が接続されている
相手構内交換機との間でＩＳＤＮ公衆網を介してバック
アップ回線を設定する回線設定手段と、専用線を常時監
視し、これが正常状態である場合には、切替手段により
多重化手段の出力を専用線に接続し、専用線に障害が発
生した場合には、回線設定手段によりバックアップ回線
を設定した後、切替手段により多重化手段の出力を専用
線からバックアップ回線に切替接続する監視制御手段と
を備えるものである。また、監視制御手段は、専用線に
障害が発生した場合には、前記多重化手段の多重化イン
ターフェース部を制御してすべてのチャネルを一時的に
閉塞し、前記回線設定手段に対して前記バックアップ回
線の設定を指示し、バックアップ回線設定後はＤチャネ
ルを介した呼設定処理を行って相手構内交換機との間に
Ｂチャネルを設定させ、前記多重化手段の多重化出力チ
ャネルを専用線からこのＢチャネルに切替え、チャネル
の正常性を確認した後にチャネルの閉塞を解除してチャ
ネルの使用を許可し、ＩＳＤＮ公衆網を介したバックア
ップ回線でデータ通信を行うものである。
るために、本発明による構内交換機は、切替手段のうち
の複数の通信用チャネルを切替手段の任意のチャネルに
多重化出力する多重化手段と、専用線が接続されている
相手構内交換機との間でＩＳＤＮ公衆網を介してバック
アップ回線を設定する回線設定手段と、専用線を常時監
視し、これが正常状態である場合には、切替手段により
多重化手段の出力を専用線に接続し、専用線に障害が発
生した場合には、回線設定手段によりバックアップ回線
を設定した後、切替手段により多重化手段の出力を専用
線からバックアップ回線に切替接続する監視制御手段と
を備えるものである。また、監視制御手段は、専用線に
障害が発生した場合には、前記多重化手段の多重化イン
ターフェース部を制御してすべてのチャネルを一時的に
閉塞し、前記回線設定手段に対して前記バックアップ回
線の設定を指示し、バックアップ回線設定後はＤチャネ
ルを介した呼設定処理を行って相手構内交換機との間に
Ｂチャネルを設定させ、前記多重化手段の多重化出力チ
ャネルを専用線からこのＢチャネルに切替え、チャネル
の正常性を確認した後にチャネルの閉塞を解除してチャ
ネルの使用を許可し、ＩＳＤＮ公衆網を介したバックア
ップ回線でデータ通信を行うものである。
【０００８】
【作用】従って、多重化手段の出力は、専用線が正常状
態である場合には、切替手段を介して専用線に接続さ
れ、専用線に障害が発生した場合には、回線設定手段に
より専用線が接続されている相手構内交換機との間でＩ
ＳＤＮ公衆網を介してバックアップアップ回線が設定さ
れた後、切替手段を介してこのバックアップアップ回線
に接続される。
態である場合には、切替手段を介して専用線に接続さ
れ、専用線に障害が発生した場合には、回線設定手段に
より専用線が接続されている相手構内交換機との間でＩ
ＳＤＮ公衆網を介してバックアップアップ回線が設定さ
れた後、切替手段を介してこのバックアップアップ回線
に接続される。
【０００９】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例である構内交換機のブロッ
ク図である。同図において、１，２は構内交換機、１４
は構内交換機１，２間を接続する専用線、８はＩＳＤＮ
公衆網、９は構内交換機１に収容されている内線加入者
端末である。
る。図１は本発明の一実施例である構内交換機のブロッ
ク図である。同図において、１，２は構内交換機、１４
は構内交換機１，２間を接続する専用線、８はＩＳＤＮ
公衆網、９は構内交換機１に収容されている内線加入者
端末である。
【００１０】また、構内交換機１において、４は専用線
１４を収容するための専用線インターフェース部、５は
ＩＳＤＮ公衆網８を収容するためのＩＳＤＮインターフ
ェース部、３は時分割スイッチ、６は複数のチャネルを
多重化する多重化装置（多重化手段）、１５は時分割ス
イッチ３の複数のチャネルを多重化装置６に接続する多
重化インターフェース部、１６は多重化装置６からの多
重化チャネルを時分割スイッチ３に接続する多重化イン
ターフェース部、７は多重化インターフェース部１５に
より接続される各チャネルを制御する制御信号のための
信号チャネルインターフェース部である。
１４を収容するための専用線インターフェース部、５は
ＩＳＤＮ公衆網８を収容するためのＩＳＤＮインターフ
ェース部、３は時分割スイッチ、６は複数のチャネルを
多重化する多重化装置（多重化手段）、１５は時分割ス
イッチ３の複数のチャネルを多重化装置６に接続する多
重化インターフェース部、１６は多重化装置６からの多
重化チャネルを時分割スイッチ３に接続する多重化イン
ターフェース部、７は多重化インターフェース部１５に
より接続される各チャネルを制御する制御信号のための
信号チャネルインターフェース部である。
【００１１】さらに、１３は、時分割スイッチ３や内線
加入者端末９の交換接続処理等の構内交換機全体を制御
する制御装置であり、多重化インターフェース部１５を
介して専用線１４を監視制御する監視制御部１１（監視
制御手段）と、信号チャネルインターフェース７を介し
て各種専用線上のチャネル制御を行う専用線制御部１０
と、ＩＳＤＮインターフェース部５を制御するＩＳＤＮ
インターフェース制御部１２（回線設定手段）とを有し
ている。
加入者端末９の交換接続処理等の構内交換機全体を制御
する制御装置であり、多重化インターフェース部１５を
介して専用線１４を監視制御する監視制御部１１（監視
制御手段）と、信号チャネルインターフェース７を介し
て各種専用線上のチャネル制御を行う専用線制御部１０
と、ＩＳＤＮインターフェース部５を制御するＩＳＤＮ
インターフェース制御部１２（回線設定手段）とを有し
ている。
【００１２】次に、図２および３を参照し、本発明の動
作として専用線切替制御処理について説明する。図２は
専用線切替接続処理を示すフローチャートであり、ま
た、図３はＩＳＤＮ基本インターフェースを用いた専用
線設定プロトコルを示す説明図である。なお、構内交換
機１および２は同一の構成を有するものとする。
作として専用線切替制御処理について説明する。図２は
専用線切替接続処理を示すフローチャートであり、ま
た、図３はＩＳＤＮ基本インターフェースを用いた専用
線設定プロトコルを示す説明図である。なお、構内交換
機１および２は同一の構成を有するものとする。
【００１３】今、内線加入者端末９からの発信要求が行
われた場合、専用線制御部１０は、内線加入者端末９か
らのダイヤル番号を分析し、この発信が専用線１４を介
した構内交換機２に収容されている内線加入者端末に対
するものであった場合には、専用線発信要求であると判
断して、多重化インターフェース部１５の任意の空きチ
ャネル、例えばＣＨ１を選択し、時分割スイッチ３を介
して内線加入者端末９と接続する。
われた場合、専用線制御部１０は、内線加入者端末９か
らのダイヤル番号を分析し、この発信が専用線１４を介
した構内交換機２に収容されている内線加入者端末に対
するものであった場合には、専用線発信要求であると判
断して、多重化インターフェース部１５の任意の空きチ
ャネル、例えばＣＨ１を選択し、時分割スイッチ３を介
して内線加入者端末９と接続する。
【００１４】通常、専用線１４が正常状態である場合に
は、多重化インターフェース部１５に接続されてい各チ
ャネルは、多重化装置６で多重化され、多重化インター
フェース部１６および時分割スイッチ３を介して専用線
インターフェース４に接続されている。
は、多重化インターフェース部１５に接続されてい各チ
ャネルは、多重化装置６で多重化され、多重化インター
フェース部１６および時分割スイッチ３を介して専用線
インターフェース４に接続されている。
【００１５】従って、専用線制御部１０は、信号チャネ
ルインターフェース部７を介して構内交換機との間で制
御信号をやり取りし、データチャネルＣＨ１の接続制御
を行い、ＣＨ１のチャネル正常性が確認された後、チャ
ネル閉塞を解除して通信を許可し、これにより内線加入
者端末９の通信が開始される。
ルインターフェース部７を介して構内交換機との間で制
御信号をやり取りし、データチャネルＣＨ１の接続制御
を行い、ＣＨ１のチャネル正常性が確認された後、チャ
ネル閉塞を解除して通信を許可し、これにより内線加入
者端末９の通信が開始される。
【００１６】また、監視制御部１１は、専用線インター
フェース部４からの監視情報に基づき、常に専用線１４
の状態を監視しており（ステップ２１）、専用線１４ま
たは専用線インターフェース部４に何らかの理由で障害
が発生し、専用線１４を使用した通信が不可能となった
場合、以下のような回線切替制御を行う。
フェース部４からの監視情報に基づき、常に専用線１４
の状態を監視しており（ステップ２１）、専用線１４ま
たは専用線インターフェース部４に何らかの理由で障害
が発生し、専用線１４を使用した通信が不可能となった
場合、以下のような回線切替制御を行う。
【００１７】まず、監視制御部１１は、障害が発生した
専用線１４に対応する多重化装置６の多重化インターフ
ェース部１５を制御して、すべてのチャネルを一時的に
閉塞した後（ステップ２２）、ＩＳＤＮインターフェー
ス制御部１２に対してバックアップ回線の設定を指示す
る。
専用線１４に対応する多重化装置６の多重化インターフ
ェース部１５を制御して、すべてのチャネルを一時的に
閉塞した後（ステップ２２）、ＩＳＤＮインターフェー
ス制御部１２に対してバックアップ回線の設定を指示す
る。
【００１８】これに応じて、ＩＳＤＮインターフェース
制御部１２は、ＩＳＤＮインターフェース部５を制御し
て、専用線１４が接続されている構内交換機２との間に
ＩＳＤＮ公衆網８を介したバックアップ回線を設定する
（ステップ２３）。以下に、図４を参照して、多重化装
置６およびＩＳＤＮ公衆網８を介した構内交換機１，２
間の専用線設定処理について説明する。
制御部１２は、ＩＳＤＮインターフェース部５を制御し
て、専用線１４が接続されている構内交換機２との間に
ＩＳＤＮ公衆網８を介したバックアップ回線を設定する
（ステップ２３）。以下に、図４を参照して、多重化装
置６およびＩＳＤＮ公衆網８を介した構内交換機１，２
間の専用線設定処理について説明する。
【００１９】なお、この場合、ＩＳＤＮ公衆網８として
ＩＳＤＮ基本インターフェース（２Ｂ＋Ｄ）を使用し、
迂回用回線としてＩＳＤＮ基本インターフェースのうち
のＢ２チャネルを用いるものとし、このチャネルには多
重化装置６により３つのデータチャネルＣＨ１〜３と信
号チャネルＣＨＤが多重化されるものとする。
ＩＳＤＮ基本インターフェース（２Ｂ＋Ｄ）を使用し、
迂回用回線としてＩＳＤＮ基本インターフェースのうち
のＢ２チャネルを用いるものとし、このチャネルには多
重化装置６により３つのデータチャネルＣＨ１〜３と信
号チャネルＣＨＤが多重化されるものとする。
【００２０】まず、ＩＳＤＮインターフェース制御部１
２は、ＩＳＤＮインターフェース部５により、ＩＳＤＮ
基本インターフェースのＤチャネルを介した呼設定処理
を行う。すなわち、ＩＳＤＮインターフェース部５か
ら、ＩＳＤＮ公衆網８に対して呼設定１００を送出し、
構内交換機２との間のＢ２チャネル設定を要求する。
２は、ＩＳＤＮインターフェース部５により、ＩＳＤＮ
基本インターフェースのＤチャネルを介した呼設定処理
を行う。すなわち、ＩＳＤＮインターフェース部５か
ら、ＩＳＤＮ公衆網８に対して呼設定１００を送出し、
構内交換機２との間のＢ２チャネル設定を要求する。
【００２１】ＩＳＤＮ公衆網８は、構内交換機２に対し
て呼設定１００を送出し、これに応じた呼設定受付１０
１および応答１０２を構内交換機１へ返送する。ＩＳＤ
Ｎインターフェース制御部１２は、この応答１０２に応
じて応答確認１０３を送出し、これにより構内交換機２
との間にＢ２チャネルが設定される。
て呼設定１００を送出し、これに応じた呼設定受付１０
１および応答１０２を構内交換機１へ返送する。ＩＳＤ
Ｎインターフェース制御部１２は、この応答１０２に応
じて応答確認１０３を送出し、これにより構内交換機２
との間にＢ２チャネルが設定される。
【００２２】次に、監視制御部１１は、時分割スイッチ
３を制御して、多重化装置６の多重化出力チャネルを専
用線インターフェース部４からＩＳＤＮインターフェー
ス部５に切替接続する（ステップ２４）。
３を制御して、多重化装置６の多重化出力チャネルを専
用線インターフェース部４からＩＳＤＮインターフェー
ス部５に切替接続する（ステップ２４）。
【００２３】その後、時分割スイッチ３を制御してＢ２
チャネルを多重化インターフェース１６に接続して、信
号チャネルインターフェース部７により信号チャネルＣ
ＨＤを介して各データチャネルＣＨ１〜３の正常性を確
認し、構内交換機２との間でこれらのチャネルの正常性
が確認された場合には、多重化インターフェース１５を
制御してＣＨ１〜３のチャネル閉鎖を解除して各チャネ
ルの使用を許可する（ステップ２５）。
チャネルを多重化インターフェース１６に接続して、信
号チャネルインターフェース部７により信号チャネルＣ
ＨＤを介して各データチャネルＣＨ１〜３の正常性を確
認し、構内交換機２との間でこれらのチャネルの正常性
が確認された場合には、多重化インターフェース１５を
制御してＣＨ１〜３のチャネル閉鎖を解除して各チャネ
ルの使用を許可する（ステップ２５）。
【００２４】これにより、ＣＨ１〜３の各データチャネ
ルが使用可能となり、ＩＳＤＮ公衆網８を介したバック
アップ回線により、構内交換機１と２との間のデータ通
信が再開される。
ルが使用可能となり、ＩＳＤＮ公衆網８を介したバック
アップ回線により、構内交換機１と２との間のデータ通
信が再開される。
【００２５】また、監視制御部１１における監視処理に
おいて、障害が発生して使用不可となっていた専用線１
４の正常復旧が検出された場合には、以下のような専用
線復旧処理が行われる。
おいて、障害が発生して使用不可となっていた専用線１
４の正常復旧が検出された場合には、以下のような専用
線復旧処理が行われる。
【００２６】まず、監視制御部１１は、専用線制御部１
０に対して構内交換機２との専用線への復旧切替の確認
を指示する（ステップ２６）。これに応じて、専用線制
御部１０は、信号チャネルインターフェース部７を介し
て、構内交換機２との間で、バックアップ回線から専用
線１４への復旧切替の実施を確認した後、回線解放制御
のための切断および解放２０５（図４参照）を確認し、
データチャネルＣＨ１〜３を解放する。
０に対して構内交換機２との専用線への復旧切替の確認
を指示する（ステップ２６）。これに応じて、専用線制
御部１０は、信号チャネルインターフェース部７を介し
て、構内交換機２との間で、バックアップ回線から専用
線１４への復旧切替の実施を確認した後、回線解放制御
のための切断および解放２０５（図４参照）を確認し、
データチャネルＣＨ１〜３を解放する。
【００２７】このようにして、専用線制御部１０により
復旧切替が確認された後、監視制御部１１は、多重化イ
ンターフェース部１５のチャネルを一時的に閉塞し、時
分割スイッチ３を制御して多重化装置６の多重化出力チ
ャネルをＩＳＤＮインターフェース部５から専用線イン
ターフェース部４へ切替接続し、再び多重化インターフ
ェース部１５のチャネルの閉塞を解除することにより、
バックアップ回線から専用線１４への切替を実施し（ス
テップ２７）、これにより専用線１４を介したデータ通
信が再開される。
復旧切替が確認された後、監視制御部１１は、多重化イ
ンターフェース部１５のチャネルを一時的に閉塞し、時
分割スイッチ３を制御して多重化装置６の多重化出力チ
ャネルをＩＳＤＮインターフェース部５から専用線イン
ターフェース部４へ切替接続し、再び多重化インターフ
ェース部１５のチャネルの閉塞を解除することにより、
バックアップ回線から専用線１４への切替を実施し（ス
テップ２７）、これにより専用線１４を介したデータ通
信が再開される。
【００２８】続いて、監視制御部１１は、ＩＳＤＮイン
ターフェース制御部１２に対して、バックアップ回線の
切断処理を指示する。これに応じて、ＩＳＤＮインター
フェース制御部１２により、ＩＳＤＮインターフェース
部５を介して、ＩＳＤＮ基本インターフェースのＤチャ
ネルに切断３００を送出し、ＩＳＤＮ公衆網８からの解
放３０１受信に応じて、解放完了３０２を返送し、バッ
クアップ回線が解放され、一連の専用線復旧処理が完了
する。この後、監視制御部１１は再び通常の監視制御に
戻る。
ターフェース制御部１２に対して、バックアップ回線の
切断処理を指示する。これに応じて、ＩＳＤＮインター
フェース制御部１２により、ＩＳＤＮインターフェース
部５を介して、ＩＳＤＮ基本インターフェースのＤチャ
ネルに切断３００を送出し、ＩＳＤＮ公衆網８からの解
放３０１受信に応じて、解放完了３０２を返送し、バッ
クアップ回線が解放され、一連の専用線復旧処理が完了
する。この後、監視制御部１１は再び通常の監視制御に
戻る。
【００２９】なお、本発明の実施例において、専用線１
４とバックアップ回線との間の切替動作は、通信中の呼
が存在する場合でも実施可能であるが、これによる通話
断の可能性がある場合には、通信者に対してトーンやト
ーキー等を出力することにより、その旨を通知するよう
にしてもよい。
４とバックアップ回線との間の切替動作は、通信中の呼
が存在する場合でも実施可能であるが、これによる通話
断の可能性がある場合には、通信者に対してトーンやト
ーキー等を出力することにより、その旨を通知するよう
にしてもよい。
【００３０】また、本発明の実施例において、専用線１
４への復旧切替として、自動的に切替る場合について説
明したが、これをマニュアル（手動）により復旧切替を
実施するようにしてもよい。
４への復旧切替として、自動的に切替る場合について説
明したが、これをマニュアル（手動）により復旧切替を
実施するようにしてもよい。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、専用線
に障害が発生した場合には、多重化装置からの多重化出
力チャネルを、専用線からＩＳＤＮ公衆網により新たに
設定したバックアップ回線に切替接続するようにしたも
のである。従って、回線切替を行う構内交換機におい
て、正常動作時には全く使用されないバックアップ回線
専用のＩＳＤＮインターフェース部、切替部等を設ける
必要がなく、専用線に発生した障害に対するバックアッ
プを既存の構成を利用してより経済的に実現できるとい
う格別な効果を奏するものである。
に障害が発生した場合には、多重化装置からの多重化出
力チャネルを、専用線からＩＳＤＮ公衆網により新たに
設定したバックアップ回線に切替接続するようにしたも
のである。従って、回線切替を行う構内交換機におい
て、正常動作時には全く使用されないバックアップ回線
専用のＩＳＤＮインターフェース部、切替部等を設ける
必要がなく、専用線に発生した障害に対するバックアッ
プを既存の構成を利用してより経済的に実現できるとい
う格別な効果を奏するものである。
【図１】本発明の一実施例による構内交換機を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】専用線監視制御処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】専用線設定プロトコルを示す説明図である。
【図４】従来の多重化装置を示すブロック図である。
１，２ 構内交換機 ３ 時分割スイッチ ４ 専用線インターフェース部 ５ ＩＳＤＮインターフェース部 ６ 多重化装置 ７ 信号チャネルインターフェース部 ８ ＩＳＤＮ公衆網 ９ 内線加入者端末 １０ 専用線制御部 １１ 監視制御部 １２ ＩＳＤＮインターフェース制御部 １３ 制御装置 １４ 専用中継線（専用線） １５，１６ 多重化インターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 3/58 １０１ 9466−5Ｋ Ｈ０４Ｌ 11/02 Ｚ
Claims (2)
- 【請求項１】 特定の構内交換機と接続するための専用
線とＩＳＤＮ公衆網とを収容するとともに、切替手段を
制御して内線加入者端末に対する各種交換処理を行う構
内交換機において、 切替手段のうちの複数の通信用チャネルを前記切替手段
の任意のチャネルに多重化出力する多重化手段と、 前記専用線が接続されている相手構内交換機との間でＩ
ＳＤＮ公衆網を介してバックアップ回線を設定する回線
設定手段と、 前記専用線を常時監視し、これが正常状態である場合に
は、前記切替手段により前記多重化手段の出力を前記専
用線に接続し、前記専用線に障害が発生した場合には、
前記回線設定手段により前記バックアップ回線を設定し
た後、前記切替手段により前記多重化手段の出力を前記
専用線から前記バックアップ回線に切替接続する監視制
御手段とを備えることを特徴とする構内交換機。 - 【請求項２】 請求項１の構内交換機において、 監視制御手段は、専用線に障害が発生した場合には、前
記多重化手段の多重化インターフェース部を制御してす
べてのチャネルを一時的に閉塞し、前記回線設定手段に
対して前記バックアップ回線の設定を指示し、バックア
ップ回線設定後はＤチャネルを介した呼設定処理を行っ
て相手構内交換機との間にＢチャネルを設定させ、前記
多重化手段の多重化出力チャネルを専用線からこのＢチ
ャネルに切替え、チャネルの正常性を確認した後にチャ
ネルの閉塞を解除してチャネルの使用を許可し、ＩＳＤ
Ｎ公衆網を介Ｌたバックアップ回線でデータ通信を行う
ことを特徴とする構内交換機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172126A JP2546502B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 構内交換機 |
| US08/262,936 US5442622A (en) | 1993-06-21 | 1994-06-21 | Communication system with ISDN as a backup of inter-PBX tie trunk |
| AU64865/94A AU672496B2 (en) | 1993-06-21 | 1994-06-21 | Communication system with ISDN as a backup of inter-PBX tie trunk |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172126A JP2546502B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 構内交換機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715504A JPH0715504A (ja) | 1995-01-17 |
| JP2546502B2 true JP2546502B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=15936046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5172126A Expired - Lifetime JP2546502B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 構内交換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546502B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02231829A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-13 | Toshiba Corp | 時分割多重化装置 |
| JP2685278B2 (ja) * | 1989-03-10 | 1997-12-03 | 富士通株式会社 | Ｐｂｘ間中継方式 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP5172126A patent/JP2546502B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0715504A (ja) | 1995-01-17 |
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