JP2546201Y2 - 車両用燃費計 - Google Patents
車両用燃費計Info
- Publication number
- JP2546201Y2 JP2546201Y2 JP1991004243U JP424391U JP2546201Y2 JP 2546201 Y2 JP2546201 Y2 JP 2546201Y2 JP 1991004243 U JP1991004243 U JP 1991004243U JP 424391 U JP424391 U JP 424391U JP 2546201 Y2 JP2546201 Y2 JP 2546201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- motor
- vehicle
- meter
- flow meter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は車両用燃費計に係り、
特にディーゼル車に設けられた燃費計と車室内の表示部
とを接続するハーネスのコネクタ固定構造に関する。
特にディーゼル車に設けられた燃費計と車室内の表示部
とを接続するハーネスのコネクタ固定構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】ディーゼル車に設けられた燃費計は、図
５に示すように取り付けられている。図において、１対
の検出部１の中間には、検出部１から図示しないエンジ
ンに送給される軽油の流量を検出する流量計２が設けら
れている。また流量計２の上部には流量計２の検出部１
を冷却するための図示しないポンプを駆動するモータ３
が取り付けられている。流量計２の検出部１が検出した
流量の信号はハーネス４により車室内の図示しない表示
部に送られる。またモータ３には前記表示部側に設けら
れた電源からハーネス５により電力が供給される。
５に示すように取り付けられている。図において、１対
の検出部１の中間には、検出部１から図示しないエンジ
ンに送給される軽油の流量を検出する流量計２が設けら
れている。また流量計２の上部には流量計２の検出部１
を冷却するための図示しないポンプを駆動するモータ３
が取り付けられている。流量計２の検出部１が検出した
流量の信号はハーネス４により車室内の図示しない表示
部に送られる。またモータ３には前記表示部側に設けら
れた電源からハーネス５により電力が供給される。
【０００３】ハーネス４，５の一端はそれぞれ検出部１
及びモータ３に接続されており、他端はそれぞれ表示部
に接続されている。またハーネス４，５の中間にはそれ
ぞれコネクタ６，７が設けられており、ハーネス４，５
はコネクタ６，７を介して接続及び分離可能となってい
る。
及びモータ３に接続されており、他端はそれぞれ表示部
に接続されている。またハーネス４，５の中間にはそれ
ぞれコネクタ６，７が設けられており、ハーネス４，５
はコネクタ６，７を介して接続及び分離可能となってい
る。
【０００４】そして、ハーネス４，５及びコネクタ６，
７は従来はそれぞれ結束バンドにより車体または装置に
固定していた。
７は従来はそれぞれ結束バンドにより車体または装置に
固定していた。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のコ
ネクタ固定構造によると、コネクタを着脱するときに結
束バンドを取り外さなければならず、作業性が悪かっ
た。またコネクタには重量があるため、車両の走行中に
車体に発生する振動によりコネクタが大きく変位し、ハ
ーネスが断線する恐れがあった。
ネクタ固定構造によると、コネクタを着脱するときに結
束バンドを取り外さなければならず、作業性が悪かっ
た。またコネクタには重量があるため、車両の走行中に
車体に発生する振動によりコネクタが大きく変位し、ハ
ーネスが断線する恐れがあった。
【０００６】この考案は上記に点に鑑みてなされたもの
であり、振動によるハーネスの断線を防止し、しかもコ
ネクタの着脱の作業性を向上させることのできる車両用
燃費計を提供することを目的とする。
であり、振動によるハーネスの断線を防止し、しかもコ
ネクタの着脱の作業性を向上させることのできる車両用
燃費計を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、車両の燃料タンク周辺に取り付けられ
た流量計と、この流量計の検出部を冷却するモータとか
らなり、前記流量計及びモータをそれぞれコネクタを介
したハーネスで車室内に設けられた表示部に接続した車
両用燃費計において、前記モータを弾性部材からなる防
水カバーで被覆すると共に、この防水カバーの一部に、
前記コネクタの外形形状と整合する形状の内周を有する
丸孔部と、この丸孔部の内径よりも小さい幅を有し外周
と連通する切欠部とからなる複数の中ぐり部を設け、こ
の中ぐり部に前記コネクタを着脱自在に固定するように
構成したことを特徴としている。
に、この考案は、車両の燃料タンク周辺に取り付けられ
た流量計と、この流量計の検出部を冷却するモータとか
らなり、前記流量計及びモータをそれぞれコネクタを介
したハーネスで車室内に設けられた表示部に接続した車
両用燃費計において、前記モータを弾性部材からなる防
水カバーで被覆すると共に、この防水カバーの一部に、
前記コネクタの外形形状と整合する形状の内周を有する
丸孔部と、この丸孔部の内径よりも小さい幅を有し外周
と連通する切欠部とからなる複数の中ぐり部を設け、こ
の中ぐり部に前記コネクタを着脱自在に固定するように
構成したことを特徴としている。
【０００８】
【作用】上記の構成によると、カバーは通常ゴムなどの
弾性部材で形成されているため、カバーに形成された中
ぐり部に対するコネクタの着脱が容易となる。しかもカ
バーの防振効果により、車体の振動に起因するハーネス
の断線を防止することができる。
弾性部材で形成されているため、カバーに形成された中
ぐり部に対するコネクタの着脱が容易となる。しかもカ
バーの防振効果により、車体の振動に起因するハーネス
の断線を防止することができる。
【０００９】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明する。
説明する。
【００１０】図１乃至図４にこの考案の一実施例を示
す。図１において、図５に示す従来例の部分と対応する
部分には同一符号を付して示し、その説明を適宜省略す
る。この実施例の特徴はハーネス４，５に設けられたコ
ネクタ６，７の固定構造にある。モータ３の外周は図２
乃至図４に示すようなゴムなどの弾性部材からなる防水
カバー１１により被覆されている。防水カバー１１はモ
ータ３の本体を被覆する円筒部１２と、基部を被覆する
断面が矩形状の箱状部１３とからなっている。箱状部１
３の円筒部１２の外周から突出する外側の一方は板厚の
厚いブロック状となっており、この部分に図２及び図４
に示すように１対の中ぐり部１４，１５が設けられてい
る。
す。図１において、図５に示す従来例の部分と対応する
部分には同一符号を付して示し、その説明を適宜省略す
る。この実施例の特徴はハーネス４，５に設けられたコ
ネクタ６，７の固定構造にある。モータ３の外周は図２
乃至図４に示すようなゴムなどの弾性部材からなる防水
カバー１１により被覆されている。防水カバー１１はモ
ータ３の本体を被覆する円筒部１２と、基部を被覆する
断面が矩形状の箱状部１３とからなっている。箱状部１
３の円筒部１２の外周から突出する外側の一方は板厚の
厚いブロック状となっており、この部分に図２及び図４
に示すように１対の中ぐり部１４，１５が設けられてい
る。
【００１１】中ぐり部１４，１５はコネクタ６，７の外
形形状に整合する形状の内周を有する丸孔部１４ａ，１
５ａと、丸孔部１４ａ，１５ａと箱状部１３の外周とを
連通する切欠部１４ｂ，１５ｂとからなっている。そし
て切欠部１４ｂ，１５ｂの幅は丸孔部１４ａ，１５ａの
内径より小さくなっていて、切欠部１４ｂ，１５ｂを押
し開いてそれぞれコネクタ６，７を丸孔部１４ａ，１５
ａに挿入したとき、コネクタ６，７は中ぐり部１４，１
５の弾性力により強固に固定されるようになっている。
形形状に整合する形状の内周を有する丸孔部１４ａ，１
５ａと、丸孔部１４ａ，１５ａと箱状部１３の外周とを
連通する切欠部１４ｂ，１５ｂとからなっている。そし
て切欠部１４ｂ，１５ｂの幅は丸孔部１４ａ，１５ａの
内径より小さくなっていて、切欠部１４ｂ，１５ｂを押
し開いてそれぞれコネクタ６，７を丸孔部１４ａ，１５
ａに挿入したとき、コネクタ６，７は中ぐり部１４，１
５の弾性力により強固に固定されるようになっている。
【００１２】この実施例によれば、コネクタ６，７の着
脱が容易となり、しかも弾性体で構成された防水カバー
１１の防振効果により、車体の振動に起因するハーネス
４，５の断線を防止することができる。
脱が容易となり、しかも弾性体で構成された防水カバー
１１の防振効果により、車体の振動に起因するハーネス
４，５の断線を防止することができる。
【００１３】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、車両用燃費計に設けられた冷却用モータを被覆する
弾性部材からなる防水カバーに、ハーネスを接続するコ
ネクタを着脱可能に固定したので、コネクタの着脱が容
易となり、車体の振動によるハーネスの断線の発生を防
止することができる。
ば、車両用燃費計に設けられた冷却用モータを被覆する
弾性部材からなる防水カバーに、ハーネスを接続するコ
ネクタを着脱可能に固定したので、コネクタの着脱が容
易となり、車体の振動によるハーネスの断線の発生を防
止することができる。
【図１】この考案の一実施例の構成を示す正面図。
【図２】同じく防水カバーを示す平面図。
【図３】同じく防水カバーを示す一部断面側面図。
【図４】図２のＡ−Ａ線断面図。
【図５】従来の燃費計の配線接続構造を示す正面図。
１ 検出部 ２ 流量計 ３ モータ ４ ハーネス ５ ハーネス ６ コネクタ ７ コネクタ １１ 防水カバー １４ 中ぐり部 １５ 中ぐり部
Claims (1)
- 【請求項１】 車両の燃料タンク周辺に取り付けられた
流量計と、この流量計の検出部を冷却するモータとから
なり、前記流量計及びモータをそれぞれコネクタを介し
たハーネスで車室内に設けられた表示部に接続した車両
用燃費計において、 前記モータを弾性部材からなる防水カバーで被覆すると
共に、この防水カバーの一部に、前記コネクタの外形形
状と整合する形状の内周を有する丸孔部と、この丸孔部
の内径よりも小さい幅を有し外周と連通する切欠部とか
らなる複数の中ぐり部を設け、この中ぐり部に前記コネ
クタを着脱自在に固定するように構成したことを特徴と
する車両用燃費計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991004243U JP2546201Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 車両用燃費計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991004243U JP2546201Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 車両用燃費計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100946U JPH04100946U (ja) | 1992-09-01 |
| JP2546201Y2 true JP2546201Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31733850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991004243U Expired - Lifetime JP2546201Y2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 車両用燃費計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546201Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5722176U (ja) * | 1980-07-14 | 1982-02-04 | ||
| JPS6334314A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-15 | Honda Motor Co Ltd | クランク軸構造およびその仕上加工方法 |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP1991004243U patent/JP2546201Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100946U (ja) | 1992-09-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4868389B2 (ja) | 制御パネル装置 | |
| US5568794A (en) | Electric circuit device provided on components necessary for controlling engine of vehicle | |
| US20070096546A1 (en) | Device attachment to a center hub of a wheel | |
| EP3778362B1 (en) | Usb terminal unit structure for saddle riding-type vehicle | |
| JP2546201Y2 (ja) | 車両用燃費計 | |
| CN116316348A (zh) | 接线盒和车辆 | |
| CN203826886U (zh) | 分块式拼接、胶条式防水防尘型底盘车身线束对接盒 | |
| CN215818902U (zh) | 一种智慧型无偿献血服务系统用车载型计算机组合装置 | |
| CN105460123B (zh) | 鞍骑型车辆的电气安装单元 | |
| CN216942882U (zh) | 卡车后视镜折叠器过线结构 | |
| CN220208139U (zh) | 车载诊断盒及汽车 | |
| CN218039928U (zh) | 用于连接器的一体式防护壳 | |
| JPS6228064Y2 (ja) | ||
| CN216102537U (zh) | 全地形车 | |
| JPS6344277Y2 (ja) | ||
| JPH03703Y2 (ja) | ||
| CN217455885U (zh) | 一种发动机线束保护支架 | |
| CN220060422U (zh) | 减速器组件及车辆 | |
| CN212797180U (zh) | 一种多色背光源电动车仪表 | |
| US20220266908A1 (en) | Off-road vehicle | |
| CN213870052U (zh) | 一种发动机左前盖 | |
| CN215621412U (zh) | 汽车仪表盘用支架组件 | |
| CN216269031U (zh) | 一种雷达固定装置及车辆 | |
| JPS626946Y2 (ja) | ||
| CN219969885U (zh) | 智能电机及摩托车 |