JP2545953Y2 - 搬送用駆動チェーン - Google Patents

搬送用駆動チェーン

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JP2545953Y2
JP2545953Y2 JP1991039093U JP3909391U JP2545953Y2 JP 2545953 Y2 JP2545953 Y2 JP 2545953Y2 JP 1991039093 U JP1991039093 U JP 1991039093U JP 3909391 U JP3909391 U JP 3909391U JP 2545953 Y2 JP2545953 Y2 JP 2545953Y2
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shaped
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JP1991039093U
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JPH0743161U (ja
Inventor
邦秀 吉田
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有限会社田技研
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、比較的小物部品を左右
方向から前後方向へ或いは水平方向から垂直方向へ等に
直角駆動して搬送するのに好適な搬送用駆動チェーンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の駆動チェーンは、互いに
両端開口部に軸孔が夫々有する一対の縦U形リンク及び
横U形リンクと、互いに両端部に軸孔が夫々有する一対
の平形リンクとを多数設け、この縦U形リンクの両端開
口部の各軸孔と横U形リンクの屈曲部内と各平形リンク
の一端部の軸孔とに縦軸ピンを夫々介し、且つ横U形リ
ンクの両端開口部の各軸孔と縦U形リンクの屈曲部内と
各平形リンクの他端部の軸孔とに横軸ピンを夫々介して
順次連結し、この各横U形リンク相互間の水平開口を平
板状の縦軸スプロケットの各歯に噛合わせて左右方向か
ら前後方向へ、且つ前記各縦U形リンク相互間の垂直開
口を平板状の横軸スプロケットの各歯に噛合わせて水平
方向から垂直方向へ等に直角駆動するように形成されて
いた(例えば、特開昭57−103953号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、使用時
において、一対の縦U形リンク及び横U形リンクと一対
の平形リンクとを、縦軸ピン及び横軸ピンを介して順次
連結するように単なる形成されているため、動力伝達用
としては適しても、縦U形リンク、横U形リンク、平形
リンク等には搬送ベルト等を支持して比較的小物部品を
載せることができないため、比較的小物部品を左右方向
から前後方向へ或いは水平方向から垂直方向へ等に簡単
且つ確実に搬送することができず、比較的小物部品の搬
送用としては不向きであった。
【0004】そこで、本考案は、上述のような課題を解
決するために案出されたもので、比較的小物部品を左右
方向から前後方向へ或いは水平方向から垂直方向へ等に
簡単且つ確実に搬送できて、比較的小物部品の搬送用と
して適するようにすると共に、比較的小物部品を安定的
且つ円滑に搬送できるような搬送用駆動チェーンを提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述のような
目的を達成するために、互いに両端開口部に軸孔が夫々
有する一対の縦U形リンク及び横U形リンクを多数設
け、この縦U形リンクの両端開口部の各軸孔と横U形リ
ンクの屈曲部内とに縦軸ピンを、両端部が外方へ若干突
出するように夫々介し、且つ横U形リンクの両端開口部
の各軸孔と縦U形リンクの屈曲部内とに横軸ピンを、両
端部が外方へ若干突出するように夫々介して順次連結
し、この各縦U形リンクの縦軸ピンの両端部を縦軸スプ
ロケットの各歯に噛合わせて左右方向から前後方向へ、
且つ各横U形リンクの横軸ピンの両端部を横軸スプロケ
ットの各歯に噛合わせて水平方向から垂直方向へ等に直
角駆動する搬送用駆動チェーンにおいて、前記各縦U形
リンクの一端開口部の同一側縁に、先端部に比較的小物
部品の搬送ベルト等を支持する支持孔を有する支持板を
適宜間隔に同一側方へ突設すると共に、前記横軸スプロ
ケットを、周縁部に各横U形リンクの横軸ピンの一端部
噛合用の数個の歯が円周方向へ適宜間隔に配設された左
側円板と、周縁部に各横U形リンクの横軸ピンの他端部
噛合用の数個の歯と縦U形リンクの各支持板嵌まり込み
用の数個の凹部とが円周方向へ交互に適宜間隔に配設さ
れた右側円板とから形成したものである。
【0006】
【作用】そして、上述のような技術的手段により、使用
時において、縦U形リンクの各支持板の支持孔に搬送ベ
ルト等を支持し、この搬送ベルト等の上に比較的小物部
品を載せて、縦軸スプロケットによって左右方向から前
後方向へ或いは横軸スプロケットによって水平方向から
垂直方向へ等に直角駆動できるようにする。
【0007】また、水平方向から垂直方向へ又は垂直方
向から水平方向へ等に直角駆動する際に、横軸スプロケ
ットの左側円板の各歯と右側円板の各歯とに各横U形リ
ンクの横軸ピンの両端部が噛合うようにし、且つ右側円
板の周縁部の各凹部に縦U形リンクの各支持板が嵌まり
込むようにする。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】本考案の搬送用駆動チェーンは、図1に示
すように、互いに両端開口部に軸孔1,2が夫々有する
一対の縦U形リンク3及び横U形リンク4を多数設け、
この縦U形リンク3の両端開口部の各軸孔1と横U形リ
ンク4の屈曲部内とに縦軸ピン5を、両端部が外方へ若
干突出するように夫々介し、且つ横U形リンク4の両端
開口部の各軸孔2と縦U形リンク3の屈曲部内とに横軸
ピン6を、両端部が外方へ若干突出するように夫々介し
て順次連結されており、そして、縦軸(図示せず)にて
駆動される正面略エ字形状の縦軸スプロケット7の上下
円板8の周縁部に夫々適宜間隔に配設された数個の歯9
に前記各縦U形リンク3の縦軸ピン5の両端部を噛合わ
せて左右方向から前後方向へ、且つ横軸(図示せず)に
て駆動される正面略H字形状の横軸スプロケット10の
左右円板11の周縁部に夫々適宜間隔に配設された数個
の歯12に前記各横U形リンク4の横軸ピン6の両端部
を噛合わせて水平方向から垂直方向へ等に直角駆動する
ように形成されている。
【0010】このように形成された搬送用駆動チェーン
において、前記各縦U形リンク3の一端開口部の同一側
縁に、先端部に比較的小物部品の搬送ベルト(図示せ
ず)等を支持する 2個の支持孔13を有する長方形状の
支持板14を適宜間隔に同一側方へ突設したものであ
る。
【0011】また、前記横軸スプロケット10は、図2
乃至図4にも拡大して示すように、左側円板11aと右
側円板11bと前記横軸受用の円筒状の軸受15とから
正面略H字形状に成形し、この左側円板11aの周縁部
には前記各横U形リンク4の横軸ピン6の一端部噛合用
の12個の歯12aを円周方向へ適宜間隔に配設し、且つ
右側円板11bの周縁部には前記各横U形リンク4の横
軸ピン6の他端部噛合用の略Y字形状の 6個の歯12b
と前記縦U形リンク3の各支持板14嵌まり込み用の 6
個の凹部16とを円周方向へ交互に適宜間隔に配設する
ように形成されている。
【0012】
【考案の効果】本考案の搬送用駆動チェーンは、上述の
ように、互いに両端開口部に軸孔1,2が夫々有する一
対の縦U形リンク3及び横U形リンク4を多数設け、こ
の縦U形リンク3の両端開口部の各軸孔1と横U形リン
ク4の屈曲部内とに縦軸ピン5を、両端部が外方へ若干
突出するように夫々介し、且つ横U形リンク4の両端開
口部の各軸孔2と縦U形リンク3の屈曲部内とに横軸ピ
ン6を、両端部が外方へ若干突出するように夫々介して
順次連結し、この各縦U形リンク3の縦軸ピン5の両端
部を縦軸スプロケット7の各歯9に噛合わせて左右方向
から前後方向へ、且つ各横U形リンク4の横軸ピン6の
両端部を横軸スプロケット10の各歯12に噛合わせて
水平方向から垂直方向へ等に直角駆動する搬送用駆動チ
ェーンにおいて、前記各縦U形リンク3の一端開口部の
同一側縁に、先端部に比較的小物部品の搬送ベルト等を
支持する支持孔13を有する支持板14を適宜間隔に同
一側方へ突設したから、使用時においては、縦U形リン
ク3の各支持板14の支持孔13に搬送ベルト等を支持
し、この搬送ベルト等の上に比較的小物部品を載せて、
縦軸スプロケット7によって左右方向から前後方向へ或
いは横軸スプロケット10によって水平方向から垂直方
向へ等に直角駆動することができるため、比較的小物部
品を左右方向から前後方向へ或いは水平方向から垂直方
向へ等に簡単且つ確実に搬送することができ、比較的小
物部品の搬送用として適するものである。
【0013】また、横軸スプロケット10を、周縁部に
各横U形リンク4の横軸ピン6の一端部噛合用の数個の
歯12aが円周方向へ適宜間隔に配設された左側円板1
1aと、周縁部に各横U形リンク4の横軸ピン6の他端
部噛合用の数個の歯12bと縦U形リンク3の各支持板
14嵌まり込み用の数個の凹部16とが円周方向へ交互
に適宜間隔に配設された右側円板11bとから形成した
ことにより、水平方向から垂直方向へ又は垂直方向から
水平方向へ等に直角駆動する際に、横軸スプロケット1
0の左側円板11aの各歯12aと右側円板11bの各
歯12bとに各横U形リンク4の横軸ピン6の両端部を
噛合わせることができるため、比較的小物部品を安定的
に搬送することができるばかりでなく、右側円板11b
の周縁部の各凹部16に縦U形リンク3の各支持板14
が嵌まり込むため、横軸スプロケット10の右側円板1
1bに縦U形リンク3の各支持板14が当ることがな
く、比較的小物部品を円滑に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】横軸用スプロケットの縦断面図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図2の右側面図である。
【符号の説明】
1 軸孔 2 軸孔
3 縦U形リンク 4 横U形リンク 5 縦軸ピン
6 横軸ピン 7 縦軸スプロケット 8 円板
9 歯 10 横軸スプロケット 11 円板
11a 左側円板 11b 右側円板 12 歯
12a 歯 12b 歯 13 支持孔
14 支持板 15 軸受 16 凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに両端開口部に軸孔が夫々有する一
    対の縦U形リンク及び横U形リンクを多数設け、この縦
    U形リンクの両端開口部の各軸孔と横U形リンクの屈曲
    部内とに縦軸ピンを、両端部が外方へ若干突出するよう
    に夫々介し、且つ横U形リンクの両端開口部の各軸孔と
    縦U形リンクの屈曲部内とに横軸ピンを、両端部が外方
    へ若干突出するように夫々介して順次連結し、この各縦
    U形リンクの縦軸ピンの両端部を縦軸スプロケットの各
    歯に噛合わせて左右方向から前後方向へ、且つ各横U形
    リンクの横軸ピンの両端部を横軸スプロケットの各歯に
    噛合わせて水平方向から垂直方向へ等に直角駆動する搬
    送用駆動チェーンにおいて、前記各縦U形リンクの一端
    開口部の同一側縁に、先端部に比較的小物部品の搬送ベ
    ルト等を支持する支持孔を有する支持板を適宜間隔に同
    一側方へ突設すると共に、前記横軸スプロケットを、周
    縁部に各横U形リンクの横軸ピンの一端部噛合用の数個
    の歯が円周方向へ適宜間隔に配設された左側円板と、周
    縁部に各横U形リンクの横軸ピンの他端部噛合用の数個
    の歯と縦U形リンクの各支持板嵌まり込み用の数個の凹
    部とが円周方向へ交互に適宜間隔に配設された右側円板
    とから形成したことを特徴とする搬送用駆動チェーン。
JP1991039093U 1991-04-26 1991-04-26 搬送用駆動チェーン Expired - Lifetime JP2545953Y2 (ja)

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JPH0743161U JPH0743161U (ja) 1995-08-18
JP2545953Y2 true JP2545953Y2 (ja) 1997-08-27

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ID=12543468

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558933A (en) * 1978-06-30 1980-01-22 Teizo Ueno Elevating device of supplementary bodies on bottom surface of stern
US4459124A (en) * 1980-10-31 1984-07-10 Newton Alan R Drive chain
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IT1172385B (it) * 1983-12-21 1987-06-18 Miles Italiana Composizione e metodo per la determinazione enzimatica di atp ed fmn

Also Published As

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Effective date: 19970225