JP2544502B2 - 光ディスクの記録読取方法 - Google Patents

光ディスクの記録読取方法

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JP2544502B2
JP2544502B2 JP2095547A JP9554790A JP2544502B2 JP 2544502 B2 JP2544502 B2 JP 2544502B2 JP 2095547 A JP2095547 A JP 2095547A JP 9554790 A JP9554790 A JP 9554790A JP 2544502 B2 JP2544502 B2 JP 2544502B2
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俊裕 小牧
秀雄 工藤
智規 石附
伸一 横関
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Pioneer Electronic Corp
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、光ディスクの記録読取方法に関し、特にDR
AW(追記型)やEDRAW(消去・再書込み型)等の光ディ
スク(光磁気型、相変化型ディスクをも含む)の記録読
取方法に関する。
背景技術 この種の光ディスクは、第3図に示すように、情報の
記録/再生をなす光スポットを案内するプリグルーブ21
を有し、プリグルーブ21間のランド22にはアドレス情報
等のプリフォーマット・パターン(以下、アドレス領域
と称する)が固定情報として予め記録されている。
かかる光ディスクにおいては、アドレス領域に対して
ギャップをもって存在するデータ領域に情報が記録され
ることになるために、当該ディスクを例えばデータ・フ
ァイルとして用いる場合には問題ないのであるが、例え
ばCD(コンパクト・ディスク)の編集機として用いる場
合には、CDフォーマット信号のフォーマットを変更して
記録しなければならないことになる。
発明の概要 そこで、本発明は、CDフォーマット信号等の連続信号
をそのまま記録/再生でき、しかも情報を記録し得るデ
ータ領域の増大が図れる光ディスクの記録読取方法を提
供することを目的とする。
本発明による光ディスクの記録読取方法は、光スポッ
トを案内するプリグルーブを有し、このプリグルーブ間
のランド(又はプリグルーブ)にアドレス情報が予め記
録されている光ディスクに対する情報の記録/再生方法
に際して、ランド(又はプリグルーブ)に対する光スポ
ットの偏倚方向及び偏倚量に応じた極性及びレベルの制
御信号を生成し、この制御信号に基づいて光スポットを
ランド(又はプリグルーブ)に追従させつつアドレス情
報を読み取ることによって光スポットを所定のアドレス
位置にアクセスさせ、しかる後前記制御信号の極性を反
転して得られる反転制御信号に基づいて光スポットをプ
リグルーブ(又はランド)に追従させつつ情報の記録
(又は読取)をなすことを特徴としている。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、レーザビームを収束せしめることに
よって得られるビームスポットSが、光学ヘッド(図示
せず)から光ディスクのランド22(又はプリグルーブ2
1)に対して照射される。ビームスポットSによるディ
スク面からの反射光ビームは光学ヘッドに内蔵された光
電変換素子1,2に入射し、電気信号に変換される。な
お、光学ヘッドには、対物レンズを含む光学系の他、デ
ィスク面に対する対物レンズの光軸方向の位置制御をな
すフォーカスアクチュエータや、ビームスポットSのラ
ンド22(又はプリグルーブ21)に対するディスク半径方
向の位置制御をなすトラッキングアクチュエータ等が内
蔵されている。この光学ヘッドはディスク半径方向にお
いて移動自在なキャリッジ(図示せず)に搭載されてい
る。
光電変換素子1は、例えば、受光面を4分割する如く
配置されかつ互いに独立した4つの受光エレメントによ
って構成されている。そして、受光面の中心に関して互
いに対向するエレメント同士の出力和が加算器4に供給
されて両出力和の和信号、すなわち各受光エレメントの
総和信号が導出され、この総和信号が読取RF信号とな
る。なお、上記各出力和の差を得ることによってフォー
カスエラー信号を導出することができる。読取RF信号は
RFアンプ5を介して復調回路6に供給される。この復調
出力は信号処理回路7で所定の信号処理がなされて再生
出力となると共に、アドレス読取回路8に供給されてア
ドレス情報の読取りがなされる。アドレス読取回路8で
読み取られたアドレス情報はコントローラ9に供給され
る。
一方、光電変換素子2の一対の出力はアンプ10,11で
増幅された後、信号切換回路12を介して差動アンプ13に
供給されて両出力の差信号が導出され、この差信号がト
ラッキングエラー信号となる。信号切換回路12はアンプ
10の出力を差動アンプ13の非反転入力端又は反転入力端
に、アンプ11の出力を差動アンプ13の反転入力端又は非
反転入力端にそれぞれ供給すべく切り換え、この切換え
によってトラッキングエラー信号の極性を反転させる。
信号切換回路12の切換え制御はコントローラ9によって
なされる。差動アンプ13の差信号、すなわちトラッキン
グエラー信号はイコライザ(EQ)回路14で周波数・位相
特性が補償された後、ループスイッチ15及び駆動回路16
を経てトラッキングアクチュエータ(図示せず)の駆動
信号となる。
以上によりトラッキングサーボループが形成されてお
り、ループスイッチ15がオン(閉成)のときがループク
ローズ(閉)状態であり、このループクローズ状態にお
いてトラッキングエラー信号の極性及びレベルに基づい
てトラッキングアクチュエータを駆動することにより、
ビームスポットSをランド又はプリグルーブに正確に追
従させることができるのである。
コントローラ9は例えばマイクロコンピュータによっ
て構成されており、そのプロセッサの制御によって信号
切換回路12の切換え制御、ループスイッチ15のオン/オ
フ制御、キックパルス発生回路17の駆動制御等を行な
う。キックパルス発生回路17からは、ビームスポットS
をランドピッチpの2分の1(p/2)だけディスク半径
方向に移動せしめるパルス幅及び波高値のキックパルス
が発生される。このキックパルスは駆動回路16を経てト
ラッキングアクチュエータに印加され、これによりビー
ムスポットSがランドからプリグルーブへ、又はプリグ
ルーブからランドへ変位することになる。
なお、第1図においては、記録系の構成が省略されて
いるが、当該記録系としては、記録すべき情報に応じて
レーザビームをオン・オフする光変調器を用いた周知の
構成のものを用い得る。
次に、コントローラ9のプロセッサによって実行され
る本発明による記録読取方法の処理手順について第4図
のフローチャートにしたがって説明する。なお、本例で
は、アドレス情報がランドに記録されている光ディスク
に適用する場合について説明するが、アドレス情報がプ
リグルーブに記録されている光ディスクにも適用可能で
あることは勿論である。
プロセッサは先ず、指定アドレスが記録されているラ
ンドを周知のサーチ方法によってサーチし(ステップS
1)、しかる後そのランドにおいてトラッキングサーボ
の引込みを行なってトラッキングサーボをクローズする
(ステップS2)。これにより、ビームスポットSはラン
ドを追従することになる。続いて、アドレス読取回路8
で読み取られたアドレス情報を取り込み(ステップS
3)、取り込んだアドレスが指定アドレスか否かを判断
し(ステップS4)、この動作の繰返しによってビームス
ポットSの指定アドレスへのアクセスを行なう。
指定アドレスへアクセスしたら、トラッキングサーボ
ループをオープンし(ステップS5)、しかる後キックパ
ルス発生回路17を駆動制御してキックパルスを発生させ
ることによってビームスポットSをランドからキックパ
ルスの極性によって決まる側の隣接するプリグルーブへ
移動させ(ステップS6)、同時に信号切換回路12を切換
え制御することによってトラッキングエラー信号の極性
を反転させる(ステップS7)。続いて、トラッキングサ
ーボの引込みを行なってトラッキングサーボをクローズ
する(ステップS8)。これにより、ビームスポットSは
プリグルーブを追従することになる。この状態におい
て、情報の記録(又は読取)モードへ移行する。
この処理手順により、アドレス情報がランド22(又は
プリグルーブ21)に記録されている光ディスクにおいて
は、第2図に示すように、情報の記録(又は読取)はプ
リグルーブ21(又はランド22)に対して行なわれること
になる。このように、アドレス情報が記録されていない
プリグルーブ21(又はランド22)に情報を記録すること
により、アドレス領域が存在することによる記録信号の
断がなくなり、CDフォーマット信号等の連続信号をフォ
ーマットを変更することなくそのまま記録することがで
き、しかも記録するプリグルーブ21(又はランド22)に
アドレス領域が存在しないことによりその分だけデータ
領域を増大できることになる。
情報の記録に当っては、一連の情報の終了部分に必
ず、CDフォーマットに準拠した信号を記録する場合に
は、エンド領域のトラックNo.として「AA」なる情報が
記録され、又一般のデータファイルとして記録する場合
には、「EOF(エンドオブファイル)」というファイル
が設けられるようになっている。したがって、記録情報
の読取りの際には、トラックNo.「AA」又は「EOF」を検
出することによって一連の情報の終了を検知できるため
その検知時点で、又情報の記録の際には、その記録終了
時点でビームスポットSをランド22(又はプリグルーブ
21)に戻して時間軸方向において次に記録されているア
ドレス情報を読み取り、例えば指定アドレスがさらに存
在する場合には、第4図の処理手順の繰返しによって読
み取った現在アドレスに基づいて次の指定アドレスをサ
ーチし、その指定アドレスを読み取った後ビームスポッ
トSをプリグルーブ21(又はランド22)に転移せしめる
ことにより、再び読取り又は記録動作が繰り返される。
なお、情報の記録に際しては、アドレス領域とデータ
領域とから得られる周波数信号の基本周波数成分が異な
るように、アドレス領域のビット長に対してデータ領域
のピット長を設定することにより、プリグルーブとラン
ドとの間のクロストークを抑制できることになる。
発明の効果 以上説明したように、本発明による光ディスクの記録
読取方法によれば、プリグルーブを有し、このプリグル
ーブ間のランド(又はプリグルーブ)にアドレス情報が
予め記録されている光ディスクに対してアドレス情報が
記録されていないプリグルーブ(又はランド)に情報を
記録し、又これを読み取るようにしており、これにより
CDフォーマット信号等の連続信号をフォーマットを変更
することなくそのまま記録しこれを読み取ることがで
き、しかもアドレス領域が存在しない分だけデータ領域
の増大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスク装置の構成の一例を示す
ブロック図、第2図は本発明の記録方法によって記録さ
れた光ディスクの記録状態を示す拡大平面図、第3図は
通常の記録方法によって記録された光ディスクの記録状
態を示す拡大平面図、第4図は本発明による光ディスク
の記録読取方法の処理手順を示すフローチャートであ
る。 主要部分の符号の説明 1,2……光電変換素子 8……アドレス読取回路 9……コントローラ 12……信号切換回路 15……ループスイッチ 17……キックパルス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横関 伸一 埼玉県入間郡鶴ケ島町富士見6丁目1番 1号 パイオニア株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−112229(JP,A) 特開 平2−129717(JP,A) 特開 平2−177027(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光スポットを案内するプリグルーブを有
    し、このプリグルーブ間のランド(又はプリグルーブ)
    にアドレス情報が予め記録されている光ディスクの記録
    読取方法であって、 前記ランド(又はプリグルーブ)に対する前記光スポッ
    トの偏倚方向及び偏倚量に応じた極性及びレベルの制御
    信号を生成し、 前記制御信号に基づいて前記光スポットを前記ランド
    (又はプリグルーブ)に追従させつつ前記アドレス情報
    を読み取ることによって前記光スポットを所定のアドレ
    ス位置にアクセスさせ、 しかる後前記制御信号の極性を反転して得られる反転制
    御信号に基づいて前記光スポットを前記プリグルーブ
    (又はランド)に追従させつつ情報の記録(又は読取)
    をなすことを特徴とする光ディスクの記録読取方法。
  2. 【請求項2】前記プリグルーブ(又はランド)に対する
    情報の記録(又は読取)終了後、前記制御信号の極性を
    再度反転して得られる制御信号に基づいて前記光スポッ
    トを前記ランド(又はプリグルーブ)に追従させつつ時
    間軸方向において次に記録されている前記アドレス情報
    を読み取ることを特徴とする請求項1記載の光ディスク
    の記録読取方法。
JP2095547A 1989-06-01 1990-04-11 光ディスクの記録読取方法 Expired - Lifetime JP2544502B2 (ja)

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JP1-139433 1989-06-01
JP13943389 1989-06-01

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DE4345525C2 (de) * 1992-09-29 2002-11-07 Pioneer Electronic Corp Optische Disk und Vorrichtung zu deren Wiedergabe
JPH0917029A (ja) 1995-06-26 1997-01-17 Pioneer Electron Corp 光ディスクとその読取装置および光ディスク製造方法

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