JP2544231Y2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP2544231Y2
JP2544231Y2 JP12254789U JP12254789U JP2544231Y2 JP 2544231 Y2 JP2544231 Y2 JP 2544231Y2 JP 12254789 U JP12254789 U JP 12254789U JP 12254789 U JP12254789 U JP 12254789U JP 2544231 Y2 JP2544231 Y2 JP 2544231Y2
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稔 ▲高▼橋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、主として電気製品を梱包する包装箱に関
する。
【従来の技術】
電気製品等を梱包する包装箱には、 製品が移送途中で損傷しないように、動かない状態で
包装すること。 多くの製品は、付属品を有するので、付属品収納スペ
ースを有すること。 梱包を開いて簡単に製品を取り出しできることが要求
される。 現在もっとも一般的に使用されている包装箱は、段ボ
ール等の個装箱に、個装パットを介して製品を梱包する
ものである。個装パットは、梱包された製品を、個装箱
内で動かない状態に保持する。個装パットには、発泡ス
チロールや折曲された段ボールが使用されている。 運搬し易く、また、製品を取り出し易い包装箱とし
て、取手を設けた包装箱が開発されている(特開昭62-6
6562号公報)。この包装箱は、取手を有するバッテリを
収納するものである。バッテリの上面に回転自在に設け
られた取手を、個装箱の上蓋から外部に突出させること
によって、バッテリを取り出し易くしている。
【考案が解決しようとする課題】
製品を個装箱から取り出す取手を設けたものは、取手
をもって製品を個装箱から簡単に取り出すことができ
る。しかしながら、製品の取手をもって取り出すもの
は、取手のない製品を簡単に取り出しできない。 ところで、個装パットは、製品の損傷を出来る限り阻
止するために、製品をほとんど移動しない状態で個装箱
に収納している。言い替えると、個装パットは、製品と
個装箱とは簡単に引き出すことができない状態としてい
る。従って、個装パットで個装箱にきっちりと収納され
た製品は、簡単に個装箱から取り出しできない。取り出
すには、個装箱が持ち上がらないように押え、個装箱内
に深く手を押し込んで、持ちにくい製品を無理に引き上
げる必要がある。 また、個装箱内に付属品を収納する場合、上部に収納
スペースを設けている。ところが、この部分にスペース
を設けた個装箱は上面の上蓋の強度が弱く、上に物を載
せると変形し易い欠点がある。 この考案これ等の欠点を解決することを目的に開発さ
れたもので、この考案の重要な目的は、個装パットで隙
間なく収納された全ての製品を、簡単かつ容易に取り出
しできる包装箱を提供するにある。 また、この考案の他の重要な目的は、付属品の収納ス
ペースを有すると共に、個装箱の上部を強靱にできる包
装箱を提供するにある。
【従来の課題を解決する為の手段】
この考案の包装箱は、前述の目的を構成するために、
下記の構成を備えている。 (a)包装箱は、製品を収納する個装箱と、製品を動か
ない状態で個装箱に収納する個装パットとを備えてい
る。 (b)個装パットは、製品を囲んだ状態で取り出しでき
るように、製品を囲む状態で個装箱内に収納されてい
る。 (c)個装パットは、製品を載せる保持部と、製品の両
側を囲む側壁部と、個装箱の開口部を閉塞する中蓋部
と、製品を個装箱から引き上げる取手部とを備えてい
る。 (d)保持部の両側に側壁部が設けられ、側壁部に連通
して中蓋部が設けられ、中蓋部の端部に取手部が設けら
れている。 (e)側壁部の高さは個装箱の高さよりも低く、個装パ
ットを個装箱に収納した状態で、中蓋部は個装箱の開口
面よりも下方に位置し、中蓋部と個装箱の上蓋との間に
付属品収納スペースが設けられている。 (f)取手部は垂直方向に延長して個装箱に収納され、
取手部の高さは、これが個装パットの取り出しに使用さ
れ、かつ、個装箱の上蓋を補強するために、上端は個装
箱の上蓋下面に至り、下端は直接あるいは中蓋部を介し
て製品の上面に接近している。
【作用】
この考案の包装箱は、好ましい実施例を示す第1図と
第2図の状態で製品を収納する。この包装箱は、次の工
程で製品を収納する。 個装パットの保持部に製品を載せる。 側壁部で製品の両側を囲むように、この部分を上方に
折曲する。 中蓋部を内側に折曲して、先端の取手部を上方に折曲
する。この状態で、個装パットは第3図に示す状態に折
曲される。第3図に示す個装パットは、内部に収納する
製品を示していないが、個装パットは、第1図に示す状
態で製品を囲む。 個装箱を箱型に組立て上方を開口し、製品を抱く状態
の個装パットを個装箱に入れる。この状態で中蓋部の上
方に付属品収納スペースが形成される。この部分に付属
品を収納することもできるが、第1図に示す個装パット
は、製品の一部が中蓋部から突出しているので、水平の
付属品収納スペースを設けるために、個装箱のフラッ
プ、を内側に折り込んで、フラップで底が水平の付属品
収納スペースを設けている。この場合、フラップは取手
部の上端が上蓋に延長されるように、取手部が貫通する
穴が設けられている。 付属品収納スペースに付属品を収納し、上蓋を閉じ
る。この状態で、個装パットの取手部は、上蓋の下面に
至り、これが上蓋を支持して、上蓋が押されて変形する
のを防止する。 包装箱に収納された製品は、下記の工程で個装箱から
取り出すことができる。 上蓋を開いて、付属品を取り出す。 個装箱のフラップを開く。 取手部を掴んで個装パットを個装箱から引き出す。こ
の状態で、個装パットには製品が抱かれており、製品は
個装パットと一緒に取り出される。この時、個装パット
は取手部をもって個装箱から引き上げることができるの
で、簡単に取り出すことができる。 個装箱から取り出された個装パットを開き、製品を個
装パットから取り出す。 以上のように、この考案の包装箱は、製品の取り出し
を簡単にするために個装パットに取手部を設け、しか
も、この取手部を付属品収納スペースの補強に兼用して
いる。すなわち、個装パットに設けられた取手部は、個
装箱を開いた状態で持ち易い取っ手となり、さらに、付
属品収納スペースを上蓋の下面に向かって延長して上蓋
を補強している。
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思想を具体
化する為の包装箱を例示するものであって、この考案の
包装箱は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下記の
構造に特定するものでない。この考案の包装箱は、実用
新案登録請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が
加えられる。 第1図ないし第4図に示す包装箱は、個装箱1と個装
パット2とを備えている。個装箱1と個装パット2と
は、段ボール等を第5図および第6図に示す外形に裁断
し、また、鎖線で示す位置を折曲して箱型に組み立てて
いる。 個装箱1の展開図を第6図に示している。この個装箱
1は、側壁3の端縁を接着し、底板4を互いに組み合わ
せて底を閉塞し、上方開口の角柱状とされている。上方
の開口縁には、フラップ5と上蓋とが設けられている。
フラップ5は、第1図に示すように、側壁3から下方に
折曲され、先端縁は下方に折曲されている。 個装パット2の展開図を第5図に示している。この個
装パット2は、製品Sが載せられる保持部6と、製品S
の両側を囲む側壁部7と、個装箱1の開口部を閉塞する
中蓋部8と、製品Sを個装箱1から引き上げる取手部9
とからなっており、全体を1枚のシート材で構成してい
る。 この図に示す個装パット2は、保持部6を中央に位置
させ、その両側に側壁部7を設けている。保持部6の外
形は、これを個装箱1の底部に収納できるよう、個装箱
1の底の内形にほぼ等しく作られている。保持部6の両
側には、ここに載せられる製品Sの横ずれを阻止するた
めに、山形に折り返された折曲片10が設けられている。
側壁部7は保持部6と同じ幅で、個装箱1の側壁よりも
低く作られている。第1図に示す個装パット2は、中蓋
部8の中央に製品Sを突出させている。この状態で製品
Sを抱く個装パット2は、側壁部7の高さを製品Sより
も低く調整する。図示しないが、中蓋部の内部に製品S
を収納する個装パットは、側壁部の高さを製品Sの高さ
にほぼ等しくする。側壁部7は中蓋部8と上蓋との間に
付属品収納スペース11を設けるので、個装箱1の高さよ
りも低く作られる。付属品収納スペース11には、第1図
および第2図に示すように、付属品14が収納される。 中蓋部8は、側壁部7の両側に設けられ、さらに、側
壁部7の端部に取手部9が設けられている。この中蓋部
8と取手部9とは、製品Sの中央部分に嵌着される嵌着
穴12が開口されている。嵌着穴12は、中蓋部8を水平
に、取手部9を垂直に折曲した状態で、製品Sの表面に
接触する形状に開口されている。 取手部9は、個装パット2を簡単に取り出しできる摘
みとして使用されると共に、上蓋13を下面で支持して補
強するリブとしての作用も併用している。このため、取
手部9は、上端が上蓋13の下面に至り、下端は、直接あ
るいは製品Sを介して製品Sの上面に接近している。第
1図に示す個装パット2は、取手部9と中蓋部8の両方
を製品Sの上面に接触させている。ただ、この考案は、
取手部9をこの構造に特定するものでなく、例えば、図
示しないが、中蓋部8を製品Sの上面に接触させ、中蓋
部8を介して取手部9を製品Sに接近させることも可能
である。 第1図に示すように、中蓋部8を水平とする個装パッ
ト2は、側壁部7と取手部9との高さの和を、個装箱1
の高さにほぼ等しくする。ただ、中蓋部8は必ずしも水
平とする必要はなく、例えば、図示しないが中央に向か
って上り、あるいは、下り勾配とすることも可能であ
る。 第5図に示す個装パット2は、左右対称に作られてい
るが、個装パット2は必ずしも左右対称とする必要はな
い。例えば、図示しないが、取手部9を片方の中蓋部8
に設け、取手部9を設けない中蓋部8の先端を、取手部
9の下端に連結することも可能である。中蓋部8の先端
を取手部9の下端に連結するには、取手部9の下端に挿
入穴を設け、中蓋部8の先端にこの挿入穴に挿入する折
曲片を設け、折曲片を挿入穴に入れてその先端を上に曲
げることで実現できる。 また、第5図に示す個装パット2は、中蓋部8の中央
に取手部9を設けている。言い替えると、左右の中蓋部
8の幅を等しくしているが、左右の中蓋部8の幅は必ず
しも等しくする必要はなく、取手部9を中央から多少位
置ずれして設けることも可能である。
【考案の効果】
この考案の包装箱は、個装パットで、製品を個装箱に
移動しない状態に梱包するにもかかわらず、簡単かつ容
易に、しかも、持ち易い状態で製品を個装箱から取り出
すことができる。この特長は、個装箱を開くと、製品を
囲む個装パットに取手部を設けているからである。すな
わち、この考案の包装箱は、従来のように個装箱の奥に
手を入れて製品を無理な姿勢で持ち上げる必要がなく、
取手部をつかみ、個装箱を動かない状態に押さえて、楽
な姿勢で製品を取り出すことができる。 また、この考案の包装箱は、垂直に延長して設けられ
た取手部で個装箱の上蓋を補強している。取手部は、上
端を上蓋の下面に、下端を直接あるいは中蓋部を介して
製品に接近させている。この構造の取手部は、製品と上
蓋との間に位置して、上蓋の補強リブの作用し、上蓋の
押圧強度を著しく向上させる。このため、上蓋を補強す
るために、特別なリブを設けることなく、上蓋を強靱に
できる。 強靱な上蓋で補強された付属品収納スペースは、内部
に収納させる付属品に損傷を与えることなく運搬できる
特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す包装箱の断面図、第
2図は個装箱の上蓋を開いた状態を示す斜視図、第3図
は個装パットの組立状態を示す斜視図、第4図は個装箱
と開いた個装パットとを示す斜視図、第5図および第6
図は個装パットおよび個装箱を展開した平面図である。 1……個装箱、2……個装パット、3……側壁、4……
底板、5……フラップ、6……保持部、7……側壁部、
8……中蓋部、9……取手部、10……折曲片、11……付
属品収納スペース、12……嵌着穴、13……上蓋、14……
付属品、S……製品。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の構成を有する包装箱。 (a)包装箱は、個装箱と、個装パットとを備えてい
    る。 (b)個装パットは、製品を囲む状態で個装箱内に収納
    されている。 (c)個装パットは、製品を載せる保持部と、製品の両
    側を囲む側壁部と、個装箱の開口部を閉塞する中蓋部
    と、製品を個装箱から引き上げる取手部とを備えてい
    る。 (d)保持部の両側に側壁部が設けられ、側壁部に連通
    して中蓋部が設けられ、中蓋部の端部に取手部が設けら
    れている。 (e)側壁部の高さは個装箱の高さよりも低く、個装パ
    ットを個装箱に収納した状態で、中蓋部は個装箱の開口
    面よりも下方に位置し、中蓋部と個装箱の上蓋との間に
    付属品収納スペースが設けられている。 (f)取手部は垂直方向に延長して個装箱に収納され、
    取手部の上端は個装箱の上蓋下面に至り、取手部の下端
    は直接あるいは中蓋部を介して製品の上面に接近してい
    る。
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