JP2544079B2 - 風向調節装置 - Google Patents

風向調節装置

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JP2544079B2
JP2544079B2 JP5138255A JP13825593A JP2544079B2 JP 2544079 B2 JP2544079 B2 JP 2544079B2 JP 5138255 A JP5138255 A JP 5138255A JP 13825593 A JP13825593 A JP 13825593A JP 2544079 B2 JP2544079 B2 JP 2544079B2
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖房機器の風向調節
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の暖房機器の風向調節装置の一つの
例が、図5及び図6に図示されている。図示されたよう
に、送風口1aを区画するフレーム1の内部に風向を調
節する第1及び第2ブレード2,3が設置され、フレー
ム1の外側面にはブラケット4が取り付けられている。
各ブレード軸2a,3aの一端は、第1及び第2ブレー
ド2,3の側面に挿入され、かつ、ブラケット4を貫通
しており、その他端はブラケット4の前面に設置される
第1及び第2被動クランクアーム5,6の一端に形成さ
れた孔に挿入されており、これにより第1及び第2ブレ
ード2,3を第1及び第2被動クランクアーム5,6に
それぞれ連結する。さらに、第1及び第2被動クランク
アーム5,6の他端はリンク10に形成された孔5a,
6aにそれぞれ挿入され連結される。
【0003】前記各ブレード軸2a,3aがブラケット
4を貫通する地点の上下には、第1及び第2被動クラン
クアーム5,6の回転半径を規制する2対のストッパー
4a,4bと4c,4dがカッティング加工によってブ
ラケット4から突出して形成されている。更に、ブラケ
ット4の下部には孔4eが形成されていて、ブラケット
4の後面に設置されたステッピングモータ7の駆動軸7
aが、孔4eを貫通し、駆動クランクアーム8の一側に
形成された孔に挿入されて連結される。ブラケット4の
下端部には外向きに延長された支持台4fが形成されて
おり、その支持台4fの上面にマイクロスイッチ9が設
置される。駆動クランクアーム8の回転運動によって上
下に直線運動することにより、第1及び第2被動クラン
クアーム5,6を回転させるリンク10の下段部には、
半円形状の切欠部10aが形成されていて、この切欠部
10aは駆動クランクアーム8の一端に取り付けられた
クランク軸8aに載せられている。また、リンク10の
上段及び中間には第1及び第2被動クランクアーム5,
6の一端がそれぞれ挿入されるように孔5a,6aが形
成されている。
【0004】リンク10の中間に形成された孔6aの下
には係止突起10bが突出形成されており、スプリング
11の一端はその係止突起10bに連結され、その他端
は駆動クランクアーム8のクランク軸8aに連結され
る。更にリンク10の側面には補強リブ10cが、その
リンク10と直角に取り付けられ、リンク10の上下運
動に従ってその補強リブ10cの下段部10dが、マイ
クロスイッチ9をオン又はオフさせる。
【0005】前記のように構成された従来の風向調節装
置において、設定温度と室内温度の差異によって決定さ
れる信号がその装置の制御部よりステッピングモータ7
に送られると、ステッピングモータ7はその信号に基づ
いて回転して駆動クランクアーム8を上向に回転させ
る。その回転力は前記駆動クランクアーム8と連結され
たリンク10に伝達され、リンク10を上向に直線連動
される。リンク10の直線運動は更にリンク10の上部
及び中間に連結された第1及び第2被動クランクアーム
5,6を回転運動させ、最終的に第1及び第2ブレード
2,3が下向きに回転され、風向を調節するようにな
る。反対に、駆動クランクアーム8が下向に回転すれ
ば、リンク10はスプリング11により駆動クランクア
ーム8と連結されているために、下向に移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
風向調節装置においては、外部よりブレード2,3に任
意の回転力が加えられると、リンク10を通じて駆動ク
ランクアーム8と連結された駆動軸7aに無理な捩れ回
転力が作用して、更に、その捩れ回転がステッピングモ
ータ7に伝達されるために、ステッピングモータ7は制
御部より伝達される信号に従って駆動軸7aを回転させ
ることができなくなるという欠点があった。その結果、
第1及び第2風向調節ブレート2,3の回転角度が変化
して、このような現象が度々発生すると、ステッピング
モータ7の寿命が短縮され、また、破損されるのであ
る。
【0007】本発明は、前記のような問題点を解決する
ために成されたものであって、その目的はステッピング
モータにより風向調節装置の作動を制御することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、ステッピングモータ
による回転駆動力を動力伝達部材を通じて風向調節部材
に伝達する風向調節装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、風向調節部材に外力
が作用しても、ステッピングモータにその外力が伝達さ
れないようにした風向調節装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転駆動力を
発生させる動力発生手段(27)と、前記動力発生手段に連
結され回転運動する駆動クランクアーム(28)と、前記駆
動クランクアームの回転運動にて直線往復運動する動力
伝達部材(30)と、前記動力伝達部材の直線往復運動を回
転運動に変換させて、一側に取り付けた風向調節部材(2
2)(23)の風向を調節させる動力変換部材(25)(26)と、前
記動力発生手段に連結された駆動クランクアームを前記
動力伝達部材の一定の位置において作動するように位置
を維持させる一方、前記風向調節部材に外力が作用して
も、さらに定めた位置に復帰させるようにするために具
備された位置維持及び復帰手段(31)(32)(30e) とを具備
したことを要旨とする。
【0011】動力発生手段は、ステッピングモータと駆
動クランクアームとからなり、駆動クランクアームは動
力伝達部材に連結される。風向調節部材は送風口を区画
するフレームの前面に置かれ、動力伝達部材の下部に連
結される動力変換部材の回転運動により垂直位置と水平
位置との間において回転して風向を調節する。
【0012】動力伝達部材とフレームとの間に位置する
ブラケットの下部は、フレームの外側面に取り付けら
れ、そのブラケットの上部にはステッピングモータが取
り付けられる。動力伝達部材の上部には、両端に開口部
を有するガイド溝が形成されており、前記ガイド溝の中
間地点の両側には突出部が形成されている。駆動クラン
クアームの一端は、ステッピングモータの駆動軸に連結
され、その他端は前記突出部間のガイド溝に挿入され
る。
【0013】位置維持及び復帰手段は前記駆動クランク
アームの他端の上下側に位置した第1及び第2スライド
部材と、そのスライド部材を弾性的に連結せしめる弾性
部材とからなり、前記第1及び第2スライド部材は駆動
クランクアームの他端の上部面と下部面にそれぞれ接触
している。動力変換部材の一端は動力伝達部材の下部に
取り付けられ、その他端は風向調節部材の側面と連結さ
せる。
【0014】前記のように構成された本発明の風向調節
装置において、先ず、送風口が閉鎖されている状態であ
る風向調節部材の水平状態において、本発明の風向調節
装置が設置された機器の制御部から風向調節部材を一定
の角度に調節するように信号が送られると、それを受け
て動力発生手段のモータが作動して駆動クランクアーム
が下方向に回転する。
【0015】ここで、動力発生手段の駆動力は弾性部材
の弾性力と風向調節部材の回転力を合わせたものより大
きく設計されており、更に、前記弾性力は、前記回転力
よりもっと大きく設計されているので、動力発生手段は
風向調節部材を回転させることができる。駆動クランク
アームの下方向への回転に伴って、動力伝達部材が下方
向に直線運動して、更に動力変換部材を下方向に回転せ
しめる。従って、動力変換部材は風向調節部材を上向き
に回転せしめるので、調節された角度で風向を調節する
ことができる。
【0016】この時、位置決定及び復帰手段を構成する
第1及び第2スライド部材は風向調節部材の回転力より
大きい力を有した弾性部材によって相互に連結されてい
るので、駆動クランクアームは動力伝達部材のガイド溝
において一定の位置を維持しながら回転する。
【0017】即ち、駆動クランクアームが下向に回転す
る場合、駆動クランクアームの回転駆動力により動力伝
達部材を下向に直線運動させ、同時にその駆動力の一部
は動力伝達部材のガイド溝に沿って駆動クランクアーム
を下向に摺動させるようにする力を加えるが、第1及び
第2スライド部材と弾性部材の相互作用によりその力は
吸収される。従って、駆動クランクアームはガイド溝内
において摺動することなく回転するので、動力伝達部材
を正確な位置に直線運動させることができる。
【0018】更に、位置決定及び復帰手段は、外部から
風向調節部材を上向または下向に回転させる力が加えら
れた場合でも、その回転外力は動力発生手段に伝達され
ないようにして、動力発生手段の破損を防止するととも
に、その回転外力が除去されると、風向調節部材を元の
位置に復帰させるように作用する。
【0019】即ち、風向調節部材が水平位置と垂直位置
の間の一定の角度に調節された状態において、外部から
風向調節部材を上向または下向に回転させる力が加えら
れた場合、従来の装置においては、その回転外力は動力
変換部材を通じて動力伝達部材に伝達されることとなる
が、本発明に基づく装置においては、前記位置決定及び
復帰手段によりその外力が吸収されて動力発生手段には
伝達されないようにしている。
【0020】例えば、風向調節部材に弾性部材の弾性力
を上回る上向の回転外力が加えられた場合、動力変換部
材が下向に回転して、動力伝達部材を下向に直線運動さ
せる。この際、動力伝達部材の下向の移動により、駆動
クランクアームが位置したガイド溝の両側に設置された
突出部が、駆動クランクアームとその上部に位置する第
1スライド部材は停止された状態で、第2スライド部材
のみを下向に押すように作用する。
【0021】そこで、回転外力により風向調節部材の設
定角度が変更された場合であっても、その回転外力は弾
性部材の弾性力により吸収されるので、駆動クランクア
ームは回転することはなく、従って、その外力がステッ
ピングモータに伝達されることはない。更に、その回転
外力が除去されると、伸びていた弾性部材の復元力によ
り、前記第2スライド部材が元の位置に復帰するので、
動力伝達手段が上向に移動され、動力変換部材の回転に
よって風向調節部材が設定された角度に復帰する。
【0022】回転外力が大きければ、弾性部材は更に伸
びて第1及び第2スライドの間隔が広がるようになる
が、動力変換部材はそれ以上回転することができないよ
うに突出されたストッパーを備えているので、これによ
り回転が制限されて停止する。
【0023】反対に、回転外力が下向に加えられた場合
には、第2スライド部材は固定され、第1スライド部材
が上向に移動するので、同様に回転外力は弾性部材に吸
収され動力発生装置に影響を与えることはない。また、
同様に下向きの回転外力が除去されると、風向調節部材
は原位置に復帰する。
【0024】
【実施例】図1乃至図4は、本発明に基づく風向調節装
置を図示したものである。送風フレーム21の一側に
は、第1及び第2ブレード軸22a,23aが貫通する
2個のホール21bが形成されており、風向調節部材で
ある第1及び第2ブレード22,23がフレーム21の
前面に取り付けられる。
【0025】前記ホール21bが形成されたフレーム2
1の外面は、ブラケット24の下部に固定付着される
が、そのブラケット24には前記ホール21bとほぼ同
一な形状のホール24a,24bがそのホール21bと
同一な位置に形成されており、第1及び第2ブレード軸
22a,23aが、これらのホール21b,24a,2
4bを貫通して、動力変換部材である第1及び第2被動
クランクアーム25,26にそれぞれ連結される。ブラ
ケット24の上部の後面には、ステッピングモータ27
が取り付けられ、ブラケット24の貫通ホール24gを
通じてステッピングモータ27の駆動軸27aが貫通し
て、駆動クランクアーム28の一端に形成されたスリッ
ト28aに挿入される。
【0026】更に、ブラケット24のホール24a,2
4bと貫通ホール24gの上下には、カッティング加工
された3対のストッパー24c,24d,24e,24
f,24h,24iがそれぞれ突出形成されていて、駆
動クランクアーム28と動力変換部材25,26の回転
半径をそれぞれ制限する。
【0027】ブラケット24の前面には、駆動クランク
アーム28の回転に伴って上下往復運動を成して、動力
変換部材25,26を回転させる動力伝達部材30が設
置され、前記駆動クランクアーム28と動力変換部材2
5,26とにより支持される。動力伝達部材30上部に
は四角形状の開口部30a,30bが形成されており、
その開口部30a,30bは幅の狭いガイド溝30cに
より相互に連結されている。ガイド溝30cの中間地点
には突出部30eが形成されており、この地点のガイド
溝30cに駆動クランクアーム28の他端28bが挿入
されて回転し、動力伝達部材30を直線運動させるよう
にしている。更に、動力伝達部材30の各開口部30
a,30bを通じて、第1及び第2スライド部材31,
32がそれぞれ挿入され、ガイド溝30cに沿って内方
に移動されて駆動クランクアーム28の他端28bの上
下面に配置される。駆動クランクアーム28の他端28
の上部面に置かれる第1スライド部材31の上段と駆
動クランクアーム28の他端28bの下部面に置かれる
第2スライド部材32の下段にはそれぞれ係止突起が設
置され、その係止突起を通じて弾性部材34の両端のフ
ック部が係止され、第1及び第2スライド部材31,3
2は相互弾性的に連結されて動くようにする。突出部3
0eの中心に形成されたスリット30dに補強部材33
を挿入することによって、駆動クランクアーム28が回
転する時、その回転力によりガイド溝30cの幅が広が
って第1又は第2スライド部材31,32がガイド溝3
0cより離脱するのを防止する。
【0028】動力伝達部材30の下部には動力変換部材
25,26が貫通する挿入ホール30f,30gが形成
され、動力変換部材25,26は動力伝達部材30の直
線運動を風向調節部材22,23の回転運動に変換させ
る。
【0029】前記のように構成された本発明の風向調節
装置の作動は、風向調節装置が設置された機器の制御部
からの信号に基づいて作動するステッピングモータ27
の駆動力により成される。
【0030】図3は、風向調節部材22,23が送風面
を閉鎖した状態を図示したものである。風向調節部材2
2,23は、フレーム21の前面に水平に送風口を閉鎖
した状態であり、駆動クランクアーム28及び動力変換
部材25,26は、上向になっている。この状態におい
てステッピングモータ27を駆動させて、そのステッピ
ングモータ27の駆動軸27aが回転すると、駆動クラ
ンクアーム28が下向に回転され、動力伝達部材30を
下向に直線運動させる。
【0031】この時、駆動クランクアーム28の上部と
下部に接触するようにガイド溝30cに挿入されている
第1スライド部材31と第2スライド部材32は、弾性
部材34の弾性力により駆動クランクアーム28が動力
伝達部材30の一定の位置に維持された状態でガイド溝
内において滑ることなく回転するように成す。従って、
駆動クランクアーム28がガイド溝30c内において滑
ることなく動力伝達部材30を正確な位置まで下向に直
線運動させる。更に、動力伝達部材30の下向直線運動
は動力変換部材25,26を下向に回転運動させ、風向
調節部材22,23を上向に回転させる。従って、風向
調節部材22,23は制御部の信号に応じた角度まで、
送風口を開口して風向を調節するようになるのである。
【0032】図4は、図3に図示されたような風向調節
部材22,23がフレーム21の前面に対し水平に置か
れた状態から外力を受けて垂直に変更された状態を図示
したものである。
【0033】外部から風向調節部材22,23に対して
上向の回転力が加えられると、動力変換部材25,26
が下向に回転し、従って動力伝達部材30も下向に直線
運動するようになる。動力伝達部材30が下向に動く
と、駆動クランクアーム28と第1スライド部材31は
固定された状態で、駆動クランクアーム28が位置する
ガイド溝30cの両側に形成された突出部30eが、第
2スライド部材32のみを下向に押して弾性部材34を
伸ばすようにする。ここで、風向調節部材22,23は
回転外力が弾性部材34の弾性力より大きく作用する場
合にのみ回転して、弾性部材34はその回転外力の大き
さが大きくなるにつれて更に長く伸びるようになる。従
って、図4は、回転外力が風向調節部材22,23の回
転角度を最大に成すべく作用した場合であって、弾性部
材34が最大に伸びた状態を示している。
【0034】弾性部材34の弾性力を上回る回転外力に
よる風向調節部材22,23の回転は、結局、動力伝達
部材30と位置決定及び復帰手段たる第1または第2ス
ライド部材31,32と弾性部材34のみを移動させ、
駆動クランクアーム28には伝達されないので、動力発
生手段たるモータ27と駆動クランクアーム28にはそ
の外力が及ばないようになる。
【0035】更に、図4のように、回転外力により弾性
部材34が伸びた状態において、その回転外力が除去さ
れると、弾性部材34の復元力により動力伝達部材30
が元の位置に復帰して、風向調節部材22,23は調節
された元の位置に回復する。
【0036】これに対して、風向調節部材22,23が
水平位置と垂直位置との間の角度において、下向の回転
外力を受ける場合には、動力伝達部材30が上向に移動
して駆動クランクアーム28と第2スライド部材32は
固定された状態で、突出部30eが第1スライド部材3
1を上向に移動させる。従って、風向調節部材22,2
3に回転外力が作用するとしても、動力発生手段27,
28はその力の影響を受けることがなく、更に、その回
転外力が除去されると、風向調節部材22,23は元の
調節された位置に回復する。
【0037】
【発明の効果】本発明は、風向調節部材に任意の方向よ
り回転外力が加えられた場合でも、その外力が動力発生
手段に伝達されないので、ステッピングモータの破損を
防止することができ、その寿命を延長させ、更に、その
外力が除去されると、風向調節部材を元の調節された位
置に回復させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風向調節装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の風向調節装置の側面図である。
【図3】本発明の動作前の状態、即ち、ブレードが送風
口を閉鎖した状態を図示した正面図である。
【図4】図3の風向調節部材に回転外力が作用した状態
を図示した正面図である。
【図5】従来の風向調節装置の斜視図である。
【図6】従来の風向調節装置の作動状態を図示した側面
図である。
【符号の説明】
27,28 動力発生手段 30 動力伝達部材 25,26 動力変換部材 22,23 風向調節部材 31,32,34,30e 位置決定及び復帰手段 30a,30b 開口部 30c ガイド溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動力を発生させる動力発生手段(2
    7)と、前記動力発生手段に連結され回転運動する駆動クランク
    アーム(28)と、 前記駆動クランクアームの回転運動にて 直線往復運動す
    る動力伝達部材(30)と、 前記動力伝達部材の直線往復運動を回転運動に変換させ
    て、一側に取り付けた風向調節部材(22)(23)の風向を調
    節させる動力変換部材(25)(26)と、 前記動力発生手段に連結された駆動クランクアームを前
    記動力伝達部材の一定の位置において作動するように位
    置を維持させる一方、前記風向調節部材に外力が作用し
    ても、さらに定めた位置に復帰させるようにするために
    具備された位置維持及び復帰手段(31)(32)(30e) とを具
    備したことを特徴とする風向調節装置。
  2. 【請求項2】 前記位置維持及び復帰手段は、前記駆動
    クランクアームを当接可能なる各々上下に置かれて前記
    動力伝達部材の直線往復方向に沿ってスライドすること
    ができるよう弾性部材により相互に連結された第1及び
    第2スライド部材(31)(32)と、前記風向調節部材に外力
    が作用する時の一つのスライド部材がスライド直線運動
    しながら他のスライド部材のスライド直線運動を抑制す
    る突出部(30e) とから成したことを特徴とする請求項1
    記載の風向調節装置。
JP5138255A 1992-06-10 1993-06-10 風向調節装置 Expired - Lifetime JP2544079B2 (ja)

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JPH06101903A JPH06101903A (ja) 1994-04-12
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