JP2543902Y2 - 竪樋継手 - Google Patents

竪樋継手

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JP2543902Y2
JP2543902Y2 JP1991017432U JP1743291U JP2543902Y2 JP 2543902 Y2 JP2543902 Y2 JP 2543902Y2 JP 1991017432 U JP1991017432 U JP 1991017432U JP 1743291 U JP1743291 U JP 1743291U JP 2543902 Y2 JP2543902 Y2 JP 2543902Y2
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JP
Japan
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cylinder
tube
joint
downspout
dust
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JP1991017432U
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Inventor
富義 岡野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、上下に配される竪樋の
端部を相互に接続する竪樋継手であって、竪樋内を流下
する雨水に混入したごみを除去することができる竪樋継
手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図に示す如く、上下両端に
接続部(イ)を有する筒状の継手本体(ロ)内にごみ取
り網(ハ)を設けてなる竪樋継手は知られている。該竪
樋継手は、その上下に配される竪樋(ニ)の端部を相互
に接続するものであり、その際、竪樋継手の上下の接続
部(イ)に竪樋(ニ)の端部が各々嵌合接続されるもの
である。又、該竪樋継手においては、継手本体(ロ)の
壁面に開口部(ホ)が形成されていて、該開口部(ホ)
には扉体(ヘ)が設けられている。したがって、該竪樋
継手においては、竪樋(ニ)内を流下する雨水に混入し
た落ち葉、紙屑等のごみがごみ取り網(ハ)上に堆積さ
れ、該堆積したごみは開口部(ホ)から外部へ適宜除去
されるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、横巾寸法に限度のある小さな開口
部(ホ)からごみを除去する作業が困難であり、又、扉
体(ヘ)にて開閉される開口部(ホ)は充分な密閉がな
されず、該開口部(ホ)から雨水が漏出し易いものであ
った。
【0004】本考案は、上記従来の技術における問題を
解決するために考案されたものであり、すなわちその課
題は、竪樋内を流下する雨水に混入した落ち葉、紙屑等
のごみを簡単に除去することができ、しかも、雨水が漏
出する心配のない竪樋継手を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の竪樋継手は、上
下両端に接続部を有する筒状の継手本体内にごみ取り網
を設けると共に、同継手本体の中程に上下方向に伸縮自
在な伸縮筒部を形成してなる竪樋継手であって、継手本
体を上筒体と下筒体とに分割して形成し、上筒体の中程
部分に伸縮筒部を介設すると共に同上筒体の下端部分に
挿入筒部を形成し、下筒体の上端部分に前記挿入筒部が
着脱自在に挿入接続される着脱受け筒部を形成すると共
に同下筒体内にごみ取り網を設けてなるものであり、こ
の構成によって上記課題が解決されたものである。
【0006】
【作用】本考案の竪樋継手においては、上下両端の接続
部に竪樋の端部が各々嵌合接続されて、該両竪樋の端部
が相互に接続されるものである。又、筒状の継手本体内
にごみ取り網が設けられているため、該ゴミ取り網上
に、竪樋内を流下する雨水に混入した落ち葉、紙屑等の
ごみが堆積されるものである。しかも、継手本体の中程
に上下方向に伸縮自在な伸縮筒部が形成されているた
め、該伸縮筒部を縮めることによって同竪樋継手におい
て上下の竪樋を容易に切り離すことができ、該切り離さ
れた開口部分から前記ごみ取り網上に堆積したごみを簡
単に除去できるものである。この場合、切り離された開
口部分は全周に亘って開口しているため、ごみを除去し
易いものであり、又、継手本体の壁面には開口部が形成
されていないため、前記伸縮筒部を伸ばして上下の竪樋
を接続連通させた状態では、雨水が漏出する心配のない
ものである。特に、この場合に、継手本体が上筒体と下
筒体とに分割して形成され、上筒体の中程部分に伸縮筒
部が介設されると共に同上筒体の下端部分に挿入筒部が
形成され、下筒体の上端部分に前記挿入筒部が着脱自在
に挿入接続される着脱受け筒部が形成されると共に同下
筒体内にごみ取り網が設けられているため、継手本体の
上下両端の接続部を竪樋の端部から外すことなく、上筒
体を下筒体から外して該下筒体内のごみ取り網上に堆積
したごみを簡単に除去することができる。
【0007】
【実施例】図1、図2に示す竪樋継手は、本考案の一実
施例で、上下両端に接続部1を有する筒状の継手本体2
内にごみ取り網3を設けると共に、同継手本体2の中程
に上下方向に伸縮自在な伸縮筒部4を形成してなる竪樋
継手であって、継手本体2を上筒体5と下筒体6とに分
割して形成し、上筒体5の中程部分に伸縮筒部4を介設
すると共に同上筒体5の下端部分に挿入筒部12を形成
し、下筒体6の上端部分に前記挿入筒部12が着脱自在に
挿入接続される着脱受け筒部15を形成すると共に同下筒
体6内にごみ取り網3を設けてなるものである。
【0008】継手本体2は円筒形状で、上筒体5と下筒
体6とに分割して形成されている。上筒体5の上端部分
には接続部1が形成されており、該接続部1は外筒部7
と内筒部8とで形成され、該外筒部7と内筒部8との間
に竪樋挿入溝部9が形成されている。該竪樋挿入溝部9
に上側の竪樋10の端部が挿入嵌合されて、同接続部1に
竪樋10の端部が嵌合接続されるものである。この場合、
接着剤を使用して強固に嵌合接続しても良い。又、同上
筒体5の下端部分には着脱筒部11が形成されていて、該
着脱筒部11の下部は小径の挿入筒部12となっており、該
挿入筒部12には略L字状に開口した三個の切欠溝13が周
方向に等間隔をあけて形成されている。該着脱筒部11と
前記接続部1との間に蛇腹状で上下方向に伸縮自在な伸
縮筒部4が介設されている。該伸縮筒部4は軟質合成樹
脂でなり、硬質合成樹脂でなる接続部1及び着脱筒部11
と一体に形成されている。
【0009】下筒体6の下端部分には接続部1が形成さ
れており、該接続部1は外筒部7と中筒部14と内筒部8
とで形成され、該外筒部7と中筒部14との間及び中筒部
14と内筒部8との間に各々大径、小径の竪樋挿入溝部9
が形成されている。該両竪樋挿入溝部9の選択されるい
ずれか一方に下側の竪樋10の端部が挿入嵌合されて、同
接続部1に竪樋10の端部が嵌合接続されるものである。
この場合、接着剤を使用して強固に嵌合接続しても良
い。又、同下側の竪樋10の下端部分は、地中に埋設固定
されて地中の排水管に適宜接続されている。又、同下筒
体6の上端部分には着脱受け筒部15が形成されていて、
該着脱受け筒部15と前記接続部1との境界部分の内周面
に段部16が形成されており、該段部16上に金網でなるご
み取り網3が着脱自在に載置支持されている。又、同着
脱受け筒部15の内面上縁には、上記切欠溝13と対応する
位置に三個の凸片17が突設されている。該着脱受け筒部
15と前記接続部1とは、硬質合成樹脂にて一体に形成さ
れている。
【0010】上筒体5と下筒体6とは、上筒体5の着脱
筒部11の挿入筒部12が下筒体6の着脱受け筒部15内に挿
入され、該挿入筒部12が着脱筒部11と共に回動されて、
同挿入筒部12に形成される切欠溝13が着脱受け筒部15に
突設される凸片17に各々係止されることによって、着脱
自在に係合接続されるものである。又、この動作とは反
対に、伸縮筒部4を縮めて上筒体5と下筒体6とを離脱
させることによって、着脱筒部11と着脱受け筒部15との
間に、上下の竪樋10が切り離される開口部分が形成され
るものであり、該開口部分からごみ取り網3上に堆積し
たごみを簡単に除去できるものである。又、この場合、
ごみ取り網3をその上に堆積したごみと共に下筒体6内
から取り外して、該ごみ取り網3を清掃することもでき
るものである。
【0011】したがって、該実施例の竪樋継手において
は、上下両端の接続部1に竪樋10の端部が各々嵌合接続
されて、該両竪樋10の端部が相互に接続され、継手本体
2の下筒体6内に設けられたごみ取り網3上に、上側の
竪樋10から流下する雨水に混入したごみが堆積されるも
のである。しかも、継手本体2の上筒体5の中程に形成
された上下方向に伸縮自在な伸縮筒部4を縮めることに
より、上筒体5と下筒体6とを離脱させて、同竪樋継手
において上下の竪樋10を容易に切り離すことができ、該
切り離された上筒体5と下筒体6との間隔の開口部分か
ら前記ごみ取り網3上に堆積したごみを簡単に除去でき
るものである。この場合、切り離された上筒体5と下筒
体6との間隔の開口部分は全周に亘って開口しているた
め、ごみを除去し易いものであり、又、継手本体2の壁
面には開口部が形成されていないため、前記伸縮筒部4
を伸ばし上筒体5と下筒体6とを接続して上下の竪樋10
を接続連通させた状態では、雨水が漏出する心配のない
ものである。
【0012】特に、この場合、継手本体2が上筒体5と
下筒体6とに分割して形成され、上筒体5の中程部分に
伸縮筒部4が介設されると共に同上筒体5の下端部分に
挿入筒部12が形成され、下筒体6の上端部分に前記挿入
筒部12が着脱自在に挿入接続される着脱受け筒部15が形
成されると共に同下筒体6内にごみ取り網3が設けられ
ているため、継手本体2の上下両端の接続部1を竪樋10
の端部から外すことなく、上筒体5を下筒体6から外し
て該下筒体6内のごみ取り網3上に堆積したごみを簡単
に除去することができる。
【0013】なお、本考案の竪樋継手においては、図3
に示す実施例の如きであっても良いものである。すなわ
ち、該実施例の竪樋継手においては、継手本体2が上筒
体5と下筒体6とに分割して形成されており、上筒体5
の下端部分に挿入筒部21が形成され、該挿入筒部21が着
脱自在に挿入接続される着脱受け筒部22が下筒体6の上
端部分に形成されている。又、上筒体5の下部は上下方
向スライド自在なスライド筒体18にて形成されていて、
該スライド筒体18の下端に前記挿入筒部21が形成され、
同スライド筒体18の上端に形成されるスライド受け筒部
20と該スライド受け筒部20が被嵌されるスライド挿入筒
部19とが相互にスライド自在に嵌合されており、該スラ
イド嵌合部分が、上下方向に伸縮自在な伸縮筒部4とな
るものである。したがって、該実施例においては、スラ
イド筒体18を上方へスライド移動させ、すなわち、伸縮
筒部4を縮めて、挿入筒部21を着脱受け筒部22から抜き
外し、該スライド筒体18と下筒体6とを離脱させて、該
離脱され切り離されたスライド筒体18と下筒体6との間
隔の開口部分からごみ取り網3上に堆積したごみが除去
されるものである。又、該実施例において、上筒体5の
上端部分に形成される接続部1は大径に形成されてい
て、該接続部1内に竪樋10の端部が挿入嵌合されるもの
であり、下筒体6の下端部分に形成される接続部1は小
径に形成されていて、該接続部1が竪樋10の端部内に挿
入嵌合されるものである。又、ごみ取り網3は、合成樹
脂にて格子状に一体に形成されたものである。
【0014】
【考案の効果】上述の如く、本考案の竪樋継手において
は、上下両端の接続部に竪樋の端部が各々嵌合接続され
て、該両竪樋の端部が相互に接続され、継手本体内に設
けられたごみ取り網上に、竪樋内を流下する雨水に混入
したごみが堆積され、継手本体の中程に形成された上下
方向に伸縮自在な伸縮筒部を縮めることによって同竪樋
継手において上下の竪樋を容易に切り離すことができ、
該切り離された開口部分から前記ごみ取り網上に堆積し
たごみを簡単に除去できるものであり、この場合、切り
離された開口部分は全周に亘って開口しているため、ご
みを除去し易いものであり、又、継手本体の壁面には開
口部が形成されていないため、前記伸縮筒部を伸ばして
上下の竪樋を接続連通させた状態では、雨水が漏出する
心配のないものである。特に、この場合に、継手本体が
上筒体と下筒体とに分割して形成され、上筒体の中程部
分に伸縮筒部が介設されると共に同上筒体の下端部分に
挿入筒部が形成され、下筒体の上端部分に前記挿入筒部
が着脱自在に挿入接続される着脱受け筒部が形成される
と共に同下筒体内にごみ取り網が設けられているため、
継手本体の上下両端の接続部を竪樋の端部から外すこと
なく、上筒体を下筒体から外して該下筒体内のごみ取り
網上に堆積したごみを簡単に除去することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である竪樋継手を示す断面図
である。
【図2】同実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図3】別の実施例である竪樋継手を示す断面図であ
る。
【図4】本考案の従来例である竪樋継手の使用状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 接続部 2 継手本体 3 ごみ取り網 4 伸縮筒部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下両端に接続部を有する筒状の継手本
    体内にごみ取り網を設けると共に、同継手本体の中程に
    上下方向に伸縮自在な伸縮筒部を形成してなる竪樋継手
    であって、継手本体を上筒体と下筒体とに分割して形成
    し、上筒体の中程部分に伸縮筒部を介設すると共に同上
    筒体の下端部分に挿入筒部を形成し、下筒体の上端部分
    に前記挿入筒部が着脱自在に挿入接続される着脱受け筒
    部を形成すると共に同下筒体内にごみ取り網を設けてな
    る竪樋継手
JP1991017432U 1991-03-22 1991-03-22 竪樋継手 Expired - Lifetime JP2543902Y2 (ja)

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JP1991017432U JP2543902Y2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 竪樋継手

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JPH04113623U JPH04113623U (ja) 1992-10-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144610A (en) * 1974-10-11 1976-04-16 Ota Masayuki Tanpanno hoshuhoho

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JPH04113623U (ja) 1992-10-05

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