JP2543651Y2 - ローディング機構 - Google Patents

ローディング機構

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JP2543651Y2
JP2543651Y2 JP1988141433U JP14143388U JP2543651Y2 JP 2543651 Y2 JP2543651 Y2 JP 2543651Y2 JP 1988141433 U JP1988141433 U JP 1988141433U JP 14143388 U JP14143388 U JP 14143388U JP 2543651 Y2 JP2543651 Y2 JP 2543651Y2
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tape
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光伸 ▲吉▼田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転ドラム型磁気記録再生装置(以下記録
再生装置)に用いられるテープのローディング機構に関
するものである。
〔従来技術〕
本考案の背景となる従来のローディング機構の一例を
第3図乃至第5図に示す。
第3図に示すように、従来のローディング機構Aは、
テープカセット6からテープ4を引き出して、回転ドラ
ム5及び消去ヘッド13に接触させるための垂直ポール7
及び傾斜ポール8が植設された移送部材1を具備してい
る。
上記移送部材1の下方には、該移送部材1をテープの
ローディング位置に案内する略Y字状に分岐された第1,
第2の分岐路2a,2bを有するガイド部2の形成された基
板18が設けられている。
更に、上記移送部材1の下面には、第4図に示すよう
に移送部材1がローディング位置に位置決めされる時、
上記第1の分岐路2aに挿入される第1の被ガイド部材1a
及び第2の分岐路2bに挿入される第2の被ガイド部材1b
が配設されている。また、上記ローディング位置には、
上記第1の被ガイド部材1aが上記第1の分岐路2aに挿入
された時、上記移送部材1に植設された垂直ポール7が
嵌入される略V字状の嵌入溝3aを有する位置決め部材3
が配設されている。
従って、上記構成による従来のローディング機構Aに
おいては、駆動機構Dにより、移送部材1がガイド部2
に案内されてテープ4の引き出し方向へ移送駆動され、
移送部材1の第1の被ガイド部材1aがガイド部2の分岐
点2c近傍に達した時、上記移送部材1の係合部17が常時
回転ドラム5の設置側へ付勢されているアーム14の摺接
面14aと係合し、この移送部材1は第2の被ガイド部材1
bを中心に反時計方向へ付勢される。そして、上記移送
部材1の第1の被ガイド部材1aが上記分岐点2cに達して
も第2の分岐路2bに誤って入り込むことなく、第1の分
岐路2aに正確に導かれ、上記移送部材1に植設された垂
直ポール7が位置決め部材3の略V字状嵌入溝3aに嵌入
される。
他方、上記移送部材1の移動に伴って、上記第2の被
ガイド部材1bが上記分岐点2cに達した時、上記移送部材
1は係合部17と係合するアーム14によって反時計方向へ
付勢され、第2のガイド部材1bは第1のガイド部材1a及
び上記垂直ポール7を中心に反時計方向へ揺動し、第2
の分岐路2bに導かれる。
その結果、第1の被ガイド部材1aが第1の分岐路2a
に、第2の被ガイド部材1bが第2の分岐路2bにそれぞれ
挿入され、移送部材1がテープ4のローディング位置
(第5図)に位置決めされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来のローディング機構Aでは、第5図に
示すように、移送部材1がテープ4のローディング位置
に位置決めされた時、上記移送部材1には矢印Fのよう
な力が働いている。
すなわち、力Fは駆動機構Dが上記移送部材1を移動
させる力で、力Faは上記移送部材1を位置決め部材3に
圧着する方向の分力である。
この場合、上記移送部材1を移動させる方向と、上記
移送部材1が上記位置決め部材3へ圧着する方向の角度
差が大きいため、上記移送部材1を上記位置決め部材3
へ圧着する力Faが小さくなり安定して圧着しておくこと
ができないという問題があった。
従って、本考案の主たる目的は、移送部材1がテープ
4のローディング位置に位置決めされた時、上記移送部
材1を位置決め部材3の定位置に圧着しておくことので
きるローディング機構を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案が採用する主たる
手段は、テープカセットからテープを引き出して回転ド
ラムと消去ヘッドとに接触させるための垂直ポール及び
傾斜ポールが植設された移送部材と、上記移送部材を案
内することにより、上記移送部材をテープのローディン
グ位置に位置決めするための略Y字状に分岐された第1,
第2の分岐路を有するガイド部と、上記移送部材の下面
に配設され、該移送部材がローディング位置に位置決め
される時、上記第1,第2の分岐路にそれぞれ挿入される
第1,第2の被ガイド部材と、上記第1の被ガイド部材が
上記第1の分岐路に挿入された時、上記移送部材に植設
された垂直ポールが嵌入される略V字状の嵌入溝を有す
る位置決め部材とを有するローディング機構において、
上記移送部材がローディング位置に位置決めされる時、
上記位置決め部材の嵌入溝にその開口を通して嵌入され
る上記垂直ポールを該嵌入溝内に弾性的に圧着して、上
記移送部材を位置決めする圧着部材を、上記位置決め部
材の上記嵌入溝の開口側に設けてなる点を要旨とするロ
ーディング機構である。
〔作用〕
本考案によれば、移送部材がテープのローディング位
置に位置決めされる時に、まず、上記移送部材上に植設
された垂直ポールが圧着部材によって位置決め部材の嵌
入溝内に圧着されるので、上記移送部材がローディング
位置に正確に位置決めされる。従って、安定性の優れた
ローディング機構を得ることができる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照して、本考案を具体化し
た実施例につき説明し、本考案の理解に供する。ここに
第1図は、本考案の一実施例に係るローディング機構の
要部拡大斜視図,第2図は、その一部切欠き平面図であ
る。尚、以下の説明中第3図乃至第5図に示した従来の
ローディング機構と共通の要素には同一の符号を使用
し、説明を省略する。
この実施例において、従来のローディング機構Aと異
なる点は、第1図に示すように、位置決め部材3に圧着
部材9を配設した点である。
上記圧着部材9は、屈曲部12が上記位置決め部材3に
固着されている板バネ10と、該板バネ10に固定され、位
置決め部材3に形成された略V字状の嵌入溝3a内にその
開口側から部分的に突出する圧着部11とからなり、該圧
着部11は、上記板バネ10により常時矢印C方向(嵌入溝
3aの内側方向)に付勢され、上記略V字状の嵌入溝3aの
幅をわずかに狭めている。
従って、第3図に示した駆動機構Dにより、移送部材
1がガイド部2に案内されてテープ4のローディング位
置に位置決めされる時、まず、上記移送部材1上に植設
された垂直ポール7が上記圧着部材9の圧着部11に当接
し、上記圧着部11を押し除けて嵌入溝3aの幅を広げなが
ら該嵌入溝3a内に弾性的に圧着され、位置決めされる。
そして、上記垂直ポール7を中心に上記移送部材1は反
時計方向へ揺動し、ローディング位置に位置決めされ
る。
この時、上記移送部材1には、第2図に示すような力
F及び力Pが働いている。
すなわち、力Fは駆動機構Dが上記移送部材1を移動
させる力,力Faは上記移送部材1を位置決め部材3に圧
着する分力,Fbはこれに直角方向の分力,Pは圧着部材9
の板バネ10の弾性力,Paは上記圧着部材9が上記移送部
材1を位置決め部材3に圧着する方向の分力,Pbはこれ
に直角方向の分力である。
従って、上記移送部材1は、力Faと力Paの両方の力で
上記嵌入溝3aに圧着されることになる。
また、第1図に示すように、上記圧着部材9の板バネ
10の上端の突出片15で上記移送部材1上に植設された傾
斜ポール8の先端を押圧することにより、上記移送部材
1の倒れ方向にも安定した力を与えることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、テープカセットからテープを引き出
して回転ドラムと消去ヘッドとに接触させるための垂直
ポール及び傾斜ポールが植設された移送部材と、上記移
送部材を案内することにより、上記移送部材をテープの
ローディング位置に位置決めするための略Y字状に分岐
された第1,第2の分岐路を有するガイド部と、上記移送
部材の下面に配設され、該移送部材がローディング位置
に位置決めされる時、上記第1,第2の分岐路にそれぞれ
挿入される第1,第2の被ガイド部材と、上記第1の被ガ
イド部材が上記第1の分岐路に挿入された時、上記移送
部材に植設された垂直ポールが嵌入される略V字状の嵌
入溝を有する位置決め部材とを有するローディング機構
において、上記移送部材がローディング位置に位置決め
される時、上記位置決め部材の嵌入溝にその開口を通し
て嵌入される上記垂直ポールを該嵌入溝内に弾性的に圧
着して、上記移送部材を位置決めする圧着部材を、上記
位置決め部材の上記嵌入溝の開口側に設けてなることを
特徴とするローディング機構が提供され、これにより移
送部材がローディング位置に正確に位置決めされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係るローディング機構の
要部拡大斜視図,第2図は、その一部切欠き平面図,第
3図は、本考案の背景となる従来のローディング機構を
有する記録再生装置の平面図,第4図は、その要部拡大
斜視図,第5図は、その一部切欠き平面図である。 〔符号の説明〕 1……移送部材 1a……第1の被ガイド部材 1b……第2の被ガイド部材 2……ガイド部 2a……第1の分岐路 2b……第2の分岐路 3……位置決め部材、4……テープ 5……回転ドラム、6……テープカセット 7……垂直ポール、8……傾斜ポール 9……圧着部材、13……消去ヘッド。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットからテープを引き出して回
    転ドラムと消去ヘッドとに接触させるための垂直ポール
    及び傾斜ポールが植設された移送部材と、 上記移送部材を案内することにより、上記移送部材のテ
    ープのローディング位置に位置決めするための略Y字状
    に分岐された第1,第2の分岐路を有するガイド部と、 上記移送部材の下面に配設され、該移送部材がローディ
    ング位置に位置決めされる時、上記第1,第2の分岐路に
    それぞれ挿入される第1,第2の被ガイド部材と、 上記第1の被ガイド部材が上記第1の分岐路に挿入され
    た時、上記移送部材に植設された垂直ポールが嵌入され
    る略V字状の嵌入溝を有する位置決め部材とを有するロ
    ーディング機構において、 上記移送部材がローディング位置に位置決めされる時、
    上記位置決め部材の嵌入溝にその開口を通して嵌入され
    る上記垂直ポールを該嵌入溝内に弾性的に圧着して、上
    記移送部材を位置決めする圧着部材を、上記位置決め部
    材の上記嵌入溝の開口側に設けてなることを特徴とする
    ローディング機構。
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JPH0265241U JPH0265241U (ja) 1990-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH042432Y2 (ja) * 1985-07-06 1992-01-28
JPS63193366A (ja) * 1987-02-05 1988-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プガイド装置

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