JP2543648Y2 - スプレー式加湿機 - Google Patents
スプレー式加湿機Info
- Publication number
- JP2543648Y2 JP2543648Y2 JP6606093U JP6606093U JP2543648Y2 JP 2543648 Y2 JP2543648 Y2 JP 2543648Y2 JP 6606093 U JP6606093 U JP 6606093U JP 6606093 U JP6606093 U JP 6606093U JP 2543648 Y2 JP2543648 Y2 JP 2543648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray
- ventilation
- water
- drop filter
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本案は泥染乾燥藺草などの被加湿
物をバッチ式に加湿する装置に関するものである。
物をバッチ式に加湿する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被加湿物即ち泥染乾燥藺草を収容
し、前方に湿気室を設けて後方に加湿空気を循環させる
装置が開発されている(特公平4−27922号)。
し、前方に湿気室を設けて後方に加湿空気を循環させる
装置が開発されている(特公平4−27922号)。
【0003】この装置では前方の湿気室に水分を多量含
んだ材料を通気状態に充填させているため、加湿空気に
伴って水滴が収容室に直接進入するという問題があり、
湿気室内の材料内の水分を一定に保持することが困難で
あるという問題がある。
んだ材料を通気状態に充填させているため、加湿空気に
伴って水滴が収容室に直接進入するという問題があり、
湿気室内の材料内の水分を一定に保持することが困難で
あるという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本案は収容室内の被加
湿物に均等に湿分を供給し、水滴の進入のおそれのない
加湿機を得ることを目的とする。
湿物に均等に湿分を供給し、水滴の進入のおそれのない
加湿機を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本案は被加湿物収容函の前後端面に通風板を備え、前
端面外側空室と、上記函の側板に沿う通風路とを連通
し、該通風路と後端面外側空室とは送風機を介在させた
ダクトによって連通させてなり、上記通風路に加湿用ス
プレーノズルを設け、かつ該ノズルの前方に水滴フィル
ターを設け、上記送風機により上記通風路を後方から前
方に向って送風させるスプレー式加湿機上記スプレーノ
ズルの噴霧方向が後方に向う上記考案記載のスプレー式
加湿機通風路が一方の側板の外側に沿う上記第1又は第
2考案記載のスプレー式加湿機水滴フィルターが後方に
向って下向に傾斜する傾斜板によるものである上記第1
〜第3考案にそれぞれ記載のスプレー式加湿機水滴フィ
ルターが無数の合成樹脂屈曲フィラメント集合体であ
り、該フィラメントの相互接触部を溶着して多孔状態に
形成した上記第1〜第3考案にそれぞれ記載のスプレー
式加湿機によって構成される。
め本案は被加湿物収容函の前後端面に通風板を備え、前
端面外側空室と、上記函の側板に沿う通風路とを連通
し、該通風路と後端面外側空室とは送風機を介在させた
ダクトによって連通させてなり、上記通風路に加湿用ス
プレーノズルを設け、かつ該ノズルの前方に水滴フィル
ターを設け、上記送風機により上記通風路を後方から前
方に向って送風させるスプレー式加湿機上記スプレーノ
ズルの噴霧方向が後方に向う上記考案記載のスプレー式
加湿機通風路が一方の側板の外側に沿う上記第1又は第
2考案記載のスプレー式加湿機水滴フィルターが後方に
向って下向に傾斜する傾斜板によるものである上記第1
〜第3考案にそれぞれ記載のスプレー式加湿機水滴フィ
ルターが無数の合成樹脂屈曲フィラメント集合体であ
り、該フィラメントの相互接触部を溶着して多孔状態に
形成した上記第1〜第3考案にそれぞれ記載のスプレー
式加湿機によって構成される。
【0006】
【作用】本案では送風機を回動することによって後端面
外側空間から吸引し、ダクトから通風空間を経て前端面
外側空間に送風し、さらに被加湿物収容函の前端通風板
から後端通風板に風を流通させ後端面外側空間に至る空
気循環を連続的に行うことができる。
外側空間から吸引し、ダクトから通風空間を経て前端面
外側空間に送風し、さらに被加湿物収容函の前端通風板
から後端通風板に風を流通させ後端面外側空間に至る空
気循環を連続的に行うことができる。
【0007】上記の状態において通風空間にある加湿用
スプレーノズルから水を霧状に前方又は後方に噴霧させ
ると該空間内の通風に噴霧水滴が殆ど蒸発して気化し、
さらに該空間を前方に移動して水滴フィルターに衝接補
集され、気化分のみ前端面外側空間に至り前端通風板を
経て収容函内に入り被加湿物を濡らすことなく加湿する
ことができる。
スプレーノズルから水を霧状に前方又は後方に噴霧させ
ると該空間内の通風に噴霧水滴が殆ど蒸発して気化し、
さらに該空間を前方に移動して水滴フィルターに衝接補
集され、気化分のみ前端面外側空間に至り前端通風板を
経て収容函内に入り被加湿物を濡らすことなく加湿する
ことができる。
【0008】傾斜板に当った水滴は後向に下向に流下
し、気化分と分離するし、又合成樹脂屈曲フィラメント
による集合体内を通過するに当り、水滴は該フィラメン
トに附着して凝集滴下し気化分と分離する。
し、気化分と分離するし、又合成樹脂屈曲フィラメント
による集合体内を通過するに当り、水滴は該フィラメン
トに附着して凝集滴下し気化分と分離する。
【0009】
【実施例】底板1’の両側に側板4、4を設け、前後端
面に通風板2、2’を備えた前後方向に長い長方形収容
函1を設け、上端開口部から藺草などの被加湿物を前後
方向に長く収容する。
面に通風板2、2’を備えた前後方向に長い長方形収容
函1を設け、上端開口部から藺草などの被加湿物を前後
方向に長く収容する。
【0010】上記側板4、4の少くとも一方の側板4の
外側に図1に示す通風路5を設け、前端通風板2の外側
に空室3を設け、これを通風路5の前端と連通させる。
外側に図1に示す通風路5を設け、前端通風板2の外側
に空室3を設け、これを通風路5の前端と連通させる。
【0011】上記一方の側板4は後方に延長し後端通風
板2’の後方外側に空室3’を設け、該外側空室3’の
中央部と上記通風路5の後端とをダクト7で連通させて
循環路を形成する。
板2’の後方外側に空室3’を設け、該外側空室3’の
中央部と上記通風路5の後端とをダクト7で連通させて
循環路を形成する。
【0012】上記収容函1の上端開口部は閉鎖用気密蓋
又はシート11で被覆する。上記ダクト7の入口には送
風機6を設け、ダクト7から通風路5及び前方外側空室
3に送風するようになっている。
又はシート11で被覆する。上記ダクト7の入口には送
風機6を設け、ダクト7から通風路5及び前方外側空室
3に送風するようになっている。
【0013】上記通風路5の中程には送水管12を垂下
し、該送水管12には前向又は後向に加湿用スプレーノ
ズル8、8を上下に設け、送水管12を通風路5の上板
5’の上部に設けた水タンク13に電磁ポンプ14を介
在させて接続する。
し、該送水管12には前向又は後向に加湿用スプレーノ
ズル8、8を上下に設け、送水管12を通風路5の上板
5’の上部に設けた水タンク13に電磁ポンプ14を介
在させて接続する。
【0014】上記通風路5の前端連通部には水滴フィル
ター9を設ける。該フィルター9は図3(イ) 図に示すよ
うに合成樹脂屈曲フィラメント10’を無数集合させた
集合体9”よりなり、フィラメント相互接触部を互に加
熱溶着10してなるものでフィラメント10’、10’
間に無数の空隙15を設けてなり、フィラメント1
0’、10’に当接した水滴を凝集流下して気化分と分
離させることができる。
ター9を設ける。該フィルター9は図3(イ) 図に示すよ
うに合成樹脂屈曲フィラメント10’を無数集合させた
集合体9”よりなり、フィラメント相互接触部を互に加
熱溶着10してなるものでフィラメント10’、10’
間に無数の空隙15を設けてなり、フィラメント1
0’、10’に当接した水滴を凝集流下して気化分と分
離させることができる。
【0015】又図3(ハ) 図に示すように後方に向って下
向に傾斜する傾斜板9’、9’によって上記フィルター
9を形成し、当接した水滴を後方下向に滴下させて気化
分と分離することができる。
向に傾斜する傾斜板9’、9’によって上記フィルター
9を形成し、当接した水滴を後方下向に滴下させて気化
分と分離することができる。
【0016】尚図中16で示すものは車輪、17はドレ
ン管、18はドレン抜き弁、19は多孔板による水滴フ
ィルターである。
ン管、18はドレン抜き弁、19は多孔板による水滴フ
ィルターである。
【0017】
【考案の効果】本案は上述のように構成したので被加湿
物収容函の前端から後端に向って水滴を充分分離した気
化分をむらなく通過させ得て均等に加湿し、かつ水滴の
附着による濡損のおそれのない加湿物が得られる効果が
ある。
物収容函の前端から後端に向って水滴を充分分離した気
化分をむらなく通過させ得て均等に加湿し、かつ水滴の
附着による濡損のおそれのない加湿物が得られる効果が
ある。
【図1】本案のスプレー式加湿機の切欠平面図である。
【図2】図1A−A線による正面図である。
【図3】(イ) 図は水滴フィルターの縦断正面図である。
(ロ) 図は上記(イ) 図の一部拡大図である。(ハ) 図は傾斜
板による水滴フィルターの縦断正面図である。
(ロ) 図は上記(イ) 図の一部拡大図である。(ハ) 図は傾斜
板による水滴フィルターの縦断正面図である。
1 被加湿物収容函 2、2’ 通風板 3 前端面外側空室 3’ 後端面外側空室 4 側板 5 通風路 6 送風機 7 ダクト 8 加湿用スプレーノズル 9 水滴フィルター 9’ 傾斜板 9” 合成樹脂屈曲フィラメント集合体 10 溶着部
Claims (5)
- 【請求項1】 被加湿物収容函の前後端面に通風板を備
え、前端面外側空室と、上記函の側板に沿う通風路とを
連通し、該通風路と後端面外側空室とは送風機を介在さ
せたダクトによって連通させてなり、上記通風路に加湿
用スプレーノズルを設け、かつ該ノズルの前方に水滴フ
ィルターを設け、上記送風機により上記通風路を後方か
ら前方に向って送風させるスプレー式加湿機。 - 【請求項2】 上記スプレーノズルの噴霧方向が後方に
向う請求項(1) 記載のスプレー式加湿機。 - 【請求項3】 通風路が一方の側板の外側に沿う請求項
(1) 又は(2) 記載のスプレー式加湿機。 - 【請求項4】 水滴フィルターが後方に向って下向に傾
斜する傾斜板によるものである請求項(1) 〜(3) にそれ
ぞれ記載のスプレー式加湿機。 - 【請求項5】 水滴フィルターが無数の合成樹脂屈曲フ
ィラメント集合体であり、該フィラメントの相互接触部
を溶着して多孔状態に形成した請求項(1) 〜(3) にそれ
ぞれ記載のスプレー式加湿機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6606093U JP2543648Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | スプレー式加湿機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6606093U JP2543648Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | スプレー式加湿機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735005U JPH0735005U (ja) | 1995-06-27 |
JP2543648Y2 true JP2543648Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=13304947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6606093U Expired - Lifetime JP2543648Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | スプレー式加湿機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543648Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5190620B2 (ja) * | 2008-04-14 | 2013-04-24 | 三井造船株式会社 | ガスハイドレート貯蔵方法及び貯蔵設備 |
JP5992139B2 (ja) * | 2010-12-08 | 2016-09-14 | 三機工業株式会社 | 水噴霧加湿装置 |
JP5661442B2 (ja) * | 2010-12-09 | 2015-01-28 | 西松建設株式会社 | 加湿装置 |
JP7341779B2 (ja) * | 2019-08-05 | 2023-09-11 | 株式会社大気社 | 塗装ブース用の空調装置 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP6606093U patent/JP2543648Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735005U (ja) | 1995-06-27 |
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