JPS6227827Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227827Y2 JPS6227827Y2 JP1982110808U JP11080882U JPS6227827Y2 JP S6227827 Y2 JPS6227827 Y2 JP S6227827Y2 JP 1982110808 U JP1982110808 U JP 1982110808U JP 11080882 U JP11080882 U JP 11080882U JP S6227827 Y2 JPS6227827 Y2 JP S6227827Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- filter
- water
- humidifier
- refrigerator
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- Expired
Links
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Landscapes
- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、大型冷蔵庫あるいは保冷室等で用い
る加湿器の改良に関する。
る加湿器の改良に関する。
冷蔵庫内は、一般に低湿度であり、そのため
に、魚肉類あるいは野菜類などの保存品が乾燥目
減りし、更には、鮮度が低下する。
に、魚肉類あるいは野菜類などの保存品が乾燥目
減りし、更には、鮮度が低下する。
このような状態を防ぐために、通常、庫内には
加湿器が設置される。ところで、従来のこの種加
湿器は、遠心式、蒸気式、ノズル式及び超音波式
などの各種手段によつて空中に加湿水を噴出させ
るが、これ等従来機器による場合の欠点として、
加湿水を空中に粒状で噴出させるので、この加湿
水が空気中に完全に融け込み難い。そして、空気
中に融け込まない水滴は、保存品上あるいは庫内
の床面上に落下附着してベト付き好ましくないと
共に、庫内湿度を昇げるのに十分に活かされな
い。一方、蒸気式の加湿器では、その加湿水の粒
子が比較的小さくて、空中浮遊率が高く、庫内湿
度を昇げるのに有効である反面、庫内に水蒸気を
入れるので、これに対応して冷却力を上げなけれ
ばならず、そのために、省エネルギーの見地から
好ましくない。
加湿器が設置される。ところで、従来のこの種加
湿器は、遠心式、蒸気式、ノズル式及び超音波式
などの各種手段によつて空中に加湿水を噴出させ
るが、これ等従来機器による場合の欠点として、
加湿水を空中に粒状で噴出させるので、この加湿
水が空気中に完全に融け込み難い。そして、空気
中に融け込まない水滴は、保存品上あるいは庫内
の床面上に落下附着してベト付き好ましくないと
共に、庫内湿度を昇げるのに十分に活かされな
い。一方、蒸気式の加湿器では、その加湿水の粒
子が比較的小さくて、空中浮遊率が高く、庫内湿
度を昇げるのに有効である反面、庫内に水蒸気を
入れるので、これに対応して冷却力を上げなけれ
ばならず、そのために、省エネルギーの見地から
好ましくない。
しかして、本考案では、上記従来機器における
欠点に鑑み、庫内空気に対する加湿率が高く、し
かも、省エネルギー的見地からも有効な加湿器を
得ることを企図するもので、そのために、電動フ
アンで送気される風胴の吸気側に、ヒーター等の
加温部を附設したフイルターを設けると共に、該
フイルターと貯留水槽との間に導水路を設けてな
るものである。
欠点に鑑み、庫内空気に対する加湿率が高く、し
かも、省エネルギー的見地からも有効な加湿器を
得ることを企図するもので、そのために、電動フ
アンで送気される風胴の吸気側に、ヒーター等の
加温部を附設したフイルターを設けると共に、該
フイルターと貯留水槽との間に導水路を設けてな
るものである。
以下、図示の実施例に付いて詳述する。
図は本考案加湿器の一実施例を示す構成図で、
電動フアン1に送気される風胴2の吸気側に、金
層フアイバー、グラスフアイバーあるいはナイロ
ンフアイバー等からなる層状のフイルター3を設
けてある。この風胴2からなる加湿器本体の底部
には貯留水槽4を設けてあり、この貯留水槽4か
ら前記フイルター3に向けて導水路を、布、フエ
ルトあるいはフアイバー等からなる毛細管作用体
5で構成してある。
電動フアン1に送気される風胴2の吸気側に、金
層フアイバー、グラスフアイバーあるいはナイロ
ンフアイバー等からなる層状のフイルター3を設
けてある。この風胴2からなる加湿器本体の底部
には貯留水槽4を設けてあり、この貯留水槽4か
ら前記フイルター3に向けて導水路を、布、フエ
ルトあるいはフアイバー等からなる毛細管作用体
5で構成してある。
そして、前記フイルター3には、その層状の内
部に、電熱ヒーター等からなる加温部6を包蔵せ
しめてあり、この加温部6としてはフイルター3
の凍結を防ぎ、該フイルター3に含まれた水分を
若干加温して蒸発させる程度の比較的発熱量の小
さいものである。
部に、電熱ヒーター等からなる加温部6を包蔵せ
しめてあり、この加温部6としてはフイルター3
の凍結を防ぎ、該フイルター3に含まれた水分を
若干加温して蒸発させる程度の比較的発熱量の小
さいものである。
その他、図中、7は吸気口、8は送出口を示
す。
す。
このような構成よりなる本考案加湿器によれ
ば、これを冷蔵庫内に設置し、電動フアン1を作
動させると、風胴2内には空気流が生じ、吸気口
7から吸い込まれた空気が送気口8から噴き出さ
れる。この送気流の流れの中で、通過する空気流
に対して抵抗を有すフイルター3と電動フアン1
との間は、該電動フアン1の吸気動作によつて
稍々減圧状態にある。
ば、これを冷蔵庫内に設置し、電動フアン1を作
動させると、風胴2内には空気流が生じ、吸気口
7から吸い込まれた空気が送気口8から噴き出さ
れる。この送気流の流れの中で、通過する空気流
に対して抵抗を有すフイルター3と電動フアン1
との間は、該電動フアン1の吸気動作によつて
稍々減圧状態にある。
従つて、貯留水槽4から毛細管作用体5を伝つ
てフイルター3に吸い上げられた水は、該フイル
ター3を通過する空気流に従つて、フイルター3
の上面から、極く微粒子の水滴となつて飛散する
他に、フアイバー状のフイルター3の広い表面積
の水附着面に触れる空気流による気化も活発に行
われ、高湿度の空気に更に前記微粒子水滴を混合
した加湿空気が得られる。
てフイルター3に吸い上げられた水は、該フイル
ター3を通過する空気流に従つて、フイルター3
の上面から、極く微粒子の水滴となつて飛散する
他に、フアイバー状のフイルター3の広い表面積
の水附着面に触れる空気流による気化も活発に行
われ、高湿度の空気に更に前記微粒子水滴を混合
した加湿空気が得られる。
更に、この加湿作用は、フイルター3と電動フ
アン1との間の減圧空間における水滴の気化作用
によつて、水分の空気中への融け込みがより効果
的に行われる。加えて、庫内空気が零度に近い低
温であつたとき、フイルター3における気化熱に
よつて、該フイルター3部分の温度が更に低下し
て、含侵水が氷結するような場合に、加温部6を
動作させて、含侵水及び通過空気を幾分暖めるこ
とによつて、先の気化並びに蒸発が活発化する。
アン1との間の減圧空間における水滴の気化作用
によつて、水分の空気中への融け込みがより効果
的に行われる。加えて、庫内空気が零度に近い低
温であつたとき、フイルター3における気化熱に
よつて、該フイルター3部分の温度が更に低下し
て、含侵水が氷結するような場合に、加温部6を
動作させて、含侵水及び通過空気を幾分暖めるこ
とによつて、先の気化並びに蒸発が活発化する。
しかして、風胴2の送出口8から庫内に噴出す
る空気は、極く小さい粒子の加湿水を含んだ高湿
度の空気流が得られ、庫内保冷品の保存に極めて
有効である。
る空気は、極く小さい粒子の加湿水を含んだ高湿
度の空気流が得られ、庫内保冷品の保存に極めて
有効である。
このように、本考案装置は、電動フアンで送気
される風胴中の吸気側に加温部包蔵のフイルター
を設け、このフイルターに貯留水槽から導いた水
を含ませておくことによつて、空気中への水分の
気化率を高め且つ微粒子による空中浮遊率を高め
ることが出来て、高湿度の空気を得て、庫内湿度
を高め得る等、本考案加湿器は実用に供して極め
て有効なるものである。
される風胴中の吸気側に加温部包蔵のフイルター
を設け、このフイルターに貯留水槽から導いた水
を含ませておくことによつて、空気中への水分の
気化率を高め且つ微粒子による空中浮遊率を高め
ることが出来て、高湿度の空気を得て、庫内湿度
を高め得る等、本考案加湿器は実用に供して極め
て有効なるものである。
尚、本考案加湿器においては、図示実施例の構
成の他に、例えば、貯留水槽4を風胴2の上部に
配置する構成及びこの貯留水槽4の構成の場合に
毛細管などによる導水路の構成、又、加温部6を
フイルター3の下面に密着して配置する構成等が
考えられる。
成の他に、例えば、貯留水槽4を風胴2の上部に
配置する構成及びこの貯留水槽4の構成の場合に
毛細管などによる導水路の構成、又、加温部6を
フイルター3の下面に密着して配置する構成等が
考えられる。
図面は本考案加湿器の一実施例を示す構成図で
ある。 1……電動フアン、2……風胴、3……フイル
ター、4……貯留水槽、5……毛細管作用体、6
……加温部。
ある。 1……電動フアン、2……風胴、3……フイル
ター、4……貯留水槽、5……毛細管作用体、6
……加温部。
Claims (1)
- 電動フアンで送気される風胴の吸気側に、ヒー
ター等の凍結防止用加温部を附設した層状の全面
フイルターを設けると共に、該フイルターと貯留
水槽との間に導水路を設けてなることを特徴とす
る加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080882U JPS5916980U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080882U JPS5916980U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 加湿器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5916980U JPS5916980U (ja) | 1984-02-01 |
JPS6227827Y2 true JPS6227827Y2 (ja) | 1987-07-16 |
Family
ID=30257551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11080882U Granted JPS5916980U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916980U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4431157Y1 (ja) * | 1967-02-14 | 1969-12-22 | ||
JPS5468556A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-01 | Sanden Corp | Vegetables and fruits refrigerating case |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP11080882U patent/JPS5916980U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4431157Y1 (ja) * | 1967-02-14 | 1969-12-22 | ||
JPS5468556A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-01 | Sanden Corp | Vegetables and fruits refrigerating case |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5916980U (ja) | 1984-02-01 |
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