JP2543138Y2 - ローラコンベヤのフレーム - Google Patents

ローラコンベヤのフレーム

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JP2543138Y2
JP2543138Y2 JP1990055977U JP5597790U JP2543138Y2 JP 2543138 Y2 JP2543138 Y2 JP 2543138Y2 JP 1990055977 U JP1990055977 U JP 1990055977U JP 5597790 U JP5597790 U JP 5597790U JP 2543138 Y2 JP2543138 Y2 JP 2543138Y2
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JP
Japan
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frame
roller
leg
claw
notch
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JP1990055977U
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佳朗 村谷
純一 金子
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はローラコンベヤのフレームに関し、特に、
ローラ軸の端部を支持する下部開口と、ローラ押さえを
取付ける上部開口とからなる切欠きが形成されたローラ
コンベヤのフレームに関するものである。
[従来の技術] 従来、ローラコンベヤ等において使用されているロー
ラは、第4図に示される様にローラ2の両端のローラ軸
3をフレーム4の切欠き5に嵌込んでローラ2のローラ
軸3を支持し、フレーム4の切欠き5の上部開口を、フ
レーム4にねじ7によって取付けられるローラ押さえ板
6によって閉鎖しているのが一般的である。
[考案が解決しようとする問題点] 併し乍ら、この様な従来の方法では、ローラ押さえ板
をコンベヤのフレームにねじで取付けねばならず、コン
ベヤのフレームに現場合せにて穴加工を必要とし、鉄製
のフラッドバーを使用しているために作業性が悪く、取
付範囲が標準品の長さに合わない場合には切断が必要と
なり、メッキ鋼板を使用する場合が多い顧客の要望によ
っては指定色による塗装が必要となり、またコンベヤの
フレームに光電管等の付属品を取付ける場合にはローラ
押え板を取付けることが出来ない等の問題点が見られ
る。
そして、このような問題を解決するために、合成樹脂
製のローラ押さえ板に複数の脚部を設け、この脚部の先
端に形成された係止爪をフレームに形成した係合孔の係
止部に弾性的に引掛けるものも提案されているが、各係
合孔の構成が複雑で製造が容易でないとともに、ローラ
コンベヤにおいて必要なローラ軸の上下動の範囲を充分
大きくすることを予定していないものであった(実開昭
61-132305号公報)。
従って、この考案は、このような従来の問題を解消す
るためになされたもので、構造が簡単でかつ製作が容易
であり、取付手段の簡単なローラ押さえを取り付けたと
きにもローラ軸の上下動ができるローラコンベヤのフレ
ームを提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、この考案は、ローラ軸
の端部を支持する下部開口と、ローラ押さえを取付ける
上部開口とからなる切欠きが形成されたローラコンベヤ
のフレームにおいて、切欠きの下部開口を、合成樹脂材
料製で、頭部と脚部とからなる断面逆U字形をなす本体
と、その頭部に形成された脚部よりもフレームの長さ方
向で外方に突出する突部と、その脚部の先端に形成され
たフレームの長さ方向で外方に突出する爪部とからなる
ローラ押さえが、上部開口において突部と爪部によりフ
レームに係止されたときに、ローラ軸が上下方向に動き
得る大きさに形成したものである。
[作用] 切欠きの下部開口を、合成樹脂材料製で、頭部と脚部
とからなる断面逆U字形をなし、その頭部には脚部より
もフレームの長さ方向で外方に突出する突部を有し、そ
の脚部の先端にはフレームの長さ方向で外方に突出する
爪部を有するローラ押さえが、上部開口において突部と
爪部によりフレームに係止されたときに、ローラ軸が上
下方向に動き得る大きさに形成したので、ローラ押さえ
やフレームの構造が簡単でかつそれらの製造が容易であ
るとともに、ローラ押さえの取付が簡単であって、か
つ、ローラコンベヤにおいて必要な搬送品の駆動および
停止のためなどのローラの上下動の必要に応じて下部開
口の大きさを容易に形成することができる。
[実施例] 図面の第1図乃至第3図に示される様に、ローラ押さ
え10は合成樹脂材料から造られ且つ頭部12と一対の脚部
14とから成る断面逆U字形の本体11から構成され、頭部
12の縁が脚部14よりもフレームの長さ方向で外方に突出
して突部15が形成されていると共に、脚部14の先端にフ
レームの長さ方向で外方に突出した係止用の爪部16とが
形成されている。また、ローラ押さえ10は、例えばアセ
タールの様な硬質の合成樹脂材料から成形して造られ、
必要に応じて着色することが出来る。
この様に構成されたローラ押さえ10は第2図および第
3図に示される様にフレーム4の切欠きの下部開口にロ
ーラ2のローラ軸3の端部を嵌込んで支持した後に、ロ
ーラ押さえ10をフレーム4の切欠き5の上部開口の上方
から押し込めば、頭部12の突部15と脚部14の先端の爪部
16とによってフレーム4が挟み込まれて爪部16がしっか
りとフレーム4に係止されて固着される。
一方、フレーム4に形成した切欠き5の下部開口は、
ローラ押さえ10がフレーム4に係止されたときにも、ロ
ーラ軸が上下方向に動き得る大きさに設計されており、
コンベヤのローラ2を搬送品と接触させたり、非接触と
するために移動させることができる。
このように、簡単に取付のできるローラ押さえ10と簡
単なフレームからなるので、それらの製造も容易であ
り、ローラ軸を上下動させる必要があるローラコンベヤ
において特に効果的である。
[考案の効果] この考案によれば、切欠きの下部開口を、合成樹脂材
料製で、頭部と脚部とからなる断面逆U字形をなし、そ
の頭部には脚部よりもフレームの長さ方向で外方に突出
する突部を有し、その脚部の先端にはフレームの長さ方
向で外方に突出する爪部を有するローラ押さえが、上部
開口において突部と爪部によりフレームに係止されたと
きに、ローラ軸が上下方向に動き得る大きさに形成した
ので、ローラ押さえの取付が容易であり、かつローラ押
さえやフレームの構造が簡単でかつそれらの製造が容易
であるとともに、ローラコンベヤにおいてローラの上下
動の必要に応じて下部開口の大きさを容易に形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のローラ押さえの概要図、第2図はロ
ーラ押さえを装着した時のフレームおよびローラの一部
を示す端面図て、第3図は正面図、第4図は従来のロー
ラ押さえの一例を示す概略図である。図中、2:ローラ、
3:ローラ軸、4:フレーム、5:切欠き、6:押さえ板、7:,
ねじ、10:ローラ押さえ、11:本体、12:頭部、14:脚部、
15:突部、16:爪部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラ軸の端部を支持する下部開口と、ロ
    ーラ押さえを取付ける上部開口とからなる切欠きが形成
    されたローラコンベヤのフレームにおいて、前記切欠き
    の下部開口を、合成樹脂材料製で、頭部と脚部とからな
    る断面逆U字形の本体と、その頭部に形成された脚部よ
    りもフレームの長さ方向で外方に突出する突部と、その
    脚部の先端に形成されたフレームの長さ方向で外方に突
    出する爪部とからなるローラ押さえが、前記上部開口に
    おいて突部と爪部によりフレームに係止されたときに、
    ローラ軸が上下方向に動き得る大きさに形成したことを
    特徴とするローラコンベヤのフレーム。
JP1990055977U 1990-05-30 1990-05-30 ローラコンベヤのフレーム Expired - Lifetime JP2543138Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190019282A (ko) * 2017-08-17 2019-02-27 주식회사 에스에프에이 모듈형 컨베이어
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