JP2543051Y2 - 太陽電池付瓦 - Google Patents

太陽電池付瓦

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JP2543051Y2
JP2543051Y2 JP1990071721U JP7172190U JP2543051Y2 JP 2543051 Y2 JP2543051 Y2 JP 2543051Y2 JP 1990071721 U JP1990071721 U JP 1990071721U JP 7172190 U JP7172190 U JP 7172190U JP 2543051 Y2 JP2543051 Y2 JP 2543051Y2
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roof tile
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明敏 野崎
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は太陽電池付瓦に関し、表面に太陽電池用素
子を配置した太陽電池付瓦の改良に関する。
〔従来の技術〕 従来、建物屋根上に太陽電池用素子を設けた瓦を葺
き、これによって省エネルギを図ることが種々提案され
ている。
この種瓦としては、例えば瓦本体を透光性のある硝子
で成形しこの瓦の表面または裏面に太陽電池用素子を貼
着するもの、あるいは平板状スレート瓦の表面に太陽電
池用素子を接着剤等により貼着するものなどが知られて
いる。
〔従来技術の問題点〕
しかし、瓦本体を硝子製としたものは、瓦が非常に高
価となり経済性の点で難点があり、また不燃性の点でも
セメント瓦等に比し難点がある問題があった。
後者の平板状スレート瓦の表面に太陽電池用素子を貼
着したものは上記した欠点は無い反面、瓦表面に唯貼着
しただけであるので、接着剤の劣化等が生じると止着力
が弱まり、傾斜の大きい屋根の場合は素子が剥離し移動
したり落下することがある欠点があった。
もっとも、このような欠点を解消するため瓦表面に太
陽電池を囲むフレームや、太陽電池の下辺を支える突条
を設けることなどが行われることがあるが、フレームや
突条は太陽電池表面から突出されるのが通常であるた
め、この部分に塵埃類が堆積し太陽電池表面を汚す結果
発電効率が落ちる欠点があった。
特に、瓦表面の雨水流れ方向の巾が小さい場合、上記
欠点は顕著となる。
また、平板状スレート瓦の場合、瓦裏面と屋根野地面
との間の隙間が非常に小さいのでこれら太陽電池よりの
配線用スペースが充分にとれず、導線に径の太いものが
使用できない結果、回路抵抗が増え、効率が下がる問題
があった。
さらに、屋根瓦裏面と野地面との間が狭いことより裏
面に雨水が回り込むことがあると直ちに配線が湿潤ない
しは水没し、しかも配線の接続部に防水コネクタのよう
な防水性能の良い接続方式を採用するスペースも無いた
め漏電、腐蝕性も生じ易い欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は上記問題点に鑑み、太陽電池用素子の支持
が確実に行えると共に塵埃類の堆積による効率低下が良
好に防止可能であり、また瓦裏面の配線に関しても充分
なスペースが利用でき回路の面からも抵抗の少ない、効
率のよい太陽光利用のできる太陽電池付瓦を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
〔課題を解決するに至った技術〕
即ち、この考案の太陽電池付瓦は、平板状をなす厚手
本体の下端部裏面に前垂れ部が、また両側部には互いに
雌雄関係をなして嵌合するオーバーラップ部が一体に形
成されたいわゆる厚型瓦の、前記平板状をなす本体表面
に太陽電池用素子を収容し得る浅い陥凹部が形成され、
該陥凹部に表面を突出させて前記太陽電池用素子が収納
され、かつその周囲縁には該太陽電池用素子表面より突
出することなく接着剤が充填されて固定されてなること
を特徴とするものである。
〔実施例〕
次にこの考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は第1図
のII−II線断面図、第3図イは第1図のIII−III線断面
図、第3図ロは要部拡大図、第3図ハ及びニは他の実施
例の要部拡大図、第4図は葺き重ね状態を示す断面図で
ある。
この考案の太陽電池付瓦1は、例えば厚みdが18mm以
上とされた平板状をなす厚手本体1Aの下端部裏面に前垂
れ部1Bが、また両端部には互いに雌雄関係をなして嵌合
するオーバーラップ部1C、1Dが一体に形成された、繊維
補強セメント製、または焼成粘土製のいわゆる厚型瓦1
の平板状をなす本体1A表面に太陽電池用素子2を受容し
得る浅い陥凹部3が形成され、陥凹部3に表面2Aを突出
させて太陽電池用素子2が収納され、かつその周囲縁2B
…2Bに太陽電池用素子表面2Aより突出することなく接着
剤4が充填されて固定されて構成されている。
上記において、接着材4の充填は第3図ロに示すよう
に太陽電池用素子2と浅い陥凹部3内面との間に接着材
4を盛りつける手段の他、第3図ハに示すように浅い陥
凹部3底面に接着材4を塗布し太陽電池用素子2を上か
ら押さえ付けて周辺に盛り上げさせることや、第3図ハ
に示すように押さえ付けることなくそのまま接着するこ
となどが行われる。
また、上記実施例において本体1Aの厚みdを18mm以上
とするのは、両側に形成されるオーバーラップ部1C、1D
の強度上の理由と太陽電池用素子埋入のための陥凹部を
設けた時の本体強度を保障するためであって、この厚さ
以上であれば事情の許す限り幾ら厚くしても良い。
また、図中5は太陽電池素子2より導出された端子で
ある。
〔作用〕
この考案の太陽電池付瓦1は第4図に示すように、下
列に葺いた瓦1の上に一部重畳させつつ上列の瓦1を葺
き上げて行く。
この時、瓦1の下端部裏面には前垂れ部1Bが形成され
ていることと、本体厚みdが厚くされていることと相侯
って野地面Gと瓦1裏面との間には充分に大きな隙間S
が形成され、従って太い配線を使用することが可能とな
る。
また、瓦1表面における太陽電池用素子2はその表面
が瓦1表面より突出しており、またその周縁には接着剤
4が突出することなく盛りつけられているので、受光面
に雨水が堰き止められることがなく、塵埃類の堆積が有
効に防止される。
〔効果〕
以上説明したように、この考案の太陽電池付瓦によれ
ば、効率の良い太陽電池表面から突出するものは全く無
いため、表面に塵埃類の堆積がなく太陽電池表面は清楚
に保たれるので長期間効率の良い太陽エネルギの利用が
可能となる。
また瓦裏面と野地面との間が充分に大きく採れること
より充分に太い配線の使用が可能となり通電効率の向上
が図れるとともに、仮に雨水等の侵入があっても配線の
水没も充分に防止できる。
さらに、太陽電池素子は瓦表面の浅い陥凹部に収納さ
れているので仮に接着剤劣化が生じても剥がれ移動又は
落下することが防止され傾斜の大きい屋根であっても安
心して使用出来るなど種々の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は第1図の
II−II線断面図、第3図イは第1図のIII−III線断面
図、第3図ロは要部拡大図、第3図ハ及びニは他の実施
例の要部拡大図、第4図は葺き重ね状態を示す断面図で
ある。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状をなす厚手本体の下端部裏面に前垂
    れ部が、また両側部には互いに雌雄関係をなして嵌合す
    るオーバーラップ部が一体に形成されたいわゆる厚型瓦
    の、前記平板状をなす本体表面に太陽電池用素子を受容
    し得る浅い陥凹部が形成され、該陥凹部に表面を突出さ
    せて前記太陽電池用素子が収納され、かつその周囲縁に
    該太陽電池用素子表面より突出することなく接着剤が充
    填されて固定されてなることを特徴とする太陽電池付
    瓦。
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