JP2542742B2 - 半導体装置の実装方法 - Google Patents

半導体装置の実装方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置(以下LSI
と呼ぶ)を基板に実装する際に適用されるLSIの実装
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4はLSIの実装工程で使用するLS
I実装装置の基本構造を示す模式的要部側断面図であ
る。図4に示すように、このLSI実装装置80は、シリ
ンダ36内を矢印U−D方向に摺動するノズル35と、この
ノズル35を矢印D方向に付勢するバネ37と、前記シリン
ダ36内に温風31を送り込む温風供給部30とによって構成
されている。
【0003】以下図4に基づいて基板50上にLSI20を
実装する際の手順を述べる。 . XY装置(図示せず)等に搭載されたLSI実装装
置80を駆動して、そのノズル35を基板50上に載置された
LSI20のパッケージ18上に位置決めする。 . ノズル35の位置決めが終了すると、LSI実装装置
80をさらに矢印D方向に移動させる。この第2段目のノ
ズル移動によってシリンダ36とノズル35間に配置されて
いるバネ37が作動して当該ノズル35を矢印D方向に付勢
する。 .ノズル35が矢印D方向に付勢されたことによって、
LSI20のリードピン19の先端部分が基板50上に設けら
れているパッド(図示せず)に圧接する。 .ここで温風供給部30が作動して温風31をLSI20に
向かって矢印で示すように噴射する。 . ノズル35から矢印方向に噴射された温風31はLSI
20のパッケージ18とリードピン19を加熱する。この加熱
によって各リードピン19は基板50のパッドに半田付け実
装される。 .実装が終了すると温風供給部30は温風31の供給を停
止する。そして半田が固まるのを待ってLSI実装装置
80は矢印U方向に上昇して待機する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4によって明らかな
如く、このLSI実装装置80は、筒型のノズル35の先端
部分でパッケージ18の外周縁を押圧してリードピン19を
基板50に当接させる装置構成になっている。ノズル35の
先端をこのような形でパッケージ18に接触させているの
は、温風31を均等にパッケージ18に吹きつけるためであ
る。しかしながらノズル35がパッケージ18に対してこの
ような形で接触していると、ノズル35の先端面と基板50
表面間の平行度に差がある場合は基板50のパッド面に当
接し得ないリードピン19が出てくる。この現象を通常
“リード浮きΔ”と呼んでいるが、このリード浮きΔが
あるとその部分の半田付けは当然信頼性の無いものにな
ってしまう。
【0005】本発明はノズル35先端面と基板50表面との
平行度に差がある場合でも、リード浮きΔを生じること
のない半導体装置の実装方法を実現しようとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
の実装方法(以下LSI実装方法と称する)は、図1に
示すように、パッケージ18の表面を一点で押圧して大多
数のリードピン19が基板50と接触するように半導体装置
20の実装姿勢を制御するLSI押圧部材5と、加熱機構
35の押圧によって歪みが生じたときは自らの復元力によ
ってこの歪みを消滅させる方向に前記LSI押圧部材5
を付勢する位置決め枠6と、を一体化した加圧治具1を
前記加熱機構35と半導体装置20間に挿入して実装を行
う。
【0007】
【作用】LSI押圧部材5は、パッケージ18の表面を一
点で押圧することによって大多数のリードピン19が基板
50と接触するようにLSI20の実装姿勢を制御する。ま
た位置決め枠6は、加熱機構(ノズル35)の押圧によっ
て歪みが生じたときは自らの復元力によってこの歪みを
消滅させる方向に前記LSI押圧部材5を付勢する。本
実装方法は、LSI押圧部材5と位置決め枠6を一体化
した加圧治具1を前記加熱機構(ノズル35)とLSI20
間に挿入して実装を行う。なお、大多数のリードピン19
が基板50に接触するようにLSI20の姿勢を制御する機
能は、LSI押圧部材5をLSI20の重心点O上に配置
することによって実現するものであり、リードピン19を
基板50に圧接させる機能は位置決め枠6を弾性体(バネ
材)で構成することによって実現するものである。要す
るにこの加圧治具1は、バネ材で構成された位置決め枠
6自身の復元力によってLSI20の姿勢を制御してリー
ド浮きΔを回避する。
【0008】
【実施例】以下実施例図に基づいて本発明を詳細に説明
する。図1(a) と(b) は本発明の一実施例を示す模式的
要部側断面図、図2は本発明に用いる加圧治具の一構造
例を示す斜視図、図3(a) と(b) と(c) は加圧治具に装
備されるLSI押圧部材の一構造例を示す斜視図である
が、前記図4と同一部分にはそれぞれ同一符号を付して
いる。
【0009】図1(a) と(b) に示すように、本発明によ
るLSI実装方法は、LSI20のパッケージ18の一点に
のみ当接するよう形成されてなるLSI押圧部材5と、
このLSI押圧部材5を半導体装置20の重心点O上に位
置決めする位置決め枠6を装備してなる加圧治具1を介
して前記LSI20の実装を行う。以下図1(a) と(b) に
基づいてLSI20を基板50に実装する際の手順を説明す
る。 .先ず最初、基板50上に位置決めされたLSI20の上
から位置決め枠6とLSI押圧部材5を具備してなる加
圧治具1を図1(a) に示すような形で配置する。これに
よって加圧治具1側に設けられているLSI押圧部材5
はLSI20の重心点O上に位置決めされる。 .次に、当該加圧治具1の上にノズル35を位置決めし
てこれを矢印D方向に移動させる。 .このノズル35の位置移動によってバネ材で構成され
た加圧治具1の本体部7は図1(b) に示すように撓む。 .本体部7が撓むとLSI押圧部材5は当該本体部7
の復元力によって矢印D方向に付勢されてLSI20の重
心点Oを矢印D方向に押圧する。 .重心点Oを押圧されたことによってLSI20の各リ
ードピン19は基板50に圧接する。この場合,LSI20は
重心点Oのみを押圧されているのでその姿勢が自在に変
化することから、リード浮きΔ(図4参照)は発生しな
い。 .以上の工程が終了すると、温風供給部30が作動して
温風31をLSI20に向かって噴射する。 . ノズル35から矢印方向に噴射された温風31はLSI
20のパッケージ18とリードピン19を加熱する。この加熱
によって各リードピン19は基板50側の対応するパッドに
半田付け実装される。 .半田付けが終了すると温風供給部30は温風31の供給
を停止する。そして半田が固まるのを待ってLSI実装
装置80は矢印U方向に上昇して待機する。
【0010】図2は加圧治具1の一構造例を示す斜視図
である。図2に示すように、この加圧治具1は、前記L
SI20のパッケージ18の外周部分を覆う形の位置決め枠
6を備えると共に、本体部7のほぼ中心位置O1 図3
に開示されているようなLSI押圧部材5を装備してい
る。この本体部7の中心位置O1 は、LSI20の重心点
Oに対応する位置である。図中、8は空気流通孔であっ
て、前記ノズル35から送出された温風31はこの空気流通
孔8を介してLSI20のパッケージ18を加熱する。な
お、この加圧治具1の本体部7は、バネ性を有する板
材,例えばリン青銅板等を用いて製作されるが、その材
料については特定しない。
【0011】図3(a) と(b) と(c) は加圧治具に装備さ
れるLSI押圧部材の一構造例を示す斜視図である。こ
れら各LSI押圧部材は、図3(a) に示すようにその断
面形状が半球状の押圧部5bを備えたLSI押圧部材5
と、図3(b) に示すようにその断面形状が台形状の押圧
部5b1 を備えたLSI押圧部材5Aと、図3(c) に示すよ
うにその断面形状が円錐状の押圧部5b2 を備えたLSI
押圧部材5B等その断面形状は様々であるが、何れもLS
I20のパッケージ18に当接する部分が“点”或いは“点
に極めて近い”形になっている点は共通である。図中、
5aは軸部であって、この軸部5aはこれらLSI押圧部材
5,5A,5Bを前記加圧治具1に装着する際に使用され
る。
【0012】このLSI実装方法は、パッケージ18の重
心点Oを押圧してLSI20の実装を行う方式であること
から、LSI20の姿勢制御の自由性が増し、LSI20の
実装時にリード浮きΔが発生しない。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるLSI実装方法は、大多数のリードピンが基板に
密接するようにLSIの姿勢を制御する機能と、LSI
のリードピンを基板に圧接させる機能を一体化した加圧
治具を用いて実装を行う方式であるため、LSIを基板
に位置決めする作業を効率化できるとともにLSIを基
板に実装する実装装置の構造を簡素化できるという優れ
た工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す模式的要部側断面図
である。
【図2】 本発明に用いる加圧治具の一構造例を示す斜
視図である。
【図3】 加圧治具に装備されるLSI押圧部材の一構
造例を示す斜視図である。
【図4】 LSI実装装置の基本構造を示す模式的要部
斜視図である。
【符号の説明】
1 加圧治具 5,5A,5B LSI押
圧部材 5a LSI押圧部材の軸部 5b,5b1 ,5b2 LS
I押圧部材の押圧部 6 位置決め枠 7 加圧治具の本体部 8 空気流通孔 18 パッケージ 19 リードピン 20 LSI 30 温風供給部 31 温風 35 ノズル 36 シリンダ 37 バネ 50 基板 80 LSI実装装置 Δ リード浮き O LSIの重心点 O1 加圧治具の本体部
の中心位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの裏面より垂直方向に複数の
    リードピンを取り出した半導体装置を基板に実装する際
    に適用される方法であって、パッケージの表面を一点で押圧して大多数のリードピン
    が基板と接触するように半導体装置の実装姿勢を制御す
    るLSI押圧部材と、加熱機構の押圧によって歪みが生
    じたときは自らの復元力によってこの歪みを消滅させる
    方向に前記LSI押圧部材を付勢する位置決め枠と、を
    一体化した加圧治具を前記加熱機構と半導体装置間に挿
    入して実装を行う ことを特徴とする半導体装置の実装方
    法。
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JPS5962178A (ja) * 1982-10-01 1984-04-09 Nec Corp プリンタ装置
JPS63246892A (ja) * 1987-04-01 1988-10-13 三菱電機株式会社 半導体搭載装置
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