JP2542145B2 - ポリ(アルキレンシクロヘキサンジカルボキシレ―ト)−(アルキレンテレフタレ―ト)コポリエステル - Google Patents
ポリ(アルキレンシクロヘキサンジカルボキシレ―ト)−(アルキレンテレフタレ―ト)コポリエステルInfo
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Description
は脂環式の少なくとも1種のC2 〜C10アルカンジオー
ルまたはその化学的同等物と、1,4-シクロヘキサンジカ
ルボン酸またはその化学的同等物のトランス異性体を優
勢的に含む混合物と、テレフタル酸等の芳香族ジカルボ
ン酸またはその化学的同等物との反応により得られる特
定の繰返し単位を含んで成るコポリエステルに関する。
て、迅速に結晶化する。また、このコポリエステルの延
性はノッチ付アイゾッド衝撃強さで測定され、そのジオ
ールと1,4-シクロヘキサンジカルボン酸若しくはその化
学的同等物または芳香族ジカルボン酸若しくはその化学
的同等物とのホモポリマーのそれよりも著しく改善され
ている。驚くべきことに、これらのコポリエステルは従
来技術の諸材料と比較して優れたモールドフローを示
す。
とも1種のC2 −C10アルカンジオールまたはこの化学
的同等物と、優勢的にトランス異性体よりなる1,4-シク
ロヘキサンジカルボン酸またはその化学的同等物の混合
物と、芳香族ジカルボン酸またはその化学的同等物との
反応生成物よりなる新規なコポリエステルが見い出され
た。そして、これは従来技術の種々の材料に比べて、高
い結晶性を有し、迅速に結晶化し、そして改善された延
性、衝撃強さおよび高められたメルトフローを示す。
脂肪族および/または脂環式ジオール類との結晶化可能
なポリエステル類は、比較的高い融点を有し、そしてそ
れらが近紫外光を認め得る程度には吸収しないので極め
て紫外線抵抗性がある。これらのポリエステル類の多く
のものは、(a)(i)シス−およびトランス−の1,4-シクロ
ヘキサンジカルボン酸の50:50混合物または (a)(ii)ト
ランス−シクロヘキサンジカルボン酸と、(b) テレフタ
ル酸とを組合せたコポリエステルを含めて、ホットメル
ト接着剤の用途のために開発されたものである。しかし
ながら、その(a)(i):(b) の比率は常に3:2以下であ
り、(a)(ii) :(b) の比率は常に1:1以下であった
〔ジャクソン(Jackson) 等、J.アプライド・ポリマー
・サイエンス (J. Applied Polymer Science )、14
巻、685-98 (1970) 、米国特許第 3,515,628号参照〕。
・サイエンス (J. Polymer Sci.)、54巻、385-410 (1
961)は、ヘキサヒドロテレフタル酸、すなわちテレフタ
ル酸の水素化によって得られるシクロヘキサンジカルボ
ン酸のシス/トランス混合物を挙げている〔カルドウェ
ル(Caldwell)等、米国特許第 2,891,930号、ポリ(ネオ
ペンチルシクロヘキサンジカルボキシレート)記載、カ
ーペンター(Carpenter) 、ジャーナル・オブ・サイエン
ス・ダイス・アンド・カラーリストス(Journalof Soc.
Dyers and Colorists) 、65巻、469 (1941)参照〕。
66号は、シス−および/またはトランス−の1,4-シクロ
ヘキサンジメタノールを1種以上の2官能性反応材と縮
合させることにより得た線状ポリエステル類およびポリ
エステル−アミド類を開示しており、これは高い融点を
有するので写真エマルジョンの支持基材として用いるた
めの織物材およびフィルム材に使用する繊維を製造する
のに有利である。
び/または芳香族ジカルボン酸類と1種以上の飽和脂肪
族ジオールとから導かれた熱可塑性線状ポリエステル
と、粘着剤と、可塑剤とからなる無溶剤の摩擦活性化可
能な(friction activatiable)接着剤が、ウェイン(Wa
yne) 等の米国特許第 4,066,600号により開示されてい
る。
づく35℃〜70℃の結晶化温度を有するコポリエステルで
あって、4,4'- ジフェニルスルホンジカルボン酸、2,2'
- ビス-[4-( ヒドロキトエトキシフェニル)]- プロパ
ン、1,3-ビス- ヒドロキシエチル-5,5- ジアルキル- ヒ
ダントイン、1,3,3-トリメチル-5- カルボキシ-3-(p-カ
ルボキシフェニル)-インダンおよび1,4-シクロヘキサン
ジメタノールよりなる群から選ばれた少なくとも1種以
上の共成分を前記結晶化温度範囲をもたらす量有する前
記コポリエステルを含む、ゆがみの少ない繊維または充
填材で補強されたモールド成形材料が、ブレイテンフェ
ルナー(Breitenfellner)等、米国特許第 4,066,607号)
によって開示されている。
号によって、ジオール、トリオール、環状カルボン酸、
不飽和脂肪族ジカルボン酸およびアミノプラスト樹脂
と、架橋されている飽和脂肪族ジカルボン酸との反応生
成物よりなるエステル類が、1段階化学コーティングを
構成すべく組合わされた。
71号は、ポリ(1,4-ブチレンテレフタレート)樹脂また
はそのコポリエステルとシクロヘキサンジメタノールお
よびヘキサ炭素環ジカルボン酸から誘導されたポリエス
テル樹脂との組合わせを開示しており、一方、スコット
(Scott) 等、米国特許第 4,125,572号は、ポリカーボネ
ート、ポリ(1,4-ブチレンテレフタレート)、および脂
肪族または脂環式ジオールとテレフタル酸およびイソフ
タル酸の混合物とのコポリエステルよりなるモールド成
形用の熱可塑性組成物およびこれからモールド成形され
た光学的透明性を保持する成形品を記述している。
テレフタレート)と、交互に共有結合したポリ(ブチレ
ンテレフタレート)のブロックおよびポリ(1,4-ブチレ
ンエーテル)のブロックを含む可撓性コポリマーとのコ
ポリエステルが、デネヘイ(Dennehey)等、米国特許第
4,225,688号によって記述され、そしてそれらはポリ塩
化ビニルへの良好な結合特性並びに良好な耐衝撃抵抗性
および例えばアルコールのような溶剤の存在のもとでの
クレージングやクラッキングに対する改善された抵抗性
を示すとされている。
27,206号は、適当な触媒の存在のもとにトランス−1,4-
シクロヘキサンジカルボン酸と芳香族ジオールのジアシ
ル誘導体とのエステルを加熱する事を含む、トランス異
性体含有率の高いポリ(1,4-シクロヘキサンジカルボキ
シレート)ポリエステル類を製造する方法を開示してい
る。
5,540号は、安定性のために或る種の燐含有物質を混合
した、芳香族ポリカーボネートとポリエステルとの難燃
剤入り配合物を開示している。
と、エチレングリコールおよびシクロヘキサンジメタノ
ールのコポリエステルと、芳香族酸とを含むポリマー組
成物から作られた製品を使用する事よりなる、イオン化
性の放射線による透明プラスチック製品の劣化(sterili
zation) に対し改善された方法が、アレン(Allen)等、
米国特許第 4,778,656号に記述されている。
ポリマーのいずれも、それぞれの同じ反応材から形成さ
れるホモポリマーを超える改善された延性を有するもの
でない。
式の2〜10個の炭素原子を有するアルカンジオールの残
基を表わし、R’は1,4-シクロヘキサンジカルボン酸の
シスおよびトランス異性体を、シスおよびトランス異性
体の合計 100重量部基準でシス異性体が 0.5乃至49重量
部、トランス異性体が99.5乃至51重量部となるよう混合
したものの残基を表わし、R”はイソフタル酸、テレフ
タル酸、1,2-ジ(p-カルボキシフェニル)エタンおよび
4,4'-ジカルボキシジフェニルエーテルから選ばれる芳
香族ジカルボン酸の残基を表わす。)で表される繰返し
単位を、A単位とB単位のモル比(A:B)が1:9乃
至1:1であるよう含んで成り、かつ250℃における
溶融粘度が1900〜6000ポアズであるコポリエス
テルが提供される。
を優勢的に含む混合物」の表現は、そのシス−およびト
ランス−の異性体合計 100重量部基準で、51乃至99.5重
量部のトランス異性体と 0.5乃至49重量部のシス異性体
とが含まれていることを意味する。
返し単位AのR部分を形成する為に用いることのできる
アルカンジオール類は、直鎖状、分岐鎖状または脂環式
の、但し好ましくは直鎖状または分岐鎖状の、アルカン
ジオール類であって2〜10個の炭素原子を有する。この
ようなグリコール類の例はこれらに限定されないが、エ
チレングリコール;プロピレングリコール、すなわち1,
2-および1,3-プロピレングリコール;ブタンジオール、
すなわち1,3-および1,4-ブタンジオール;ジエチレング
リコール;2,2-ジメチル-1,3- プロパンジオール;2-エ
チルー2- メチルー1,3- プロパンジオール;1,3-および1,
5-ペンタンジオール;ジプロピレングリコール;2-メチ
ル、1,5-ペンタンジオール;1,6-ヘキサンジオール、1,
4-シクロヘキサンジメタノールおよび特にそのシス−お
よびトランス−の異性体;トリエチレングリコール;1,
10- デカンジオール;および以上のもののいずれかの混
合物を包む。特に好ましいものは、1,4-ブタンジオール
である。脂環式ジオールおよび特に1,4-シクロヘキサン
ジメタノールまたはその化学的同等物をジオール成分と
して使用する場合には、それらのシス異性体のトランス
異性体に対する比率が1対4ないし4対1の範囲、好適
には1対3の比率のものを用いるのが好ましい。
は、ジアルキルエステル、ジアリールエステル、ポリテ
トラメチレンオキシドのようなエステル類やエーテル類
が含まれる。即ち、繰返し単位A、BのR部分として上
記アルカンジオールを用いた場合の残基と同じ残基を通
常のポリエステル合成により与える様な化学的同等物よ
り得たコポリエステルも本発明のコポリエステルであ
る。
いることのできるのは、優勢的な1,4-シクロヘキサンジ
カルボン酸またはその化学的同等物のトランス異性体と
残りの1,4-シクロヘキサンジカルボン酸またはその化学
的同等物のシス異性体との混合物である。
学的同等物は、例えばイソフタル酸またはテレフタル酸
のような環状芳香族二塩基酸および対応する誘導体を、
適当な溶媒、水または酢酸の中で、カーボンまたはアル
ミナの適当なキャリアの上に担持させたロジウムのよう
な適当な触媒を用い、室温において常圧のもとに水素添
加することによって製造できる〔フレイフェルダー(Fre
ifelder)等、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミス
トリー(Journal of Organic Chemistry)、31巻、3438
(1966) 、米国特許第 2,675,390号および同第 4,754,06
4号参照〕。それらはまた、フタル酸が反応条件下で少
なくとも部分的に溶解し得る不活性液体媒質、およびカ
ーボン若しくはシリカに担持させたパラジウムまたはル
テニウムの触媒を用いて製造することもできる(米国特
許第 2,888,484号および同第 3,444,237号参照)。
ン酸基がシス−およびトランス−位置に存在するような
2つの異性体が得られる。シス−およびトランス−異性
体は、溶剤、例えばn-ヘプタンを用い若しくは用いない
結晶化により、または蒸留によって分離することができ
る。そのシス異性体はよりよく混合する傾向を持つけれ
ども、トランス異性体はより高い融点および結晶化温度
を有し、そしてそれら異性体混合物の中で主要な割合で
存在する。ここで使用することのできるシス−およびト
ランス異性体の混合物は、優勢的なトランス異性体と残
分のシス異性体とよりなり、すなわちそのシス−および
トランス−の異性体合計 100重量部基準で51〜99.5重量
部のトランス異性体と 0.5〜49重量部のシス異性体とか
らなる。最も好ましくは、そのシス−およびトランス−
の異性体合計 100重量部基準で、トランス異性体が少な
くとも約75重量部を占め、そしてシス異性体が残量を占
める。
同等物としては、エステル類、例えばジアルキルエステ
ルのようなアルキルエステル、ジアリールエステル、無
水物、酸塩化物、酸臭化物等が含まれる。好ましい化学
的同等物は、そのジアルキルエステルであり、そして最
も好ましい化学的同等物は、そのジメチルエステルであ
り、1,4-シクロヘキサンジカルボキシレートよりなる。
即ち、繰返し単位AのR’部分として上記1,4-シクロヘ
キサンジカルボン酸を用いた場合の残基と同じ残基を通
常のポリエステル合成により与える様な化学的同等物よ
り得たコポリエステルも本発明のコポリエステルであ
る。
シレートは、ジメチルテレフタレートの環水素化によっ
て得ることができ、そしてシス−またはトランス−位置
にカルボン酸基を有する2つの異性体が得られる。それ
らの異性体は上述の様に分離することができ、そしてそ
のトランス異性体は上述の理由から主要な割合で存在す
るのが特に好ましい。それら異性体の混合物が先に説明
したように適しており、そして好ましくは先に説明した
量で存在する。
香族ジカルボン酸は、イソフタル酸、テレフタル酸、1,
2-ジ(p-カルボキシフェニル)エタンおよび 4,4'-ジカ
ルボキシジフェニルエーテルから選ばれる芳香族ジカル
ボン酸またはその化学的同等物である。好ましい芳香族
ジカルボン酸はテレフタル酸である。
ステル類、ジアルキルエステルなどのようなアルキルエ
ステル、ジアリールエステル、無水物、酸塩化物、酸臭
化物等を含む。好ましい化学的同等物は、そのジアルキ
ルエステルであり、そして最も好ましい化学的同等物は
そのジメチルエステルであり、特にジメチルテレフタレ
ートよりなる。即ち、繰返し単位BのR”部分として上
記芳香族ジカルボン酸を用いた場合の残基と同じ残基を
通常のポリエステル合成により与える様な化学的同等物
より得たコポリエステルも本発明のコポリエステルであ
る。
ールまたはその化学的同等物と、トランス異性体を優勢
的に含む1,4-シクロヘキサンジカルボン酸またはその化
学的同等物とテレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸また
はその化学的同等物との縮合またはエステル交換によっ
て得られ、前記した様な繰返し単位AおよびBを有す
る。R’は1,4-シクロヘキサンジカルボン酸またはその
化学的同等物のシスおよびトランス異性体の混合物から
誘導された脱カルボキシル化された残基であって、この
混合したものは優勢的にトランス異性体を含む。R”は
芳香族ジカルボン酸またはその化学的同等物から誘導さ
れた脱カルボキシル化された残基である芳香族基を表し
ている。
次式の繰返し単位を有する。
タンジオールから誘導され、上記R' はトランス−また
はシス−のシクロヘキサンジカルボキシレートまたはそ
の化学的同等物から誘導されたトランス−またはシス−
のシクロヘキサン環であり、そしてこれは優勢的にトラ
ンス異性体を含む混合物よりなり、R" はテレフタル酸
またはその化学的同等物から誘導された芳香族不飽和環
であり、A単位とB単位のモル比(A:B)は1:9乃
至1:1である。
米国特許第 2,465,319号、同第 2,901,466号、同第 3,0
47,539号および同第 3,515,628号の教示に従って作るこ
とができる。
ともに、例えばテトラキス(2-エチルヘキシル)チタネ
ートのような適当な触媒の存在下、代表的には最終生成
物に基づきチタン約20〜200ppmの存在下に行われる。
の化学的同等物の芳香族ジカルボン酸またはその化学的
同等物に対するモル比は、そのコポリエステルの衝撃強
度が個別の各ホモポリマーの衝撃強度を超えて高められ
るような値であるべきである。この比は1:1ないし
1:9の範囲である。とりわけシス−およびトランス−
の1,4-シクロヘキサンジカルボン酸またはシス−および
トランス−のジメチル-1,4- シクロヘキサンジカルボキ
シレートであって、シス異性体がほんの僅かではあるが
測定可能な量である混合物、すなわちシス型対トランス
型の比率が1:3またはそれ以下であるようなシス異性
体とトランス異性体との混合物である場合に、特に前記
範囲が好ましい。
であって迅速に結晶化する。それらはアルカンジオール
と1,4-シクロヘキサンジカルボン酸成分または芳香族ジ
カルボン酸成分のいずれかとのホモポリマーのそれぞれ
の融点の間の単一の融点を有し、これはそれら2つの異
なったエステルセグメントの真の共結晶化を示すもので
ある。これと対照的に、それらの各ホモポリマーの溶融
混合物は、それぞれの明確に異なった溶融ピークおよび
2つの明確に異なる結晶化ピークを示す。
合物について特に述べる。この様な組成物は、この技術
分野において通常の知識を有する者に知られた通常の方
法によってモールド成形し、押出し成形し、または熱成
形して種々の成形品とすることができる。
法を、これらの組成物の製造のために用いることができ
る。例えばそれら組成物は、あらゆる適当な混合装置、
共混練装置または押出し機を用い、この技術分野におけ
る通常の知識を有する者に知られる条件下で製造でき
る。
維、補強用充填材、衝撃特性改質剤、難燃剤、顔料また
は以上のもののいずれかの組合せのような通常の添加物
をその組成物に加えることができる。
ステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリアセタール樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエーテル
エステル樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエーテル
イミドエステル樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテル
スルホン樹脂、上述の各樹脂のいずれいかの単位を含む
インターポリマー、それらのいずれかの配合物または上
述のもののいずれかの組合せよりなる組成物である。
ー並びにコポリマー、置換スチレンのポリマー並びにコ
ポリマー、例えばビニルトルエンおよびα−メチルスチ
レンと、例えばアクリルニトリル、メチルメタクリレー
ト、マレイミドまたは無水マレイン酸のような共重合可
能なビニルモノマーとからのそれ、およびスチレンおよ
びその関連化合物と例えばブタジエンのような骨格ポリ
マーとのグラフト重合物、すなわちハイインパクトポリ
スチレン、HIPSとして知られているようなスチレン
重合物等を含む。
シカルボン酸の重縮合によって、または好ましくはジカ
ルボン酸と飽和ジオールとからの合成によって得られる
ような線状飽和ポリエステル類である。これらは、限定
されるものではないが、ポリ(ブチレン−トランス−1,
4-シクロヘキサンジカルボキシレート)、ポリ(1.4-ブ
チレンテレフタレート)等を含む。
は、6〜12個の炭素原子を有するラクタム類の線状重縮
合物、およびジアミンとジカルボン酸との通常の重縮合
物、例えばナイロン6,6、ナイロン6,8、ナイロン
6,9、ナイロン6,10、ナイロン6,12、ナイロ
ン8,8およびナイロン12,12である。他の挙げる
べき例は、対応するラクタム類から製造されるナイロン
6、ナイロン11およびナイロン12である。加えて、
例えばイソフタル酸またはテレフタル酸のような芳香族
ジカルボン酸と、例えばヘキサメチレンジアミンまたは
オクタメチレンジアミンのようなジアミン類との重縮合
物、脂肪族出発物質の、例えばm-およびp-キシリレンジ
アミンと、アジピン酸、スベリン酸およびセバシン酸と
の重縮合物、および、例えばシクロヘキサンジカルボン
酸、シクロヘキサンジ酢酸、4,4'- ジアミノジシクロヘ
キシルメタンおよび 4,4'-ジアミノジシクロヘキシルプ
ロパンのような脂環式出発物質に基づく重縮合物を用い
ることができる。これらのナイロンは、好ましくは、濃
硫酸中1%濃度で24℃における測定で2.30〜3.60の相対
粘度を有する。
- プロパン−ビス(4-フェニル)-カーボネートであり、
このものはホスゲンまたはジフェニルカーボネートを2,
2-ビス(4'- ヒドロキシフェニル)-プロパンと反応させ
ることによる通常の方法に従い製造される。他の好まし
いポリカーボネートは、追加的コモノマーとしてテトラ
ブロモビスフェノールAを含み、これはその成形用組成
物の耐火性を改善する。
は、なかでもオキシメチレンポリマー、すなわちポリオ
キシメチレンが特に重要である。しかしながらオキシメ
チレン基に加えて30重量%まで、好ましくは 0.1〜25重
量%の他のオキシアルキレン基(例えばオキシエチレン
基、トリメチレンオキシド基或いは好ましくはテトラメ
チレンオキシド基)を含むオキシメチレン共重合体もタ
ーポリマーと同様に適している。分子の末端基がエステ
ル化、エーテル化または他の通常の連鎖停止反応によっ
て劣化に対して安定化されているオキシメチレンホモポ
リマーを使用するのが好ましい。これらのオキシメチレ
ンポリマーは、通常約 130℃の融点を有する。
は、ポリアリーレンエーテル類を包含し、それらのなか
では特にポリフェニレンエーテルが挙げられる。ポリ
(2,6-ジメチル-1,4- フェニレンオキシド)を使用する
ことが好ましく、そしてその溶融粘度を低下させて成形
加工性を改善するためにこれに約10〜90重量%のポリス
チレン(ポリフェニレンエーテルとポリスチレンとの混
合物基準)を添加混合するのも有利である。もしポリフ
ェニレンエーテルを、例えばポリアミド、ポリカーボネ
ート、ポリエステルまたはそれらの混合物等とともに配
合する場合には、相容性改善のために少量の例えば無水
マレイン酸、フマル酸のような官能性付与剤を公知の方
法でそのポリフェニレンエーテルと反応させることがで
きる。
のみに限定されないが、アクリレートまたはメタクリレ
ート、ジエンまたは上のものの混合物から誘導されるゴ
ム様コア、およびビニル系重合体または共重合体の外側
シェルを有する多段コア−シェルポリマーを包含し、そ
れらのうちのあるものは市販において入手することがで
き、例えばローム・アンド・ハース社から市販されてい
るものであって、PARALOID(商標) EXL 3330としても知
られているACRYLOID(商標)KM 330の商品名のもの、ま
たはPARALOID(商標)EXL 3691としても知られているAC
RYLOID(商標)KM 653の商品名のもの等である。
限定されるないが、ビニルシアニド−共役ジオレフィン
−アルケニル芳香族化合物のグラフト共重合物によって
典型的に表わされるABS改質剤である。これらは特に
アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体を含
むが、また類似の物質の混合物をも包含する。
のアクリルニトリルに対する比率は、約 3.5:1〜約
2.5:1の範囲であり、そしてブタジエンのスチレン/
アクリロニトリルに対する比率は7:3である。最も好
ましくは、スチレンのアクリロニトリルに対する比率は
3.5:1、3:1または 2.5:1のいずれかである。
が、これらによって本発明はなんら制限されるものでは
ない。
記しない限り重量基準である。衝撃強度は、特記しない
限り、室温(RT= 23 ℃)において測定した ASTM-D-
256に従うノッチ付きおよびノッチ無しのアイゾッド値
または Dynatup衝撃値である。強度特性は、曲げ率、曲
げ強さ、引張破断強さ、および引張伸びについて ASTM-
D-638 に従って測定した。溶融粘度は、特記しない限り
250℃において求めた値である。以下の例において用い
た全てのポリ(1,4-ブチレン-1,4- トランス−シクロヘ
キサンジカルボキシレート)、全ての1,4-トランス−シ
クロヘキサンジカルボキシレート並びにそれらの化学的
同等物、およびこれを含む組成物は、測定可能であるけ
れども非常に少ないシス異性体を含んでいるものを示
す。
ルボキシレート(t-DMCD)と、101.0 部の1,4-ブタ
ンジオール(BD)と、テトラキス(2-エチルヘキシ
ル)チタネートの形のチタン約160ppmとから、エステル
交換によりポリ(1,4-ブチレン-1,4-トランス−シクロ
ヘキサンジカルボキシレート)(PBCD)を製造し
た。
3.5オンスVan Dorn射出成形装置で、バレル部温度 250
℃、ノズル温度 260℃、および金型温度75℃において成
形した。それらの性質を表1にまとめて挙げる。
ート(t-DMCD)およびジメチルテレフタレート(D
MT)[モル比1:1]合計21.0部と、過剰量の1,4-ブ
タンジオール(BD)と、テトラキス(2-エチルヘキシ
ル)チタネートの形のチタン約160ppmとからエステル交
換によりコポリエステルを製造した。
度Tm のピークおよび融解のエンタルピーHm を求める
べく20℃/分の加熱速度で、また結晶化温度Tc のピー
クおよび結晶化エンタルピーHc を求めるべく冷却速度
60℃/分で行なった。それらの性質を表1にまとめて挙
げる。
の操作に従い行った。引張試験用およびアイゾッド試験
用の棒を 3.5オンスVan Dorn射出成形装置で、バレル部
温度 250℃、ノズル温度 260℃、および金型温度75℃に
おいて成形した。それらの性質を表1にまとめて挙げ
る。
の操作に従いコポリエステル(溶融粘度5000ポイズ)を
製造し、これを実施例1と同様に成形して試験した。圧
力600psi、サイクル時間30秒、バレル部温度 250℃、ノ
ズル温度 260℃および2つの金型内の金型温度75℃にお
いて 3.5オンスVan Dorn射出成形機中でスパイラルフロ
ーを測定した。前記2つのモールドの一方は各々0.048"
× 0.313" 、0.032"×0.313"、および0.016"×0.313"の
断面積を有し中心から放射状に伸びる3つの通路を有
し、そしてもう一方は0.096"×0.313"の断面積を有する
1つのモールド通路を有する。それらの性質を表1にま
とめて挙げる。
の操作に従いコポリエステル(溶融粘度3000ポイズ)を
製造し、これを実施例1〜3と同様に成形して試験し
た。それらの性質を表1にまとめて挙げる。
の操作に従いコポリエステル(溶融粘度1900ポイズ)を
製造し、これを実施例1〜3と同様に成形して試験し
た。それらの性質を表2にまとめて挙げる。
と混合した。得られた組成物を、バレル部温度 250℃に
おいて100rpmで運転されている2.5"単一スクリュー押出
し機で押し出した。押し出された組成物を実施例1〜3
の操作に従い成形して試験した。それらの性質を表2に
まとめて挙げる。
の操作に従いコポリエステル(溶融粘度4800ポイズ)を
製造し、これを実施例1〜3と同様に成形して試験し
た。それらの性質を表2にまとめて挙げる。
の操作に従いコポリエステル(溶融粘度2000ポイズ)を
製造し、これを実施例1〜3と同様に成形して試験し
た。それらの性質を表2にまとめて挙げる。
と混合した。得られた配合物を押し出し、実施例1〜3
の操作に従い成形して試験した。それらの性質を表2に
まとめて挙げる。
の操作に従いコポリエステル(溶融粘度5600ポイズ)を
製造し、これを実施例1と同様に成形して試験した。そ
れらの性質を表2にまとめて挙げる。
タンジオール(BD)と、テトラキス(2-エチルヘキシ
ル)チタネートの形のチタン約160ppmとから、エステル
交換によりポリ(1,4-ブチレンテレフタレート)(PB
T)を製造した。このポリエステルを実施例1〜3の操
作に従い成形して試験した。それらの性質を表3にまと
めて挙げる。
テル交換により得た 100.0重量部のポリ(1,4-ブチレン
テレフタレート)〔General Elec. 社の PBT-Valox(商
標)307 〕を実施例1〜3の操作に従い成形して試験し
た。それらの性質を表3にまとめて挙げる。
テル交換により得た 99.75部のポリ(1,4-ブチレンテレ
フタレート)〔General Electric社の PBT-Valox(商
標)325M〕、および0.25部の離型剤/安定化剤パッケー
ジを押出し、実施例1〜3の操作に従い成形して試験し
た。それらの性質を表3にまとめて挙げる。
テル交換により得た 99.65部のポリ(1,4-ブチレンテレ
フタレート)〔General Electric社の PBT-Valox(商
標)325 〕および0.35部の離型剤/安定化剤パッケージ
を押出し、実施例1〜3の操作に従い成形して試験し
た。それらの性質を表3にまとめて示す。
A* 〜10D* と比較したときに、本発明のコポリエス
テルの延性が、ノッチ付きアイソッド衝撃強さで測定し
てホモポリマーのそれよりも著しく優れていることを示
している。また実施例3〜9は、比較例10A* 〜10
D* と比較したときに、本発明のコポリエステルのメル
トフローが改善されていることを示している。
クロヘキサンジカルボキシレート及びジメチルテレフタ
レートのコポリエステル B):tDMCM はジメチル−トランス-1,4- シクロヘキサン
ジカルボキシレートの略記号、DMT はジメチルテレフタ
レートの略記号 C):ノッチ付きアイゾット値(室温) D):ノッチ無しアイゾット値(室温)
クロヘキサンジカルボキシレート及びジメチルテレフタ
レートのコポリエステル B):tDMCM はジメチル−トランス-1,4- シクロヘキサン
ジカルボキシレートの略記号、DMT はジメチルテレフタ
レートの略記号 C):ノッチ付きアイゾット値(室温) D):ノッチ無しアイゾット値(室温)
クロヘキサンジカルボキシレート及びジメチルテレフタ
レートのコポリエステル B):tDMCM はジメチル−トランス-1,4- シクロヘキサン
ジカルボキシレートの略記号、DMT はジメチルテレフタ
レートの略記号 C):ノッチ付きアイゾット値(室温) D):ノッチ無しアイゾット値(室温)。
度7500ポイズ)、1.0部のポリ(1,4-ブチレン−トラン
ス−シクロヘキサンジカルボキシレート)(PBCD)
(溶融粘度6000ポイズ)、および 0.2部の酸化防止剤の
溶融配合物を調製し、押出し、実施例1〜2と同様に成
形して試験した。それらの部分は真珠様外観を呈してい
た。DSC曲線は、それぞれの成分の個別の溶融および
結晶化に対応する2重の溶融温度と結晶化温度とを示し
た。それらの性質を表4にまとめて示す。
溶融粘度約8000ポイズ、ミネソタ州ピッツフィールドの
General Electric Company 社の Valox(商標)315 〕
およびポリ(1,4-ブチレン−トランス−1,4-シクロヘキ
サンジカルボキシレート)(PBCD:溶融粘度2500ポ
イズ)の溶融配合物を調製し、押出し、実施例1〜2と
同様に成形して試験した。161 ℃および 226℃に2つの
明確なDSC融解ピークが見出された。加えて、170 ℃
および 132℃に2つの明確な結晶化ピークが見出され
た。それらの性質を表4にまとめて示す。
度7500ポイズ)、2.0部のポリ(1,4-ブチレン−トラン
ス−1,4-シクロヘキサンジカルボキシレート)(PBC
D)(溶融粘度6000ポイズ)および 0.2部の酸化防止剤
の溶融配合物を調製し、押出し、実施例1〜2と同様に
成形して試験した。それらの部分は真珠様外観を呈して
いた。DSC曲線は、それぞれの成分の個別の溶融およ
び結晶化に対応する2重の溶融温度と結晶化温度とを示
した。それらの性質を表4にまとめて示す。
T)( General Electric Company 社の Valox(商標)
315 〕と、1.0 部のポリ(1,4-ブチレン−トランス−1,
4-シクロヘキサンジカルボキシレート)(PBCD)
(溶融粘度1100ポイズ)の溶融配合物を調製し、押出
し、実施例1〜2と同様に成形して試験した。それらの
性質を表4にまとめて示す。
比較したときに、本発明のコポリエステルはノッチ付き
アイソッド衝撃強さで測定して、それぞれの同じ反応材
から作られたホモポリマーポリエステルの溶融配合物よ
りも改善された延性を有することを示している。
融ピークおよび結晶化ピークは、比較例11* および1
4* において観測された2つの独立した溶融ピークおよ
び比較例11* において観測された2つの独立した結晶
化ピークと比較したときに、本発明のコポリエステルの
ブチレンシクロヘキサンジカルボキシレートセグメント
とブチレンテレフタレートセグメントとの驚くべき共結
晶化を示している。
ロヘキサンジカルボキシレートの略記号、PBT は、ポリ
(1,4-ブチレンテレフタレート)の略記号〔ミネソタ州
ピッツフィールドの General Electric Company 社の V
alox(商標)315 〕 B):ノッチ付きアイゾット値(室温) C):ノッチ無しアイゾット値(室温) [実施例15] 実施例2の操作に従って製造したコポリエステル50.0部
と、ポリ(1,4-ブチレンテレフタレート)(PBT)
(溶融粘度約8000ポイズ、General Elec. 社の Valox
(商標)315 )50.0部との、総括t-DMCD:DMTが
1:5の溶融配合物を押出し、実施例1〜2と同様に成
形して試験した。透過電子顕微鏡検査はこの配合物が均
質であることを示した。それらの性質を表5にまとめて
示す。
と、ポリ(1,4-ブチレン−トランス−1,4-シクロヘキサ
ンジカルボキシレート)(PBCD)(溶融粘度3000ポ
イズ)50.0部との、総括t-DMCD:DMT比率が2:
1の溶融配合物を押出し、実施例1〜2と同様に成形し
て試験した。透過電子顕微鏡検査はこの配合物が均質で
はないけれどもインターペネトレーティングネットワー
ク(interpenetrating network)のドメインを形成した
ことを示した。それらの性質を表5にまとめて示す。
ート(t-DMCD)およびジメチルテレフタレート(D
MT)[モル比1:2]と、過剰量の1,4-ブタンジオー
ル(BD)と、テトラキス(2-エチルヘキシル)チタネ
ートの形のチタン約160ppmとから、エステル交換により
製造した 250℃における溶融粘度が2200ポイズのコポリ
エステル60.0部、およびポリ(1,4-ブチレンテレフタレ
ート)(PBT:General Electric社の Valox(商標)
325 )40.0部の、総括t-DMCD:DMT比率が1:4
の溶融配合物を押出し、実施例1〜3と同様に成形して
試験した。この配合物は均質である。それらの性質を表
5にまとめて示す。
(1,4-ブチレンテレフタレート)(PBT:溶融粘度約
5800ポイズ、General Elec. 社の Valox(商標)325 )
との、総括t-DMCD:DMT比率が1:3の溶融配合
物を押出し、実施例1〜3と同様に成形して試験した。
この配合物は均質である。それらの性質を表5にまとめ
て示す。
ート(tーDMCD)およびジメチルテレフタレート(D
MT)[モル比1:3]と、過剰量の1,4-ブタンジオー
ル(BD)と、テトラキス(2-エチルヘキシルチタネー
ト)の形のチタン約160ppmとから、エステル交換により
製造した溶融粘度が2400ポイズのコポリエステル80.0
部、およびポリ(1,4-ブチレンテレフタレート)(PB
T:General Elec. 社の Valox(商標)325 )20.0部と
の、総括t-DMCD:DMT比率が1:4の溶融配合物
を押出し、実施例1〜3と同様に成形して試験した。そ
れらの性質を表5にまとめて示す。
の溶融粘度 8000 ポイズ、General Electric社の Valox
(商標)315 〕 E): ポリ(1,4-ブチレンテレフタレート)〔 250℃で
の溶融粘度 5800 ポイズ、General Electric社の Valox
(商標)325 〕 F): ポリ(ブチレンシクロヘキサンジカルボキシレー
ト)〔 250℃での溶融粘度 3000 ポイズ〕 G):ノッチ付きアイゾット値(室温) H):ノッチ無しアイゾット値(室温)。
ーボネート樹脂(ポリ(ビスフェノールA)カーボネー
ト:General Electric社の Lexan(商標)120)との配
合物を押出し、混合し、実施例1〜2と同様に試験し
た。
において1分間当り20℃の加熱速度で加熱したときに、
この配合物は 14.2J/gの結晶化エンタルピーで 133℃に
おいて結晶化した。それらの性質を表6にまとめて示
す。
州ピッツフィールドのGeneral Electric社の Lexan(商
標)120 〕 C):20℃/minで加熱した時の結晶化のピーク温度 D):20℃/min で加熱した時の結晶化のエンタルピー E):ノッチ付きアイゾット値(室温) F):ノッチ無しアイゾット値(室温)。
溶融粘度約5000ポイズを有するポリ(ブチレンシクロヘ
キサンジカルボキシレート)15.0部、および、重合され
たブタジエン並びにスチレン、メチルメタクリレート並
びにジビニルベンゼンのコアと、重合されたスチレンの
第2段/シェルと、重合されたメチルメタクリレート並
びに1,3-ブチレングリコールメタクリレートの外側シェ
ルとを有するコア−シェル多段ポリマー(PARALOID(商
標)EXL 3330としても知られているペンシルバニア州フ
ィラデルフィアの Rohm & Haas社の ACRYLOID (商標)
KM330)15.0部、および、安定化剤パッケージ 1.0部と
の混合物を押出し、実施例1と同様に成形して試験し
た。この配合生成物は可撓性があり、かつ弾性があっ
た。それらの性質を表7にまとめて示す。
イズ B): 250℃での溶融粘度5000ポイズ C):コアシェル多段ポリマー:コア=重合したブタジエ
ン及びスチレン、メチルメタクリラート及びジビニルベ
ンゼン、第2段シェル=重合したスチレン、外側シェル
=重合したメチルメタクリラート及び1,3-ブチレングリ
コールジメタクリラート〔ペンシルバニア州フィラデル
フィアの Rohm & Haasの PARALOID (商標)EXL 3691
として知られているACRYLOYD(商標)KM 653〕 D):ノッチ付きアイゾット値(室温) E):ノッチ無しアイゾット値(室温)。
ンス比=25:75)を、少量のチタンエステル触媒の存在
下、各々 5.0部のジメチルテレフタレートおよび 5.0部
のジメチル−トランス−1,4-シクロヘキサンジカルボキ
シレートと反応させることによってランダムコポリマー
を製造した。
差走査熱分析において加熱したときに、151 ℃の結晶化
温度ピークおよび 16.9J/gの結晶化エンタルピーで結晶
化した。更に加熱したときに、この生成物は 20.5J/gの
融解エンタルピーで 222℃の単一融点を示した。この物
質はDSC装置中で60℃/分の速度で冷却したときに、
本発明のランダムPBCD/DMTコポリマーと対照的
に充分には結晶化しなかった。
4-シクロヘキサンジカルボキシレートから、7.4 部のシ
ス:トランス比=25:75のシクロヘキサンジメタノール
および少量のテトラキス(2-エチルヘキシル)チタネー
ト触媒を用いて前記の操作によりコポリエステルを製造
した。
で 222℃における単一融点を示した。加熱したときに、
この物質は 16.9J/gの結晶化エンタルピーで 150.8℃に
おいて結晶化した。
物および試験方法は参考資料として採用される。以上記
述した詳細な説明から、この技術分野において習熟した
者には本発明の多くの変法が自明であろう。このような
自明の変形態様の全ては本願特許請求の範囲に完全に包
含されるものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記式 【化1】 (式中、Rは直鎖状、分岐鎖状または脂環式の2〜10個
の炭素原子を有するアルカンジオールの残基を表わし、
R’は1,4-シクロヘキサンジカルボン酸のシスおよびト
ランス異性体を、シスおよびトランス異性体の合計 100
重量部基準でシス異性体が 0.5乃至49重量部、トランス
異性体が99.5乃至51重量部となるよう混合したものの残
基を表わし、R”はイソフタル酸、テレフタル酸、1,2-
ジ(p-カルボキシフェニル)エタンおよび 4,4'-ジカル
ボキシジフェニルエーテルから選ばれる芳香族ジカルボ
ン酸の残基を表わす。)で表される繰返し単位を、A単
位とB単位のモル比(A:B)が1:9乃至1:1であ
るよう含んで成り、かつ250℃における溶融粘度が1
900〜6000ポアズであるコポリエステル。 - 【請求項2】 前記アルカンジオールが、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコールお
よびシクロヘキサンジメタノールより成る群から選ばれ
る請求項1記載のコポリエステル。 - 【請求項3】 前記アルカンジオールが、1,4-ブタンジ
オールよりなる請求項2記載のコポリエステル。
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CA002063507A CA2063507A1 (en) | 1992-02-27 | 1992-03-19 | Poly(akylene cyclohexane dicarboxylate)-(alkylene terephthalate) copolyesters |
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